淫魔の秘宝 11

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 これまでこのダンジョンに挑戦した男性の数は、多すぎてとても数え切れない。
 しかし、“最後の3人”の一人目である“阿修羅”にまでたどり着けたのは100名にも満たない数。
 その中で“阿修羅”に勝利し先へと進む事ができた男性は…たったの3名。
 そしてその3名も、次の二人目に勝利する事が出来ずに終わっている。
 つまりここが現在における最高記録なのだ。
 はたしてこれを乗り越え、前人未到の3人目、そして秘宝へとたどり着く事はできるのか?
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「つまり、俺は4人目ってわけか」
 やっとの事で淫魔に勝利し先へと進む俺。
 あの三面六臂の淫魔は本当に手強かった…あれに勝てた奴が過去3人しかいないというのも頷ける。
 その3人でも勝てなかったという次の淫魔…はたして何が出てくるのやら。
「おっ、着いたか」
 二人目の淫魔の部屋へとたどり着いた俺は緊張しながらゆっくりと扉を開けた。
 しかし…
「なんだぁ?」
 そこに淫魔の姿はなかった。
 代わりにあったのは、壁。
 それもとてつもなく大きく高い壁。
 とても上れるような高さではなく、横には壁がはてしなく続いていて回り道も出来ない。
 これじゃ進めないぞ。
「おーい!淫魔どこだー!?出てこーい!」
 ともかく淫魔を見つけない事には話にならない、そう思って呼んでみたら。
「んんんー…呼んだぁ~?」
 どこからか大きな声が聞こえてくると同時に壁が動きだした!
 壁はゆっくりと起き上がると向きを反転させる。
 そこにあったのは、膨乳淫魔を思い出す超巨大な乳房。
 そしてその上には可愛らしく、しかしあまりにも巨大な女性の顔。
「ああぁぁぁぁ…」
 ようやく俺は理解した。
 壁だと思っていたのはこの寝転んでいた巨大な淫魔の背中だったのだと。
 
「挑戦者の人?わぁ、何十年ぶりかしら♥私の所までは滅多に来てくれなくて」
 まぁ過去3人しか到達出来ていないならそうなるわな。
 そしてその3人がこの淫魔を超えられなかった理由もわかった。
 片手で俺の体を掴める程の巨体を相手にどうしろってんだ…
「それじゃ、挨拶代わりに…」
「えっ?」
 淫魔がおもむろに片足を上げると、その足の裏が俺めがけて降りてくる!?
 ちょっ、待っ、死…!?
 
ズゥンッ!!

「おふぅぅぅっ!?」
 一瞬マジで踏み潰されるかと思ったが俺の体は淫魔の足の裏の肉にめり込み、傷一つ付く事はなかった。
 そうだった、ここでは常識は通用しないんだった。
「それそれぇ♥」
 淫魔の足が俺を踏みつけたままグリグリと左右に捻られる。
 そんな事をされれば、俺の体は足の裏のスベスベの肌触りに刺激されて…こんなの初めての感触だ。
 特にペニスへの刺激が強くて、何度も連続で擦られ続けたら、イ、イキそう…うっ!
「くあぁぁぁ!」

どぴゅるっ!!

 うぅ、言ってるそばから出してしまった…
 巨大な淫魔の足に踏まれ、そのまま足の裏に射精とか違った意味で死にそうなんですが…
「どう?お望みならこのまま気絶するまで足でグリグリしてもいいけど?」
 冗談じゃない。
 俺はこの淫魔をイかせて、先へ進むんだ…なんとかここ(足の裏)から脱出しなければ…
 しかしいくらもがいても淫魔の足はびくともせず、むしろもがくほど体が足の裏に擦れて余計な快感を感じてしまう。
「あっ、あっ、あぁぁ」
 脱出が目的なのか快感が目的なのか、わからなくなりそうになった頃、不意に淫魔の方から足を離し俺の体を解放した。
「そうよね♥苦労してここまで来てこれだけで終わっちゃつまらないわよね♥それじゃ…♥」
「わわっ…」
 だが今度は淫魔の巨大な手に掴まれ持ち上げられる。逃れようにも淫魔の指に体をおさえられ動けない。
 俺を掴んだ手は淫魔の顔近くまで寄せられ、俺の前に巨大な顔が迫ってきた。
「せっかくここまで来てくれたあなたのために色々してあげちゃう♥」


