リリは研究室に籠もっていた。
もちろんカイムの凌辱はモニタしている。
彼女が調べているのはハニーの体液であった。
カイムが採取したハニーの血液や唾液、愛液などの分泌液を分析している。
自動ドアがシャッと開いて、そこにひとり……一匹入ってきた。

「リリよ」
「……ん?」

振り向きもせず、女悪魔は答えた。
誰が来たかはわかっているのだ。

「なんだい、ルトゥ。呼ぶまで待ってなって言ったろ?」
「だから、いつお呼びがかかるんだよ」

人語を喋ってはいるものの、姿はおぞましかった。
一応二足歩行してはいるものの、背中からは多くの触手が生えている。
それが意志を持つかのように、うねうねと動いていた。
緑の体色でガニマタ、腕の方が脚より長かった。
長い舌が、喋るごとにうねっている。
口から覗く歯はすべて牙である。

「必要になるまで、さ」
「だってよ、もうアスタロやカイムはやってんだろがよ。あの女はもう用なしだろ? なら、
あとは俺が後始末してやるって」

そこで椅子がキィッと回ってルトゥの方に向いた。
リリは長い脚を組んで言った。

「後始末って、殺しちゃダメだよ」
「ああ? なんだと?」
「だから殺すなって言ってんの」

珍しいこともあるものだ。
この三姉弟が獲物を殺さないとは。

「……じゃあ、俺は用なしか?」
「いいや、おまえの出番はあるよ」
「けど、俺は……」
「だからさ、おまえの好きにしていいよ。だけど、殺すまではダメだよ。寸前でやめな。それ
で吸い取ったもんを少しわけとくれ」
「はあ?」

説明するのも面倒なのだろう。
リリは手を振って、出て行けと命令した。
ルトゥは、不満げに「ふん」と鼻を鳴らして部屋を出ていった。

────────────────

キューティーハニーがマルコキアス姉弟に囚われてもう二週間になる。
以来、彼女はこの部屋から出されることはなかった。
アスタロとカイムの戦闘兄弟に、いいように叩きのめされていた。
もちろんまともな闘いではない。
一対一、いいや兄弟が束になってかかっていっても、最終的にはハニーに凱歌が上がったこと
だろう。

だが、ハニーが闘いを有利に進め出すと、途端に長姉リリのレーザーが音もなく襲来してくる。
いかに天下無双のキューティーハニーとはいえ、相手も一流の戦闘士だ。
一瞬の隙が命取りとなる。
ハニーがリリの攻撃で怯み、あるいは警戒しているところを、この卑劣な兄弟は襲ってくるのだ。
これでは、いかに彼女の戦闘能力がずば抜けていても、勝利を収めることは難しかろう。

実際、ハニーは彼らに敗れ、何度も瀕死の重傷を負っている。
そして、傷の痛みとそれを緩和させる脳内麻薬とで朦朧となったところを犯されるのだ。
ハニーの打たれ強さ、苦痛への耐性が、心身が傷ついた時に発せられる疑似ドーパミンだと
気づいたリリは弟たちに指示した。
ハニーをフラフラになるまで叩きのめし、その後に犯せ、と。
弟たちは姉の狙いはわからなかったが、指示には従った。
確かに、そうした方がハニーの反応が良かったからである。
また、それとは別に、彼らは姉に逆らうなど思いも寄らなかったのだ。
それほどにリリの力は彼らに畏怖されていた。

「ぐっ……おおうっ……」

格闘ルームに女の苦鳴が響く。
ハニーの背中に穂先が突き抜けていた。
もはや抜こうという意志も涸れ果てたのか、両手はだらりと垂れ下がっている。
脚は折れ、両ひざが床を着いていた。
左の槍手を美しいヒロインに刺し込んでいたカイムは、右足を軽く上げるとハニーの肩に当てる。
そして、ぐいっと一気に左手を引き抜いた。

「かっ……はっ……」

ずしゅっと厭な音がして、ハニーの肢体から槍が抜ける。
傷口からはびゅるっと血液が迸った。
抜かれた瞬間、苦痛で溜めていた息を一気に吐いた口からも、僅かに血が飛び出る。

