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12.くのいちづくし

 


 メインコンピュータは学習し続けていた。

 まだまだ、研究員は数多く残っているようだ。

 全員を一瞬で一気に射精させることもできればと思うのだが、今は、とにかく大勢の女を差し向け、1人ずつキッチリ射精させるしかない。

 そうは言っても、だいぶ男の数は減り、女は逆に格段に増えた。合成や召喚なども続けられている上、実験材料や研究員たちスタッフも、女敵の仲間入りを果たしているからだ。

 このまま行けば、あと何日も経たずに、全員をイかせることもできるだろう。うまくすればあと一日で完了するかも知れない。

 しかし、研究員たちもさすがにバカではない。

 あの手この手を使い、必死に逃げ惑っていく。研究員どものレベルは低く、弱い女でもあっさり射精させることができた。だが、彼らは必死になって、プログラムの改編やハッキングを試みてきたり、メインコンピュータの洗脳電波を遮る安全地帯に逃げ込んだりする。

 また、研究員の中には、射精を我慢して正々堂々と戦い、なおかつ勝ち残って、レベルを上げ始める輩も出てきた。彼らは機転を利かせて、女たちの快楽攻撃を振り払い、欲望と快楽を抑えて、うまく勝ち残ってしまうのだ。バイブなどの道具も実にうまく活用している。

 そういう輩には、魔族のような強力な女をあてがえば済むのだが……それにしても、多少もどかしさを感じていた。

 そこで、研究員たちがどのような手で逃げ続けるのか、それを学習し続けているというわけである。

 逃げ道を塞いで追い詰めるのが、やはり一番よい手法である……そんな計算結果をはじき出した。ただし、その場合もっとも厄介なのは、まだ数カ所残っている安全地帯の存在だ。

 安全地帯に入られてしまうと、そこは女人禁制となり、女は入ってこられなくなってしまう。電波も届かないので、男たちがその安全地帯でオナニーして射精し、あるいは仲間を見つけ、武器などの改良やセックステクニックの伝達・研究にいそしんでしまう。

 そうやって、人間は知恵を絞り、なんとかして逃げよう、助かろうと必死になる。

 人間のその側面は、時にとてつもない威力を発揮してしまう。メインコンピュータには、それが分かっていた。

 彼らは端末を操作し、記憶を頼りにしながら、安全地帯の場所を特定し、女たちから逃げながら、その場所をめざしているようだった。

 安全地帯は、メインコンピュータ側では制御できない。特に六階にあるモルモットルームは、厳重なセキュリティに守られており、それを突破することも難しい。内部で男性の手によっても、解除できないのだ。

 いいだろう。

 安全地帯は、男たちを籠絡することによって、じわじわと解除させていくしかない。

 それならーー

 メインコンピュータは思いついた。そして……その考えを実行に移した。


######


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「むぐう……」

 そんな……どうして……こんなことに……

 こみ上げる快楽と射精感を必死で抑えつけながら、研究員は、自分が置かれた事態が最悪のものであるということ以外、気づくことができていなかった。

 たしかに!

 まちがいなく!

 この場所は安全地帯だったはずだ。端末もこの場所を指し示していた。だから自分は、このやや広めの場所に逃げ込み、レバーを押したのだ。

 しかし、レバーを押して完全に電波を遮断、女人禁制にしたはずが、とつぜん上からスッと現れた女忍者たちに、あっさり組み伏せられ、押さえつけられて、くのいち淫法の一つ、連続筒がらしを受け続けている。

 いったいどういうことなのか……皆目見当もつかなかった。

 どうして安全地帯のはずなのに、くのいちたちはこの部屋に入ってこられたのだろう!?

