06.不品行なユミちゃん
俺の冒険は、やっと序盤、といったところだ。
一番初めは、何も知らずに館の中をうろつきまわり、レベル1の状態でいきなり女子中学生を相手にして、瞬殺されてしまったのだった。
コンティニューをくり返して、ある程度コツを学習した状態でスタートできたので、今は普通にステージをクリア、レベルを上げて、3階にたどり着いている。
が、1階2階のプチボスは、レベルが低いままでもある程度サクサク進められてしまって、登場するザコ敵も、1か2ほどレベルを上げて上手にやれば、簡単に勝ち進められてしまう。
これは、弱点を突いた部位を愛撫すれば、戦闘が長引かずに勝利できてしまうことによる。敵精力も低く、攻撃力も高くない。経験値だって、たいしてもらうこともできず、そこそこにしかレベルは上がらない。しかし、それで十分、プチボスも倒せてしまうから不思議だ。
それはとにもかくにも、多分、幼稚園児や小学生といったガキどもでは、陽子の代わりになんてなれっこないと、俺自身が分かりきっているから、なのだろう。
初期ステージでは、俺のペニスを丸ごと受け入れられる娘も少なく、せいぜい花子ちゃんくらいなものだった。あとは、先端を入れて手一杯、それ以上は入らずに、少女たちのオンナは先端を締めるだけの攻撃だった。あとは、生足の間に挟んだりオンナ表面でこすったりする攻撃がついてきた程度だ。
確かに、彼女たちのツルツルのオンナ表面や、幼すぎるかわいい顔立ち、禁断の扉とも言える小さな肉体に、俺は少しだけ、ほんの少しだけだが、魅力を感じてしまった。全くノーダメージというわけには行かず、気を抜けば敗北することもあった。
とりわけ、2階の小学生ステージでは、低学年なら簡単に倒せるが、高学年になってくると、生足の感触も変わり、オンナの攻撃やスマタの快楽も跳ね上がって、心を奪われてしまうことも、正直恥ずかしながらあったわけである。
だが、それとてすぐに慣れ、克服してからは、コツも学習し、いよいよ、年代的に近い中学生ステージに、足を踏み込んだわけである。
「先輩……」
おっと! 俺は不品行なユミちゃんに出会ってしまった。
しっとりした視線、まだまだ幼さを残す童顔の笑み、中学生らしいボブカットが素朴で、体も小学生より大きく、女として成長し始めているのが分かる。
彼女たちは俺の後輩筋に当たる少女たちということになるので、みんな俺のことを先輩と呼んで慕ってくる。その魅力にほだされたら敗北だ。
第二次性徴が始まり、胸も膨らみかけており、お尻も、もはや子供のそれとは一線を画し、丸みと膨らみを覚え始めている。
何より、このステージの敵たちは、全員、生足自慢だ。女性的な膨らみがしっかり安定化し、なおかつ肌のきめがあまりに細かくシコシコぷるんとしている。こすり合うだけで、女子中学生たちの滑らかでみずみずしい太ももの感触に、ゾッとさせられてしまうのである。
その生足上手な彼女たちは、なるべく密着度を高めて、太ももこすり攻撃と併用できるような体位で、俺との結合に挑んでくる。
こちらも、そこそこレベルが上がっただけの未熟な身だから、気を引き締めてかからないと。
「先輩…すき。」
不品行なユミちゃんは、かなり変則的な側位の体位で、俺と結合してきた。
外から見ると、挿入していないようにさえ見えるが、彼女は上手に腰をひねって、生足を俺の両脚の間にねじ込みながら、なおかつペニスをオンナの中におさめるという、高度な体勢を取ることができるのだ。
そうやって、自慢の太ももで俺の足をスリスリ大きくこすりあげながら、なおかつオンナをターンごとに強く締め上げてくるのだった。
俺は不品行なユミちゃんにしがみつくように抱き、背中を撫でさする要領で愛撫攻撃を加えながら、彼女の精力を削っていく。
だが、それが功を奏するよりも、彼女のちいさなお胸がむにっと上半身に潰れてくる感触の心地よさを、味わわされるばかりとなっているようだ。
上半身も下半身も、とてもいい気持ちだ。
やはり、下の階の小学生どもとは一線を画する、肉体の成長著しい年頃の娘たちだ。
若さと幼さを残しながら、それでいて女性らしい膨らみとかわいらしさ、ときおり見せる妖しい色気を醸し出す。この階の敵たちはみんな、そういう絶妙な魅力をたたえているのだった。
不品行なユミちゃんは、絶妙に腰と体をひねりながら、ペニスをもっともっとと貪欲に飲み込み、根元まで深くオンナで包み込んでくる。そしてペニスを心地よく締め付ける。
俺の背中に手を回して上半身をこすりつけながら、妖しい腰つきで前後し、若く元気な活力でぐりんぐりんとペニスをしごき立ててきた!
