まだ「入れて欲しい」とは言えないらしい。
いずれそう言うようになるだろうと、アキラはランディに犯すように告げた。
あまり焦らすよりも、ここは早く不二子を快楽の海に沈め込みたかった。
同様にアキラももう濡れてきている。
あまり我慢したくなかった。
アキラの目線を受けて、青年がもおう一本の肉棒を不二子のアヌスにぴったりと
あてがった。
その熱さのせいか不二子はぶるっと震え、赤いチョークを巻いた首を振った。

「やっ……やめて、しないでっ!」
「え? 今さら? お尻の中、熱く疼いてるんでしょう? 太くて硬いので抉って
欲しいんでしょうに」
「やっ、で、でも、そんな太いの……」

よく見れば不二子は脅えているのだ。
無理もない。最初、ランディに二本責めされて膣とアヌスを同時に犯された時は、
太い方が媚肉に一回り細い方が肛門に入ったのだ。
ところが今回は逆である。
不二子は後背位の格好だ。
ランディのペニスは、上が太く下が細い。
ということは、太い方がアヌスに入ることになるのだ。

「そ、そんな大きいの無理よっ……」
「そうかな。無理かどうか確かめてみない?」
「無責任なこと言わないで、ああ、いやっ!」
「だいじょぶよ、きっと。さっきランディがしっかりほぐしてくれたし、お姉さま
はお尻の穴も絶品で、柔らかくて収縮性も伸縮性も抜群だって言ってたし」
「そんなこと知らないっ……やめてっ……ああ!?」

ランディはもがく不二子の腰を抱え、アヌスに押しつけたペニスをゆっくりと押し
込んでいった。不二子は目を剥いた。

「ああああっ……あっ、く……いやあっ……だ、だめしないで!」

不二子は狂ったように喚いたが、躊躇するようなランディではない。
暴れる不二子の腰を押さえつけ、ぐぐっと奥へと突き刺していく。
前にも肉棒が入っているせいか、そこは一層にきつく、狭かった。

「あ、あが……き、きっつ……きついっ……苦しいわ……あ……」

不二子の動きが鈍くなっていく。
アナルを限界まで拡げられ、その激痛が襲っているのだ。
痛みが強いせいか、頭を振りたくるのも弱々しい。
それでもランディの二本目は、ぐいぐいと不二子のアヌスに飲み込まれていった。

「あう……!」

とうとう根元まで押し込まれ、不二子は仰け反って苦鳴を上げた。
それでもその肛門は見事に太いものを飲み込んでいる。
はち切れそうなほどにきつきつではあったものの、裂けることもなく、わなないて
肉棒を受け入れていた。

「すっごー、全部入っちゃった。二本とも全部お姉さまの中よ。しかもお尻の方に
は太い方のチンポが入ってる」
「いや……苦しい……ああ……」

呻く不二子をからかうように少女が言ったが、とても相手をしている余裕はない
らしい。
ランディの方は、根元まで押し込んだペニスをずるずるっと引き出しにかかった。

「うあっ……!」

狭い腸管と膣道をカリで思い切り擦られる刺激に、不二子はぐうっと背中を反らせて
悲鳴を上げる。
その刺激は責める青年にも素晴らしい快感を与えたようで、珍しくランディは頬を
引き攣らせている。
そして、そのまま腰をゆっくりと揺すり始めた。
アヌスと膣を同時に抉られ、内部を擦られて、不二子はランディに揺さぶられるまま
に身体を打ち振るって喘いだ。

「ひぃあっ……ああっ……やっ……あううっ……うんっ……ひっ……あぐっ……!」

ふたつの女穴を同時に塞がれ、抜き差しされ、不二子の膣もアヌスも軋むようにきつ
かった。
喘ぎもないではないが、まだ苦しげな声が強い。
見れば臀部が硬くしこって細かく震えている。
まだまだアナルセックスを身体が拒絶し、腰に力が入っているのだ。
当然そうすれば括約筋も必要以上に引き締まり、不二子の苦痛が増すこととなる。
アキラはそんな痙攣する不二子の尻に手を伸ばしながら言った。

「お姉さま、力みすぎ。もっと力抜かないとつらいばっかよ」
「そ、それよりやめてよ、ぬ、抜きなさいっ……痛っ……」
「あらら、あたしに命令? まだわかってないのね。ランディ、強く責めて」
「は」
「きゃあっ、痛いっ……!」

言われた通り、男はガシガシと腰を振るっていく。
硬くいきり立った肉棒が二本、不二子の穴を穿っていった。
苦痛の悲鳴を上げた不二子は、それでも身体で判ってきたのか、徐々に腰から力を
抜いていく。
言われずとも大きくゆっくりとした呼吸になっていった。

「はっ、はああっ……く、苦しい……き、きつ……ああ……」

媚肉もじっとりと濡れ、アヌスも充分に柔らかくほぐれているのだが、まだ身体が
堅い。
双方の穴にペニスが埋まっていることも、それぞれの穴にきつさを与えているのだ。

「い、いた……あっ、こ、こんな時に……あ、ああ……」

不二子がピクンと反応し、首を仰け反らせた。
ランディが不二子の胸に手を伸ばしてきたのだ。
アナルでも快感を得られるようにはなっているものの、まだ時間がかかると見て、
同時に乳房への愛撫も併用してきたのだ。
突くたびにゆさっと揺れる大きな肉塊を大きく手で掴み、揉み上げていく。
ズンと突くと同時にキュッと乳首を捻り、抜く時は全体を柔らかく揉んだ。
そうしてリズムをつけて愛撫してやると、胸からの快感がアヌスの苦痛を和らげ、
膣の快感を相乗させていった。

「あ……」

そのうち、だんだんと肛門の中がおかしくなってくる。
アヌスの反応も鋭くなっていった。
ずぶっと潜り込んだペニスを腸管が包むようになり、その硬さと熱さを感じ取ろう
と蠢き始める。
肛門粘膜も粘り着くような収縮性を見せてきていた。
その変化を少女は鋭く見取っていた。

「うふ、どうお姉さま。少しはよくなってきたでしょう?」
「ああ……あ……」
「声がとろけてきるわよ。どうよ、楽になった? それとも、もう気持ちいい?」
「はうう……やっ……お、おかしいのよ、あっ……」
「おかしい? 何が?」
「お、お尻……お尻が苦しい……きつい……きついけど、何だか……」
「わかってるわ。気持ちいいのも混じってきたんでしょう」
「ああっ……」

