「あっ……」

その美和子の手を医師が取った。
ぐいと引き寄せ、左手で裸の腰を抱きかかえる。
そして右手で綺麗な顎を持ち上げ、その美貌を正面から見据えた。

「物足りない、という顔ですね」
「……そんなことは……」
「本当ですか?」
「……」

美和子は答えられず、無理に顔を背けた。
その顔を強引に前へ向かせ、レスリーは唇を奪った。

「んんんっ!?」

唐突にキスされ、美和子は意識をレスリーに引き寄せられた。

「ぷあっ……、先生、だめっ……あっ、んむむっ……」

また唇が覆ってくる。
顔を傾け、両者の唇が密着する。
医師の舌は、さしたる抵抗も受けず、美和子の咥内に侵入し、内部を舐め回す。
美和子の舌に舌を絡ませると、美和子は身体からすっと力を抜き、その身を医師に
任せていった。

「ん……んん……んちゅっ……んっ、んっ、んむっ……んん……」

美和子も舌を伸ばし、積極的にレスリーと口づけを交わした。
舌同士がセックスするかのように絡み合い、吸い合っている。
舌を根元から引き抜かれるほどに強烈に吸われ、唾液を吸い上げられると、美和子
は心まで吸い取られるような錯覚を受けた。
もはや医師からお返しの唾液が注がれてきても、まったく抵抗せずに喉を鳴らして
飲み下していく。
3分以上も続いた長く激しい接吻を終えると、美和子はレスリーにしなだれかかっ
ていた。

「正直にお言いなさい。そうしたら満足させてあげます。彼のものが不満だったん
ですね?」
「それは……」
「このまま放っておかれてもいいんですか? もうあなたの身体は燃えて燃えて仕方
がないはずだ。こんな中途半端な状態で我慢できるはずがない」
「……」

レスリーの手が尻をさすり、乳房を軽く揉んでいる。

「ああ……」
「お尻と口の中には出してもらったけど、オマンコがまだだ。それじゃあ満足できま
せんね?」
「……は、い……ああ……」
「彼では満足できなかった。そうですね?」
「ま、満足……できません……でした……」
「もっと強く、激しく責めて欲しい。そうですね?」
「激しくして……欲しい、です……」
「よく言えましたね。では、あなたがいきすぎて気を失うまで責めてあげます。彼の
見ている前でね」
「ああ……」

美和子は絶望感と焦燥感に苛まれ、目を伏せた。
高木の方は、酔いが回ったのか、二度の射精で精力を使い果たしたのか、あのまま
仰向けになっている。
寝てしまったのかも知れない。

(高木……くん……)

ここで彼が気がつき、止めてくれたらなら、美和子はレスリーを突き飛ばして高木の
胸に飛び込んだかも知れない。
しかしその気配はなく、高木は正体をなくし、美和子は官能の炎に灼かれていた。
レスリーに抱き取られ、そのままテーブルに仰向けにされる。
その時、もう一度高木の様子を確認したが、相変わらず横たわっている。
美和子は覚悟を決めた。

乳首は乳輪ごと盛り上がって、腫れ上がるように膨れている。
硬く尖っているのが見なくてもわかる。
同じようにクリトリスも熱く勃起していた。
すっと空気が流れると、そこが冷やされてそれがわかった。
どちらも、触れられればそれだけでいってしまいそうなほどに敏感になっている。
レスリーはすべて見越したように、美和子の乳房をぐっと掴んで言った。
左手を美和子の肩の上に突いて顔を近づけ、右手で胸を握っている。

「犯して欲しいですか」

美和子は、掴まれた乳房からぴりっとした痛みと深い官能を感じて、顔を背けたまま
頷いた。

「ちゃんとそう言ってください」
「……」

また言葉で虐める気らしい。
美和子を犯した男たちは、共通して彼女を淫らな言葉でも嬲っていった。
男には確かにそうした面もあるが、それ以上に、美和子が言葉で責められると肉体も
比例して燃え上がるタイプだったからに他ならなかった。
彼女を弄んだ男どもはみなそれを見抜いて、美和子を羞恥と恥辱にまみれさせ、その
官能の喜悦をより高めたのである。

