「あーらら、すごい。思い切り出すものね」
「ああ……み、見ないで……」

顔を振って呻いたものの、もう排泄を止めることなど出来なかった。
何度か排泄の発作を終えると、今度こそガックリと脱力してしまった。
晶はそんな玲子の顔を覗き込みながら訊いた。

「どうかな? もうお薬少しは効いてきたかな?」
「……」

反発する気力も答える体力もなく、玲子はただ荒々しく息をつくだけだった。
その隙を狙って、修一が玲子の肛門に指を這わせる。
ヒクヒクするアヌスを愛おしげに指でなぞり、それを差し込む。
細身の修一の人差し指が、するっと玲子の腸内に入り込んだ。
修一が息を飲みながら報告する。

「あ、晶さん。もう大丈夫ですよ、ほら……」
「何が大丈夫なのよ。勝手なことしないで」

晶は修一をぞんざいにそこからどかすと、保と憲彦に命じて玲子の姿勢を変えさせた。
後ろ手縛りはそのままで、ベッドに這い蹲る姿勢からくるりとひっくり返された。
仰向けにされたのである。
保はそのまま玲子の頭の方へ回り込み、彼女の両脚をぐいと持ち上げる。
大股開き、まんぐり返しの格好だ。
女性にとっては、これ以上ないほどの恥ずかしい格好だが、玲子はまだ自失している。
晶はくすくす含み笑いしながら、配下の少年に声を掛ける。

「なによ修一、その不満そうな顔は。いいわよ、今度はあんたがやっても」
「え? それじゃ浣腸かアナル……」
「それはダメ。中を覗くやつ、あれやっていいわよ。道具持ってきてるよね?」

狙いの肛門責めは出来ないが、主導で責めていいとのお達しに、修一も相好を崩した。
嬉々として器具を用意し、それを憲彦にも説明している。
その間、玲子は恥ずかしいポーズをとらされたままだった。

(ああ……いや……)

急に羞恥心が盛り上がってきた。
今までもなかったわけではないが、あまりに悪辣な責めの連続に、そうした感情が押しやら
れていたのだ。
それが急速に込み上げてきている。
羞恥の気持ちを表現したら、この少年たちをつけあがらせるだけだから、押さえようとする
のだが、それが出来ない。

(あ……なんだかおかしい……)

玲子は腰をもぞつかせていた。
表現しにくい感覚が体内で起こっている。
身体が内側から少しずつ熱くなってきている。
じわっと汗が浮く。
腰の奥がむず痒い感じがする。
保に掴まれている足首が、彼の指の感触を異様にはっきりと伝えてくる。

(こ、これって……覚醒剤の……効果なの……?)

もちろん彼女はヘロインやコカインの経験などない。
検事という職業上、知識として知っているだけだ。
五感が鋭敏になると聞いたことがある。
アップ系の麻薬は、その時の感情を盛り上げるとも聞いた。
今の玲子の状態が、まさにそれなのではないだろうか。
震える顔で正面を見ると、憲彦と修一が玲子の股間を食い入るように覗き込んでいた。
途端に、たまらないほどの羞恥心が込み上げてくる。

「や……み、見ないで……ああ……」

自分の年齢の半分にも満たぬ少年たちに性器を観察される恥辱。
昂奮している男の子たちの息が腿やその付け根にかかる。

(ああ、生暖かい息がかかってる……そんなに近くで見られてる……)

ゾクリとする震えが背筋を走った。
少年たちの息遣いだけでなく、視線すら物理的に感じるような錯覚を受けた。
視線が熱くてたまらない。
晶が言った。

「どう、憲彦、修一。切れ者検事さんのオマンコは?」
「綺麗ですよ、マジで」
「33とは思えないですよ」
「いやっ……見ないで!」

玲子の悲鳴など聞こえぬかのように、憲彦たちは今にも吸い付きそうな勢いで彼女の媚肉を
見ていた。
三十路の熟れた性器とは思えぬほどにぴっちりと隙間なく閉じられていたそこが、うっすらと
ほころんできている。
僅かに開いた筋目から、やや赤く充血した肉襞が覗き、濃厚な蜜で濡れそぼっていた。

「全然型くずれしてないですしね。ヴァージンみたいだ、とまで言わないけど」
「ああ。でもこの分じゃ、このおねーさん、男遊びはしてないんだろうな」
「だってさ、おねえさま。どうなの?」
「しっ……知らない……」

