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04.吸血鬼、エンジェル、ロボット、バニー

 


イヴ4-1


 また一人、研究員が壁際に追い詰められた!

 すかさずヴァンパイアが、立ちバックでペニスを飲み込んでしまう。

「うぐああ!」それだけで、とろけるような快楽が男を責め苛む。

 吸血鬼のそれは、まさにエネルギー吸収装置。オンナ表面を柔らかい手でこねくり回しながら、腰をゆったり振って精を吸い上げようと蠢いてくる!

 サポートとして、エンジェルの乳首攻撃。彼女の指には神性が備わっており、触れれば触れるほど感じやすく敏感になり、そのうえ精液が玉袋に急ピッチで溜め込まれてしまうのだ。


イヴ4-2


 待機要員として、ロボットとバニーガールが控えている。ロボットは計算を進め、あとどのくらいで研究員が絶頂するのか、変数を割り出している。

 バニーガールは性欲の固まりとなっており、自分の性器をかき回しながら、ことの成り行きを見守っていた。


イヴ4-3


「はやく……出してしまえ……」

 天使が無表情のまま、乳首くすぐり攻撃のスピードを上げる。それによって、さらに感度は高まり、何週間も抜いていないのと同じ敏感なペニスへと改造されていくのである。

 そこへ、人間の女性では決して出せない、一度ハメ込んだら最後の一滴まで搾り取られて腎虚になってしまうほどの魔性の膣を持っている、おそろしいアンデッドモンスターのオンナが一気に射精させようと腰を振り続けるのだ。

 研究員を射精から救っているのは、“死にたくない”という恐怖一点だった。

 それを打ち破り射精に至らしめることこそ、彼女たちの仕事であり、喜びなのである。

 そのせめぎ合いの中で、明らかに女性陣に有利にことが進んでいた。


イヴ4-4


「ほらほらっ! いっぱい出しなよっ!」

 真っ白い体とスベスベの肌が自慢のスレンダーなヴァンパイアが、ぎゅうぎゅうとオンナを締め、精液が子宮に流れ込む瞬間を今か今かと待ち構えている。

 空腹の吸血鬼は、貪欲なまでの快楽を紡ぎ出す女性的器官の吸引力で、ペニスを女性の魅力の元にさらけ出し、その細胞のすべてが絶頂に導くよう、丹念に小刻みに動き回っていた。


イヴ4-5


「ああん! もう我慢できないですぅ!」

 バニーガールが乳房とオンナをマスターベーションしながら、自分の順番が来そうにもないことを察知していて、そのままオナニーでいってもかまわない勢いで、快楽の虜になっている。

「うあああ……」

 脈打ちそうになるあの多幸感を感じながら、研究員は何とか快感に負けないように、必死に脂汗をかきながら射精を堪え続けた。

 だが、そんな素人男性の我慢などあっさり打ち砕いて律動させる力が、この魔性のモンスターどもには十分あるのだった。


イヴ4-6


「射精まで、あと15秒です」

 必死で渾身の力を振り絞り、奇跡的に快楽を堪えて射精させられないで済んでいた研究員にも、限界が訪れている。

 その魂の断末魔、絶体絶命の中で我慢しきる研究員の全身全霊でさえも、計算の変数の中に入れたロボットが、にっこり微笑んだ。

 計算は瞬時にして終わる。

 あとは、15秒経てばすべてが終わる。ロボットの計算は確実なのであった。


イヴ4-7


「あははっ! いっぱいでてるね!! もっと最後の一滴までちょうだい!」

 ヴァンパイアの膣がぐぬぬっと蠢きながら、決して律動を止めさせない動きで、腰の動きと連動させながら、玉袋にあるすべての体液を絞りだそうと柔らかく歪み続けた。

 研究員は耐えきることが当然できず、ごく短時間で吸血鬼の餌食となってしまったのである。

 長く続いた律動も、枯渇とともにやっと収まる。一体この一発で、何回分射精してしまったのか、数えきることもできはしなかった。

 そのうちに理性が飛び、彼は洗脳されていく。それとともに、女体化が進み、女の怪物の仲間入りを果たしていくのだ。



 こうしてまた一人、研究員が犠牲になった。


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