15.仲間が減る乱交1
「こっ……これでどうだ!」
研究員たちはもはや、窮鼠と化していた。
追い詰められ、集団で犯され、次々と射精していく。出してしまえば最後、その場で女の子モンスターに改造され、自由意志を失って、他の男を追い回すようになる。
研究所が暴走し始めて以来、男たちは、大勢の女敵に追われ、逃げ惑う羽目に陥った。
彼女たちは積極的に、研究員たちを捕まえればその場で、女体のありとあらゆる部位を駆使してペニスを悦ばせ、その精液を奪っていく。
彼女たちは人間の若娘ばかりでなく、人外の強力なモンスターたちであり、熟練した男たちであっても、たやすく昇天させる実力の持ち主たちだ。どこまでも魅惑的な肢体と魔性のテクニックで、次々と精を絞っていくのだ。
追い回されている男たちは、セックスには縁遠いズブの素人だ。
セックスバトルの館と化したこの研究所で、生き残ることは困難を極めた。
1体1でもほとんど敵わない性的魅力を具えた美少女モンスターたちが、男一人めがけて大勢殺到するので、たいていの研究者は、あっさりと精液を奪われ、快楽の虜となって、女敵の仲間として徘徊し始めるのである。
オセロのように、敗北したら性転換させられ、女敵仲間が増えていく。これに加えて、狂ったハードコアが次々と異世界から、外部から、どんどん仲間を召喚してくる。とりわけ重要機密が密集する地下1階の領域には、宇宙や魔界から、セックス専門の魔族や神族、宇宙人モンスターを呼び寄せているのだ。
そのため、地下室で作業していた研究者たちは、その日のうちに全滅したらしい。端末のシステムを含めた全指揮系統が狂い、研究員たちは、なすすべもなく快感に果てていったのであった。
ほとんどの場面で、多勢に無勢となり、男一人に娘数人以上が取り囲むことになったのだが、研究員たちの一部では、仲間と通信をし合い、連携することに成功してもいた。
この場所、研究所の一角で、研究員4人が、女学生1人に集団で襲いかかっていた。
偶然の産物ではあるが、彼らは連携に成功し、逃げるフリをして、制服娘を逆に追い詰め、彼女を逃げられない位置に追いやると、隠れていた他の研究員たちが一斉に飛び出し、襲いかかったのである。
はたから見れば、完全に輪姦だ。
少女1人に、大人の研究員たちが、隙間なく取り囲み、ほとんど一方的に犯している。
念のために、指示を出せる立場の研究員は、その戦闘に参加せず、客観的に状況を見て的確に指示を出す役目を負っていた。
研究員たちの連係プレイは、セックスに素人でありながら、なかなかに的確なものであった。
少女の口を犯す者、挿入して腰を振る者、制服越しに全身愛撫に特化する者、そして、指示を出しながら、他の女敵が来ないかどうか監視する係。
オンナで出し入れされるペニスの快楽に加え、強制フェラで女体に性感ダメージを送り込まれ、そこに愛撫攻撃まで加わって、年端も行かぬ女子高生は、想定以上のダメージを被ってしまっている。
「んっ……むぐっ……ふむふぐっ……」
17歳の若い娘は、上からも下からも男性器攻撃に苛まれる。また、乳房を中心としたやんわりタッチでの愛撫攻撃にも、息を荒げている。彼女の精力は、じわじわとではあるが目減りし、ピンチを迎えていた。
この研究所では、美少女に襲われても、彼女を絶頂させてしまえば、相手はぐったり意識を失い、消滅する。これは、回復を待ってふたたび再生するためのプログラムでもある。
ということはつまり、女敵をイかせてしまえば、さしあたっての身の危険もなくなるということである。
また、経験を積めばレベルも上がり、研究員であっても、性的に強くなることができた。攻撃力も耐久力も上がるので、より強いモンスターにもタチ向かうことができた。
とはいうものの、やはり研究員は素人であり、圧倒的に女性軍団の方がはるかに上であった。地道にレベルを上げて攻略する前に、やはり強敵に襲われて、あえなく射精してしまう運命にある。
結局のところ、機転を利かせて、女性1人に複数の研究員が取り囲み、一斉に犯して、イかせる以外には、この快楽地獄で生き延びる可能性を獲得することは、きわめて困難であった。
もちろん、美少女の方も負けてはいない。
多くの女敵たちが徒党を組み、集団で行動している。彼女もまた、本来その1人であった。だが、偶然にも彼女は仲間とはぐれ、1人の研究員を追いかけていたのだった。
その研究員を追い詰めて戦闘になったと思いきや、連携して隠れていた他の3人に取り囲まれ、彼女はめずらしく単独で、この男たちに犯されてしまっていたのだ。
とはいうものの、彼女も決して素人というわけではなく、小学生のうちに初体験を済ませ、性的なものにある程度の興味と経験を持っていた。そんな中、外部からこの研究所に強制転送され、女敵のレズ攻撃にイかされ、以来ずっと、男の精を求めてさまよい歩いていたのだった。