玲子は懸命に顔を背け、目をつむった。
それでも子供たちがどこを見ているのかが、イヤでもわかる。

「だ……だめ……見ないで、お願い……ああ……は、恥ずかしい……」

晶は、玲子の明らかに変貌しつつある女検事の状況を的確につかんでいた。
綺麗な顎に指を当てながら考える。

(この女、快楽に弱いんだわ、きっと。こんな羞恥プレイにどっぷりはまってる。麻薬の効果
もあるでしょうけど、本質的に自分の性感とかに気づいてないのね。さっき修一が言った通り、
あんまり男とやってないんだわ……)

ならば、これを利用しない手はない。
もっともっと羞恥を感じさせ、玲子の性の奥底をさらけ出してやるのだ。
晶はぱんぱんと手を叩きながら言った。

「ほらほら、いつまでそこ見てるの。奥まで見てやりなさいよ」
「りょーかい」

修一は喜色満面でうなずき、手にした道具を光らせた。
ペリカンの嘴にも似た先端を持つ、銀色に輝く器具だ。
手にしたレバーを掴むと、そこがぐっと開くようになっている。
産婦人科医が使うクスコである。
医修生である修一が持ち出してきたものなのだろう。

「きゃっ……!」

金属の冷たさを膣に感じ、玲子は驚いて目を開けた。

「な、なにを……」
「なにって、決まってるじゃないの。おねえさまのオマンコの中を見てるのよ」
「な……」
「クスコって知ってる? 女の膣を拡げるやつ。あれ使ってるのよ」
「いっ、いやあ!」

高ぶっている修一は、嘴の根元まで埋め込んでいた。
冷たかった金属部分が、玲子の媚肉の熱さでぼうっと白く曇る。
修一は慎重にレバーを握った。
いきなり大きく開いたら、傷ついてしまいかねない。
だが、徐々に開かれることで、いかにも中を見られているという実感を玲子に与えることにも
なった。

「いやっ……あ、あ……そんな……ああ、拡げないで……あ、うむ……」

だんだん大きく広がっていくと、熟女とは思えない初々しい色の肉襞が押し広げられていく。
強引に拡げられるのを襞がひくついて抵抗するが、はかないものだった。
次第に露わになっていく女体の神秘に、少年たちは生唾を何度も飲み込んだ。

「す、すげえ……女のアソコをこんなによく見たのは初めてだ」
「でしょ? あたしもよ」
「やめて……こんなことはすぐやめなさい!」
「ウソばっかり。おねえさま、やめて欲しくないくせに。ほら、中も照らしてあげる」

晶はそう言ってペンライトで奥まで照射し、わざと鼻をうごめかせて見せた。

「なんだかいやらしい匂いがするもの、おねえさまのオマンコから」

そう言われて、少年も玲子もハッとした。
甘ったるいような妖しい女の臭気が、確かに強くなってきている。

「感じてるんじゃないの、おねえさま?」
「ち、違う……」
「違わないわよ。おねえさまからプンプンしてるのよ、この匂い」

膣を拡げられて内臓を露わにされているのだから、内部の匂いがするのは当たり前だろう。
ただ、それがかなり強いのは例の浣腸麻薬の効果もあるし、もしかすると晶の言う通り、玲子
自身が性的快感を得ているからかも知れない。

「違うわ……! もうやめてぇ! 見ないで!」
「どうして? この子たちは「綺麗だ」って褒めてるんじゃないの」
「くっ……すっ、するなら……」
「え?」
「するなら、さっさとしたらどうなの!? こ、こんないやらしいことばかり……もういやよ!」
「あらら。なんだ、おねえさまったらして欲しかったんだってさ」
「違うわ!」
「違わないでしょ。今そう言ったじゃないの」
「そ、そうじゃなくて……」

こんな辱めを受けるくらいなら、さっさと犯して終わりにしてくれ、と、玲子はそう思った
だけである。
もちろん、そんなことは晶は百も承知だ。
玲子が顔を振りたくって抗い出したのを見て、晶は次の指示をする。

「はい、次。修一」
「わかってますよ」

修一と憲彦は、それぞれの手に太い和筆を持っていた。
その穂先を洗面器の中に浸し、それを玲子の開かれた膣の中に差し込んだ。

「あひっ!?」

玲子らしからぬ悲鳴が上がった。
男の子たちは、筆で玲子の膣内を犯し始めたのだ。
たっぷりと液体を吸った太い穂先が、玲子の肉襞をゆるゆるとまさぐっていく。
筆が蠢き、這うたびに、玲子の背筋にぞわりと電気が走る。
とてもおとなしくしてはおられず、腰をぶるぶると揺さぶって喚いた。

