矛盾霊【むじゅんれい】

  種 族:ゴースト
  レベル:C
  得意技:魅了、快感呪法、金縛り、回復、色情霊召喚、仲間を呼ぶ/思春期、姉、集団
 
 幽霊を祓う巫女の身でありながら、みずから幽霊になってしまったという、よく分からん存在。その存在自体が矛盾しているというわけで、「矛盾霊」と呼ばれる。

 元々はエッチな女の幽霊の除霊を専門に扱う、霊能力の高い女性だったのだが、不慮の事故や、除霊の失敗などによって命を落とすと、これまでに祓われてきた色情霊どもの恨みによって、彼女は浮かばれることなく矛盾霊にさせられてしまうという。色情霊を祓ってきた生前の行いは、残念ながら裏目に出て、自分自身が色情霊となってしまうのだ。

 性的能力、霊能力ともに、かなり高度なものでなければこの仕事は勤まらず、さらには若くして命を落とせば必ず色情霊になってしまう運命も背負っているので、このテの巫女サマは、相当な修行と覚悟で仕事をしなければならないし、事故死などには細心の注意を払ってこれを避けようとする。

 しかしそれでも、残念ながら死んでしまって、矛盾霊となってしまう巫女も後を絶たない。強力な色情霊のお祓いに失敗して、みずから淫靡な世界に足を踏み入れてしまう例も多いという。

 そんな矛盾霊を祓えるのは、やはり強力な霊力を誇る巫女をおいて他にはないだろう。しかしその巫女も失敗すれば、晴れて「お仲間」にさせられてしまうことも請け合いである。

 そういうわけで、矛盾霊は、性霊の中でも上位に位置する強力な敵であり、10〜20代のピチピチした肉体と、さまざまな呪術を駆使して、冒険者を悩ませてくる。

 彼女たちは和風のステージか、幽霊のたむろすステージに紛れ込んでおり、単独または複数で登場する。他の幽霊と一緒に行動することも多いようだ。いずれにせよ中級ステージの敵であり、並の冒険者の太刀打ちできる相手ではない。

 巫女だったので、もちろん赤の袴姿だ。その清らかな姿、半透明の死者の霊気が、冒険者の情欲をそそる。色情霊となっても、その清楚な出で立ちと物腰は健在だ。

 数種類の性的な呪術に精通しており、生前はそれで色情霊を退治していたのだが、矛盾霊となってからは、もっぱら男性の精を抜き取るための直接・間接攻撃に役立てている。

 まず、自分の魅力を上げる、冒険者の脳内に自分の良さを刻み込むなど、いくつかの魅了の呪術を心得ているので、ほとんどの冒険者は彼女たちの魅了攻撃に抗うことができずに、弱体化させられてしまうだろう。相手に惚れ込んだまま戦わされることは覚悟しなければならない。

 通常の色情霊としての攻撃力・防御力を超えた実力者であり、攻防ともに相当に長けている。そんな相手に、魅了された状態で戦うのだから、その気持ちよさは絶品というほかはない。彼女たちの手や舌、足やお尻やオソソにしこたまかわいがられて、あえなく散っていった冒険者は数え切れない。

 生前に色情霊たちを撃退していた呪術で、今度は冒険者の全身に快楽が与えられる。矛盾霊が祈れば祈るほど、男性の全身の性感神経がじわりじわりと刺激される。彼女たちを抱きながら、同時に内部からわき上がってくるじわりとしたくすぐったさに包まれ、長期戦になればなるほど呪術は体の芯に食い込んでくるので、よほどレベルが高くなければはじき返すこともできず、多くの冒険者が苦戦を強いられることになるのだ。

 イキやすくなるように、体内の生殖細胞は急ピッチで溜め込まれ、同時にじわじわと追い詰められるように体内の気持ちよさが増していくのだ。そこへ色情霊特有の悩ましい肢体が怒濤のように押し寄せてくる。

