戦意喪失プログラム 5

 

 「ふふ…キミの体、堪能させてもらったよ。」顔をつやつやさせたモエカが立ち上がり、僕にほほえみかける。「楽しかったー!」トモカが満面の笑みで僕を見つめた。「ボクの体、気持ちよかった…?」ミヨコが愁いを含んだ瞳で僕を見下ろしている。僕は脱力してその場にへたり込んだ。

 「じゃあ、私たちはこれで。この森には私たちみたいな子がいっぱいいるから、いっぱい出して気持ちよくなってね☆」「…出口は…探さない方がいい。奥に行けば行くほど気持ちいい。」「じゃあね。」3人は立ち去っていった。

 もちろん、戦闘としては僕の完全敗北だ。厨房の呪いを身に受けてしまっては、戦いにすらならない。一方的に抜かれまくってしまうだけだった。それほどまでに自分が弱体化して、理性も奪われてしまっているのである。

 これは非常にまずい状況だ。このまま歩き回っても、戦闘として成立せず、身の危険がどんどん迫るばかりだ。一刻も早くこの森を脱出して、おかしな呪いを解かなければ。子どもの体のままでも、14歳に比べれば性欲はここまで旺盛じゃあないから、何とかレベルを上げて、強くなることもできるけれども、今のままでは、強くなる修行さえ成り立たず、ただただ射精するばかりの存在になりはててしまう。その先に待っているのは、確実によくない地獄であろう。

 何としても出口を探そう。暗くなる前に。僕は再び歩き出した。

 どのくらい経っただろう。僕はひたすら歩き続けた。できるだけ物音を立てないようにして、エンカウントしないように気をつけながら歩き続けた。森という地の利を生かし、女たちの足音を敏感に察知しては逃げるように静かにその場を立ち去る作戦だった。こちらは音を立てないよう身を潜めることも多く、何とか見つからずに進み続けることができたのだった。

 木の間をすり抜け、方向感覚も分からないまま、まっすぐ進み続けた。いつかは、森も終わりになるはずだ。その先に出さえすれば、呪いを解く方法も見つかるだろう。そんな期待を胸に、見つからないようにどきどきしながら、森を進むのだ。

 だが、いつまでも見つからずに進むことができるわけがなかった。ずいぶん減らすことはできたが、完全ではなかった。

 がさ。「!」女たちの気配を察知し、僕は思わず木の陰に隠れた。身をかがめ、見つからないようにして、その場をやり過ごすんだ。じっとしていれば、彼女たちの方から、男の子を捜してどこかに行ってくれるはずだ。これまでも何度も同じ方法でエンカウントを切り抜けてきたのだ。

 そっとのぞいてみる。すると、そこには二人の女性が立っていた。若い女性ではあるが、20歳は超えていそうな大人の風格があった。二人ともOL風で、ひとりはすらりと細い足を伸ばしたミニタイトスカートのスーツ姿、もう一人が女性用スーツでお尻の形がくっきりしているズボンのレディだった。「ねえ、いた?」「いないねえ。」「ここに来れば14歳の男の子食べ放題ってのは嘘だったのかな。」「んー、やっぱりそんなうまい話はないか。」

 彼女たちも、僕みたいな厨房の呪いにかけられた男子を狙っているのだ。見つかったら一巻の終わり。とにかく息を潜めて、やり過ごさないと。

 がさっ…「ぁ!!」僕の心臓が止まりそうになった。正面に、別の大人の女性が来たのだ。しゃがんで木の陰から後方を見ていたので、別の女性がやってきたことに気がつかなかったのだ。

 もうだめか…この人はきっと後ろの二人の仲間だ。何で気づかなかったんだろう。この森はたいてい3人一組。もう一人いることに気づいて警戒しておくべきだった。

 この女性はノーブラで、薄い生地のキャミソールにパンティ一枚だけというあられもない格好だった。年の頃も後ろの二人と同じくらい、25くらいだろうか。ここで彼女が大声を出せば、僕は確実に3人に抜かれまくってしまう。万事休す。高鳴る恐怖感と期待感で心臓がドキドキし続けた。

 お姉さんは優しく微笑み、細長いしなやかな人差し指を唇に当てて、シーッの仕草をする。そして音を立てずに、僕に近づいてきた。

 「…後ろの二人に見つかったらダメなんでしょ?」大人の女性は甘く耳元でささやいた。僕はコクコクとうなずく。「じゃあ、そのまま動かないでね。一回私に抜かれたら許してあげるし、後ろの二人には知らせないから。」「!」

 おねえさんは僕の股間に手を伸ばした。脇の下が丸見えで、少し覗き込んだだけで胸の谷間がはっきり見えてしまうキャミソールに、生足が露出された小さなショーツの美女が目の前にいて、中学生の僕は穏やかでいられるはずがなかった。ペニスはすでにギンギンに勃起している。その熱いたぎりに、美女のしなやかな手が伸びてきたのだ。

 「…じっとしててね?」女性は右手でペニスをつかむと、つま先をたててしゃがんでいる僕のペニスの奥から先端まで、ゆっくり優しくしごき始めた。「ぅ…」「声を出しちゃダメよ。見つかっちゃうでしょ。」おねえさんのやわらかスベスベの手が棒を滑っていく。力を込めない絶妙な密着度で、彼女の手がペニスをやわらかくしごき続けた。