確かに、肛門を犯される美女の声は、苦悶と喘ぎが混濁したような感じになってきて
いる。
媚薬の効果が出てきている。
太いものを苦しそうに頬張っている肛門も、わなわなと痙攣するばかりでなく、時折
ふっと力が抜けるように緩むようになっている。
緩んだり締まったりを繰り返すようになっていたのだ。

「はあっ……きつい、まだきついわ……あ、でも……んんっ……あ……」

苦鳴に混ざって、明らかに熱い吐息も漏らしてくる。
腸壁がランディのペニスに馴染み、絡みついていく。
もう痛がったり、呻いたりはしなくなっている。
男は乳房の愛撫は続けたまま、腰の動きを大胆にしていった。
突かれると「うんっ」と弾むような声を漏らし、膣襞はもちろんアヌスの中までひく
ついて肉棒に刺激を与えてきた。

「あ、あくっ……いっ……あ、そ、そんなに動かないで……くっ……」
「あら、動かないと気持ち良くならないでしょ、お互いに」
「い、いやっ……ああっ、いや、奥までっ……」

肉棒を突かれる穴は、ふたつとも粘液を滲ませてきていた。
ランディが腰を振り、上下のペニスを不二子の内部でわざとぶつけてやると、不二子
は「ひっ」と呻いて仰け反る。

「くうあっ……だ、だめ、そんなに強く動いちゃあっ……な、中で暴れてるっ……」
「あら何が? 何がオマンコとお尻の中で暴れてるの?」
「い、いや……あ、お尻はそんなに激しく動かしちゃだめっ……!」
「そんなこと言っても無理よ。お姉さま、ふたりの男に犯されてるんじゃないのよ。
二本ペニスを持ったひとりの男にレイプされてるんだから。二本を別々に動かせる
わけないじゃん」
「で、でも、お尻だめっ……あうっ」
「気持ちいいくせに」

アキラの囁くような嘲りに、不二子は頭を振りたくって答えた。
その美貌は真っ赤に染まり、食いしばった唇はわなないている。
ランディはいつの間にか乳房から手を離していた。
両手で腰を抱え、突き上げることに専念し始めたらしい。
もうアヌスと膣だけで感じさせ、いかせると決めたらしい。

「や、やあっ……あ、あむっ……ひっ……ああっ……いっ……」

ランディの腰使いが激しくなっていく。
二本の肉棒が抉る穴は、もうほとんどくっつきそうなくらいに広がっていた。
薄い腸壁と膣壁で仕切られている双穴は、ともに蜜をたっぷり分泌させて、盛んに
出入りしている怒張の動きをスムーズにしていた。
そのせいか、ランディの腰の動きもなめらかになっている。
下から上へ突き上げるようにして、亀頭部で腸管や膣襞を擦り上げるように抉った
り、回転させて穴を拡げるように粘膜を虐めている。

「くあっ、それっ……あ、だめっ……ひぃっ……あ、あああ……いっ……」
「あーらら、もう気持ちいいの隠せなくなってきてんのね。素直に言っちゃえば?
気持ちいいって」
「くっ……うんっ……あ、いっ……い、いいっ……」
「ほら言った。お薬のせいもあるかも知れないけど、お姉さまのすごい身体、感じ
やすいのね」
「い、いいっ……あああ……」
「いやらしい……いやらしいわ、不二子お姉さま……。お尻の穴もオマンコも一緒
に責められて悦んでるなんて……」

そう言いながらも、アキラは自分でも慰め始めている。
徐々に肉欲に浸り始めた不二子の痴態を見ながら興奮している。
右手の人差し指は深々と膣口に入り込み、親指で軽くクリトリスを弾いていた。
左手は、ブラウスが皺になるほどに胸を揉みしだいていた。
そんなアキラを気にする余裕もなく、不二子は喘いだ。

「あ、あううっ、お尻っ……ああ、変……お尻もいい……ああっ……」
「うふふ、もうすっかりお尻の魅力にはまったわね、お姉さまったら。やっぱりいや
らしいわ」

それは責める青年の方でも感じている。
もう不二子のアヌスは肉棒に馴染むどころか、くわえ込んで離そうとしないほどに
引き締まっている。
ランディは、アヌスからペニスを抜くのがきつく感じるほどだ。
青年の腰が不二子の大きな臀部にぶち当たり、ぴしゃっ、ぴしゃっと湿った肉を叩く
音が響いている。
尻に男の腰を打ち付けられるごとに、不二子はどんどんと官能を昂ぶらせていった。
もちろん媚肉もペニスを奥まで突き込まれ、わななくように喘いでいる。

「あ、あううっ、いいっ……そ、そんな激しいっ……あ、強く動かないで、いいいっ
……」
「あはは、お姉さま、言ってることが支離滅裂よ。やめて欲しいの、それとも強く
責めて欲しいの、どっち?」
「いあっ……あ、あっく……いいっ……」
「いいのはわかったってば」

少女が苦笑しても不二子は答えられない。
官能のとろけてきている。
遠慮なく突き上げるランディの二刀流の威力と、少女の巧みな言葉責めで、不二子の
肉体はすっかり崩れてしまっている。
もう何の抵抗もなくなったふたつの穴へ、青年は叩きつけるようにペニスを打ち込ん
でいった。

「やはああっ、いいっ……お尻っ、うんっ、うんっ……うああっ……」

不二子の感じっぷりに合わせ、ランディも責めを微妙に変えていく。
下から上へ抉り込むように突き込んでいた肉棒を、腸管や膣内をかき回すように回し
ながらグラインドしていった。
不二子は、深くまで突き込まれるのとはまた違った刺激を受け、一層激しく喘ぎよが
っていく。
その真っ白だった肌は、もう薄紅を通り越して赤くなり始めている。
全身から汗が浮き、その魅惑的な女体をさらに妖しく演出していた。

強く突かれ、不二子の身体が後ろから前へつんのめるように突き動かされている。
それに合わせて、形良く垂れ下がった乳房が大きく弧を描くようにゆっさゆっさと
揺れ動いていた。
よく見れば、不二子の尻が快楽を求めるようにうねっている。
肛門と媚肉をたくましいもので突き通される快感に、その身を震わせていた。

