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4.女子高生Lv1(夏服)

 


 僕は何人目のクローンだろうか。

 すでに大勢の中学生クローンが、研究所内で射精させられ、敗北し果てていった。

 快感などの肉体的な感覚は共有しないものの、すでに制作され、その理性を奪われて消えていったクローンたちの、断片的な記憶は僕の中に残されている。彼らの記憶は、モルモットルームの中の装置に蓄積され、次に制作されるクローンの中に受け継がれていくのだ。

 当然、僕の記憶も、次のクローンの中に入り込んでいく。これによって、「失敗」の経験が蓄積されていき、クローンたちはより強くたくましくあらたに製作されることになるのだ。

 ただし、肉体の刺激に対する耐性はゼロにリセットされる。女性特有のなめらかな肌の感触や、テクニックの数々、ペニスに集中する快感攻撃や、あのきつく悩ましいオンナの感触は、残念ながら受け継がれない。記憶だけが残るのであり、感覚はどうしても初めてになってしまう。

 つまり、レベルは1に戻されるのである。

 対処の仕方だけは分かるけれども、実際の対処それ自体は、どうしても1から経験を積みなおさなければならない。

 ただそれでも、前よりはずっとやりやすくなるし、敵ごとに弱点も知識として理解している状態から出発できる。

 少なくとも初期のころのように、チェリーボムを使いまくって逃げ続けるような戦い方はしなくてすむようになっている。

 そしてうれしいことに、異形の怪物ばかりを相手にするのではなく、生身の女体を相手にも、それなりに勝負になり、何度も射精しそうになりながらも、何とか勝ち続けることができるほどには、レベルが上がってきたのも事実だ。

 戦っては回復し、罠に引っかからないようにモルモットルームに逃げて、かろうじて一命を取り留めて、仕切り直してはまた戦って勝利する。その繰り返しだった。

 普通のクローンと違って、装置の不具合により、僕は14歳の多感な、射精しやすい肉体で生まれてしまう。そこへ、年上の魅力的なお姉ちゃんたちが襲いかかり、あの手この手で射精させようと、気持ちよくしてくれるのだ。

 それに負けてイッてしまえば、そこで僕はおしまいだ。メインコンピュータの言いなりになってしまうだろう。

 だからこそ、僕はがんばって射精を堪え、セックスの連続にも負けず、快感に打ち震えながらも、どうにかこうにか生き延びることができたのだった。

 おかげで、女子高生にも勝てるくらいには成長できた。若々しい肉体ではあるが、相手も不慣れな状況で、若娘の特権を生かして迫ってくるものの、大人の男性なら引っかかって敗北してしまいそうな相手でも、僕にとってはただの同世代の先輩少女なのである。

 また、そこそこに男性経験を持っているためにすれたところもあり、ブルマの生足の魅力も、露出度が高いがゆえにかえって「遊んで慣れている」風があって、従ってその若い肢体にこっちが慣れてしまえば、相手をイかせることは決してできない相談でもなくなっているのである。



女子高生(夏服)1



 また女子高生だ。精力も十分あるし、今度もチャレンジできそうだ。何とか彼女にも勝って、そのあとモルモットルームに戻って回復すれば、もっとレベルが上がるだろう。

「……?」

 どこか、雰囲気が違うことに気づいた。今まで戦ってきた女子高生とは、どこかが違う。

 わざとスカートをまくり上げて生足を見せてくれてはいるが、彼女は頬を赤らめ、おずおずと恥ずかしがっている。

 今までの敵よりも随分あどけない顔だちをしている。もしかすると僕と大して年が変わらないのではないか、とさえ思えてしまう。それでも制服からして、僕よりは少なくとも年上であることだけは分かった。

 胸も小ぶりで、まだ中学生のような体つきだ。これまで出会った女子高生がブルマやスパッツ、ミニスカート制服だったのに対して、目の前にいるお姉ちゃんは、足首までのロングスカートにきちんとした靴下を履き、制服を一切着崩さずにきちんと整えている。

 この敵は、これまでの遊んでる風ミニスカ女子高生ではなかった。中学を出たばかりの、初々しい16歳の”まじめ系女子高生”だ!