「し……して……」
「……」
「お願い……です……、犯して……。このままにされたら、私……おかしくなりそう
……」

そう言いながら、美和子は熱にうなされたような瞳を向けていた。
医師の言葉を待たずに、のしかかろうとしている男の腰に手を伸ばし、腹にくっつき
そうなほどにそそり立っていたペニスを握った。
そのままでは挿入できないことを知ると、もどかしそうに、促すように肉棒を擦り始
めた。
美和子がここまで積極的に肉欲を示すのも、非常に珍しいことだ。
レスリーは言った。

「いいでしょう。では、あなたが自分で入れなさい」
「ああ……、は、はい……」

医師が少し身体を倒し、美和子に近づく。
まだ重なるほどではないが、両者の腹の隙間は5センチもない。
美和子は右手で握ったペニスを、そのまま自分の媚肉にあてがった。
その熱さや硬さを柔らかくとろけた媚肉に感じ、ビクッとなったが、すぐに先端を
膣口に照準した。
手首を使って、自分で押しこんでいく。

「んんっ……!」

大きく張り出したカリが膣を押し広げていく感覚がたまらない。
美和子は思わず顎を反らせて喘いだ。
膣口がこじ開けられ、ずぶっと太いカリが埋没すると、美和子はぶるっと痙攣した。
さらに中へと進めていくが半分も入らない。
女刑事は切なそうな顔で医師を見つめた。

「お、お願い……」
「奥まで、ですね?」

美和子はカクンと頷いた。

「お、奥まで……入れて……ふ、深く、して……ああ……」

早くも喘いでいる美和子を見下ろしながら、レスリーは彼女の両脚を担ぎ上げた。

「ああっ! あ、ううんっ……」

両肩に脚を乗せ、屈脚位で美和子を深く貫いていく。
その速度はゆっくりしたものだったが、確実に深くまで入って行っている。

「あ、ひぃっ、いくっ!」

ずぶずぶと奥まで入り込んだ肉棒は美和子の子宮口にまで達し、突き上げた。
その刺激で美和子はいきなり絶頂にまで押し上げられていた。
腰をぶるぶる震わせ、ふくらはぎもぴくぴくと痙攣していた。
子宮まで入れられたとはいえ、たった一突きで気をやってしまうとは、よほどいき
たかったに違いない。

(ああ……、も、もういっちゃった……。違う……高木くんとは全然違う……。
太くて大きい……ああ……こんなのって……)

いきなり絶頂した余韻を味わう間もなく、美和子は膣奥に重い突き込みを受けた。

「ひぃっ!」
「もういったようですけど、早すぎますよ。これじゃ恋人を笑えませんね」
「そんな、私、笑ってなんかっ……あう!」

奥までいっぱいに埋め込むと、子宮口はすでに開きかけているのが亀頭の感触で
わかった。
レスリーはなおものしかかり、深く挿入していく。
美和子の腿が乳房を押しつぶすまでふたつ折りにして、長大な肉棒を根元まで埋め
込むべく、腰をよじって押し込んだ。
ズシッと子宮にまで届き、それでも止まらず、子宮を上へと押し上げていった。

「ぐっ、ぐううっ、深いっ……ああ、まだ入ってくる……うむむっ、深い……深す
ぎるわ……」

美和子は腿を震わせ、脚の指を内側に屈ませて耐えていた。
ようやく全部埋め込まれると、ひときわ高い嬌声を上げ、ガクッと首を反らせた。
震える唇から熱い吐息が漏れ、肉棒を最奥までくわえ込んだ膣は襞をひくつかせ
ている。
その襞には過剰なほどに愛液が分泌されており、挿入されたペニスに絡みついて
いた。

(すっ……ごい……。入れられてるだけでいっちゃいそう……い、いけない、こんな
の……)

レスリーは美和子の深い部分をじっくりと味わうかのように、腰を密着させるまで
貫いたあとはそのまま動かなかった。
なのに美和子の膣はまるで鮑の身のように淫らに収縮し、絶えることなく蜜を漏ら
している。
入れられただけでは焦れったいのか、上から押さえ込まれた不自由な姿勢のまま、
腰を少しずつ蠢かせている。

