翔のあぶない冒険!


10 番外編3 新世界2

  わいわいわい…

 上がってみると、そこには多数の女学生たちがひしめいていた。普通の女子校の風景である。女の子たちがおしゃべりをしたり走り回ったり、本を読んでいる娘もいれば、ころころと笑い転げていてかしましくしている女の子もいる。女の子、といっても、僕よりも4,5歳年上のお姉ちゃんたちだ。僕よりも少し背が高いくらいの、まだ幼さを残した中等部女学生たちである。

 紺色のブレザーが制服らしい。高校とはひと味違った堅い感じの制服と、女の子たちの開放的な雰囲気とのギャップがたまらない。相当規則が緩いのか、女の子たちは思い思いに着こなしたり、好きなようにアレンジしたりして、制服をファッションとして楽しんでいる。

 よく見ると、その格好は本当にバリエーション豊かだった。制服として決まっている服装は確かにあるが、ジャージやブルマのようないくつかの種類があって、好きなものを好きな時間に身につけることができる。その結果、色々な格好の女の子たちがひしめいているのである。

 型どおりの、紺のブレザーにスカートの娘もいる。その中でも、スカートの長さがまちまちだったり、胸をしっかり締めたり開いたりとバリエーション豊かだ。パンツが見えてしまいそうなミニスカートで走り回るお姉ちゃんもいた。

 体操服にブルマという女生徒もいる。それとてバリエーションがあり、上が制服で下がブルマという娘もいれば、体操服にミニスカートもいる。ブルマも変則的で、足やお尻の露出が高いハイレグ型だ。体操服の大きさもぴっちりしていて、少し体を動かしただけでおなかが見えてしまう。その上半袖をまくって脇の下を露出させている子もいる。わざわざパンティをはみ出させてチラリズムを追求している女生徒までいた。

 ジャージと組み合わせる人もいた。ジャージもゆるゆるではなく、ぴっちりしていて、お尻の形がくっきり浮き出ている。これをまくり上げてふくらはぎを露出している子もいれば、体操服やブレザーと組み合わせて奇抜な格好を楽しむ娘までいた。

 そのほかにも、スパッツの着用が許されているらしい。ちらほらと、ブルマの代わりにぴっちりスパッツ娘が混じっていて、ブレザーにスパッツ、体操服にスパッツなど、こちらも変化に富んでいる。いずれもぴっちりしたやわらかい生地で、露出度が高いくせにお尻の形が臀部のワレメにいたるまでくっきりしていた。

 僕が上がってきたのを女生徒たちは見て取った。だが、一瞬静まりかえっただけで、別段襲ってくるわけでもなく、またいつものように走り回ったりおしゃべりをしたりしてキャーキャーやっている。何事もなかったように日常に戻ったのが拍子抜けというか、この新世界にしては不思議な感じだった。

 まぁ、何もないのならそれに越したことはない、かな…

 しかし、カリギューラの新世界で、何もないなんて甘いことは絶対にないだろう。絶対に何かがある。僕は警戒しながら廊下を進んでいった。

 少年一人、女の園に迷い込む。彼女たちは、僕をあえて無視している感じだった。いや、正確には無視してはいない。襲いたいけれどもあえてやらない、そんな感じが雰囲気としてにじみ出ていた。じゃれ合いながら、大声でしゃべりながら、チラチラとこっちを見ている。相当気にしながら、無理矢理日常生活を送っているといった感じだった。

 その証拠に、僕が間近まで近づくと、女の子たちはおしゃべりをやめ、期待に満ちた大きな瞳で僕を見つめてくる。離れると、残念そうに、また日常の喧噪に戻るのだ。そのはしゃぎぶりが半ば演技のように思える。

 廊下も教室も、雰囲気は同じだった。女の子たちだけの、開放感にあふれた小うるさい空間だ。それでいて、そのはしゃぎようはどこか演技めいていて、心の底では僕の存在ばかりが気になっているのも変わらない。女の子たちのチラチラ視線を浴びながら、僕は教室の様子を観察した。

 机の上に座って友達としゃべっている制服の女の子がいた。僕が近づくと、ほかの4人と同じように話すのをやめ、じっと僕を見つめている。白く透き通るような生足がまぶしい。

 と、机に座っていた彼女が、机の上で膝を立て、ぐっと足を突き出してきた。僕の目の前につるつるしたスネやふくらはぎが強調される。毛の生えていない、太めながら柔らかそうな肌だ。

 僕は思わず彼女の足をじっと見つめてしまった。みずみずしい若い肌が目の前にある。毛穴が見えるでもなし、完全につるつるした白い足は美しかった。現実には、エステにでも通わないかぎり、こんな生足にはならないのだが…この異世界ではそんなものがなくともスベスベの足が手に入るのだ。

 見ているだけでなく、触ってみたいと思った。いや…ダメだ。このままなし崩し的に性欲にとりつかれてしまえば、それこそカリギューラの思うつぼである。

 だが、女の子は手を伸ばし、僕の手首を優しく握ってくれた、やわらかい手のひらがじわりと僕の手首を包み込む。思わずどきっとしてしまったが、彼女はお構いなしに僕の手を自分の足に導いた。触ってもいいよ、という意思表示だった。

 僕は彼女の足首やスネを撫でさすった。すごくスベスベしていて、吸いつくような肌触りだ。毛穴も見えないきめの細かさで、内部の血管が青く透き通るほどだった。膝までつるつるしていて、とても触り心地がいい。

