翔のあぶない冒険!


12 番外編3 新世界4

 だが、そのすぐあとに、僕は姉妹のベッドに入ったことを後悔した。

 好きものの妹は僕に抱きつくと、突然ペニスを挿入し、やわらかく締め付けてきた! 「うああ!」この階でも挿入はあったが、その誰よりもきつく甘美な締まりであった。下半身全体がとろけそうにしびれ、とろとろの膣内も呼吸に合わせてグニグニ蠕動する。僕は妹の大きな乳房に顔を埋めたまま、感極まって精液を漏らした。

 あのゲームの主人公は超合金の世界一硬い金属と同じ硬度を持ったコンドームを装着し、それでもあまりに心地よいオンナの締まりに悶絶させられたのだった。なまで挿入している僕があっという間にイッてしまうのも当然である。

 「出しちゃったんだね、ボク。」好きものの妹は小悪魔系の顔をさらに不敵にして笑いかけ僕を見下ろしてくれた。「でも、これから動くんだよ?」

 好きものの妹は僕の首に腕を巻きつけてそのスベスベの感触を刻みつけつつ、側位で挿入したまま腰から下だけをなまめかしく前後させ、ペニスを極上のオンナでしごき始める。

 「ああっ、すごいよ!」僕は彼女の巨乳に顔を埋めながら、下半身を脱力させて快感に酔いしれた。イッたばかりで復活するが、それが間に合わない内からすでにぐちょぐちょとしごき上げるヒダの感触に、僕は悶絶させられていた。

 「ほらほら。出しちゃえ出しちゃえ。」赤い髪のナイスバディは軽々しく二発目の精液を搾り取ってしまった。

 好きものの妹が強く腰を引くと、ねっとり絡み付いた愛液まみれのペニスがやっと解放された。

 だが、余韻に浸って脱力している暇は与えられなかった。四つん這いのまま、好きものの姉が上に覆い被さり、女性上位で挿入、ぎゅううっと膣を締め上げてきたからだ。

 「あが」何も考えずに射精してしまう。妹より小柄で貧相な体であったが、ふとももやおっぱいやお腹の肌触りは極上だったし、ぺったり吸いつきながらもすべすべ動き回るみずみずしい体で、妹以上にオンナの具合がいいのだからたまらない。

 姉の膣は、ペニスに合わせて根本から優しく包んでくれる。感じやすいところにヒダが合うように調整され、それでいてみっちり狭く万力のように締め上げる。バキューム装置でもついているみたいにペニスをどんどん吸い上げながらも、どこまでも深く絡み付いてくる。融合してしまっているのではないかと思えるほど、中は暖かく、甘美で、ペニス以外の感覚がなくなってしまったのではないかと思えるほど安心感に包まれて心地よい。それでいて体の奥の性感のこみ上げについては容赦なく、精液はとことんまで絞り上げられてしまう魔力があった。

 好きものの姉は潤んだ瞳でじっと僕を見下ろしている。そのけなげな視線と肉体の強力な攻撃のギャップが、小学生ながらも男としての好色な感情をこれでもかと刺激してくるのだ。

 恥じらいながらも弟をかわいがるような丸顔で、結合したまましっとりした視線を送ってくる。お互いに動いていないのに、そのオンナの感触だけで再びペニスは高められ、じわじわとした快感がこみ上げて、あっという間に射精してしまった。

 「…動くよ?」お姉ちゃんはゆっくりと腰を上下させた。それと連動して、体全体は前後してくる。控えめながら女の子らしいおっぱいが、僕の首筋から顔面にかけて滑り回る。はりつくようなお腹の感触も、僕の腕に絡み付く腕の感触も絶品だった。

 「ああ! だめっ、お姉ちゃ・・・」数回こすられただけで僕は精液を拭きだしていた。あまりにも甘美なオンナが、今度は優しく締まりながらペニスとその奥のすべての性感神経をすり切れてしまうのではないかとさえ思えるほどに刺激してくる。ぬるるっと出し入れされる肉の筒は魔物のようにもがきながら、ペニスのすべての感じるところを容赦なくいたぶってきていた。これが清純そうな地味女子高生のなせるわざだろうか。そんなギャップを感じながら、僕はあっという間にイかされっぱなしになっている。

 姉に促され、僕は隣でうつぶせに寝そべって待っている妹の上にうつぶせに覆い被さった。丁度彼女の大きなお尻の上に僕の股間が来るようにあてがわれる。ペニスはそのふくらみのワレメの間にホットドックされた。

 「今度は高校二年生のお尻で気持ちよくしてあげるね?」そう言うと好きものの妹はぐいぐいと腰を突き上げてきた。柔らかい感触がどんどん押しつけられ、そのたびに腰全体もペニスもお尻の肉に深くめり込んでいる。子供の僕の腰よりもひとまわり大きいお姉ちゃんの臀部は、下腹部全体をすっぽりと包み込んだままぐにゅぐにゅとやわらかい弾力を押しつけてくる。僕は妹の背中に顔を埋め、そのすべすべしっとりの肌触りにほおずりしながら、挿入ではない10代の肉体の感触に酔いしれていた。

 「ああっ、お尻やわらかい、お尻気持ちいいよっ!」いつしか僕は自分から腰を振って、ペニスをさらに深く彼女のお尻に押しつけるようになっていた。

 「んふふ…」上下運動だけでなく左右に振りながら、ペニスを甘い臀部のめり込みにて包み込み、徹底的に揉みまくっている。「イク!」僕はぶるるっと震えて、好きものの妹のお尻に白濁液をぶちまけた。例によって精液は悪魔の体の中に吸い込まれてしまう。

