翔のあぶない冒険!
18 最終章 珍宝神社の甘い試練 4
僕はおそるおそる、研究所の扉に手を触れた。通路や部屋をさまよってもとくに何もなく、殺風景なままである。しばらく歩いて、そろそろ新手の敵に出くわしそうな予感がしたのだ。
このステージは14歳から18歳までのお姉ちゃんが敵となる。年上の若い魅力が襲いかかってくる。
神通力によって攻撃力だけは高められており、子供でも彼女たちを倒すことができた。だが、防御力と精力は元のままなので、あっという間にイカされてしまうのも事実だ。
一人を倒すのに、2発も射精してしまった。その調子だと美少女たちは無限に増殖し続け、この施設からついに抜け出せなくなる。
なんとかして、射精することなく若娘たちを倒し続けなければならない。
現在研究所内には6人のお姉ちゃんたちがいる。広い施設なので遭遇率は低いが、イキ続ければそれだけ敵の数も増え、ついには施設内あちこちに若娘たちがぎっしりなんてことにもなりかねない。
気を引き締めなければ。
扉が開くと、奥の通路に移動となった。とくに敵の姿はない。大丈夫、かな。
道はまっすぐ続いている。さらに向こうに扉が見えた。進んでみよう。僕は歩き出した。
「かーけるくん♪」「!」
突然後ろから、裸の娘に抱きつかれた!
「へへへー♪ つかまえたっ!」お姉ちゃんはがっしりと僕を羽交い締めにしてくる。「うゎっ! は、離せっ!」僕はじたばたともがいたが、美少女のふにふにしたスベスベの腕が僕の脇の下にしっかりとくい込み、がっちりと上半身に抱きついて固めてしまっている。僕よりも背の高い18歳くらいの女の子は、やわらかい顎を僕の頭の上にのせてかわいらしくクスクス笑っていた。
「ほらほら。おとなしくして。」ぎゅうっと後ろから抱きつかれ、密着され、もはや大人の女性へと変貌する成長したおっぱいが僕の肩や背中に押しつけられてつぶれていた。スベスベの太めの生足がしきりに僕のお尻や足を滑っている。
そのやわらかくて心地よい、ピチピチの肌触りを感じ、僕はだんだん、お姉ちゃんに女を感じるようになってしまっていた。ダメ、ここで欲情して、お姉ちゃんの魅力に勃起させてしまえば、それこそほぼ一方的に抜かれてさえしまいかねない。
なんとかして脱出しないと。
「んー、立ってきた立ってきた♪ そんなに私のカラダ、触り心地いいの?」「あああ…」男としての生理現象が、全裸の高校三年生に背中から抱きつかれた結果、意思と無関係に激しく反応してしまう。自分の未熟さを思い知らされた。
ぐいっ。突然お姉ちゃんは僕の腰を浮かせるように自分の腰を持ち上げ、羽交い締めの体勢のまま前に突きだしてくる。僕の足が宙に浮き、軽い体重ごとお姉ちゃんに持ち上げられてしまった格好だ。
僕の全身は弓なりに反らされている。完全に持ち上げられると、僕の体重でお姉ちゃんの肌にますます密着してしまう。そんな体勢のまま、ペニスは上に向けてむき出しに突き出されているのだった。
「ああ!」そこへもう一人、敵が浮かび上がってきた。
僕を羽交い締めにしているお姉ちゃんよりも幼い感じだ。
胸もふくらみかけ、全体的に華奢で、腰のくびれも乏しい幼児体型だ。それでいて、肌触りはしっかり女性のものであり、その生足のシコシコした形の良さはすでに立派な搾精装置。年の頃は16歳くらいか。
こっちの娘はおずおずと跪いて、上目遣いで恥じらいの表情を向けると、突き出されたペニスへと視線を落とした。僕のペニスはいきり立っているとはいっても、お姉ちゃんたちの指くらいの太さや長さしかない。そのことに対する羞恥が、いまさらのように頭をもたげた。
「くっそ、離せ!」僕は再びじたばたして、羽交い締めの拘束をふりほどこうとした。
「暴れないの!」僕が暴れると、後ろのお姉ちゃんはますますぎゅっとしがみつき、おっぱいの柔らかさと女体の肌触りをいっそう強く刻みつけてくる。脱出どころか、ますますペニスを興奮の勃起状態にヒクヒクさせるばかりの結果となった。
「さあ、始めるよ。…しっかり舐めて上げるのよ!」「はい、先輩。」どうやらこの二人は姉妹ではなく、先輩後輩の間柄のようだ。16歳の後輩は、おそるおそる、あどけない顔をペニスに近づけた。先輩がぐいっと腰を突き出すと、ペニスがますます彼女の眼前にさらけ出される。僕は腰を引くことさえ許されなかった。
くちゅ。「んっ・・・」
「あうああ!」16歳の後輩のなめらかな口の中に、ペニスがすっぽり飲み込まれてしまった! やわらかい口腔の熱が、ペニス全体を包み込む!