「うおぁぁぁ…」
 淫魔の手によってしごかれる俺のペニス。
 しかし手コキではない、そもそも淫魔の巨大な手に対して俺のペニスは小さすぎる。
 指だ。淫魔は人差し指と親指でペニスをつまみ擦っているのだ。
「ほらほら♥こんなたった二本の指にオチンチンしごかれて気持ちいいんでしょう♥」
 指の大きさ自体は普通の淫魔の腕くらいはある。
 それでも、たった二本の指にペニスをつままれて好き放題に擦られ続けるというのは悔しさを感じる。
 そしてその快感に俺のペニスが耐えられない事にも。
「このまま指コキでイかせてあげる♥それそれぇ♥」
「あっあっ、ああぁぁぁっ!!」

びゅるっ!!


「じゅる♥じゅるるる♥ちゅぅぅぅぅぅっ♥」
「ぐあぁぁぁ!す、吸われるぅぅぅ!?」
 淫魔の口が俺のペニスに吸い付いてきやがった。
 あんな大きな口だ、当然すさまじいバキュームで俺の体は淫魔の口に貼り付いてしまう。
「ちゅうっ♥ちゅるちゅる、ちゅぱ♥」
「ひゃぁぁ、唇がヌルヌルして、ひぃぃ」
 俺のペニスは口の中まで届かず唇に挟まった程度。
 しかし淫魔はその唇を動かしてペニスに擦りつけてくる。
 淫魔にとっては何てことない些細な仕草が、俺のペニスに大きな快感をもたらしてくるのだ。
「や、やめ、出るぅぅぅ!!」

びゅるるっ!!


「ほら♥もっと腰ふっていいのよ♥」
「くっ、はっ、ふぅっ」
 俺は淫魔の巨大な乳房の上に乗っかって腰を振っていた。
 ペニスを淫魔の乳首に挿入して。
 乳首は俺の頭ほどの大きさで、俺のペニスをそのまま挿入出来てしまうのだ。
 しかもこれが気持ちいい…おかげでさっきから腰が止まってくれない。
「おっぱいセックス気持ちいいのね♥いいわよ、そのままおっぱいの中にオチンチンミルク、出して♥」
「乳首が、乳首の締め付けが、こんなに気持ちいいなんて、あぁぁぁ」
 指コキ、唇フェラと違い体をおさえつけられているわけではない。逃げようと思えば逃げられる。
 なのに、この巨大な乳首をペニスで突くのが、やめられないっ!
「い、イクぅぅぅぅ!!」

びゅるるるっ!!