 ふくらはぎに手を回すと、女性らしい柔らかさと子どもっぽいむにっとした弾力が手のひらに伝わってきた。大人に比べればふくらはぎは未発達で、たっぷり脂肪を蓄えている。それでも、ざらざらしたところが1カ所もなく、なめらかな肌触りは、撫でさするたびに僕をゾクゾクさせた。膝の裏もぷにぷにしていて心地いい。

 お姉ちゃんは、机の上で脚を開き、僕に内股をさらけ出した。僕は思わず手を彼女の太ももまで滑らせ、優しく撫でさすった。ふくらはぎ以上の柔らかさとすべすべ感としっとり感が僕の手のひらに吸いついてくる。僕は両手で彼女の太ももや内股をスリスリ撫で続けた。

 ペニスはすでに勃起し、教室内でぴょこっと小さくそそり、周囲の注目を集めている。だが、ここでこれ以上進んでしまえば、カリギューラの魔の手に落ちたことになる。それだけは絶対にダメだ。僕は女の子の足を触り続けながらも、それ以上一線を越えてはいけないと強く自分に言い聞かせていた。だが、そのシコシコした肌触りは、僕の性欲をどんどん高めていく。これ以上触っていては危険だ。

 僕は手を離した。机の娘の周りには、友達の4人がいて、じっと僕を見つめている。3人がブレザー制服姿、1人が机の娘と同じ体操服だった。ブレザー3人は、スカートが短く胸元を開いていた。

 そのうちの一人の胸元をじっと見る。ボタンを外してぐっと胸元を広げているので、胸の上のすべすべした肌が露出されている。きっとここに顔を埋めたら、おっぱいとはひと味違う、吸いつくようなきめの細かい肌にありつけるんだろうな。

 そう思ったとたん、その女の子が僕の頭部を抱き寄せた。そしてぐっと自分の胸元に僕の顔を埋めさせたのだ。ぺたっとナマの肌触りが僕のほっぺを直撃する。ああ、やっぱり心地いい。安心する。顔を上げると、お姉ちゃんは優しく微笑みながら僕を見下ろしてくれていた。ぷるんとした唇がやわらかそうだ。

 すると彼女は僕にキスをしてきた。むちゅっとした唇が僕の口をふさぐと、とろけるような感覚に思わず脱力してしまった。

 僕は思わず自分の足を彼女のふとももにこすりつけてしまった。生足のシコシコした感触が僕の足にじかに伝わってくる。吸いつくような心地よさにさらに脱力した。

 興奮がさらに高まる。ここで誘惑に負ければ、目覚めた時に一気に降りかかる呪いがさらに苛烈になるばかりだ。

 だが、僕の心の奥底では、まだまだスケベな願望が残っていた。僕はさらに別の女の子のスカートをみたいと思ってしまう。するとその女の子は自分のスカートをゆっくりまくり上げてくれた。スカートの下のブルマが丸見えになる。僕は手を伸ばし、彼女のブルマの脇から指先をねじ込んだ。やわらかい生地がよく伸びる。僕は彼女のふとももの付け根部分をじかに味わいながら、女の子の成長した肌触りを楽しんだ。

 ペニスにくすぐったい疼きが走る。性欲がピークに達していた。これ以上ここにいて、彼女たちの生足を触っていたら、本当にどうにかなってしまいそうだった。

 僕はよろよろとその場を離れる。むしろ後ずさった感じだ。机の周りの女の子たちはじっと僕を見ている。そのスベスベの手の甲がいやらしい。コドモな顔立ちながら、からだが少しずつレディに近づいていて、指先はすでに吸いつくような柔らかさとしなやかさを具えている。

 ほんの少しだけ、射精しない程度に、触られたら気持ちいいだろうな。でも、触られればもう性欲を止められなくなって、そのままエスカレートしてしまうだろう。絶対にそれだけはダメだ。

 ああ、でも…彼女たちに一斉に触られたら、きっと幸せなはず…ダメだ、性欲と戦わないと…

 僕は後ろ髪を引かれる思いで、ペニスをギンギンにさせたまま、その場を遠く離れた。すると女の子たちは、一瞬残念そうな顔をするものの、すぐに何事もなかったかのようにおしゃべりを再開したのだった。

 彼女たちに気を取られている暇はなかった。願望どおりのスベスベした手が、ペニスをまさぐり始めたのだ。びっくりして見てみると、後ずさった先に座っていた女の子が、本を読みながら僕の亀頭を右手でつかんできたのだ。手の甲がつるつるしていて、手のひらはむっちりやわらかい。

 みつあみにして眼鏡をかけた清純そうな女生徒だった。髪の毛はストレートでサラサラしている。彼女は片手で本を読みながら、ぐにっと亀頭を揉んでくれた。

 性欲が爆発しそうだった僕にとって、この攻撃は決定的であった。ああ、このままこの委員長風の清楚な女の子に射精させて欲しい、ついそう願ってしまった。

 すると彼女は、本から目を離さず無表情のまま、こちょこちょとカリの敏感なところを、右手指先3本でくすぐるように刺激してきた。きゅんと疼くようなくすぐったさが股間から全身に駆け抜けていく。小さく優しい動きだったが、彼女の人差し指、中指、薬指が、先っぽのヒダのところを重点的にコショコショしてくる。