くちょ、ぴちょ、ぐぽっぐぽっ…
後輩はぷるぷるした唇でペニスをしごきながら、亀頭先端部分ばかりを執拗にやわらかい舌先でねぶり続けた。ゆっくりとぬめっていく唇と、グリュグリュと強く押しつけるように舐めていく舌の動きのミスマッチが、僕の股間を絶望的な快楽にさらしてくる。
あどけない美少女は、“ホンモノ”を見たり触れたり咥えたりというのは初めてといった風に顔を上気させ、おずおずとぎこちない動きでペニスを責め始めていたが、その一方で、よほど訓練を積み重ねてきたのであろう、こなれた口と舌のリズミカルなコラボレーションで、ペニスをどんどん追いつめていく。テクニックは一級品だった。
「あ・・・あは・・・あが!」僕は身をよじらせて、女の子のフェラチオ攻撃に悶絶していたが、その動きさえも後ろのお姉ちゃんに封じられ、羽交い締めのまま固定されてますます腰を突き上げた体勢のまま、体を反らせて後輩の口にペニスをさらけ出し続けるのだった。
僕のターンが来ても、身動きが取れない状態では反撃できない。ペニスには神通力が宿っているため、たとえフェラチオといっても、後輩にはしっかり性的なダメージがいっているはずである。が、それ以上にこちらの精力消費の方が明らかに甚だしかった。
僕の体は完全に持ち上げられた状態で、地に足がついていない。足をじたばたさせたり、お姉ちゃんを蹴って脱出することも考えたが、そうする前に後輩の両手がしっかりと僕の細い両足を掴み、前後からしっかり固められてしまったのであった。
先輩はおっぱいを押しつけグニュグニュと小刻みにこすって、僕の背中を感じさせてくる。同時にスベスベの生足を僕の両足にこすりつけ、後ろから玉袋にまでふとももを滑らせながら、全身に女子高生の魅力をたたき込んでくる。
後輩は執拗にフェラチオを続け、練習の成果を発揮し続ける。両手で僕の両足を撫でさすりながら、しきりに首ばかりを動かし、頭部を大きく前後させて激しくしごき上げてくれる。女の子のやわらかい舌がしつこくしつこく、ペニス先端ばかりをいじめてくるのは相手のテクニックのひとつであった。
「ああっ、出ちゃう! 出ちゃうよお!!」僕は身動きが取れないまま高められていく。股間のくすぐったさがじわじわと体の奥の射精感を呼び起こしていくのに、後輩は容赦なく首を前後させ続けている。僕はそのいやらしい光景を目の当たりにしたまま、後ろの先輩お姉ちゃんに抱き締められて女体の感触に包み込まれたまま、精力が尽きるのを感じた。
ピキピキともがくペニス先端に女の舌が絡み付き、これでもかとねぶり倒してくる。そしてふにふにの唇がペニスを締め上げながらしごき上げ、口全体がすぼまる強烈な吸引攻撃まで付随してきていた。
後輩のスベスベの手にほらが僕のふとももを這い回り、ゾクゾクとした快楽さえ刻みつけられた。
反撃がいっさいできないまま、僕は全身快楽づけになり、ガマンをすることさえできずに、射精直前のあの多幸感に包まれてしまった。
「イクの? いいよ、いっぱい出して上げて?」お姉ちゃんが耳元でささやく。その甘い声に僕はつい全身脱力してしまった。
ごぼぷ!!
体液が吸い上げられる。吸引したまま美少女はこくんこくんと喉を鳴らし、白濁した快楽の汁を残さず飲み込んでいく。舌と唇は、僕が射精していても容赦なく運動し続け、ねぶる舌のやわらかい動きによって、射精時間がずっと長引かされてしまう。
僕は後輩のフェラチオで一方的に精液を絞られてしまった。
出しつくしても、美少女は口を離してくれない。そのまま羽交い締めの体勢で第2ラウンドに突入するつもりだ。
「くすくす。このまま何度でも出していいよ。高校生の成長した口で何度でも出させてあげる。この研究所を女で埋め尽くし、二度と出られないようにしてあげる。そうして、世界もろとも永遠の快楽に浸らせるのよ。」
「あああ・・・」
第2ラウンドに入っても、羽交い締めと一方的なフェラ攻撃は変わらない。このままだと身動きが取れないまま、何度も何度も射精してしまう。そのつど3人ずつ美少女たちが増えていって、先輩のいうとおり、施設内が裸の中高生で埋め尽くされてしまうだろう。そうなれば最後、僕は二度とここから脱出できなくなり、最後の“種”まで一気に放出して、世界を終わらせてしまうことになるだろう。
なんとかして、この羽交い締めのポジションを脱出しなければ。
「お、おねえちゃん・・・僕、おねえちゃんともシたいよ・・・」僕は上気した涙目で振り返り、18歳の美少女に懇願して見せた。
「あ…」先輩は顔をボッと赤らめた。
「い、いい! 超かわいい! そ、そんなイケナイおねだりをする悪いボウヤには、この私が直々におしおきしなくっちゃああ!」
お姉ちゃんの心を動かすことに成功した。
羽交い締めが解かれる。これで僕に反撃のチャンスが訪れた。
地に足をつけた僕は、すかさず後ろのお姉ちゃんと向き合って、立位で挿入。彼女もすんなりこれを受け入れた。
「ああっ、何この子っ・・・気持ちいい!」
細くて小さなペニスではあるが、強力な神通力が宿っているため、膣全体に強烈な快楽を与えることができる。愛撫攻撃が通用しないステージであれば、腰の一振り一振りで性感ダメージを与え、彼女たちをイかせなければならないのだ。
あとは、防御力は元の子供のままであるため、高校生ほどに発達した膣の締まりと若い肉体に対して、こちらも相当大きな快感ダメージを受けてしまうことが心配だ。こちらがイク前に、相手の精力を0にまで削り取る、こちらの精力を極力消費しないようにする、それしか方法がない。
僕は一心不乱に腰を振り続けた。「あ! あ! あ! だめだめだめっ、狂いそうう!!」お姉ちゃんはぎゅっと僕に抱きついて、オンナに与えられるダメージに酔いしれていた。
もちろんその間も、ペニスを締めつけながらしごき上げるカウンターダメージを送り込んでくる。
後輩の方は、僕の背中から抱きついて、先輩に比べれば未発達だけど肌の質感は完全に女体そのものである柔らかい肉体を押しつけこすりつけてきている。
上下関係がハッキリしているためか、数コスリで交代ということがなかった。かえって好都合だ。
お姉ちゃんはペニスをこれでもかと締めまくった。
「あうう…」とろけそうな快楽の中、先輩に抱き締められてそのふくよかな胸の感触が顔面にめり込んでくる。
僕は渾身の神通力を込めて、下から上へとペニスでオンナをかき回すように突き上げ続けた。
「いっくう!!」お姉ちゃんは突然体を震わせた。まだ自分には十分精力が残っていると思っていたのだろうけれども、神通力つきのペニスの激しい攻撃に、残り精力が一気に奪われ、お姉ちゃんはイッてしまったのだった。