「う……あ……」

力尽きたかのように、ハニーがどおっと床に倒れた。
血まみれの陰惨な姿だが、カイムは床に弾む腿や尻の弾力の方に気を取られていた。

血まみれ──そう、彼女は今日もカイムの剣で何度も殺されたのだ。
実際、死んだ方がどれだけ楽かと彼女は思った。
カイムの剣や槍が身体を貫き、切り刻む激痛。死ぬことを許されぬ肉体、いや、失神すること
すらできない身体。
一瞬意識が遠のくことはあっても、すぐに覚醒させられる。
空中元素固定装置の働きもあるし、カイムに殴られて起こされることもある。
ハニーはこの時はじめて不死身である自分の身体を呪った。

この日も、腹部や胸を中心に数十回ほども突き込まれた。
横から突き刺され、左から刺さった槍が右の脇腹から穂先が突き出る。
正面から貫かれ、下腹から刺し込まれた切っ先が、豊臀までも貫通させられる。
リリの命令で、攻撃は性感帯近くに集中されているのだ。

こうした責めが、アスタロの時も含めればもう一週間も続いている。
一向に慣れることのない激痛、敵の攻撃を無防備に受け続ける悔しさ。
そして激痛の中に、妖しげな感覚が生まれ出ることに彼女が気づいたのはいつだったか。
胃の辺りを刺されても痛いだけだが、股間近くや胸の付近を斬られたり刺されたりすると、
苦痛以外の感覚も同時にわき起こってきている。

刺され、身体を貫通された瞬間。
言語に尽くしがたい激痛が去ると、じわじわと疼くような感じがある。
刺された傷口を中心に、燃えるように身体が熱くなる。
傷口から発した熱はそのまま腰の奥へと届き、それがやるせないような疼きに変化するのだ。
ドーパミンの副作用なのだが、ハニーにはわからない。
わかるのは、この激痛地獄の底に仄かに見える、暗く妖しい名状しがたい感覚だけだ。
そして、それを嫌がっているわけではない自分に気づき、消え入りたいような嫌悪に囚われる。

「どうだ。相当まいったか?」

カイムは、床に倒れ込んでいる女の赤い髪を引っ張り、顔を持ち上げた。

「こ……この……卑……怯者……」
「……」
「卑劣な……手段で……女をいたぶって……わ、私は……絶対に……」

ハニーの両眼には、めらめらと燃え上がりそうな色があった。
わなわなと唇が震えているのは、苦痛や恐怖のためではあるまい。
カイムへの、敵への怒りだ。
カイムは呆れると同時に感心もした。
あれだけ犯され、もう何度死んだかわからぬほどの攻撃を受け、それでいてまだ気力が残って
いる。
この凄まじいほどの精神力はどこから来るのだろう。

「大したもんだな、まだそんな口が利けるとは」
「……」
「立てよ」
「あっ……く……」

髪を握られたまま、ハニーは無理矢理立ち上がらされた。
長身のカイムがハニーの髪を掴んだまま立ち上がると、彼女の爪先が宙に浮く。
髪をすべて引き抜かれそうな痛みで呻き、ハニーが両手で相手の右腕を掴むと、カイムが
じぃっと彼女を見つめた。
見ているのは、ハニーがもがくと大きくゆさゆさと揺れている両の乳房だ。
走るときや戦闘時に邪魔にならないのかと心配になるほどの大きな肉塊である。
カイムの槍腕が唸りを立てた。

「ぐわおうぅっ……!」

真横から乳房に槍を突き立てたのだ。
槍に串刺しにされたふたつの乳房は、串に刺された団子のように見えた。
頭の天辺を突き抜けるような疼痛が走り、ハニーはギクンと身体を突っ張らせた。
ずぼっと音がして、血しぶきと一緒に槍が抜けた。
灼けるような激痛と同時に、乳房や股間が燃えるように熱くなる。
あたりにぷぅんと女臭が漂う。

まだ痛みに苦悶しているハニーの胸に手を伸ばすと、青い男はコスチュームの裂け目に指を
かけ、一気にそこを破り去った。
あまりの激痛にそこまで気が回らないのか、ハニーはただ呻くだけだ。
着衣の下からまろび出たのは真っ白い乳房だ。
今の傷からの出血で赤く染まり、それが異様なエロティシズムを醸し出していた。
それを舐めるように観察し、今度は股間を破った。
左槍でコスチュームを刺し、そのままびりびりっと引き裂いたのだ。
下腹部が露わとなり、上は臍から下は腿の付け根までが剥き出しにした。

