翔のあぶない冒険!
13 番外編3 新世界5
僕は夏服美少女に覆い被さられ、唇を奪われた。突然のエンカウントにとまどったが、今度こそ負けるわけにはいかない。
今度の娘は、夏服を着くずし、ワイシャツ一枚だけの上半身だった。下はスカートで、パンツもちゃんと身につけている。ワイシャツのボタンをかなり外し、胸元が相当に露出されている。白いワイシャツに透ける青いブラも、覗き込めば十分に見ることができた。
そんな彼女が僕に覆い被さり、体を押しつけ、適度に体重をかけ、耳に息を吹きかけながらしきりにセックスを求めてきている。
たしかに、彼女の体のやわらかさは心地よい。部分部分、汗でワイシャツが湿り、そこが半透明になってブラや脇腹や肩・腕がかなり透けているのもいやらしかった。
心のどこかで願望すればそれが実現する。
ただしこのフロアで実現するのは膣内射精したいという願望のみ。
…。
突破口が見えるような気がする。
たしかに今、心のどこかで、気持ちよくなりたい、射精したいという願望を持っているだろう。
だが、ここでは射精は膣内射精のみを意味する。気持ちよくなりたいなら、挿入を希望しなければならない。
これを逆に制約と取ったらどうか?
中出ししたいという願望だけをかたくなに拒否し、別の方法での射精を望む?
いや、それだと、直前まで高められて「射精したい」という欲動を押さえきれなくなる。手段を選ばなくなるから、結局膣内射精にたどり着いてしまう。
そうじゃないけど、「気持ちいいけど、膣内射精だけはイヤだ」という感覚になってみたらどうだろうか。この女を妊娠させるような行動はしたくない。
「…。」すうっと気持ちが楽になった。
男は勝手なもので、女の体で射精したい、あまりに好みからかけ離れているのでもない限り、どんな女であってもその体で出したい、イキたいと願うものだ。そうでなければ風俗産業はあまり成り立たないだろう。
だが、もし、その女を妊娠させることになるとしたら? 勝手だが「話は別」となる。責任を取らなければならないし、社会的な関連から、いろいろ面倒なことになる。
同人誌などで近親相姦がしこたま扱われているが、当サイトでもやってるが、現実にやってしまえばそれだけで社会から抹殺される。ましてや妊娠させてしまえば、中絶か、出産の上ひそかに孤児院に送るしかない。悲惨そのものである。
そんな重圧を男はいやがる。
だから、土壇場に来てリアルには膣内射精を拒んだり、恐怖して離れたりするものだ。
こんな男のサガは軽蔑されるものだが、ここはそれを逆手にとって、誘惑をはねのける手段にしよう。
ただし、ここは夢の中で非現実。半分魔界のようなもの。登場する女も、現実がモチーフだろうけれども、中出ししても妊娠はしない。だが、これをあえて妊娠するものと見なし、これに恐怖してみるのだ。
それなら、快感を身に受けても、射精願望を持っても、膣内射精を避けることができるのではないか。
さっき下のフロアで、水着ギャルたちに囲まれたときも、似たような方法でピンチをある程度回避することができた。性欲を恐怖でコーティングして、自然なままで抜きシチュを避けることができたのだ。今度もきっとうまくいく。
「…。」僕はあえて抵抗せず、力を抜いて相手のなすがままになってみた。あきらめたのではない。今の理論が通用するか試してみるのだ。
”断固拒否スル”のようなムリをせず、自然と欲望を持つ。それでいて、膣内射精だけは恐怖するのだ。
「…。」僕はあえて誘惑をはねのけなかった。性欲を自然のままに持ち、それでいて、膣内射精にたいして強い恐怖を感じた。
次の瞬間、女は消えた。
「やった!」
思った通りであった。「迷い」とは、中でイッてもかまわないかなという思いであった。それを恐怖することで100%拒否感を持つことができる。射精願望があっても、それが相手を妊娠させることになり、その結果親も子も周囲も不幸のどん底にたたき落とすとイメージした瞬間、誘惑する魔性の女は跡形もなく消え去ったのである。
このやり方なら、たとえ直接女の肌に触れ合い抱き合っても、誘惑に勝って魔女16歳を消すことができる。誘惑が強まってもある程度なら乗り越えられる。
だが、安心はできないぞ。この方法には致命的な欠陥があるんだ。
まず、この方法は自分をだましているということ。本当は、膣内射精しても架空の娘は妊娠しない。それを知っていながら、ムリヤリ相手が妊娠してしまうと見なして行動しなければならないんだ。当然、誘惑が強すぎれば、「どうせ妊娠しないんだし」と恐怖をみずから払拭せしめ、挿入を認めてしまうかも知れないのだ。
戦っているという意識はなくしてはならない。
もう一つ、射精願望自体は持ち続け、これに比例して玉袋の液量は、勝つごとに急に高まっていくのも弱点だ。そうなれば、エンカウント回数を重ねるごとに、イキたくてたまらなくなる。そうなれば、妊娠させてもいいだとか、どうせ妊娠しないという考えが頭をよぎるだろう。そうなれば必ず負けるに違いない。
何度か戦っている内に苦しくなって射精してしまうのはやむを得ないだろう。要は、その回数を徹底的に減らし、一刻も早くこのステージから抜け出すことを最優先に考えるべきなんだ。
僕は覚悟を決めた。そしてまた歩き出した。
数分後、僕は美少女と抱き合っていた。体操服にブルマの女の子だった。露出度の高いブルマ娘の体の上でスベスベと抵抗を始める。
