バンパイア1−4


 よし、両手で後ろからオッパイを揉み解してやる。僕は背中を壁から離した。腰部分はしっかりとバンパイアのお尻が押し付けられて壁と板ばさみになり、脱出は難しいが、上半身を前屈みにする事位はできる。上半身は自由だ。僕はできるだけ前屈みになり、彼女の背中から手を回して二つのふくらみをがっしり掴んだ。そのまま優しく上下に揉み、また左右に引き離したり、強く押したり引っ張ったりする。

 「んあ…」ヴァンパイアは思わずのけぞる。

 次は優しく愛撫だ。コチョコチョと表面を十本の指先でなぞってあげたり、またゆっくりとさすってやる。

 ヴァンパイアの上半身が段々持ち上がって来た。その隙に僕は彼女の上半身を抱え込んだ。

 僕達はバックから立位に近い状態になった。オッパイを回転させるようにこねくり回しながら、首筋にキスをし、思いっきり吸い上げる。僕の手は段々と下に降り、おへそから下半身への愛撫に切り替えて行く。その度にビクッと震えるヴァンパイア。

 彼女の弱点は、オンナ以外の箇所への手による愛撫だった。

 「いいよ。このまま僕の手でイッても。もうずっと、エクスタシーを味わっていないんだろう?」「あ…ふああん…そう、だ。我、は…」男を吸うだけで生きて来たんだ。自分がイク事なんてなかったに違いない。

 「さあ…」僕は優しく誘うように囁きながら、乳首を両手で摘み、その後指先でおっぱいの中に埋没させた。そしてグリグリとバイブレーションを与えた。

 「あああ〜!」ヴァンパイアは、その冷たい体に似合わない熱さで絶頂した。まるで生気を得たような存在だった。

 オンナの蠕動も止まった。多分自分がイクと、暫く食事ができなくなるのだろう。

 ヴァンパイアは僕から離れた。お陰で僕も壁から離れられた。

 「…。そうだ。我は、イッてもイかせても、ここで安らぎを得るのだ。」「うん。だから安心しな。」「礼を言うぞ…青年。」ヴァンパイアは消えて行った。これが彼女が望みうる最大の幸福なんだろう。

 まだこの居城の入り口だ。この先アンデッドの強力モンスターが大勢蠢いているんだ。それでもこの西洋風の建物を攻略し、上り階段への道を掴まなければ、僕もこの世界で不老不死の仲間入りとなってしまう。折角ヴァンパイアが不死の苦労を語ってくれたんだ、それを無駄にしないよう、戦って行かないといけない。厳しい試練だがきっとやり遂げて見せる!

 僕は冷たく薄暗く固い石造りの通路を歩いて行った。

バンパイア1 クリア

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