カイムはニヤリとした。
思った通り、股間はすっかり潤っている。
ムッとして湯気さえ出そうなくらいに練り上がり、ねとねとした粘液で恥毛が濡れそぼって
いる。
これを汗だと強弁することは、当のハニーですら出来まい。
カイムが髪を離すと、女体がどっと床に転がった。
変化した手を元に戻すと、男は美女をひきずって部屋の片隅へと連れて行く。
いかにカイムでも、血だまりの中で女を抱く趣味はない。

美女をうつぶせにして身体を調べると、もう出血がすっかり止まっている。
傷口にしても、ついさっき刺した胸の傷はまだ残っているものの、他の傷跡はほとんどわから
ないほどに復旧していた。
空恐ろしいほどの回復力である。
もしかして、姉の欲しているのはそれかと思いつつ、カイムはハニーの美顔を見た。
むらむらと獣欲がこみ上げてくる。

横たわる美女に貪りつこうとしてカイムは気づいた。
女の裸身が染まっている。
乳房も、剥き出しにされた腹部や腿も。
てっきり血を浴びて、それで色づいているのかと思っていたが違う。
ハニーの白い柔肌も、すっかり上気していたのだ。
身体の内側から込み上がる、得も知れぬ妖しい疼きと熱によって、素肌が薄紅色に染まって
いたのだ。

この女──キューティーハニーも肉欲を感じている。
男が欲しくなっているに違いない。
そう思うと、もうカイムは抑えが利かず、まだ朦朧としているハニーに襲いかかった。

「ああ……あう……」

仰向けのハニーにのしかかるや、カイムはその胸で揺れている大きな乳房に取り付いた。
たぷたぷと音がしそうなほどに揉みしだく。
汗でぬめり、手が滑った。
それでもなお、ぬめる乳房を揉み込んだ。
力任せにこねくると、さすがにハニーが顔をしかめる。

「……あっ……痛い……っ……んっ……」
「なにが「痛い」だ。その痛いのがいいんだろうが」
「……」
「黙ってても俺にはわかるぞ。おまえは変態のマゾ女だからな」
「マゾ……ですって?」
「そうだ。尻の穴ばかり責めるアスタロのやつを、おまえは変態呼ばわりしていたがな、実は
おまえも虐められて悦ぶ変態だったわけだ」
「ひどいこと言わないで! ああっ!」

反論は許さぬとばかりに、カイムがぎゅうぎゅうと乳を揉む。
付け根から絞り上げるように揉み上げ、頂点の乳首を捻る。
カイムがいじくる前から、もうすっかり硬くなっており、グミのような感触だ。
そこをクリクリ責め上げると、堪え切れぬ声が喘ぎとなって口を割った。

「ああ……あっ……」
「そらみろ。乱暴に揉まれると気持ちいいんだろうが」
「ち、違うって言ってる、ああうっ……!」

いくら抗っても、胸からは痛みと快感が同時責めでやってくる。
最初は五分五分だったものが、今ではほとんど快感しか感じなくなっていた。
男の手で自由に形を変えられ、ぐにぐにと好き放題に揉まれる乳房を見て、悔しさと虚しさも
感じるのだが、それ以上に痺れるような肉の快感が鮮烈に感じ取れた。

カイムも、まるで憑かれたようにハニーの乳房に拘った。
しっとりと男の指に吸い付くような肌触り。
適度な弾力と柔らかさで、握りしめると指の間から肉がこぼれる。
そしてその反応。
どう揉んでも、たまらないと言わんばかりに反応し、官能の声を上げ続ける美女に、男は魅
了された。

「く……ああ……い、いい……」

ハニーの方も責めに魅了されていた。
敵の責めに感応するということが、どれだけつらく恥ずかしいことであるか、この一週間で
いやというほどにわかってきた。
それでもなお、男どもの行為に反応せずにいられない。
どうしてこんなに疼くのか、感じてしまうのか、訳が分からなかった。
せめて屈服したことを告げることだけはやめようと誓うのだが、いつしか男の求めるままに声を
上げてしまう。
おぞましいのは、我慢している時間が日を追うごとに短くなってきていることだ。
肉体が男の責めに応じてしまっている。