袖をまくって脇の下を露出しつつ、サイズの小さな体操服はおへそをだいぶ露出させ、そのぷにぷにの吸いつくようなお腹が僕の体に容赦なく襲いかかっている。女らしく成長している途中の16歳は、ふくらみかけの胸を一生懸命上向きに強調させ、同時に僕の頭部をおっぱいめがけて抱きかかえ顔を埋めさせていた。
横尻のはみ出す小さなブルマ以外はすでになまの肌そのもの。彼女はしきりにふとももを動かし、大きく滑らかに僕の小さな細い足に絡み付いてスリスリとやわ肌をこすりあげ続けた。
気持ちいい。このまま彼女の肌で出してしまいたい。僕は自然とわき上がってくる願望に素直に従った。
だがその一方で、膣内射精にたいしては恐怖感を覚えた。上に乗っかって体重を預ければ、女の子の体がふにょッとした弾力でやわらかくめり込んでいく。そんな肉の布団にうつぶせになって、年上だがあどけない娘の体に夢中になりこちらからも太い足に自分の足をこすらせながら、それでもこの人を妊娠させることに嫌悪感に近い恐怖を感じる。
セックスは、まさに田畑に種を蒔いて育てるのと同じ。自然の土壌の中で生命を育て上げ、子宮からの出口を通って誕生していく。哺乳類の特徴でもあるが、そうやって母の体から新しい生命が世界に躍り出るのだ。
もちろん、それ以外の命も尊い。生命はすばらしい。快楽であることも、命の賛歌であってこそだ。生の息吹を尊敬して、なおかつそこに一定の、男として、人間としての義務と尊厳を持っていなければならない。
だが、こいつら魔族のしていることは違う。生の賛歌ではなく、たんなる性的快楽の追求であり、妊娠や出産という大切な部分を完全無視し、メンスもなく、ただただ性欲の道具に過ぎない扱い。
生の喜びというよりも、死のタナトス、滅びの快楽、ゆがんだドス黒い快楽の淵。目先の肉欲に耽溺し、瞬間瞬間の快感に理性を失うばかり。
そうだ、これまで僕がこいつらに感じていた一種の違和感は、魔族の持つ刹那的な快楽ゆえの、生命の否定に対するものであった。ポッティが反対していた理由も分かった。ポッティは教えてはくれず、自分で察知しなければならないと言っていた。そして僕は今、生命の賛歌と悪魔の否定を通して、ポッティの意志を察知することができた気がする。
性的な快楽はあくまで、夫婦一対の、生命への賛歌と子育ての義務のもとで付随するものでなければならない。セックスの快楽はあくまで、単なる動機づけであり、そのあとに来る自然の摂理にこそ、すばらしい生への熱情と本質がある。従ってこいつら魔族のしていることは根本的に悪なのだ。
僕は黙って立ち尽くしていた。心が落ち着いている。女体の上でずいぶん肌を合わせていたから、玉袋の液量はそれなりに溜まったが、心は静かなままだった。気軽な膣内射精が悪であることをはっきりと感じ取っている。その感覚が僕を鎮めていた。女の誘惑をはねのけ、僕はふたたび静かに廊下を歩き出すのだった。
数分後、別の娘が僕に抱きついていた。白いレオタードの女の子だ。僕よりもわずかに背が高いだけの小柄な娘であったが、その生足はすでに男の精を搾り取るに十分な滑らかさを具えている。
僕は自然の欲望に従って彼女の体や足を撫でさするが、それはあくまで動機に過ぎず、強欲で後先を考えない行動は厳に慎もうと心に誓ったとたん、女はあっさりと消えてしまった。
そのあとも、上半身裸のジャージ娘、体操服にスパッツ娘のぷよぷよの若いお尻、スク水の生足スマタ、背中を露出したブルマ娘のスベスベの感触、夏服の騎乗位スマタなどの誘惑にさらされたが、そのことごとくを静かにはねのけた。
露出度の高いブルマ娘と絡み合う。ペニスは彼女の生足やお腹にじかにこすれ、ふにっとしたきめの細かい腕が顔や首に絡み付く。
液量が限界に達していた。
この方法でも、魔性の快楽を100%完全に払いのけるのは不可能だった。生命の欲望が自然なものである以上、射精願望もまた、逃れられない肉の支配である。その部分だけを極端に強調するのが敵のやり口であった。
頭では分かっているが、女体と抱き合いながら体だけはじわじわ高められ、射精への欲求を募らせていったのだ。
誘惑には勝ち続けたが、同時に色欲も高められ、手や足やおっぱいやお尻などの感触をしこたま味わわされ、しきりに挿入を懇願してくる甘い声にもあらがって、そのたびに体内では精子が急ピッチで生産され続け、肉体が子種を吐き出す準備を着々と進めているのだ。
魅力的な女たちの体で射精したい。やわらかいブルマを撫でさすりながら、股間のくすぐったい疼きはますます強くなっていった。
次から次へと吸いついてくる女一人一人にたいして、精を放ちたいという欲求を徐々に強め、それは理屈を超えて僕の体をじわじわと支配していく。体中を刺激され、数日も抜いていないのと同じ状態になっていた。
そこに抱きついてくる女のもち肌、ブルマ、やわやわとした弾力。甘くとろけるような魅力に抱きついて、僕の思考も鈍り、射精欲をさらに強めてしまう。
ここで彼女に膣内射精するも自由だ。誘惑をはねのけることもできる。だが、彼女の誘惑に打ち勝ったところで、このくすぐったい疼きはますます高められるだけで、いつかは爆発してしまうことはわかりきっていた。それでもどうしようもなく、この体に勝たなければならないのだ。
開脚したブルマ娘の股間に僕は自分からペニスをこすりつけた。パンツを下にはいていないで、若いつぼみのワレメがくっきりと浮かび上がっている。そこをめがけて小さなウインナーがヒクヒクいいながらやわらかい生地をこすっている。女の子のふとももが僕の足や横尻を撫でさすり、スベスベの手で僕の上半身や頬を撫でさすって、優しく微笑んでいる。