 好きものの妹が少し足を開くと、ペニスはぴょこんと彼女の足の間に落ちる。すると彼女は再びきつく足を閉じ、ペニスを内股で挟み込んでしまった。

 そこへ、好きものの姉が上から覆い被さってくる! 体重をかけすぎないようにしながら、僕のお尻は姉の腰に包まれ、上からぎゅっと押さえつけられる。僕の腰は下にいる妹のヒップに深く深くめり込んだ。

 好きものの妹は生足でペニスを挟み込んだまま、なまめかしく腰を左右に揺り動かし始めた。これに合わせて姉の方がやはりゆっくりと腰を上下に振ってくる。勢い、ペニスは左右にふとももで揉みしだかれながら、上下にスリスリしごいて出し入れする格好になる。

 膣の攻撃力が劣っている分だけ、ナイスバディの魅力が十二分にカバーしていた。好きものの妹の足のシコシコした肌触りがペニスに直撃。オンナ表面の感触もずりずり加わって、僕はどんどん高められていく。

 上下サンドイッチされた格好では脱出もかなわず、僕は背中に姉の乳房の感触、腰に妹のお尻の感触を十分味わいながら、妹の足の間で精液を爆発させてしまった。

 妹に促され、ヒザをついて上半身を起こす格好になる。そこへ好きものの姉がバックで迫ってきた。そのままバックで挿入。僕をあっという間にイかせたオンナがまたもやペニスを包み込んだ。

 好きものの姉は背後に回り、僕の背中に豊かなおっぱいの感触を刻みつけこすりあげながら腰を巧みに動かし、激しくペニスを前後させてきた。僕は強制的に腰を振らされながら、姉の名器に悩ましいため息を漏らし続けた。

 姉はおずおずと腰を回転させるようにひねり続け、ゆっくりと膣の感触を変えていきながら、ペニスの出し入れに応じて的確にぬるぬる快感を送り込んでくる。耐えきれるわけがなかった。

 まだまだ絞られる。妹はどんどん僕の体に肉体を押しつけてくるので、僕は徐々に前屈みになり、ついに姉の背中に上半身がぴったり張りつく。するとゆっくりなまめかしい彼女の腰の動きやお尻の弾力は、僕の腰全体をとろけさせることになる。スベスベのヒップの肌触りが僕の腰をくすぐり、それでいて内部では激しくペニスがむさぼられていた。このまま二度三度と爆発させられても、一向に解放される気配がない。

 妹が僕を男上背位で責めてきた。お尻の上に僕の腰をのっけて、ペニスを挿入、お尻をぐりぐり持ち上げながらオンナの方からペニスを出し入れする高等テクニックだ。

 好きものの姉が背後から僕の背中を撫でさすり、玉袋やアナルを丹念にさすったりくすぐったりして刺激する。姉妹の連動攻撃に僕はまたしても精を奪われる。

 好きものの姉と正常位で結合し、上半身を彼女の体に預けた。すると妹は僕の小さなお尻をかき分け、アナルに舌を這わせたかと思うと、やわらかい舌でグリュグリュと内部をかき回すようにくすぐったくナメ上げてきた。姉は動かず、その代わりに両足を僕の腰に回して蟹挟みをし、逃げられないようにしてきた。

 名器の感触と妹のアナル攻撃だけで僕を射精させる自信があったのだ。はたして、僕はものの十数秒で高められ、姉の名器に精を放出してしまう。

 一体、何度イかされたのだろう。パイズリ、スマタ、挿入、フェラ、ダブルフェラ、ダブルスマタ、4本の手による徹底手コキなどで、僕はベッドの上でイキまくっていた。反撃らしい反撃はまるでできない。ガマンもできずに、責められるままに射精し続けた。

 ああ・・・熟練高校生の体がこんなに気持ちよかったなんて。ただ若いというだけでなく、そのみずみずしい弾力を保持したまま、本当はみんな極上のテクニックを持っている。なぜならここの娘たちは皆、悪魔の肉体を持っている、半分魔族みたいなものだからだ。

 さっきの中学生ステージの時のように、隙を見て逃げ出し、勢いだけで上に駆け上がるしか手はない。だが、下の階の小娘たちよりも2,3年分経験が深い姉妹に、それは通用しないみたいだった。

 彼女たちは交代で精を絞り続ける。僕がイッた直後から二人がかりで抱きついては若い肌触りを刻みつけつつ、逃げ出すチャンスを与えないようにしっかり包み込んでくれた。

 下から好きものの妹、僕、好きものの姉の順で上下サンドイッチされながら、連携して僕の腰がゆり動かされ、妹の膣内に精を放出する。

 尻餅をついて足を投げ出した僕にバック座位で結合した姉が激しく腰を振ってお尻を刻みつける。背後から僕の胸や乳首を愛撫しながら妹が大きな体で僕の背中を懐柔する。

 このままでは、この天国にあらがえないまま、堕落してしまう。

 「ね、もう抵抗するのはやめて。このまま私たちと、ここで愉しみましょう?」「ほら。もっと気持ちよくしてあげるから。永遠に快楽だけを味わって?」

 姉妹の甘いささやきが脳天をくすぐる。妹と向き合って横向きに寝そべった僕に、姉妹のやわらかい生手が襲いかかっている。妹はペニスをひっぱるように両手で根本からすばやくしごき上げ、姉は後ろから抱きついて玉袋や内股を愛撫する。姉妹で交代しながら肉棒も玉袋も下腹部全体が女手の快楽地獄にさらされた。何度その手で射精しても、彼女たちの手の動きは止まらなかった。