「何です、その腰の動きは。動いて欲しいんですか」
「う……ごいて……」
「突いて欲しいんですね」
「つ、突いて……」
「あっ! あうっ、ああっ!」

医師は大きく腰を使って激しいグラインドで責め上げた。
レスリーの肩に乗せられた長い脚が、ピストンのたびにぐらぐらと大きく揺れ動く。

「あっ! あうっ! ひっ! あっ! ああっ! あっ! ああっ!!」

きゅうっと膣が締まり、レスリーから精を絞り取ろうとしている。
どうやら、また軽くいったらしい。
美和子は息を荒げ、腰をよじって苦しげに喘いでいる。
喘ぐのに忙しくて、ろくに呼吸もできないようだ。
それでいて、自由になった両手を使って、自分で乳房を揉みしだいている。
腿で潰され、扁平になってはみ出た胸肉をぎゅうぎゅうと揉んでいた。
こりこりになった乳首の硬さが、太腿を通じて伝えられてくる。
僅かに動く腰を揺すって、さらなる律動を望んでいた。

「あ、ああっ、奥っ……あううっ……いいっ……いいわっ……あ、もっと……あは
あっ……」

力強い突き込みを受け、美和子は快感に酔ってきている。
男の腰の動きに合わせて動かそうとしているのだが、腿で上半身を押しつけられて
いるため、それが思うように出来ないらしい。
レスリーが肩から脚を下ろし、太腿を抱え込むようにしてやると、喜々として自分
から腰を突き上げてきた。

「いっ、いいっ……ああ、どうしてこんなに……いいっ……」
「ほら、ここを触って」
「な、何を……あっ……」

乳房を揉み立てていた手を離させ、それを股間に持ってくる。
美和子の右手は、自分の媚肉を犯して激しく出入りしている肉棒に触らされていた。
熱く硬い肉柱が、ずぶっ、ずぶっと荒々しく膣口をこじ開け、奥まで入っている。
美和子の細い指が、その熱くて太いものを愛しげに擦っていた。

「ああっ、すごいっ……は、入ってる……奥まで入ってる……こ、こんなおっきい
のが……」

美和子の手に代わって、医師の手が乳房を揉み始める。
律動するたびにたぷんたぷんと大きく揺れ動くそれを鷲掴みにし、ぎゅうぎゅうと
絞り込んで揉みしだいた。
一段と豊満さが増した乳房は、柔らかく形を変え、自在にこねくられていった。

「あ、ああうっ、いくっ……あ、また……またいきそうっ……だめ、だめっ……
ひっ……い、いくううっ!」

しなやかな肢体を逆エビのように反り返らせ、ぎくぎくっと派手に痙攣する。
腰がよじられ、膣が思い切り締め付けられて、レスリーも思わず出しそうになる。
ガクガクと腰を振ってくる美和子の腿を押さえ込み、何とか射精感を堪え忍んだ。

「あっ、あっ……ど、どうして……」
「どうして? どうしてって何です?」
「どうして、いってくれないの……」
「ほう。中に出して欲しいんですか。孕んでしまうかも知れないのに」
「そ、それは……。で、でも私、もう……」
「出されたいんですね、奥に。子宮にたっぷりと。それも彼氏以外の男の精液を」
「……」

美和子は顔を背け、堅く目を閉じながらも、小さくカクンと頷いていた。
少なくとも今の彼女は完全に肉欲の虜であり、理性も倫理観もなかった。
羞恥も恥辱も屈辱も、そして背徳感すら肉の愉悦へと変換させていたのだった。
媚肉は別の生き物みたいに勝手にひくつき、くわえこんだペニスを離そうとしない。
胸の大きな肉塊は自分の手で再び揉まれている。
肉棒をくわえ込んだ膣の上にあるクリトリスすら、自分の指がこりこりとこねくっ
ていた。
彼女の美貌からは、凛とした女捜査官の颯爽さは消え失せ、すべての男を誘い込む
淫靡な魔女の妖艶さが漂うばかりだった。
その美しい唇からは、職務中の厳しい言葉も、仲間を思う優しい言葉もなく、淫猥
な言葉が恥ずかしげもなく紡ぎ出されていた。