「ね、ボク。お姉ちゃんのアソコでイッてみたくないの? ブルマずらしたら入れていいよ?」僕はいつでも彼女のブルマをずらして女を露出させ、そのまま挿入することができた。
「だめ・・・妊娠させることはでき…ない…」「あら。いくら出しても妊娠しないよ? 結婚を迫ったりもしないから大丈夫。そんな面倒なことはしないよぉ。クスクス…いくらでも中出しし放題。ね。ブルマのまま犯して? キミに気持ちよくなって欲しいだけかから。ね?」
「うう…でも…」そう、妊娠しない体なのは分かっていた。魔族の幻影か、さもなくば子をなすとしても人間とは違うやり方で、生命というよりは新たな悪魔が誕生するばかり。あとは快楽一辺倒だ。
「さあ、私の子宮にいっぱい快感の汁をぶちまけて? 後腐れもないし、責任もないから大丈夫。気持ちいい、それだけだよ?」
「!」
一瞬冷静さを取り戻した。そう、だ! だからこそ、一時の快楽に身を任せるべきではないんだ。人類の生命への賛歌を、ここで台無しにするわけにはいかない! いくらでも中出しして、それでも妊娠しない体に、世界中の女がさせられる。その代わりに新たなる魔族と魔性の快楽の発生装置に作り替えられる。男は魔族に精を提供するエサとなり、女は男から精を搾り取るための「快感の道具」に成り果てる。
そんなことだけは絶対にあってはならないんだ。
僕は動きを止めた。体が強いくすぐったさで全身電流が流れたようになり、じわりとした快楽への疼きが禁断症状のように全身を駆け回るが、それ以上に「あってはならないこと」が目の前で実現しそうなことに戦慄を覚えていた。
次の瞬間、僕は一人で立ち尽くしていた。ブルマ娘の誘惑に勝ったのだ。
だが、もはや体の疼きはどうしようもなかった。歩きもおぼつかなくなり、ふらふらとする。自分でしごいて射精させることはできない。一歩一歩歩くごとに股間がくすぐったい衝撃を受けてしまう。ジンジン高められ、玉袋は精液でパンパンになっている。さすがにもう限界だった。だが、膣内射精はあってはならないこと。そう自分に言い聞かせながら、ゆっくりと歩みを進める。それでも、幻影のように、女の子たちの体のやわらかさやすべすべの肌の感触が記憶に焼き付き、その余韻が全身に残っては強烈に思い起こされる。あの感触にもう一度埋まっていたいという衝動を抑えながら、僕は顔をしかめて歩みを進めた。
「ほらあ! もうイキたくてたまらないみたいじゃない!」数分後、突然冬服の女子高生が現れ、後ろから僕にしがみついて、ペニスを右手でシコシコとすばやくしごきたててきた!
「うああ!」さらに射精寸前まで高められる。全身がくすぐったくなり、電流が駆けめぐるが、イク直前のところで寸止めされているような悩ましさに追いつめられる。
「射精しちゃいなよぉ。 挿入しておマンコでイク以外には、絶対射精できないんだよ? ね、私の体で…」
「いやああ!」どうしようもなくなって僕は駆け出す。目の前がピンク色にさえ染まっている気がした。本来ならこの状態で走りながら射精してもおかしくはなかったが、膣内でなければ出すことができないため、疼きが強まるばかりで、思考が停止してしまいそうだった。
「逃げてもダメだよぉ?」女子高生はぴったり後ろに走ってついてくる。まだこの娘の誘惑を100%克服したわけではない。
「ほれ。…。ほれ。…。ほれほれっ!」
女の子は走りながらときおり僕の横に出て、ぴょこぴょこ揺れているペニスに触ったり握ったりしてきた。とっくに追いつかれているが、組み伏せるでもなく、むしろどこまで逃げられるかを楽しんでいたぶっているみたいだった。股間に手を伸ばしてペニスをやわらかい女手にさらしながら、僕が自分から歩みを止めることを心待ちにしている感じだ。
「はい! そこまでだよ!」
僕は突然足止めされた。ぼふっとやわらかい感触が前方にあり、その体に突然ぶつかってしまったのだ。
突然目の前にブルマの女の子が現れ、走ってきた僕はその体にぶつかってしまったのだった。女体にはじかれ、めり込み、抱き締められる。
「くすくす。よく頑張りましたぁ。」すぐに冬服の娘も追いついてきた。
僕はブルマの16歳と冬服手コキ娘に前後を挟まれ、ぎゅっと抱き締められてしまった。ブルマの生足が僕のふとももに絡みつき、イク直前のペニスが彼女のお腹にめり込んだ。まだ子供の顔なのに、胸だけはしっかりとふくらんでいて、僕の顔は完全に彼女の胸に抱きすくめられてしまった。
後ろの冬服娘はパンティを脱いで、挿入の準備を始める。ここまで捕まってしまっては、性欲のカタマリと化した僕ではもはや抵抗できなかった。
僕は高校生のお姉ちゃん二人がかりで床に寝るよう促され、ゆっくりとあお向けになっていくブルマ娘の上に自分から覆い被さった。もはや自制がきかなかった。
僕はブルマを脱がした。彼女はノーブラノーパンで、体操服に乳首のポッチを浮き上がらせた状態で下半身裸になった。その体勢に異常な興奮を覚え、僕は何も考えられなくなった。
彼女の上に乗ったまま、僕はペニスをオンナ表面にあてがう。そのまま一気に正常位で挿入してしまった。
思考の上では膣内射精が悪であることは承知していたし、心の警鐘が鳴っているのも間違いはなかった。だが、もはや心の衝動を自分で止めることができなくなっていた。「もういい、何でもいい、中出しでもかまわない、射精したい」そんな思いが体中を完全に支配してしまっていた。
「あははっ、出して出して♪」後ろの冬服娘が僕の腰を両手で持ち、小さなお尻をがっしりと抱えるようにして、滑らかにリズミカルに僕の腰を動かし始めた。