 さらに彼女たちは、数ターンに一度の割合で、金縛りの術を使ってくる。通常の色情霊よりも強力で、この呪法を破るのは難しい。金縛りに遭ってしまえば、解けるまでの間は一方的に責められまくってしまうだろう。回復もできず、そのあいだに射精してしまうことにも気をつけなければならない。

 また、ごくまれにだが、矛盾霊は回復技も心得ていて、自身の精力を回復してしまうことがある。せっかくイかせる直前まで追い詰めたのに、回復されてしまってはたまらない。が、彼女たちは回復よりも冒険者を責めることを好むため、あまり頻繁には使ってこない。最後まで油断できない戒めとなろう。

 矛盾霊の恐ろしいところは、色情霊召喚と仲間を呼ぶことで、戦闘を有利に運び、長期化させてくることだ。生前に祓っていた色情霊たちは彼女のもとに集まってきて、一緒に冒険者を苦しめる。色情霊たちは、矛盾霊をセックスの世界に引きずりこんだ張本人であるが、今やともに冒険者を射精させようとしてくる大切な仲間である。男の精気を吸えるから、矛盾霊の召喚に喜んで応じてくるというわけだ。

 さらに、矛盾霊を払おうとして失敗した巫女も矛盾霊となるため、仲間を呼ぶコマンドで、そうした矛盾霊まで引き寄せられてしまうだろう。人数は多くないかもしれないが、2人、3人がかりで魅了から快感呪法、金縛りを駆使され、悩ましい肉体で交代ではめまくられてしまえば、そして大勢の色情霊たちが全身愛撫などのサポートをしてくるようになれば、経験豊かな冒険者でもひとたまりもないだろう。

 長期戦になればなるほど、快感呪法が体を強く蝕むので、くすぐったさが増し、全身の心地よさのために、何もされていなくても射精してしまうほどに追い詰められる。そこへ十数人がかりで一気にたたみかけられてしまったら、どの矛盾霊の膣内に白い花を咲かせてしまうか、分かったものではない。

 どうしても短期決戦に持ち込みたいところだが、若く妖艶な矛盾霊たちと、数にものをいわせた色情霊たちの集団戦がこれを阻む。幽霊に対する耐性と、相当高いレベルが要求されることになるだろう。

 お祓いのスキルを身につけているのであれば、色情霊撃退または弱体化は必須だ。その上で、やはり長期化を避けるため、一気に全員を相手にできるスキルや魔法が欠かせないだろう。全体攻撃を上手に使って、金縛り対策に精力温存に気をつけながら、全員を一気に片付けてしまう方がいい。

 上級淫霊に属する矛盾霊だが、彼女たちをしっかり倒し続け、さらなる高みを目指して、勇者クラスの仲間入りを果たしていただきたい。そんな冒険者に立ちはだかるのは、矛盾霊など足下にもおよばない神や悪魔たちなのだから。


【むすめ】

  種 族:人間
  レベル:E〜D
  得意技:特になし/ロリ、思春期
 
 実の娘。

 父としては禁断の恋ではあるが、その一線を越えるという背徳感が深まり、人としての何かを失う代わりに、思いっきり年下の若いオソソを味わえる快楽に取って代わるのである。

 通常、娘を相手に戦闘をすることになる冒険者の層は限られている。引退直前の高齢者層・熟年層がほとんどであり、若い冒険者が相手にするケースは滅多にない。

 考えてみれば、戦闘可能な娘といえば10〜20年程度の開きがあるわけであって、娘が10と仮定しても、少なくとも冒険者は30越えである。妙齢の娘が相手になるという場合には、それ以上の年代層に限られてくるというわけである。

 ロリ属性の中年や、ずっと年下の若い肌が大好きなオジサマ世代なら、もしかすると一線を越えるという禁断の闘いに足を踏み入れてしまうのかもしれない。

 多くの場合、実の娘を相手に戦うということは、父の望むところではないだろう。操られた彼女を救うなど、特殊な事情があるはずである。そのため、いわゆる雑魚キャラとして通常戦闘に娘が顔を出すケースはほとんどなく、悪い奴らから救済するなどのイベント戦闘に彼女たちがかり出されるという場合に限られる。