 根本からつかんで引っ張るように優しくしごく動きは、強さはないものの、スベスベした手のひらでさするように刺激してくれて心地いい。時折手の甲がペニス周りや玉袋を滑ると、あまりのくすぐったい感触にゾクゾクした。それでも、声を出したら見つかってしまう。木の裏の、大人の女性と14歳の甘い秘め事が、僕をことさらに興奮させていた。

 しごく動きから、時折指先だけで撫でさする動きになったりして、変化に富む手コキが僕を酔いしれさせた。亀頭が包まれて揉まれると、僕は思わず腰を引いてしまった。が、彼女の手は容赦なく座っている僕の奥に突っ込まれ、優しく甘美にペニスを指先の魔術に誘ってくれるのだ。その間中、お姉さんは優しい瞳で僕を見下ろして、じっと僕の目を見てくれているのだ。

 右手でペニスをリズミカルにしごきながら、左手は玉袋に添えられたり、手のひらで亀頭を円を描くように撫でさすったりして、しっかり快感を送り込んでくる。僕はあごをあげながら快感に打ち震え、お姉さんと目を合わせ続けた。

 彼女の手の動きが速くなると、おさえられていた快感が一気に高まった。ゆっくり優しい動きは一気に射精には導かないものの、ペニスをことさらに敏感にさせ、激しい動きに転じた時に一気に精力を削り取る効果がある。「〜〜っ…」僕は声も立てることができず、彼女の両手の動きに身を任せるしかない。ここで一回抜かれるだけで解放されるのなら、見つかって気絶させられるまで抜かれるよりもマシだろう。

 女の人の手の感触は、しっとり吸いつくような気持ちよさだった。スベスベでやわらかく、しなやかで器用で、どこもかしこも優しかった。そんな手が僕のペニスをかわいがってくれているのだ。射精しないはずがなかった。

 ぴゅるっ。白く濁った水が、粘っこく彼女の手の甲に放出された。きめの細かい肌触りを白く汚していく。最後の一滴になるまでお姉さんは手を止めず、しっかりサポートして射精を見届けてくれたのだった。

 よかった、これだけで解放されるなら、何とかなりそうだ。僕は安堵の表情を浮かべて、射精の余韻に浸っていた。早くこのお姉さんに逃がしてもらって、先へ進まないと。

 だが、彼女は信じられないような行動に出た。優しく微笑んだままさらに僕に顔を近づけると、僕の股間の奥へと頭部をねじ込ませたのだ。そして、出したばかりのペニスをかぽっと口に含んでしまった。

 とたんに素早い舌が亀頭をまんべんなくくすぐるように舐め回す。「ひゃ…約束がちが…」「ん…ん…」お姉さんはお構いなしにペニスを唇でしごきながら、なめらかなフェラチオを続けた。股間からお尻の奥まで心地よさが広がり、僕は思わず尻餅をついてしまった。

 むき出しにいきり立ったペニスはすっぽりとお姉さんの口腔に収まり、優しく包まれながら唇と舌先と内頬で心地よく刺激され続けている。空いた両手は玉袋や内股をくすぐるように刺激して、僕の股間全体を快楽一色に染め上げてきた。

 リズミカルな美女の頭の動きは、僕の思考をどんどん奪っていく。頭の中が真っ白になり、僕は足を投げ出してお姉さんのフェラチオに身を任せ始める。大人の女性の超絶テクニックが容赦なくペニスをしごきあげてきた。

 僕は尻餅をついたまま腰を突き上げるようにして、美女の顔面にいっそうペニスを突き立てた。彼女はそれに応えるようにさらに奥深くへと頭部をねじ込ませ、大きく深く、そして早くペニスをしごきあげた。

 ぐぽ! くぐもった液体の音がした。白濁液がお姉さんの口に放出されたのだった。ちゅぽっと口を離すと、僕の目の前で精液が彼女に飲み込まれてしまった。大人の喉が鳴ると、粘ついた体液はお姉さんの胃袋に流し込まれていった。

 「ふふ…ごちそうさま。やっぱり14歳の精子は濃くておいしいー。」「ふうっふう…」「おーい! ココにいるよー!!」「え゛っ!」

 美女は大声を上げた。後ろの二人の仲間だったのだ。「そんな! 話が違う! ずるいよ!」「くすくす…大人の女は平気で嘘をつくのよ、坊や。」「見つけたー!」「あ、フライングなんてズルイよ!」木の後ろにいた美女たちもこっちに来てしまった。絶体絶命だ。

 僕は逃げる機会を完全に失っていた。抜かれたばかりだったので何とかペニスを鎮めることはできたものの、尻餅をついて座っている体勢からすぐに大人の女性3人を振り切って逃げることなど不可能だった。僕はキャミソールの美女、スーツの二人に取り囲まれてしまった。

 スーツの二人はいそいそと準備を始めた。二人とも上着を脱いで、おっぱいを丸出しにした。ぴっちりしたスーツに身を包んでいた時には目立たなかったが、いざ脱いでみると、さすがに大人のふくらみがあらわになった。