「はぁ、はぁ…」
 淫魔の巨大な体から繰り出される淫らな技は、やはりその大きさからどれもこれもすごい迫力。
 そのくせ細かい所まで愛撫が行き届くのが厄介だ。
 そんなものを立て続けに受け、何度も射精させられてもうヘトヘト。
 対する淫魔は元気いっぱい。そりゃそうだろう。
 ここまで俺はされるがままで、こちらからは一切反撃が出来ていないのだから。
「あら、ご不満?怒らないでよ、こっちもひさしぶりのセックスだから、ついね?」
 悪びれない様子の淫魔は俺の目の前に腰を下ろした。
 それも足を大きく広げて、むき出しのアソコを見せ付けるように。
「私は十分楽しめたし、そろそろあなたにもチャンスをあげる。ほら♥」
 淫魔が指でアソコを広げ俺を誘惑する。
 いやらしい粘膜でできた穴からはトロトロの液が湧き出ていて、すぐにでも挿入できるくらいに濡れそぼっていた。
 …とはいってもこんな巨大なアソコに入れられるペニスなんかあるわけなく。
「俺が直接入るしかないよなぁ」
 俺は淫魔のアソコに近づくと、意を決して上半身をアソコの中に潜り込ませた。
「あぁん♥」
 淫魔のアソコの中に入るとピンク色の肉壁でできた空洞が奥深くまで続いているのが見える。
 襞もあっちこっちに無数にあって少しグロテスクな光景。
 しかしそれ以上に奇妙ないやらしさがあって、さんざん搾られたはずのペニスが痛いくらいに勃起していた。
「くぅっ…」
 上半身が淫魔のアソコの肉に締め付けられる。
 きつい締め付けなのに、とても柔らかくて心地よい感触だ。
 しかしそれに囚われるわけにはいかない。俺はこの淫魔をイかせるためにこんな所に入ったんだから。
 気を引き締め、俺は巨大なアソコの内壁を手で擦り始めた。
 その途端にアソコ全体が大きく振動する。
「ふぁぁ♥いいっ、いいよぉ♥ひさしぶりの、この感覚ぅ♥」
 思いのほか大きく反応する淫魔。
 ならばとさらに激しく中で動いてみると、
「あっ♥あぁっ♥そこ、そこがいいの♥もっと、もっとしてぇ♥」
 とかなりの好感触。
 意外とこっちは感じやすいのかな?
 あまりの体格差から最初はどうするんだと思ったが、ここを攻めれば勝ち目は十分にあるか?
「あ、あれ?」
 なんて思っていたら、なんか俺の体が、アソコの奥へと引き込まれてる、ような…
 いや、間違いない。俺の上半身を締める肉壁が蠢いて俺を奥へと引き込んでいる!
「あぁ♥もっと、もっと奥ぅ…♥」
 そうか、快感を受けた淫魔の体が反応して、無意識レベルで俺を奥へと引き込んでいるんだ!
 いかん、このままでは完全に飲み込まれる。
 なんとか踏みとどまろうとしたが、これといって掴まれる場所がなく、そもそもアソコの内壁自体がいやらしい液でヌルヌルしていてとても掴まれる状態じゃない。
「わぁぁっ!!」

ずるんっ!

 抵抗むなしく、とうとう俺の体は淫魔のアソコの中に全身まるごと飲み込まれてしまった。
 アソコの入り口が閉じて俺は完全に閉じ込められてしまう。
 なんとか脱出を試みるも、やはり内壁のヌルヌルのせいで思うように動けない。
 それどころか…
「おぅぁぁぁぁ…」
 アソコ自体が俺の体をぎゅうぎゅう締め付けてきて、動く事すら難しいという有様。
 さっきまでは上半身だけを締め付けられていたが今度は下半身も含めた全身だ。その力は圧倒的。
 なのに苦しいどころかヌルヌルとした柔らかな膣壁を全身に押し付けられて気持ちいい。
 こんなの反則だぁぁぁぁ。
「まだ、これからよ♥これからもっと、すごいんだから♥」
「!?」
 膣壁が波のようにうねり始めた!?
 俺の全身を包む巨大な淫肉の筒がぐにゅぐにゅと波打つ光景はスケールが大きすぎて言葉が出ない。
 そしてその中に囚われた俺の体が肉の波に弄ばれる!
「おわぁぁぁぁぁ!?」
 あまりにも巨大で圧倒的な肉のうねりに、俺はただされるがまま。
 ヌルヌルの感触による刺激はますます激しくなり、ランダム性まで加わって快感は一層強烈に。
 しかも襞が時折ペニスや乳首にひっかかって…
「ひあっ!?」
 内壁の一部がペニスに吸い付いて、そのままペニスを包み込んだ!?
 視線を向けると内壁の一部が不自然に盛り上がってペニスに吸い付いているのがわかる。
「オチンチン捕まえた♥そのまま私のおマンコ肉に出しちゃっていいからね♥」
「ふぁぁぁぁぁぁ!?」
 ペニスを包む淫肉が蠢いて…あ、あ、ダメだぁぁぁぁ!?
 
