色情霊2−5


 強力で若い女子高生の幽霊を、いきなり3人相手というのは、やはり分が悪い。ここは一人ずつ着実に倒していこう。

 僕が選んだのは、一番清純そうなスク水美少女だった。僕の意向を察知した彼女は、にっこり微笑み、セミロングの髪をサラサラなびかせながら、しなやかな生足で僕の方へと歩いてきた。ここで彼女を押し倒して、正常位に持ち込んでしまおう。

 がしいっ! 「!?」突然、後ろから2人の美少女霊に抱きつかれてしまった。左右から僕の背中にはりつき、胸をぐっと押しつけてきた。同時にブルマとミニスカートの生足が僕の両足に絡みつき、しっかりと挟み込んでしまう。2人の指先が僕の乳首をもてあそび、周囲もくすぐられる。

 彼女たちの上半身が後ろに倒れ始めた。同時に彼女たちの両脚が僕の足とともに前に突き出され、霊力を使ってふわりと宙に浮く。2人分の霊力で僕の体は支えられ、ふわふわと浮かんでいる。お尻が彼女たちの体の方に沈み、まるでふかふかのソファに足を投げ出して座らされたような格好になった。

 身動きがとれない。後ろの2人は絶えず霊力を放出し続けており、僕の体を支えながら浮く力、僕に磁石のようにぴったり吸い付いて離さない力、そして、金縛りというほどでもないがある程度僕の動きの自由を奪う力へと、それぞれ振り分けて使っている。

 彼女たちを振りほどこうと抵抗しても、まとわりつく霊気のせいで動きは鈍く、あまり力も入らない。ふわふわ浮かんでいるので、抗ってもぐにぐにソファが蠢くだけで、逃れることはおろか、体勢を変えることもままならなかった。

 足を投げ出して座っている僕に、可憐な微笑をたたえたままのスク水幽霊が迫ってくる。彼女は僕の目の前でくるりと後ろを向くと、自分のお尻をまさぐり、水着のちょうど性器部分に指を入れた。顔だけをこちらに向け、自分の指先と僕の顔を交互に見つめながら、スク水美少女はゆっくりを腰をくねらせ始めた。

 彼女の指は固定されていて、お尻を振るごとに水着の生地が長く伸びる。彼女が腰を左右させるたびに生地がずれ、その奥に隠されていたツルツルのオンナやお尻の穴が丸見えになる。彼女の指先は生地をぐいぐい引っ張りながら、会陰部分をこちょこちょまさぐるようにして、僕に性器を見せつけつつじっとり愛液をにじませ続けている。

 後ろの2人はペニスの根本をしごいたり乳首をくすぐったりして、ペニスをギンギンに反り返らせる。根本に力を入れる手コキ攻撃で、ペニスは一定方向を向いたまま堅く固定されてしまった。

 スク水幽霊の動きが止まる。彼女のお尻は明らかにペニスを付け狙っていた。ゆっくりと近づき、指を引っ張ると、スク水の生地は大胆に引き伸ばされ、ますますオンナがあらわになった。

 華奢な体つき、低い背、さらさらのセミロング、スベスベの肌触り。それに加えて、生地をずらして僕にまたがってくる彼女のお尻や太ももは、すらりとした生足とは裏腹にしっかり膨らんで熟れていた。前屈みになり、オンナ表面が亀頭をとらえると、股の付け根のふくらみがぐにゃりとひしゃげ、柔らかそうにぷるんとしなった。僕は思わず彼女の太ももに触れる。僕の手は彼女の足に柔らかくめり込んでしまった。

 ずぬぬ…。ペニスがオンナに飲み込まれた。僕は水着娘と結合した。股の部分だけずらしての挿入は、彼女の水着姿のままの挿入攻撃という倒錯した快楽を生み出した。ペニスには挿入感覚の圧迫が強いのに、僕の前で腰をぐにぐにさせながら甘いため息を漏らす幽霊は水着姿のままだ。

 彼女は前を向き、両手を僕の膝において、両脚を投げ出すと、一気に責め始めた。大きくしなやかに体全体を上下させながら、腰だけを前後させ、ペニスを揉みしだきながら激しくしごきあげてくる。臀部全体の柔らかさを腰に押しつけつつ、生地からはみ出したお尻の肌や太ももの感触がぺたぺたと僕の肌に吸い付いては離れていく。

 彼女の膣は幽霊ならではで、強いしまりと蠢き、精神に直接響く快感の衝撃波が全身を駆け巡っている。それでいて腰の動きはあまりにもなめらかだ。彼女が腰を落とすたびに、柔らかいソファは深く沈み、弾力によって跳ね返って僕の腰が突き上げられると、ペニスはますます激しくしごきたてられるのだ。強いバネに突き上げられるように、女体のソファは強く僕を沈め、そして大きく跳ね返し続けた。