 いやまてよ……ひょっとして……


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「あははっ、どーお? 鍛え抜かれたおまん○は、2人とも狭くって、気持ちいいでしょう?」
「ふっ……早く出してしまうのだ。楽になるぞ。もっと快感を楽しめるのだ。」

 研究員は身動きが取れなかった。

 赤忍者に上半身をすっかり押さえ込まれ、起き上がることもできない。そうして、自慢の乳房を顔面に受け、ぷるんぷるんと押しつけこすりあげられて、女体の快感をあらためて感じさせてくる。

 そして、青忍者がしっかり挿入してぎゅうっとペニスを絞り、精を吸い上げようと蠢きながら、悩ましくひとコスリしてくる。

 1回上下する度に、青忍者と赤忍者は挿入を交代してきた。ひとコスリごとにオンナが交代し、それぞれの特徴ある膣圧でしごき上げてくるのである。

 その技もくのいちならではだ。

 絶妙なタイミングで、片方がオンナにペニスを入れて上下した次の瞬間には、もう片方がペニスを完全に根元まで飲み込んでしまっている。

 青忍者の肉付きの良いやわらかなオンナに比べ、赤忍者のオンナはぴりっと引き締めるようにペニスを絞りながら、どこまでも優しくねぶるような動きをする。

 研究員が射精するまで、こんな交代をくり返すのか……ううくっそ……気持ちいい……


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 くのいちたちは、研究員など簡単にいかせることができる。瞬殺も可能だ。だがあえて、彼女たちはセックスを楽しむことにした。そのため、腰を振り、タイミングよく挿入しては外しを繰り返しながら、女忍者は自らの肉体を自慢げにかわいがるのだった。

 鍛え抜かれたその肌は、中高生顔負けのみずみずしさときめ細かさを具えていた。

 しっぽりと絞り上げるような交代騎乗位によって、ペニスは優しくも乱暴にも扱われた。精を吐き出すその瞬間まで、筒がらしを使いながらも手加減し、時間をかけてじっくりいたぶる考えのようだ。


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「ほれほれ。イクのか我慢するのか。好きな方を選ぶがよい。」

「むぐ……どうして……」

 気の遠くなるような快楽の中で、研究員は必死になっていた。彼もまた、何度か戦って、かろうじて誘惑と快楽に抗い、レベルを少しばかり上げた身であった。

 だから、2人がかりの交代挿入を矢継ぎ早に受けても、なかなか絶頂には至らないで済んでいた。

 しかし、彼程度の男性など、くのいちたちはとっくに克服できているレベルである。彼ではこの2人には敵わない。


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「そろそろ仕上げてしんぜよう」

 ぬぽっ

 突然ペニスは、くのいちの膣から引き抜かれた。

「あ……うあ……」

 くっちゅ……くっちゅ……

「どう? くのいちはアソコだけでなく体中を射精させられる武器に鍛え上げられている……われらのお尻は、心地よいはず……」

 青忍者と赤忍者の、どこまでもめり込むお尻の間に、丁度ペニスが包まれてしまった。

 そして2人がかりで、あるいは上下に同時に動き、あるいは互い違いに動いて、ペニスをくっちゅくっちゅとこすりあげていった。きめ細かすぎる肌は、ローションなどを使わなくても、十分にもっちり感を具えているのだった。

 オンナのきつい締め付けと違い、柔らかな肌で時に強く圧迫し、時に軽く上下する、ねっとりとしたいやらしい上下運動だ。

 軽い刺激にはなるが、それがかえって研究員を苦しめた。

 彼女たちはときおり、故意にペニスを離し、空中に晒して、刺激を止める。しかし、男の快感は変わらず、誰にも触れられていなくても爆発してしまいそうになっていた。

 そして再び、お尻のワレメのところ、二人がかりで包み込んで上下してくる。するとまた離されたときには、さらに強い多幸感に駆られるというわけだ。


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「うあああ! なぜ……!?」
「!!」

 端末を頼りに、別の研究員が、この部屋に入ってきた。彼もまた、即座にくのいち集団に捕まり、精を奪われようとしていた。

 まったく信じられない現象だ。

 端末は確かに、この場所が安全であることを示している。だが、現実には、女たちは容赦なく天井から降ってきて、研究員たちを捕まえてしまう。そうして、あらん限りのテクニックで、男根をジワジワ追い詰め快楽の国に誘い込もうとしているのだ。