「あひい!」僕は全身の力を抜いて女の子たちに身を任せた。腰は冬服娘が勝手に動かしてくれる。上下にリズミカルに動かしながら、時折左右前後にひねりを加え、オンナの感触に変化をつけて快楽をひねり出す。
あっという間に、さんざん高められていた僕は射精を始めてしまう。
僕は体操服の好色なまなざしを見つめ、おへそを丸出しにしたいやらしい上半身に釘付けになりながら、とろける下半身に包まれてイッてしまう。つるんと滑らかな腰回りや生足、そして甘美すぎる女性器の感触にほだされ、しかもずっと射精していなかった苦しみからも解放されて、僕は1分以上絶頂し続け、ひっきりなしに体内のすべての精液を吐き出してしまう。その間中、何もかもどうでもいいという最高の多幸感に包まれ、思考が完全に停止した。
やっと出し終わると、体がずんと重くなった。気を失ってしまいそうだ。それほどに射精の満足感はすばらしかった。
「だぁめ。次は私♪」いつのまにか上半身を裸にした冬服娘が後ろから両手でペニスをしごいてきた。「私の手も気持ちいいでしょ。」出したばかりだというのに、あるいは、魔性の性感に心を奪われているからか、僕はあっという間に高められた。さっきもこのお姉ちゃんのスベスベの女手に握られ、さすられ、しごかれ、限界まで高められ続けたのだった。
控えめな乳房が僕の背中や肩に密着している。後ろからすばやくしごかれ、股間がくすぐったい状態が続いた。快感のとりこになり、脱力していたところへ、甘美な女の子の手が襲いかかっている。膣内射精でもいいと思って、たまらなく射精し、その余韻が残っているところへの手コキだっただけに、心は折れたままなのだった。
思わず僕は彼女に向き直り、襲いかかるようにして抱きついた。「あん♪」上半身裸の制服娘は素直にそれに従いつつ、自分からスカートをまくり上げた。きれいな性器が露出される。
僕は何も考えられずにそこにペニスをあてがった。そしてあっという間に挿入を果たしてしまうのだった。
「どう? 中学を出たばかりのココは気持ちいいでしょう?」女の子は上下左右に腰を振って、僕の腰を乗せたままペニスをオンナでこねくり回してくる。僕は何も考えられずに腰を上下に振り、ペニスを自分から膣のヒダでしごき続けた。
やわらかいおっぱいに顔を埋め、チロチロと乳首を口に含んでは舐めしゃぶり、後頭部や首に巻き付かれる女の腕のきめの細かい肌触りに酔いしれる。
自分の腰をなまめかしくゆり動かしながら、彼女は僕のお尻に自分のふくらはぎを乗せ、完全に蟹挟みしてきた。
「イッちゃえイッちゃえ!」彼女はぐっぐっと腰を突き上げ、僕の腰をはね上げるようにしてペニスを執拗にオンナでしごき続けた。そのリズミカルな動きに、僕は脱力して身を任せていた。逃れようとしても彼女の足が完全に絡み付いて包まれてしまっている。このまま射精するしかない。
「んぐ!」精液が彼女の子宮めがけてほとばしる。「イッたあ!」女の子は僕を抱き締めながら明るい声を出した。「えへへ。気持ちよかったでしょ? もっとたくさんの子に出してね。みんながキミの挿入を待ってるんだよ?」そう言うと女は消えてしまった。
すっきりした僕は無言で歩き出した。仕方ない、仕方ないことなんだ。誘惑をはねのけ続ければ、いつかは溜まってしまい、自制がきかなくなる。そこへ二人がかりで襲われれば、ガマンできなくなって中出ししてしまう。
ああ。それでも。自分に対する嫌悪感はぬぐいきれなかった。誘惑に負けてしまう自分が情けなかった。
とぼとぼと歩きながら、肉体の欲求に仕方ないという思いと、魔の快楽に負けた嫌悪感が行ったり来たりしていた。
「悩まなくていいんだよ?」そういってブルマの女の子が後ろから抱きつき、ペニスをしごいた。気持ちいいけど、かえってそれが僕の心を暗くする。僕はごく自然に、誘惑を払った。
さらに歩くと、夏服の女の子がスカートをまくり上げてパンツを見せ、次いで生足でペニスを挟み込んできた。僕は彼女の誘惑も払いのけた。
ピンクのレオタードの上に乗って、スリスリとやわ肌をこすられても、僕は膣内射精を望まなかった。
分かっていることであった。何人もの誘惑は自然と跳ね返せる。だが、何人も何人もが次々と僕に抱きつき、上に乗り、上にのせ、女体を押しつけこすりつけてエッチなささやきや明るい声でセックスをしつこく求めてくれば、徐々に液量が増え、だんだん性欲が増してしまうことも分かっていた。
だが、そんな自分をどうにもしようがなく、抱きつかれては女を消し続けた。そのうち限界が来ることも分かりきっていたが、いつかは誰かに射精することも分かっていたが、対処のしようもなく、逃れられない運命におののくしかなかった。
…やはり、できるだけガマンして、誘惑をはねのけ続け、耐えきれなくなったら中出しするしかない。あとは、その回数をいかに減らせるかだ。そう覚悟を決めるしかなかった。
変則レオタードが僕の下に入った。レオタードというより、バニーガールである。
女の子は肩を露出させ、胸の谷間も半分出ているきわどい上半身に、ストッキングのないなまのスベスベの足で、僕を下から抱き締め、しきりに肢体を動かしてもちもちしたやわ肌をこすりつけてくる。
…まだガマンできた。
僕はそろそろ液量が限界で、玉袋にしこたま溜め込まれ、数日抜いていないあのおぞましい性的な疼きに全身を支配されているのを感じた。
それでも、バニーガールの肌を感じながら、まだ膣内射精は避けられると思った。僕は彼女を消すことに成功した。