 きっと、僕がこの誘惑に負けて女子高生たちのフロアに逆戻りするまで、姉妹の手コキは続けられる。そんな気さえしていた。

 何とかしようと妹の乳房をたわわに揉みしだくが、それは結局僕の手のひらから女体の心地よさを吸い取らされることにしかなっていないで、ダメージなどまるで与えられていなかった。

 絶体絶命のピンチの時に、ほんの一瞬だけ、チャンスができた。それは、好きものの妹のお尻の上にうつぶせにのせられる瞬間であった。好きものの姉が僕の体を固定し、その両手で強制的に僕の腰を持って上下してきて射精させる腹づもりだったのだろう。

 その手が伸びる前、妹はうつぶせで手出しができない。ここが逃げるチャンスである。

 もし僕が、彼女のお尻の感触にさらに酔いしれ、もっとその体を味わっていたいと思っていたら、きっと脱出できなかっただろう。女体の誘惑に負け、判断に遅れが出てもダメだった。ギリギリのところで、僕はハイティーンの肢体に心を奪われなかった。

 何も考えず僕はベッドを飛び出し、捕まる前に急いで階段を駆け上がった。姉妹は残念そうに僕を見上げている。

 じわりと強い疼きが全身を襲った。あれだけの時間しかなかったのに、僕はまたしても射精寸前にまで高められているのをはっきりと感じた。

 ああっ。もっとあの姉妹の体を味わっていたい。下の階に降りて、制服娘や水着女子高生の体に揉まれて、しこたま射精し続けたい。そんなドス黒い願望が、さらに射精感と後ろ髪に拍車をかける。このまま戻ってしまいたかった。

 だが、ここが決断のしどころだ。ここで降りてしまえば、きっと僕は、二度とこの夢から抜け出せなくなる。二度とこのフロアのお姉ちゃんたちからは逃れられなくなるだろう。

 じわじわと体が快感を欲して衝動的に降りてしまいそうになった。僕はそれを振り切るようにして、先を急ぐのだった。

 「!」たしか、この階が最上階のはずだ。いよいよ、ここを乗り切れば、夢からの脱出、あるいは少なくともこの学校ステージからは脱出できるはずである。

 そんなことを考えながら廊下に躍り出たのだが、下とはまるで違う光景に驚いたのだった。

 それはもはや学校ではなかった。

 教室がない。

 廊下が数キロメートル先まで延々と続いている。奥が小さくなって見えなくなっている。学校の大きさからしてあまりにも不自然だった。

 人影もない。確かあの看板には、「4F・ちゅ、中学を出たばかりなのである…16歳限定。」とか書いてあったはず。そしてこれまでも、廊下といい教室といい女の子で満ちあふれていて、僕をしきりに誘惑してきたのだった。だが、この4階には全然人がおらず、何もない廊下だけが延々と続くばかりなのだった。

 どこにも扉はなく、ただ廊下だけ。女がいないしまっすぐ進めばいいというのはありがたかったが、逆にそれが恐怖をかき立てる。本当にそれで終わりなのか?

 僕はおそるおそる廊下を歩き始めた。

 性欲の疼きが高まっている。さっきのフロアで高二高三の色香に相当毒され、極めつけに好きものの姉妹に死ぬほど抜かれてしまい、しかもお尻の上にのせられただけで次の射精の準備に入ってしまうほど興奮させられていて、玉袋には精子がたくさん溜め込まれている。出したいと思わない方がおかしかった。

 だが、それだからこそ女体の誘惑がないのは逆にありがたいのかも知れない。体の疼きをガマンすれば、ここから脱出できるのだ。もともとここはカリギューラの作った誘惑世界。射精すればするほどこの身に危険がおよぶ。目覚めたときに性欲の虜となって気が狂うか、最悪夢から永遠に覚めることなく魔界の天国を味わい続けることになるからね。ここががんばりどころだ。

 「!」

 歩いていると突然、足が止まった。これは僕の意思ではない。体が勝手に動きを止めたのだ。あるいは急に全身がこわばって、動けなくなったのである。声も出ない。何が起こったんだ?

 次の瞬間、僕はやわらかいものの上にうつぶせに寝かされていた。見覚えのある床。これは今歩いている廊下の床だ。

 まるで一瞬時間を止められ、止まった時間のなかを寝かされたみたいに、体勢が勝手に変わっていた。

 そして…。僕の下には女の子がいて、僕は彼女に覆い被さっている格好だったのである。それまで誰もいなかったはずの廊下なのに、いつのまにか僕は、一人の女の上に乗っているのである。

 彼女は制服を着た初々しい美少女だった。中学の制服ではない。だが、彼女はあまりにもあどけない。ついつい先日、高校に上がったばかりのような、初々しさと新鮮さに満ちた高校一年生だった。

 スカートが短いわけでもなく、すれた感じがまったくない。純粋で純情な、まさに「中学を出たばかり」の女の子であった。

 「んっ!」女の子といっても、10歳の僕に比べれば16歳の彼女は立派なお姉ちゃんだ。そんな彼女が、下から突然僕の唇を奪ってきた。やわらかい唇がムチュッと僕の口を優しく塞ぐ。

 とらわれペンギンというゲームでは、女子高生レベル1(一年生)といえば、相当上位のステージに登場して、若い力で主人公をイかせにかかる強豪である。学年が下がるほど強いのはヤル側の期待値が高いためというのもあるし、若さあふれる初々しい肉体に酔いしれる男も多いからなのだろう。