先輩が倒れたので、後輩はどうしたらいいかわからないでいる。
「こっちのお姉ちゃんも、気持ちよくして上げる。」僕は積極的に責めた。先輩と同じように立位で結合、下からぐいぐい突き上げ続けて上げた。
「あ! ひゃああ! 翔君、それだめっ、イッちゃうよ!」16歳くらいの不慣れな娘は、フェラチオの特訓はしたものの、本番挿入に慣れているわけではなさそうだった。
カウンターダメージはもらうものの、任意に締め上げてペニスを悦ばせることができないでいる。一気にたたみかけるチャンスだ。
僕は先輩を倒したのと同じ方法で、腰を振って後輩お姉ちゃんを責めまくった。さっきのフェラチオで直接ペニスを口に含んでいた分、彼女の方も相当に精力を消費しているはずである。
「あがっ、きゃ!!!」かわいらしく泣いたお姉ちゃんも絶頂を迎え、あっさり消えていった。
僕を羽交い締めにして一方的に精を抜く作戦は功を奏したが、それがいつまでも通用すると思っていたのが、彼女たちの誤算だった。こちらの反撃に耐性がなかった。
愛撫攻撃が通用しない分、ペニスによるダメージは強力になる。こちらの責めは、女体に大ダメージを与え続けることができるのだ。僕自身の精力に気をつければ、乗り越えられないステージではない。
僕は再び通路の奥を目指して歩き出した。
しばらく歩き、右に曲がると、自動扉だ。扉をくぐるとエンカウント率が格段にはね上がる。扉に触れれば横に開き、床ごと動いて自動的に、強制的に、扉の先へと進む仕組みだ。そこに美少女が待ち構えていたり、異空間から転送されてきたりして、戦慄のセックスバトルが始まるのだ。
それでも、目的は出口を探すことではなく(そもそもこの施設に出口はない)、施設内に徘徊する中高生たちを一人残らずイかせ倒すことであるから、彼女たちに出会うことが悪いということではない。
ただ、やはり頻繁に性的な戦闘をくり返すようでは、連続した刺激を股間に受けることになるため、イキやすくなってしまうのである。時間をおけば徐々に精力も回復してくるし、落ち着きを取り戻すこともできるので、ある程度時間稼ぎも必要ということである。
一回の射精でセクシーな美少女は3人増える。イキながらでは彼女たち全員を平らげることはできない。そのことは肝に銘じなければ。
僕は一呼吸おいてから、扉に触れた。
ウイイイン! ばしゅっ
扉が開いて、僕の体は自動的に流れていく。そしてその先に、スレンダーな女の子が待ち構えていた。
「翔君、いらっしゃい。」すでに立派に成長した背丈と雰囲気から、17歳くらいの若娘であることがわかった。全体的に細く、胸も控えめであるが、すらりと伸びた細い足は、内股のふくらみを残したまましっかりと引き締まっている。バレエでもやっていそうなキレイな生足だった。
そんな美少女が扉の先で待ってくれていた。
お姉ちゃんは僕を押し倒すと、いきなり腰の上にまたがってきた。そしてまだ萎えたままのペニスにオンナ表面を押しつけてきた。
やわらかくてくすぐったい感触がヌルヌルとペニスを圧迫する。その心地よい感触と、裸のAカップ、すべすべの肌の質感、整った顔立ちを見るにつけ、徐々に興奮をかき立てられてしまう。
お姉ちゃんの性器の下で、ペニスが硬さを増し、わずかながら大きくなっていく。彼女はそれを見逃さなかった。
「えいっ!」元気よくペニスがオンナの中に一気に包まれてしまった。「動くよ?」そのまま小刻みな上下運動が始まる!
「うっく!」股間に突然くすぐったい刺激が集中し、僕はスベスベの細長い足を撫でさすりながら、高校生の生足の感触にも酔いしれていた。ああ、これがミニスカ制服から伸びている女の子の生足の感触なんだ。駅とかで見かける高校生の足の感触なんだ。その心地よさとペニスへのオンナの締まりが僕を天国へと誘い続ける。
「あああ! なにこの子っ! あ、熱い・・・!!」お姉ちゃんも上体をのけぞらせて、ペニスの感触に身もだえしている。僕はなめらかに腰を突き上げ、どんどんと神通力を女体に送り込んでいく。
お互いに大ダメージを与えあい続ける戦いである。精力が先に尽きた方が負けだ。…となると、どうしても子供である僕の方が分が悪いことになる。
お姉ちゃんは僕の全身に覆い被さり、体重をかけすぎないようにしながらしっかり女体の感触を全身に刻みつけてくる。そしてそのまま腰だけを上下させてペニスを責めたてた!
僕は踏ん張りながら、生足だけでない、全身のあまり子若々しい心地よさにとろけそうになった。17歳の肉体がこんなにハリがあって吸いつくようで、気持ちよかったなんて!
その間も神通力は容赦なく放出され、膣内から子宮へ、そして全身の性感神経へと電撃のように駆けめぐっていく。小さいチンチンを飲み込んでいるだけなのに、全身に強烈な快感が襲いかかっていて、お姉ちゃんはビクビクと震えながら快感に酔いしれずにいられなくなっている。
「あふ・・・」お姉ちゃんは結合したまま体を180度回転させ、わずかにペニスをねじりながら締まりを良くした状態で、女性逆上位で僕を責めた!
なまのお尻がペッタンペッタンと、吸いつきながらお餅のように僕の腰の上を跳ね回っている。締まりが高まったオンナが容赦なくペニスをこれでもかとしごきたて、僕は危うくイキそうになってしまった。
なんとか持ちこたえた僕は、呼吸を整えて力強くペニスを突き上げる。一気に精力を奪い去られそうになったが、なんとか持ち直し、精力も半分は残っている。このまま一気に勝負に出よう。
「うんんんんっ!!」お姉ちゃんは急に全身をこわばらせ、快感に抵抗し始めた。ぎゅううっと膣が締まる。
「ぷはあっ! …はあっ、はあっ。だめ、だよ。こんなコドモなんかに簡単にはイカされないんだから。」お姉ちゃんはイキそうになってほてった肉体を鎮め、精力を大幅に回復させた。
「うあ…そんなっ!」「えへへ〜、私には回復能力がある。若いピチピチ娘を甘く見ないことね。」
そう、元気な若いパワーで、ぎゅっと全身に力を入れて、快感に抗う抵抗力には、高校生である彼女たちには具わっているのだった。ただ、この施設の娘たちのほとんどは、性的な快楽をただ愉しもうとしているので、めったに回復しようとはしないのだが、彼女にしてみれば、こんな短時間であっさりイカされてしまうのがしゃくに障ったのだろう、ぎゅっと力んで回復してしまったのである。
それに対して、神通力を自由に操作できない僕は、回復の手立てを持たず(力んだくらいで回復できるほど、肉体が成熟していない)、精力の残りに差ができはじめていた。
お姉ちゃんは横向きになって再び騎乗位で結合し、僕の片足を持ち上げておっぱいで抱き締めながら、ぐしょぐしょと腰を振ってペニスを感じさせてきた!
