09.ロボ地獄
逃げ惑う研究員。だが、そんな男の走る力など、ロボットたちはあっさり飛び越えてしまう。
あっという間に捕まってしまった。
立ち尽くす研究員に、前後からロボットたちが襲いかかる。
セックスのみに特化し、男性を射精させるためだけに計算して作られた、未来世界と宇宙の人工構成物だ。
その肉体は女性の柔らかさ、しなやかさ、みずみずしさ、きめの細かさを遥かに超えて製作され、さらに侵略用に開発された状態で量産されているのだ。
フェラチオの唇はとても柔らかく、人工物とはとても思えないできの良さで、女性器のように締め上げながらぷるんとした唇でしっかりとペニスをしごき上げる。
それでいて、内部の舌もとても柔らかに作られており、催淫剤入りの疑似唾液化合物がぬとぬとと絡みつきながら、ドリルのように舌が暴れ回っているのである。
一方、研究員のアナルをむさぼるロボットも後ろにはりつき、長く伸びる舌で奥の前立腺までねじ込んでいる。そして、ぐりゅぐりゅと射精を促すよう内部をかきまわしている。
前後からこのような攻撃をされて、かつて射精を耐えられた男はいなかった。
捕まったのは彼だけではない。
すぐ近くでまた別の男たちがロボットの集団に捕まり、セックスの宴に参加させられてしまっている。あちこちで聞こえる喘ぎ声は、ロボットたちの偽物の音声か、あるいは男たちの必死の叫びなのだった。
2体のロボットに挟み込まれて責められる男。
そして、バックで挿入されてぐにぐに乗られている男がいた。
「ぐううっ……」
すでに射精直前まで高められている研究員は、くぐもった声を漏らして、何とか絶頂しないように踏ん張り続けた。
ここで快感に負けてしまえば、その後に待っているのは快楽の地獄のみである。そのことを知っているからこそ、何とか脱出の糸口をつかもうと、必死でこらえ続けるのであった。
しかしそれでも、ロボットたちの容赦のない攻撃は、さらに激しさを増すばかりである。ドリル舐めとアナル攻撃が前後連携しながら、それでいて、それぞれ独立に動いているのがたまらない。
2人目の男は2体のロボットに攻撃されている。ペニスをやわらかなお尻で挟み込まれる。それもロボット同士が連携し、横尻で挟むという大技に出ている。
臀部の膨らみは人間の女性と寸分たがわぬ、あるいはそれ以上のふにふにしたやわらかさを具えている。
連携しながら前後に腰を動かし、ペニスをお尻でこすりあげながら、1体のロボットが先端をちょこちょこと手コキしてくる。根本から真ん中を覆い尽くす横尻の弾力と、先端のやわらかい手の動きが別々に動き、この上ない快楽を研究員に与えている。
先端を攻撃するだけでなく、研究員のアナルにも容赦なく細い指がねじ込まれている。
人間の女性を超えるきめの細かさをシコシコと具えたロボットたちの生足が、研究員の両足を覆いつくし、スリスリとしてくる。
下半身すべてを女体の快楽にさらす2体のロボット攻撃に、研究員はすでに絶頂直前の多幸感を味わわされてしまっている。
3人目の研究員が置かれている状況はさらに過酷であった。
男上背位からパックに持ち込まれた体勢で、ロボットのお尻の上に乗せられた研究員。下のロボが突き上げるたびに、研究員は持ち上げられ、強制ピストンさせられてしまっている。
ロボットの内部は特殊バイブ仕掛けだ。ペニスの根元から先端までを別々の振動にさらし、すべての性感神経を快楽一辺倒にさらしてくる。
さらにその締まりは人間の女性の数倍にも達し、それでいてどこまでもやわらかく、つぶれてしまうことがないように計算されている。
勝手に蠕動しながら、膣部分だけが小刻みに前後し、腰を振らなくても勝手にペニスはしごかれ続けてしまう。
そこに体の奥にまで達するさまざまな振動が襲い掛かり、玉袋にまで振動が伝わり、さらには前立腺をも震わせている。
これに数秒耐えきれるだけでも、相当の遅漏といえるだろう。
それだけでなく、研究員のお尻の上に別のロボットが座りこみ、絶対に逃げられないように”おしりあい”で密着している!
ムニムニとやわらかいロボットのヒップが研究員の腰を上下から挟み込み、互いに連携して研究員を跳ね上げたり押さえ付けたりしながら、猛スピードでピストンさせ続けるのである。
ロボットの計算されつくした動きは、ロボット同士と意思疎通が行われ、きっぱりと息があってしまっている。寸分たがわず研究員はリズミカルに上下させられ、脱出できないように上側からお尻がぎゅっと押しつけられてしまう。
下からは怒濤のロボットのオンナがペニスをむさぼり続けている。こっちの研究員の射精も時間の問題だった。
下のロボットはその甘い息で研究員をさらに狂わせ続ける。催淫剤が含まれた吐息によって、研究員は「我慢する」意志をそがれ、脱力した状態で上下からの攻撃を受け続けることになる。
”死にたくない”という思いだけが、彼を思いとどまらせていたが、そんな意志すら軽く打ち破ってしまうほどの快感攻撃力を、彼女たちは余裕で有しているのだった。
何とかしてこの場をしのぎ、脱出を図らなければ!
それがこの3人の共通意志だった。
ロボットの機能を停止させさえすれば、何とか脱出ができるかもしれない。動力炉を切ればいい。
しかし、動力炉はすべてメインコンピューターが管理してしまっている。研究員たちではどうすることもできなかった……
彼らは絶望した。
カウパーのにおいに誘われて、続々とロボットたちが集まってくる!
仮に脱出できたとしても、すぐに別のロボットのオンナの餌食になってしまうだけだった……
そのことを理解した男たちは次々と射精していく。
お尻の間から大量の白濁液を手コキによって絞り出されてしまう研究員。
オンナの中に妊娠する事のない精液を根こそぎ吸い尽くされてしまう研究員。
そしてアナルなめの気持ち良さに耐えきれずに、ロボットの口の中に子種をすべて吐き尽くしてしまう研究員。
3人はほぼ同時に絶頂を迎え、洗脳電波に毒されていくことになる。
こうしてまた3人、研究員が犠牲になった。