3.女子高生Lv2(ブルマ)
迷路のような研究所内をさまよい歩く。
すでに幾人かの敵と戦ってきた。敵に出会ってセックスを迫ってきても、そのほとんどは逃避で済ませてきた。チェリーボムも使っている。敵の目をくらまし、驚かせて戦線離脱させるのだ。
そして、どうにか勝てそうな相手だけ、つまり、性器だけの化け物や乳房型の化け物のみを相手に戦ってきた。
どうやら僕は、クローンとしては不完全らしい。14歳の、性に未熟で、不慣れで、しかも射精しやすい、敏感な年頃に作られてしまっているようなのだ。
その僕に襲いかかってくる女の怪物たちは、みんな僕より年上で、大人の男たちを大勢射精させてきた性の熟練者たちなのである。僕なんかが勝てる相手ではない。
だから僕は、生身の女性をできるだけ相手にしないようにし、化け物だけを倒して、コツコツとレベルを上げることに専念してきたのである。
レベルもそれなりに上がってきた。そろそろ普通の女性タイプの敵と戦っても大丈夫かもしれない。いつまでもこの戦い方をしても、チェリーボムにも限りがあるし。逃げ続けるわけには行かないだろう。
だから、次に現れたお姉ちゃんを相手に、僕は果敢に戦ってみようと決意したのである。
扉をくぐると、17歳女子高生レベル2が現れた!
体操服にブルマという、きわどい格好で僕の目の前に現れたお姉ちゃんは、僕より三つ年上の美少女だった。まだ全体的にあどけなさを残しているものの、体はすっかり成熟している。
僕にとっては年上女性であるが、彼女は間違いなく年上キラーである。20代の男性はもちろんのこと、40以上の熟練した大人の男でさえも、その若々しい魅力で蹂躙し、何人も射精に追い込んできている。
多くの熟年男性が、自分の娘くらいの少女たちを相手に、必死で腰振りと愛撫を続けたにもかかわらず、若すぎる肉体の魅力に勝つことができず、快楽のうちに果てていたのだろう。
14歳の包茎ペニスであるが、僕はすでに女性器型の化け物を数体倒し、おっぱいだけのモンスターにしごかれても我慢した経験がある。
つまり、オンナの感触も女性特有の柔肌の感触も味わってきて、それに耐えきり、さらには積極的に腰をついて女性器だけのモンスターを倒し、乳房を揉みしだいて絶頂に導いてきた。
それで手足がついただけの女子高校生など、今の僕なら互角に戦えるのではないか。
僕はバックで迫ってくる美少女に、むき出しの包茎ペニスで応じた。
「うわあああ!!!」
若く直情的に締まる膣圧に、僕はのけぞった。
スライムのような、無機質な器官とはまるで違っていた。スライムの方もやわらかく突起があり、ぐにぐにと締め付けながら、一心不乱に包茎ペニスをしごいたものだが、お姉ちゃんの快感攻撃力は、それとは比べ物にならないほど、遥かに気持ちがよかった。
何よりも熱さが違う。生身の人間の、ぎゅっと包み込むような、それでいて若々しく直情的な締め付けが、硬くなりきれない中学生のペニスに一気に襲いかかったのだ! 攻撃力が、スライムの比ではない。
ただ快楽を楽しむだけであれば、僕はすでに、入れた瞬間に射精してしまっていただろう。だが、出してしまったら僕は洗脳され、自由意志を失い、性別まで改造されてしまい、メインコンピューターの意のままに操られてしまうことになるのだ。僕は渾身の力で踏ん張った。
快感に負けてはいけない。僕は女体を楽しむことなく、機械的に彼女の胸を揉み、生足をさすり、しっかり腰を持っては、ペニスをオンナに突き立て続けた。
多少はレベルも上がっているので、攻撃力と耐久力もついている。そのために、瞬時にして高められてしまうこともなかった。だが、精力がどんどん目減りしていっているのがわかる。
熟練した大人の男たちは、攻防においては決して17歳には負けないだろう。そのくらいに、相手も性そのものには慣れきっているわけではない。ただ、その若くモチモチしたみずみずしい肌触りと、本来相手にしてもらえない年代であるにもかかわらず、行為に及べていることの興奮によって、ついつい彼女の魅力と快感に負け、気が緩んでしまうのだろう。
細く肌色のペニスは、お姉ちゃんの膣内でグニグニ揉みしだかれ、気を緩めれば射精してしまいそうなほどにまで追い詰められてしまっている。それでも僕は愛撫と腰振りを併用させて、イキたくない死にたくないという思いだけでブルマ少女を攻撃し続けた。
僕が甘かった。
スライムたちに勝てたからといって、そのまま生身の女性にも簡単に勝てるだろうと思ったのが大間違いだった。もっとしっかり経験を積まなければ、この先に進むことはできないということを痛感させられたのだった。
「あうぅん!」
体操服のお姉ちゃんが僕より早く絶頂を迎えた。彼女がずっと相手にしてきた男たちへの媚態は得意だったかもしれないが、僕のような少年には不慣れだったようだ。
こっちもイク直前まで高められてしまっていたが、なんとか初めて、女性型のモンスターを倒すことができたのだった。
一旦戻って仕切り直さなければ。僕はモルモットルームに向けて足を速めた。しかし……
突然僕は、別のブルマ少女に抱きつかれてしまった!