 そんな姉娘が僕の下から制服姿で抱きつき、キス攻撃に入っているのだった。とたんに目がトロンとなってしまう。

 さっきから股間が疼いている。性欲へのくすぐったい衝動が、彼女の上に乗っかったことで急激に高められた。そこへ、長いスカートから飛び出した生足が僕のふとももを撫でさするに至って、さらに色欲は限界にまで高められてしまう。

 何がどうなっているかは分からないが、今の状況があまり良くないことだけは分かった。どんなに後ろ髪を引かれても、ここは性欲に負けるべきではない。

 僕は身を引き、体を起こそうとした。彼女から離れなければ。

 「あっ、逃げないでくださいっ!」一年生のお姉ちゃんは僕の首にぎゅっと抱きつくと、再び僕の顔をぎゅっと胸元に抱き締めた。

 ふくらみかけの乳房、高校生として成長した体の柔らかい感触が、制服越しであるにもかかわらずしっかり伝わってくる。これで裸で抱き合ってしまったら一体どうなるんだろう。

 僕はさらに抵抗を試み、体を女から引き剥がした。だが、彼女の方も負けてはおらず、僕にしがみついては抱き寄せ、さらに逃げる僕にしがみついては生足で挟み、さらに抵抗する僕に女体の柔らかさを刻みつけてはキスの嵐をお見舞いしてきた。

 徐々に彼女の体に夢中になっていく。抵抗したり逃げたりする力は徐々に衰え、しだいに一年生制服娘に抱き寄せられている時間が長くなっていく。彼女の根気に負け始めていた。

 逃げ切れなかった。

 抱きつかれキスを繰り返している内に、興奮が最高潮に高まる。僕は彼女にほおずりをしながら、またさせられながら、この性欲を彼女の体であがなおうと考え始めている。

 僕が抵抗しなくなると、お姉ちゃんは制服は脱がずに、長いスカートに手を入れ、自分からまくり上げた。

 とたんに生足どうしが緊密に絡み合う。女の子のみずみずしい肌触りが僕の両足を直撃した。僕は彼女の胸の位置に顔を埋めて甘えながら、しきりにお互いの足をこすり合わせ続けていた。

 そのうち彼女の方も興奮し、白いパンティを脱ぎ捨て、果てはスカートも外して、下半身が完全に露出された。

 僕は彼女の上に乗ったまま、自分からペニスを挿入した。

 若い娘の直情的な締まりが襲いかかる。さっきの好きものの姉妹ほどの熟練したテクニックは持っていないものの、恥じらう表情と幼さの残るオンナの感触がこれを十分カバーして有り余るほどであった。

 溜め込まれた精液はいつ外に出てもおかしくはなかった。小さなペニスはお姉ちゃんの膣内に出し入れされ、どんどん高められていく。

 腰がとろけそうになった。心のどこかで出しちゃダメと思っているが、もはや自分を止めることができない。

 「うう!」僕は感極まって、高校一年生の膣に大量の精液をぶちまけた。とたんに出しつくした達成感と安心感に包まれ、気を失いそうなほどくらくらしてきた。

 「うふふ。いっぱい出してくれたね。」中学を出たばかりのあどけないお姉ちゃんが僕の頭を優しく撫でてくれた。

 「あっ!」次の瞬間、女子高生レベル1は跡形もなく消えていた。

 うつぶせになって女の上に乗り、正常位でセックスをしていたはずなのに、忽然と高一は消え、僕も寝そべってはおらず、元のようにまた立ち尽くしている。立った覚えはないのに、僕は廊下を歩いているのと同じ体勢のまま立ち止まっていた。

 「これは…一体……。」何が起こっているのか、まだよく分かっていなかった。だが、突然女子高生が現れ、僕はいつのまにか彼女の上に乗って寝そべっていた状況は分かった。キスなどで誘惑され、僕が根負けするとほぼ自動的に挿入。射精すると女は消え、僕は再び立ち尽くす体勢に戻る。そんな不可思議な出来事だった。

 あいかわらず廊下に人気はない。教室もない。延々取ろうかが続いている。どうなってるんだ?

 とにかく僕は再び歩き出した。4,5分歩くも、誰もいないし、廊下の突き当たりもまるで見えなかった。

 「!」またしても突然目の前の風景が変わった。立って歩いていたはずなのに、突然僕は寝そべっている。そして、やっぱり僕の下にはあどけない高校生のお姉ちゃんがいた。

 女の子は僕の体をぎゅっと抱き締め、キスをしたり足をこすりつけたりしている。僕は抵抗して離れようとするも、お姉ちゃんも必死で僕にしがみつき、しつこくしつこくセックスを迫ってくる。「ねえ、ねえ! きもちいいことしようよう!」若い制服娘は手で背中を撫でさすったりキスをしたり、スカートをまくり上げて生足で僕の下半身をこすったりして、しきりに誘惑してくる。

 僕は女体に抱き締められて柔らかい感触を制服越しに感じては、これに抵抗して身を引き剥がし、また捕まってうつぶせに引き寄せられるのを繰り返していた。だんだん性的にも興奮し、ペニスを反応させていた。さっきの娘とは違って、顔の幼さは残しながら、将来はセクシーな大人になるんだろうなという感じの凛とした美少女だった。髪もロングでサラサラだ。

 「あぐ!」突然ペニスがやわらかいものに包まれた。気がつくと正常位で彼女と結合していた。あどけない肉筒の感触がペニスを包み、蠕動して揉みしだいては蠱惑的な快楽を股間にサザナミのように刻みつけてくる。

 「んあ…」僕は彼女の体に夢中になった。制服は脱がず、スカートも脱がず、白いショーツだけが脇に脱ぎ捨ててある。それでいて僕たちは繋がっているんだ。射精は時間の問題だった。