 キャミソールの美女が僕の目の前に立ちはだかった。すかさず別の二人が僕の両側にはりつく。「じゃあ、私たちの体を見ながら、いっぱい出してね。」そう言うとスカートの美女は胸を僕の腕に押しつけ、密着した。左側もズボンの女性がはりつく。

 キャミソールは脇の下を見せたり生足を見せつけたりしながら、しきりに肌を見せる。おなかをまくり上げたりもしている。25歳のレディの完成した体を見ていると、そのスベスベした心地よさそうな肌や脇や手や生足を見るにつけ、だんだん性的に興奮してくるのが分かる。それに加えて、左右からは上半身裸のCカップが体をすり寄せているのだ。

 ペニスが反応した。むくむくと亀頭を持ち上げる動きを、左右の美女が見逃すはずはなかった。スカートの美女が手を伸ばし、ペニスをシコシコし始めた。これに合わせてズボンの女性は、両手で僕の両乳首をこちょこちょと激しく指先でくすぐってくる。魔性の指先は大きく動いて僕の乳首やその周辺を激しくくすぐりながら、あちこち動いて上半身をくすぐり地獄にさらす。その動きがますます僕を快楽のるつぼへと貶めていくのだ。

 「君くらいの年頃だと、エッチな本とかグラビアとか見ながら自分でしごくんでしょう? 手伝ってあげる。」「ナマの体を見ながらオナニーなんて幸せだね。」「しかも自分でしごくんじゃなくて大人の女にしごいてもらえるんだから、もっと幸せ者だね。」「それもうオナニーじゃないよお!」

 だが、彼女たちの手は止まらなかった。僕はキャミソールのあられもない肌やポーズを目の当たりにしながら、同時に上半身も下半身もお姉さんたちの手にもてあそばれることになった。

 目の前の女の人は、僕の目をじっと見ながら、セクシーなポーズを取ったり誘うような視線を送ったりして、しきりに僕に体を見せつけてくる。僕の視線を注意深く観察し、胸を見れば、それに合わせて両手でおっぱいを抱きかかえて谷間を強調し、足を見ればぐっと脚を開いて内股を強調し、女体の特に綺麗でいやらしいところを目の当たりにさせるのだった。

 お姉さんはだんだん、頬を赤らめながら、一枚一枚服を脱いでいった。もともと薄着だった彼女は、脇の下を強調しながらキャミソールを脱ぎ捨て、ついにパンティ一枚だけのあられもない姿となった。くるりと後ろを向いては、ショーツの裾を指先でずり上げてお尻の肉を見せつけてくる。

 つるつるした肌と形のよいふくらみ、引き締まったボディを見るにつけ、僕の興奮はますます高まっていった。確かにエロ本で見るような完成した大人の肉体だ。そんな美女が、僕の目の前で、なまで体を見せてきている。僕の視線はもう、彼女からそらすことができなくなっていた。

 左側からは、タイトスカートのお姉さんがぐいぐい体をすり寄せながら、右手でしきりにペニスをしごいている。彼女の左手は優しく僕の背中を大きくさすっていてくれていた。僕の肩に食い込むような、やや控えめな乳房がくすぐったい。ぴったり密着すると、甘い香りが漂ってくる。

 彼女の右手は優しくペニスをこすり上げ続けた。大人の大きな手はペニスをすっぽり包み込み、それでいてこしゅこしゅと優しいしごきで股間を甘い刺激で満たしてくれる。そのリズミカルな動きは、いつでも僕を射精に導くことができると物語っていた。

 右側にはりついた女性はもっと激しい動きだった。彼女は、僕の真横にはりつくのではなく、やや前方に来ていて、両手で僕の乳首や脇腹を執拗にくすぐり続けていた。指先をばらばらに動かして、指先だけでさわさわと素早く僕の体をくすぐっていく。そのくすぐったさは容易に性感刺激となり、ペニスへの快感以上に僕を射精に導く魔力を具えていた。

 僕は身をよじらせて、お姉さんのくすぐり攻撃にゾクゾクさせられっぱなしになっている。ズボンの美女は両手指先をあちこちに素早く這わせ、僕の上半身をまんべんなくくすぐってくれる。僕が右に体をよじればすかさず左脇腹に手を伸ばして反対方向をくすぐり、それによって半ば強制的に僕の上半身をまっすぐに立て直すのである。

 ペニスをしごく手はかなりこなれていて、単調なしごきから指先でじらすテクニックに移ったかと思うと、手首をひねって回転を加えながら棒を強くしごき上げてきたりする。

 自分でオナニーするよりもはるかに刺激的だった。立体的なエロ本が僕の間近にまで迫っていやらしい体を披露し続ける。ペニスをしごく右手はやわらかく、ペニスの感じやすいところばかりを的確に狙ってきている。全身をくすぐる指先は強さを増し、全身の性感神経をどんどん敏感にしていく…そこへ執拗な手コキ攻撃が容赦なくお見舞いされ続けるのだ。

 「ああっ…」僕は目の前の女性のパンティに釘付けになりながら、ぶるるっと大きく震えた。体の奥から射精感がじわっとこみ上げ、一気に強くなる。次の瞬間、お姉さんの手の中で精液が爆発した。スベスベの手のひらや甲に粘っこい体液が放出されて流れていく。