「いやああっ……やっ、やめてぇ、そんなひどいことっ……ひぃっ!」

堪えようもない感触が媚肉の中を這いずり回る。
玲子は、その激烈とも鮮烈とも言える刺激に、身を捩って苦悶した。
柔らかい毛先で膣の奥をまさぐられる感覚に耐えられる女などいないだろう。
意識すまいと思っても、どうしても神経がまさぐられる膣奥に集中してしまう。
いやでもその動きを感じ取ってしまう。
いやがって目を閉じていることも影響していた。

濡れた筆先が、玲子の胎内のあちこちを舐め回す。
襞の隙間に塗り込めるように筆を使われると、玲子は声を出すのを堪えられなかった。

「あああっ……そ、そこはあっ……ひっ……やめっ……お、お願っ……!」

何度も何度も筆で責められていると、いつしか身体の芯が痺れてきた。
官能がさざ波のように玲子に寄せてくる。
悶えのたうつ玲子を見ながら晶が言った。

「もう気持ちよくなってきたんでしょ、おねえさま。いいこと教えてあげる。修一たち、
あんたのオマンコの中に何を塗ってるかわかる?」
「しっ……知らな、あひっ……」
「あらあらホントに敏感なのねえ、ろくに口が回らないじゃないの。あのね、さっき浣腸した
時にも使ったスピード。あれの水溶液を塗ってあげてるのよ。だから、もっともっと気持ち
よくなれるわ」
「そ、そんな……まだそんなものを使うというのっ……ああっ……」

憲彦と修一は、憑かれたように筆を使い、ぱっくりと口を開けている媚肉に筆を走らせている。
玲子はいちばん奥を撫でられた時と、クリトリスを嬲られた時、特に激しい反応を示した。
それを面白がって、少年たちは集中的にそこばかり責め始めている。

「ひっ……ああっ……そっ、そこっ……も、いやっ……ひぃっ……ゆっ、許してっ」
「あらまあ、検事さんが「許して」ですって。でもだめよ、もっとやってあげるから」

玲子は狂ったかのように首を大きく振り立てた。
いやでいやで、恥ずかしくて悔しくて仕方がないのに、甘い痺れが膣から身体全体へと広がっ
ていく。
背筋から性器にかけて、熱が籠もるように疼いている。
穂先が子宮口や肉芽を舐めると、つんざくような悲鳴を上げるしかない。

「やっ、やめてっ……あひっ……おかしくなるわっ……やはっ……」

ガクンガクンと腰が浮き、責めるふたりを弾き飛ばしそうな勢いだ。
それだけ強烈な刺激なのだろう。
にも関わらず、玲子の媚肉からは、女の性臭が色濃く漂ってくるのを止めることが出来ない。
じわっと熱い粘液が膣内に分泌してくる。
あまりの官能刺激に、玲子は気死しそうになる。
これなら、いっそ犯された方がマシにすら思えてきた。
その時、刺激がいっせいに遠のいた。

「ああ……」

玲子はガックリと腰の力が抜けた。
荒々しい呼吸で、乳房が大きく上下している。
保が手を離し、両脚がベッドの上でバウンドしても、玲子は動けなかった。
時折、ピクリピクリと腿が痙攣する程度だ。

「うふふ。さすがのおねえさまも、そろそろホントにして欲しくなったみたいよ。あんたたち、
準備OK?」
「はい」

少年たちが晶の前に並ぶと、少女はケラケラと大笑いして言った。

「すっごーーい! とても中坊のものとは思えないわよ」
「へへ……」

保たちは、自分の逸物をぶるんぶるんと揺さぶって見せていた。
晶は玲子の頬をペチペチと叩いて言った。

「ほら、おねえさま。本番はこれからよ」
「……」
「よく見て、あの子たちを」
「……!!」

晶に頭を持ち上げられて、玲子は少年たちを見た。
信じられないものがそこにあった。
三人の少年たちの股間にぶら下がっていたのは、子供のものとは思えない巨根だったのだ。
晶が玲子の耳元でささやくように説明する。

「驚いた? 修一が持ってきた臨床薬を使ってみたのよ」
「臨床薬……?」
「そ。アメリカの製薬会社が開発したものらしいんだけどね、男性器を一時的に大きくする
クスリなんだって」
「な……」
「バイアグラみたいな不能治療薬じゃなくてね、単に男性器の海綿体をどうたらこうたらする
ってクスリなんだって。詳しくは修一にでも聞いて」
「い、いや……」

恐れおののいたように玲子が引いた。
後ずさって逃げようとする彼女を、後ろから晶が抱き留める。

「だめよ、逃げちゃ。ちゃんとあの子たちを満足させてあげてね。それにおねえさまだって、
ガキのチンポじゃ物足りなかったんでしょ? あんなおっきいのでしてもらえるのよ、嬉しくて
ゾクゾクしちゃうでしょう?」
「いやあっ!」

