淫魔の秘宝 7

 
  ■
 当たり前だが、このダンジョンに挑戦する男性も四六時中淫魔とセックスしてるわけではない。
 準備をしたり体を休めたりする、生活のための拠点が必要となる。
 ダンジョンから少し離れた所に町が存在し、このダンジョンの挑戦者は大抵ここを拠点としていた。
 生活するとなれば当然色々と入り様となり、ダンジョンに挑戦していない時間に他の仕事をして生計をたてているのだ。
 …しかし問題点もある。町がダンジョンから近く、挑戦者がよく訪れる事からこの町でもダンジョンの事はよく知られている。
 そのため…
「あっ!あいつだ!例のスケベダンジョンに行ってる奴!」
「あんなダンジョンに行ってるなんて、変態だわ」
 などと、心ない者による中傷が後を絶えないのだ。
 ひどい話だが、この町で生活する以上避けられない障害であり、挑戦者はこの環境に耐えながら日々の生活とダンジョンへの挑戦をこなさなければならない。
 これが思った以上に過酷であり、実際この環境に耐えられずにダンジョン攻略を諦め町を出て行った挑戦者も多い。
 ダンジョンを攻略するために戦う相手は淫魔だけではない、日々の生活の中にもいるのだ。
 本当、ひどい話であるが。
 ■
 
 
 
 このダンジョンで待ち受けている8人の淫魔。
 その中でまだ出会っていないのは3名。
 はたしてどんなのが出てくるのか…
 これまでの5名だってかなり強烈な個性の持ち主だったからな、特に前回。
 もう、少々の事では驚かない自信があるぞ。
 
 そう思って挑んだ6人目の淫魔に俺は翻弄されていた。
「おっ、おっ、おぅぅぅ」
「んぐっ、んぐっ、たくましくって素敵なオチンポ♥しゃぶりがいがあります♥」
 俺のペニスに吸い付く淫魔の頭。
 その首から下がない。生首が宙に浮いて俺のペニスをしゃぶっているのだ。
「んっ、ちゅう、れろぉ」
「あん♥そう、おマンコももっとペロペロしてください♥」
 その一方で腰から上のない下半身だけが、前後逆の肩車のような体勢でアソコを俺の顔に押し付ける。
 脚でがっちりと俺の頭をホールドして決して離さない構えだ。
「ほら、背中におっぱい当たって、こういうのも興奮するでしょう♥」
「うぅっ」
 そして残った首のない上半身が俺の背中に大きなおっぱいを押し付け、両手で俺の乳首をコリコリと弄ってくる。
 そう、今度の淫魔は体を分離させ自由に動かせる淫魔だったのだ。
 正直に言おう、すげぇ驚いた。
 まだまだ俺はこのダンジョンを甘く見ていた事を反省する。
「おぅぅぅ、イ、イクぅ!」

びゅるっ、びゅるるっ!

