このままこの体勢でいるのはまずい。

 耳掻き以上に気持ち良さそうなあの変なモップに体をさすられたらどうなるか分からない。

 ここは脱出して体勢を立て直す方が得策だろう。起き上がる方向はだめだ。膝枕から脱出するには…

 僕はごろりと転がって、掃除娘のふとももから転げ落ちた。さらに先まで転がり、掃除娘に捕まらないように距離を置いてから一気に立ち上がった。

 あっけに取られた掃除娘の手から変なモップを奪うと、彼女の後ろに素早く回り込んだ!

 「なっ!」掃除娘は僕の機敏な動きに驚いたみたいだ。こっちは実践慣れしてるんだ。相手はこういう勝負は初めてのようで、戦闘としてのセックスにはまるで素人だった。いやそれ以前にこの娘は体験自体した事があるのかなあ。

 膝を立てて立ち上がろうとしていた掃除娘に僕は後ろからしがみつき、左手で胸をさすりながらミニスカートに右手を伸ばす。

 「あっ…いや…」掃除娘は小さく体をくねらせたがお構いナシだ。スカートの中の右手が純白のパンティ越しに彼女の股間をまさぐり、左手がワンピースのボタンにかかる。掃除娘の対男性用武器は僕の足で踏まれ、奪えないようにしてある。

 さっさとボタンを外すと、するりと掃除娘のねずみ色の服が下に落ちた。彼女の肩から覗いてみると彼女は白いパンティ以外何も着けていない格好だった。「お前、普段ノーブラだったのか。」

 「ちっ違うわよ!よく見なさいよ!」

 よく見ると彼女のスベスベの綺麗な肌にほぼ同化している様な粘着貼り付け型のブラジャーが、ピッタリ彼女の小さな胸を被っていた。

 「…何で掃除娘がぬーぶらなんか…」「いっ、いいでしょ!別に…」おかげでというか掃除娘の背中が丸ごと僕の上半身にピッタリ張り付いている。吸い付くような肌の質感、「素材」自体はすごくいいみたいだ。鍛えれば相当の武器になるだろう。

 「まぁ、今回は君の未熟さを思い知って貰うって事で。」「なッ、なにを…」「うりゃ。」「あっ!!」

 僕は重心を後ろにかけて地べたにしりもちをついた。掃除娘も釣られて僕に背中を寄りかからせたまま足を前に投げ出してしりもちをつく。すぐさま彼女の足の上に僕の足を乗せて固定、ぐいっと押し広げた。

 「ひゃっ!お、乙女になんて格好させるのよ!」「乙女にはそんな格好させない。」「うぐっ…」後ろから覗き込みながら僕は両手を彼女の腰から前に回し、腰周りを抱えるようにして両手をパンティ越しの敏感な部分に這わせる。

 コショコショと指先を巧みにバラバラに滑らせ、オンナとその周りを丁寧に刺激してあげる。「はうっ、…ゃ…」掃除娘は体をピクンと反応させ続ける。何とか抵抗しようと踏ん張っているようだけど体の震えが快楽に抗えない事を示していた。

 「やめ…ろおお…」掃除娘は後ろから抱きかかえられているポジションから逃れようと上半身を左右に揺らしたり前に倒したりしようとする。でも腰から下は僕の両手両足が固定してるもんね。

 彼女は足元に転がっているモップに何とか手を伸ばし反撃を試みようとした。でもねえ。手は後ろに回りにくいものなんだよね。ここにいればそんな道具など怖くない。

 案の定彼女のモップは僕のわき腹あたりを滑りはしたが僕に快感ダメージを与えるまでには至らないし、すぐに僕が上半身をぐいっと前に倒すので彼女の手を押しのける事もできた。

 亀頭が彼女の後腰に張り付いていて、掃除娘が身悶える度に吸い付くような肌が軽い刺激を加えて来る。でも掃除娘はこの状態から僕を責める術を心得てはいないみたいだ。経験の差だな。僕は勝利を確信した。

 「ほれほれ。このままでいいのかい?」「うぅ…イヤ…」「じゃあ、どうして欲しい?」「ん…離し…て…」「へええ!じゃあ離しちゃおうかな。」「ぅんん…」ブルッと震えながら彼女の息がますます荒くなっていく。「なあに?」「…いじわる…」「何が?…うりゃうりゃ。」「ぃやん!」

 「ほおれ、このままパンツ越しにまさぐるだけでいいのかな?」「んあ…」「はっきり言い給え。」「うう…じかに…」「えええ?聞こえんなああ!」「じっ直にっ!」「ジカって何ですかぁ?」「ぐすっ…」

 おっと、これ以上いじめると本当に泣きそうだな。そろそろ終らせるか。

 僕は全開された掃除娘の足の付け根の間から、そっと指を滑らせた。彼女の白いパンティの両側から指が滑り込んで行く。柔らかい花園の感触が指先に伝わる。なるほどたしかに女の体だ。僕は両手の指先を巧みにうねうねさせ、生地越し以上の快感を彼女に送り込んであげた。

 「あうっ…!」掃除娘はますます僕に背中を押し付けて後ろに倒れ込む。僕もそれに合わせて上半身をのけぞらせる。彼女が強くもたれかかるとオンナが上に競り上がって来る。腰が上向きに傾くから。

