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14.ねこまた

 


 人間の女性にもだいぶ慣れてきた。精力も高い。

 きっと精力が高ければ、もっと先まで進むこともできるだろう。

 若いお姉ちゃんや、大人のレディたちと、体を何度も重ね合わせてきた。それでも、いくら戦っても、辛勝しかできないのは、この体の特質のせいだ。

 残念ながら、僕たちクローンは、14歳の少年としてしか製作されない。だから、相手にする敵はみんな年上の若娘たちなのである。

 そんな彼女たちが、僕の包茎ペニスを手で扱き、口に含み、皮をこじ開け適当を直接舐め、ハリのある乳房に挟み込んではしごき、脇の下や背中やお腹、太もも、お尻でしごく。そしてオンナに飲み込んで、射精を促すよう甘美に腰を激しく動かしてくるんだ。

 僕はいつも、そんな彼女たちにイかされそうになりながら、必死で踏ん張り、堪え、愛撫攻撃を中心に反撃して、かろうじて勝利してきた。

 勝つと同時に僕はすぐさまモルモットルームへと戻り、ペニスを自分でかわいがって射精させる。ここでなら射精しても洗脳されない。

 彼女たちの柔らかい手やおっぱい、抱き合った時の心地よい肌触り、激しいフェラチオの感覚、そして挿入後の締め上げる膣圧を思い出すだけで、射精はすぐにでも訪れた。

 そしてしこたま抜いて、空っぽになったところで完全回復、もう一度外に出て戦うのだ。

 戦っては戻り、戦っては戻りを繰り返すうちに、どんどんレベルが上がっていく。

 だが、レベルが上がり続けたからといって、戦闘が楽になることはなかった。

 大人の男性であれば、レベルが上がればペニスの硬さ、太さ、長さなども変わり、攻撃力も増すだろう。また、さんざん女体にしごかれ続け、耐性がついて、防御力も高まるだろう。

 僕の場合は、ずっと包茎ペニスのやわらかいままで、小さく、相手の細い指くらいにしかならない。つまり攻撃力は高くならない。

 また、いくら女を抱いても、そのやわらかくすべすべの心地よい肌の感触には、いつまで経っても慣れることはない。女の子に手を握られただけで、そのしっとりしなやかな感触に、ジンジンと全身がしびれるような気恥ずかしい心地よさを感じてしまう。まして直接ペニスを握られたら、大ダメージを受けてしまうままだ。

 つまり、防御力もほとんど上がらないままなんだ。

 ただ、レベルが上がるにつれて、精力が上がっていき、いくら感じても、射精にはいたらない体になっている。

 そのことと、これまでのクローンたちによって積み重ねられてきた経験の知識が、僕をずいぶん助けた。

 戦闘を重ねるごとに、射精しにくい身体になっていく。堪えきる我慢強さが高まったのか。気持ちいいのに、射精してはいけないという強い思いで、脈打たないでいられる時間が長くなったのだ。

 その間に反撃すれば、相手は比較的あっさりと絶頂してくれる。彼女たち自身が快感を愉しんでいるためだろう。

 そうやってどんどんレベルを上げ続け、さらに下の階に向けて突き進むんだ。



ねこまた1



「おっ、男の子発見にゃ。」
こいつは……好色妖怪のねこまただ。

 雌猫が化けて、呪いを完成させるという伝説の妖怪である。飼い主や自分自身をひどい目に遭わせた男のもとに毎晩訪れ、精を奪い続けて死に至らしめるという。

「するにゃん! エッチするにゃん!」
ねこまたはすぐさま僕に飛び掛かり、無理にでもセックスに持ち込もうとする。

 こうなったら、戦って撃退するしかない!



ねこまた2



 僕は変則的な側位でねこまたと結合した。

 変則的になったのは、彼女が体をひねり、挿入しているにもかかわらず右足を伸ばして腰をひねり、ぐっと上体を上に向けたためである。

「さあ突くにゃん! どんどん突くにゃん!」
ねこまたはせっせと動く僕をさらにせっついてくる。

「うぅ……」
思った以上の膣の良さだ。やはり人外、相当に攻撃力が高い。

 膣のヒダが入り口側に弁のように引っかかる構造になっており、それがペニス全体をゾワゾワとかき混ぜてくる。ごくわずかに引き抜くことができても、それより腰を引こうとすると、ぎゅっと絡みついて、引き抜くことができない構造になっている。