「んぐっ、んぐっ、んぐっ♥精液こんなにいっぱい♥全部飲んであげます♥」
 ペニスから噴き出る精液を飲み込む淫魔の首。
 首から下がないのに精液がこぼれる様子がないのはどういう仕組みなのか…
「どうですか?こういうセックスも面白いし、気持ちいいでしょう♥」
「…気持ち良かったのは否定しない」
「うふふ♥でも、本番はこれからですよ♥」
 淫魔の上半身がさらに腕と胸に、下半身がさらに脚と腰に分かれた。
 頭を含め計7つのパーツに分かれた淫魔の体が宙を舞い、俺の体に近づいてくる。
「えいっ♥」
「わっ!?」
 突然ベッドの上に押し倒される俺の体。
 ベッドが衝撃を吸収してくれたおかげで痛みはないが。
 そしてすぐさま俺の頭の下に何か柔らかいものが差し込まれた。
「これは…?」
「膝枕です♥」
 確かにこの感触は…
 脚だけが頭の下に入り込んでふとももの上に俺の頭を乗せているわけか。
「さぁ、そのまま体を楽にして…」
「むぅ…」
 後頭部の柔らかい感触と淫魔の優しい口調につい意識が緩む。
 勝負だという事を忘れてしまうとは、つくづく淫魔はセックスで相手を自分のペースに引き込むのが上手い。
「それじゃあ、いきますよぉ♥えいっ♥」
 その瞬間ペニスがむにゅぅぅぅん♥と、とてつもなく大きくて柔らかい何かに包まれた!
「おふぅぅぅ!?」
 思わず悶絶の声を上げた俺はたまらずペニスを確認。
 すると宙に浮かぶ淫魔の胸パーツが、大きなおっぱいで俺のペニスを挟み込んでいたのだ。
 ペニスはほぼ完全におっぱいの谷間に埋もれてしまい、わずかに亀頭が見えるのみだ。
「気持ちいいですか?じゃあもっと気持ち良くしてあげます♥」
 そう言うと淫魔はおっぱいを動かして柔らかい乳肉でペニスをしごきはじめた。
 ようはパイズリなのだが…この淫魔、手を使っていない。
 おっぱいだけが、まるで自立してるかのようにひとりでに動いている!?
「私はね、手なんか使わなくたってパイズリができるんですよ。だってそうでなきゃ体をバラバラにできる意味ないじゃないですか」
 何そのこだわり。
 くぅっ、淫魔のおっぱいがむにん、むにんと執拗に俺のペニスをしごいてくる。
 重量感のある大きな二つの乳房が、手も使わずにひとりでに上下にぷるんぷるんと揺れまくるのは視覚的にかなりの刺激だ。
 ただでさえパイズリが気持ちいいのに、そんな光景見せられたら余計に興奮してしまう…
「ふぁぁっ!?」
「オチンポの先っちょしゃぶってあげますね♥ちゅっ、ちゅっ♥」
 そこに飛んできた淫魔の頭がわずかに見えていた亀頭に唇で吸い付いてきた。
 敏感な所を唇の粘膜で刺激されそれがまた強い快感となる。
「ほらほらぁ♥手が使えるからこんな事出来ちゃうんですよ♥」
「おうぅぅっ」
 さらに、淫魔の両手が俺の股間にもぐりこんで、片方はペニスの下の袋を揉み始め、もう片方が俺の尻の穴を指で弄り始めた。
 力加減を間違えば痛みを伴うような所なのだが淫魔の指捌きは絶妙で…き、気持ちいい…
 そして。
「んちゅ、ちゅう♥ほら、私のオマンコ好きにしていいですよ♥」
 残された淫魔の腰パーツが俺の手元に降りてくる。
 ひっきりなしにペニスを襲い続ける快感にいてもたってもいられなくなった俺は、濡れたアソコに指をやや乱暴に差し込んでかき回した!
「あぁぁぁん♥いきなり激しい♥でもいいですっ、もっと奥までぐちゅぐちゅしてくださぁい♥」
 差し込まれた指に反応して喘ぎ声を上げる淫魔。
 体バラバラになってても快感は通じるんだなと妙に感心しながら、俺は入れる指を1本から2本に増やす。
 とろとろに濡れたアソコは指がよく滑り、入れる指を増やしてもスムーズに出し入れが出来た。
 しかしその間にも…
「うぅっ、くぅっ、はぁぁぁぁ」
「オチンポはち切れそうなくらいパンパン♥いいですよ、私のおっぱいの中で、精液たくさんぶちまけても♥」
 ペニスへのパイズリ、亀頭に吸い付く唇、袋とアナルを弄る手…
 股間に集まった淫魔の体のパーツがますます激しく俺のペニスを攻め立てる。
 バラバラの体のパーツに犯されて、わけがわからないのにとんでもなく気持ち良かった。
 も、もう今にも、出そう…
「これならどうかしら~♥」
 お、おっぱいがさらに強く押し付けられる…
 柔らかな圧迫感が生む快感が、さらに増して…もう…駄目…
「あぁぁぁぁっ!!」

どぷっ!どぷどぷどぷぅっ!!

「きゃんっ♥もう、こんなにいっぱい♥」
 ペニスから飛び出した大量の精液はペニスに吸い付いていた淫魔の顔に思い切りかかった。
 精液でドロドロに汚れた淫魔は舌で口周りの精液を舐め取りご満悦。
「美味し♥嬉しいです、こんなに出してくれて♥」
「そう、ですか…」
 こっちは脱力してそれどころじゃないんですが。
「パイズリ気に入ってくれましたか?もっとしてあげたいところですけど…」
 ここで股間から胸パーツが離れペニスが解放される。
 同時に手元から腰パーツが離れ浮かび上がると、俺の腰の上まで移動して…
「やっぱり次はオマンコハメたいですよね♥」
「あの、俺今出したばっか…おぅぅぅ」
 出したばかりで萎えている俺のペニスの上に腰パーツがゆっくりと乗っかってきた。
 アソコがスリスリとペニスに擦りつけられて…こんな些細な動きでもちょっと気持ち良くて、あっさりとペニスが起き上がってしまう。
「大きくなった♥それじゃ入れちゃいます♥」
「ぐぁぁぁ…」
 腰パーツのアソコにペニスがずぶずぶと飲み込まれていく。
 根元までしっかりとくわえこまれ、ヌルヌルとした柔らかい感触でペニス全体が包まれてしまった。
 この時点でもうすぐにでも射精できそうなくらい気持ちいいが、これでまだ『入れただけ』なのだ。
「気持ちいいのはここからですよ♥いっぱい、動いちゃいますから♥」