 僕は自分の意志とは関係なく腰を振り続ける。止めようと思っても、快楽のためか、魔性の力によるものか、腰のリズミカルで大きな激しい動きは止まらなかった。

 すぐに射精は訪れた。またしても一年生の中で僕はイッた。

 すると次の瞬間、またしても僕は廊下にひとりぼっちで立たされていた。古手●唯に似た美少女の姿はどこにもない。

 僕はまた歩き出した。数分歩いて、すでにキロ単位で入り口から歩いていて、後ろの階段もかなり遠くなっている。それなのに先は永遠に続き、一向に出口が見えてこない。だんだん不安になってきた。

 「むっ! また…」さらに別の美少女の上に僕は乗っていた。歩いていたはずなのに、突然気づかないうちにうつぶせになっていて、女の上に乗っている。そして、彼女がしつこくセックスを求め、こちらが根負けすればいつのまにか挿入してしまっているのだ。

 「くっそ、いいかげんにしろお!」僕は渾身の力で彼女から身を引き剥がした。その手をふりほどいて、ムリヤリに上体を起こし、立ち上がった。もはや性欲はなく、むしろわけの分からない状況に腹を立てていた。

 「あれ?」

 美少女の姿はどこにもなかった。さっきと同じ、一人の廊下が続いているだけ。

 「なるほど…だんだん分かってきた。」

 このステージの特徴が見えてきた。ためしにもう少しだけ歩いてみよう。

 数分歩くと、また突然僕は高校一年生と抱き合っていた。

 「てめえ! はなれろ!」僕は性欲を感じる前に、とっさに身を引き剥がし、彼女から遠ざかった。

 「ああ…やっぱり。」次の瞬間、制服の女は消え、僕は元の歩いている体勢で立ち尽くしていた。

 これでほぼはっきりした。このステージの誘惑は、「願望どおりになる」というものではない。いや、厳密にはそのルールは変わっていないのだが、誘惑の仕方が違うんだ。直接抱き合った状態で誘惑して、セックスがしたいと僕が思えば、その通りのことが実現するという意味で「願望どおり」なのだ。

 下の階までは、主に僕の視覚と聴覚に依存していた。生足を見せ、胸を見せ、オンナを見せ、全裸を見せ、黄色くかわいらしい声を聞かせ、場合によっては甘いささやきをくり出す。不可抗力であれば、その体を押しつけこすりつけることもあったが、中心はあくまで体を見せることにあった。

 その女体を目の当たりにし、きめの細かい白い肌を間近で見て性的に興奮し、僕が性欲に負けて願望すると、基本的にその通りのことが達成されてしまう。それによって精を奪うステージであった。

 だが、いつまでも視覚に頼る誘惑では、いつかは完全に乗り越えられてしまう。実際僕は願望を恐怖で包み隠すことによって、願望の実現という状況を避けることができた。結局同じ手、同じ格好で誘惑しても、僕はそれをものともせずに、ほとんど射精せずにこのステージを超えてしまうだろう。たとえここが16歳限定のフロアだったとしても結果は同じだ。

 敵もそれは想定していたのだろう。だから、誘惑の仕方を変えたのだ。あるいはこの4階だけ違う誘惑をするしくみにあつらえてあるのだ。

 視覚による誘惑が必要ないのなら、教室も必要ないし、はじめから廊下だけで、しかもその廊下にあらかじめ女の子を配置しておく必要もない。だからこの廊下には人影がまったくない。

 その代わり、誘惑はダイレクトに行われる。数分歩くと、自動的に「抱き合うシチュ」に持ち込まれる。相手の娘はあの手この手でしがみつき、キスや愛撫や女体押しつけこすりつけ、甘いささやきなどで、セックスをしつこく迫ってくる。

 もし僕がその誘惑に負け、その女とセックスがしたいと少しでも念じれば、つまり根負けしてしまえば、次の瞬間には「挿入が果たされている」。入れる楽しみも味わいたいと思えば、自動的に挿入していくシチュが付け加えられる。

 それは「願望どおりの状況の実現」であるため、やっぱりセックスはダメと、あとから修正することはできない。すると決まってしまったら、挿入するシーンか、挿入し終わったところからかは選べるが、入れて腰を振ってピストンし、射精するところまでは運命的に決まってしまっている。オンナの中で射精するところまでシナリオどおりとなる。

 正常位とは限らないだろう。僕が相手の誘惑に負けたときに心の奥で密かに望んだ体位で結合し、そのまま射精することになる。その状態からの脱出は不可能で、出し終わるまでは逃げることができない。射精してしまえば解放され、元の、誰もいない廊下に、歩いていたときの続きとして立たされることになる。

 逆に、敵の誘惑を心の底からはねのけ、抱き合いながらその相手にいっさい欲情せず、理性的に引き剥がしたときには、その誘惑に屈しなかったということで、セックスなしで僕は解放される。そうなれば射精なしでその場を乗り越えることができたこととなり、危機は遠ざかる。

 僕がしなければならないのは、この先歩いていくと強制的にエンカウントするが、その女の誘惑に打ち勝って、射精なしで先に進み続けることである。逆で会う女出会う女みんなに射精し続ければ、それだけ僕の体は魔界の天国にむしばまれていくことになる。

 厳しいのは、誘惑は100%、心の底からはねのけなければならないということだ。心のどこかで、その相手に興味を持ち、その体にわずかでも欲情の心が残っている限り、脱出はできない。