女子高生(夏服)2



「へえ。こうなってるんだ。」
戦闘開始後すぐスカートを脱いだまじめ系女子校生は、突然しゃがみこんで、裸の僕に手を伸ばし、たどたどしい手つきでペニスに触れ始めた。
「うあ……やめ……」
そのやわらかい指先の感触に、僕はつい腰を引いてしまう。

 彼女の指先はまだ幼く、丸っこさを帯びていたが、それでもすでに女性らしいやわらかさを具えていた。ふにふにの感触で僕の包茎ペニスをつまみ、人差し指と中指でぎこちなく刺激してくる。周辺のあちこちにも指先を伸ばしながら、棒全体をスリスリとかわいがってくれた。まだまだ不慣れで、こなれていない指の使い方であるにもかかわらず、快感のポイントだけはしっかりと抑えて、手を動かすごとに、性感ダメージが確実に僕に襲いかかってくるように調整されている。

 さらに左手が玉袋をくすぐり、すぐにでも射精を促すように、絶妙な動きでくすぐってくる。不慣れな感じで動いているにもかかわらず、僕の体の奥まで突き抜けるような快楽が、ペニス先端をいじくる右手の動きと相まって、小さな子供ペニスををすぐにでも追い詰めようとしてくるのだ。

 女の子特有のやわらかい指先が、時折皮をこじあけて、敏感な亀頭にまでねじ込まれてくる。その都度僕は、絶妙なタイミングで進入してくる女手の快感攻撃に、ついつい腰をくねらせて感じてしまうのだった。



女子高生(夏服)3



 さらにお姉ちゃんの手つきが、スピードを増していく。先端の皮をむくように、人差し指と中指でしつこく小刻みにしごきまくり、さらに薬指や小指を別々に動かして、根元までを万遍ない刺激にさらしていく。

 左手の動きと相まって、容赦ない女手の攻撃に、僕はぴくんぴくんと震えながら、反撃の機会を得ることができないでいる。

 スカートを脱いで下半身を露出している、女子高校生の若いオンナが、さらに足を開くことによって、丸見えになっていく。

 もしかしたら初めてなのかもしれない。そう思わせるほどに、そのワレメは若く幼すぎた。セックスになんて全く縁がないはずの、まじめ系女子高生は、彼氏も作らなそうな地味な外見を整えている。それだけにそんな彼女が、中学生のペニスに興味を持ってしつこくいじくりまわしていることが、僕の期待値と興奮度をいやがおうにも高めるのだ。

「面白いね。これ。」
彼女はだんだんと得意げになっていき、お姉ちゃんらしい笑顔を僕に向け始めた。

 僕よりも二つしか年が違わないのに、完全に主導権を握られてしまった。

 未発達の僕のペニスは完全に彼女のおもちゃになり、皮も亀頭も棒全体も、しっかりと快楽を伴って完全に弄ばれてしまっていた。

 上目遣いながら得意げに見上げる彼女の表情に、僕はつい釘付になってしまう。

 このままでは彼女の手コキに射精させられてしまうだろう。何とか反撃しなければ。僕は体勢を変え、正常位に持ち込もうとした。



女子高生(夏服)4



「うわあっ!?」
入れた途端、僕はペニス全体に甘くとろけるような怒濤の快楽を味わってしまった。

 お姉ちゃんのオンナはあまりにもきつく、直情的で、それでいてやわらかで心地よすぎる。大人の女のようなこなれた締まりや、他のレベル(学年)のように男慣れして力の入れ方がわかり始めたような、スレた感じが全くない。ほぼ未経験であるがゆえに、男性側にも新鮮さが伝わってきて、それが新たなる興奮に直結してしまうのだ。