「はああっ、いいっ……あ、くうっ……あ、お尻、熱いっ……いいっ……いいのっ
……」
「あはあ、お姉さま、ひょっとしてもういくの? いきそう?」
「くっ……」

不二子はガクガクと何度も頷いた。

「いきたいの? いくのね?」
「い、いくっ……ああ、いきそうっ……あっ、あっ……い、いきたいっ……」

不二子は切羽詰まったようなよがり声を放ちつつ、腰と尻をぶるぶると激しく振る
わせている。
責めるランディはもうちょっと焦らそうかとも思ったのだが、少女はもう満足して
いるようだし、責めている自分も不二子の素晴らしい締め付けて苦しくなっている。
とはいえ、まだまだ出さないで済みそうだ。

「……いいわよ、お姉さま、いっても。ちゃんと「いくっ」て言うのよ。わかってる
わね?」
「やっ、いくっ……い、いっちゃう、ホントにっ……ひっ、ひっ、いく……いくうう
っ……!!」

その瞬間、不二子の全身に電流が走り抜け、全身をビクビクっと何度も痙攣させなが
ら、絞り出すように絶叫した。
肉棒がみっしりと詰まったアヌスも膣も思い切り締め付けながら、不二子は絶頂に
達した。

「あ……あ……、はあ……んんっ……」

背中を思い切り反り返らせたままの格好でしばらくの間、細かく痙攣しながら凝固
していたが、次の瞬間、どっと身体が沈み込んだ。
激しい絶頂を極め、不二子はぐったりとシーツに腹這いになっている。
荒々しい呼吸が繰り返され、鼓動に合わせて肩胛骨付近が激しく浮き沈みしている。
柔らかくシーツに潰された乳房も、心臓の動きに合わせてドッ、ドッと震えていた。

「いった、いった。激しいわね、不二子お姉さま」
「あ……はあ、はあ……」
「でも、こんなもんじゃないからね。ランディもまだ出してないし。よね?」

青年は不二子に二本とも挿入したまま頷いた。
腰もまだ小さく動かしている。

「続けて何度でもいかせてあげる。ううん、お姉さまが「もういや」って言っても
許してあげない」
「ああ……はあ……はあ……あ……」
「あらら、まだまともに口が利けないんだ。でもいいわ、やっちゃってランディ。
容赦なくね」

その声で青年は、潰れていた不二子の腰を掴んで膝立ちさせ直すと、まだ熱いまま
の腸内と胎内を再びペニスでかき回してきた。
またしても身体の中をこねくり回される刺激に、不二子は目を剥いて喘いだ。

「うあっ、ふあああっ……!」
「あら、また元気になってきた。お目覚め、お姉さま? まだ何度もいけるわよ」
「やっ……も、もういったのにぃっ……ひあっ……」
「だから一回じゃ許さないって言ってるの。死ぬまでいかせるんだから」
「そんな、いやあっ……くうああっ……!」

激しく気をやった身体を休ませることも出来ず、不二子はまたしても強制的な快感に
その身を揺さぶられていく。
いかされた不二子を見て興奮したせいか、不二子の中を犯している二本の肉棒はさき
ほどまでよりもさらに硬度を増し、熱く膨れあがっていた。
その凶器に何度も貫かれ、不二子もまたランディの突き込みに合わせるかの如く、腰
を蠢かせていく。

「あああ、もうだめっ……ま、また、いいっ……」
「そんなのいいの? 中で射精されたいんでしょう?」
「そ、それはいやっ……ああっ……」
「ウソ。オマンコもお尻も濃いのをたくさん飲みたがってるわよ」
「い、いやっ……中はいやよ! で、出来ちゃうかも知れないっ……」
「そうね、出来ちゃうかもね、赤ちゃん。うふ、わざわざピルの効果がなくなるまで
待ってあげたことだし」
「こ、この悪魔っ……!」
「そう? 気持ち良くさせてあげてるのにな。それに、オマンコはそうだけど、お尻
は平気じゃない。ま、イヤでもオマンコにも出させるけど」
「お尻もいやよっ……ああっ……ああ、いいっ……ま、また、来そうっ……!」

いかされたせいでさらに熱くなり柔らかくとろけたアヌスは、粘膜を巻き込んで突き
込まれ、それをまた引きずり出されていくのを繰り返している。
媚肉も襞が完全にめくれ上がり、巻き込まれつつ中に押し戻されていった。
どちらの粘膜もランディの怒張に粘り着くようにひっついて、いやらしい内臓の一端
を外部にさらけ出している。
そのまま突き込まれ、まるで不二子の方が飲み込んでいるかのように、双方の肉棒を
根元まで吸い込んでいった。

「あああっ、いいっ……だ、だめ、またっ……い、いきそっ……ああっ……!」
「ホントに激しいわね。ランディ、ついでだからGスポットもいじってあげて」

ランディは頷くと、少し腰の突き込みを緩めた。
すると不二子の方が促すように尻を押しつけてくる。
その臀部を押しのけるようにして、右手を媚肉に潜り込ませた。

「ひぃっ! な、何をしたのっ……!」

新たな挿入感に、不二子はぎょっとして振り返った。
ランディは、ペニスを一本くわえ込んでいる膣口に、するっと指を潜り込ませたの
である。
驚いた牝豹は尻を振って拒絶する。

「や、やめて、どうして指なんか入れるのっ……きついわよっ……」
「そうかなあ? そんだけ濡れてれば指の一本くらいへーきじゃない? それに
オマンコに突っ込まれてるのは細い方のちんちんだし」

確かに今日はアヌスの方に太いのを入れているが、細いと言っても4センチほどは
ある。
充分な太さなのだ。
アヌスに挿入されているのは5センチもあり、こっちが太すぎるのである。

「あああ……」

ぬぷぬぷと出入りしている肉棒のすぐ下に指が入り込み、妖しく動いている感覚が
たまらなかった。
ランディは、四つん這いで犯されている不二子の腹側を指でまさぐっている。
探しているのはGスポットだ。
一度発見しているのだから、そう苦労はないはずだ。
基本的には恥骨と腹側の膣壁の間にある。
クリトリス並み、いやそれ以上の快感をもたらす性感ポイントだが、クリトリスと
異なってGスポットは膣壁に埋まっている。
ところが、女性の性的興奮が高まってくると、それがむくりと顔を出してくるので
ある。
ランディの顔が緩んだ。
見つけたのだ。