「いい……オマンコいい……し、して……もっと……」
「まだいきたんですか」
「い、いきたい……奥に、子宮にいっぱいして……熱いの……いっぱい出して……
動いてぇ……ああ……」

強制されるでもなく、美和子がここまで口にしたのは初めてだった。
今までも、男たちに強要されて何度となく恥ずかしいことを言わされてはきたが、
今回のように命令されたわけでもないのに自らそういったことを言ったことはなか
ったのだ。
それを聞くとレスリーは、改めて美和子の脚を肩に乗せ、深い律動を再開した。

「ああ、だめっ、はっ、激しいっ……ひっ、ひっ……深いっ……子宮がおかしく
なるっ……し、死ぬっ……死んじゃうっ……いいっ……」

美和子は黒髪を振り乱し、あられもない言葉を吐き散らしながら嬌声を放った。
手はレスリーの腕を掴み、爪を立てている。

「やっ……やはあっ、いくっ……い、いっちゃうっ……いいいっ……」

杭打ちするように激しく深く突き上げる。膣道は膨れきった太いペニスがみっしり
と詰まっていた。
その状態で激しく抜き差しされると、掻き出されるように蜜が僅かに空いた膣口の
隙間から泡立って零れてくる。
レスリーももう堪えようとはせず、欲望に任せてどろどろにとろけていた胎内を
抉り、開口していた子宮の中まで貫く勢いで突き上げていく。

「ひぃっ、すごい、深いっ……こ、こんな奥までっ……」
「どうですか、彼氏より……高木さんよりいいでしょう!?」
「いっ、いいっ……」

美和子は何のためらいもなくガクガクと頷いた。

「た、高木くんよりずっといいっ……」
「チンポもいいんでしょう?」
「チ、チンポもいいっ……高木くんよりずっと大きいっ……ああっ、ふ、太くて
長くて……か、硬いっ……いいいっ……」
「高木さんのより僕のチンポの方がいい。そうですねっ!」
「は、はいそうですっ……せ、先生のがいいっ……高木くんよりいいっ……お、おっ
きいぃぃっ……」

レスリーは美和子の脚を肩に乗せたまま、彼女の上半身を抱きしめた。
身体の柔らかい美和子の脚は、完全にぺったりと胸に押しつけられている。
「く」の字どころではない、完全にふたつ折りになっていた。
美和子もその状態で腕を伸ばし、のしかかった医師の背中をしっかりと抱いていた。

「あ、あおおっ、だめっ……もっ、もうだめえっ……ひっ、ひっ、いくっ……また
いっちゃうっ……子宮がいくっ……い、いっっくううううっっっ!!」

この日最大の痙攣が美和子の裸身を覆っていく。
わなわな細かく痙攣していた太腿が、突如がくがくっと大きく震え、ハイヒールの中
の足の指がぐぐっと内側に屈まったかと思うと、今度はぐっと外へと反り返った。
ハイヒールが脱げ、高い音を立ててテーブルに転がる。

激しい震えは膣から子宮まで届き、そこまで入り込んでいたペニスへも敏感に伝わっ
ていく。
堪えようもない強烈な射精感に襲われ、レスリーは彼らしくもなく獣のように吠えて
美和子を強く抱きしめ、腰を密着させて子宮口に尿道口をキスさせながら、思うさま
射精してのけた。

どぷうっ、どくどくっ。
どびゅびゅっ、びゅるっ。
びゅるるっ。

「ひぃ! で、出てるっ! い、いくうっ!」

ものすごい勢いの射精が美和子の子宮を襲い、子宮口から吹き込まれるように精液が
子宮内に入り込んでいった。
熱くて粘った濃い液体が勢いよく注ぎ込まれる感覚に、さしもの女刑事も連続絶頂
させられていく。

「はああっ、でっ、出てるっ……ううむ、いいっ……お、お腹の奥に当たってる…
…あ、いい……」

足の裏が痺れるような感覚と、腰の奥が熱く震えるような感覚に囚われ、得も言われ
ぬ射精感が医師を恍惚とさせた。
尿道を勢いよく精液が駆け抜け、美和子の胎内に吐き出されていく。