 僕は彼女の左足を抱えたまま、積極的に腰を前後させてペニスをピストン、ねこまたを悦ばせた。

 だが、突けば突くほど、ペニスの心地よさは高まる一方だった。腰をひねった耐性で受け入れている猫又の膣は、ねじれるようにぎゅっと収縮し、ペニスにこれでもかと圧迫をやわらかく加えてくるのだ。

 それでいて、ちょっとざらつくような密集ヒダが、ペニス先端から根元までをまんべんなくかわいがり、しごき立て、快楽の内に子種を吸い取ろうともごもご蠢いている。

 僕がピストンすると、彼女の右足が僕の内股をこすれ、ツルツルのやわらかな生足がしっとりと僕の両足の間を滑っていく。玉袋までこすれていくので、たまらない心地よさだった。



ねこまた3



「ほれほれ。もっと動くにゃん。きもちいいにゃん? いっぱい動いてそのまま出しちゃえ!」

 ねこまたの方もグリングリンと腰をひねって、前後左右グラインドを加えてくる。

 やわらかなふくらはぎが僕の方を滑り、女体の心地よさをあらためて思い知らせてきた。

 本当に、いい気持ちだ。気を抜けば、このまま射精してしまってもおかしくはない。

 ねこまたはこうやって、男を逃げられないようにして、一晩中精を絞り続け、それを毎日くり返して、敵の男を衰弱死させるのだろう。この妖怪の妖艶さと恐ろしさを、あらためて思い知る。

 もっちもちの太ももが、僕の上半身と内股を滑っていき、そのシコシコした弾力で追い詰めてくる。そこに、妖怪ならではの、人間の女性では出せないような変幻自在のオンナが、直接ペニスをいたぶっているのである。

 僕は次第に、悩ましい溜息を頻繁に漏らすようになっていった。

「ぉぁはっ……」
「あはっ、イキそうにゃん? いいよ、このままいっぱい出して……さっさとイクにゃん。」
ぎゅうっとオンナが締まる。



ねこまた4



 ねこまたはさらに、体をひねりながらグリングリンと腰を悩ましく揺り動かしてくる。

 ピストンするたびに膣の味わいが変わり、僕はひとコスリする度に別の女性に入れているような錯覚さえ覚える。

 ついに腰の動きが止まってしまった。

 これ以上積極的に攻撃すれば、彼女の膣によるカウンターダメージに耐えきれない。じわりと多幸感がこみ上げるのを、必死で押さえつけた。

「休んでる暇はないにゃん。ほれほれ♪」

 ねこまたは容赦なく腰を振り、ピストンしない分、彼女の方から積極的にペニスを出し入れしてくる!

「うああ……やめ……」

 出そうになるところを、かろうじて堪えきった。

 ここは僕の経験とレベルのたまものだ。こんな絶望的な状況になっても、死にたくない一心で射精を堪え、体勢を立て直すことができる。弱い14歳クローンではそううまくはいかない。これまで培ってきたレベルが物を言ったのだ。

 だめだ……まだこの妖怪には勝てない。脱出するしかない。

 僕は強く腰を引いて、挿入を引き抜こうとした。

「ん~~♪ だめにゃん。 一度入れたら、絶対に引き抜けないにゃん!」

 膣内のヒダが逆さに絡まり、ピストンまではできるけれども、それ以上に引き抜こうとすると、ペニスにぎゅっと絡みつくヒダが密集して引っかかり、どうしてもそれ以上引き抜くことができなかった。そして、強烈な快楽が先端に強く刻みつけられるばかりだった。

 それでも引き抜こうとする僕に痺れを切らしたねこまたは、突如結合したまま体勢を変えてきた!



ねこまた5



「あはっ☆ 私の得意な体位にゃん。 逃げようとする悪い子供には、徹底的にお仕置きにゃん!」
「あうああっ!」

 ねこまたは器用に体を回転させると、グリンとバックの体勢になり、またもやペニスを根元まで飲み込んでしまった。

 しかも、彼女が体をひねったので、ペニスはねじれた状態で挿入されていて、それが彼女のオンナをさらに狭くやわらかなものに仕立て上げるのだった!

「これで私の方からピストンできるにゃん! ほれそれっ、気持ちいいにゃ?」
「んああ!」

 出しそうになっているペニスに、さらなる快楽が襲いかかる。

 今度はねこまたの方がお尻を振り上げるようにして積極的に腰を振り、ペニスを激しく出し入れしてくる!