「あぐああ!」僕はまたピンチに立たされる。
これ以上敵の女の子を増やすわけにはいかない! 僕は踏ん張りながら、ペニスに意識を集中し、イかないようにすることと神通力を集めることの両方をこなそうと必死にあがいた。
瞬間的に、股間に力がみなぎってきた。「あふああ! なっ、なにこれえ!」女の子は体をのけぞらせて快感に打ち震える。一瞬、集中した神通力が、一気に女体に流し込まれたのだ。いわゆる「会心の一撃」である。
「あがっ・・・」17歳娘は一気に精力を削り取られ、そのままイッてしまうのだった。
危ないところだった。あと少し騎乗位でズリズリされていたら、あっさり射精させられてしまっていただろう。しかも敵には回復能力がある。一気に大ダメージを与えて瞬時に倒さなければ、また回復されて今度こそ絶体絶命だったに違いない。
まだ神通力は思い通りにはならない。だが、それは、ステージの魔力による制約というばかりでなく、やはり僕自身の未熟さに起因するものということができる。
ポッティから預かったパワーは、たしかに、ステージの制約によって自由がきかなくなり、偏った配分でしか振り分けることができない上、パワーそのものも抑えられてしまっている。
しかしそれは、裏を返せば、そうした制約を受けてあっさり神通力を抑えつけられてしまう自分がふがいないということなのだ。
ちゃんと修行を積んでいれば、ステージにかけられた神通力制限の呪いをも跳ね返し、そんな中でも自由自在にパワーを操れるはずなのである。呪いを受けて素直に制限されてしまうということは、まだまだポッティに預かった力を使いこなせていない何よりの証左なのである。
「こおぉぉ…」敵がいなくなったところで、僕は座禅を組んでその場に座り、瞑想しながら呼吸を整え始めた。どんどん意識が「深く」なっていく。
残るはあと6人。こんなペースではとても乗り切れるものではない。精力があっという間に限界に近づいてしまうし、生半可な攻撃程度では相手は回復してしまう―こちらは回復ができない!
攻撃力に偏っていて、神通力を女体に流し込んで勝利することはできるけれども、若いピチピチの娘たちの肉体を身に浴びてすぐにイかされてしまう―防御力が地に落ちた―状態では、こちらが勝つ前に射精させられてしまう。そのあとでいくら神通力を流し込んで勝ったところで、女の子は増えるばかりである。
神通力は、いわば体内を川のように縦横無尽に流れていく気のパワーのようなものだ。それに制約がかかるということは、どこかにストッパーが設けられ、流れをせき止められている状態に等しい。これを取り外せば、僕は再び自在に神通力のバランスを振り分けることができるようになる。
「・・・あった!」
体内の気の流れをせき止めている扉のようなものを、体の中に感じた。「はああああ・・・・」僕はその扉めがけて一気に気をぶつけ始める。徐々に扉が耐えきれなくなり、きしみ、歪んでいくイメージ。・・・壊れろ!
パリン!
体の制約、気を縛る鎖がはずれた。
流れがスムーズになる。そのとたん、体の中に充実感が広がっていった。
まずは回復だ。精力が尽きてイキそうになっていたところに、集中して気を流し込む。
「…くっそ・・・!」回復はしている。だが思った以上に遅かった。精力はちょっとずつちょっとずつ回復していくが、なかなか遅々として進まない。
神通力の流れはスムーズになったけれども、まだまだ、全体の量が少なすぎるのだ。流れをせき止められているだけでなく、量もセーブされてしまっている。ポッティから預かった量の1割程度しか、体に流れていないのが改めてわかった。
表面的な制約は打ち破ることができたけれども、まだまだ奥深くにくい込んでいるステージの呪いまでは、簡単には打ち破れない。これは相当に修行を積んでからでなければ克服できないだろう。
「ぉーぃ…」
「…。」
「もしもしー?」
「…。」
「聞こえてるー?」
「…。」
股間がなんだかむずむずする。誰かにコチョコチョされているみたいな感じだ。
深くまで沈んでいた意識が一気に浮上していった。
ゆっくり目を開けると、座っている僕の両側に、全裸の女の子が二人、寄り添うようにしてはりついていた。二人は指先でくすぐるようにして、ペニスをコショコショいじくっていたのだった。
あんまり長い時間、ひとつのところにとどまっていたせいで、敵に見つかり、強制的にエンカウントしてしまったのである。
精力は、時間が経てば回復していく。もし、同じ場所にとどまって回復され続けたら、こっちは有利だが向こうはかなり都合の悪いことになる。それをなくすため、一定時間とどまっていた場合、強制エンカウントイベントが発生するのだ。
二人の女の子は、僕が気がついたことを確認すると、嬉しそうに微笑み、あどけない顔でじっと僕の目を見つめるのだった。敵はすでにヤル気満々だ。
肩まで髪の毛を伸ばした美少女の方は、Bカップくらいの控えめな乳房で、全体的に丸みを帯びているが、幼児体型であり、まだまだ腰のところに子供っぽさを残している。それでいて肌はツルツルでプニプニしている。
三つ編み一本、後ろに束ねた女の子の方は、清楚な雰囲気で胸はほとんど出ておらず、これからさらに成長しそうな体つきだ。全体的に細身であるが、すでにその生足は成長を遂げ、精を絞るにふさわしいスベスベの弾力を備えている。
前者は15、後者は14といったところか。
いずれにしても、二人とも体は大人に近づいているのに、首から上はまだまだいとけない。そのギャップがたまらない。個人差のある第二次性徴が、僕の欲動を駆り立て、お姉ちゃんたちのあられもない姿についつい股間も興奮してしまうのである。
精力はそこそこに回復してはいる。なんとか持つかも知れない。しかし、回復は遅く、十分に満ちあふれるほどにはなっていないのが現状だ。バランスの壁を突破したとはいえ、まだまだ神通力を使いこなすにはいたっていない。
しかも相手は戦慄の女子中学生二人組だ。肌のハリもあり、ぷるぷるしていて、全身どこもかしこもスベスベでみずみずしく、女らしい体つきを具えていながら、それでいて顔も仕草もコドモコドモしている敵である。その萌えなギャップが、僕の精力を大幅に削り取り、若い娘たちの肉体に期待度も高まってしまうだろう。
しっかり防御をしておかなければ、あっという間に抜かれてしまう可能性だってある。しっかり愛撫攻撃を念入りにやって、相手の感じやすいポイントを一刻も早く見つけ出し、神通力の大半を防御に費やし、気をしっかり持って女の子たちの魅力にほだされないようにしなければならない。
神通力を防御主体に変えていく。心を落ち着けて、彼女たちに向き合った。
夢の学校ステージで、さんざん戦ってきた年代でもある。ここで負けるわけにはいかない。僕は両手を伸ばし、二人のオンナに指を這わせた。感覚的にだが、どの辺りを触れば彼女たちが感じてくれるのか、何となくわかる気がした。
「ん!」「っふっ、この子上手・・・ッ!」案の定、お姉ちゃん二人は僕の突然の攻撃に少なからぬダメージを受け、びくっと体を震わせた。
若々しい肉体の攻撃力は相当に高いものの、いかんせん厨房だけに経験は浅い。防御力は高くないので、興奮した彼女たちを追いつめるのは難しいわけでもなかった。