 その年代層となる冒険者は、引退前の熟練のレベルを誇っているか、全くの素人かのどちらかだろう。前者であれば、娘をセックスで倒すことは簡単なはずである。そしてそこでは、悲劇の父親としての「因果」をかみしめるストーリーになるはずである。

 しかし、セックスバトルは非情だ。時には実の娘とも闘い、涙して犯し倒すこともしなければならないのである。その非情な現実を前に、娘を拐かした悪しき魔族どもを打ち破るため、老骨にむち打つほかはない。

 従って、その戦闘はイベント的なものであり、負けるということは考えられない。強化されていたとしても、彼女はただの娘、若い肌を駆使した通常戦闘しかできないのであって、父との実力の差は雲泥である。おそらく一ターンほどで決着がついてしまうだろう。攻略も必要ではない。

 但し、いくつかの特殊なケースは考えられるので、その場合には注意が必要だ。

 1.娘が魔族化している場合

 このケースでは、娘の強化は相当に進んでおり、救済するのは難しくなる。プチボス専として扱われることも多くなるが、それでも、この娘を助けられないようでは、父として失格ではないか。

 2.父親が冒険者でなかった場合

 冒険者として長年の経験を積んでいるのではなく、ひょんなことからオジサン冒険者としてデビューした場合、実の娘との闘いという厳しい試練を受けることになるだろう。娘が子供だった場合にはロリ肉体をフル活用して襲ってくることになるし、10代後半から20代前半の乙女であれば、若くずっと年下のみずみずしい肌を相手に射精を堪えなければならなくなる。

 いずれにせよ、そうしたオジサン冒険者はレベルも低い。他の女敵と同様、ハリのある娘の身体に苦戦し、それでも情欲に溺れずに打ち勝たなければならない。過酷な試練である。

 また、一般人だった父親が娘を救うために冒険者になる。ということも考えられるだろう。その時には、娘は操られて父親に襲いかかってくるので、性技を駆使して辛勝する以外には、彼女を救う方法はないだろう。

 3.冒険者が弱体化させられている場合

 冒険者がロリ属性を開発させられ、子供に弱くなっている状態で、コドモのぺったんこな娘が甘えてくると、ついつい気を許してしまうことになり、苦戦を強いられることは考えられる。一緒にお風呂に入るプレイをさせられながら、いつものように体を洗ってあげつつ勃起させられ、「タオルじゃなくて手で直接洗って♪」とせがまれて激しく欲情、娘の全身をにゅるにゅる撫でさすりながら、そのぷにっとした小さなお尻や未熟なオソソに禁断の汁を吐き出してしまう危険性もある。

 混乱して節操を失った状態で娘が襲いかかっても、父としての威厳は地に落ち、20以上年下の若娘のきめ細かい思春期を前に、抱き心地の良い上半身と、成長したふとももにほだされ、毛の生え始めたオソソに爆発してしまう可能性がある。

 やっかいなのは、冒険者の年齢が変えられている場合だ。子供に戻る魔法などを駆使され、小学生になった冒険者の前に、高校生や大人の実の娘が相手をする。娘なのに自分よりも年上という倒錯した快楽を前に、あっけなくイチモツを律動させてしまう可能性は否定できない。

 4.未来転送

 通常は熟年冒険者が戦うこととなる娘だが、まれに魔の者や高次なる存在の手によって、未来から実の娘が転送されて冒険者に襲いかかる場合がある。その場合は、冒険者は熟年層とは限らず、結婚していない若い冒険者の前に、同じ世代の実の娘が送り込まれ、セックスをさせられてしまう。