ぐちゅぐちゅ、ぐちゅぐちゅぐちゅぐちゅ♥

「うわぁぁぁぁぁ!!」
 その言葉通り、淫魔の腰パーツがものすごい勢いで上下に動き始めた!
 恐るべきはその速さ、セックスでは普通ありえないくらいに速い。
 そうか、腰だけだから軽くて、その分スピードを出せるというわけか。
 パンパンパンパンッと腰がぶつかる音が連続でリズミカルに響く。
「ああっ、あぅぅ、うぁぁぁぁ!!」
 やばい、これ、滅茶苦茶気持ちいい。
 ただでさえ気持ちいい淫魔のアソコに、こんな速さでペニスをしごかれるなんてはじめてだ。
 だ、駄目だ。とても我慢なんて出来ない!
 あぁ、あぁぁぁぁぁぁ!!
 
びゅるびゅる、びゅるるっ!

 ほとんど秒殺だった。
 アソコに入れられてから、1分も経たないうちに射精させられてしまった。
 だが、ペニスをくわえた腰パーツは止まるどころかさらにスピードを上げる。
「まだまだこんなものじゃないですよ♥もっと激しくします♥」
 射精したというのにペニスは全く衰えない。
 そのくらいこの淫魔の腰の動きは今までになく激しいのだ。
 ただ上下に動くだけでなく、前に、後ろに、左に、右に、本当に縦横無尽にペニスを振り回す。
「ま、また出るぅぅぅ!」

どびゅびゅっ!

 先ほどの射精からたいして経ってないというのに、もう次が出た。
 それでも淫魔の腰パーツはすごい速さで動き続ける。
 このままこれが延々と続くのか…と思っていた。
 が、淫魔の行動はさらにエスカレートする。
「うふふ♥それではこういうのはいかがですか♥」
 なんと、淫魔の腰パーツがぐるぐると横回転を始めたのだ!
 普通のセックスではまずありえない動き。
 腰パーツだけだからこそ出来る動きだ!
「ひぅぅぅぅぅぅ!」

どびゅるびゅるびゅる!

 秒殺どころじゃない、瞬殺。
 経験した事のないアソコの動きに俺は全く耐えられなかった。
 まさかこんな動きで犯してくるなんて、つくづくここの淫魔のやる事は想像がつかない。
「はぁ、はぁ、だめだ、こんなの気持ち良すぎて…ひぃぃぃ!!」
 腰パーツは横回転をしながら上下の動きもくわえてさらにペニスを陵辱する。
 絶えず送られる未体験の快感に俺はただ声を上げ続けた。
 それが喘ぎ声なのか悲鳴なのかは自分でもよくわからないけど。
「ひぃ、ひぃ…」
「そーれ、ここで逆回転♥」
「ひゃあああああ!?」

どぷどぷどぷっ!!

 横回転が唐突に逆になり、その瞬間にまた精液が噴き出す。
 射精の間隔がどんどん短くなってきている…
「ほら、こっちも忘れちゃ駄目ですよー♥」
 淫魔の手が袋を揉み、アナルを弄るのを再開する。
 しまった、こっちの事忘れてた!?
 快感がさらに上乗せされ、もう俺にはとても制御できない。
「出るぅぅぅ!止まらねぇぇっ!!」
「いいですよ♥止まるまでずっと、私のオマンコでグルグルズポズポしてあげます♥たくさん気持ち良くなってくださいね♥」
「がぁぁぁぁぁぁぁ!!」

びゅるぅ!
びゅるびゅる!
びゅくっびゅくっびゅくっ…





 今回は完敗だった…
 くそっ、淫魔の体がバラバラになって自由に動き回るというのがここまで厄介だったとは…
 いつか、いつかきっとイカせてみせるぞ!
 
 
 
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 “バラバラ”
 
 体を分離させる事が出来る淫魔。
 分離させられるのは頭、両腕、胸、腰、両足の計7つのパーツ。
 分離させた体は宙に浮く事が出来、自由に動かす事ができる。
 この特性を生かしたさまざまなテクを駆使してくる。
 生首がペニスに吸い付いてフェラするのは序の口。
 パイズリをすれば乳房だけが動いてペニスを激しくしごき、感触だけでなく見た目でも相手を虜にする。
 アソコに入れれば信じられないようなスピードで腰を動かし、その快感で相手を圧倒してしまう。腰パーツだけだと軽いからこそ出来る芸当だ。
 さらには通常なら不可能な横回転で他にはない独自の快感を生み出す事ができる。
 “ゴム”や“液体”と並んで非常にセックスの自由度の高い淫魔である。
 バラバラになった体でもちゃんと快感は通じるので胸や腰を捕まえて指や舌で愛撫するのがいいだろう。
 もっともその間ペニスが他のパーツに集中して攻められるため、いかに集中を乱さないかがポイントとなる。
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