 前後挟まれてしまった研究員に、なすすべはなかった。


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 彼は捕まるとすぐさま、くのいちの口技の餌食になる。

 胸を強調しながらも、ペニス先端の特に敏感な裏スジ部分を、やわらかく訓練されたねっとりした舌で、しっかり包み込んでレロレロしてくる。

 ふにふにした唇が、敏感な先っぽばかりをしつこくしごき立てた。

 さらに後ろのくのいちは、研究員のアナルに、白魚のような細く洗練された指をねじ込んで、アナルとその周辺のくすぐったいところばかりを、的確に刺激してきた。

 前から後ろから、手と舌が襲いかかってきている。アナルのくすぐったさに耐えきれずに腰を突き上げれば、フェラチオくのいちが猛威をふるうだけである。彼女の口が耐えがたく、腰を引こうものなら、後ろのくのいちは容赦なく、研究員のお尻を責めた。


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 よく見ると、前方のくのいちが執拗に先端ばかりを付け狙う理由が分かる。

 棒部分は、後ろのくのいちが優しい指で、素早く執拗にこすりあげ続けていたからだ。

 鍛え抜かれたくのいちの肌は、ローションがなくても、すでにしっとりスベスベのモチモチした肉体を誇っている。それは女手とて同じ。いや、射精に導く大事な武器という点では、他の部位よりも鍛錬と手入れが行き届いているはずだ。

 彼はアナルを責められながらも、手コキとフェラのWパンチを受けてしまっているのだ。彼の下半身に迫る、研究所の魔の手は、こうして実際には、とことんまでの快感天国なのであった。


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「うあああ……やめてくだ……あうっ!」

 まだ若い研究員は、幼少の頃よりセックスを鍛え抜いたくのいちを前に、なすすべがなかった。

 懇願もむなしく、前後からの快楽責めは執拗に続けられる。

 先端ばかりをしつこく舐める女忍者、そしてそれをサポートし続ける背後の美女。研究員は逃れることもできず、しかし適度に快感が調節されているためか、彼の死にたくないという執念のなせる技か、射精はギリギリまで抑えられている。


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 くのいちだけあって、女の武器で利用できる部位は、とことんまで使って責める手法を身につけている。

 スベスベに鍛え上げられたくのいちの生足を、容赦なく研究員にこすりつけて、快楽をしっかりサポートし続けていた。

 背後のくのいちは、男根とアナルの両方を責め抜いている。そのやわらかな指の動きに加えて、変幻自在なくのいちの舌先が、ペニス先端と裏スジだけを執拗にかわいがっている。

 彼女たちも、研究員が射精するのを遅らせ、じわじわ追い詰めることを愉しんでいるみたいだ。

 彼女たちがその気になれば、いつでも射精の秘孔を発動できるはずである。彼女のアナルの指使いを少しだけ変え、ペニスを握った手で会陰などの敏感な部位を突けば、否応なく即死状態になる。

 先端の舌使いによって果てるのが先か、背後のくのいちが射精の秘孔を突くのが先か。

 それはあくまで、彼女たちの好きに判断できることだった。

 どちらにしても、彼に将来はない。


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「うあああ!」

 さらに別の研究員が、追われていたのか、全速力でこの部屋に飛び込んできた。

 しかし、その彼を待っていたのは、銀髪のくのいちの、濡れそぼったオンナだった!

 彼自身、何が起こったのか、まったく分からないようだ。

 この研究員もまた、端末を頼りに、この安全地帯に逃げ込んできたのだろう。しかも、あと少しで女敵たちに捕まる寸前だったのか、ギリギリセーフで、この部屋に飛び込んできた感じだ。

 そして、安堵したのもつかの間、天井から降ってきたくのいち2人に、あっという間に襲われ、しかも挿入までしてしまっていたのだ。


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 それにしても、何という体勢だ!