「ひっ!? そ、そこはあっ……!」

不二子は脅えた声を上げた。
ランディにGスポットを嬲られた時の記憶が蘇る。
狂ってしまいそうな凄まじい快感だった。
青年は、その小さなむき身のブドウのようなポイントを発見すると、さっと軽く擦
った。

「ひっ、いくっ……!」

ひとたまりもなくいかされた。
それでも青年はそこを撫で、そして腰を突き込んでくる。
不二子をいかせつつも、ランディは彼女の膣内の素晴らしい感触と直腸の肉襞の肌
触りを愉しんでいる。
どちらも熱く柔らかく、そしてきつく肉棒を包み込んでいた。
少しの隙間もなくぺったりと張り付いた熱い粘膜は、ランディにも得も言われぬ快感
をもたらしていた。
その間にも不二子はまた追い上げられていく。

「くっ、すごっ……ああ、またいっちゃうわよっ……やめて、あっ、あっ、いっく
……いっ、いく!」

また不二子の裸身がぶるるっと大きく痙攣した。
一度いかされたことで堰を切ったように肉体が積極的になっている。
見ている美少女の手の動きが速くなっている。
スカートが半ばまでめくれ、細身のすらりとした脚が露わになっていた。
少女の繊細な指はショーツの裾から入り込み、中を盛んに擦り、抉っていた。
もうショーツは、クロッチだけでなく前の部分はぐっしょりに濡れていた。

「いいわ……すごい、いい……ああ、お姉さまの感じてる姿、最高よ! ますます
売っちゃうわけにはいかないわ。もうずーっとあたしのペット決定って感じ」
「い、いあっ、いく……ああ、いいっ……そこ、気持ち良すぎるっ……い、いくっ
!」

不二子はまた背を湾曲させて頂点に達した。
腕は力が抜け、上半身はシーツに押しつけられている。
下半身はランディが持ち上げているから潰れないで済んでいるが、男が手を離せば
簡単にへたり込んでしまっているだろう。
もちろんまだ彼は出してはいない。
満足し切っていない。
なおも腰を打ち込んでくる。
指も不二子のGスポットを盛んに擦っていた。
これでは身が保たない。

「だめっ、だめっ……またいくうっ……ひっ、も、もうっ……もう許してぇっ…
…!」
「許すも許さないもないわ。いっていいって言ってるでしょ」
「もっ、もういや……ああ、いくっ……ひっ……もういいわ、いきたくないっ…
…ああっ、こ、これ以上されたらおかしくなるっ……」
「なってもいいわよ。セックスに狂った峰不二子。いいじゃなーい」
「ホ、ホントにおかしくなりそうなのよっ……ひああっ、いくうっ……!」
「どっちで? どっちでいったの? お尻? それともオマンコかな?」
「お、お尻っ……うあっ、オ、オマンコでもいくっ……ひっ……りょ、両方いくう
っ! ……あ、またいく……もうやめてぇっ……!」
「だーめ」
「ゆっ、許してっ……うあっ……あ、もう何でも……何でも喋るっ……だから許し
てぇっ……!」
「何でも? 何を喋るの?」

不二子は懸命にガクガクと何度も頷いた。
もう裏切りとか裏社会の評判とか、そんなことを言っている場合ではなかった。
このまま責め抜かれたら本当におかしくなってしまう。
落ちた評判はまた取り戻せばいいが、このまま肉体的にも精神的にも狂わされたら
もとに戻らなくなってしまいそうだ。

「いっ、イギリスよっ……イギリスからの依頼っ……いいっ……!」
「イギリス? ふうん、本家本元が依頼したんだ」
「そうっ、そうよ、ああっ……お願いっ、い、言ってる間くらいやめてぇっ……!」
「どーしよーかなー」
「Mっ……MI5! MI5からの仕事だってばあっ……!」

ハイネとアキラが少し意外そうに顔を見合わせた。
国家の諜報機関が、まさか国際的お尋ね者の牝豹へ公式に──公式ではないだろうが
──仕事を発注するとは思いもしなかった。

「へえ……。何で自分たちでしないんだろ? またSASでも使えばいいのに」
「しっ、失敗できないからっ……失敗したら女王に合わせる顔がないって……あっ、
ううんっ……!」
「へー、けっこうだらしないんだあ」
「しゃ、喋ったんだからやめて! ああっ、ま、またいかされちゃうっ……ひっ、
いっく……!」
「やっぱ、だめ」
「そんなっ……! な、何でもするっ……何でもあなたの言うこと聞くからっ…
…だからやめて、やめさせてぇっ……!」
「何でもする?」
「す、するするっ……ああ、いいいいっっ……ダ、ダブルバックでもダブルダブル
バックでも何でもするからあっ……ル、ルパンの居所が知りたいならそれも教えるっ
……ひあっ……!」
「うふ、本当に素直になってきたのね、お姉さま」

アキラはにっこり笑った。
そしてすぐに凄惨な表情に変化する。

「でも、だめ。そんなこと考えられないくらいに犯してあげる。余計なこと考えら
れないくらいにいかせまくるから」
「いやああっっ!」

激しく突きまくられる尻をうねらせながら、不二子は泣きわめいた。
そうしながらも気をやっている。
不二子の裸身が大きく仰け反り、ぶるっと犬が水を身体の水を払うかの如く激しい
痙攣が起こっていた。
続けて二度、三度と身体を跳ねさせ、また動かなくなると、ランディはまだその痙
攣が収まっていない直腸と膣内の奥深くに肉棒を打ち込んだ。

「ゆっ、許してぇぇっ……だめえっ、いいっ……すっ、凄いっ……いくっ!」
「……ホントすごいわね。もう何回め?」
「ああああ、本当に変になるわ……いいっ……い、いってるのに……いってるのに、
またいっちゃうっ……!」

不二子の激しい締め付けに堪えきれなくなったのか、ランディが少女を見た。

「アキラさま……」
「あ、もういきたい? そうね、一回出しとけば?」
「わかりました」
「聞いた、お姉さま? ランディがたっぷり中に出してくれるってよ」
「いはあっ、いいっ……うんっ、うんっ、うむうっ……くっ……いいっ……いきそ
っ……またいきそうっ!」
「あーあ、お姉さまったら、もうあたしの言葉なんか聞いてらんないみたい」

