魔族新法

 


 短パン娘は僕と同じくらいの小学生だった。2人目は、スクール水着の上半身だけを下に降ろし、胸板を露出させた格好で、12か13歳くらいのお姉ちゃんだ。子供ながらすでに乳房は膨らみかけて、男子とは完全に一線を画している。乳頭だけはちいさな粒のままで、周囲の肉だけが盛り上がってしまっている。

 3人目は、明らかに年上の女性で、14,5くらいの全裸美少女。彼女の乳房はさらに大人っぽく膨らんで、しっかりと谷間を作れるくらいに発達していた。

 短パン娘の胸板は完全に平らであったが、1年も経つと女子の成長は早く、すぐに隣のお姉ちゃんくらいに女性化していく。さらに1年もあれば、肉体は完全に女性そのものに成長していく、ということが、並んだ美少女たちの上半身を見て明らかだった。

 胸だけではなく、その太ももも、しなやかで細い短パン娘、さらにシコシコと弾力を具えたお姉ちゃん、女性的な丸みを帯びた内股のお姉ちゃんへと、段階を追って成熟していくのが、一目で分かるようになっている。にもかかわらず少女たちは全員、内股はしっかり膨らみ、股の付け根や臀部の肉付きが良く、横尻もいやらしく熟しているのが分かる。それら腰回りは、間違いなく大人の男性でも悦ばせることができるきめ細かい武器であった。

 短パン娘は片足を横に上げて、しっかり内股を見せつけている。ツルツルの脇の下も露出させながら、毛の生えていないオンナ表面をあらわにしてきた。

 隣のお姉ちゃんは、脚を開いて腰を突き出し、白く透きとおった水着の奥に潜むオンナのワレメが、くっきりと浮かび上がっている様子を見せつけてくる。

 一番年長のお姉ちゃんは、前屈みになって胸の谷間をきゅっと作り上げ、年上なのに上目遣いで僕を見つめている。

 僕は彼女たちの姿を凝視し続けるしかなかった。ギュッと目を閉じて少女たちのあられもない姿から目を逸らそうものなら、たちまち抱きつかれ、全方向から滑らかな肌をこすりつけられてしまい、すぐにでも勃起してしまうことが分かりきっていた。

 少女たちの体の丸みやスベスベの肌触りを見つめ、じわじわと性欲がぶり返していく。彼女たちで気持ちよくなりたいという欲望が少しずつ強まり、股間がきゅんとくすぐったくなる。

 細い指のような肌色の包茎ペニスは、徐々に硬さを増し、前方へと隆起していって、ぴょこんと跳ね上がるようになっていく。

 勃起し始めている僕の姿を見て、少女たちはじりじりと僕に近づいてくる。

「ああっ……やっ……だめだって……」僕はもじもじして股間を手で隠した。

「どうしてダメなの? 今の法律は、みんなが気持ちよくなるのを認められてるんだよ?」
「私たち、すっごい気持ちいいんだよ? ね、しようよ、エロいこといっぱいしよ?」
「くすくす……お姉ちゃんのおっぱい、やわらかいよぉ? 触ってみる?」
少女たちは取り合わない。

「だって……僕もう、何回もドクドクしてるんだ。これ以上続けたら、体とか心とか、おかしくなっちゃうかも……」

 僕はもじもじしながら、自分の危機感を正直に話した。

「あははっ、大丈夫だよ!」
「私たちももう、何回も気絶してるけど、全然平気だよ?」
「魔族のおかげで、男も女も、一日に何回射精しても、何回気絶しても、体に異変が起こらないようになっているし、精神も平気。すぐに回復できる体にしてもらっているんだから。だから……ね、安心して……愉しもうよ?」

 ペニスは完全に、僕の手の中で隆起しきっていた。

「でも、お姉ちゃんたちどうやって入ってきたの? ぜんぶ鍵をかけていたのに!」
僕は壁際に追いやられながら、もう数センチしか彼女たちとの距離が空いていないことにほとんどあきらめにも似た気持ちで、ゆっくりと手を離し、ペニスを彼女たちの前にさらけ出した。あと少しで、彼女たちの腰や脚にペニス先端が当たってしまう。