 それだけに、もっちりした高校生の下腹部のとろけるような快感は、これまでに味わったこともないほどに心地よすぎるものだったのだ。

 とっさにペニスを引き抜こうと腰を引いたが、すかさず女子高生は僕の腰にふくらはぎをまわし、カニ挟みをしてきた! これで僕の体は、お姉ちゃんのお腹とオンナに前方を、側面を肉付きの良いふとももに、そして後方をスベスベで太く成長したふくらはぎに、完全に包み込まれてしまった形になる。

 そのまま敵はグイグイとふくらはぎを押し、無理にでも僕の腰を上下させて、さらに小刻みに腰を跳ね上げることによって、素早いピストン運動を仕掛けてくるのだった。

 どうしても脱出できない! 抜け出そうと腰を引いてもお姉ちゃんのふくらはぎがムリヤリ僕の腰をオンナの方に引き寄せ、ペニスを出し入れしないように踏ん張っても、強制的に彼女の方が腰を跳ね上げて僕の腰を浮かせては、ふくらはぎで押し戻す動作を繰り返す。

 そのつど、ペニスは強烈な快楽に包まれ続けしごかれまくっている。

 初々しいはずの女子高生が、こなれた動きで僕を追い詰める。どうして地味なまじめ系女子校生が、こんなに強いんだろうか。肉付きがよくフニッとやわらかく、不慣れなはずの肉体であるにもかかわらず、ものすごい攻撃力で僕をあっという間に射精直前まで追い詰めてしまうのだ。

 僕は自分から腰を振って反撃し、高校一年生をを絶頂させようとペニスを突き立てたが、彼女はあっさりと防御してしまい、息を荒げながらも耐え抜いてしまう。そしてペニスをズリズリした分だけ僕にだけダメージかいくのだった。

 イク直前の多幸感が全身を駆けめぐる。追い詰められて初めて、敵のあまりの強さを思い知らされたのだった。

 彼女がウブな振りをして、しゃがんでオンナを見せ付けながらペニスをいじくったことも、本番挿入に持ち込んでからほぼ瞬殺状態に追い込んだことも、すべて彼女の実力だったのだ。

 実際のところ、女子高生Lv1は、あまたの男性を射精に追い込んできた強豪なのである。中学を出たばかりで、その若すぎる肉体を駆使して、他の女子高生では出せないほどの魅力を存分に叩きつけ、何度挿入しても研究所の力で処女を回復させて、男たちをウブな毒牙にかけ続けてきたのだった。

 男たちの多くは、あまりに若く甘酸っぱい肉体にほだされ、期待値が高いままセックスにおよんでしまったのだろう。その結果、性を知らないフリして近づいてきた彼女の幼い魅力に負け、逆に主導権を握られてカニばさみ正常位で追い詰められ、気づいた時にはすでに遅く、僕のように直前まで追い詰められてしまったに違いない。

 だからわざとぎこちない動きでペニスをいじくりながら、しかし要所要所で快感ダメージがしっかり行くように調整されていたことも納得がいく。その上で、挿入戦になった時には本領発揮。ふくらはぎで調整しながら、男が射精するまで離さず、そのまま中出しさせていたのだろう。

 まさに僕はその状態に追いやられている。反撃もできず脱出もできないまま、あとは射精するだけになってしまっている。

 包茎のやわらかいペニスなど押しつぶしてしまいそうなほど強い締まりが、もぎゅっとペニスに襲いかかった! 「うわっ! でるぅ!」びゅるう! びくびくん!

 ついに僕はイッてしまった。

 制服のスカートを短くしないで、清純を装っている女ほど、実はとてつもなく強いのだということを思い知らされた。しかしもう遅い。僕は肉体も精神も改造されていき、モンスターになってしまうのだ。妖精に変えられるのか、それともこの子のように、ウブな振りをして男をだまし、射精させる高校一年生に変えられてしまうのだろうか……あとは快楽だけが待っている。あとのことは次に作られるクローンに任せる。願わくば、改造された僕に犯されて射精するクローンが現れないように……。



###こうしてまた一人、クローンが犠牲になった###



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