青年はなおも激しく不二子の尻たぶを潰し、激しく二本刺しを繰り返していた。

「あっ、はああっ、だめっ……そ、そんな激しっ……うあああっ……!」

もう何度目の絶頂になるか数もわからない中、不二子は心身ともにくいたくたに
なりつつもランディの責めに対応し、激しく悶えている。
いったまま降りてこられないらしく、高みにいるまま次の絶頂が来るようになって
いるようだ。

「おっ、お尻、おかしいっ……前も変っ……ああああっ……いっ、いぐっ……いっ
く……いくううっ!!」

絞り込むように締め付けてくる不二子の媚肉とアヌスに、ランディは本当にねじ
切られるかと錯覚した。
その痛みがすぐに快楽に変化し、ランディは脚の裏と腰の後ろから、凄まじいほど
の射精感が迫っているのを感じていた。
歯を食いしばって不二子のそこを抉り、尻を割り開いて完全に腰を密着させ、二本
とも最も深いところまで持って行ってから、欲望を一気に解き放った。

どびゅるっ、どびゅっ。
びゅくくっ、びゅしゅるるっ。
びゅるんっ、びゅくくっ。
びゅっ。

二本の肉棒がほぼ同時に射精され、不二子の中を汚した。
勢いよく弾け出た精液が不二子の胎内と腸内に浴びせられた。

「うはあああああっっ、はううっ……! あ、熱いっ……お尻の中があっ……オマ
ンコがあっ……!」

どくどくっと流れ込んでくる粘っこい精液の感触に、不二子は全身をぴくぴくと痙
攣させ、またしても絶頂していた。

「はうう……あああ……」

不二子は腸内と膣内と子宮口に射精される感覚に打ち震えていた。
アヌスも膣も、精液を絞り取るようにきゅっきゅっと収縮してくる。
射精の発作が終わったというのになおも締め付けてしまい、それがランディの勃起
を促してしまった。
不二子はピクンと仰け反る。

「ああっ……ま、またおっきくなって……お尻の中でもオマンコでも……ああ、
太くなってきてる……いやあっ……」

中から肛門が拡げられる感覚に不二子はわなないた。
またいかされる、無限の絶頂連鎖地獄を味わわされるとおののいていた不二子だった
が、突然にペニスを二本とも抜かれ、拍子抜けしたように倒れ込んだ。

「あう……」

抜かれたランディのペニスは、二本とも不二子の体液をたっぷりと浴びてぬらついて
いた。
ピンと直立しており、まだまだ充分な硬度を持っていそうだ。
今、射精したばかりとは思えぬたくましさだ。
不二子のアヌスも、まだ小さく口を開きパクパクさせていて、とろりと一筋、今し方
出されたばかりの精液を逆流させている。
そんな状態なのに抜き去られた理由がわからない。
それでも不二子はホッとしたようにシーツへ横たわっていた。
さすがに責める側も疲労して、今日はもうおしまいかも知れない。
しかし、それが甘すぎる考えだったことはすぐに判らされた。

「あっ……」

四つん這いになっていた不二子は、膝のベルトを解かれ、後ろ手のロープも解かれ
て、完全に自由にされた。
もっとも、今の状態ではとても逃げるとか反撃する気力も体力もなかった。
ごろりと転がされ、仰向けにされた不二子は、無防備かつしどけない格好を少女
たちに晒した。

「……すごい格好ね、お姉さま。大股開きで、お姉さまの愛液と男の精液でどろどろ
になったアヌスとオマンコ晒してるわよ」
「……」
「この写真だけでも大抵の男は抜けるでしょうね」
「もう……」
「ん?」
「もうやめて……せめて休ませて……か、身体がもう……」
「限界? そうかなあ、不二子お姉さまの鍛えられた身体ならまだ責めても平気よ。
それに、そのいやらしい身体は、まだまだ気がやれそうじゃない」
「そんな……本当にもう限界よ……。何でもするから今日はもう許してよ……」
「だからだめ。そういうことすら考えられないようにするんだから。こっちがもう
やめるって言っても、お姉さまの方が「もっと犯して、いかせて」って懇願するよう
になるまでやるから」
「……」

もう何を言っても無駄だと思い、不二子は目を閉じて顔を逸らせた。
このまま今日は、失神するまで犯されるのだろう。
いかに彼らでも、気を失った女を犯してもつまらないに違いない。
不二子は自分の意識が飛ぶことを願っていた。

「ああ……いや……」

ランディが、不二子の両脚を割って股間を拡げた。
勃起した二本のペニスが生々しく脈打っている。
また両穴を犯される、そしてあの気も狂うかのような凄まじい快楽を強引に注入さ
れると思うと目眩がした。
あんなことを何度も続けられたら本当にどうにかなってしまう。
だが、彼がやろうとしていたことは不二子の想像を絶するものだった。

「ちょ、ちょっと……、あんた何を……!」
「何って、セックスでしょ、せっくすー」

無口な青年に代わって少女が答える。

「そうじゃなくて、あ、あの……まさかそれ両方とも……」
「あらら察しがいいこと。そ。もうお尻とオマンコの両穴責めの良さはわかったで
しょうから、今度は両方ともオマンコに突っ込んであげようかと思って」
「な……」

不二子は目がこぼれ落ちそうなほどに見開いた。
人並み以上のペニスが二本一緒に入るわけがない。

「な、何を考えてるのよっ! そんなこと出来るわけないでしょ!」
「あらそ? じゃあ、両方ともお尻にしましょうか」
「ひ……!」
「いくらお姉さまのアヌスが絶品でも、こんなでかいの二本もまとめて入れられ
たら、ま、裂けちゃうでしょうけどね」
「いやっ!! バ、バカなことしないで! そんなことされたら本当に死んじゃう
わよっ!!」
「でしょ? なら両方オマンコしかないじゃないの」
「だ、だから、その両方ってのやめてよ! ど、どっちも使っていいから……いっ
ぺんにしてもいいからっ!」

二穴責めの恐ろしさと汚辱は、その身で痛いほどに判っている。
しかし、それでも一穴二本刺しよりはずっとマシだと思う。

「わあ、とうとう言った! 不二子お姉さまの方からオマンコとアナルで同時に
セックスしていいって言ったぁ!」
「……」
「でもね、だめ」
「だ、だめって、あなた……」