その間も、中学生らしい生足の魅力を俺の両脚に刻みつけることを忘れない。
「ね……先輩。私のこと、どう思ってます?」
「べ……別にっ……」
「ウソ。先輩、気持ちよさそうな顔してますよ? 本当は、私で感じているんでしょう?」
「うぅ……」
不品行なユミちゃんは、どんどん俺を追い詰めていく。
両脚を大きく滑らせて、俺の内股と右足にこすりつけ続けながら、ユミちゃんの腰が止まらない!
「ねえ……陽子先輩のことなんて忘れて、私とつきあってください。丁度3つくらい年下の、若くていい子が、ここにいるんですよ?」
「う……まけない……」
言葉とは裏腹に、俺の精力はどんどん目減りしていった。
不品行なユミちゃんはしつこく生足を滑らせて、俺の防御を打ち破ってくる。
気を抜き力を抜く一瞬の隙が、だんだん俺の方に頻度を上げて生じてくるようになった。
その隙をユミちゃんは決して見逃さない。
オンナをぎゅうっと強く締め、さらに腰を激しく前後させて、ペニスをイかせにかかってくる。
多感な思春期の少女だけあって、その直情的な締まりと、露骨に精液を欲しがる悩ましい動きが、どんどん激しさを増していった。
「うあ……!」
精力が限界にまで減ってしまう。
なんとかしなければ、俺はこの不品行な中学生の小さなお尻と腰つきの魅力に負けてしまうことになる。
しかし少女は、しつこくしつこく太ももを滑らせ、俺が中学生特有のみずみずしい肌の感触と生足の心地よさに酔いしれるよう、巧みに足を強く大きくこすり続けてきた。
そうして、俺が心に隙を作ればオンナを強く締め、体の力を一瞬でも抜けば、そこにたたきつけるように腰がよく前後する。
しかし俺は、ユミちゃんの弱点をさぐることさえできずに、発達した膣の感触にほだされ、きゅんきゅん締まって揉みしだくオンナの感触に、射精直前の多幸感を禁じ得ないのだった。
だが……陽子のために、陽子に出会って、誤解を解き、陽子との愛を取り戻すために、俺は戦っているんだ。
その愛を邪魔するように、様々な年代の女の子たちが、俺の精力を奪い、射精させようと、裸で迫ってくる。
相手の女の子の魅力に負けて、精液を出してしまえば、陽子と仲直りはできなくなってしまうのだ。
そして、夢を見る度に、敵の女たちとめくるめく快楽の園を演じ、毎晩毎晩夢精し続けることになってしまうだろう。
「あああ……先輩、先輩ッ! だいすき!」
オンナがぎゅうっと締まる。少女の成熟し始めた、それでいてまだまだいとけなさの残る膣が、ぎゅんぎゅんペニスを揉みしだいた。
まだまだこれから、彼女は成長していく。そのつぼみは、下の階の娘たちほどに狭くてきついわけではないが、すでにペニスを悦ばせるに十分な機能が発達してしまっていて、丁度よいキツさと成熟した膣感の両方を有している。
「うああ! で、出るっ! ああ……だめっ!」
「いいの! 先輩、私とつきあって! 気持ちよくしてあげる! 毎日悦ばせてあげるんだからぁ!」
どびゅ! どびゅびゅ! びゅくびゅくっ!!
「うああ!」
俺はブルルッと震えた。
陽子に立てた操を打ち破られ、ほとんど一方的に抜かれてしまった俺は、すでに完全に不品行なユミちゃんの虜になってしまっていた。
「くすくすっ……先輩、気持ちよかったでしょ。中学生はよく締まるし、私の足もすっごい気持ちいいんだから。これから、毎晩私のことかわいがってくださいね。……忘れられなく、してあげる……」
周囲が明るくなる。俺は夢から覚め、夢精に気づいて、それですべてが終了だ。陽子とは別れ、毎晩ユミちゃんに会うこととなる。
俺はユミちゃんをギュッと抱きしめながら、「新しい彼女」ができたことを、心の底から喜んだ。
###ゲームオーバー###