「挿入以外の、女子高生の魅力を教えてあげるッ!!」
お姉ちゃんはその発達しきった太い生足で、僕の股間を撫で上げた。僕の足よりもずっと太く肉付きの良い生足が、しっかりと僕の両足の間に挟み込まれ、すべすべの感触を刻みつけてくる!
大人の女性と違って、若くみずみずしくきめの細かい肌触りで、太いのにとても綺麗な生足だ。どこもかしこもツルツルでやわらかく、スリスリと肌がこすれていく度に、僕はゾワゾワとした快楽につい脱力してしまうのだ。内股を滑る生足の感触にすっかり酔いしれ、僕は一瞬我を忘れてしまう。
女子高生17歳の太ももがこんなに気持ち良いとは思わなかった。僕は一つ大きな勘違いをしていたようだ。
これまで果てていった大人の男性たちは、この生足太もも攻撃にやられて果ててしまったのではないだろうか。両足をスリスリされ、いま僕が受けているにいるみたいに内股を滑り回る生足の感触にほだされ、さらにはその太ももでペニスや玉袋までさすられているうちに、ついその生足の表面に精液を吐き出してしまったのではないだろうか。
さらにペニスを生足で挟まれ、腰を大きく前後させられてしまったら、きっとその若い感触にひとたまりもなかったであろう。
駅などで見かける女子高生の、ミニスカートから伸びる、太くてきれいな太もも。そのあこがれの生足が、自分の股間を若々しく滑り回ったとしたら……興奮度が上がり、たまらなくなって、ついイッてしまうのだ。
オンナでイかせるだけが能じゃない。17歳若娘には、ブルマから伸びるシコシコした太ももという、強烈すぎる武器があったのだ!
「うあああ! そんな……」
なんと、もう一人ブルマ少女が現れ、僕のふとももを自慢の生足でこすりつけ始めたのだ!
これはまったく想定外だった! この研究所では、一対一が原則だったはず。だが、今は2人がかりで、四本の生足で、僕をスリスリして、その肌の感触だけで精をコスリ出そうとしている!
「モルモットルームに逃げ込もうとする男を待ち構える、ダメ押しトラップだよ☆」「ほら……おねえちゃんの足、気持ちいいでしょ?」
そんな……
イク寸前まで追い詰められていて、もう少しでモルモットルームにたどり着けると必死になっている男たちを射精させる罠が、モルモットルームの前に設置されていたなんて!
だが、考えてみれば、モルモットルームは、メインコンピュータの支配から切り離された“聖域”だ。メインコンピュータからすれば、そこに逃げ込もうとする男を射精させようと、トラップを仕掛けるのは、むしろ普通なことではないか!
そんな罠に引っかかってしまい、チェリーボムもないまま、2人に抱きつかれ、女子高生特有の滑らかな生足で、内股も外側もスリスリされてしまっては、射精直前で精力が尽きかけている僕に勝ち目はない。
ああ……あと少しで、もう2,3メートルで、モルモットルームにたどり着けるのに!
そんな思いを、一体どれだけの男たちが渇望し、無念のまま快楽に散っていったことだろう。僕もその一人になりかけている!
「あああ! も、もう……」
さらにブルマ娘が一人増え、3人がかりで僕の全身が包み込まれた! 両脚は6本の太い高校足にまんべんなく埋めつくされてしまう!
吸い付くような肌触りを持つ生足が僕の細い両脚を完全に塞ぎながら、ペニスも玉袋も、やわらかい太ももの肉に押しつけ、執拗にこすりあげている!
オンナへの挿入がないにもかかわらず、イク寸前の僕は、さらに17歳の若い肌触りに翻弄され、絶望的な絶頂感に包み込まれた!
イク直前の多幸感が襲ってきたかと思うと、激しい快感が全身を突き抜けた!
「うぐあ!」どびゅう! びゅくっ! びゅく!
白濁液が、お姉ちゃんの太ももからブルマにかけて吹きかけられていく……大人の男たちも、同じようにして、彼女のような少女の足に搾り取られてしまったのだろう。
射精が止まらない! 枯渇しても、ペニスだけが脈打ち、さらにスピードと快楽を上げていく。メインコンピュータの毒電波のせいで、絶頂の快感は数分に引き延ばされてしまうのだ!
その間に、男は理性を失い、代わりに、メインコンピュータの“指令”が流れ込んでくる仕組みだ。
自分が自分でなくなっていく感覚。それは、理性としてだけでなく、オスとしての感覚さえも失わせるものだ。僕は何かのモンスターにされ、同じように男を襲う敵になっていくのだ。
それは、脳と肉体との改造によって、快感に全身を苛まれながら、指令どおりに性交におよぶ肉人形になることを意味していた。
###こうしてまた一人、クローンが犠牲になった###