 「あふ…」僕は思わず腰を委員長に突き出し、快感に酔いしれた。お姉ちゃんはすました顔を崩さずに、右手だけをひたすら動かしペニスをじわじわ追いつめながら、何食わぬ顔で文庫本を読んでいる。そのギャップがたまらなくて、あっという間に追いつめられてしまった。

 くすぐったさがピークに達する。触られながら、誰かのシコシコ生足をもう一度触りたいと願うと、近くにいた2人の女学生が僕の両側に陣取り、僕の手をそれぞれの内股に挟み込むべく導いてくれた。ブレザーにブルマ、ジャージにミニスカの2人だった。僕の手は彼女たちの内股にむっちり挟まれ、左右の足をスリスリして柔らかさとすべすべ感を容赦なく伝えてくる。

 「うう!」くぐもった声を出した僕は、委員長の手に精子を放出した。脈打ちが終わるまで、彼女は指先をぐりぐり動かし続け、快感をできるだけ長く持続させてくれた。

 出し終わると彼女は手を離し、再び両手で本を読み始めた。彼女とは一度も目を合わせなかった。

 僕は教室をあとにした。そしてこのステージの特徴をおぼろげながら認識し始めた。

 この学校では、一気に僕に襲いかかってくることはなく、むしろ僕をわざと無視している。だが、こちらが望めば、望みさえすれば、いつでも誰でも望みどおりのことをしてくれるんだ。足を触りたいと思えば触らせてくれるし、抜いて欲しいと願えば、僕が望むような責め方でイかせてくれる。願望どおり満たされる学校なんだ。

 ただ、やっかいなのは、心のどこかでほんのわずかでも願ったものは、容赦なく実現されるということだ。強く強く打ち消せば話は別かも知れないが、生半可な打ち消しでは通用しない。わずかでも願えば、願ったとおりのことをされてしまう。

 ということはつまり、ここにいる彼女たちは僕の心や願望を、口に出さずとも読み取ることができるということなのだ。ほんのわずかでもエッチなことを望んだり期待したりすれば、彼女たちは即座にその通りに行動してくる。手で抜いて欲しいとわずかでも願えば、たとえその場から逃げたとしても別の娘がやわらかい手で処理してくれるというわけだ。

 何ということだ。相当強い精神力を保ち続けなければ、僕の中にある悪しき願望、わずかながら頭をもたげる性欲にたいして、どうすることもできないんだ。思い思いの格好の美少女たちが大勢たむろす世界の中で、望みどおり動いてくれる世界。この状況は、何でも思い通りになる反面、油断をすれば“自分の願望どおりに”気持ちよくさせられてしまうんだ。彼女たちは僕が望むことしかしない。何も望まなければはしゃぎ回ってキャイキャイするばかりである。わずかでも、無意識のうちでさえ、その体に欲情すれば、発達途中の女子中学生たちの餌食になってしまう。それも僕自身の責任で。なんて恐ろしいステージだろう。勝てる気がまるでしないんだ。

 廊下に出ると、僕にお尻を向けて立っているスパッツの女の子がいた。窓の外を1人で見ているようでいて、実は教室から出てきた僕のことを相当気にしているみたいだ。上半身がブレザーなだけに、強調されたお尻のふくらみが何ともいやらしかった。太っているわけではないものの、小柄で僕とあまり背丈が変わらず、腰の高さも同じくらいのかわいらしいショートカットの女の子だった。彼女は首を真横にひねって僕の方を目の端で見つめながら、キュッとお尻を引き締めている。

 僕は妙な違和感を覚えて、エッチな期待とともに彼女のお尻をじっと見つめてしまった。そしてその違和感の正体がすぐに分かった。お尻の形がくっきりしすぎているのだ。つまり、彼女はスパッツの下は完全に裸なのだ。ぴっちりと腰とお尻と太もも半分を覆う黒い素材は、特殊な素材でできているみたいだった。

 僕は吸い寄せられるように彼女に後ろから抱きついた。思った通りになる学校。より正確に言うと、心の奥底にふと沸き上がった欲情が自動的に現実の物となる学校だ。僕が心のどこかで「こうしたい」と、わずかでも願望すれば、その通りのことが実現してしまうのである。だから、半透明の妖精どもが群がっていなくても、女学生たちがいっぺんに襲いかかってこなくても、さらには露骨に情欲を誘うべく誘惑しなくてさえ、僕を快楽の泉に引きずり込むことができるのである。願望してしまったが最後、僕の体でさえいうことを聞かずに、願ったとおりに動いてしまうのである。

 心のどこかで、彼女のふくらんだ形のいいお尻に触りたいと願ってしまったのだ。あまつさえ、そこにペニスを押しつけこすりつけて快楽をむさぼりたいと思っている。その思いは、夢の快楽に抗わなければと心に誓う僕の理性や意志の中では、ごくごくわずかなものでしかない。しかし、そのほんのわずかな願望でさえ、持ってしまえば、打ち消すために必要な意志の力は相当なものとなり、ちょっとやそっとでは打ち消すことができない。結果、僕は吸い寄せられるように、願望どおりにシナリオどおりに快感を求めてしまうのである。

 始末に負えないのは、この快楽の責任が、すべて僕自身にあるということだ。自分で願い、欲情し、求めた結果なのである。自分がふがいないから、快楽をむさぼることになり、そんな自分を止めることさえできないでいるのである。この学校の「仕組み」さえあれば、余計な仕掛けはいっさい必要ではなかった。悪魔の淫気も魔性の誘惑も要らない。佐伯翔が一人いれば自動的に、女学生たちは僕の精を吸い取ることができるというわけである。