 相手が僕好みだったりかわいかったり美しかったりで、心がドキドキしているなら、その興奮を完全に0にして冷めるしかない。冷めれば誘惑をはねのけることができるために解放される。だが、ドキドキしたままであれば、いくら逃げようとしても相手はしつこくしがみついてセックスを求め続ける。完全に冷めてはねのけるか、根負けして射精するまでは、抱き合いながらの誘惑攻防は延々と続けられることになる。迷っている間は決着はつかない。

 もちろん、長期戦になれば、相手の体のやわらかさやかわいさにますます惚れていって、結局性欲が高まり、玉袋の液量も増え、ついに心のどこかで本番したいと望むようになるだろう。

 そうなったら最後、挿入は自動的に行われ、ピストンも自分の意志とは関係なく自動的に行われることになる。どんなに精力に満ちあふれ、我慢強くても、どんなにがんばっても、射精するまでピストンは何年経っても終わらないだろう。イクまでがシナリオだからである。

 もちろん、逃げることもかなわない。ピストン中、僕は自分の意志で好きなように体を動かすことができない。あくまでシナリオどおり、体が快楽を求め、射精し果てるだけである。

 とにかく、挿入が始まってしまえば自動的に負けなのだ。

 そうなる前に、迷いを捨て、完全にその相手を拒否しなければならない。そうする限り僕の勝ちとなり、先に無射精で進むことができるのだ。

 大まかなしくみは分かった。

 あとは、この廊下がいつまで続くのか。敵は常に一人なのかそれとも先に進むと増えてしまうのか。敵は必ず制服美少女で他の格好はないのか。そんなところが謎として残されている。先に進んで試してみるしかなさそうだ。

 それにしても、まだ相手が制服で、やわらかいけどなまの肌が触れあっていないから助かっているようなものである。もし裸で抱き合って同じようにしがみつかれたら、100%完全に拒否しきれるか自信がない。

 …強くなるしかないか。

 どこまで続くか分からないこの長い誘惑の廊下を、僕はまた歩き出した。

 数分後。制服美少女とまた抱き合っていた。僕は彼女のほおずりを避け、セックスを完全拒否した。

 すると、元に戻ることができた。

 また数分歩くと、敵に遭遇。あいかわらず僕の下に美少女がいて、キスやほおずりでしきりにセックスを求めてくる。

 僕は迷いなく身を引き剥がす。するとまた射精なしで敵は消え去った。

 何度かそんなことを繰り返す。今のところ数分に一回、制服美少女と抱き合って、その誘惑をはねのけている状態だ。

 「まずいな…」

 戦闘を繰り返す内に、徐々に誘惑をはねのけるのが難しくなっている。別に敵が強くなっているわけじゃない。

 たびたび16歳のほっぺや唇、生足や甘い懇願を身に受け、唇を奪われたり耳を舐められたり生足をこすりつけられたり、ほおずりされながらぎゅっとやわらかい女体に包まれたりし続けている内に、徐々に液量が増しているためだ。

 誘惑をはねのけ続けている間も、すべすべの肌の感触や肢体の柔らかさはこの身に受け続けている。繰り返していればその感触により色欲は徐々に高まっていき、通常よりも玉袋に溜め込まれる精子量は増える。そうなれば、たいして時間が経っていなくても、数日抜いていないのと同じ状態になっていく。

 何日も抜いていない状況で女体に抱きつかれれば、本来ならはねのけられる誘惑にも屈しやすくなってしまう。今まさに、僕はその危険にさらされているというわけだ。

 はじめの戦いの時も、しこたま高められた状態で抱き合ったのだ。あっさり負けたのも仕方ない。

 ふたたびその危機が訪れているのをひしひしと実感していた。まずいぞこれは…。

 少し歩くと、また敵に襲われてしまった。

 「くっそ、離れろ! 女なんか嫌いだ!」

 そういって僕はムリに体を引き剥がし、立ち上がった。

 「ああん、そんなこと言わないで! ね、私の体で遊んでいって? 気持ちいいコトし」よ☆」「うっく!」

 だめだ、立ち上がっても女は消えない。飛びつかれしがみつかれて、そのまま後ろに倒れ、僕はまたもや女の上に全身をのっけられてしまう。

 「いやだ、断固拒否する!」「いやあん。私のおマンコ気持ちいいよ? いっぱい出させてあげるから。ね。たまってるんでしょ? すっきりしちゃいなよ。ほら。エッチしよ?」「うう…」

 僕はさらに抵抗した。だが、美少女は制服のスカートをまくり上げて僕の手を導き、内股やパンティーを触らせてくれる。そうしている間も僕の耳に吸いついてくすぐったいキスを繰り返してくる。

 ゾクゾクと電流のように快感が駆けめぐる。負けるものか。僕は覚悟を決め顔をこわばらせ、ぐいっと体を起こした。その瞬間は迷いがなかったおかげか、制服娘を消すことにかろうじて成功した。

 だが、もう限界でもあった。次も同じように誘われたらどうなるか分からなかった。

 それはすぐに訪れた。

 ふたたび僕は美少女と抱き合い、唇を奪われる。逃れようとしても拒否しようとしても、女はしつこくしがみついて本番挿入を求めてくる。

 「ねええ…セックスしましょう? 私のココでいっぱいこすってあげるからぁ…。お願い、入れて?」「くっそ、だれが・・・」「逃げちゃダメだよ? 私の体でイクの。私の中で出して? ほら・・・」女はいきなりパンティを脱ぎ捨てた。オンナ表面をペニスに押しつけてくる。この滑らかな感触が股間を直撃した瞬間、僕は限界に達した。

 「うう…」僕は自分からペニスをオンナ表面に押しつけ、ワレメのところでこすりあげた。火のような快感でありながら、お尻の奥までとろけそうに熱くなっている。このまま出してしまいたかった。