「ほれほれっ、オッパイ揉むにゃん!」「うあああ……おっぱい柔らかいぃ……」
完全に主導権を握られた僕は、脱出できずに悶絶するばかりだった。



ねこまた6



 ねこまたはお尻を僕の腰にスーリスーリさせながら、さらにピストンを早めてくる!

 後ろに逃げようとしても、彼女のお尻がぴったり張りついてきて、そのやわらかな弾力を決して離そうとはしない。そしてさらに腰を揺らし、振り、震えさせて、イク寸前のペニスをこれでもかと悦ばせてくるのだった。

「あはっ、いい顔にゃん。ほおれ! イキそうになってるにゃん。顔でわかるにゃん。たまらない心地よさがお前のココに集中してるにゃん? だったらすぐに出してしまうにゃん。」

 ねこまたの言うとおりだった。

 射精直前の、あのきゅ~んとくすぐったい感触が、股間から全身に拡がっている。

 くっちゅくっちゅとオンナから音がするたびに、シュリシュリとお尻の肌が僕の腰をこすれる音がするたびに、ペニスは律動の瞬間を今か今かと待ち焦がれるようになってしまっている。

 普通なら、とっくに射精してしまっていてもおかしくはなかった。この状態に陥った男性は、数秒も耐えきれないものだ。

 僕もその一人だった。

 だが、ここでイッてしまえば、理性を失い、メインコンピュータの操り人形になってしまう。死ぬことの恐怖が、かろうじて絶頂を押しとどめているにすぎなかった。

 それでもねこまたのバック攻撃は容赦なく続けられた。それどころか、さらに凄艶に悩ましく、そしてスピードを速めて、これでもかこれでもかと激しくオンナを出し入れしてくる!

 どんなに暴れても、決して抜けてしまうことがない膣なので、どこまでも激しく大きく腰を振り続けることができるのだ。

「出しちゃえ! がまんするにゃ!」
「あうう! お尻柔らかいぃっ!!!」



ねこまた7



 どばあっ! どびゅどびゅどびゅ!!

「あははっ☆ 出てるにゃ! いっぱいだにゃ! ……気持ち、良かった?」

 僕はねこまたの乳房を揉みながら、勢いよく彼女のオンナに大量の体液をぶちまけた。

 体の力が抜けていく。それなのに、射精は止まらず、快感が強まる一辺倒だ。

 あああ……天国だ……気持ちいい……いい気持ちだ……もっと出し続けたい……いつまでもいつまでも……この絶頂感に包まれていたい……

 僕はねこまたの快感に負け、イッてしまった。

 だらしなく脱力しながら、数分も脈打ち続けてとうに枯渇しているペニスが、まだ律動し、まだ多幸感に包まれ続けている感覚に酔いしれた。

 やっとペニスが膣から抜けた、と思ったのは間違いだった。

 ペニスは消え、股間に新たに女性器が出現する。僕の体は女性化していく。モンスターに改造されるんだ。

 同時に、快感洗脳電波が脳内に押し寄せてくる。

 この電波は研究所内を四六時中流れているが、普通はそれだけでは洗脳されない。はっきりとした意識が、邪悪な洗脳をはじき返しているのだ。「殺せ」と言われただけでは殺意に結びつかないように、簡単には洗脳に応じないように、人間の脳はできている。

 だが、絶頂した瞬間、頭の中が真っ白になり、何も考えられなくなる。そこに心の隙が生まれ、洗脳電波が押し寄せてくる。

 快感に負けた脳の状態に、さらなる快感に誘う電波が流れ込んでくれば、意志にかかわらずそれに応じてしまうのだ。一度食い込まれれば、自我意識を破壊してでも、洗脳が完了してしまう。

 メインコンピュータに心と体を許したが最後、肉体は瞬時に組み替えられ、女性化してしまうのである。

 これで……僕は終わりなんだ。

 それでも、これからは、別のクローンが研究所を破壊してくれるだろう。

 それまでの間、僕はずっとずっと、このセックスの快楽に浸り続けることができる。

 この、一秒も途切れることのない快楽の波に、これからずっと没頭できるなんて、これ以上の天国がほかにあるだろうか。



###こうしてまた一人、クローンが犠牲になった###


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