また数分歩くと、今度は制服のワイシャツにパンティ姿の娘に出くわした。ノーブラで、ワイシャツのボタンも全部外している。僕は乳房に吸いつきながら彼女の上にのせられ、パンティにペニスを押しつけていた。
だが、それでも僕は誘惑をはねのけることに成功した。
そのうちふらふらになってくる。ああ、そろそろか。誘惑の連続で、僕の射精欲はピークに達していた。
次の娘は、あお向けに寝た僕のペニスを口に含み、クチョクチョとフェラチオ攻撃だ。小さなペニスを滑らかに唇がしごいていく。吸引するしぼまりがペニスをいっそう快楽の淵に立たせた。亀頭を器用に舐め、乳房を露出したスク水の口があまりにも気持ちよかったが、フェラで射精することはできない。
さらに、別の娘が僕の全身を撫でさすっている。ブラジャーにブルマ姿の女の子が体を見せつけながら、敏感なところをくすぐり、女手でさすり、性感を高めてくる。
僕は一度に、二人がかりで誘惑されていた。
フェラチオで高められ、さらに液量は限界を超えてしまう。僕は、もはやここまでだと思い、無駄な抵抗をやめた。
すると水着娘はフェラチオをやめ、下半身裸になった。上下が分かれる水着で、上だけは紺色のぴっちり水着を身につけたまま、下のパンツ部分だけを脱ぎ捨てたのだ。
僕は騎乗位で犯された。
ぎゅみぎゅみ締め付けるオンナと、あいかわらず全身を撫でさするやわらかい手の動きで、溜まっていた僕はあっという間に射精させられた。
僕が望まなければ、二人が相手でも、全員に膣内射精する必要はないみたいだった。一回抜いてしまえば、直後に心が落ち着く。すぐさまブルマ娘はペニスをしごいてきたが、さっきの嫌悪感が頭をもたげたため、興奮が長続きしなかったのだ。
精を受け取ったスク水と、誘惑に失敗したブルマ娘は消えてしまった。
さらに歩いていくと、僕の下に全裸の女が入り込み、抱きついてきた。「今すぐ入れられるよ? ちょっと腰を落とすだけ。ね?」オンナ表面がペニスに当たり、こすれていく。露骨なおっぱいも僕を抱き締めて離さなかった。
僕は彼女の誘惑をはねのけた。
さらに数分歩くと、またもや全裸の女と抱き合った。蟹挟みし、ぐぐっとペニスをオンナに近づける。僕がその気になれば、その体勢のまま挿入してしまいそうだった。
誘惑は露骨になった。
服を着た娘はもはや出てこず、裸の僕に裸のお姉ちゃんがしがみついてくる。何度か誘惑ははねのけるものの、一回の戦いで溜め込まれる液量は、服を着た女のやわらかい感触によって溜め込まれる量とは比較にならないほど多い。
うつぶせの女の上にのせられ、なまのお尻の感触を腰に味わいつつ、臀部のワレメにペニスを挟まれてぐりぐりスベスベされ、さらに先に進むと全裸の女が上から覆い被さって全身を押しつけこすりつけてくる。
その先では手コキにさらされ、さらにその先ではフェラチオが待っていた。
さんざん刺激され、抱き締められ、またもや僕は限界を迎えた。
ついに僕は、裸の女子高生に正常位で結合した。腰を振ると、溜め込まれていた体液が一気に爆発する。
すっきりしても、さらに進めば裸の女の誘惑が始まる。足に包まれ、ヒザ裏でしごかれ、脇の下を味わい、パイズリされる。数回誘惑をはねのけるだけで、玉袋はパンパンになった。
髪の毛を後ろに束ねた清純な美少女と座位で結合してしまった。ずりずりと体をこすり合わせながら、極上のオンナでペニスがしごかれる。女の方が激しく動いて、僕はあっという間に感極まって、膣内に精を放出した。
それでも誘惑はとどまるところをしらない。ただ抱きつかれるだけの誘惑から、露骨な手コキ、パイズリ、ワキズリ、尻ズリ、フェラ、スマタになっていく。
人数も徐々に増えてきた。
全裸の一対一の戦いから、2人、3人と、女の数が増えていく。
乳首をくすぐると同時にフェラチオする女の子。別の娘にアナルもグリュグリュ舐められ、3人目には玉袋をかわいがられて、僕は限界に達した。
立たされた僕に女の子がバックで挿入。残り二人は脚を広げて尻餅をつき、オンナを指で押し広げて順番を待っている。
女の子のお尻を撫でさすりながら、悩ましくくねるオンナの腰に揉まれ、ペニスは精を放出。
すぐに別の娘がおねだりしてくる。彼女もバックで僕と結合した。もう一人は、僕の後ろにぴったりはりついて、僕の腰をお腹でゆり動かし、強制的に膣内で射精させるのだった。
最後の一人がしがみついてくる。だが、連続して二回射精したためか冷静さを取り戻し、彼女には打ち勝つことができた。
そんなことをくり返しながら、僕はしばらく歩く。時折心をかき乱され、挿入に持ち込まれてしまうものの、それでも、誘惑をはねのける人数の方が多かったし、限界に来て射精してしまうときに感じる、何もかもどうでもいいという強烈な多幸感が僕を襲っても、それに完全に支配されてしまうわけでもなく、少し経てばふたたび冷静さを取り戻すことができた。
やはり、ここから脱出して魔の快楽を阻止しようという根本的な意志が働くためだろう。女たちの誘惑は、多くの男性からその意志を奪うほどの強烈さを持っていたが、僕の場合は、何とか意志を保つことができていた。
そんなこんなで、僕は何とか、廊下の突き当たりにたどり着くことができた。とても長い道のりだった。
左に曲がる道がある。そこをいくと、少し奥にエレベーターがあるのが見えた。あれに乗れば、きっと学校から脱出できる。
下の階では、階段を上るときに極上のオンナとの戦いが待っていた。
今、エレベーターに乗る前にも、やはり挿入戦が待っているのだろうか。
しかし、エレベーターの前には誰もいない。ボタンを押してドアを開け、中に入っても、誰もいなかった。このまま移動できるのかな?