 エロ本は同じポーズしか取らないが、今はまったく状況が違っていた。目の前の女性はいくらでもポーズを変えられ、体のどこでも見せつけることができ、モザイクもかからない。しかも、そんなお姉さんが3人もいるのだ。

 ズボンの女性が僕の前に立ち、くるりと後ろを向いた。ぴっちりしたズボンのために、ぷにぷにしたお尻の形がはっきりと浮き出ている。「ふふ…今度はあたしのお尻を見ながらしごいてもらうといいわ。」そう言うとお姉さんは腰に手を当ててポーズを取った。ぐっと臀部を引き締めて姿勢を正し、スベスベの背中を見せつけながら横顔でいやらしい誘惑電波を放出し続けている。

 僕の後ろからキャミソールだった女性が抱きつき、両手でペニスを優しくしごいた。今度は小刻みな動きで、根本から亀頭前までをスリスリしてくる。むっちり包み込む彼女の両手はやわやわしていて、包まれた棒部分が自動的に揉みしだかれてしまっている。

 彼女の手の動きは細かく、1,2センチしか前後していない。亀頭には行かず、根本と棒ばかりをしごいていた。しごくというより、小刻みに振動しながら棒部分全体を優しくマッサージしているような感じだった。

 より甘美な刺激を送り込んできたのは、ミニスカの女性だった。彼女は僕の前にひざまづくと、右手指先で亀頭やカリをこちょこちょと激しくくすぐってきた。細くてやわらかくてしなやかな指先は、ペニス先端の特に敏感なところばかりを狙って、こちょこちょと素早くくすぐってくる。その小刻みな動きは僕をゾクゾクと感じさせ、腰をくねらせるに十分だったが、そこは後ろの美女がぐっと抱きついていて、大きな動きを許してはくれなかった。その結果、身をよじらせることも叶わず、快感をダイレクトに受け続ける以外になくなってしまう。

 亀頭くすぐりの刑のほかに、彼女の左手指先が、玉袋や内股を優しくさすって、快感を倍増させてきていた。棒をしごくやわらかい両手のひらと、亀頭をいたぶるいたずらな指先、そして完備に内股を滑るしなやかな手の甲のすべすべ感が、一気に僕を高めていった。

 「ほら…もっとよく見て?」目の前のお姉さんがお尻をぷりぷりと振った。形のよいヒップがズボンごと揺れ動いている。全体的に小振りなのに、ふくらむところはしっかりふくらんでいて、臀部の根本は引き締まって内股へと吸い込まれるようにくぼんでいる。大人らしくとても形がいい。「どお? 肌を露出しなくても、お尻の形だけで十分いやらしいでしょ。」その通りだった。「大人のレディにしかできない演出だよ。」「すごい…」僕はお姉ちゃんのお尻に釘付けになった。少し目線を変えただけでも、彼女の白い背中が強調され、どこを見てもお尻か背中か、おかずとしては申し分なかった。

 そこへ容赦なく二人の美女の優しい手コキとくすぐりが襲いかかってくる。ひとたまりもなかった。カリに右手の四本の指先を集中させてコショコショやっているお姉さんの手に、再び精液がぶちまけられた。

 これで僕は、3人の女性に一回ずつ、大人の手で精液を絞り出されたことになる。

 仕上げは、3人まとめて僕に群がり、全身をそのしなやかな手でかわいがる攻撃だった。交代でペニスをしごきながら、僕の体中をくすぐったり、優しく撫でさすったりしてくれる。僕は体中を這い回る6本の手のひらや甲、そして30本の指先にしびれながら、体をくねらせて一方的に高められた。

 肩も腕も脇の下も脇腹も、背中もおなかも、太ももも内股も、膝の裏でさえ、女たちの手がまんべんなく這い回った。同時にペニスが必ず誰かの手に包まれている。敵うはずがない。

 僕がイキそうになると、お姉さんたちはがっしり手を組んで、全員でペニスだけを包み込み、息を合わせてリズミカルに強くしごいてくれた。3人分の両手の力は相当で、それでいてスベスベしているから滑りもよく、ペニスは3人の手の中で甘くかつ力強くしごかれ続けた。「あふっ…イク…」そううめいた瞬間、お姉さんたちは手を止め、ぐにぐにとペニス全体を優しく揉みしだいてくれた。揉まれながらペニスが律動し、くすぐったい脈打ちとともに精液がお姉さんたちの手からあふれ出した。

 「どうだった? 大人の女の手は気持ちよかったでしょう?」「また会ったら、もう一回遊んであげるからね。」「ばいばい!」お姉さんたちは自慢の手で僕の体液を奪い取って、満足して去っていった。僕はその場にへたり込んでしまった。

 しばらく動けなかったが、僕は気を取り直して、立ち上がって先を急ぐことにした。やっぱり厨房の呪いをかけられたままでは、一方的に抜かれてしまうだけである。ここでなんとかしておかないと、本当にこの世界から抜けられなくなってしまうぞ。森を抜けるしかない。ここまでずいぶん歩いたんだし、そろそろ出られても良さそうなものだが…歩きながら僕は、そんなことを考えていた。

 がさっ。「!!」物音に驚き、僕は慌てて身を低くした。誰かの足音がする。また女か。だとしたら見つからないようにしないと。

 しばらく息を潜めていたが、それ以上物音はしなかった。大丈夫…かな?