白いというより透き通るような肌が美しかった。
とても男を知っているとは思えないほどの清潔さを持っている。
このシルクのような色つやの肌が、肉の官能の炙られて染まっていく様を想像するだけで、
少年たちの肉茎を硬く勃起させていく。

一番手は、それまで玲子の動きを封じていた保らしい。
浅黒い大柄な少年が覆い被さってくるのを見て、玲子は咄嗟に後ずさろうとするものの、後ろ
から晶がしっかりと支えていて逃げられない。
保が、昂奮しきった肉棒を膣にあてがうと、その熱く硬い感触に女検事が悲鳴を上げた。

「だめっ……いけませんっ……」

暴れる腰を押さえ、玲子の太腿を抱え込むようにして、少年は腰を突きだした。

「ああ、いやっ!」
「ほら、騒がないの。どうせ昨日、一度やられてんでしょ?」

そうは言っても、昨日はいかにも未成年者という性器だったのだ。
「おちんちん」という名称が相応しい大きさだった。
それが一転、今日のは、見るからにたくましく、まさに肉の凶器と呼びたいような風格である。
太いものが柔肉を割ってくる感覚に、僅かに残ってた玲子の気力が消し飛ぶ。

「や、あ……いっ……たい……ひっ……」

麻薬に加え、晶らが施したいたぶりのせいで、すっかり愛液で潤ってはいたものの、玲子の
そこは思いのほか狭かった。
昨日犯された時のものは短小だったし、それ以前の彼女は性行為自体がほとんどなかったの
だからやむを得ないだろう。

「やめ、てっ……あ、あ……あはっ……」

玲子はその圧力でぶるぶる痙攣し、それでもなお抗おうと身体を必死に揺さぶった。
しかし、もうペニスを膣口に入りかかっている状態では、腰をよじることはかえって挿入を
助けるような動きになる。
保は、むずかる玲子にのしかかるようにして、深々と肉棒を挿入していく。

「あ……う、うむ……おっ……おおっ……」

ぐいぐいと太いものが狭い膣道を押し広げられていく感覚がたまらなかった。
狭くて大変なのか、それともあまりの快感のせいなのか、責める少年も顔を真っ赤にして腰を
使っている。
保の方も、その膣の具合の良さに陶然としていた。
まるで身体を押し返されるかのような抵抗──いや弾力か──が、何とも心地よかった。
それを無理に押し込み、とうとう奥まで貫いた。

「あ……あ……そ、そんな奥まで……あむむ……」
「へへへ、まだまだだよ」
「あ、そんな……うむっ……」

ズシッと奥まで──子宮まで──届かされたというのに、保はまだ挿入し続けている。
玲子はそこまで入れられたことはないし、そもそもそんな大きなサイズのペニスがあるとは
知らなかった。
子宮口にぶち当たった肉棒の先端は、さらにそれを上へと押し上げ、玲子は目を白黒させて
呻いた。
ようやく保が挿入を終えても、身体の震えが止まらない。

「こ、こんな……ああ、深すぎる……ぬ、抜いてぇぇ……」
「どうだい検事さん。こんなに深くつながったんだぜ、わかるだろ?」

逃げようとする玲子の尻をがっしりと掴みながら、保がせせら笑った。
大きく開かれた両腿の付け根が強引に押し広げられ、中学生らしからぬ巨大なペニスが根元
まで埋まっている。
保は腰を動かすことさえ忘れて、玲子の肉の感触を味わっていた。
熱くとろけきった肉襞が保のそれを包み込み、妖艶な動きで絡みついてくる。

「どうなの、保?」
「最高っすよ、晶さん。こんな熟れた身体なのにオマンコの締まりはウソみたいにきついや。
それでいて中は熱くてとろとろだ」
「あらそう、よかったわね。あたしよりいい?」
「あ、いや、晶さんは特別っすよ。若いマンコにゃ敵わな……」
「お世辞はいいわよ。さ、目一杯責めてあげるのよ、検事さんが音を上げるまで」

晶はそう言い捨てると玲子から離れて、再びアームチェアに腰掛けた。
もうこの女に抵抗する気力はあるまい。

「じゃあ動きますよ、検事さん。気分出してくれや」
「ああっ、やめて!」

保が掴んだ尻たぶを揺さぶり出すと、玲子は甲高い悲鳴を上げた。
玲子は大きくのけぞったまま唇を噛み、我慢しきれず口が緩んで呻き出す。
汗の浮いた乳房をぶるんぶるんと大きく揺すり、白い腹部を喘がせていた。
ぐいぐいと腰を揺さぶられるごとに、硬いペニスのエラで胎内を擦られ、子宮口が持ち上げら
れるように突き上げられる。
口では嫌がっていながらも、もう肉体の方はすっかりとろけていた。
保の責めに対して敏感に反応し、蜜を滲ませている。