アキラは満面の笑みを浮かべていたが、その目はちっとも笑っていなかった。
冷たい感情を押し込んだような冷酷さが恐ろしかった。

「あたしはね、やると言ったら絶対にやるの。でも安心して、お姉さまを殺したり
壊したりする気はないから、今のところね」
「……」
「ま、媚薬の効果もあるし、お姉さまの膣はきつくて狭いってランディ言ってたけ
どさ、でも入り口はけっこう柔軟性あるみたいだし平気だと思うよ。それにさ、
妊娠したら子宮の中に赤ちゃんが入るくらいなんだし、オマンコの中を通って出産
するんでしょ? なら、チンポ二本くらいは入ると思うんだ」

あまりの無責任な発言に、不二子は怒りと汚辱で震えた。
しかしそれ以上に、この少女の得体の知れぬ残忍性に恐怖を覚えた。
咄嗟に、逃げようと思った。
しかし、連日加えられた嵐のような凌辱のせいか、身体から疲れが抜けきっていない。
その身体をまたこうして完膚無きまでに嬲られて、肉体は芯から疲れ切っている。
怒濤のような快楽と官能の渦に何度も押し流され、残った体力を絶頂するので使い切
ってしまったらしい。

起き上がろうとした身体を押しつけられ、閉じようとした脚をまた開かされる。
どうにもならなかった。
ランディは二本の肉棒を一本に寄り合わせるように握ると、その先端を不二子の媚肉
に押しつけてきた。

「ひっ……! やめてぇっ!」

不二子は絶叫した。
疲れで萎えていたはずの身体が恐怖で暴れ出す。

「た、助けてっ! だめ、裂けちゃうわよっ!」

不二子は、押さえつけられた腰を狂ったように捩って暴れた。
仰け反らせた頭を振りたくり、豊かな髪が宙を舞った。
覆い被さろうとするランディの腕や胸をどんどんと叩いたり、押しのけようとする
のだが、下半身に迫る脅威のせいで思うように力が入らない。
不二子の腕に叩かれつつも、ランディは落ち着いてゆっくりと貫こうとする。
女の柔肉を裂くかのように、二本の肉棒が押し込まれていく。
不二子の悲鳴が消え、代わりに悶絶するかのようなくぐもった呻き声が上がった・

「あっ、あむ……だめっ……うむうう……」

その圧倒的な異物感ときつさに、不二子は全身で息んでいた。
すでに汗まみれになっていた身体に、今度は脂汗がにじみ出す。
強張った腰がぶるぶると痙攣し、止まることがない。

凄惨な巨根レイプ劇の迫力に、さすがの美少女頭首も言葉が出ず、生唾を飲み込んで
凝視していた。
そんな中でただひとり冷静な青年は、苦悶する不二子の様子を窺いつつ、ゆっくりと、
だが確実にペニスを挿入していく。
もちろん、ただでさえ太いペニスを二本まとめて突っ込もうというのだから、一筋縄
ではいかない。
膣口どころか、割れ目の中でさえ、ふたつの亀頭で裂けそうなほどなのだ。
無理に挿入して、せっかくの絶品媚肉を引き裂いてしまわぬよう、ランディは慎重に
事を進めていた。
猛烈な圧迫感と苦痛に不二子が呻く。

「ぐ……ぐぐ……む、無理……絶対無理っ……し、死ぬぅ……」

濡れそぼった媚肉にじわじわと沈み込んでいくごとに、不二子は全身を痙攣させて
呻いた。
ほんの数ミリ押し込むだけで、不二子には身体を引き裂かれそうな激痛が走る。
それでも、入った分だけ愛液が押し出されてくることからわかるように、潤滑油は
充分にあった。
そのお陰でか、どうにか裂けずに二本とも入っていく。
アキラは自慰することも忘れ、肘掛けの先をぐっと握りしめたまま息を飲んだ。
身体も前のめりになって、凄まじい交接シーンに見入っていた。

「すっごーー……。何かこう、ミシミシ音がしそうよね」
「あ、あうぐ……きっつ……だめ……あ……」
「頑張って、不二子お姉さま。少しずつだけど、ちゃんと入っていってるわ」
「無理だっ……てばあっ……はああっ……!」

ランディは決して焦ることなく、不二子の悲鳴や表情、そして貫こうとしている膣口
の感触を頼りに、根気よく動いている。
不二子が全力で息んでいる時は無理をせず、膣口をなぞるようにして快感を誘い、
ふっと力が抜け、膣口が緩むと反転して、また少し挿入するのを繰り返していた。
いきなり突き破ろうとするよりはマシだが、それでも不二子には地獄の苦しみだ。

「ああ無理……は、入るわけないっ……う、うむ……お、おっきい……大きすぎる
のよ……あうっ……」

苦悶し懊悩する不二子だったが、その膣はおぞましいことにランディの肉棒に馴染
まされていく。

とうとうその先端が不二子の中に入る時が来た。
二本のペニスの亀頭が、ひとつの膣口に入り込もうとする光景は圧巻だった。
もう見物のアキラは声もない。
本当に裂ける寸前にまでこじ開けられた柔肉の縁にぴりぴりと激痛が走り、不二子
は仰け反ったまま「あうあう」と呻くだけだ。
限界いっぱいまで開き、これ以上はもう無理な寸前で、ふたつの亀頭はぬぶっと
不二子の中に入った。

「……!!」

その瞬間、不二子は首が折れそうなほどに仰け反り、声もなく絶叫して失神して
しまった。
それでも構わず、ランディは押し込んでいく。
意識を失った女を犯してもつまらないが、今は別だ。
不二子が気絶した今なら、余計な力が身体に入らないはずである。

「あっ……あああっ……ひぃぃっ!」

あまりのきつさと苦痛に、不二子はすぐに覚醒した。
媚肉に丸太でも突っ込まれたかのような圧迫感に、不二子は目を剥いて仰け反った。
もうろくに呼吸も出来ず、その激痛に全身をたわませて呻いている。
なおも押し込まれるペニスの威力に、股間が軋んで張り裂けそうだ。
ランディの方はほっと一息ついている。
何とか裂かずに亀頭を入れることが出来た。
もっとも太い部分が通ってしまったのだ。
あとはもうそれほど心配はない。
再び腰に力を入れ、ぐっと不二子の中に入り込んでいく。