 僕は身を起こした。周囲を伺いながら、誰もいないことを確認して、再び立ち上がった。どうやら大丈夫そうだ。「ふう…」まだ心臓がドキドキしている。誰もいなくてよかった。僕は再び歩き出そうとした。

 「…やっぱり隠れてたんだ。」「!!?」木の裏から、レオタード姿の女の子が姿をあらわした。「作戦どおり、隠れてみて正解だったね。」「キミ、どうせ女の子が近づいたら身を潜めてやり過ごしてきたんでしょう。でも、私たちも作戦で身を潜めて、キミが安心して出てきたところを捕まえることにしたんだ。引っかかったね。」別々の木から、同じくレオタードの娘が出てきた。

 しまった、罠だった。僕が隠れている隙に敵の女たちがどこかに行くのを待っている作戦が逆手に取られ、彼女たちも木の陰に身を潜めてじっとしていて、僕が安心して出てきたところを捕まえようとしていたのだ。まんまと引っかかってしまった。なんてこった。

 「くっそ!」僕は彼女たちとは逆方向に一目散に走り出した。がさがさがさ! 女の子たちも後ろから追ってくる。

 「あっ!」僕の横にレオタード娘が追いついた。「新体操クラブで鍛えた私たちから逃げられないよ。」「うわあ!」僕は女の子の一人に飛びかかられ、あっさり押し倒されてしまった。

 一人が僕の横で寝っ転がっていたずらっぽい笑顔を見せている。ほかの二人は僕に追いつき、立ったまま僕を見下ろしていた。3人とも幼すぎる顔立ちで、レオタードを押し広げる胸のふくらみもほんのわずかだった。まちがいない、彼女たちは僕と同い年の第二次性徴娘たちだ。

 「くそっ…」僕は横になったまま後ずさり、何とか体勢を立て直そうとした。だが、後ずさったところで目の前で横になっている女の子も前にがさがさと近寄ってきて、同じ距離を保っていた。

 「おもしろいね。じゃあ、私たちは様子を見ててあげる。」立っている女の子たちはクスクスと笑いながら様子を見ていた。

 「ね。私の体、好きにしてもいいんだよ?」
僕ににじり寄りながら、白いレオタードの女の子はいたずらな笑みをくずさないまま徐々に距離を縮めようとしてくる。僕は何とか彼女に触れまいと、必死で後ろに下がり続けた。立ち上がる隙はなさそうだ。絶体絶命のピンチだった。

 「うっ…」背中に固いものが当たる。僕の上半身を覆わんばかりの大木があった。背中が塞がれ、これ以上後ろに下がれなくなった。女の子はこれを知っていて、わざと僕を木のそばに追いやったのだ。

 「えいっ☆」「うわああ!」目の前の女の子はぎゅっと僕に抱きついてきた。横向きのまま中学生男女が密着している。僕は思わず両手を伸ばして大きく「伸び」をする格好になり、何とか彼女から脱出しようともがき始めた。だが、レオタード娘は僕の脇腹にがっしり手を回して包み込み、僕の胸に顔を埋めてから、ぐいっと頭を上げて上目づかいに僕を下から見つめ上げてきた。女の子とじっと見つめ合ってしまう。

 彼女の生足がしっかりと僕のふとももに絡み付いてくる。すべすべした感触が一気に僕の足に襲いかかる。女の子はいたずらな笑みをくずさないまま、しきりに両足を動かし、ふともものやわらかさとシコシコした肌触りを、容赦なく僕の足に刻みつけ続けた。僕の内股に生足がねじ込まれてスリスリしたかと思うと、僕の足の外側を大きく滑ったりしている。僕も足を動かして彼女のふとももに応えてしまう。

 まずい、ここで勃起すれば一巻の終わりだ。こんなレオタード娘の足なんかに負けてたまるか。そんな思いとは裏腹に、ペニスはどんどん反応していく。

 女の子の表情が変わった。いたずらっぽい元気娘だったのが一転して、顔を上気させ潤んだ瞳でじっと僕を見上げてくる、寄り目ぎみの、甘えるような、懇願するような、愁いを含んだ真剣な表情に、僕はドギマギせられた。同時に、彼女の、中学生とは思えないセクシーな視線にほだされ、一気にペニスに血液が集まっていく。勃起はあっという間にピークに達し、彼女のレオタード越しのやわらかいおなかを押し返していく。

 「んっ…」恋人どうしみたいに、僕は我を忘れて女の子とキスをした。やわらかい唇が僕の口に吸いついてくる。頭がくらくらしてきた。ついに僕は、上げていた手の力を緩め、代わりにレオタードの背中をぎゅっと抱きしめるに至った。こんなカワイイ彼女が欲しいと心底思い、密着している若い成長期の女の子に心奪われてしまう。