「ゆ、ゆるして、あああっ……」
「うふふ、気持ちいい、検事さん? 今の保のはでかいから、それだけずっといいはずよ」

まだ中学生である保たちには、女体を味わうのが精一杯だ。
余裕が出てきても、せいぜいが玲子をいかせて愉しむことくらいだろう。
同時に言葉でも責めていくテクニックは望むべくもない。
それでは面白くないから、晶が言葉責めを担当している。

別に晶も不本意ではなかった。
むしろ愉しんでいた。
玲子のような毅然とした女が快楽に堪え忍び、最後には身も世もなく性の愉悦に泣き悶える様
を想像すると、背筋がゾクゾクとした。
紛れもなくSっ気があるのだ。

実際に玲子を犯している保は、まだまだ彼女を凌辱することだけに意識を奪われている。
玲子の肉体は、こうして律動を繰り返すごとに具合がよくなっていった。
薬で大きくなった肉棒を効果的に使い、玲子の胎内を隅々まで味わう。
保は当初、玲子の乳房の大きさと美しさに魅了されたのだが、膣も想像以上に素晴らしかった。

「保、もっと中を擦るように責めてあげて。そんで出来るだけ奥まで突くのよ」
「わかってますって。この女、中を擦り上げるときゅーきゅー締め付けてくるんですよ」
「そうなの。やっぱりいやらしい女だったのね」
「ちが、ああっ……も、やめてっ……」
「ウソばっかり。奥まで入れられたくてしようがなかったくせに」
「わ、私はそんなこと、ああっ……んんん〜〜〜っっ」

理性とせめぎ合っている肉欲が、次第に玲子を覆ってくる。
保が肉棒を抜き差しするのに合わせるように、膣襞がヒクヒクと蠢く。
玲子の肉体がペニスの刺激に激しく反応しているのは明らかで、奥まで押し込んだ時には、
逃がさぬようにするみたいにキュッと収縮すらしていた。
玲子が、もう快楽を得ていることは明らかだった。
ただ彼女の理性がその事実をおぞましく思い、嫌悪しているに過ぎない。
それさえ剥いでしまえば、性感の刺激をモロに受けて、玲子が屈服するのは時間の問題となる
だろう。
晶は玲子を煽るように言った。

「ねえ、おねえさま。我慢しないでいいのよ。気持ちよかったら、もっと積極的に振る舞って、
素直に感じて、大声で喘いだら?」
「い、いやっ……」
「あらそう。まだ気分出ないの、しょうがないわね。憲彦、ぼさーっとしてないでおねえさま
のおっぱいでも揉んであげなさいよ」
「あ……は、はい」

保の凌辱劇に見入っていた憲彦は、晶に言われて慌てたように玲子に近寄る。
下着の下ですでに勃起しきっていたペニスに陰毛がへばりつき、引っ張られて、少年に疼痛を
与える。
昂奮した少年は、それすら感じることなく玲子の乳房に手を伸ばした。

先日のレイプの時にはじっくり味わうこともなかったまろやかな乳房に、憲彦は感激した。
大きさ、形の良さはもちろんだが、その触り心地ときたら比類するものがない。
触れた瞬間、とろけるかと思うような柔らかさだ。
憲彦は抑えが利かず、玲子の胸肉を揉み立てる。
たぷたぷと音がしそうなほどに揉みしだき、硬くなりつつあった乳首がクリクリと蠢く。

「どお、憲彦。切れ者検事さんのおっぱいは」
「さ、最高ですね。こんないいおっぱい初めてだ」
「あらら、そんなに? さっきは保がオマンコ最高って褒めてるのに、おっぱいも最高なんだ。
あたしより、いい?」
「そういうわけじゃないですけどね。さすがに若い晶さんほどの瑞々しさはないですよ。晶
さんのははち切れそうな肌だもの」
「うふふ、ありがと。お世辞でも嬉しいのよ、そういうのって」

別に憲彦はお世辞のつもりはなかった。
玲子の乳房とはまた別だという意味だ。
晶の若い乳房とは違うが、その熟れた柔らかさと揉み心地は絶品だった。
柔らかいが、決して弾力がないわけではない。
揉み込む憲彦の指を押し返すくらいの肌の張りはある。