「知らないの? 当局からテレパシーに似た方法で、どの家にどんな男性がいるか、近くにいるすべての女に伝えられるんだよ。家にいる男性からも精を抜き取るために、私たちは全員、男のいる一軒家やアパートに自由に出入りできる。」
「見ててごらん。」
スク水の少女は、彼女の後方にあるちいさな窓に手をかけた。その窓にも注意深く鍵がかけられている。しかし、少女が手をかざすと、鍵が自動的に開き、彼女は窓を開けることができたのだった。
「玄関に鍵をかけてもチェーンをつけても、自動的に開かれるってわけ。男の人は、自分の家で、次々尋ねてくる女にいつでも射精できるようになってるんだよ?」
「そんな……」

 それでは、逃げ場なんてないじゃないか。学校に行けば大勢の女の子たちに取り囲まれ、家に隠れても、少女たちは自由に入ってきてしまう。

「あとね、どんな男がいるかも分かっているから、その男子を欲しがる丁度いい女の子が集まる構造にもなってるんだ。」
「やっぱり小学生男子は、小中学生の女子に一番ときめくからね。なまじ大人の女になってしまうと、男子の方が彼女を対象から外すみたいだね。進みすぎていて、世界が切り離されるように感じるのかな。」

 その通りだった。大人の女性は、どうも性欲の対象になりにくい。同級生や、中学のお姉ちゃんくらいまでなら、その肌や脚、下着などを見て興奮し、オナニーのネタにしやすいけれども、丸ごと大人の性器を見てしまったり、乳房を見せつけられても、自分には関係のない世界と思ってしまう。

「だから、男の子の家には、私たちくらいの子供が集まりやすい。……ま、そんなショタを好む高校生や大人も、たまにやってくるけどね。」

 これが……家にいる時の快感の宴の正体なのだった。学校ほどに密集してはいないが、街中をうろつく女の子たちは、家に男性が潜んでいる場合にその情報をキャッチし、その男性を射精させて気持ちよくなりたければ、鍵をかけようと何をしようと、簡単に入ってきてしまうのだ。

 さらに、その男性が好みそうな相手ばかりが、家に尋ねてくる結果になっていて、待機している男は、好みの女性たちが入ってきて誘惑するのを拒めないのだった。

 一定の割合で、ちょこちょこと女子たちが侵入してくるらしい。だから、射精した後には少しだけ休むこともできる。けれども、時間が少し経過すれば必ず、次の女の子が家に入ってくるので、ほぼ次から次へと少女たちが訪問してくることになる。

 僕はその求めに応じて、彼女たちに射精しなければならないんだ。

 魔族のおかげで、いくら射精しても、体に変調を来さない、頭がおかしくなることもない。疲労はすぐにでも回復するらしい。つまり、いつでもどこでもいくらでも、ペニスを気持ちよくさせ、女子たちを気絶させ続けることができることになっているんだ。

 それならもう、ガマンする必要はない。快感を拒む必要もない。彼女たちを拒否する理由もなかった。

 ペニスは完全に勃起したまま、彼女たちの前にさらけ出された。女の子たちはスリスリと、ちいさなペニスを撫でさすり、僕の太ももに自分の生足をこすりつけ、その甘い感触を刻みつけるのだった。

 僕は壁際で、スク水の少女にギュッと抱きつかれた。悩ましい生足の感触が、僕の両脚に刻みつけられる。なまじ腰やお腹部分が白い水着で隠されているだけ、くっきりと浮き出たワレメの縦スジが神秘的で、興奮をかき立ててしまう。それだけじゃなくて、おへそもお尻も、白い水着だからこそはっきりと透けてしまっていて、あまりにもきわどすぎた。それでいて、年上の太ももの感触が、じかに僕の脚とふれあい、快感を醸し出す部分はしっかりと露出されてしまっている。

 膨らみかけの胸板が、僕の胸で優しく潰れた。女の子の胸って、すごく柔らかで心地いい。僕よりも背の高いお姉ちゃんが、壁際で僕にそのやわらかな肢体を押しつけ、スリスリと自慢の肌をこすりつけている。

 股間のくすぐったさがきゅんと跳ね上がる。僕は彼女に抱きついたまま、自然と腰を動かしてしまった。ペニスが少女の内股や横尻にこすれ、水着の薄い生地の感触を味わい、その奥にあるお腹の肉の柔らかさを堪能する。

「準備できたよ?」
背後から声がする。

 見ると、一番年長のお姉ちゃんがソファーに仰向けになって、大きく脚を開いて、中学生オンナをはっきりと僕に向けている。その上に短パン娘がうつぶせに寝そべり、短パンを脱いで、同級生オンナを僕に向けているのだった。