 僕は女の子のスパッツに手を伸ばした。面でも絹でもレザーのようなものでもない、特殊な素材でできている。強いて言えばゴムとシリコンの中間のようなもので、通気性がよく、みずみずしい感触と、女の肉の質感を損なわない薄さ、よく伸びて形のよいふくらみを強調できる、そんな柔らかで心地いい素材だった。

 女の子は足を開いて、僕に内股を触らせてくれた。これも僕自身が望んでしまったことである。僕の手は大きくふくらんだ臀部に移る。吸いつくような肉の感触はあまりにも柔らかく、指先がどこまでもめり込んでしまうのだ。僕はスパッツじゅうを触りながら、その奥の肌ざわりやお尻のやわらかさや臀部の割れ目、あまつさえ奥に潜んでいるツルツルのオンナの形をさえ楽しんだ。性器の割れ目やクリトリスの突起さえぴっちり強調されているのだ。

 僕は彼女のお尻に股間を押しつけると、ぐっと腰を突き出した。「ああ…やわらかい…」女の子を後ろから抱きしめながら、股間に広がっていく女のお尻のやわらかさに身震いした。お尻のふくらみにペニスが強く押しつけられると、彼女の肉のはね返す弾力が心地よい刺激となって、どんどん精力を奪っていく。僕は半ば我を忘れて、ぐっぐっと腰を前後させて、ペニスを臀部に押しつけこすりつけた。ムニムニとペニスを圧迫するお尻のふくらみは、亀頭をどこまでも奥深くへとめり込ませていく。

 お尻の割れ目にちょうど挟まれた時は、彼女の方も腰を小刻みに上下させてペニスをしごいてくれた。スパッツの生地の感触は女体の肌ざわりと変わらない、いやそれ以上の心地よさだった。快感の波が体の奥からこみ上げ、程なくして僕はぷりぷりしたお尻に白濁液を放出してしまった。「ああっ、すごくお尻が気持ちいい…もっと…」自分が口走っていることが何であるのか、理性的に思考できなくなっていた。

 別の女学生が優しい笑みを浮かべながら僕に近づいてくる。こちらは体操服にスパッツだ。彼女は四つんばいになった。僕は彼女の後ろからバックのスタイルで覆い被さった。ペニスを彼女のお尻に押しつけながら必死で腰を振る。徐々に彼女の体が床にうつぶせになっていく。僕は彼女の上に乗っかり、ペニスをお尻の割れ目に挟み込みながら腰を上下させる。下から自動的に押し上げてくる柔らかい弾力は、僕を容赦なく高めていくのだ。

 お尻の感触を腰いっぱいに受けながら、僕は女の子が送り込んでくる快楽を股間に受けてとろけそうになっている。力を抜いて、女の子に体重を預けると、彼女はゆっくりとなまめかしくお尻を上下左右させ、腰をくねらせてペニスをかわいがり始めた。下からゆっくり動く柔らかい臀部がこすれ、ペニス全体を優しく揉んでくれている。

 別の女子が僕の小さなお尻を上から固定してくれた。すると下からの快感は倍増した。腰全体が大きな肉の塊に揉みしだかれる。僕は彼女の背中に顔を埋めながら、股間を律動させた。濃い体液は容赦なくスパッツを湿らせていく。

 僕のお尻を押さえていてくれた娘は、体操服にミニスカートの格好だった。彼女は僕の願望どおり、仰向けになって足を開いた。スカートがまくれてパンティがあらわになる。指先でパンティをずらすと、毛の生えていない女が露出された。僕は正常位で彼女と結合すべく、上にのしかかった。

 あまりにもスムーズに、小さなペニスはオンナに吸い込まれていった。魔性の締めつけや触手攻撃はないが、なまのお姉ちゃん、15歳くらいの幼い体は、それだけで十分刺激的であった。体操服を脱ぐと控えめな乳房があらわになる。僕は彼女の胸全体を大きくさするようにも見ながら、一心不乱に腰を振り続けた。

 ねっとり絡みつくようなオンナの感触。出し入れするたびに敏感で感じやすい部位のすべてが優しくこすりあげられ、的確に快感を送り込んでくる。スピードを上げればそれだけ快感が増していく。射精感がこみ上げてくると、一気に仕上げに入ろうとした。すると彼女は僕のお尻に足を回し、ぷにぷにしたツルツルののふくらはぎでお尻を撫でさすりながら、しっかりと僕の腰を固定してしまった。

 ぎゅっと膣が締まる。出し入れしていない分、直情的な快感はなくなったが、その代わりじわじわとこみ上げ追いつめられるような、真綿の快感が奥から広がっていく。暖かくて安心する股間の感触に、僕は思わず力を抜いた。僕はお姉ちゃんの目をじっと見つめ合いながら、突然放出された快楽の汁に大きく震えた.脈打ちながら顔を彼女の小さな胸に埋めると、女の子は優しく首を抱いてくれた。何とも幸せな気分だ。

 僕は立ち上がり、再び歩き始めた。連続して出してしまった嫌悪感が、しばらくは僕の理性を保ち続けた。周囲であられもない格好でおしゃべりを続ける女の子たちに目をくれずに、ひたすら歩いた。もはやスパッツのお尻にもブルマの生足にもあどけない顔にもほだされない。わずかでもエッチな願望を持てばそれが実現してしまうというのなら、わずかさえ願望を持たなければいいんだ。