びゅるっ。
びゅくっ。
びゅびゅっ。
ぴゅっ。

精液が子宮口や子宮内に入るたび、膣内を穢すたびに、美和子はビクッ、ビクッと
痙攣を続けていた。
長い長い射精を終えると、ようやく美和子もいき終えたのか、レスリーの背中を
抱きしめていた両腕から力が抜け、がくりとテーブルに落ちてきた。
しかし、それでもなお腰は蠢き、男の腰にくっついている。
絞り取るだけ絞り取ろうとしているかのようだ。

「んっ……」

朦朧としている美和子の唇が、レスリーの唇で塞がれる。
舌は美和子の方から伸ばしてきた。

「ぷあ……、せ、先生……」
「やっぱりあなたのオマンコは最高だ。この絞り取られるような感覚が素晴らしい
よ」
「そんな……は、恥ずかしい……」
「派手にいきましたね。満足しましたか?」
「は、はい……よかった……です……」
「貪欲なあなたのことだ。もっと欲しいでしょう」
「そんな……私はもう……んむうっ!」

疲れてダメですと言おうとした唇が、また塞がれた。

「ん、ん、ん、んむう……ちゅっ……ん、んじゅっ……じゅぶっ……」

男女の舌が双方の咥内で激しく絡み合った。
互いの唾液を啜り合い、舌を吸い合っている。
美和子は魂まで吸い取られそうな激しいキスに心を奪われていく。

「ん、んむっ……先生だめ、こんな……こんな激しくキスされたら、私、また……」
「いいですとも。何度でも犯してあげますよ、あなたの子宮が僕の精液でいっぱい
になるまで」
「ああ……」

あんなに濃いのを大量に、しかも何度も出されたら本当に妊娠してしまう。
何度かは口やお尻で受けるにせよ、最後には膣出ししないとレスリーは満足してくれ
ないだろう。

それにしても、ペニスだけでなく、射精の勢い、精液の量や濃厚さが高木とは全然違う。
回数にしても、高木は二回出しただけで、もう煙も出なかった。
なのにこの男と来たら、一晩中かけて4回5回と平気で射精してくる。
しかも、一回目と五回目の射精が、さほど変わらないのだ。
薄くなることもなくいつまでも濃くて粘っこい。
量も多くて、三回も中出しされたら美和子の子宮がいっぱいになってしまいそうな
くらいだ。
そんな濃い営みをまた朝までされてしまうのか。
そう思うと美和子は、おののきと期待で身体の芯から震えてくる。

「いきますよ」
「あ、待って……あううっ」

レスリーは美和子を横に転がして右太腿を抱え持つと、そのままずぶりと挿入した。
何度出してもたくましいペニスが女陰を貫き、奥まで届いてくる。
部屋の隅で仰向けになって寝込んでしまっている恋人のことも忘れ、美和子は早くも
喘いできていた。

────────────────────

レスリーは二度目の膣内射精を終え、数度の絶頂で美和子を失神させてから、眠り
こけている高木を引きずるようにして彼らの部屋へと運んでいった。
それからまた部屋に戻り、気を失っていた美和子を起こすと、再び犯していく。
そうやって明け方の4時過ぎまで犯し抜き、さらに媚肉に二度、肛門にも一回射精
してから、ようやく美和子を解放した。
ふらふらになった彼女にシャワーを浴びせ、部屋に戻した頃には5時を回っていた。
幸い、高木はまだ眠り込んでいて一向に目を覚ます気配はなかった。

自分の部屋にひとりになると、部屋の天井四隅にセットしておいたCCDカメラを
取り外した。
アップこそないが、美和子の痴態をばっちりと収めている。
レスリーに犯されてよがっているだけでなく、高木の前でお尻を犯されている映像
も、その高木のものをフェラしている動画もある。
あとは適当に引き延ばしてクローズアップを作ったり、レスリーの顔をぼかして
おけばいい。

この映像をどう使うか。
医師は昇る朝日を見つめながら考えていた。



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