精神は、最初に抵抗を見せるものの、肉体が追い詰められるに従って、男の望むままになるの
だった。
「もっと」とか「いい」とか、それがどんなに自分の心を裏切っている言葉だとわかっては
いるのものの、屈辱に身を灼きながらも口にしてしまう。
もしや、それこそが心の奥で自分が望んでいることなのかも知れないと、ハニーは絶望するの
だった。
カイムは、早くも屈した言葉を吐いた美女に満足げな笑みを浮かべた。

「ふふ、だんだんと素直になってきたじゃないか。そう、それでいいんだ。感じるならそう言え。
気をやるときは「イク」と言うんだ」
「くっ……あ、あうう……おっぱい……いっ……」

もうダメだとハニーは思った。
壊れかけている。肉欲に精神が引きずられてきているのがわかる。
口から喘ぎ声が出るようになってくると、自分から背中を持ち上げ、胸をカイムの方へ突き出す
ようにすらなってきた。
もっと揉んで、というわけだ。
さすがに言葉では求めなかったが、もう一段階進めば「もっと強くして」と言っていたところ
だろう。

「あくっ、きついっ……あ、ああ強すぎるわっ……あ、あはっ……くぁっ……いっ、いいっ……」

カイムも力任せに、まるで握りつぶすかごとく揉んだ。
もうハニーを快楽地獄に堕とすとか、そういうことではなくなっている。
己の欲望のためのみに行動していた。
ゴムマリの如く男の指を弾き返すかと思えば、揉む箇所によっては指がめり込むほどの柔らかさ
を見せる乳房だった。
強く抓ったからか、それとも快感のせいか、硬く腫れ上がった乳首をぎゅっと捻り潰すと、ハニ
ーは甲高いよがり声を出した。

「ひぁぅっ……んっ、んくっ……んん、いいっ……む、胸が……」
「なんだ、おっぱいだけでいっちまうのか?」
「うっ、く……ああっ……」

本当にいきそうだ。
このままいってもいい、とも思ったが、物足りない。
ハニーはねだるような視線でカイムの股間を見つめた。
上半身ばかりを責める男の股間のものは、もういつでもOKのようで、勃起したものがぶらぶら
している。
はしたないと思いつつも、つい腰が持ち上がってしまう。

美女の目と動きを見て、カイムは内心苦笑した。
柄にもなく焦っている。
女は胸だけ責められ、焦らされる切なさに悶えていたのに気づかなかった。
カイムは荒々しくハニーの股を開かせ、脚を持ち上げるとぐぐっと前に押し倒した。
太腿が乳房にくっつき、膝が肩に当たる。
いわゆるマングリ返しであり、女にとってこの上なく恥ずかしい格好のはずだ。
ハニーもそうなのだろう、真っ赤になった美貌を背け、目を固く閉じている。

しかし、嫌がらなかった。
「やめて」だの「見ないで」だのと言わなくなっている。
股間の中央で物欲しげにひくひく動く媚肉を見ていると、むしろ「見てないで早くして」とでも
言っているかのようだ。
青い男は、自らの分身を掴むと、肉が弾けるように割れている媚肉にあてがった。
ビクッと美女の肢体が震えたが、やはり悲鳴は出なかった。
カイムはそのまま、いきなり挿入した。

「はぐうっ……!」

ぬるぬるした蜜が挿入を助け、スムーズに沈み込んだ。
カリ部分もぬるりっと膣孔を通り抜ける瞬間、ハニーはビクビクっと痙攣して首を仰け反らせた。
待ちかねたペニスの到来で、軽く気をやったに違いない。
一端、根元まで押し込むと、カイムはすぐに律動を開始した。

「あ……ああっ……ああっ……ひっ……あ、いいっ……んああっ……」

まだ処女を喪って3日しか経っていない膣は狭苦しく、精一杯に開かされて人並み外れた太い
ペニスを飲み込んでいた。
硬くて大きいものが太い静脈を浮き立たせながら、女の穴を犯していく。
太い肉棒が出入りするごとに、ハニーの媚肉が軋むかのような摩擦感を与えていった。