エレベーターの床は深く沈むようになっている。3メートル四方の、やや大きめのエレベーターだ。ふわふわの床なのが奇妙だが、とくに誰もいないのであれば、このまま移動してしまおう。
「あれ?」エレベーターは下りボタンしかない。ってことは、一階に下りればいいのか。そこからなら、きっと出口に出られる。そんな感じかな。
僕はボタンを押した。「…。」だが、エレベーターはまったく動かない。何度かボタンを押しても反応はなかった。
「あの…」「!」
突然、僕の真後ろに全裸の女の子が現れた。栗色の髪の毛の一部を編んで後頭部のリボンで止めた、清純そうな高校一年生だった。
「あの、私、その…」「なるほど、エレベーターの中にボス、か。」こいつと戦って乗り越えなければ、エレベーターは動かせないイというわけだ。
それにしても様子が変だ。女の子はうずくまり、恥ずかしそうに僕を見上げている。胸もかくし、おずおずとしている。
「わ、私、普通科一年のな●なっていいます。よ、よろしくお願い・・・うう…」女の子は裸で、とても恥ずかしそうだ。
「なんかさっきまでとは違う相手だ。」「だっ、だって…私の体、凹凸がなくてするーんってしてて…うう…」
とにかく、この娘と戦って誘惑に打ち勝たなければ、エレベーターを動かすことができない。まさか相手があのなずにゃんだとは思わなかったが、ヤルしかないだろう。
エレベーターの床が沈むようになっているのは、これが床一面のベッドだからだった。この密室で彼女と抱き合い、乗り越えなければならない。だが。中学生ステージも高校生ステージも、僕はしこたまオンナで抜かれまくり、命からがら、逃げるようにして先に進んだのだった。しかし今度はエレベーターで、この娘を倒さない限り先には進めない構造になっている。下の階のボスよりも強いはずのなずにゃんを相手に、はたして僕は先に進めるだろうか。
つべこべ言っても、閉じ込められてしまっている以上はどうしようもない。これまでもずっと戦って、女体の渦に巻き込まれ、何度も挿入してきたではないか。がんばろう。
僕は彼女に抱きつき、動かないエレベーターのベッドで横に寝そべった。
「あぐ!」
これまでにない、なめらかな肌触りだった。あまりにも肌のきめが細かすぎて、みずみずしく吸いつくような感触が僕の全身にぴったりはりついて離れない! しかも、全身がふにょっとやわらかく、僕の体を優しく包み込んでくれている。
これまでも、大勢の女たちと抱き合い、精を放ってきたが、これほどの吸いつく体に触れたことはほとんどない。
それでいて、清純であどけなく、男たちが放っておけないようないたいけさを十二分に具え、恥ずかしそうに潤んだ瞳が伏し目がちになり、その表情すべてが男心を異様なまでにくすぐるのである。
さいきんにんじんがたべられるようになったらしい。
細くて凹凸のない体で、するーんてしているからこそ、清楚な雰囲気が僕を高めてしまう。
ペニスが彼女の体のどこかにめり込んだだけで、僕は心の底から陶酔し、そのまま何も考えられなくなった。
精液が彼女のお腹めがけて放出される。べっとりはりついた体液は、すぐに女体の中に沈んでいく。細胞全体で精液を食べるのだ。
べりべりべりっ! 僕は思わずな●なちゃんの体から離れて、立ち上がった。吸いつく肌は音を立てて僕から名残惜しそうに離れていった。
このまま彼女と抱き合ったりこすり合ったりしたら、確実に抜かれまくってしまう。そのことに強烈な危機感を覚えたのだ。
なずにゃんはあお向けに寝たまま、僕を清楚可憐な目で見上げている。こんな美少女とこれ以上肌を重ね、あまつさえ挿入してしまったら、一巻の終わりな気がする。あまりにも強く、危険な女の子だった。
恥じらいの強いなずにゃんは、積極的に襲ってくることはなかった。ただ、しっとり潤んだ目で僕を見上げ、ふたたび自分に抱きついてくれることを心待ちにしてくれている。そのけなげな視線に後ろ髪を引かれ、ふたたび彼女の上に乗って天国を味わいたいとさえ思ってしまう。その衝動を払いのけ、僕はエレベーターの扉をこじ開けた。
すると、あっさりとエレベーターの扉は開き、外に出ることができた。
扉が閉まると、ふたたび誰もいない廊下に投げ出された。
さて、どうしよう。。。
誰もいない廊下でエレベーターの前に立ち、僕は途方に暮れてしまっていた。
この先に進み、もとの世界に帰るためには、エレベーターに待ち構えている美少女を倒さなければならない。だが、彼女は清楚可憐にして極上の淫魔娘だ。抱き合っただけで射精させられてしまった。とてもじゃないが太刀打ちできる相手じゃない。
かといって元の道を引き返しても、出口は見あたらない。結局、もはやここまでというわけか。
あるいは、ここで修行してもっと女体に慣れ、淫魔クラスの娘を相手にセックスしても負けないくらいに強くならないといけないのか。だが、そうなる前に女の色香にほだされ、我を忘れるのがオチだ。
万事休す、八方ふさがりの状況だ。一体どうすれば…
僕はため息をつきながら、エレベーターの扉に触れた。
ぽっ
「!?」
突然、エレベーターの扉の色が変わった。白い扉は一瞬にして、濃い桃色に変化したのだ。
『ティーン地獄。』エレベーターから機械的な女の声が聞こえた。『…この先の廊下に寝ている10代の娘一人ずつと本番挿入し、100人全員をイかせれば、学校から脱出できます。何度でも射精できます。途中でリタイアすることもできます。精神が保たれなくなり、女体の虜となれば、この天国で永遠に女たちと交われます。』
「…。」一体、何が起こったのだろう?