「ああ……む、胸はあ……ひっ……っ……」

玲子は顔を顰めて呻いた。もしかすると痛みを感じているのかも知れない。
それくらい少年は、力を籠めて乳を揉んでいたのだ。
遠慮なく揉み絞られる乳房は、憲彦の手指によって激しく形を変えられ、復元しようとし、
また揉み崩されていた。

修一も、何も言われる前に玲子にむしゃぶりついていた。
長い舌を使って、その清らかな首筋や腋を舐め回している。
アヌスや浣腸に興味があったり、腋や足裏を舐めたりと、どうも修一は、そうした趣味がある
ようである。

「あ……もう……もうやめて……ああ……」

玲子が泣き濡れた美貌を少年たちに向けた。
その表情には少年に犯される屈辱と、恥ずかしい姿を晒している羞恥に彩られていた。
ゾクリとするような色気を漂わせている。
強姦される女から、それを受け入れ出した女へと変貌していく過程であった。

「うふ、こうなると美人検事さんも形無しね。検察のマドンナが、子供に犯されて感じてる
なんてね」
「そんな、ことっ……ないっ……あひっ!」

玲子が反論しようとすると、保が膣奥へと一気に抉り込む。
晶の言葉責めに調子を合わせるくらいのことは出来るようだ。

晶は責める少年たちにちらりと視線をやった。
この子たちの責めでは、すぐに玲子が堕ちることはないだろう。
やはり晶自身が加わって、精神面からも堕ちるようにしなければならない。
取り敢えずは保たちにこの極上の女体を与え、満足させれば良い。
性体験の少なそうな玲子も、犯される数を重ね、晶による羞恥、恥辱責めを合わせていけば、
その熟れた肉体は徐々に成長していくに違いない。
晶たちによって肉の悦びを完全に覚えさせられれば、屈服も目の前だろう。

「ああっ……! こ、こんな……こんなこと、あ、もう……んくっ……んっ……いっ、いや
あっ……」

保は玲子の腿を抱えたまま、何度も何度もピストンを繰り返した。
根元までいく前にコツンと壁にぶつかる。
それでもなお突き上げてやると、子宮ごと持ち上げられる感覚で、玲子はつんざくような悲鳴
を上げる。
それでいて、少々きつめの膣襞は充分すぎるほどの蜜を分泌して少年の肉棒をねっとりと濡ら
し、律動を助けていた。

「ほら、おねえさま。気持ちいいなら気持ちいいって素直に言うのよ」
「だっ、誰が……あううっ……」

必死に抵抗する玲子を見て、晶がケラケラと笑う。

「喘ぎながら言っても説得力ないわよ。いい? いく時はちゃんと犯してくれてる子に伝えな
きゃダメだからね」
「お黙り……なさいっ……も、もういい加減に……あはっ……」

玲子は、思わず口を割る喘ぎ声を噛み殺しながら言った。
どんなに耐えようと思っていても、ボロボロと崩れていく気位が悔しかった。
覚醒剤の効果もあっただろうが、それ以上に玲子自身の肉体の素養の良さもあった。
熟れきっていながら男に触れさせなかった女肉は、心身両面からの責めに悲鳴を、いや喘ぎ声
を上げていたのだ。
犯されていることすら忘れ、身体が勝手に挿入された太い肉棒を味わうような蠢きを見せる。
じわじわと滾るように滲む熱い愛液が、保のペニスを絶え間なく覆っていく。

「こりゃ本当にたまんねえっすよ」

保は若さに任せて大きく腰をグラインドさせていた。
めいっぱい埋め込んだ肉棒の先端で、遠慮なくグイグイと子宮を抉り、押し上げる。

「あ……そんな……あ、あはあっ……」

少年の突き上げが激しくなるにつれ、固く閉じていた唇から喘ぎ声が漏れ始める。
まだ子宮をこじられるのは苦痛なだけだが、狭い胎内を大きなものでグリグリと抉られ、擦ら
れまくる快感がすごかった。
甘美というにはあまりにも激しい官能的な刺激に、持ち前の冷静さがとろかされていく。

「だめ、いけない」と思う心に、性の快美な愉悦が染み込むように浸透する。
「ああ……ひっ……あうっ……あっ……」

保の攻撃に耐え切れぬように、玲子の口が完全に開いた。
下唇を血が出るほどに噛んでいた綺麗な真珠色の前歯が離れる。
代わって泣き声とも喘ぎともつかぬ、艶めいた声がポロポロと零れ出た。
そこに新たな攻撃が加わる。憲彦の乳揉みは相変わらずだが、腋や腹を舐めていた修一が、
禁断の場所に手を出したのだ。