カイムの責めは今までと違っていた。
昨日までは、長大なペニスのサイズを目一杯活かして、深くまで入れて浅くまで引き出した。
ハニーの膣に出来るだけ摩擦を与えて、快楽に漬け込むような腰使いだった。
それが今日は、根元まで埋め込むのは同じだが、抜くのはごく浅い。
その代わり、突き込む速度を上げていた。
膣内への摩擦は少ないものの、最奥──子宮への刺激は強烈だった。
最初のうち、子宮責めには痛がるだけだったハニーだが、徐々に慣らされてしまい、今では
そこがもっとも感じる箇所のひとつに作り替えられていた。

「あっ……うむっ……あううっ、奥っ……あひっ……んんう〜〜っ、お、奥に来てるっ……」

それまで痛いだけだったそこが気持ちよかった。
ハニーの戸惑いはいつしか恍惚に変化してきている。
カイムが腰ごとぶつかるように奥深くまで貫いてくると、硬いペニスの先がコツンと奥の壁に
ぶち当たる。
子宮口だ。
子の産めぬはずの彼女に、どういう理由でそんな臓器があるのか不明だが、ハニーにもそれは
ある。
その小さい子宮口を肉棒でコツコツと突っつかれると、ジンジンと痺れるような痛みと肉悦が
子宮の奥にまで届き、喘ぎ悶えてしまうのを止められない。
太い亀頭部で膣道を拡げるようにゴリゴリと抉られ、子宮口をコツコツと突き込まれて、ハニー
は頂上へと昇りっぱなしとなる。

「あ、あおっ、も、も、だめっ……はううっ、いくっ……いくわ、いくっ……!」

ゴツッと最奥を突かれた瞬間、ハニーは気をやらされた。
そこから大量の蜜を分泌し、膣は精を搾り取ろうとして肉棒を締めつける。
カイムは下腹に力を込めて、その刺激を堪えると、続けてハニーの媚肉を突き続けた。
ハニーは目を白黒させて喘いだ。

「ああっ……ああ、もういやっ……もう、いったわ、だから……ああっ……」
「ふざけるな、何が「いったわ」だ。勝手にひとりで気をやりやがって。こっちに合わせろ」
「そ、そんなこと言っても……あううっ、いいっ……」

いかされたばかりで、触れただけでもまたいきそうになるほど敏感になっている膣襞を、カイム
の男根が遠慮なく責め上げた。
責め方は同じだ。
奥まで入れて浅く引く。
子宮責めである。
ずぶ、ずぶ、ずちゅ、ずちゅ、と、リズミカルだが淫靡な音が部屋にこだまする。
男女の性器の結合部からは、止めどなく女液が溢れ出し、熱く絡み合う男女の腰を濡らしていた。

一度いかせたことで、カイムにも余裕が戻り、まだ上半身を責め出した。
首を舐め、乳を舐める。
突き上げるごとにゆさゆさと扇情的に揺れる乳房を思い切り揉みしだく。
勃起した乳首を歯で噛み、甘い悲鳴を上げさせた。

「あああ、だめえっ……そ、そんなことされたら、また……またあっ……」
「なんだ、またいくのか」
「いっ、いきそうっ……いきそうよっ……ああ、いいっ」
「どこがそんなにいいんだ、言ってみろ」
「オ、オマンコっ……」

ためらいもなくハニーは口にした。
羞恥だの屈辱だの恥辱だの、面倒な感情はたくましい男根で粉砕されている。

「オマンコいいっ……あ、お腹の奥までチンポが来てるぅっ……おっぱいも気持ちいいいいい…
…ひあっ……」

浅く動かしていた腰が止まった。
焦らそうとしたのではなく、ハニーの膣のせいだ。
抜きにくいほどに締め付けがきつくなっているのだ。
膣内は愛液でどろどろだから、無理に引き抜くことも可能だが、カイムは別の手段を執った。
奥まで突っ込んだまま、グリグリと腰を回転させたのだ。
子宮口が肉棒でゴリゴリ擦られていく。
気が飛びそうな刺激に、ハニーはひとたまりもなかった。