僕はもう一度、エレベーターの扉に触れてみた。
「あっ。」すると扉の色が変化し、真っ黒の扉になった。
『異次元地獄。』「…異次元地獄、だと?」『ペニスのみ異次元に転移させ、電光掲示板にある責めを受けながら先に進みます。最後まで進むことができれば、学校から脱出できます。何度でも射精できますが、一度の射精につき一人、半透明の精霊がまとわりつきます。リタイアすることもできます。精神が保たれなくなり、快感の虜となれば、この天国で永遠に女たちと交われます。』
「…。」ためしにもう一度扉に触れてみる。そうすると、もとの白い扉の色に変わった。
『なずにゃん地獄。』「…。」『…中級淫魔と化した●ずな嬢がエレベーターの中で相手をします。彼女をイかせれば、学校から脱出できます。何度でも射精できます。リタイアすることもできます。精神が保たれなくなり、なずにゃんの虜となって彼女に完全に身を任せた暁には、この天国で永遠に女たちと交われます。そのさい、なずにゃんはあなたのものです。』
なるほど…カラクリは分かった。扉に触れるたびに、その先が変わるんだ。白い扉をくぐれば、さっきのなずにゃんが寝そべっている。だが、抱き合っただけで男の精を絞ることができるほどの中級淫魔、まったくといっていいほど勝ち目はない。白い扉を乗り越えることは絶望的だろう。
となれば、ピンクか黒の扉をくぐるしかないわけだが…。な●なは一人相手で彼女だけ倒せばいいがあまりに強すぎる。そうするしかないけれども…。
ピンクの扉は100人をイかせなければならないのか。黒の扉はよく分からない。異世界の禍々しい雰囲気を感じる。直感的に、黒はやばい気がした。
…やっぱり、ピンクしかないな。僕は扉を桃色に変え、ボタンを押した。扉が開き、中へ吸い込まれるように入っていった。
その先はエレベーターではなかった。
さっきと同じような廊下がずっと先まで、まっすぐ続いている。白い壁の廊下ではなく、扉と同じ桃色の壁だった。
床はベッドのようになっていてふかふかしている。そして、等間隔で、裸の女たちが寝そべっていたり、座ったりしている。奥が相当遠いので正確には数えられないが、エレベーターの説明どおり、100人いるのだろう。全員、10歳から19歳までの美少女揃いだった。
壁に文字が書いてあった。「リタイアしたい場合、リタイアしたいと申し出れば、もとのエレベーター前に瞬時に戻ることができる。射精すればするほど心は女に向かい、快楽の虜となっていく。心尽きれば天国。」「…。」
なるほど。射精しても疲れたり枯渇したりすることはないが、出せば出すほど、心がどんどん傾き、ついにはこの世界の女性の虜となって、抜け出せなくなる、あるいは自分から抜け出すことを拒否するようになるわけか。
あと分かることは、完全に一対一の戦いになるということだ。これだけの人数が待ち構えていながら、一斉に襲ってこないのがその証拠だ。実際、透明のバリアのようなものがあって、目の前の女をイかせないと先に進めないようになっている。相手からもこのバリアは通り越せないらしく、僕の方に近づいてくることができない。こちらからたどり着くのを、女たちは待ち焦がれるしかなかった。
女の子100人斬り、か。一度も射精せずに通ることは厳しいだろう。だが、なるべく射精回数を減らしておかなければ、心を犯され、取り返しがつかなくなる。気を引き締めてかからないと。
僕の足下には、あお向けの女性がじっと見上げている。にっこり微笑むお姉さんは、17歳くらいの優しそうな女性だった。彼女を抱き締めてから戦闘スタートとなるみたいだ。
やるしかない。
僕はお姉さんの上に乗り、ぎゅっと抱きついた。
「あぐ!」次の瞬間、ペニスがきつい締めつけにさらされた。抱き合った直後なのに、いつのまにか瞬時にしてペニスが彼女の膣内に収まっている。過程を飛ばして、挿入したところから始まるみたいだ。
「ああ!」腰が勝手に動いている! 力を抜こうが入れようが、僕の腰は自動的にスムーズに上下し、ペニスをずにゅずにゅと出し入れしてしまっていた。
そうだ、これはこのステージで勝手に射精するまで腰を振らされているのとまったく一緒だった。さっきまでは、入れたら最後、射精するまで引き抜くことができなかった。だが今度は、射精しても引き抜くことができないだろう。相手がイクまでは離れることもできず、腰の動きを止めることもできない。セックスが始まってしまえば、自動的に僕たちの体は動かされてしまうんだ。
そうなると、休みながら作戦を練って戦うことはできない。ひたすらリズミカルにペニスがオンナでしごかれ、あとはイクのをガマンし続けながら、相手が絶頂するのをひたすら待ち続けるしかない。
10代の女の子の膣を味わいながら、その戦いがいかに厳しく気持ちいいかを思い知らされていた。
止めようと踏ん張っても、勝手に腰は動き続ける。疲れはなく、快感一色に染め上げられていた。
ふくらみかけのおっぱいに吸いつきながら、その動きでさえ僕の意思ではないことに戦慄を覚えた。体が勝手に動き、乳房をまさぐったり、顔を埋めたりして、こちらの快感を高められてしまっているのだ。
こ、これを100人分繰り返すというのか!?