「ひぃっ!」

思わず玲子は仰け反った。
あろうことか、肛門を愛撫されている。
排泄器官をいじられるというだけで気が狂いそうになるのに、少年の技巧が卓越していた。
アヌスマニアを自称するだけあって、その愛撫は多彩を極めた。
指の腹でアヌス上からをぞりぞりと擦ったかと思うと、肛門周辺をなぞるように撫でていく。
尻穴に向けて「ふっ」と息を強く吹きかけたり、指先でぐっと押し込むようなマネまでして見
せた。
そのたびに、玲子は全身をギクンと震わせ、喚き、呻いた。

「そっ、そんなところはっ……だめっ、いじっちゃ、ああっ……」
「あら、どうして? お尻の穴を愛撫しちゃいけないの?」
「だ、だって……き、汚いでしょ……ああ、やめっ……!」
「汚くなんかないわよ。だって、さっき何度も浣腸したでしょ? おねえさまのお腹の中はもう
ウンチなんかないから」
「でっ、でも……くあっ……」
「平気よ。修一は別にスカトロマニアじゃないけど、お尻責めるの大好きなんだから。あたしも
修一に教えられたんだもん」
「あ、あなたたち……」

玲子は「信じられぬ」という顔で少年少女を見た。
自分が性的に未熟なのはともかくとして、まだ中学生のはずの彼らがなぜこんなに性技に長け、
しかも変態的なセックスに慣れているのかわからなかったからだ。

「だからおねえさまもすぐ覚えるわよ」
「いやっ……いやよ!」
「どうしてそんなに嫌がるの? ははあ、わかったわ。おねえさま、見かけに寄らず、お尻で
感じちゃうから? お尻でよがるのを見られたくないからでしょ?」
「バカなこと言わないで!」

晶はクスクス笑いながら修一に告げた。

「ほらほら、修一。尻責め再開しなさいよ。おねえさまを早くいかせないと」
「わかってますって。しかし、いいアヌスだなあ」

修一は玲子のそこを惚れ惚れと見つめていた。
窄まりも良さそうだが、何しろ見た目が美しかった。
あまりセピア色になっておらず、もちろん型くずれしていない。
アヌス好きの少年は、ゴクリとツバを飲み込んでから、そこに人差し指を挿入した。

「や、やめて……きっ、ついっ……ああ、入れちゃだめえっ」

「何よ、だらしないだから。これくらい予行演習よ。女の子みたいに細い修一の指くらい飲み
込めないでどうするのよ。あとでもっと大きいのを入れなきゃならないのよ」

そう言われて何のことだかわからず、玲子はただ泣き叫ぶだけだった。
修一は指を一度根元まで埋め込んでから、そのままぐるりぐるりと回転させて責めた。

「いやあっ……ひぃっ……」

膣を犯されていることすら忘れ、玲子は肛虐の恥辱に悲鳴を上げた。
潜り込む指を弾き飛ばそうとするかのように、尻がうねり、腰が跳ねる。
その結果、前にぶち込まれた保のペニスで膣内を擦りまくり、媚肉からの快感もいや増すこと
になるのだが、それに気づく余裕はない。
アヌスに沈められた指がぐりゅぐりゅと蠢く感覚に、狂ったように悶え続けた。
ここまで強烈な感覚は生まれて初めてだった。

「ひぃああっ……た、たまらないっ……お願い、それはっ……やめてっ……」

一層に濃密さを増した玲子のフェロモンに、責める保も高ぶっていく。
媚肉を犯していることも忘れるなとばかりに、ガンガンと腰をうちこんでいった。
その調子に合わせて、修一が肛門の指を抽送し始める。
たまに修一の指と保のペニスが、薄い粘膜を通じて触れ合うと、玲子は狂ったような悲鳴を上
げた。

「ひゃああっ……そこは……お尻はやめてぇっ……気が、気が変になるっ」

玲子は目を剥いて、大きな臀部をがたがたと震わせた。

「へへ、気が変になるくらい気持ちいいってよ」
「そろそろいかせるかね」
「だな」

憲彦は、突き上げでゆさゆさ揺れる乳房を握りしめるように揉み込んだ。
保は、建設工事の杭打ち機のように肉棒をガスガスと叩き込んでいく。
修一は、左手で玲子のまるい尻を撫で回しながら、右の人差し指でアヌスを抉った。

「あああっっ……あううっ……」

玲子は発狂しそうなほどの感覚に責め苛まれていた。
未経験の責めをいくつも、しかも同時に加えられ、その官能が炸裂しそうになる。
乳房を揉み抜かれ、前後から抉り回され、三箇所の性感帯を同時に責められる快感とつらさに
泣き悶えるしかなかった。

