08.オッパイ地獄
追い詰められ、尻餅をついて倒れ込んだ研究員に、女たちの毒牙が容赦なく襲いかかる。
「逃げようなんて考えているあなたには、私たちのおっぱいで昇天させて差し上げますわ」
あえて魔法を使わず、全身の毛穴から自然とあふれ出る魔力の波動だけで、すでに男を魅了する力のある強敵、ブライド。彼女の柔らかすぎる巨乳が、研究員のペニスをしっかりと包み込んだ。
そこへ同じように魔力の固まりである吸精鬼が飛び掛かり、貧乳だが弾力のあるみずみずしい乳房を、研究員の顔面に押しつけ、強制的に吸わせてくる。
さらに後ろからは、魔族とは正反対の属性を持ちながら堕落した天使が、研究員の背中をおっぱいで覆い尽くし、快感神通力を流し込んでくる。
これによって、研究院の全身は、魔力と神通力の両方の快楽刺激が体内を駆け巡り、それだけでいつ射精してもおかしくない状況に追いやられてしまう。
ダメ押しに登場したロボットは、万が一に備え、化学的な催淫剤を振りまきながら、男が逃げ出したリ魔族神族を倒した時に精を搾り取るために待機している。完全に絶体絶命だった。
女たちに包まれ、研究員は脈打ちそうになる体を必死で堪える。だが、むにむにした美女たちの全身が絡みつき、とりわけ乳房が彼の体を覆ってこすりあげてくるその快楽を、彼はどうすることもできないのだった。
ただ触れられているだけでも、魔力と神通力が流れ込み続け、体の内側の性感神経をじわじわと刺激してくる。これによって、研究員の全身がくすぐったく気持ちよくなり、玉袋への精子生産が急ピッチで進められてしまう。
そこへ、お尻の形も良い美女たちが、前も後ろも顔も股間もおっぱい一色で染め上げ、怒濤のパイズリ攻撃で射精を促そうと蠢き続けるのだ。
ブライドのおっぱいは、手を使わなくても、自在に上下左右前後する。ただ包み込むだけで振動し、高速で上下し続ける。左右交互のパイズリを交えながら、噴水のように精が噴き出すことを今か今かと待ち構えている。
頭部を包み込むバンパイアの小さな乳房は、小ぶりながらそのスレンダーさに似合わない豊かさを醸し出し、その甘い体臭とともに、研究員の脳天をしびれさせ続ける。
彼がわずかでも気を抜けばすぐに律動が始まってしまうことを知っていながら、吸精鬼はその心をとろけさせようと意地悪にも胸躍らせるのである。
同様に自在に動かすことのできるエンジェルの乳房が背中を這い回り、神通力を大量に流し込んで、性感にどんどん敏感になるよう画策している。
そんな怒濤のおっぱい地獄に耐えられる研究員ではなかった。
「むぐあああ!」バンパイアの乳房を吸わされながら、研究員は大量の白濁液を、ブライドの胸の谷間からこぼれさせる!
その様子を無表情で見つめるエンジェルの目線が、かえってとてもいやらしいものに感じる。
絶頂時の快楽が数分以上続き、その間に洗脳電波が押し寄せる仕組みだ。
快感に我を忘れ、理性を失ったところを付け狙って、メインコンピューターが男の精神をのっとり、その肉体を改造するのである。
彼はじわじわと女体化し、モンスターの仲間になっていく。そして、すでに希少になった他の研究員たちを探して、仲間たちと同じように徘徊し始めることになるのである。
こうしてまた一人、研究員がいなくなった。