 たとえ廊下の目の前に群がっている10人くらいの女の子たちが全員赤と緑のブルマで(赤が15歳、緑が14歳なのかな)、スベスベした心地よさそうな生足を露出していたとしても、彼女たちとふとももをお互いにこすり合わせたいなどと考えなければ、いくらでもやり過ごせるわけだ。

 …あ。

 僕は女の子の集団に突入した。ただでさえ廊下いっぱいに固まっているグループだ。その間を無理に通り抜けるというシチュで、生足がこすれあわないなどということはありえない。そして、僕が心の奥底で「願望」してしまったとおり、中学生たちは容赦なく僕に群がり、自慢のブルマ足を僕の両足に押しつけこすりつけてきた。

 僕は何とかして先に進もうと右足左足を前に出すも、その先に待っているのはツルツルシコシコした女の子たちの太ももだった。もう誰の足が絡みついているか分からないようなもみくちゃ状態で、内股にも外股にもふくらはぎにも、年上の女学生たちのスベスベの足がこすれていく。もちろん、ペニスにも容赦ない女の子のみずみずしい足の肌ざわりが押しつけられこすりつけられ、さらには内股に挟み込まれたりもした。

 僕は先に進めなくなった。女の子たちは僕に抱きついては自慢の足をこすっていく。僕の手首も誰かに捕まれて股間や太ももを強制的に触らせる。僕は両足を開いてその場に立ち尽くしたまま、もはや子供ではない女性の足に翻弄され、その極上の肌ざわり何人分も一身に受けていた。

 ペニス根本が誰かに捕まれると、先端が強制的に目の前のブルマ娘の内股に挟み込まれ、また内股のふくらみにコシュコシュとこすられていく。敏感なカリヒダがスベスベのふくらみに押しつけられながらぐりぐりとこすられる。女の子たちは交代して自分の足に亀頭やカリをめり込ませつつこすられるに任せるのだった。

 赤ブルマ緑ブルマと交代しながら、ペニスがふとももにこすられていく。この年代は1年違うだけでずいぶん成長度に差が出る。緑ブルマのあどけない生足はすでに立派な武器であったが、さらにふくらみと大人っぽいシコシコ度を増した赤ブルマで仕上げに入っていく。最後には、赤ブルマの女の子の内股にむっちり包まれたまま、彼女が腰を前後させ、素股でペニスをしごき上げていく。僕はお尻も後ろ足も生足の餌食になりながら、太ももの間で精液を放出してしまった。その足の心地よさにその場に崩れ落ちてしまいそうだった。

 ブルマ集団から解放され、さらに少し進むと、上に上る階段にさしかかった。よかった、これで中等部フロアの、あどけない顔ながら大人になっていく肉体から解放されそうだ。階段のところに張り紙がある。「この先高等部。でもその前に試練ね♪」高等部、つまり年齢がぐっと跳ね上がり、僕に近いお姉ちゃんではなく、相当年上のお姉さん方のフロアになるのか。果たして乗り切れるか…

 っと、その前に、「試練」を乗り越えないといけないんだ。それが何をあらわしているかは、目の前の階段を見れば一目瞭然だった。

 階段は普通の学校の階段のように、真ん中で折り返すタイプだ。だが、普通の学校の階段は幅が広いのに対して、ここの階段はとても狭い。普通の家庭の階段と大して変わらない。そして、その階段に数人の女の子が、全裸で立っているのだ。4,5段に一人の割合で、中等部の女学生が待ちかまえている。

 完全に裸の娘たちを見て、セックスをわずかでも予感してはならないというのは、あまりにも酷な話である。わずかにふくらんだだけの娘や、すでにBカップに達しているお姉ちゃんもいる。腰がくびれているスポーツ少女もいれば、肉付きがよくてウエストがまっすぐな子もいた。いずれも生足は艶っぽい。

 案の定、僕はここにいる全員とセックスをすることになる。

 階段を上り始め、一番下にいた娘と立ったまま抱き合った。なまの体がこすれあう。みずみずしくきめの細かい肌が全身にこすりつけられる。お姉ちゃんが上から僕とキスをした。ふとももをこすり合わせながらお互いの欲情を高めあう。

 胸は平らな方で、腰のくびれもないところを見ると、緑ブルマの学年だろう。僕は彼女の足を開き、立ったままペニスを挿入した。やわらかい圧迫と安心感が股間を一気に包み込む。僕は一心不乱に腰を振り、彼女の膣に欲望を出し入れした。壁際に追いやられた彼女は悩ましい声を上げながら、僕を受け入れ続けている。

 お姉ちゃんは僕の首に手を回してぎゅっと抱きしめたまま、僕の動きに身を任せていた。その一方で、オンナはしっかりとペニスを悦ばせ、きゅうきゅう締め上げながら敏感なところを的確に刺激しこすりあげていく。出し入れすればするほど愛液がしたたり、ますますスムーズにペニスの動きをサポートするのだった。

 やがて僕はイクことになる。ぎゅっとお姉ちゃんを抱きしめたまま、下から突き上げた時に、股間のくすぐったさが一気に沸騰し、精液が勢いよく膣内に飛び出していったのだ。二人は陶酔しながら身を震わせ、快楽を共有した。出し終わるとペニスがオンナから抜ける。するとお姉ちゃんは顔を上気させてその場に座り込んだ。