「ああっ……あああっっっ!」

ろくに息も出来ないらしい。
喘ぎ続け、苦しくなるとぜいぜいと激しく呼吸する。
その繰り返しになった。
化粧っ気のない美貌を喘がせ、裸身から汗を噴き出させて悶えのたうつ姿には、法廷での玲子
の面影はなかった。
性の暴風に吹き流される女でしかなかった。

(こ、これが……これがセックスだって言うの!? そんな、それじゃ今までのは……)

否定しつつも、その身が訴える快感は紛れもなく本物であった。
33年生きてきて、これほどの恍惚感は味わったことがない。
身体の深いところから、女の性が叫んでいた。

(これって……快感なの? 気持ちいいってことなの?)

玲子にははっきりとわからなかった。
快感には違いないが、同時に苦しいのだ。
激しい責めに身体の反応が追いつかない。
気持ちいい前に苦しくなってしまう。
それとも、その苦しさこそが本当の快楽なのか?

「あ……ああっ……もう……」

玲子の膣がきゅうきゅうと締まってくるのがわかり、保がにやっと笑った。

「なんだ、もういきそうなんすか、検事さん」
「……く……ちが……ああっ……」
「ほう、まだか。じゃあもっときつく責めるよ」
「い、いやっ……」
「じゃあいきなよ」
「ああっ!」

少年とは思えぬ極太性器が、玲子の慎ましやかな媚肉にめり込みぐいぐいと抉り上げている。
出し入れされるごとに、玲子のそこは粘膜をめくれ込まれ、めくり上げられた。
その僅かな隙間から、ぼとぼとと濃い蜜が垂れてくる。

「もういいわ。一度すっきりさせてあげなさいよ」
「わかりました。おい、憲彦、修一」
「OK」

保の動きが一段と激しさを増し、玲子の腰をガクガクとゆすって突き上げる。
修一は指を動かさずとも、保が玲子の腰を揺すってくれるから、それだけで突っ込んだ指が
激しく抜き差しされることになった。
憲彦は左の乳房に吸い付き、乳首を舌でこね回し、右の乳首は指でコリコリとこねくった。

「ひっ……ひぃっ……だめっ……ああ、もうだめえっっ!!」

玲子の裸身がググッと伸び上がるように仰け反った。
脚が突っ張り、爪先がグウッと内側に屈まる。
膣と肛門が同時にきゅううっときつく絞まった。
とうとう絶頂に押し上げられようとしている。

「ううっ……で、出る!」

そのきつい締め付けに耐えられず、保が射精した。
その瞬間を狙い、憲彦は玲子の両の乳首が潰れるほどに指でこね、修一は出来るだけアヌス
深くまで指を突っ込んだ。
それら三方からの一撃を同時に喰らい、玲子は絶頂に追い立てられた。

「あはあああっっっ……!!」

玲子は生々しく仰け反らせた裸身をぶるるっと痙攣させた。
全身を収縮させ、ぶるっ、ぶるるっと何度も何度も身を震わせる。
燃えかすも残らないような、凄まじい快美感であった。

「ああ……」

玲子は力無く呻くと、そのままどさりとベッドに倒れ込んだ。
上から晶が覗き込んでいる。

「あらあら、生意気なこと言ってて、とうとういっちゃったのね」
「……」

官能の絶頂感からそろそろと下り始め、いかされたくやしさと恥ずかしさが甦って来ようと
するところで、また媚肉に圧力を感じた。

「あ……な、何を……」
「何を、ってことないでしょう? 保が一度終わっておねえさまが一度いっただけ。今度は
憲彦、次は修一よ」
「そんな……」
「昨日だってそうだったでしょ? それにみんな一回くらいじゃ終わらないわよ。おねえさま
も覚悟してもらわないとね。それと」
「な、何よ……」
「さっきあたしが言ったこと守らなかったし。いく時はいくって言いなさいって言ったでしょ?」
「……」

そんなことが言えるわけがない。
第一、さっきいかされたのが、玲子にとって初めての絶頂だったのだ。
数えるほどしかセックスの経験がない彼女にとって、真のオルガスムスを得たのは今回初めて
だったのである。
初めての性の悦楽を子供に犯されて与えられ、しかもそのことを口にするなど、出来るはずも
なかった。
玲子の当惑を鼻で笑って晶が冷たく宣言した。

「いい? ちゃんと言えるようになるまで犯すからね。そうね、この子たちがみんなダウンする
まで我慢できたら、今日はそれで解放してもいいけど」



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