 僕は手を伸ばしてスク水幽霊の脇の下に手を滑らせる。そして生地の間から胸元に手をやり、生地の下で乳首を探り当てると、突起した部分を中心に優しく胸全体を揉みしだいた。すると彼女は上体をのけぞらせて僕にしなだれかかると、腰だけをぐにぐにと変幻自在に揺らし、滑らせてきた。そして、両手を股間に伸ばすと、腰を振ったまま玉袋を両手で優しくさすったり揉んだりしてきた。

 このままでは分が悪すぎる。僕の足や背中は別の幽霊たちの生足や胸が愛撫し、上半身も脇の下も彼女たちの4本の手があちこちまさぐっている。それでいてスク水娘の背中の感触を受けつつ、腰は彼女の臀部や足の感触が覆い、玉袋も指先で攻撃され、その上で強い挿入感覚にさいなまれているのだ。かろうじて彼女に勝てたとしても、このまま残り2人を相手に射精しないでいる自信はない。

 何とかしてこの状況を打破しなければならないが、力で抵抗しても逃れることはできないだろう。僕は左手で水着の胸を、右手で太ももをさすりながら、脱出方法を考え続けた。柔らかい胸や外ももは、容赦なく僕の指先をめり込ませ、飲み込んでいく。

 多少危険ではあるが、この方法しかなさそうだ。僕は魔力を放出し、霊気にぶつけ始めた。どちらも精神的なエネルギーであり、非現実的であるが、この世界では十分通用する。とはいえ、精神エネルギーの固まりである性霊たちを、僕の精神力だけで吹き飛ばすのは不可能だ。そんなことをしてもすぐに返り討ちに遭ってしまうのが関の山。せいぜいのところ、彼女たちの霊力を削り、弱体化させる程度しかできない。

 やっかいなのは、削った霊力だ。彼女たちから霊力を奪い、弱体化させれば、この魔性のソファからも脱出できるだろう。しかし、彼女たちの霊体から削り取った霊気は行き場を失い、性欲だけの邪念になる。この邪念はすぐ近くの異性の元にまっすぐ向かう。つまり、削り取った霊気は僕の肉体を襲い、むしばみ、徹底的な快楽を与えてくるのだ。霊気が僕の体内に入り込めば、全身の性感神経が刺激され、意志の力も弱くなり、感度も上がってしまうだろう。おまけに、この邪念は別の性霊を引き寄せてしまう。戦っている最中に仲間を呼ばれては致命的だ。

 あまりにも危険な賭けではあるが、このままスク水霊に抜かれてしまうよりも、チャンスがある分だけましだろう。やってみるしかない。僕は魔力を彼女たちの霊気にぶつけ、霊力をどんどん削っていった。ソファもスク水もぶるっと震え、顔を上気させて息を荒げ始めた。彼女たちにとって霊気を削られることは性的快感を引き起こすのだ。

 それはこちらも同じことだった。削り取られた霊気は容赦なく僕の体の中に入り込んでいく。皮膚から吸収された霊気は、僕の全身の性感神経を刺激し始めた。全身がくすぐったくなってくる。削り取れは削り取るほど、全身のこの快感は増していくだろう。ペニスへのオンナの攻撃力も上がり、これまで以上に出し入れされる快感が強くダメージとなって肉体をむしばむ、。

 幽霊たちの肌触りがますますツルツルの度合いを増し、もちもちと吸い付くようになってきた。これは僕の精神が犯され、幽霊たちの肉体がますます魅力的に感じるようになったせいだ。感度もどんどん高まり、乳首をなぞる指先にも大ダメージを受けてしまうのだ。僕は身をよじらせ身もだえしながら、精力を消費しないように踏ん張り続けた。

 やがて性霊たちの力がはっきりと弱まってくるのを感じた。僕は足を地につき、しっかり上体を起こすと、ソファの呪縛から逃れた。幽霊たちの霊力はかなり削り取られてしまい、もはや浮く力もなく、脱力してその場にぐったり崩れ落ちるのだった。

 チャンスだ。僕は水着娘を仰向けに押し倒すと、彼女の足を開いて再び挿入。もちろん生地をずらして水着のまま犯した。ここで裸にされても、もっちりした肌触りに包まれてしまうからね。僕は一心不乱に腰を前後させ、スク水娘の精力を奪うことに専念した。

 霊力を3分の2以上削り取られ、快感ダメージもしこたま受けている美少女霊は敵ではなかった。1人相手なら何度も戦い、何人も倒してきた僕にとって、弱体化した美少女幽霊は簡単に倒せる相手だ。あとはひたすら責めるだけ!