 こんなふうにして、階段にいる娘全員と肌を重ねなければ、上には登ることができない。それが試練の中身だった。先に進めば進むほど、僕は射精を続け、一層夢から覚めた時の呪縛を強めていくんだ。

 次のお姉ちゃんは胸が大きかった。といっても、傍目にもおっぱいが出ているのが分かるという程度で、第二次性徴がたけなわとなっているといった感じだ。髪の毛を後ろに束ねただけの、あどけない顔立ちの女の子だった。

 階段に腰を下ろした彼女に、下から抱きついた。すると彼女は足を開いて僕を包み込んでくれた。その体勢のまま結合。女の子は足を開いて座ったまま僕の腰にふくらはぎを回す。僕は正常位と同じようなうつぶせに近い体勢で、お姉ちゃんのふくらみかけのオッパイに頬を押しつけた状態での結合だった。

 腰を必死に動かすと、性的に興奮していた中等部はさらに息を荒くした。腕と足で僕の体を強く抱きしめ、密着しながら、僕の腰の動きに感じてくれている。そして、やはりさっきと同じように、オンナでペニスをしごき上げ、徹底的に僕を快楽にさらし続けてくれる。体位を変えたり逃げたりできないように、がっしり抱き込まれているので、僕はこの体勢のまま腰を振り続けるしかなかった。

 言うまでもなく僕の負け。ペニスが再び脈打つ。お姉ちゃんの息づかいに合わせてわずかに蠢く膣の動きが、射精を一層心地よいものにしてくれる。彼女なりに感じてくれていたみたいで、階段に座った体勢のままぐったりしてしまった。

 階段にはもう一人いる。茶色がかったショートカットで、幼い顔立ちなのにとろんとした目で僕を誘っている。彼女は階段に手をつき、下の段で膝をつく格好で、変則的な四つんばいとなった。僕はバックで彼女と結合した。

 性器の心地よさにも個人差がある。この娘の締めつけ攻撃力は高い方だ。出し入れするたびにカウンター快感攻撃で、ペニスの敏感なところすべてを柔らかくそしてきつくこすってくれる。彼女の大きなお尻は僕の腰を今にも包み込んでしまいそうだった。臀部に手を乗せるとどこまでもめり込んでいく。

 みずみずしすぎる肌が、腰を振るたびにペッタンペッタンと密着しては離れていく。僕はお尻や生足に指をめり込ませたり撫でさすったりしながら、力強くペニスを突き上げ続ける。だが、いかんせん小学生の小さな武器では、彼女を絶頂に導くことはできなかった。またもや僕の方が先に果ててしまった。

 折り返し地点には大きなベッドが置いてあった。もちろん、そこにも中学生の姉妹が全裸で寝て待っている。清純な感じの姉と妹、1歳違いのよく似た姉妹だった。それでいて、一年の違いだけで、胸のふくらみがこんなにも違うことに驚かされる。

 僕はベッドに入った。すると姉妹は両側から僕にすり寄り、自慢の柔肌を押しつけこすりつけてきた。体半分ずつ上にのしかかる姉妹を撫でさすりながら、交互にキスを交わす。すると姉がペニス先端を優しくしごき、妹が玉袋をゆっくり撫でさすってくれた。

 僕は横になったりうつぶせになったり仰向けになったりしながら、二人を執拗にかわいがった。彼女たちもそれに合わせて、僕の全身を撫でさすり、生足をこすりつけ、さらに密着の度合いを高めていく。どこを向いても、姉妹の肢体が当たり、こすれ、密着してくる。二人に包まれたまま、僕はだんだん高められていった。

 妹が仰向けになる。僕はそれに合わせて、彼女の上にのしかかる。そのままペニスを挿入させようとした。すると姉が背後から手を伸ばし、ペニスの根本を掴むと、即座に妹のオンナにあてがい、間髪入れずにペニスをねじ込ませていく。姉妹はすでにいつでも入れられるように濡れきっており、ペニスはあまりにもいきなり、妹のオンナに奥まで飲み込まれてしまった。

 そして、あまりにも突然、射精の瞬間が訪れ、入れていきなり妹の中に放出してしまったのである。どんな感触とか、脳が感じる気持ち良さとか、そんなことを考える前に、ペニスが勝手に反射的に精を放出してしまった感じだ。内部から爆発したみたいに、いきなり律動し、体液が勢いよく飛び出していく。あとはわけもわからず、火のような快感のみが全身を駆けめぐっていくばかりであった。

 入れたとたんにイッてしまったのは、それまでにさんざん女体と戯れ、姉妹の肌触りに高められ追いつめられていたから、という理由だけではなかった。

 射精しても妹はペニスを離してはくれなかった。勃起の収まらないペニスを優しく締め上げながら、無言で第二ラウンドを強要されていた。

 妹の膣は、随意筋でもあるかのように変幻自在にうごめいている。ペニス全体にしっかりと絡みつきつつ、腰を動かしていなくても内部でウニウニと揉みしだき、敏感なところをこねくり回すようにして締め上げてくれている。この名器こそ、僕が挿入してすぐに射精してしまった本当の理由であった。

 僕はゆっくりとペニスを出し入れする。「あふ・・・」すると、名器の妹のオンナは無数のヒダを柔らかくペニスに押しつけて圧迫させつつ、性感神経ばかりを闇雲に刺激して、蠕動しながらぬるぬるとペニスをしごいてくれた。「ああっ…だめ…」僕は再び腰を止めた。体位攻撃で相手をイかせようとすると、名器の妹のカウンターダメージがあまりにも激しすぎる。愛撫攻撃に切り替えて、活路を開くしかないように思えた。