彼女は単独または女複数で、すでに何人もの研究員の精液を、その肉体で受け止めている。レベル1の主人公では、17歳(レベル2)の女子高生(夏服)にはまったく太刀打ちできない。
男たちの集中攻撃によって、通常の数倍以上の快感ダメージを負っていたが、しっかりカウンター攻撃も忘れないでいる。
若く溌剌とした元気なオンナを駆使して、挿入男性のペニスをぎゅうぎゅうと追い詰めていく。彼が腰を振れば振るほど、しごかれたペニスもまた、快感にじかに晒されていることになる。
フェラチオを強要され、精神的に気持ちよさが倍増する目に遭っているが、そのやわらかな唇と舌のカウンター攻撃で、口腔の武器が二人目のペニスを責め苛んでいる。
そして、彼女は左手を上手に駆使して、柔らかくふっくらした若い手で、愛撫研究員のペニスをひたすらしごき続けていた。
つまり、彼女を3方向から襲う男性たちのすべてのペニスを、彼女はたった1人で同時に悦ばせ、性感ダメージを与え続けていたのである。
「がんばれ! 股間を踏ん張らせるんだ。快感に負けてはいけない! ……大勢で1人を一斉に襲えば、レベル2女子高生だって倒せるんだ。」
あえて戦闘に参加していない指示係が、少女の乱れ具合から、残り精力を算出する。
1体1では、ほとんど勝ち目のない相手である。だが、3人がかりでやれば、攻撃は3倍! しかも同時に犯されているという興奮が手伝って、少女は想定以上のダメージにあえいでいた。
また、彼女からの攻撃も、一方向に集中せず、3人まとめて分散されているので、素人研究員でも、若い女体にほだされずに、精力を温存させることが、多少なりともできているようだった。
「あうあぁ……気持ちいっ……」
「待て! だめだ! 射精するな! 快感を我慢するんだ!」
挿入していた研究員が、射精直前のきゅんきゅんくすぐったい多幸感に包まれた。
青い果実の直情的な膣の攻撃に、性的経験が皆無の研究員は、はっきりと追い詰められてしまっていた。
ペニスを出し入れすればするほど、絡みついてくる若い締まりは、確実に彼を絶頂へと導いていた。
「こらえろ! 無理なら挿入をやめるんだ!」
指示係が必死で命じている。
だが、もはや射精準備に入ってしまっていた研究院の、勝手に出てくる体液を食い止めることは、本人にも他の男にも不可能なことだった。
「あああ出るっ! でちゃう!」
もはや限界だった。腰の動きも止められず、彼は肉欲に負け、勝手に前後してしまう。女学生の膣の気持ちよさに我を忘れていた。
女性経験が豊富な男性だって、禁断の花園の膣圧の虜となり、精液を出してしまう……そんな攻撃力を持った夏服娘を相手に、研究員はなすすべもないのだった。
外の世界で、17歳を相手に性交すれば、きっぱりと犯罪であり、同世代の若者(彼氏)くらいしか、その肉体の味を知ることはできない。しかし、この研究所内では、そのような規律はまったく通用しない。
イクかイかされるか……性本位社会では、有無を言わさず、快感を与えて絶頂させた者の勝ちであり、イッてしまったら敗北なのである。シンプルながら、これほど蠱惑的なルールの世界で、研究員たちが勝ち残れる可能性は皆無なのだ。
禁断の果実を味わうことができてしまったことで、期待値が跳ね上がり、たやすくその快楽に没入してしまう。それが女学生たちの性的能力を、いやがおうにも高めている。
「あああ……でちゃった……きゃうん……」
研究員は情けなく鳴くと、なまで体液を高校生のオンナにぶちまけてしまった。
もはやセックスが生殖行為でなく、自身の生存維持のための戦い、自己保存の確保の瀬戸際としてのみ許されている研究所内では、妊娠という概念自体が消滅してしまう。そのため、女敵たちは、研究員たちがコンドームを装着しているかどうかなどまったくお構いなしに、そのまま本番行為を積極的にしかけてくる。
避妊をしなくても妊娠の危険がないとあって、彼女たちの方も、いっそう男の精を奪うために、邪魔なゴム越しではなく、じかに膣の感触を刻みつけた方が、好都合なのであった。
ただし、性病が蔓延するという欠陥があった。ハードコアは学習し、性病が女敵を衰えさせたり、生命の危機にさらしたりすることがないよう、ウイルスを制御しているようだ。その一方で、男性側にとって、性病は防御力の減退(弱体化)として働くので、性病そのものを根絶する気はないらしい。
「ああっ!」
「そんな……」
なんということだ! そんな心の叫びが、無言のうちに響いていた。
射精し終わった研究員は、瞬時にして肉体改造される。
快感に負けた男は、女モンスターに改造され、すぐにでも男を襲う兵器として、意志も肉体もすべて乗っ取られてしまうのである。
女学生のオンナに挿入して腰を振っていたままのその体勢で、研究員はマジカルガールに変えられてしまった! 一瞬の出来事だった。