「んおおおおっ、奥がぁっ……お、おっきいので擦られてるっ……もうだめっ……我慢出来ない
ぃっ……ま、また、いく……またいっちゃううっ……!!」

ギクンギクンとハニーの肢体が大きく震え、しなった。
上に乗ったカイムを弾き飛ばすくらいの勢いで背を反らせ、またしても激しく絶頂に達した。
それでもカイムはまだ出してなかった。
しかし、さすがにもう限界である。
膣の収縮は強くなる一方だし、襞もねとねとと絡んで盛んに射精を促している。
何より、悶え喘ぐキューティーハニーの悩ましい美貌やその肉体に、ペニスよりもカイムの
忍耐が先に切れそうだ。

今度は自分が射精するために動き始めた。
リズムなど無視して、獣のような荒々しい突き上げてハニーを責める。
それでもハニーの膣は、暴れる男根を優しく受け止め、引き抜かれる時は離すまいとしっかり
襞が絡みついた。
カイムはますます昂奮し、悶え続けるハニーの乳房に吸い付いた。

「ああっ、いいっ……む、胸が吸われて……そ、それだけでいきそうよっ……」

喘ぎ、淫語を口走る美女の唇に欲情したカイムはハニーの口を吸った。

「あ、あむむっ……」

一瞬、驚いたように目を見開いたハニーだったが、すぐに官能の波に飲み込まれた。
重ねられた唇を振り払うこともせず、口を開いて男を受け入れたのだ。
ようやく入り込めた美女の咥内で、淫舌は嬉々として暴れ回った。
歯茎を舐め、頬や上顎の粘膜を舐め取り、舌を吸い上げる。
あまりにも乱暴な舌の動きに、ハニーの舌は脅えたように奥へ縮こまっていたのだが、カイムは
それを無理矢理引き出した。

「あ、あうむっ……ん、ん、むぐぐ……ん、んじゅじゅっ……」

舌を引っこ抜かれるかと思うほどに強く吸われ、ハニーは頭がくらくらした。
それほどに、初めての接吻は強烈な刺激だった。
そう、哀れにもハニーにとって、このカイムとの強引なキスがファーストキスだったのだ。
それが単に唇の接触だけには留まらず、セックスそのものといってもいいほどの濃厚なキス
だった。
口の内部を散々舐め尽くされ、粘膜を舌先でこそげ取られる。
口の中がカラカラになるほどに唾液も全部吸い取られた。

最後にきつく舌を吸われると、ハニーは三度目の絶頂に達した。
吸うと同時に、子宮を思い切り突き込まれたからだ。
正義のヒロインは、目を剥いてビクンと大きく痙攣した。
顔を掴まれていたから首は仰け反らなかったが、全身を突っ張らせるようにして、その激しい
絶頂を表現していた。

「ん……んん……んんんっ!?」

まだハニーの美唇に吸い付いたままのカイムは、続けて三度気をやったハニーをまだ許さな
かった。
口を吸ったまま腰を振り続ける。
くたりと脱力していた肢体が、おののいたように揺さぶられる。
性の頂点から降りきっていないのに、またしても官能の大波が襲ってきて、ハニーは気が狂い
そうになる。
いきっぱなしだ。
口を吸われ、乳房を揉み込まれ、媚肉を突かれまくる。
猛烈な三箇所責めを受け、キューティーハニーは脳内が炸裂したのを感じた。

「んんっ……」
「……」

カイムは背中にある感触を得て驚いた。
彼の背にハニーの手が回っていたのだ。
ハニーはカイムを両手で抱きしめていた。
気が付くと、長い官能的なカーブを描く美脚も、カイムのたくましい腰に巻き付いている。
少なくともこの場では、キューティーハニーは陥落した。

「ん、ん、んじゅっ……じゅじゅっ……んちゅうっ……んむむう……んっ、んぐっ、ごくっ……」

キスも積極的になってきた。
もう吸われるだけでなく、ハニーの方からカイムの口へと舌を差し込んだ。
男が舌を伸ばしてくると、待ちかねたように舌を絡ませる。
自らの唾液を男に与え、男の唾液を流し込まれると、喉を鳴らしてそれを飲んだ。
胃の中まで犯された気がした。
ようやくカイムが口を離すと、ハニーはあられもなくよがり始めた。