 すると、待ちきれなかったように、隣にいた姉が体を押しつけてきた。これを合図に、妹がペニスを引き抜き、横にそれる。僕がうつぶせにベッドに沈む前に、姉が僕の下に滑り込んできた。妹よりもわずかに胸がふくらみ、すでにB〜Cカップにはなっている姉は、髪を両側三つ編みにした中学生らしい清楚な姿で、それでいて体はすでに大人の品格を備えている。清純な三つ編みのイメージが、ことさらに僕を背徳的な情欲に駆り立ててしまう。

 僕は姉の中に入った。妹よりもヒダの数が多く複雑うな構造をしているのは、たった一年であってもそれだけ膣も成長するという何よりの証であった。このまま行けばいずれ、「名器のシズカちゃん」になり、最強を自負する存在となっていくのだろう。強烈な圧迫で蠕動するオンナは妹のそれをも上回っている。肉体がこんなにもペニスをいたぶってくれているのに、その外観は清純そのもので、恥じらいを含んだ潤む瞳が、僕をじっと見つめてくれている。そのギャップがたまらない。

 吸い付くような肌と、こぢんまりとしたおっぱいのふくらみが、ひしと僕にしがみついている。僕は自分の意志とはほぼ無関係に、ゆっくりと腰を動かしてしまった。するとなめらかに滑る膣内と、ペニスに絡みついて敏感なところを刺激していく名器のヒダが、ペニスを執拗に高め続けるのだ。僕たちはお互いの唇に吸いつきあいながら、相手は恥じらいによって、こちらは強烈な快感によって、お互いに無言で抱き合うのだった。

 僕は彼女の胸や脇腹をかわいがりながら、キスをしたりほおずりしたりする。名器の姉は、みずみずしい肌触りを全身に押しつけこすりつけながら、ほっぺの心地よい感触を刻み込みつつ、ペニスを執拗に締め上げ続ける。そのたびに僕はくぐもったうめき声を上げるのだった。

 また交代の時間が来た。姉がどき、妹が滑り込んでくる。彼女は三つ編みではないが、恥じらいの表情は変わらず、さらさらのセミロングヘアがわずかに乱れていて、姉に比べてわずかに胸のふくらみが小さい。これからもっとふくらんでいくのだろうなという期待感を持たせるつぼみであった。それでも、彼女のお腹から下は、もう立派な女性であった。僕は彼女と、またもや正常位で結合した。姉とは微妙に違う名器の感触がペニスを締め上げる。姉がペニス全体を甘美な安心感に誘うのに対し、妹の名器はどちらかというと先端に快感を集中させ、亀頭やカリの敏感な部位を執拗にくすぐってくれる。僕は妹の脇腹やお尻を撫でさすって応戦した。

 姉と交代。変幻自在な膣が襲いかかる。僕は愛撫攻撃。妹がすぐに代わり、さらにペニスを締め付けた。こうして、姉と妹と交代で、正常位で結合しつつ、代わる代わる名器で締め付けてくれた。間髪入れず次々と僕の下に滑り込み潜り込み、巧みに腰を突き出してペニスを飲み込んでは、激しい動きはないものの内部でうごめくオンナの力だけで、十分ペニスを悦ばせることができるのだった。僕は彼女たちのうえでゆっくり腰を上下させながら、柔らかくとろけるような女の子たちの肉体に酔いしれ、愛撫攻撃も届かず一方的に精力を消費し続けるのだった。

 名器の姉はペニスをぎゅっと締め付ける。「うっ!」ついにこらえきれなくなり、股間全体に拡がるくすぐったさに脱力してしまった。じわっと射精感が広がる。しびれるような多幸感が全身を駆けめぐり、次いで心臓とリンクした性器の律動が始まった。体液が膣内でほとばしる。僕は名器の姉にのしかかって挿入したまま、放出に身を任せていた。

 「ああ…」僕はぐったりして、姉に体重を預けた。すると彼女が甘い声でささやいた。「ね、上に行くのはやめようよ?」「…え?」「ここにいれば、ずっと私たちと一緒に気持ちよくなれるんだよ? 現実世界では、私たちの年代とのセックスは御法度。でも、この新世界、カリギューラさまの仮想世界なら、どんなことでも通用するんだから。」「…!」そうだった。また忘れかけるところだった。僕はこの誘惑をはねのけなければならないのだ。だが体がしびれ、欲望が強まり、自制が効かなくなっている。

 そばにいた妹が僕の体を動かした。僕を仰向けにすると、いきなり僕の上に覆い被さってきた。シックスナインの体勢に入ると、妹はいきなりペニスを唇でしごき始める。もちろん内部の舌は変幻自在にペニスのあちこちをとろけるまで舐めまくっている。「あひい!」突然訪れた強烈な快感に、ペニスはまたもや元気を取り戻してしまった。目の前には、さっきまで僕を快感の坩堝に落とし込んでいた名器のスジが、つるつるのまま見せつけられている。

 ちゅぽ。名器の妹が口を離した。「ここにいたら、中学生とやり放題だよ? ね、上の高校生なんか相手にしないで、私たちと一緒にいようよ?」「だ、だめ・・・」「そんなこと言って、…じゃあ、これならどお?」妹はいきなり亀頭を内頬に強くこすりつけながら執拗に唇でしごいてきた! 「ああっ!」僕はぬるぬるした柔らかい妹のほっぺに大ダメージを受けた。「私、お姉ちゃんほど名器じゃないかもだけど、その代わり口の方だってすごいんだから。」そう言って、彼女は本格的に根本からペニスをフェラチオし始めたのだ!

