掃除娘の原点がこの道具攻撃なんだ。だから彼女の得意な分野から逃げてばかりいては、いつまで経っても彼女を乗り越える事はできない。レベルが低い内は、またそのフロアの敵が強過ぎる内は、できるだけ相手のチャームポイントや得意な攻撃を避けるような戦略を取るが、慣れて来れば逆にそのチャームポイントを受けて、それでも勝てるようならその敵は完全克服した事になるんだ。

 掃除娘は僕に比べてまだまだレベルが低い。彼女の色々な道具攻撃をわざと受けて、それに耐え切れれば後は倒すのは難しくないだろう。それにグラマーになった彼女の体には一応警戒して置いた方がいい。イキナリ本番して思わぬしっぺ返しは食らいたくないからな。

 僕はあお向けに横になって羽付きの掃除機を味わってみる事にした。掃除娘はペニスに掃除機をあてがった。裏スジを中心に心地よい感触が全身に広がる。高速回転する羽がバイブのように棒部分をテロテロとくすぐり続け、直接の刺激と振動があいまってくすぐりと性感の両方が一気に襲い掛かっている。

 僕はどんどんダメージを受け、精力を消費して行ったが、全身に力を入れて掃除機攻撃に耐えた。掃除娘は亀頭から根元、玉袋へと上下にゆっくり吸い込み口を動かしながら満遍なく攻撃して来る。足の付け根に羽があてがわれると思わずビクンとのけぞる程くすぐったかった。

 それでも僕は何とか掃除機の攻撃に耐性が付き始めていた。あんまり長時間受けていれば耐性が付いていても射精してしまうが、この勝負の範囲内なら何とかなりそうだ。僕は自信がついた。

 「えいっ!」「あっ!!」僕は隙を見て掃除機のホース部分を引き抜いた。ぽっかり空いた穴から空気が吸い込まれて行く。羽は回転をやめ下に落ちてしまった。僕はすかさず掃除娘に足払いを食らわした。ホースが抜かれた掃除機に気を取られていた掃除娘はあっさりと後ろに倒れる。「んに゛ゃっ!」ごしゃっ!掃除娘が尻餅を付いた先は掃除機本体。彼女が掃除機の上に倒れた衝撃で掃除機がいやな音を立てて壊れてしまった。モーターが吹っ飛んでケムリを吐いている。

 「はははは!ヤワな掃除機め!今度はこっちの番だ!」「あうう…」僕は身を起こして反撃に出た。腰を打ち付けて唸っている掃除娘に容赦なく襲い掛かる。僕は仰向けの掃除娘の全身を素早く愛撫し始めた。乳房を中心に全身に向けて手を滑らせる。女の体の感じる所に集中して、時には執拗に時には満遍なく、持てるテクニックを駆使して掃除娘を悦ばせる。

 愛撫しながら掃除娘の全身のどこもかしこも、柔らかい肌が僕の手に吸い付くように引っ付いて来る。ジワリとかいた汗が掃除娘のもち肌をさらに吸盤状にしていて、手を滑らせればしっとりと彼女の肌が手に吸い付き、細胞が波打つように手のひらを剥れて行った。掃除娘グラマー化計画と言って体を磨いていたのは伊達じゃなかったようだ。もしこれで正常位か何かで彼女に抱き付いていたらこのモチモチした肌触りを全身に受けている所だった。

 僕は掃除娘と肌の接触を避け、手で愛撫する攻撃に徹した。時折オンナに指を入れてかき回すが、それ以上に豊満な乳房やお腹の肉をさすったり揉んだりした方が大ダメージを与えられるみたいだ。何をやったかは知らないが成長するに連れて掃除娘のオンナも鍛えられていて、簡単な攻撃程度ではそれ程ダメージは与えられない。

 が、それ以外の部位で女の子が悦ぶ場所を指が滑り手のひらが圧迫すると、掃除娘は身をのけぞらせて高められて行く。どうやらソコ以外は大して鍛えていなかったらしい。そう言えば『もう少し体を作りたかった』とか言ってたな。彼女はアソコは鍛えたし肌触りも包み込む快感もレベルアップしていたが、全身愛撫攻撃への耐性はまだ付いていなかったみたいだ。それを克服してから僕に挑むつもりだったのだろう。その前にこっちが掃除娘を見つけてしまったのは運が良かったと言えるのかな。

 胸やわき腹等の感じる所は以前の弱い掃除娘のまま。やはりここを執拗に攻撃して勝利を掴むのが得策のようだ。掃除娘は一方的に責められてどんどん精力を消費している。反撃しようとしてもこっちは一定の距離を置き、正常位や座位なんかの密着型の体位には持ち込ませなかった。

 「そんなに入れて欲しいのか。望み通りにしてやるよ。」しつこく体を押し付けようとして来る掃除娘に僕はトドメを刺す事を決めた。「あふ…そんにゃ…」肌の密着が弱い松葉崩し。ペッタンペッタンとおもちを腰で突き上げ、腹筋を使って上体を起こしながら両手で掃除娘の全身をコショコショしてあげる。

 「あうう…だめ…ですぅ…」掃除娘がビクビク震えている。普通の女の子よりも感触がいい彼女のオンナだったが、僕は精力を消費しないように注意しながら腰の滑らかな動きで彼女の下腹部をとろけさせる。わきの下や背中や首筋、そしておっぱい攻撃と複合すると、折角鍛えたオンナの感度も戻り、掃除娘は全身を快感に打ち震わせずにいられなかった。