戦いを重ねてきた僕は、レベルも徐々に上がってきて、いつのまにか、攻撃力も防御力も総精力値も高くなっている。両手の攻撃で、二人を同時に悦ばせることができていた。
女の子たちは僕ににじり寄ってきた。顔を上気させ、さらに興奮を高めて、いつでも挿入ができる状態だ。
ここで彼女たちのみずみずしい肌に触れるのは危険でもある。触れ合う面積が広ければ広いほど、そしてその時間が長ければ長いほど、僕の方もじわじわ追いつめられ、射精に近づいていってしまう。
ぎゅっと抱き合って長時間密着し続ける体位は避けた方がいいだろう。
それならやはりバックでの結合が一番いい。僕は彼女たちの背後に回り、三つ編みの方にペニスを突き立てた。
「んう・・・」お姉ちゃんの方からどんどん腰を突き出してきて、ペニスが飲み込まれていく。僕の方もねじ込んでいるので、あっという間に根本までペニスがオンナに収まってしまった。
僕は膝を立てて上半身を起こした体勢で、中学生のお姉ちゃんと繋がった。
彼女は若々しい膣をぎゅっと締め上げると、ペニスを絞るように強く圧迫してきた。
僕に性感ダメージが来る。股間から腰回りにかけてじわりとくすぐったい心地よさが広がっていく。この延長線上に確実な射精があるのを実感した。
本来なら、これだけで放出していたはずである。だが、神通力を防御に多く割り当てていたために、一気に追いつめられるほどにはダメージを受けなかった。精力はまだ余裕がある。
僕は彼女の腰を両手で抱え込みながら前屈みになり、それでいて彼女の背中には密着しないように気をつけながら、グッとお尻を僕の腰に引き寄せた。これで彼女は、お尻をフリフリ激しい動きができない。それでいて僕の方はリズミカルに腰を突き出して、ペニスを激しく出し入れすることができる。
相手は二人だが、頻繁に交代されては不利だ。僕が彼女を抱え込んだのは、交代させないように挿入した状態で固定する意図もあった。
さらに、多くを防御に当てたとはいえ、やはりペニスそのものに攻撃の神通力をわずかに残している。その状態で、経験の浅い若娘の膣にねじ込み、激しくこすりあげながら出し入れすればどうなるか。
「ああああ! すごいよぉ!」お姉ちゃんは体をビクビクさせながら息をますます荒くしていった。
髪を束ねていない方の美少女が、交代しようとせがんでくる。だが、僕は頑としてその誘惑をはねのけ、一心不乱に三つ編み娘のオンナを責め続けた。
交代もできず、体位もロックされた若娘にできることは、膣を締め上げてペニスに快感ダメージを与え続けることだけであった。
「ほらっ、私の中に出してっ!」万力のような締め付けがペニスに襲いかかる。若さだけが取り柄の、熟練していないオンナは、ただ直情的に締めるだけで、的確に感じやすいところを狙い撃ちするほど成熟していない。もちろん、中学生のあまりにもはつらつとした締め付けは、それだけでテクニックなどなくても十二分に男の精を搾り取る力があった。だが、神通力に守られているペニスを締め倒すにはいたらないのだ。
僕はさらにガンガン女を責めたてた。交代もできず、休む暇を与えないまま、神通力は徐々に深く女体の性感神経の奥まで浸透し、体だけ女性になって精神的にはまだまだ幼い女の子を着実に追いつめていった。
「あー! もうだめっ!」三つ編み娘はがくんとうなだれると、床に顔面を押しつけて一気に脱力した。めったにないアクメ感覚に全身がとろけてしまったのだろう。
「えーい!」すかさずもう一人の方が僕に飛びかかってきた。僕はあお向けに押し倒され、その上にお姉ちゃんが乗っかってくる。
ぎゅっと体重をかけられると、成長した女の重みで息苦しくなる。僕は小さな10歳の男子。それに対し、相手は中二の成長したお姉ちゃんだ。からだも大きいし、体重も力もある。本気でのしかかられたらもう、身動きは取れなかった。
お互いに全裸である。ぷにぷにしたすべすべの肌が、まるごと僕に覆い被さっていた。密着は避けたかったが、もはや脱出することができない。
僕が脱出しようともがくと、お姉ちゃんはグッと体重をかけて上から押さえ込んでくる。すると、やわらかい女体の感触がますます強く密着してしまう。それだけで性感ダメージを受けてしまう。
やはりここは攻撃に転じなければ。僕は脱出を放棄し、彼女を上にのせたまま応戦することに決めた。
やはり女の子、体重をかけて男の子に重いと思わせるのはできれば避けたかったはず。僕が抵抗をやめると、彼女は腕を床について少し体を浮き上がらせ、体重をかけるのをやめた。
しかしこれによって、ぎゅっとやわらかい密着は残したまま、しっかり抱き合う格好になってしまった。
僕の上半身に抱きついたまま、彼女はオンナにペニスをあてがうと、グッとペニスを膣内にねじ込んでくる。僕も腰を突き上げてこれをサポート、スムーズな挿入に持ち込んでいった。
やがて性器が結合する。女性逆上位で挿入を果たした。
お姉ちゃんはたくみに上半身をくねらせ、ふくらみかけのおっぱいを僕の上半身に押しつけ大きくこすりつけながら、腰だけは別の動きで、リズミカルに上下させてくる。こっちの娘はそこそこに経験があるのか、あるいはそういう練習をしているのか、直情的な締め付けではないテクニカルな攻撃を展開してきた。
ペニスが激しく思春期肉壷でしごかれた! 神通力で守られていても、限界がある。むぎゅむぎゅと強くしごかれ、僕は腰が溶けてなくなってしまいそうな快感を身に受けてしまう。神通力がなければ一発でアウトだっただろう。
じわりじわりと精力が減っていく。長期戦は絶対にダメだ。
女の子の方も、運動しているだけではない荒い呼吸で、あどけない顔をとろんとさせながら僕の顔をじっと見つめている。ペニスからほとばしっている神通力が体に流し込まれ、膣だけではない、全身に毒のように回っていく性感刺激に酔いしれているのだろう。彼女の方も焦っているのだ。
僕の方も彼女に合わせて腰を突き上げ、少しでも多くの神通力を膣内に送り込んでやろうとガンガン上下させ続けた。あとは耐久力勝負となる。
お姉ちゃんは右に左に腰をずらしながらどんどんペニスをしごき続ける。ふくらみかけの胸はウニュウニュとひしゃげながら僕の上半身を滑り、吸いつくような肌触りとそのやわらかさをこれでもかと刻みつけてきた。
僕も負けじと腰を強く突き上げて応戦する。同時に両手でお姉ちゃんの体を撫でさすり、彼女の下に手をねじ込んで、じかにおっぱいを揉んだりもした。
「ああっ!」感極まった彼女は、がばっと上半身を起こした。神通力が微量に放出された僕の両手で撫でさすられながら、ペニスからも神通力を流し込まれては、彼女の方もたまらなかったのだろう。密着していた吸いつく肌は、べりべりっと汗で吸いつきながら、マジックテープを剥がすみたいに名残惜しそうに離れていった。それだけ中学生の肌がもちもちしていたのだ。
防御にほとんどを振り分けておいて正解だった。
「も、もうっ…これならどお!?」
お姉ちゃんはリズミカルに腰を上下させて激しくペニスをしごきながら、両手で僕の上半身にあちこちを撫でさすり始めた!