 妹の口から逃れられない! 彼女は僕の上に丸ごとのしかかり、グッと上から押さえつけている。そして一生懸命に口を動かして、いきり立ったペニスを優しくとろけさせてくれている。舌先を巧みに動かし、カリの敏感なところから根本までを執拗にねぶりながら、亀頭は内頬に強く押しつけこすりつけている。それでいてぷるぷるした柔らかい唇が、棒全体を優しく激しくしごき続けていた。

 僕は何とかして脱出しようと体をひねるが、その都度妹の体重がかかり、どうしても横にそれることができなかった。そして彼女のツルツルの生足と、名器のスジを見つめながら、どんどん高められてしまう。たしかに、姉ほどオンナに攻撃力があるわけではなかったが、その分、いや、それ以上に、妹のフェラテクは致命的なほどの力を有していた。一体これまで、どれほどのプレイヤーの精をその口ですすり採ってきたのだろう。どんなに精力にあふれていても、ザラキのごとく一気に絶頂まで導く恐ろしいシックスナイン攻撃。そのからくりは、男を逃げられないように固定して、至高のテクニックでペニスを追い詰め、精液を口の中に吸い上げてしまう戦法であった。

 「あが!」急激に射精感が高まる。もう耐えきれなかった。僕は妹のオンナを凝視しながら、それをオカズにフェラチオされ、全身のくすぐったさに打ち震える。ごぼおお! 大量の精液が妹の口の中にぶちまけられる。彼女はそれでもしごく唇をやめず、脈打ちが終わるまで吸引し続けた。体液はすべて、妹の口から喉へと流し込まれ、一滴残らず飲み込まれてしまった。

 「どお? 気持ちよかった?」妹が不敵な笑みを浮かべる。そばにいた姉もいたずらっぽい表情だ。姉妹は僕の両側に張りついて生足を僕の体にこすりつけている。僕は完全に脱力し、ここから抜け出す気力を失っている。

 「さあ、下に戻りましょう。」僕は手を引かれ、階段をおろされそうになる。下では女子中学生たちが集まって、僕を見つめている。ここで降りれば、彼女たちと永遠に交わっていることができるんだ。発達し始めたばかりの、まだまだ未熟な、それでいて女としての肉体はすでに立派な武器としてなめらかな肌を具えている、ふくらみかけの乳房たち。

 「とりゃ!」僕は何も考えずに駆けだした。下へ、ではなく、上の階へ! この淫夢を脱出するという目的は忘れていなかった。だが、肉体も精神も、中学生のお姉ちゃんたちの虜になり、何も考えられなくなっている。だから、思考せずに僕は走り出したのだ。迷いでもすれば、一気に彼女たちの魅力にほだされ、肉体の疼きを止めようと、彼女たちに飛び以下勝手なにもかもを忘れてしまっていただろう。だから、迷ったり判断したりせずに、ただ無心に走っていたのだった。それしかチャンスを掴む方法がなかった。

 一気に階段を駆け上がると、中学生たちは追ってこなかった。少し恨めしいそうに、つぶらな瞳を集団で僕に向けているだけである。おそらく下級生は、上級生たちのいる上の階にあがってはこられないんだ。僕の方も、二度と降りることはできなかった。実際にこの淫夢が現実のものとなれば、いつでも降りられるようになるだろうけれども、誘惑をはねのけるのが目的のステージでは、一度あがってしまえば戻ることができない。

 全身が引き裂かれるような疼きを覚える。後ろ髪を引かれ、あがってしまったことを死ぬほど後悔した。心も体も女子中学生の虜となっていたのだから、戻れないことへの後ろめたさ、禁断症状も激しいものがあった。何も考えずに上に上がったために、肉体が悲鳴を上げてしまっているのだ。そうだ、魔性の誘惑をはねのけることは、こんなにも苦しいことなのだ。僕の戦いは快楽ではなく、身を切り裂くような苦痛の戦いなのである。

 なぜ、快楽を否定してあえて苦痛を選ばなければならないのだろう。そんな根本的な疑問が頭をよぎった。だが、考えても答えは出ない。今の自分は、苦しい方を選ばなくてはならない。なぜかは分からないが、そういう選択をしている。ポッティとの約束だから? …分からない。

 体の疼きは、すぐにでも収まりそうだった。なぜなら、僕には新たなる戦いが容赦なく待ち構えていたからだ。

 女の子たちの黄色い声がわいわいとこだましている。下の階と同じような女子校の風景。だが、そこにたむろしていたのは、もはやローティーンではない。僕よりも7,8歳も年上の、高校2年、3年のお姉さんたちだった。たしか看板にあったな。このフロアは高校生、しかも2〜3年生という、ほとんど大人に近い学年の女学生たちなんだ。

 廊下を歩く女子高生たちの制服姿がまぶしい。さまざまな太さの生足を露出させ、全員が、もう少しでパンツが見えてしまいそうなほど短いスカートだったからである。新しい誘惑攻撃が始まったことを実感した。そして、下の階で刺激されたために激しくうずいている性欲に、どうやら勝てそうにもないことも。

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