 「んっくうっ!!!」やがて掃除娘は上半身をのけぞらせて痙攣しながら昇天した。そのままあお向けに倒れガックリと脱力する。掃除娘は負けても消えない代わりに小一時間動けなくなるのだった。

 「あふ…」潤んだ瞳で僕を見上げる掃除娘。「…また負けちゃった。次は勝つと思ってがんばって来たのに。」「…まぁ努力は認めてやるよ。これで全員愛撫にも耐性が付いていたら僕も結構苦戦しただろうからね。」「…ありがとう。」彼女は頬を赤らめた。

 「と言う訳でございまして。」「えっ…!?」「恒例のお仕置きタイムに入らせて頂きたく存じます。」「なっ…!?」掃除娘の顔色が変わる。「ちょっと待ってよ、お仕置きする意味が分かんないよ。今回はあなたが先に勝負を仕掛けて来たんだし。…こら聞いてんのか!」僕は掃除袋をごそごそとまさぐる。何か出てくるかな♪

 「以前は何度もリベンジ宣言したからお仕置きしてたけど、まぁ最近はどうでもよくなって来た。だから…」「そうそう、だからヘンな事はもうしないでよ。」「只今の案件につきましては、謹んで却下させて頂きます。」「なんでだよ!」「いぢめると面白いから♪」「鬼ー!」

 僕はハンディタイプの掃除機を見つけた。ノズルの先にちゃんと小型の回転羽が付いている。「ぅ…それは…」「なるほど…隠し武器を奥の手に持ってやがったな?」「あう…」

 ヴイイイ〜軽い音を立てて掃除機が稼動する。小さいながらもちゃんと羽が高速回転する。…いい事思いついた。

 僕は掃除機を彼女の体あちこちにあてがった。「に゛ゃっ!ひゃめれ〜〜〜!!!」身を捩じらせてくすぐったさと快感を緩和したい所だろうが、あいにく掃除娘は首から下が動かない。わきの下も足の裏もわき腹も首筋も掃除機の羽が容赦なくこちょこちょしている。「にゃああああん!」首を震わせて掃除娘が鳴いている。どうやらくすぐりが性感に変わって来たらしい。

 「ほれほれ。ココはどうじゃ?」すっかりスケベオヤジになっていた僕は掃除機をオンナにあてがう。「ひいいい!」「お前さぁ、自分の道具で攻撃されると案外弱いのな。うりゃうりゃ。」「あひっ!にゃっ!はううあっ!」「お尻の方とかも。」「いやあああ!」僕は絶妙な掃除機捌きで掃除娘の全身をいぢめる。感じる所にあてがわれるとにゃあにゃあ鳴きながら悦んでくれた。「そうかそうか、そんなに嬉しいか。」「ひゃんっ!」全身愛撫を鍛えていなかったから掃除機の羽のダメージが相当大きいのだろう。

 「あうっ!」掃除娘は首をのけぞらせてまたイッた。それを見計らって僕はスイッチを切った。とりあえず長いノズルを外して置く。「どうかね?自分の道具でいたぶられる気分は。あー楽しかった。」

 掃除娘の顔が真っ赤になっている。「おのれー!こっちが動けないからって調子に乗るなー!今日された分次に纏めて返してやるー!」「…まだやるの?次に遭う時は僕もレベルが上がってるし、多分君の成長では追いつかないよ。残念だったな。」「うっさい!次はもっともっと強くなってやる!」「あっそう。そんな軽口を叩くんだ?」

 僕は再びスイッチを入れた。今度は高速回転羽は取り外され、丸い吸い込み口がむき出しになっている。「ちょっ…何をする気よ!」「忍法!強制タコヤキの術。」スケルトンタイプの掃除機が掃除娘の体に押し付けられた。

 「あだだだだだ!」太った丸い肉が吸い込み口から吸い上げられ、肌色のタコヤキになっている。ニクが吸い込まれるから結構痛い。「わははは!おもしれー!」ちゅぽん!吸い込み口を離すと掃除娘のお腹に赤丸ができた。「じゃ次は大きくなったおっぱいね。」「やめれー!」

 「に゛ゃああああ!」乳房の上にもう一つ小さな乳房ができ上がる。ちゅぽん!また赤い丸ができた。「肉厚になったからよく吸い込まれる事。楽しいにゃー…」「てめえ!…いででで!やめてえ!」動けない掃除娘は抵抗できず掃除機で吸引されるに任せるしかなかった。掃除機は彼女の体のあちこちを吸う。その度にタコヤキができ、吸った後は赤い丸が残った。

 結局、掃除娘の全身あちこちに赤い丸が付いた。「まぁこの世界では怪我をしたってすぐに治るんだし、そのヘンテコリンな模様ももうすぐ消えるっしょ。スリムな体だったらこんなにタコヤキもできなかったし。ま、グラマーになった代償だな。てかこれ以上太るとねえ。軽くやばいのをかなり通り越してるから。はっはっは。」

 「…う〜…」掃除娘が泣きそうになっている。いぢめるのはこの辺で潮時かな。「じゃ、今後は邪な考えは持たずにしっかり掃除に励むように。テレビ見てくつろいでるなんてもっての外。がんばりたまえ。」「…ひどい…お、おのれ…この恨み絶対忘れんぞ!必ず仕返ししちゃるー!覚えてろー!」

 四畳半であお向けになっている掃除娘ががなり立てる。よっぽど悔しかったんだろう。きっと次はこの悔しさをバネにもっと女を磨いて強化して来るに違いない。ヘンな気持ちだが、何だかそれが楽しみにもなっている自分がいた。僕は罵詈雑言を吐く掃除娘を背に元来た道を引き返すのだった。

掃除娘第三回 クリア

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