 僕はもっと奥深くにまで指を這わせた。純白のパンティが僕の両手でモコモコ盛り上がってる。その蠢きと彼女の全身の反応が「もうすぐ」を物語っていた。

 トドメに僕は掃除娘の首筋に強く吸い付き、指を人差し指から交代に出し入れした。「んあああ!」掃除娘は首を後ろに倒して胸を上に尖らせたまま、大きく震えた。

 「指だけでイッてしまうとは。やっぱり元々非戦闘員だったんだな。」「ぅぅ…」掃除娘はぐったりと僕に体重をかけて来る。

 これ以上彼女の背中の感触を上半身に浴び続ける訳にも行かないので、僕は彼女から離れて立ち上がった。掃除娘はあお向けに横たわって呼吸を整えている。

 「なあ…お前もやっぱり消えてしまうのか?」僕は不安になった。「う、ううん。私はイッても消えないようになってるんだよ。」掃除娘の方は潤んだ瞳で僕を見つめている。

 待てよ、負けても消えないって事は女性は何度でもイク事ができるんだから圧倒的に不利になったりしないのか?消えないでしつこく襲い掛かって来たらそれこそ無敵じゃん。そういう無敵状態だとゲームにならないからこの塔では「敵」はイッたら消滅(別の場所で復活)して対等の勝負にしてるんだ。

 「し、心配しないで。私は消えないけど、一回の勝負で私が負けたら、私は小一時間ぐったりしたまま動けなくなるの。だから連続して勝負って事にはならないんだよ…」「そ、そうなのか…」「暫くは首から下は脱力したままね。でも…悪くなかったよ。」

 なるほど、ちゃんとバランスは取ってる訳か。そりゃ掃除係がいなくなったら塔が汚れて不便だもんな。「ないと・めあ」も考えたものだ。

 「今回は負けたけど、次に会った時は絶対私が勝って見せる!覚悟して置くのね!」あお向けになりながら、掃除娘が悪態をついた。「何?またやるっての?」「いっ、いくらでもリベンジしてやる!次に会った時はもっと強くなってるんだから!今回勝ったからっていい気になるなー!」

 やっぱり負けて悔しかったんだろう。うんうん。そういう事を言ってる奴にはイロイロしたくなっちゃう。

 「そうかそうか。つまり、だ。僕が勝ったらメリットとして動けないお前に何でもできちゃうって事だな。」「なっ…!や、やめろ、何をする気よっ?」

 「いやあ、大して経験値も入らないのに無駄な時間を使って戦うんだから勝った時のご褒美位ないとねえ。くっくっく…」「なッ、く、来るな、あっち行け!」

 掃除娘の顔が恐怖に歪む。でも彼女は小一時間動けない。その間僕は彼女にやりたい放題。ちょっと遊んでやるか。

 「まあとりあえずパンツを下ろすのはお約束だな。」「ひゃっ!」僕は掃除娘のパンツを剥ぎ取った。整えられたヘアの奥に可愛らしいオンナがある。んー。抵抗できない相手に好き放題といっても流石に陵辱はマズイよな。そういうのスキじゃないし。

 濡れたパンツを彼女の足元に置くと、側にあったモップが目に留まった。これだ!

 僕はモップを手に取り、彼女の横に胡坐をかいて腰を下ろした。「この対男性用武器、男にしか効かない訳じゃあなさそうだな。」「なっっ!何をする気…」「いやあ、自分の武器でお仕置きされる気分はどうかなって。」

 こちょこちょこちょこちょ。僕は掃除娘の全身に白いふわふわしたモップを這わせ、くすぐり始めた。

 「に゛ゃっ!!!ひゃはははっ!やめてえええ!」掃除娘は笑い続けた。でも全身脱力して動けない為に悶える事もできずに只くすぐったいモップの感触を受けるしかなかった。

 「わきの下とか〜♪わき腹とか〜♪首筋なんかも〜♪」「ひゃあああ!あはははは!ひゃめて〜〜いやああん!」

 「あっしのウラ〜、足の裏〜♪」「ひいいい!」「こおんなトコロも♪」「きゃああ!」

 コショコショとあちこちをモップで掃除してあげる。目に涙を一杯浮かべて笑い続ける掃除娘。段々声が変わって来る。

 「ひい、ヒイ…も、もう…ダメ…」掃除娘の目がぐるぐる渦巻きを描き始めた。んー、これ以上はさすがにカワイソウかな。

 「今日の所はこれ位でカンベンしてやる。」「ひい、ひい…」「これで二度と僕に戦いを挑もうと思うまい。」「ふ、ふざけんな…絶対仕返ししてやるぅ…」「あっそう、まだくすぐり足りなかったみたいだね。」こちょこちょ。「ぎゃああ!もういやあ!」ヒクヒクと掃除娘が痙攣し始める。神経は生きているから脱力してもしっかり反応する訳だ。

 さて。無駄な時間を過ごしちまったな。先を急ぐとしよう。「それじゃ。今後も掃除に励むように。ハッハッハ。」「お、覚えてろ〜!次会った時は必ず私が…!」

 僕は悪態をついている掃除娘を背に先を急ぐのだった。やれやれ。

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