びゅくっ!びゅくっ!
 
 淫肉による攻めで精液をまんまと搾り取られてしまった。
 もちろんそれで終わるわけもなく、淫肉はますます活気付いて俺のペニスをしごきまくる。
「あひっ、そんな、ちょっと、やめ…!」
 その怒涛の攻めを受けて即座に次の射精準備に入ってしまう俺のペニス。
 なんとか逃れようとペニスを抜こうとするも、こんな狭い膣内で腰をひく事は難しく膣壁の波に全身を撫でられるばかり。
 そしてペニスに吸い付いた淫肉がむぎゅうっときつく締め付けてきて…
「イクぅぅぅぅぅ!?」

どびゅびゅ!どびゅっ!どびゅっ!

 また射精。先の射精からほとんど間は開いていない。
「あん♥いい、いいよぉ♥もっとおマンコ肉ぐにゅぐにゅしてあげるから、精液もっともっと出してぇ♥」
「ひぃぃぃぃぃ!?」
 そして淫魔の巨大な膣の中はなお一層妖しく蠢く!
 膣壁の波はさらに強さと大きさを増し、ペニスに吸い付く淫肉もより動きがいやらしくなって…!
 ちくしょう、もう何がなにやら…
「出る、また出るぅぅぅぅぅ!」

どぷどぷっ!
どぷっ、どぷっ!
どびゅるるるっ…



 結局、あのまま巨大な膣内でひたすら翻弄されて今回は終わってしまった。
 本当にどうやってイかせりゃいいんだ、あんな色々な意味で規格外の淫魔を…
 今までクリア者がいないのも納得だ。今回は今まで以上に難関だぞ…!
 
 
 
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 “巨人”
 
 とんでもなく体の大きな淫魔。
 男性の体を片手で掴める程の巨体は対峙すると圧倒される事間違いなし。
 当たり前だがまともな形でのセックスは不可能。
 しかも彼女は滅多にセックスの機会が巡ってこないためか欲求不満気味。
 彼女とのセックス序盤は大抵彼女に一方的に搾られるのみとなる。
 足で踏まれて、その巨大な足裏で全身をしごかれるくらいは序の口。
 巨大な口でのフェラ、巨大な指での指コキ、乳首にペニスを挿入させるニプルファックなど、その巨体を生かした彼女独特のプレイが主となり男性を翻弄する。
 それらを耐え切り、ある程度淫魔が落ち着くと、ようやく反撃のチャンスをくれる。
 膣内に直接入り膣壁を擦って愛撫するのだ。
 
 膣内に入ったら最後、巨大な体による締め付けが全身を包み逃げる事はかなわなくなる。
 愛液でヌルヌルの感触がまさに360度からぎゅうぎゅうに締め付けてくるのは他では味わえない感覚。
 そして膣内の内壁が波のようにうねって男性の体を弄ぶ。
 当然男性には逃れる術などなく、無数の襞の絡まりも合わさって恐るべき快感となる。
 そして極めつけは、内壁の一部が盛り上がり、直接ペニスに吸い付いてくるのだ。
 例えるならそれは膣肉で出来た即席のオナホ。そんなものがペニスに吸い付き貪ってきたならば、もはやペニスは射精を休む暇をほとんど与えられないだろう。
 
 この淫魔の巨大な体から受ける快感は非常に大きい。
 単純な攻撃力だけならこのダンジョンの淫魔の中でもトップなのだ。
 が、意外にも彼女は膣内からの刺激には敏感という弱点がある。
 つまり、膣内で男性を愛撫しまくっている最中、実は本人もそれなりの快感は感じているのだ
 故にこの淫魔をイかせるには膣内での強大すぎる快感に耐えながら、膣壁を辛抱強くひたすら愛撫してやる他ない。
 かなり厳しいがこれまでの淫魔とのセックスで鍛えられたであろう耐久力をもってすれば決して不可能ではないはず。

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