「おいで。」
スク水少女が僕をソファーに乗せ、膝を立てさせて体制を整えてくる。

 ペニスは、姉妹のオンナ表面のすぐ前に狙いを定めた。そこへスク水少女が後ろから抱きつき、ぐいっと腰を突き上げ、僕の腰を前へ前へと押し出してくる。

 ペニスは、上下にサンドイッチされたオンナ表面の丁度真ん中に、ゆっくり入っていく。

「あああっ!! ……やわらかい……」
「えへへっ、上下からお○んこに挟まれて、上から強く圧迫されてるんだよ? 気持ちいいでしょー?」

 僕はあまりに気持ちよすぎて、このまま奥に入れてしまったら、すぐさま射精してしまうのではないかと思った。しかし、腰を引いて脱出しようとしても、後ろのお姉ちゃんがぐいぐいと強く、半ば強引に僕の腰を突き出させるので、2人のオンナ表面の間に、細い肌色のペニスがどんどんねじ込まれていくのだった。

 ついにペニスは、根元までオンナ表面に、上下みっちり包み込まれてしまった!

「あああっ……」僕は全身を震わせる。
「すぐイッちゃっていいからね?」
同い年の美少女と、15歳くらいのさらに成長したオンナが、上から下からやわらかくペニスを圧迫し、彼女たちが小刻みに動くのに合わせて、もぎゅもぎゅと揉みしだいてくる。そのやわらかで心地よい感触が、僕の股間に集中し、じわりと全身に拡がっていくのを感じた。

 こんなの、一秒だって耐えられはしない。しかも後ろからは、12歳くらいのお姉ちゃんが、膨らみかけの胸を僕の背中に押しつけつつ、ぐいぐいと僕の腰を前に突き出させて、ムリヤリにでもペニスをオンナ表面でこすりあげるように激しく動いているんだ。

 ぴったり密着したオンナ同士が、上下から強く圧迫すると、もともと幼い肌色ペニスは、その勢いでちぎれてしまうのではないかと思えるほどに締め付けられた。

 どくどくどくどくっ!!!

 1,2分しか経っていないのに、もう僕は耐えきれなかった。おそらく大人の男性でさえ、この快感には抗いにくいだろう。まして子供の僕のペニスは、3人がかりの快楽攻撃にひとたまりもなかった。

「んあああ!」「来たッ!!」「はあぅん!」美少女たちは次々と気を失っていく。彼女たちはソファーにぐったり倒れ込んでしまった。

「はあっ……はあっ……」
僕はその場を離れ、自分の部屋に向かった。

 ここにいるのは危ない。

 もたもたしていれば、次の女の子たちがこの家にやってくる。必要最低限の道具を揃えて、屋外に避難するんだ。外であれば、いくらでも逃げ道はできるけれども、家の中では、帰ってすぐに追い詰められてしまう。

 でも……

 本当に、逃げなければならないんだろうか?

 女の子たちとのエッチなことは、とてもいい気持ちだ。ドクドクする度に、僕は快感に我を忘れる。少女たちの肌はあまりにもきめが細かく、吸い付くように滑らかで、みんな美しく可愛らしく、どの肢体のどこもかしこもが心地よい感触をもたらしてくれる。

 新しい法律では、男女ともに、その快感を推進しているんだ。

 射精すればするほど、魔族はエネルギーを世界中から得ることができる。女たちには、そのお礼に、気絶するほどの快楽を与えられる。男の方も、射精という快楽を、ほぼ四六時中味わい続けることができ、気を失いはしないものの、絶頂時の気持ちよさにほぼ一日中浸り続けることができるんだ。

 法律の前は、それが悪いこと、隠されるべきこととされていた。でも今は、それがオープンになって、堂々といい気持ちになり続けることができる。それを保証するのが、この新法だったはず。

 悪いことではなくなったんだ。

 法律前まで、背徳的で罪なこととされていたことでさえ、つまりセックスの年齢さえ、自由になってしまった。誰でもが、どの年代の娘とでも、好きなだけ快楽に浸っていられる。

 おまけに、国民には薬が渡され、それを飲むことで、いくらでも若返り、それを続けていけば、いつまででも生きていられるんだ。若いままで。永遠の命と快楽を約束されたんだ。