「あ……あ……」

不二子はぱくぱくと金魚のように大きく口を開閉させている。
苦しいのだ。
唇を噛みしめて苦痛を堪えていても、ずずっと入ってくる感覚に、すぐ悲鳴が吹き
上がる。
二本より合わさったような肉棒がずっ、ずっと少しずつ不二子の中に飲み込まれて
いく。
膣口全周の粘膜が硬くて太いもので擦られ、膣襞がカリやサオにまとめて抉られて
いく感触がたまらなかった。

「あがあっ……!」

不二子は絶叫した。
ペニスが子宮にまで達したのだ。
子宮を突き上げられた衝撃で、不二子の裸身が跳ね上がった。
それでもまだ肉棒の進撃は止まらない。
子宮を胃の方へ押し上げるように潜り込んでいく。

「あ、あうむ……し、死ぬ……死んじゃう……」

不二子は頭と尻をシーツについて背をたわませ、ブリッジ状になって呻いている。
膝はガクガクと震え、両手はシーツを強く握りしめている。
ランディの二本の肉茎に腹の奥底まで征服され、もう身動きも取れない。
声もなかったアキラがつぶやくように言った。

「……すっごー、ホントに入っちゃってるじゃない……」

不二子の発達した二本の太腿があるから、そう太くは見えないが、直径4,5センチ
はありそうな肉棒が、あの狭い膣に二本も入っているのだから、それはかなりの迫力
である。
女の凌辱シーンを見慣れているはずのアキラにしても息を飲むほどの、凄惨かつ異様
な迫力をもった眺めだった。
不二子はその美貌をわななかせ、苦痛で全身が痙攣しているほどだから、貫いている
二本のペニスの威力がわかろうというものだ。
まだ全部押し込んだわけではないが、不二子の膣内をほぼ完全に占領したランディは、
しばらくそのままで動かなかった。
何しろ挿入するだけで相当な無理をさせているから、不二子がその状態に慣れるま
では乱暴にしない方がいいと思ったのだ。
張り裂ける寸前まで拡張された媚肉が、長大極まる肉棒二本が馴染むまでには時間が
かかる。

「あ、あうむ……ううっ……助けて……」

不二子は震える唇で呻いている。
あまりのきつさと窮屈さで腰を動かすのだが、そんなことをすればかえって自分を
深々と貫いている肉棒の巨大さが思い知らされた。
耐えきれず、つい腰を振り立てることを繰り返しているうちに、だんだんと膣内が
慣れてくる。
ぎゅうぎゅうに押し込まれた満員電車でも、しばらくするとちょっと身動きする
くらいの余裕が生まれてくるのと同じだ。
膣も二本のペニスに馴れてきているらしい。

「あ……」

そんな時、不二子は膣奥から熱いものがじわっとにじみ出てきているのを感じて
いた。
それが女の恥ずかしい汁だとわかると、カッと顔が赤くなる。
いかに不二子の肉体が絶品とはいえ、こんな巨大なものにそうすぐ馴染むとも思え
ないから、これは媚薬浣腸の薬効が膣内にも影響してきているのだろう。
まずいと思った頃には、痺れるような疼きが子宮の奥から込み上げてくるのが
わかる。
疼きは熱を孕み、貫いている肉棒にも負けぬような熱さとなって胎内に籠もって
いった。
その熱が、堅く異物を拒んでいた膣を和らげ、とろかしていく。

そうした不二子の肉体の変化はランディにもわかるらしい。
肉棒に不二子の蜜の熱さが伝わってきているのだ。
ランディはゆっくりと腰を動かし始めた。
たちまち不二子は絶叫する。

「うああっ、だめっ……ひっ……う、動かないでっ……こ、壊れるっ……ひぃっ!」

不二子は喉の粘膜がひっつくような息苦しさの中、半狂乱で泣きわめいていた。
まるで丸太のようなものが肉棒が不二子の中を盛んに出入りしている。
丸太のような、というのは形状や太さだけでなく、カリ部分だけでなく節くれ立った
サオも丸太のようだった。
それがゴリゴリと膣口や膣内を擦り、抉り、こねくり回すのだからたまらなかった。

ずぶっと奥深くまで貫かれると、子宮や内臓が口から吐き出されそうなほどだし、
ずるっと引き抜かれると、肉棒にへばりついた襞とともに内臓まで引きずり出さ
れそうになる。
出入りの距離自体は5センチから10センチくらいで、奥に当たるまで突き込まれ
てからすっと少し引かれるだけだ。
それを何度も根気よく繰り返されているうちに、膣内の熱が徐々に不二子の肢体
全体に回っていく。
激痛と苦悶の中に、新たな官能と快感の疼きが生まれ、成長していった。
苦痛と快楽、苦悶と官能が入り乱れ、もつれ合い、そして融合していく。

「あ……あ……あぐっ……あああ……」

不二子の声が明らかに変わってきていた。
悶絶寸前の苦鳴というよりは、込み上げてくる快楽を堪えている、
あるいは堪えきれずに喘いでいるように聞こえる。

それを見て、ランディの動きにも激しさが増していく。
腰をグンと突き上げ、不二子の身体を揺さぶって突き上げていった。
不二子の腰骨がミシミシと軋み、今にも砕けてしまいそうだ。

「ああっ……つ、強すぎるっ……ひっ……あ、もっとやさしくっ……ああっ……!」

不二子にはもう押し寄せてくる快感を拒む余地もなかった。
苦痛と完全に解け合った快感が膨れあがり、さらなる高みへと押し上げていく。
今まで引きちぎれるかと思われていた膣が、いつしか二本の巨根に馴染み、絡み
つき、まとわりついていく。
そのダブルペニスが抜き差しされるたびに、それをぴっちりとくわえ込んだ爛れた
媚肉からじわじわと熱い蜜が滲んできていた。

「驚いたわね、裂けちゃうどころか感じてるわ……。ねえ、不二子お姉さま、そんな
ぶっといのを二本も入れられて苦しくないの? 感じてるの?」

アキラの声に応える余裕もない不二子は、ただ大きく口を開け、喘ぎ始めていた。
苦痛から解放され、その反動のように大きな快感が沸き起こってくる。
白いのど頸を露わにして仰け反り、全身をひくひくと痙攣させている。
熱い媚肉は押し入ってきた太すぎる二本に絡みつき、締め付けてきた。