 ペニスを包み込む極上の心地よさを感じながら、研究員は、自分の身に起こっていることと、目先の快感とに、頭がくらくらする。

 こんな驚くべき体位で、容赦なく挿入する、アクロバティックセックスだった。

 くのいちは、幼少の頃からの訓練のたまもので、どんな難しい体勢でも、難なく挿入できてしまうのだ。

 後ろからも、研究員の脚をしっかり女の太ももでこすりあげている。


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 彼は……くのいちの恐ろしさ、抜群のテクニックのすさまじさを、まさにゾッとする体勢で味わった。

 自分が未だに射精に至っていないのは、どのくのいちグループも、男を瞬殺せず、あえて時間をかけて搾り取ることを楽しむ目的があったからに過ぎない。

 恐ろしいものの片鱗、ここに極まる。

 彼は何と、走りながら挿入されてしまったんだ!

 そんなことが……本当にできるというのか!?

 だが、事実彼は、この部屋に来た瞬間に、全力疾走している体勢のまま、くのいちのオンナにペニスが飲み込まれてしまっている。

 全力疾走という動的な動きまで見越しながら、スッと上から彼の前に落ちてきて、すぐさまブリッジの体勢を取ると、腰の位置を正確にペニスに照準合わせ、そのままぐっと挿入に持ち込んでしまったんだ。

 入れるときにだけオンナを拡げて、スムーズに入りやすくするように訓練され、動く物体であってもアクロバットセックスに持ち込む忍術を極めていなければ、絶対にできないことだ。

 しかもすかさず、もう1人の女忍者が彼の後ろを捕らえ、太ももを絡めながら、上手にアクロバット挿入戦をサポートしている。連携も完璧だ。


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 こうして研究員は、すっかり前後から捕まってしまい、なすすべもなく、鍛え抜かれたくのいちのオンナに翻弄される羽目に陥った。

 どうしてなんだ。

 ここは女人が入れない安全地帯のはず。無理に入ってこようとすれば、女敵は一時的に消去され、別の場所に移されてしまう。侵入は絶対にできないはずなんだ。

 プログラムに異常はない。それなのに、メインコンピュータは狂っている。

 なぜだ?

 一体、何が起こっているんだ。

「気づいてからではもう遅い」

「!!」「!!」「!!」

 端末から、若い女の声がする。3人ともの端末に、同時に発信されたメッセージ電波だった。ハードコアの声だ!

 しまった……そういうことかッ!

 自分たちのめざしていた安全地帯は、完全にダミーデータだったんだ!

 研究員たちは、安全でない場所にいれば女たちに追われ、捕まれば精液を搾り取るまで離してくれない。

 そこで、彼らは端末の情報を頼りに、近くの安全地帯の場所を特定し、そこに逃げ込もうとする。

 だが、その端末情報が、ハードコアのしかけた偽のデータだとしたら……

 そう、この部屋で大勢のくのいちたちを隠しておけば、男どもの方から自動的に入ってきて捕まる、そういう次第だったのである。

 まんまと騙された三人は、逃れることのできない快感に、これ以上耐えきれなかった。脱出もできず、熟練のくのいちたちを相手にしてもまったくレベル不足だ。

 しかも、彼女たちは、この三人を瞬殺できるにもかかわらず、わざとじらして楽しんでいる。

 イクかイかないかのギリギリの瀬戸際で、研究員たちが多幸感に包まれていながら、必死になって射精を堪え、脈打たないように、死にたくないと思いながら全身全霊を尽くしているのを、残虐にも楽しんでやがるんだ。

 だから彼らは、四六時中きゅ~んとくすぐったく疼くあの直前の快感を味わいながら、ギリギリのところで脈打たず、そのさいにちょこちょこと刺激され、また多幸感に襲われて苦しむ……。彼女たちはそれを楽しんでいるんだ。


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 もはや勝ち目も逃げ場もなかった。

 さらに次々と、くのいちの別働隊が、この部屋に忍び込んでくる。

 そうして、また別の研究員が、偽の情報を頼りに、このくのいちの里に逃げ込んでくるのだろう。捕まれば性的快感の拷問の末、最後にはあっさりと精を奪われてしまうことになる。

 みんな……ダミー情報に騙されないでくれ、ここは……安全ではない!