 「うふふ…」少女は両手のやわらかい指先で僕の乳首をくすぐり、さらに性感を高めてきた。

 「う・・・うう・・・あれ・・・」射精直前一歩手前の、じわじわこみ上げる射精感がピークに達しているのに、そこから先に進めなかった。

 彼女の内股やオンナ表面に亀頭を押しつけこすりあげているのに、さらには女手で乳首をくすぐられ、ペニスもしこたましごかれているのに、まったく射精することができなかった。

 「イキたい?」「うう・・・いきたい・・・」「入れてもいいよ? ていうか、入れよ? そうすれば気持ちよくなれるよ。ね?」女はさらに脚を広げ、ピンクのワレメを見せつけてきた。

 ああ・・・そうか・・・どんなに高められ追いつめられても、挿入したいって思わなければ、イクことはできないんだ。膣内射精以外、このフロアでは許されないんだ。フェラチオされても、何時間手や唇やアナルでしごかれてさえ、オンナに挿入すること以外で射精はできない。その願望を持つ以外、この苦しい疼きからは逃れることができない。

 僕は全身がくすぐったく快楽に溺れ、性感が駆けめぐっているのを感じ、もはやこれ以上耐えることはできないと思った。

 出したい。彼女の中に。

 次の瞬間、ペニスが強い締め付けにさらされた。上体を起こした正常位で、ペニスがオンナの中に収まっていた。

 「ああっ、いい、気持ちいっ・・・!」

 次の瞬間、しこたま高められ、玉袋の精液もパンパンに溜め込まれて限界になっていたペニスから、勢いよく白濁液がほとばしった。何もかもを忘れる満足感で頭の中が真っ白になり、何も考えられない。

 射精時間がいつもの3倍。絶頂時の快感もずいぶん長引いた。これほどの天国を味わうことができるこの夢の世界にいつまでもいてもかまわないとさえ思ってしまう。

 「あはっ、いっぱい出たね。」どさっと自分の胸に倒れ込む僕の頭を抱き締めながら、お姉さんぽいささやきで慰めてくれた。

 次の瞬間、僕は廊下に一人立たされていた。僕を満足させてくれた快楽娘は消えていた。

 「ああ…」このフロアの厳しさをあらためて思い知らされた。

 心を厳しく持っていれば、しばらくの間戦闘に勝利することができるだろう。だが、そうやって勝ち続ければ、玉袋の液量がどんどん増大し、それが一気に放出されたときの快感は、通常の射精の何倍にもおよんでしまうのだ。人数分・回数分というわけでもなさそうだが、その甘い誘惑と快楽は思った以上に僕の精神にダメージを与えてくる。一回一回の戦闘に勝ったからといって安心できるわけじゃないんだ。

 女の誘惑も徐々に魅力を増している気がする。この調子じゃあ、ただ僕が上に乗って下から誘惑されるだけというワンパターンも期待できない。あの手この手で誘惑してくるだろう。厳しいな。

 そうは言っても、弱音を吐いてる場合でもないことは百も承知している。それでも前に進まなければダメなんだ。

 いくしかない!

 僕はさらに歩みを進めた。

 「!」しばらく歩くと、僕はまた寝っ転がっていた。目の前に女の子がいる。

 だが、明らかにさっきとは違っていた。紺色の制服娘ではなく、白いレオタード姿の娘であった。高一の初々しさとあどけなさを残しながら、いたずらっぽい好色な美少女であった。

 僕たちは横向きに寝そべって抱き合っていた。すでにレオタードの生足が僕のふとももに絡み付いている。

 「私の足、気持ちいいですか?」ふとももがペニスや玉袋や内股を撫でさすりながら滑っていく。

 レオタードの薄い生地の下が全裸であることは、僕の全身に押しつけられる感触から判断できた。

 「股間のところちょっとずらせば、すぐ入れられるんですよ? 私と本番しませんか?」甘い声でささやかれ、脳天がしびれる。

 ここは負けられない。

 「くっそ、離れろ!」僕はぐいっとレオタードを引き剥がし、横に滑るようにした彼女から離れた。

 「ダメですよ、抵抗しちゃ。」レオタードはしつこく抱きついてきて生足を絡める。

 制服娘と違い、ふともものシコシコしたなまめかしい感触がダイレクトに僕の体をこすっている。その肌触りの心地よさが、僕の中に迷いを生み出しているんだ。

 お互いにふとももをこすり合わせたまま、性感を高めている。このままスリスリし続けていたらいつかは負けてしまう。ふとももに打ち勝たないと!

 女の足はすでに十分堪能してきた。ここで迷いが残るなんて情けない!

 「くっそ、断固拒否だ!」僕は渾身の力でレオタードを引き剥がした。すると彼女は忽然と消えてしまった。

 どうにかこうにか、迷いを払拭して誘惑をはねのけることができたな。

 「ふう。。。」敵の露出度がはね上がった。つまり誘惑の力が強くなったということだ。はじめからそんな状態で抱き合って、100%拒否をするというのは、きわめて難しいことだと思い知った。しかも相手は若くてピチピチの初々しい清純女子高生(16)なんだ。

 また数分歩く。すると今度は、薄い生地の夏服娘に出会ってしまった。

 「私とエッチしない?」今度はお互いに立ったまま向き合っている。ショートカットのスポーティな小娘だったが、高一なのでそれなりに体は発達している。

 女の子は背伸びをするように手を上に上げた。するとだぶだぶの半袖がめくれ、ツルツルの脇の下が露出された。同時に短いセーラー服の上着が大きく引き上げられ、細いお腹とおへそがもろに露出された。

