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07.名器の姉

 


 何回か、コンティニューしている。

 1階の敵および2階の敵は、ほとんどゲームオーバーになることなく、すんなり3階まで来ることができている。

 ただし、一度も射精せずにここまでたどり着けた、というほど優秀ではない。幼稚園児など敵ではない、と言いたいところだが、スケベなノリコちゃんや、どのフロアにも出てくる花子ちゃんは、やはり強敵だった。

 幼すぎる女の子のプニプニした肉体、あるいは逆に、すらっと細くて、それでいてオンナがツルツル、セックス可能という、夢ならではの設定により、俺は数回のピンチを迎えた。

 それでも、ゲームとしては難しくなく、プチボスも難なく倒せた。

 2階の小学生ステージは、さらに手こずらされたものの、気を引き締めてガマンすれば、2,3回のコンティニューだけで、ここまでたどり着くことができるのである。

 幼すぎる少女たちは、先端だけを挿入して締め付けたり、生足とツルツルオンナ表面で包み込むスマタ攻撃で、俺をイかせようとしてきた。その幼い魅力に取り憑かれれば、ガキ相手でも容赦なく、17歳の俺は簡単に射精させられてしまうわけだ。

 俺自身が、性的に成熟しているわけではなく、多感で、ほぼ毎日のようにオナニーしている身である。性欲にあふれているので、異性の快感攻撃には、やはり弱いのである。

 そして、その弱さが、3階フロアでの俺の大苦戦に繋がっている次第である。

 もはや下の階のステージのように、未熟すぎるオンナが相手ではない。完全に深くまで挿入でき、さらにペニス全体を優しくそして直情的に強く締め上げる、そんなオンナの持ち主、13~15歳くらいの少女たちが跋扈するステージなのである。

 2階まではそれほど苦労なくクリアできたのに、3階にたどり着いたとたんに、俺は何回もコンティニューを余儀なくされた。

 それだけ、年代的に近く、恋人候補になりやすいために、俺自身が、このフロアの中学生たちに心を奪われ、その魅力に負けてイッてしまうのだった。

 なんとか陽子に操を立てようと奮闘しても、甘い快楽でそれを打ち破る少女たちには、まるで太刀打ちできていないのだ。

 膨らみかけた胸、あるいは十分に発達したおっぱいの数々。

 まだまだお腹まわりはズンと太く、幼さを残している肉付き。

 そして、真っ先に女性らしく発達するお尻と太もも。この下腹部の魅力に、俺はいったい、何回射精させられたことだろう。

 吸い付くような肌触りで、スマタだけでもあっさり射精させられてしまう。その生足が、俺の体中のあちこちを滑りまわる。中学生の魅力を存分にたたきつけられると、俺はつい、少女たちに心を奪われ、最後は膣圧に敗北してしまうのである。

 完全な挿入戦になり、生足天国に翻弄されながら、成熟しつつあるオンナがペニスをきつく締め付けると、そして若い腰つきがぐにぐにと元気よく動いて、ペニスをぎゅんぎゅんしごき立てると、俺は後輩たちの健気な攻撃にとろけ、射精を余儀なくされるのである。

 下の階ではほとんど経験値らしいものをもらえず、レベルあげもできない。

 だから、女子中学生たちを相手に戦い、イかせて倒し続け、ここでレベルを上げるほかはない。そして、その糸口を、俺はまだ、見つけられないでいるのだ。





「センパイ、こんにちは!」
「!!」

 俺の前に現れたのは、名器の姉であった。

 おさげがかわいい15歳の少女は、すでにきちんと膨らんだ乳房を自慢げに見せつけながら、肩をすくめてそのスタイルの良さを強調している。

 それなのに、同時に感じるあどけない魅力が、一瞬で俺のハートを打ち抜いてくる。

「私、同じクラスの中でも、発育がいい方なんですよー! ね、センパイ、私の体で、精子出してくださいっ!」





「うう……」

 いきなりキツい体勢で、俺は不利な戦闘を強いられた。

 小柄な少女の上に密着しながらの、正常位だ。主導権が握れるかと思ったがそれも大間違いで、下から生足が絡んできて、肌の密着も甚だしい。

 俺の方が背が高いはずなのに、なぜか「下から包み込まれている」錯覚に陥ってしまう。

 発育のよい乳房は、しっかりと俺の上半身を捕らえ、女性的なやわらかい魅力を刻み込んでくる。一方で、まだまだ乳首はコドモのままで、肉付きだけが良いというギャップが、俺の性欲をいやがおうにも高め続けるのだ。

 もっちもちした少女の肉体は、上半身もお腹も下腹部も、どこもかしこも心地よかった。

 そして何より、名器の姉、と銘打っているだけあって、他の女子たちよりも格段に具合が良く、ペニス全体をやわらかく包み込んできゅんきゅんと蠢いてくる!

 まだまだ未発達ながら、おとなの女性にも引けを取らない、あるいはそれ以上の心地よさが、ペニスにしっかり吸着して離れない!





「へへへ~、気持ちいーい? センパイ、かわいいですね。」

 名器の姉はしっかりと下から抱きついて、しがみつくようにして離れない。

 その妖しげな瞳は、しっかり俺を見つめている。若いだけあって、抱きしめてくる力も強く、どうしても発達した上半身の感触を、強く刻みつけられてしまう。

 中学生とは思えないようなおっぱいのやわらかさが、俺の上半身に拡がる。しかしそれでも、乳首だけはちいさいツボミのままで、その可愛らしい突起が俺の胸板を滑るたびに、股間がくすぐったく疼き、名器の姉の魅力にどんどん取り憑かれていってしまう。

 さらに名器の姉は、ぐにぐにと腰をゆったり左右に振り、オンナの感触を変幻自在に変えながら、決してペニスを飽きさせない心地よさに包んでくる。

 俺は自分でも止められなくなってしまっている腰の動きで、ペニスを出し入れさせられ、そのたびにしごかれる名器の感触に、お尻の奥まできゅんとくすぐったい疼きが貫かれていく。

 女の子はさらに内股になり、オンナを強い締まりに変えていって、ぎゅっと包み込んできた!