「はああっ!!」僕は首をのけぞらせ、全身を打ち振るわせた。股間に襲いかかるダメージに加えて、女の子のやわらかくてスベスベのなまの手が、僕の体のあちこちをくすぐったくすばやく撫でさすってきたのだ!
彼女の両手は、僕の頬、首筋、脇腹、肩、腕、胸、お腹と、ものすごいスピードで滑って行く。乳首周辺は手のひらでぎゅっと掴んでもんできたりもした。脇の下はいたずらな指先がコチョコチョしてくる。かと思うと次の瞬間には別の部位が責めたてられた。ひとつところにとどまらず、彼女の手の届くところで僕が感じる全てのところが、まんべんなくすばやく愛撫されるのだ。それでいて腰のリズムはいっさい乱れることがない。
一気に精力が削り取られていく。愛撫攻撃が醸し出す安心感と、股間に集中する膣のしごきのダブルパンチで、僕は連続して大ダメージを受け続けてしまった。
「はやく精子ドバッとだしちゃいなよっ! ほらほらっ!」お姉ちゃんは快楽でイキそうになるのを根性でこらえながら、手とオンナで僕をこれでもかと責めたて続けた。この捨て身の攻撃は僕を徹底的に追いつめるのだった。
彼女のオンナは、三つ編み娘ほど締まるわけではない。だが、その運動量やテクニックは、清純三つ編みにはなしえないことであった。おそらく、強い締めつけ娘と、テクニック娘の交代連係プレイで、僕を徹底的に追いつめて射精させる作戦だったのだろう。激しい運動とくねる腰つき、愛撫攻撃で急激に精力を削り取ってから交代し、若娘のよく締まる膣でペニスをこれでもかと圧迫して仕上げ、射精にいたらしむつもりだったのだ。
僕の機転で、相手の作戦は実現しなかったものの、もし実現していたら、いかに神通力があっても、きっと勝てなかったに違いない。
ぐっぽぐっぽぐっぽといやらしい音が股間からひっきりなしにこぼれている。そして彼女の手と僕の上半身がこすれあうすりすりした音が加わって、僕を射精寸前に追いやっていく。
ここは一か八かだ。防御に回していた神通力を、一気に攻撃に振り分ける。
「きゃああ!」突然襲いかかった強烈な快感に、お姉ちゃんはガマンや回復のいとまもなく、一気に精力を削られ、絶頂を迎えた。
「あ! あああ! なにこれっ!」イキ終わったはずの女体に再び強烈な快楽が訪れたかと思うと、何もしていないのに全身の性感神経が打ち震え、そのままもう一度絶頂を迎える。彼女は一度に2回イッてしまったのだ。
戦闘は終わった。これで、このステージを徘徊する美少女は4人になったはずだ。苦しい戦いだったが、なんとか強力なローティーン二人組を倒すことができた。
僕はよろよろと歩き出す。精力が尽きかけているのだ。股間がジンジンとくすぐったく疼き、すぐにでも出してしまいたい欲動に駆られ続ける。溜まっているのに何回もオナニーを寸止めして限界を迎えてしまった時みたいだ。
あと4人…この状態で、ろくに回復もできない状態なのに、二人の中学生を倒しただけでイク寸前まで追いつめられているのに、一体どうやったら勝てるというのか。
さっきの戦闘で、たしかに僕は体力の充実を感じ、攻防テクニックともに力がついたと思う。だがいかんせん、この残り精力ではまともに戦えない。
できるだけエンカウントしないように、気をつけて歩きながら、回復を待つしかない。
僕は扉を避けるようにして、周囲をゆっくり歩き、時間を稼いで回復を待つことにした。
よろよろと歩き続ける。つねに気を張って、股間のくすぐったい疼きと自分自身のあふれかえる性欲とを抑えつけるようにしなければ、必死で精神を鎮め、意識を先に向け続けていなければ、ついつい射精してしまいたい強烈な欲動に駆られ、みずから女を求めて爆発してしまいそうになるのだ。
さっきまでの戦いだけでなく、カリギューラの魔の手が伸び始めた、ごく初期からの一連の戦いの記憶までが、次々とフラッシュバックしてきて、周囲をクラスメイトから夢の美女まで取り囲まれ、次々とペニスを責め嫐られる空想に支配されそうになり、そのつど抜きたくて仕方がなくなる。これを抑えつけるのに必死で、すたすた歩くことができないでいる。
そのくらい、今の僕の精力は限界に達していた。何日も射精していないで、すぐにでも射精できる環境が整っているような、きわめて危険な状態である。
さっきまでの戦いで、中高生の若娘たちを相手に、僕なりに奮闘はしたものの、かろうじて勝利しただけであり、とくに先ほどの思春期肉壷にしごかれながらの、訓練されたテクニックとの併用はかなり効いた。連戦だったとはいえ、僕は射精寸前まで追いつめられてしまったのだ。
そんなこんなで、僕はよろけながらも、なんとか扉の前にだけは立たないようにして、主に回復のために歩き続けているというわけである。
扉の前に立てば、自動ドアで開くばかりでなく、床が連動して勝手に扉の前に移動してしまう。
そして、必ずといっていいほど、扉を越えた先には敵が待ち構えていたり、その場に転送されてきたりで、エンカウントしてしまうのである。
今戦ったらひとたまりもないであろう。
もちろん、扉をくぐっていくことで敵が現れるということは、戦闘に勝ちさえすれば、いっそうゴールに近づいていかれることを意味するのであって、人数を減らしていってゼロにできれば、この魔の研究所から脱出できるのである。その意味では、扉をくぐらなければ、いつまで経っても先に進めず、延々とさまよい続けることになる。
それでも、ちょっとずつでも回復をしていくことが先決である。なんとか戦えるところまで、神通力で回復し続けて、心も静めて、次の戦いに備えなければ。
だが、あふれる性欲と股間の疼きが、僕の回復を確実に遅らせているみたいだ。
気を抜くとじわりとこみ上げる性欲が、股間のくすぐったい疼きとなって肉体と精神とをむしばみ、精力の回復を妨げてしまっている。
そのため、しばらく歩いているものの、わずかしか回復しておらず、じわじわとこみ上げ続ける強い性欲に苛まれ続けるばかりなのである。どうしたものか…
「えへへー! 翔君ゲット!」
「うわあ!」
突然、なんの前触れもなく、胸の大きな若い女性が僕に抱きついてきた!