「ぷあっ……いいっ……くっ、も、もっとっ……ううむ、もっと深くぅっ……くあっ、か、
硬いっ……ふ、太いのがお腹の奥に届いてっ……いいっ……」

乳房と膣を同時責めされ、あまりの快感に腰をよじって逃げようとすらした。
もっとして欲しいのだが、同時にこれ以上されたらおかしくなってしまうという保護本能らしい。
カイムは、もがくハニーの腰を押さえつけ、片足を肩の上に担ぎ上げてのしかかり、いっそう
結合を深くしてやった。
ガンガンと突かれまくり、何度も気をやらされて力が入らないらしく、下半身がなよなよしてきた。
くにゃくにゃになっている腰をしっかり抑え、カイムはなおも激しく突き上げた。

「うんっ、うんっ、うんっ、うむっ……ふ、深いっ……ああ、そんな奥まで……いやあ、また
いっちゃうぅぅ……」

カイムの突き上げが深く激しく速くなる。
根元まで押し込んでもまだ足りぬとばかりに、互いの陰毛が擦れ合うほどに腰を密着させて、
子宮を上へ押し上げるようにして犯した。
ハニーの脚がしっかりと腰に絡みつき、カイムは思うようにピストンが出来なくなっていた。
さらに深い挿入を求めているのだ。
一端振りほどこうかと思った時、ハニーの喘ぐ美貌を見てしまった。
この世ならぬ快楽に身悶え喘ぐ正義のヒロインの美貌。
男心をとろかせるような艶っぽい媚声に、もう我慢できなくなってきた。
動かぬ腰をそのままに、グリグリと子宮を擦り上げる責めに切り替える。
ハニーはこれがいちばん弱いはずだ。
しかもこの責めは、カイムの肉棒も子宮によって擦られ、たまらない快感を与えてくる。

「ああっ、それだめえっ、ま、またいっちゃうってばぁっ……」
「遠慮なくいけ。今度は俺もいくからな」
「そっ、それなら今度はっ……」
「?」

ハニーが突然口ごもり、絡めた腕や脚の力が抜けた。
不思議に思ったカイムが顔を覗き込むと、美女は恥ずかしそうに顔を逸らした。

「……出して欲しいのか?」
「……」
「射精して欲しいんだな、中に?」

グッと歯を食いしばり、わずかに躊躇したハニーだったが、肉の疼きには耐えきれず、小さく
うなずいた。

「あ、ああ、欲しい……」
「はっきり言うんだ」
「……せ、精液……精液、出して……」
「中に出していいんだな?」
「ああ、はい……う、うんと深くまで入れて、中に……奥にいっぱい射精して……」

それを聞いたカイムは、ハニーの緩んだ脚を振りほどき、ここぞとばかりに凄まじいピストン
を行なった。
突如として訪れた激しい愉悦に、ハニーは全身を震わせ喘ぎ叫んだ。
カイムも、ハニーの腰を打ち砕くほどの勢いで激しく腰を叩きつけ、その奥の子宮口をこね
くり回した。
途端に激しい収縮が起こり、カイムの腰の奥が熱くなった。

「よ、よし、出すぞ!」
「ああ、いってっ……あ、あ、私もいく……い、いく……いっくううっっ!」

根元を締めつける膣口の収縮と、サオを絞り上げる膣襞の圧力とで、カイムもたまらず射精
した。

どぶ、どびゅっ。
どぶどぶぅっ。
どびゅるっ、どびゅっ。
びゅくくっ。

子宮口にぴったりと亀頭の先を合わされ、そこで思うさまに射精されて、ハニーは落ち着く
間もなく続けていかされた。

「でっ、出てるっ……ああっ、お腹に入ってくるっ……こ、濃いの……熱いのがいっぱい……
せ、精液がいっぱい出てる……ううむっ、いくっ……」

びゅくっ。
びゅるんっ。
びゅるっ。

精液を放つごとに、カイムは腰を送ってハニーのいちばん深いところで射精し続けた。
男の射精の発作が起こるたびに、ハニーはビクンっと身体を揺すらせ、わななき、気をやら
されていた。




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