 やがて水着娘は体を左右に揺らし、首を大きくのけぞらせると、性霊としての大いなる喜びに身をゆだねた。僕は彼女を成仏させることに成功した。

 続けざまに、ブルマ娘のブルマをずらして正常位で挿入。浮遊していた霊気は、一部は僕の体内に入り込んだが、残りは、元いた性霊たちの元に返っていく。多少は回復していたものの、それまでは茫然自失していた美少女霊は、突然の僕の反撃に驚き戸惑った。ブルマ娘は仰向けに倒されたまま、ペニスの暴撃になすすべもなく、快感に打ち震えるばかりだった。回復がまだ追いついていなかったとでも、いうのだろうか…

 ブルマ娘もあっという間だった。スク水よりは時間がかかったが、それはスク水のように座位で挿入してはいなかった分の精力であり、気になるほどの誤差ではない。彼女はろくに抵抗することもできずに果てていった。

 やっかいなのは制服娘だった。3人目ともなると、こちらの精力も相当まずいことになっている。ほとんど残っておらず、強い快感を受けたら一気に出してしまいそうだった。その上、行き場を失って浮遊して霊気を再び体内に集め、取り込み、十分回復するだけの時間が彼女にはあった。

 彼女は僕に捕まる前に素早く宙に浮き、僕めがけて上から突進してきた。僕は逆に仰向けに押し倒される。上半身裸になった制服幽霊は、僕の腰にまたがって一気にペニスを騎乗位で挿入してきた。彼女はパンツも脱いでしまっており、紺色のミニスカートだけを身につけて腰を振り続けている。

 挿入している場所がスカートに隠されて見えない。しかしそれだけに、股間に広がる快感が倒錯しており、上下するたびに揺れる乳房、かわいらしい小さなあえぎ声が何ともいやらしい。

 性霊は僕の肩に手を置いて体重をかけると、一気に腰だけを上下・前後・左右させてペニスをしごきまくった。精力が一気に削られる。イキそうになって、いつ脈打ってもおかしくない情勢となった。僕は全身を踏ん張り、何とか射精しないようにがんばったが、あと数秒もすれば全身のくすぐったさに支配されるのは明らかだった。

 「うっ! うーうーっ!!」悩ましい声は僕の口からも彼女の口からも飛び出した。僕はペニスの先に魔力をためて一気に霊気を削り取り、その直後、イク瞬間の多幸感に包まれた。全身に力を入れて射精を少しでも遅らせようとしたが、それでも2,3秒の時間の差にしかならない。

 戦っていたのは彼女も同じだった。ペニスを責めながら強い快感に支配され、腰を振りながらも自らの精力を霊気とともに大幅に削り続けていた。そして、ほんのわずかの差で、性霊の霊気が先に尽きたのだった。

 一気に霊力が削られるとともに、女体がアクメの瞬間を迎える。その直後ペニスが脈打ち、生命の根源である体液がほとばしった。これがダブルパンチとなって、制服娘を数倍の快楽にさらした。「あが…」喜びと苦悶の入り交じった表情を見せ、性霊は絶頂を迎えた。安らかな顔となって、彼女は消えていった。

 射精はしたが、僅差で僕の勝ちだった。じわりと疼き続けた性感神経が、射精命令を出し続け、これに抵抗し続けていたが、ついに耐えきれなくなって射精してしまったのだった。それでも、直前に色情霊を倒すことができたので、僕の負けとはならなかった。

 僕は呼吸を整える暇もなく、その場を走り出した。これだけ霊力を削って、浮遊霊気を漂わせていたのでは、すぐに別の性霊が吸い寄せられてくることが予想されたからだ。とにかくこの場所から離れ、身を落ち着けてから、体勢を整え直した方がいい。

 幸い別の性霊に出くわすこともなく、僕は墓場のさらに木の陰に身を落ち着けた。そこで呼吸を整える。射精したおかげで、精力は満タンに戻っていた。あとは体内に入り込んで弱体化させている霊気を体の外に追い出すだけだ。これは少し魔力を費やせばすぐにできた。

 すべてを片付けてから、深く深呼吸する。危ないところだったが、何とか色情霊3人組を倒すことができた。もっと経験を積んで、霊力を削るという危険な作戦に頼らずに3人バージョンを渡り歩くことができるようにならないと、この墓地を脱出することはできない。僕は新たな目標を胸に、再び墓地ステージの奥を目指して歩き始めるのだった。

色情霊2 クリア

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