 僕はついその脇の下やおへそに見入ってしまった。

 「えい☆」彼女はいきなり僕を押し倒してきた。僕は逃れることもできず、あお向けに倒れ込んだ。その股間に彼女が馬乗りになる。

 あっけらかんとした美少女は僕の股間の上にまたがって、そのまま僕を明るく見下ろしてくれる。

 夏服スカートの状態で、ペニスを含めて股間に馬乗りになっているということは、つまりペニスの上にパンティが乗っかっているということである。お腹の方に反らしたペニスの上にオンナ表面をあてがい、適度に体重をかけて圧迫している。彼女の内股やふとももが僕の下腹部にぴったりはりついている。

 彼女はそのまま動かなかった。だが、熱を帯びたスポーツ少女のオンナ表面の感触や内股の弾力が、しっかりと僕の腰やペニスに伝わってくる。これが彼女の誘惑のメインだった。

 「ん?」女の子はにっこり微笑んで首をかしげたまま僕の顔を覗き込んできた。彼女の下でペニスがはちきれんばかりに膨張している。

 「パンツスマタしてあげようか?」「断固拒否!」「本当? こんなにいい気持ちなのに?」

 女の子は腰を前後にぐりぐり動かしてきた! 「あぐ…ああっ!」パンティのやわらかい生地とオンナ表面の弾力、お尻とふともものすべすべ柔らかい感触がいっぺんに股間に襲いかかった! 強い快感がペニスに送りつけられる。

 突然彼女は動きを止めた。「ねえ、するの? しないの?」「す…するもんか!」

 「あっそう。」女の子はふたたびパンツスマタでペニスを責めた。快感が高まり、射精したくなってくる。

 そして彼女はまたもや動きを止めた。じわりと性感神経が疼き、なおかつ暖かくてやわらかい圧迫がペニスをじわじわ苛んでいる。

 「私のなか、すっごいいい気持ちだよ? とらわれペンギンで大勢のお兄さんクローンを天国イキにしてるんだから。」「うう・・・」

 抵抗は空しかった。心のどこかで、一瞬、入れたいと思ったのだろう。ペニスはすでに、彼女の膣に完全に収まっていた。

 「いっくよー!」女の子は激しく全身を上下させ始めた! 思っていた以上の膣の感触が一気にペニスに襲いかかる!

 入れてしまった以上、射精するしかないのは分かっていたが、何か手はないのかと悪あがきを続けていた。

 だが、ペニスを引き抜こうとしても、逃げようとしても、体は動かない。それどころか、勝手に腰が動き、彼女の腰に合わせてペニスを積極的に出し入れしている自分がいた。射精するまで止められないというのは絶対的なルールなのだ。

 ぴゅるっ。ついに僕は、夏服娘の誘惑に負け、精を膣内に放ってしまった。

 「うっうーん☆ 膣出し最高!」

 僕は立ち尽くしていた。夏服美少女は勝利宣言の直後消え失せてしまった。

 簡単には勝たせてもらえないらしい。まあ分かっていたことだが、やはり出してしまうと情けない感じがする。

 数分歩くと、ピンク色のレオタードに身を包んだ少女が現れた。

 今度のシチュエーションも変わっていた。前屈みになっている美少女の背後から、僕の方から羽交い締めにしているのだ。

 すでに股間とお尻が密着し、お尻のやわらかさとふとももの感触を堪能している。

 くっそ、こんなんアリかよ!

 僕はとっさに少女から離れ、後ずさった。

 「!」だが、後ずさった先は廊下の壁だった。

 「だめよ、にげちゃ。」女の子は後ろ向きのまま迫ってきて、ふたたび僕の股間にふくらんだお尻をむにゅっと押しつけてきた。

 そして後ろ手で僕の手首を掴むと、自分の胸に導いて、強制的に揉みしだかせるのだった。

 「わたしのおしり、やわらかいでしょう? いいんだよ、このままいれちゃっても。」

 女の子はなまめかしくお尻をグラインドさせてくる。やわらかいヒップの感触が、ペニスだけでなく股間のあちこちを圧迫し、食い込み、それでいてすべすべといやらしくこすれていった。

 僕は壁と女体に挟まれ、逃げることもかなわないまま、女の尻の感触にうめいていた。この体勢で股間をお尻で揉まれながら、なおかつ100%完全拒否しなければならないのだ。

 そんなの無理・・・

 レオタードの動きが変わった。回転するようにひねっていた腰が、激しい前後運動に変わったのだ。

 ペニスはすでに彼女の膣に収まり、そこで完膚無きまでにしごかれまくっていた。

 僕は積極的に彼女の胸をレオタード越しに揉みながら、下半身の力を抜いて彼女の動きに身を任せている。

 名器ではないものの、ひっきりなしに出し入れしてくる膣のしごく動きに高められていく。僕がイクまで彼女は止まらない。

 くっそお!

 僕は思いっきり踏ん張って快感を感じないようにした。抜け出せないとしても、抵抗しなければ悔しくてたまらない。今からでも、心が冷めて、抜け出すことはできないものか。何か突破口はないのか。

 だが、これだけの快感にひっきりなしに責められ続けている中で、興奮を抑えペニスを萎えさせることなどできるはずもなかった。

 ほどなくして精力が尽き、女のお尻の形の良さに見とれながら、精液が膣内に注がれた。

 何とかして、女たちのみずみずしい体と抱き合いながら、なおかつ誘惑をはねのける方法を探らなければ。この先出会う女全員に精を絞られてしまうぞ。何か方法はないものか。

 そんなことを考えながら歩みを進める。道は延々と続き、まだ何も見えてこない。

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