 父としての自覚が芽生える前の段階なので、その相手は魅力的な異性としてしか映らないだろう。未熟なイチモツに、強化された未来オソソがつながれば、あっさりと精を抜き取られてしまうこととなるだろう。


 これらの特殊なケースであれば、娘は強敵に映るかもしれない。しかしながら、やはり実の娘との闘いは避けるべきところであるし、そもそも、強化されているといってもそんなに強すぎて歯が立たないほどではないだろう。

 それよりも、セックスバトルの世界の非情さをかみしめ、世界を魔の混沌から救うために、気持ちを新たにステージを進むきっかけにする方がいい。早く娘を救い、敵を許さぬ炎の怒りで、道を切り開くのだ。


村娘【むらむすめ】

  種 族:人間
  レベル:D
  得意技:特になし/思春期
 
 町娘の強化版。

 都市の論理から行けば、村<町<都市という順で、発展やグレードが上がるものだが、セックスバトルではまったく逆で、スレた都会の女よりものどかな町の娘の方がレベルが高く、さらに田舎の純情な女の子の方がグレードが高いのである。それはひとえに、ヤル側の期待度が跳ね上がるからにほかならない。

 『とらわれペンギン』では、女子高生にもグレードが設けられており、3年生よりも2年生、2年生よりも1年生の方が強かった。中学を卒業したばかりの若い若い女の子は、冒険者にとって高い期待値を持ち、しかもそれに応える直情的な処女締め付けがイチモツを襲う。クローンになりたての冒険者では一発で中出し確定であった。

 田舎で暮らす純朴娘も同じ論理であって、男性経験数やテクニックは都会や町の女の方が上であるはずなのに、素朴なワンピースのスカートをひらひらさせながらおずおずとしなだれかかってくる村娘の魅力に、初級冒険者はもうメロメロなのである。

 男性をほとんど知らぬ無垢な少女を、淫靡な世界に引きずりこむ。その快楽が冒険者を狂わせていく。うぶな物腰と、無垢な肢体を抱くほどに、冒険者はどんどん心奪われ、はめ込むほどに自分から快楽を高めていって、受け身になりながら腰を振る若い肉体に瞬時にして精を抜き取られてしまうことになる。

 『サキュバスクエスト』では、村娘のマーシャが純真な微笑みで冒険者を翻弄しながら、最後には淫乱な女の本性をあらわにして冒険者や村の男たちを精液祭りに貶めた。村娘はプチボスさえ務めることがあるのだ。

 初期ステージにおいてはかなりの強敵になる。冒険者たちも未熟者が多いため、彼女たちが別段特別なテクニックを駆使するわけでもなく、普通に体を開いて、オソソの締め付けだけで冒険者を追い詰める。それでも、冒険者たちは純粋な若娘のオソソの感触に加えて、期待度を高め、自分からどんどん緩んでいってしまうのだ。

 だから、彼女たちは普通に締め付け、普通に腰を振っているだけなのに、冒険者にとっては大ダメージとなり、町娘以上の苦戦を強いられてしまうわけである。

 だが、それで緩むということそのものが、冒険者の未熟さを物語っている。ウブで無知を装う彼女たちだが、実際には、田舎者ほど都会のことをよく知っており、都会娘以上に垢抜けていることも少なくないのだ。その知識やテクニックは隠されているが、要所要所で使いこなしてくるだろう。

 その素朴な物腰にだまされてはいけない。町娘以上に精力値が高く、なかなか絶頂してくれないが、通常の愛撫と腰ふりでしっかり倒し続けなければならない相手なのだ。その本性を暴き出し、期待度に弱体化することなく、心を鬼に戦えば、必ず活路は開けるだろう。

 なお、人口密度的に、村娘の出現頻度は低い。まずは町娘でしっかり経験を積み、一段グレードが上の村娘も難なく倒せなければ、いつまで経っても初心者のままだ。使いこなせるイチモツにするためにも、大勢の村娘まで倒す経験を積む必要があるだろう。




 

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