その際、もとの研究員の面影は跡形もなく消え去る。遺伝子のかけらさえ残らず、元の姿とは似ても似つかないモンスターになるし、男性だった時の経験も記憶も奪われてしまうので、“まったく新しい美少女”として、男たちを襲う存在になってしまうのだ。
そのために、「もともと男だった」研究員とセックスをする、という感覚が鈍磨消滅し、完全に別人を相手に肌を重ね合わせる戦闘に入ることができる。
「うああ!」
「へへっ……おにいちゃん、ココすんごいビンビンだね。」
マジカルガールが向かった先は、指示を出すことに専念して直接戦闘に加わっていない研究員だった。
「このおねえちゃんがエッチしている姿を見て、興奮しちゃってるよね。……にゃはっ、私が代わりにいい気持ちにしてあげるね?」
マジカルガールは、研究員のペニスを咥え込み、しっかりと前後させて、やわらかな舌で亀頭先端をこねくり回し始めた。
「あうっ!」
少女の言うとおり、この研究員は、さっきからの淫靡な痴態を目の当たりにして、すっかり興奮しきってしまっていた。できればセックスの宴に参加して、気持ちよくなってしまいたい……でも鉄の意志でそれを抑える! そういう精神的な戦いを続けていた。
だが、仲間の1人が女敵側に寝返り、強力なモンスターとしてペニスをフェラチオし始め、彼はそれ以上、頑張ることができなくなってしまった。
年端の行かぬ美少女。
女学生と同様、外の世界では絶対タブーとされる、禁断の肉弾戦が始まった。こんな子供なのに、フェラチオのテクニックは百戦錬磨のそれと同様であった。
亀頭と裏スジにしっかりと、小さい舌をあてがって乱暴に舐めつけながら、ふにっとした唇の輪で、丹念に棒をしごき立てていく!
変身能力や、快感の呪文、弱体化の魔法、魅了の魔法などを駆使する強豪だ。マジカルガールと肌を交わらせ、こすればこするほど、その幼い膣の感触を味わったり、凄艶なる唾液をペニスに塗りつけられたりすればするほど、相手の男性は、5,6年生くらいの娘の裸体の虜となっていく。
そもそもロリコンでも何でもない男たちが、魔法少女の眷族によって、子供属性を開発されることになる。その魅力に気づかされ深められると、どんどん彼女のことを好きになっていってしまう。
愛する女性とのセックスは何よりの気持ちよさとなる。だからマジカルガールは、男のハートを奪う秘密のおんなのこ魔法で、背徳の獣道へと、大人の男を絡め取り、甘い罠の坩堝へと貶めていくのだ。
「ああっ! もう……うくっっ!!」
次に感極まったのは、女学生の口を犯し、カウンターでフェラ攻撃に遭っていた研究員だった。
女子高生レベル2は、オンナへの攻撃がいったんなくなったことで、手コキとフェラチオに専念し、心が掻き乱されずに、しっかりと男根を責めることに特化できた。
そのため、左手のスピードが上がり、唇での攻撃も激しさを増して、両側の男たちを逆に追い詰め始めていた。
やさしい唇がぷるんと弾け、ぎゅうっとペニスを喉奥まで咥え込むようにして、素早く首を前後させた。裏スジに的確にあてがわれる女舌と、根元から先端までを滑る口の性器で、研究員はぐんぐん高められてしまっていた。
「だめ……だ! 女たちの口に負けてはいけない! 俺もがんばるから、君も……」
「あう!!!」
ビクンと、研究員がのけぞった。その顔は上気し、我慢しなければならない射精を、堪えきれずに出し切らせてしまった、そういう禁断の絶頂に、頭の中が真っ白になった姿であった。
指示を出す男も、どんどんロリ属性が開発され、お尻の奥に突き抜けるキュンとした快感と戦いながら、すぐそばの仲間が絶頂してしまうありさまを、ただ見ていることしかできないのだった。
射精が終わったあとの研究員は、このマジカルガールと同じ運命をたどる。
すでにペニスは消滅し、全身が女体化する。しかも、もとの男性の面影は完全に消え失せる。まったく新しいモンスターに生まれ変わってしまったのだ。
絶頂した表情のまま、研究員は女丈夫のヴァルキリーに姿を変えられていた。
戦士は、女性上位の力ずくのセックスを好む猛者である。力強い責めを積極的に勝負に賭け、ガンガン精を絞り取ろうとする強豪である。自分の性感ダメージさえ顧みない面はあるものの、その一気呵成の戦闘スタイルは、素人男性をタジタジにさせ、ごく短時間でペニスを脈打たせる自信に満ちあふれていた。
女1人めがけて、4人の男が集団で襲いかかっていた構図のはずなのに、1人、また1人と射精してしまい、いまや、男2人女2人の対等人数になってしまった。
同人数になっているということは、そもそも素人男性に対して強豪女敵となっているので、圧倒的に不利な情勢に追いやられたことを意味する。
まずいことになった……
男たちはいよいよ、戦慄の快楽地獄に追い詰められていくことになる。