だんだん気持ちよさが高まってくる。股間の奥がくすぐったくなっていった。
僕の未発達の、毛も生えていない小さなペニスで、ティーンエンジャーのピチピチお姉さんをイかせるのはきわめて難しい。そのことを思い知らされながら、1回目の精を放出した。
敵の女は僕の精を受け取り、快感にぶるるっと震えた。少しずつでも、それでも着実にダメージは与えられている。続けていれば、いつかは彼女も絶頂を迎えることだろう。だが、そんなことを繰り返していく内に、僕の精神が崩壊し、女体の虜になってしまいかねない。
何も複雑なことはなかった。自分の体が勝手につき動かされ、あとは単純に耐久勝負となっている。射精をしても性欲は減退せず、枯渇も疲労もなかった。
オンナが締めつけながらペニスに優しく絡み付いている。やわらかくて熱を帯びていて、とろけるようにまとわりつきながら同時につぶしてしまいそうなほど圧迫し、僕の腰の動きでくすぐったくしごき上げ続ける。止められない以上、この快感に耐えて射精を遅らせるしかない。
だが、そんなことを思ってみても、体の反応をどうすることもできなかった。二発目の射精もすぐに訪れた。
それでも腰の動きは止まらない。僕は勝手に動いてしまう。リズミカルな腰の動きは、さらに滑らかにペニスを快感にさらし続けた。応戦しようとこちらから乳房を揉んだり脇腹をくすぐったりもできない。あくまで勝手に体が動いて、おっぱいに手を添えていくばかりである。それは相手に快感ダメージを与えるというより、もっぱらこちらの性感を高め、射精させようという陰謀にしかならなかった。
結局、なすすべもなかった。自分にできることは、ひたすら射精をガマンし続けることだけであった。
もちろん、ガマンしなくてもいい。快感に身を任せ、こちらがイキ続けていても、いつかは女性の方も感極まってイッてしまう。そうすればすぐさま、次の女性のところに『自動的に』移動することになるのだ。
だが、そんなことを繰り返せば、僕の心がどんどん彼女たちの方に向かい、虜となり、何もかもどうでも良くなってしまうであろう。そうなればきっと、僕は目覚めることなく夢の中をさまよい、永遠の快楽をむさぼることとなってしまう。
それだけは避けなくては。
そのためにも、じっとガマンだ。
僕はペニスに力を入れ、ぐっと踏ん張り続けた。快感が少しだけ小さくなる。それでも、とろけそうな熱いオンナの感触に完全にあらがえるだけの防御力があるわけでもなく、こちらの意向を突き破って射精させようと魔の膣筒がじわじわ侵食してくる。
三度目の射精に耐えられなくなってきたあたりで、お姉さんが声を立てた。体をのけぞらせ、絶頂を迎えたのだ。
次の瞬間、視界が突然変わった。僕の下で寝そべっていたお姉さんは突然別の女になった。そしてペニスは別の娘の膣に突然収まっていた。
女性の方が変身したわけではない。横を見ると、さっきのお姉さんが寝そべっている。イッたばかりの恍惚の表情を浮かべ、だらんと脱力してこちらをじっと見ている。
つまり、僕の体が『隣の女性』のところに一瞬にしてワープしたのだ。同時に結合も果たしていて、僕はまたしても、勝手に腰を振らされていた。
結合した女性は、胸のふくらみがわずかで、きめの細かい肌をしていた。さっきのお姉さんよりも若い。13歳くらいだろうか、まだ子供っぽい顔を存分に残している。それでいて未発達の膣は、これまた未発達のペニスを瞬時にして受け入れ、勝手に動くペニスの出し入れに悦んで蠕動していた。左右首筋のところで髪を束ねた、文字どおり清楚な女の子だった。
僕は彼女とも正常位で結合している。やはり腰は勝手に動き、乳房や肩を撫でさする動きも自分の意志とは無関係に行われていた。女の子はあお向けで僕を受け入れたまま、じっと僕の動きに身を任せ、快感によってか細い声と荒い息を吐き続けるばかり。それでいて膣はペニスをじっくりと揉みしだき、直情的に締め上げてきている。
さっきイキそうになっていたところで連続して若いオンナでしごかれてしまっているのだ。耐えきれるはずはない。
だが、ここでガマンしなければ、相手の思うツボだった。お尻の穴や股間にぐっと力を入れ、射精しないように踏ん張り続けた。
それでも、体の奥からじわじわと高められる射精感に、だんだんガマンの限界が近づいていることが分かる。
何とかして、射精を遅らせなければ、1秒でも遅らせなければ。そんな思いで、僕は汗を流しながら踏ん張り続けた。気を抜けば一瞬で果ててしまいそうだった。
そんな僕の様子をあざ笑うかのように、オンナは優しくペニスを圧迫し、イかせようイかせようとぐにゅぐにゅうごめきながらペニスをこれでもかとしごきたててくる。
律動が始まるのをぐっとこらえ、全身をこわばらせて射精にあらがう。ダメだ、イッちゃダメだ、そう頭の中で繰り返していた。
そうしている間にも、女の子の方はだんだん高められていく。高度なテクニックで相手を倒す工夫が必要ないのは、むしろありがたいのかも知れない。
股間の奥が一気にとろけた。くすぐったさがピークに達し、射精直前の多幸感が始まった。もう限界だ。
「あぐっぐふ!」僕は悩ましいうめき声を出しながら、彼女の膣に精液を放出した。もぐもぐとうごめくオンナの感触は、最後の一滴までを絞りだそうとさらなる快感を送り込んでくる。貪欲な性器は大人顔負けであった。
それからほどなくして、彼女の方も絶頂を迎えた。射精直後でもいくらでも出すことができるため、一刻も早く我に返り、ふたたび腰を踏ん張り続けたのが勝因だった。