 彼女は再び僕の胸に顔を埋め、脇から手を伸ばして、しっかりと僕の背中に抱きついた。生足を僕の内股に深くねじ込み、全身をいっそう強く僕の前半身にくい込ませる。甘い髪の香りがいっそう強くなった。僕も彼女の背中を、細い肩ごときつく抱き締め、その全身のやわらかさを身のうちに包み込んだ。ふくらみかけの胸の弾力が、レオタード越しであっても、十分僕に伝わってくるのだった。

 ほとんど無意識のうちに腰が動いてしまう。僕の内股が、腰の動きとともに、女の子のふとももをしきりにしごいていく。彼女の方も僕の動きに合わせてゆったりと腰と生足を前後させ、ふとももをこすりつけてくれる。僕の後ろにある大木が妨げとなって、腰も激しくは動かせなかったが、彼女のサポートのおかげで、肉体をこすり合わせるスピードや速度、なまめかしさや激しさは、すでに何倍にもふくれあがっている。ひねりを加えるなどの複雑な動きは、もっぱら彼女の役割であった。

 ペニスは、女の子のふとももをしっかりと滑っていく。その吸いつく感覚は、カリの敏感なヒダを悦ばせるに十分な攻撃力を有していた。先端はツンツンと彼女のおなかに当たっている。が、基本的に、今の僕と同い年の女の子の脚一本で、ペニス、内股、玉袋と、下半身の感じやすい部位すべてが同時に責められていた。

 みずみずしい肌が、彼女と僕の汗によって、いっそうもちもちとしてきた。彼女の足も首も、僕の肌をひっぱるように滑り、離れるときはその部位が吸盤のようにベリベリ音を立てていく。快感もひとしおだ。

 ベリッ! 一瞬、女の子の足が僕から離れた。だが上半身は僕にしがみついたままだ。彼女はたくみに足を開いてペニスを包み込むと、内股の一番ふくらんだところに、しっかりとペニスを挟み込んだ。そのとたん、シコシコした生足の中に、ペニスが包まれ、締め上げられてしまった。

 これで終わりではなかった。強い刺激で体が固まり、声も出せずにいる僕にしがみついたまま、彼女は足腰だけを強く早く前後にゆり動かし、内股のやわらかい肉で激しくペニスをしごきあげてきたのである。腰をたくみに振ることによって、バネのようにふとももが前後し、その勢いでペニスがスベスベと肉の壁にしごかれてしまうのだ。

 女の子のふとももが僕のふとももにパンパンとぶつかってはペリッと剥がれていく。上半身はがっしりと僕にしがみついたまま離れず、下半身ばかりがしきりに前後し続けている。

 ペニスが女の子の生足に包まれただけでも、打ち震えるほどの心地よさと安心感に襲われてしまうというのに、立て続けにその生足でしごかれてしまっては、ひとたまりもなかった。スベスベの内股がむっちりとペニスを圧迫した瞬間、大人へと成長していく女のきめの細かいふくらみが、みずみずしく僕の下腹部にまとわりついた。ツルツルした肌が恐ろしい武器となって、ペニスをなまめかしく締め上げる。そのまま彼女は下半身全体で僕を責め続けるのだった。

 「私の足、気持ちい?」女の子はささやきかけるように僕に訊ねてきた。甘い声が脳天をしびれさせた。僕はそれに答える代わりに、彼女をいっそう大きく抱き締める。ふくらみ始めたばかりの胸でさえ、僕の上半身に弾力を感じさせてくれる。

 僕は大木に追い詰められた格好のまま、一方的にふとももでしごかれ、身動きできずに、レオタードの娘に高められてしまった。体の奥からくすぐったくなってくる。女の子があどけない表情で僕を見上げると、そのかわいらしさに心奪われた。

 次の瞬間には、体が勝手に律動し始めた。精液が女の子の足の間からほとばしっている。イク時の強い快感が僕の心と全身を完全に支配し、僕は脱力してしまった。同い年の女子中学生たちに完全に身を任せることになる。

 女の子たちはクスクス笑いながら、僕の手を引き上げて、大木を背に立たせた。観念した僕は、木によりかかってだらしなく脱力し、彼女たちのなすがままに身を任せることにした。ペニスばかりが、出したばかりであるにもかかわらずそそり立ったままである。

 3人の手がスベスベと僕の体をまさぐり始めた。ひとりは僕の頬を執拗に撫でさすり、ゾクゾクした心地よさを送り込みつつ、僕の首筋や鎖骨にまで手の甲や指先を這わせ、頭まで撫でてくれる。頬を滑る女の子の手のひらはすでにやわらかくてスベスベで、大人の女のそれと同等のしっとり感を具えていた。彼女の手の動きで、だんだんと首に力が入らなくなってきた。

 別のひとりは、僕の肩から腕の担当であった。やはりゾクゾクする手の動きで、肩から肘まで下ろすようにしつこくさすり続けてくれる。包まれているみたいな安堵感が僕の全身を駆けめぐる。いたずらな女手は時折、脇腹に伸び、撫でさすったり指先でくすぐったりしてくる。さらには脇の下や乳首に至るまで、くすぐりの手は僕の上半身を性的にかわいがり続けている。