ホログラムのように眼前に突然現れた美少女が、いきなり僕にしがみついたのである。
「扉をくぐらなくても、エンカウントはするんだよ? 回復なんかさせないんだから♪」「うあ! や、やめ…」
若娘の肌触りがじかに僕に触れていて、ガマンの限界に達していた僕の精神が崩壊し始める。
やわらかく、スベスベした18歳くらいのお姉ちゃんの体が、僕にぴったり密着し、ぎゅっと抱き締めてくれている。僕より背が高いので、彼女の胸が小学生の僕の顔面にもろに押しつけられ、ぐにゃっとつぶれてしまっていた。
すんでのところでこらえていた性欲が、全裸の若い肉体にしがみつかれて、ついに最後の理性の砦まで打ち崩そうとしていた。も、もうガマンできない、でも、ここで誘惑に負けてしまったら、またこんな魅力的な美少女の人数が増えてしまう。何とかこらえなければ。
「うわああ! 離せ!」僕はばっと身を翻し、彼女の拘束をふりほどくと、一目散に走り出した。勃起しきった小さなペニスが、ぴょこぴょこと左右に大きく揺れている。
「逃がさないよ♪」お姉ちゃんは長い足で即座に僕に追いつき、あまつさえ僕の前に回り込んでタックルしてくるのだ。
下腹部がお姉ちゃんの胸にしがみつかれてしまった。
ペニスがやわらかい胸の肉にグッとめり込んでしまう。女の子のおっぱいの弾力がこれほどまでにやわらかいことは知っていたが、実際に眼前にその光景を見せつけられ、ペニスに直撃するフワフワした感触と肌触りを味わうにつけ、あらためて乳房の魅力と威力を思い知らされる。
「ほらほら。おっぱいで挟んであげるね?」
お姉ちゃんが左右の乳房をよせ、ペニスを胸の谷間におさめると、ぎゅっと締めつけてきた!
彼女のかわいらしい指ほどの大きさしかない僕のペニスは、完全にその豊かなおっぱいの中に埋没してしまい、先端から根本までがその凶暴たる柔肉の餌食となってしまう。
「もうすぐイキそうだったんだよね? 私の胸で出していいよ?」
彼女はグニュグニュと両手で自分の乳房を両側からこねくり回し、ペニスをぐっぐっと圧迫しながら執拗に揉みしだきつつ、小刻みにすばやくスベスベの肌触りでこすりあげてきた!
「えへへー。のこのおっぱい、やわらかくて気持ちいーい?」「あぐっ・・・やめてっ!」
くぐもった声で抵抗することで精一杯だった。腰を引いても彼女は上半身をグッと乗り出し、やはり根本まで乳房を覆い被せてしゅこしゅこパイズリ攻撃をやめてくれない。イク寸前だったペニスは、突然の刺激に強烈なくすぐったさを覚え、あまりのとろける心地よさについついぶるるッと震えてしまう。
「すごいでしょ。ナマの女子高生のパイズリなんて、エロゲーとか小説とかの世界でしか味わえないんだよ? ほれほれっ!」
お姉ちゃんはしつこくしつこくおっぱいでペニス全体を揉みしだきながら、ぐいぐいと大きな乳房で小さなペニスを執拗にしごきたてた!
やわらかすぎて、小さく硬いペニスは胸の肉の中にどこまでも埋没してしまっている。その状態で、若くハリのある肌触りで強く締めつけながら、ぐにょぐにょとすばやく上下して、根本から先端までを絞り上げている。その快楽に耐えられるほど、僕の精力は残っていなかったのだ。
「あうう!」
急にくすぐったさが増したかと思うと、お尻の奥からきゅんと強い快楽が脳天まで突き上げた。
強い律動が心臓の鼓動とともに全身をビクッビクッと脈打たせ、ペニスからはこらえ続けていた精液が一滴残らず吐き出されていく。谷間に作られた小さなプールに白濁液がどんどん溜め込まれていった。わき水のように谷間の奥から放出される白い体液は、やがてにちゃにちゃとを湿らせ、彼女の胸の魅力に敗北してしまったことをいやがおうにも示していく。
何日も抜かずにガマンしていたのと同じ状態で、濃い精液が絞り出されたのであるから、その快感も強烈であり、イクまい出すまいと踏ん張っても、ムリに女体の、しかもおっぱいの魅力で揉みしだかれ絞られしごき上げられ、耐えきれなくなって、僕は全てを吐き出してしまったのである。
「あああ…」頭がぼうっとする。ついよろけて倒れそうになってしまうくらい、力が入らない。
「私のおっぱい、気持ちよかった?」お姉ちゃんは得意げなまなざしで僕を見上げる。年の離れたカワイイ弟が、自分の体で満足したのを愉しんでいるみたいな、不敵な笑みであった。
これで、4人だった美少女の数は、7人に増えてしまった。僕は18歳のお姉ちゃんのおっぱいの魅力に負け、精液をその乳房にぶちまけてしまったのだ。
「今度は…ね?」彼女は僕から離れると、後ろに手をつき、大きく股を開いて、オンナをあらわにしながら僕を誘っている。その甘い誘惑にあらがえるほど、僕の精神はしっかりしていなかった。出しつくした良いんで、快楽への欲求はまだまだ膨張し続けているのだ。
ふらふらと吸い寄せられるように、僕はお姉ちゃんに抱きつく。このまま正常位でどんどん絞り続け、研究所を美少女で埋め尽くす魂胆なのだ。
ここで僕がしっかりしないでどうする。
頭の中が真っ白になっている状態で、心の奥底の警鐘が鳴っている。ここで踏ん張らなかったら、快楽の虜となって、僕はこの試練に敗北するばかりでなく、永久にこの夢幻世界から逃れることができず、どんどん増殖していく中高生たちで埋め尽くされた研究所内で、延々と精を放出し続けることになる。
その一方で、現実世界では、全ての種がばらまかれて、世界は確実にカリギューラの手に堕ちてしまう。それだけは避けなければ!
一時の快楽に身を任せるわけにはいかないのだ!
