演劇部員2−5
 

 面倒だ、全員纏めて一気に倒そう。僕はゆかりとあかりの股間に手を伸ばしつつペニスをひかりに押し付けた。「えっ!?」「あう…」三人は驚きを隠せなかった。どうやら僕が全員を纏めて相手するとは思っていなかったらしい。が、そうと分かったら臨機応変に対応してくれた。三人は僕を受け入れ、足を開きながら僕に擦り寄って来る。

 僕は右手であかりの水着をずらして指愛撫しながら、左手でゆかりのスカートに手を要れて指愛撫。全員ノーパンノーブラのようだ。すぐに戦闘できるようにという事なのかな。

 正面のひかりは僕にしなだれかかって片足を上げ、立位で結合。全員にダメージを与え、三人とも顔を上気させて悦んでいる。ひかりの直情型の締め付けが僕に襲い掛かる。中学生は攻撃力が高いみたいだ。それでもそっちに気をとられている暇はない。同時に高校生と大人のオンナも悦ばせなければいけないんだ。一人ずつの個性をあまりじっくり味わっている余裕はなかった。

 よく見るとひかりは童顔ながら大人っぽく感じるし、僕の指で感じるゆかりはどことなく幼い感じがする。なんだか三人にそんなに差がないような気さえして来る。一人ずつを相手にしては気付かなかっただろうけど、年代に関係なく女の人は感じる時みんな同じ顔になるんだろうか…にわかには信じられないな。性感を責めて肉体が素直になる時本性があらわれるのは分かるが…ほとんど差がなくなるというのはちょっと考えられないぞ。

 もしかして…僕は三人の服を次々と剥ぎ取りながら疑惑を持ち始めた。そもそも何で女子中学生があられもない立位なんて知ってるんだ?しかもひかりはごくあたりまえのように腰を使っている。…怪しい。ゆかりも大人っぽい服だったけど、こうして裸にひん剥いてしまえば大人というよりも娘って感じだ。若いレディって面はあるけど、快感に腰をくねらせる彼女はさっきまでよりずっと若返った感じがする。

 まさか…僕は動きを止めた。

 「あのさあ、大道具と小道具の違いってナニ?」「あーそれはカンタンよ。登場する俳優女優が直接使うのを小道具、使わないのが大道具。」「大きくても役者が使って演技すれば小道具だし、小さくても誰も触りも見向きもしない背景となるような物なら大道具。大きさは関係なし。」「そんなのこの世界ではジョーシキよっ!」「お前ら演劇部員だろ!!」「はうあっ!!」

 演劇の話になると目の色を変えて入り込んでしまうのが彼女達の欠点と言えば欠点だ。カマをかけてみて正解だったな。疑惑通りだった。彼女達は全員演劇部員、今まで僕が倒して来た連中と一緒だ。だがひかりが子供っぽく童顔なのをいい事に中学生を演じ、ゆかりが反対に大人顔なので女教師役をやってたんだ。

 実際は全員同じ。ひかりも中学生だと思うと期待が高まって弱体化してしまうし大人も混じってるという触れ込みも心理的な隙を突くいい作戦だった。しかし正体が分かってしまった以上、もうひかりを秘密の若いつぼみと考える必要もない。今までの演劇部員と同じように対処すればよいという事になる。それでも彼女達の得意技である演技は見事だったな。僕ももう少しで彼女達の演技に騙される所だった。

 「ふっふふふ…ばれちゃあ仕方ない!中等部ってェのは嘘八百よォ!恐れ入ったかぁ〜!」三人とも僕から離れてカブキなポーズをとる。「何を隠そうこのゆかり様も女教師じゃあござんせん。英語サッパリ!えっへん!!」…威張るなよ。やっぱりここの女はみんな変だ。

 「そーかそーか、全員戦い慣れた演劇部員か。それなら恐れるに足りぬなあ。ふっふっふ…」僕は余裕の表情で三人の前に居丈高にふんぞり返る。「うう…」部員達は後ずさった。勝機が見えた。

 そうと分かれば一気に倒すか。演劇モードを破られた部員達はどうしていいか分からずに後ずさる。僕は一気に彼女達に襲い掛かり、バック+指入れで一気に勝負を仕掛けた。ひかりの幼い締め付けも、もし中学生だったらと思うと恐ろしい攻撃力と言えるが、只の演劇部員ならちょっとがんばれば克服できそうだ。思い込みに騙されるのとそうでないのではこっちの強さが全然違う。バックで激しく突かれながらひかりが果てる。

 続けざまに僕はゆかりを獣のように突き上げた。「よくも騙しやがったな!これでもくらえ〜!!」「いやあああん!」既に演劇部員も大勢平らげている。演技モードを打ち破られて連係プレイができなくなった彼女達など敵ではない。

 最後に残ったはあかり。僕は水着を乱暴に剥ぎ取って松葉崩しに持ち込んだ。水着少女が廊下を歩くという倒錯シチュを避ける為には全裸にしてしまうのが一番手っ取り早いからな。あかりは悔しがりながらもしっかり感じ、体を震わせて消えて行った。きっと彼女が悔しいのは演技を見破られたからだろう。

 一人ずつ相手にしてたら見破れなかった。全員を相手にし、三人を同時に比較できた上、注意を全員に分散させたから見破れたんだ。君達の実力はたしかにホンモノだよ…。

 ま、それにしても怪しいと思ったら演劇ネタを振ればもし演劇部員なら専門家しか知らないような事をガンガンしゃべって歯止めが利かなくなるからな。これから先は見破るのはたやすそうだ。この戦いは僕にとっていい経験になった。

 僕は演劇部員達の最後の砦を破った。これでほとんど女学生フロアは克服したと本当に言えるだろう。現実にはありえない位広い学校だが、後はゴール目指してひたすら突き進むだけだ。

 僕はセーラー服を身に纏い、ワープトラップを避けながら先を急ぐのだった。

演劇部員2 クリア

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