 3人目は、僕の下に跪いての下半身担当だ。彼女は主に僕の足に指先を滑らせた。僕の内股を両手の平でこすりあげ、股の付け根や会陰をくすぐり、横尻やふとももをさすり続ける。その手は容赦なく玉袋を包み込み、さすり、コチョコチョ指先で転がしてくれた。足の付け根のくすぐったいところにも、遠慮なく細い指が這い回った。

 中学生の手は十分に心地よいしなやかさを身につけており、僕は全身をまさぐられ続けて、体をくねらせながら悩ましい吐息にあえぎ続けた。6本の手は、それぞれ担当する部位に専念しつつ、なまめかしくゆっくり大きく手を滑らせたかと思うと、急に指先の攻撃に切り換えていやらしくくすぐってきたりする。

 体の奥までがくすぐったくて気持ちいい。ペニスは性的な衝動につき動かされてギンギンにはちきれそうになっている。全身まんべんなく娘手に愛撫され、僕は腰をくねらせて悦び続けていた。

 しかし、ペニスには誰も指一本触れてくれなかった。じらすように、吸いつくような指先が、玉袋やペニス付け根のきわどいところまで這い滑っていくくせに、そこから先の敏感なところには、誰も手を出そうとはしない。全身にひびきわたる強烈な快感は僕を身もだえさせ、とことんまで追いつめているものの、そこから先の決定的なところには、どうしてもたどり着けないでいる。

 身をよじらせ、あわよくば彼女たちの手や生足に亀頭を押しつけ擦りつけようと腰を突き出すのだが、その動きはすでに読まれ、ことごとく避けられてしまい、どうしてもペニスを女体に触れさせることができないでいる。

 さっきまで、ピチピチの生足でさっさと射精させようとしていたのが嘘みたいに、女の子たちは意地悪くじらしている。それでいて、彼女たちのいたずらな手は執拗に僕の全身をなまめかしく滑りまわり、その動きは甘美にスピードを増していくのだった。

 誰かに抱きついて、そのまま少女の軀に出してしまいたい衝動に駆られる。だが、そんなことをすれば、出した後何をされるかわかったものじゃない。ヘタをすると3人がかりで押さえつけられたり、はたまた縛られたりして、大声で他の女たちを呼ばれ、最後の一滴まで絞り出されてしまいかねない。そうなったら今度こそ一巻の終わりだ。

 ペニスの先端から大量のカウパーがほとばしり始めた。性欲が体中を突き抜け、自分自身ではもうどうにもできなくなっている。これはセックスバトル、性欲や女体に負けてイッてしまったら敗北なのだ。そのことはよくわかっているが、どうしても体は正直だ。

 もうすでに、これまで何度も出してきてしまい、そろそろピンチなのは何となくわかる。それでも、目先の快感が怒濤のように押し寄せ、僕は一方的に何度も出してきてしまった。出しても出しても、いくらでも精子がすぐに生産され、何度でもイクことができた。だからこそ危険なのだということもわかっている。

 そして今度は、僕よりも背の低い女子中学生3人に囲まれ、追いつめられ、ぺたぺたと吸いつくようなモチモチの体に吸いつかれながら、生手で容赦なく愛撫攻撃にさらされている。それでいて、「いち早く射精させればいい」と考えていたはずの娘3人は、今度はじらしにじらして、ペニスには指一本触れずに全身だけを愛撫し、ゾクゾクふるえる心地よさは十二分に送り込んでくるくせに、射精に導く決定的な攻撃には移らないのだ。

 それが何を意味するのか、何となくわかってきた。射精することを我慢したり、快感に抵抗したり、逆に快感を与えて倒してしまおうという、“無駄な抵抗”を、僕から奪い去ろうとしているのだ。まさに「戦意喪失」となり、快楽のとりことなって、みずから性欲に負けて連続して射精し続けるように「自分で選択する」よう、迫られているのだ。

 「ふふ…ねえ、射精したい?」「シたくなったら、抜いてくださいってお願いしてね。」やっぱりそうだ。くっそ、負けてたまるか。

 女の子たちのくすぐりは熾烈を極めた。指を大きく開いて大胆に全身をくすぐってくれる。さらに手のひらや甲を駆使してスベスベの感触を内股や脇の下に滑らせ、僕を女手の餌食にし続けるのだった。いけない指先はコショコショと僕の体の敏感なところ、脇腹や乳首、内股や脇の下、足の付け根や玉袋や会陰で、重点的に責めまくっている。

 体がじんじん疼く。我慢すればするほど、体の奥からこみ上げてくる性欲がより強い力で抵抗し、壊れてしまいそうなほど容赦なく責めさいなむのだ。

 いつだってそうだった。がんばればがんばるほど、どこかで邪魔が入ったり裏目に出たりして、何か歯車が合わなくなって、何もかもがダメになってしまうんだ。負けるものかとガムシャラになれば、周囲はその分だけ冷淡となり、そして自分自身の内側からも、運命的な力によっても、元の最悪な状況に押し戻されてしまうんだ。