 法律で禁止されていたものが、この日を境に、むしろ積極的に推し進められることになった。魔族によって、本当は悪いことだった性的行為が、よいこと、積極的に行うべきこととされたんだ。

 いや……ひょっとすると、もともと、性的な営みと快楽は、よいことだったのではないか。いつでも、どこでも、誰とでも、セックスを愉しむことが、本当のあり方だったのではないか。

 それを、これまでの歴史は、なぜか、セックスを悪いこと、恥ずべきこと、不道徳なこととし、法律で禁止さえするようになってしまっていた。

 僕たちはそれを受け入れて暮し、本当に同意した者同士、しかも一定年齢以上の者同士でしか、性交できないようになっていた。それ以外は犯罪、非行、問題行為として、ひそかに葬られてきたのではなかったか。

 それを魔族は、本来の姿に戻してくれたんだ。快感に浸ることを、自然なこととして受け入れるように、僕たちを仕上げてくださったんだ。

 性欲に忠実になるような自然の状態の中では、もっとたくさんの快楽が、男女の間でかわされていた。しかし、その結果、人口が増えすぎて、食糧難に陥ることとなった。

 そこで人々は社会的な契約を結び、セックスの快楽を不道徳かつ違法なことととらえ、秘密の場所で、同意のある夫婦または近しい人の間でのみ、覆い隠されながらセックスをすることという決まりをこしらえたのである。

 それでも夫婦の多くは子だくさんで、なかなか食糧難からは抜け出せなかった。夭折も多かったので、兄弟の数を増やすほかはなかったのかも知れない。「無駄飯食い」とこき下ろされながら、跡取り以外の者はさまざまな抑制の下にさらされた。

 今、食糧難がひとまずは解決している。にもかかわらず、同じ社会契約が厳然として倫理および法律の下、人々を強制し続ける。結果、子供の数がどんどん減少することになる。

 魔族はそんな人間を、自由へと解放してくださったのである。

 だったら、何を恐れることがあるだろう。

 快感を抑制するというのは、時代に合わない考えだ。新しい時代は、快感に忠実であることが求められる。だから、逃げていてはだめなんだ。

 ちゃんと家で待っているか、学校に赴くかして、女の子たちと気持ちよくなり続けるのが、本来のあり方であり、新しい時代は、もっと自然で心地よい世界となっているんだ。だから、僕も彼女たちと交わり続ける方がいいに決まっている。

 こうして都合よく考えた僕は、荷物を片付け、部屋のベッドで仰向けになり、誰かが尋ねてくれるのを待った。

 女の子はすぐにやってきた。僕がここにいる情報は、周囲の女性たちに筒抜けになっているので、誰彼問わず入ってくる。ペースは学校ほど高くはないものの、一定の頻度でやってくるので、快楽に困ることはなく、休息とのバランスもとれている。

 僕と同じくらいの少女だった。上半身裸で、パンティ一枚姿だった。

 さすがにイッたばかりなので、彼女の身体を見たとたんに勃起するということはなかったが、美少女がしずしずと階段を上り、僕の部屋にやってくる姿に、期待と緊張が高まる。

 また、一日一回オナニーすればいい方だという僕の性欲も、格段に頻度が上がっている。回復力は早く、すぐに性欲を取り戻して、あっさり勃起してしまう体になっていた。もう少し時間が経てば、少女の肢体を見るだけで強い欲情に負けてしまうことになる。

 仰向けに寝ている僕のベッドに、少女は無言で上がってきた。そして、僕の上にしなだれかかり、ほどよく体重をかけながら、上から僕を抱きしめてくれた。

 温かい体温が僕の上に覆い被さる。僕たちはドキドキしながら唇を重ねた。

 すると美少女は、全身を前後に揺すり初め、ずりずりゅと柔肌を僕の全身にこすりつけ始めた。「ふああっ……」きめ細かい女の子の肌触りが、肩、胸、お腹、腰、そして生足が、僕の体中を優しく撫でさすっていく。ほどよい重さで、ギュッとやわらかく圧迫してくるのも心地よい。

 ペニスにも、ぺったんこのお胸や、肉付きの良いお腹、スベスベの太ももに晒されて、ゾクゾクと心地よい感触に包まれた。

 吸い付く肌は、ちょっと離れるたびにベリッ、ぶりっと音を立て、僕と彼女の汗を混ぜ合って、さらにもちもちした感触に女体を変えていく。


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