 むしろ閉じ込められ捕まってしまう状況に近かったので、他の場所よりも危険である。

 この部屋に入ったが最後、熟練のくのいちたちが何人でもわいてくる。この部屋は、くのいちの罠なんだ。入ったが最後、射精しなければ絶対に抜け出せない。

 万が一、くのいちたちが油断して、この三人のうちの誰かが、くのいちたちから逃れ、あるいは実力で勝ったとしても、次々と降ってくるくのいちたちに再び快感攻撃にさらされるだけだ。


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 別働隊が次々と降ってくる。

 次の忍者部隊がターゲットにしているのは、どうやらこの三人ではないらしい。まだ、この部屋に近づいてきている研究者がいて、その男を狙って準備しているのだろうか。

 ハードコアは確実に学習していた。

 端末などを駆使する人間の男たちを快楽漬けにして洗脳させるためには、男性が何人、どの階にいて、どこを走っていて……そうした位置情報を掴む必要がある。端末でダミーを出せるということは、ある程度、研究者たちの動きを読み、予測し、その通りに男たちを動かすことができなければならない。

 ということは、わざわざ逃げ惑う男たちを追いかける必要はなくなる。位置情報を掴みさえすれば、どのタイミングでも、女敵をワープさせ、男の前に送り込むことさえもできるはずだ。

 この考えは後になって、クローンが彷徨っている折りに、自動ドアをくぐったときにエンカウントしやすいことの理由になる。ハードコアが、敵の位置情報を掴むからである。

 まだ、ハードコアは、この時点ではそこまでできないが、研究員たちとの攻防をつうじて、学習を進めていくことになる。

「あうぅ!」
「うああ! だめえ!」
「でる……出てしまうぅ!!」

 研究者三人がほぼ同時に絶頂してしまう。イク快楽は通常の何倍にもふくれあがった。

 2人がかりのくのいちのお尻の間から、大量の濃い体液が噴き出していった。

 低刺激で優しく臀部の肉で上下に撫でさすられた結果、彼はついにその心地よさに耐えきれなかった。2人のくのいちがお尻を離したタイミングで、誰にも触られていないペニスから、大量の精液がほとばしったのだった。

 2人目は、射精の秘孔と亀頭フェラの両方で、絶頂させられた。

 手コキと、先端ナメの執拗な攻撃に、彼は限界まで踏ん張ったが、アナルまで刺激され、どうにもならずにイク直前のくすぐったさを味わい続けるしかなかった。

 そしてついに、裏スジを舐めるくのいちの舌に勝てず、ペニスが脈打ちを始める。ドクンというひと脈は、後ろのくのいちに確実に伝わる。律動する前立腺を、丹念に指で突っついていたのだから。

 その脈打ちのタイミングで、後ろのくのいちは手早く射精の秘孔を突いた!

 すると、彼のイク快感はさらに数倍以上にふくれあがる! 彼は一度に2回、イかされてしまったのである。

 出し尽しても律動が止まらないくらいに、この研究員はペニスを脈打たせ続けた。放出された体液は、前方の忍者がしっかり受け止め、すべて口の中に飲み込まれてしまう。

 そして、絶妙なタイミングで忍法筒がらしが発動し、アクロバット挿入していたくのいちのオンナが急激に締まる!

 震えるような締め付けが襲いかかり、まさに一生分の精を搾り取るといわれても不思議ではない快感だった。

 彼も、オンナの締まりだけで、同時に二回以上イッてしまった。くのいちの性的実力と魅力には勝てなかった。

 膣内に大量の精液が注ぎ込まれる。が、この世界では、着床はできないようになっている。精液はあくまで、快感の印でしかなく、子供を授かるという営みとは完全に切り離されてしまうのだ。

 そしてそれは、恐るべき洗脳と、女体化を意味しており、世界支配のために性的快楽を駆使するという悪魔の研究は、ハードコアの暴走によって、半ば強制的に実現してしまったのである。



###こうしてまた、三人の研究員が消えていった###


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