 未来が完全に決まり切っているみたいだった。どんなに抵抗しても、がんばり抜いても、まるで強いゴムをムリヤリひっぱっているみたいで、伸ばせば伸ばすほど、引き戻そうとする抵抗の力はますます強くなり、ついには、人間の力ではどうにもならない「運命」というあまりにも強い力が働いて、強制的に元に戻されてしまう。その結果、家の中でも親に苦しめられ、学校では友達もなく孤立し、教師も僕を敵視してきた。勉強して実力をつければつけるほど、周囲は僕をいっそう激しく憎んだ。がんばればがんばった分だけより強く「抵抗」が働く。結局卑怯な方法で僕はいつだって犠牲になる。運命が、神がそうさせているのか。だとするなら、ひっぱっているゴムは絶対に切れず、ブラックホールのような抵抗力でもって僕を特異点まで引き戻してしまうことになる。

 コンピューターゲーム、RPGだけが、そうした運命を感じさせないでくれた。これだけが、唯一僕の味方であった。

 ああ! しかし! RPGでさえも、今や僕を裏切り、引き戻そうというのか。抵抗も空しく、外の世界と同じように、やればやった分だけ裏目に出続け、より強い力で敗北させられてしまうのだろうか。空しい無力感しか、現実世界には見いだせない。この仮想世界もまた、まったく同じというわけか。

 …いや、たったひとつ、現実世界と違う点がある。向こうでの抵抗は、痛みと苦しみと悲壮と…地獄の責め苦そのものであった。痛覚も「苦しい」という神経反応もいっさいなければ、どんなに良かっただろうと思える世界。

 だが、こっちは違う。責め苦そのものが、肉体的には強烈な快感としてのみあらわれる世界なのだ。

 もしも苦痛がなかったら。死ぬ心配がないかぎりにおいて、痛みも苦しみも悲しみも、マイナスの感情や肉体的感覚はまったく必要ではない。今、その願いが、完全に実現しているのではないか。

 こだわりを捨ててしまえば、快楽に浸っていられる。死んだってかまうものか、どっちみち良く生きようとしたってダメになるだけなんだ。

 …なにかがちがう。この考えはどこかがおかしい。心の奥底で警鐘が鳴っている。

 そもそもなぜゴムを「自力で」ひっぱり続ける必要があるのか。発想を変えさえすればおのずから問題は解決する。

 だがしかし、女の子たちの快感攻撃が、これを許しはしなかった。もはやこれ以上考えが進まず、すでに肉体が耐えきれないところまで来てしまっていた。射精のことで頭がいっぱいになり、何も考えられなくなってしまった。

 「おねがい…ださせて…」自分の意思とまったく関係なく、口が勝手に開いたみたいだった。僕は同級生のレオタード娘たちに、ペニスを触ってくれるよう懇願していたのだ。気がついた時にはもう遅かった。

 「はい。よく言えました。」「じゃあ、ご褒美あげるね。」

 そう言うとレオタード娘たちは、やっとペニスに手を伸ばしてくれた。そのまま手でしごいて出させて欲しかった。

 だが、彼女たちはもっと甘美な攻撃を仕掛けてきた。成長途中の、みずみずしい肌触りが彼女たちの自慢であり、それを存分に発揮するとどめのさしかただった。

 二人は左右にはりついたまま、生足や腕をしきりにこすりつけてくる。そしてもう一人が僕の前に立ち、スベスベの生足にペニスをこすりつけ始めたのだ。肉棒の皮部分をしっかり握りしめ、スリスリと亀頭を自分のふとももや横尻にこすりつける。やわらかくて吸いつくようなローティーンの肌が、カリの敏感なところにこすれていった。

 女の子の攻撃は執拗だった。時折ぐりぐりと力を入れて亀頭を自分の足にめり込ませ、次いでさわさわと優しく内股にこすってくれたりする。やわらかくてもちもちした肌の感触が先端に集中攻撃だ。

 やがて彼女はひざまずき、レオタード越しにふくらみかけの乳房に亀頭を押しつけた。乳首の突起が、薄い生地越しでもよくわかる。

 更に亀頭は、女の子のほっぺや首筋、肩、露出された胸板部分へとこすりつけられる。どこもかしこもスベスベで、敏感な鈴口を感じさせられない部位は存在していなかった。レオタードで大切な部分は包まれているのに、そこから露出している体のどの部分も、僕を射精させることができるのだ。

 亀頭は女の子の脇の下に滑り込み、肩や腕にまわってこすりあげられた。女の子の腕がこんなにプニッとしていて、それでいてきちんと引き締まっており贅肉感がまったくない。女子中学生の生腕は、足やおっぱいと同じく立派な武器なのだ。

 彼女の腕に大きくこすり続けられ、僕はぶるるっとふるえた。まさかこんなところに出させられるというのか。正常ではない部位での射精をさせることで、女としての魅力を彼女自身が確認したのだろう。娘は不敵な笑みで僕を見上げ、しきりに肩から腕までペニス先端を滑らせていった。

 「ああっ…でちゃう…」亀頭の先から白濁液がにじみ出たかと思うと、脈打ちながら一気に濃い体液が噴き出していった。女の子の腕にこすりつけられて、そのスベスベのやわらかさに負けてイッてしまったのだった。脈打ったままのペニスを脇の下に挟み、その律動によるくすぐったさを楽しむと、女の子は得意げな笑顔を僕に向けた。「どお? 気持ちよかったでしょ。」

 

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