僕は体勢を立て直した。ここで負け続けるわけにはいかない。
「こおおおお…」呼吸を整える。一度出しつくしてしまっているために、落ち着きさえすれば、精力は満タンまで回復しているので、勝機は見えている。
夢や現実での戦いの中で、ポッティの神通力の助けも借りながら、さらにはこの試練での若娘たちとの戦いを通して、僕もやはりレベルアップしている。中学生高校生の美少女たちを相手にどう戦えばいいか、どう身を守ればいいかが、本能的に身につき始めている。
その若い肢体の魅力は抗いがたいものがあるけれども、その一方で、一種の「慣れ」のようなものも生じ、快感に抗いつつ敵の美少女たちをイかせて倒す術を身につけつつあるのだ。
若いが故に経験も浅い女の子たち。そのハリのある肌と肉の弾力、訓練をしたテクニックが売りであり、その反面、防御力や精力はやや劣っているようである。
ただし、彼女たちには回復能力があり、頻繁ではないが、若い体力を消費してイクのをこらえきる能力を有している。お互いにイキそうになっている時にこの回復はやっかいだ。
反撃に出れば、僕の方が有利になっている。
間違いなく、この研究所に足を踏み入れた時よりも実力がついている感じがする。
ここから先は、防御主体ではなく、攻撃主体に振り替えていく方がいいだろう。僕はそのように呼吸を整えた。
彼女たちの肉体による攻撃を防ぎ、快感をこらえるのは、僕の本体の役割。そして、彼女たちの精力を一気に削り、神通力を流し込んで倒していくのがポッティのパワーの役割だ。そう割り切ることにした。
僕は彼女の誘いには応じず、主導権を握るために、あえて松葉崩しに持ち込んだ。この体位は絶大なダメージを敵に与えることができるが、反面、オンナの締まりが格段に良くなり、さらに相手も腰を自由に動かせる体位のため、こちらが受ける快感ダメージも倍増してしまうという、諸刃の剣である。
しかしそれも、僕のがんばり次第で、なんとか快感をこらえきることができれば、神通力を女体に流し込み、若さ故にそれを持て余す美少女たちは、なすすべも知らずに果てていくであろう。こちらが快楽にほだされず、若娘の魅力に負けることなく、つまり気をしっかり持てば、勝てる相手だ。じわじわと精力を削り合う戦いは、相手が回復可能であることを考えれば、得策ではない。
「くらえっ! 神通力!」僕は腰を前後に強く振ってペニスをガンガンオンナに突き立てた。
本来なら、子供のペニスが小さすぎて、高校生のお姉ちゃんのオンナをかき回すほどの攻撃はできず、これでもたいしたダメージを与えることはできない。逆にオンナのカウンターダメージであっさりと返り討ちに遭っていただろう。
だが、彼女の膣から子宮、そして全身へと侵食し、広がり、性感神経全てを電撃のように駆けめぐるポッティの神通力は、そこでこそ威力を発揮する。
最初の松葉崩しの一撃で、お姉ちゃんは上半身をのけぞらせ、声も出せずに息だけを荒げている。ガクガクと全身を打ち振るわせ、ペニスによるばかりではない、得体の知れない快感が全身に襲いかかってくるのを、どうしようもないみたいだ。
「あぐっ…負けないんだから!」お姉ちゃんがのけぞらせた上体を戻し、反撃に出る。
オンナのカウンターダメージがペニスに襲いかかった。松葉崩しという、締まりの良くなる体位で、ペニスを激しく前後に出し入れすれば、それだけお姉ちゃんの肉壷にペニスは徹底的に揉まれ、絞られ、しごきまくられるに決まっている。
精力を消費しそうなところで、僕はお尻の奥に力を入れ、グッと快感をこらえた。じわっと広がる、股間から腰全体への性感神経の疼きは、僕の精力を容赦なく削り取っていくものの、そのダメージはさっきまでの戦いよりもずいぶん小さくなっている。やはりレベルが上がって、防御力が上がり、さらに身を守るテクニックも自然と身についているのだ。
「ほらほらっ! 私の魅力はおっぱいだけじゃないんだよ!?」お姉ちゃんは腰を浮かせると、結合したまま前後左右上下に、変幻自在に腰をゆり動かし、ペニスをめちゃめちゃにしごきたててきた! 彼女の腰が自在に動かしやすい体位なのだから、彼女は容赦なくその利を生かした攻撃をくり出してきたのだ。
「うぐっ! …女なんか嫌い、だ!」僕は腰と精神を踏ん張らせ、若娘の腰の動きから強烈に送り込まれてくる女体の快楽に抗った。
ぞくぞくっとペニスの快感が背筋を凍らせるものの、これで一気に大ダメージを受けるほどにはならなかった。相手の攻撃やカウンターが来るタイミングで踏ん張って、性感ダメージをできるだけ軽減させる術が身についていたので、思ったほどのダメージにはなっていない。
それでも、長期戦となれば、やはり彼女の若い魅力には勝てなくなるだろう。油断すれば負ける。そのことはハッキリしていた。
僕のターンだ。さっきと同じようにガンガン神通力を送り込んでやる。
さっき送り込んだ神通力は、依然として女体を駆けめぐり、彼女の精力を相当削り続けている。そこに追加で強烈な神通力を送ってやるのだ。彼女が見に受け続けている快楽は単純計算で二倍となった。
「ああっ! やん! いっちゃうよぉ……!!」
感極まった女の子は、思わず腰を引いて、松葉崩しの結合をふりほどいた。おかげでカウンターダメージはナシ。
だが無駄なことだ。一度送り込まれた神通力は、たとえは慣れていても彼女の中にとどまり続け、イクまで女体をむしばみ続ける。
「ひゃああっ!」お姉ちゃんは悶絶し、脚を大きく開いたまま、オンナからしゅっと体液を放出して、そのままガクガクと果ててしまった。彼女は神通力に耐えきれず、あっさりイッてしまった。
「あふ・・・」恍惚の表情で横たわったまま18歳の美少女は消えていった。これで6人。
いい加減全滅させなければ。こんなことをして勝ったり負けたりをくり返していては、美少女敵の数は一向に減らない。気を引き締めてどんどん倒していかなくてはいけない。
幸い、今の戦いでも、あまり精力は失っていない。回復ができない状態なら、このまま精力の続くかぎり戦い続け、できるだけ人数を減らしておく必要がある。
一気にカタをつけよう。いつまでもこんな魔性の研究施設にとどまっているわけにはいかないんだ。
僕は立ち上がって気合いを入れると、次のエンカウント目指して近くの扉に飛び込んでいった。