マーメイド1−4
 

 たしかに僕も苦しい。容赦ない腰の動きとピンクの霧攻撃で、僕の精力はどんどん減って行っている。だが、僕はあえて精力消費を最小限に抑えるように、我慢に徹する事にした。

 マーメイドは催淫毒の愛液を持っている。もちろん、フグが自分の毒にやられないように、彼女も自分の霧で感じる事はないだろうけれども、これだけ体液が大量に滲み出ているという事は、彼女もかなり感じやすく、そしてイキそうになっている事の証拠ではないか。僕はそっちに賭けてみる事にした。マーメイドが自滅する方を。

 「はあ、はあ、はあ…」マーメイドの息がどんどん荒くなって行く。

 「ふあ、ああん、いいよ、すっごい!」彼女が腰を動かす度に、愛液がペニスに纏わり付く。だが僕は、じっと動かずに、ひたすら耐える事にした。意識を外に飛ばし、感じないように踏ん張っているお陰で、精力消費量を抑える事ができた。

 催淫剤が既に僕の全身に回っているが、それでも耐えられない程ではない。精力は消費するけれども、消費の仕方は随分とましになった。

 それに対してマーメイドの方は、一層ピンクの液を滴らせ、さらに激しく動いている。あえぎ声もどんどん激しくなっている。

 「ああ、もうだめえ!イッちゃうよう!」マーメイドも限界のようだ。今だ!

 僕は急に攻撃に転じた!上下と前後に激しく腰を動かした!ペニスがマーメイドのオンナをかき回した!これがトドメの一撃となり、マーメイドはあっけなく果てた。

 「…勝った。」

 マーメイドは恍惚の表情を浮かべながら消えて行った。彼女の攻撃方法が諸刃の剣である事を本人もよく知っていたのだろう。水の中での勝負に持ち込まなかった事も勝因の一つだ。

マーメイド1 クリア

戻る


メニューに戻る(ノーフレーム用)