「あう! すごっ……」
「出しちゃっていいんですよ? 私のおま○こ、けっこう自信あるんだ~☆」

 あどけない口調でそう言いながら、名器の姉はさらにペニスを絞りにかかってきた。





 発育のいい少女のふくらはぎが、俺の膝裏をしっかり捕らえている。俺が安易にこの体勢から抜け出せないようにしているんだ。

 名器の姉は、左右に腰を揺らしつつ、ときおり前後に腰を動かし、ペニスを優しくこねくり回し始めた。中学生の快感攻撃力が格段に跳ね上がり、俺は大量の精力を消費した。

 上半身もしがみつかれ、ぶにっぶにっと肌のこすれる音に汗が混じって、少女の肌がペリペリひっついてくる。その心地よいモチモチした感触が、俺に吸い付いて離れずに、少女の魅力を存分に刻み込んでくるのだ。

 腰を引いても、名器の姉は自分から腰を突き上げ、決してペニスを離そうとはしない。俺がリズミカルに腰を突いて出し入れしない限り、名器の姉はペニスを根元までしっかり咥え込んでくる。

 ピストンすればしごかれる快楽が押し寄せ、気持ちよすぎて動きを止めれば、根元までオンナの中に収まって、締まる名器でいじめてくる。

「センパ~イ……まだ精子出さないんですかぁ? ほらあ、私、かわいくてキモチイイでしょ? ね、後輩のま○こにいっぱい出しちゃってくださいよーほらほら!」
「あうああ!」





 ぐにぐにと変化し続けるオンナの感触は、決してペニスを飽きさせない。俺は身動きがとれずにぐっとガマンするが、名器の姉はいたずらっぽく微笑んで、そのたぐいまれなる女性器の感触を容赦なく刻みつけ、ペニスを揉みしだいて、精液を絞りだそうと蠢き続ける。

 その感触に耐えられず、強く腰を引いても、しつこくオンナが持ち上がってきて、やはり根元まで咥え込んでくる。その心地よさから脱出するためには、こちらから腰を振って相手を攻撃するほかはなかった。

 だが、そんなことをすれば、今度は狭い膣内の重厚なヒダで激しくしごき立てられてしまい、余計に射精が近づいてしまうのだった。

 じっと堪えても天国、反撃すればさらに快楽の坩堝に陥ってしまう。もはや絶体絶命だった。

「ああああ~……かわいいっ!」
つい悩ましい溜息を漏らしてしまう。そのくらい、名器の姉は魅力的に過ぎた。

「ありがと、センパイ! じゃあ、私がこれから、センパイの彼女になってあげるね☆」

 うああ!

 ……それだけは!

 陽子だけを愛するんだ。俺の彼女、いや……将来の妻は、陽子をおいて他にはない!

 夢の中だけの存在である名器の姉に、精液を許してはいけないんだ。

 俺は渾身の力を振り絞り、ペニスが脈打ち始めるのをかろうじて堪えきった。





 名器の姉はさらに、しつこくペニスを締め付けた!

 ま……まける……ものか……

 イキそうになり、股間がきゅんきゅん疼いて、あと数秒もしないうちに絶頂が始まってしまうのが分かる。

 でも、ここで負けるわけにはいかないんだ。

 それなのに、名器の姉は、自信たっぷりにオンナを蠢かせ、じっとしているだけでもじわじわと多幸感が高まっていく。そのくらい、この後輩は魅力的だった。

「センパイ?」
「くぅっ……」
「ね、センパイ、私じゃ、ダメですか?」

 甘い囁きが脳天を痺れさせる。

「精子出してくれたら、これから毎晩、センパイをイかせてあげる。毎晩夢の中で、私の体で気持ちよくさせるからね? くすくすっ、私を好きになってください! そしたら……ね、いっぱいおま○こしてあげるし、発達した女子中学生のおっぱいでパイズリとか、いっぱいしちゃうんだから……すきっ!」

「うあああ~~~!」

 体の力が抜ける!

 そこへ容赦なく、名器にお姉のオンナがペニスを絞る!

 どばあ! びくびくびくん! どばばばっ!

 大量の精液が、名器の姉の中に放出されていく。

「あはっ! いっぱい出てるよ! センパイ、きもちよかったの? 私の中で、いっぱい満足してくれてるんだね。その証が、私の中にいっぱい注がれてるよ?」

 もはや止めどなく噴き出していく精液を、どうすることもできなかった。

 俺は名器の姉の魅力に負け、精液を奪われてしまった。

 これでもはや、陽子との復縁はなくなった。

 毎晩現れる名器の姉と、ずっと天国を味わうことになる。毎晩夢精し、現実世界において異性を欲しがらない精神になっていく。そう、名器の姉が、何十年も中学生のまま、俺の精を吸い取っていくことになるのだから。

 こんなかわいい後輩が彼女なら、そしてその名器で、一生毎晩、気持ちよくしてもらえるのなら、それもいいかな。

 目覚めの合図とともに、周囲の世界が白く光って、何もかもが消えていった。



###ゲームオーバー###


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