「はああっ……あ、ああっ……す、すご……太い……太すぎる……ああっ……」
「そりゃ太いわな、だって二本だもん。でも気持ちよくなってるんでしょ?」
「あああ……い、いい……ああ……よ、よくなって、ああっ、よくなってきた……
あう……」

喘ぐ一方になってきた不二子に、ランディも重みをつけて腰を打ち込んでいく。
不二子の最奥に叩きつけるようにして肉棒を抉り込ませ、大きくグラインドさせた。
さすがに狭い膣口は二本をくわえ込んでぎちぎちだったし、粘膜も苦しげにひく
ついているものの、もはや不二子には大した負担になっていないらしい。
その苦痛以上の快楽が送り込まれているのだ。
ランディはリズムをつけて貫き、カリで不二子の膣襞を引っかけるようにしかき
回し、擦り上げていく。

「ふあっ、ふあああっ……ひっ……うんっ、うんっ……す、凄いっ……いいっ……
ああ、いいっ……!」

不二子のしなやかな肢体は弓なりに反り返り、汗を吸った髪がこれも汗の浮いた
額にへばりついている。
その下の美貌は苦悶に近い喜悦の表情を見せていた。
それだけ強い快感だということだろう。
不二子の両手が震えるように伸び、がしっとランディの腕を掴んできた。
大きなストロークで何度も抉られ、不二子は仰け反りっぱなしだ。

「こっ、こんなっ……こんな、すごいっ……ふああっ、いっ、いいっ……くあっ…
…」

華奢なストレッチャーが、男女の激しい絡みのせいでギシギシで軋んでいる。
抜き差しが激しくなってくると、不二子は次第に呼吸も満足に出来なくなってくる。
汗に濡れた裸身に、豊かで長い髪がほつれ、へばりつく。
それを振り払うように首を激しく振り、大きすぎる快感を少しでも逃がそうとして
いる。

「あっ、あはあっ……くっ、あっ……も、もっと……ああっ……!」
「うわー、二本もオマンコに入れられてるのに「もっと」だって。マジなの、
お姉さま」
「も、もっと、ああっ……いいっ……うむっ、うんっ、うんっ……かはあっ!」

声が掠れてもなおも求めてくる不二子に、青年は大きく腰を振るって二本ペニスを
叩き込んでいく。
打ち付けられる肉同士は互いに汗をしぶかせ、女の蜜でべとべとになっていた。
カッカと熱くなり、とろけきった媚肉は二本の長大な怒張に貫かれ、かき回される
ごとに、ぬちゃぬちゃ、ぐちゅぐちゅと粘った卑猥な水音を響かせていく。
突き込みが激しくなると、仰向けになって幾分扁平になっていた不二子の乳房がも
げそうなほどにゆさっ、ゆさっと大きく揺れ動く。

「ああっ……ああっ、いいっ……くっ……ひっ……あ、あ、ま、またよ……また
来る……いっ、いきそうよっ……ああっ」
「あらまたいくの? もう、一度いったら全然耐性なくなっちゃうのね。不二子
お姉さまも1発やっちゃったらただの牝ってことか」
「いいいっ……ああっ……い、いきそうっ……!」
「あらら、全然聞いちゃいない。ま、いいわ。いかせてもいいわよランディ」

不二子の媚肉は二本のペニスにぴったりと吸い付いて離れようとせず、ひくひくと
激しく収縮を繰り返している。
あの太いものを堂々と二本も受け入れているだけでなく、激しい抜き差しすらほぼ
抵抗なく受け止めていた。
もう子宮を突っつくほどに奥深く入っているというのに、なおも奥へといざなうか
のように襞が蠢いている。

「だ、だめえっ、もうっ……もう来るっ……す、すごいの来るぅっ……ひっ、あ
あっ……んああああっっ、い、いっく……いっ……く……い、いっくうっ……うあ
あああっ!」

不二子はぶるるっと激しく全身をわななかせて、開けっ放しの口の端からは涎すら
垂らして激しく絶頂した。
呼吸が苦しくなって、ろくに唾液を飲み込む余裕もなかったらしい。
一瞬頭が真っ白になるほどの絶頂を迎えたというのに、不二子の媚肉はまだ足り
ないと言わんばかりに、貪欲にランディの肉棒をくわえ込んで離さない。
きゅっ、きゅっと強く締め上げ、どうして射精しないのかと抗議しているかの
ようだ。

「あ……あ……あは……」

不二子は豊かな胸を突き出し、背を反らせて喘ぎ続けている。
気をやった余韻で膣の収縮が強くなり、ランディの肉棒に甘美な痛みを与えていた。
思わずランディもその魔力に囚われ、射精しそうになったが辛うじて堪え、不二子
を完全に屈服させんと腰を動かしていく。
目の前に突き出された乳房をぎゅっと握り、揉みしだく。
乳輪から絞りあげるように乳首を責め、不二子に嬌声を上げさせている。
豊満そのものの乳房は青年の手で自在にこねくられ、素晴らしい弾力を彼に伝えて
いる。
なぜ母乳が出ないのか不思議なほどの乳房だった。

「ああっ!? あ、そんなっ、もういったわっ……ひっ……だ、だめ休ませて、
あうっ……あああ、いいっ……!」

匂ってきそうなけだものじみた激しいセックスを見入っていたアキラは、思い出し
たようにランディに言った。

「……ランディ、いいわ。仕上げに入って」
「ああっ、ああっ」
「不二子お姉さま、最後よ。今度はきっちり満足させてあげる。息も出来ないくらい
にね」
「ああうっ、いいっ……あ、またくる……きそうっ……あ、いきそっ……いくっ!」

余韻に浸る間もなく、また不二子はいかされた。
今度は意図されたものではなく、絶頂地点から戻れないうちにまた責められ、たま
らず連続絶頂してしまったらしい。

「あっ、あ……うんっ……くっ、そこっ、いいっ……!」

ランディは不二子の胎内を探るように慎重に動いている。
先がゴツゴツと子宮口に当たり、その度に不二子が喘いだ。
二本入っているうち、細い方(それでも直径4センチほどはあるが)が子宮口を
虐め、同時に太い方はゴロゴロと狭い膣内を転げ回り、不二子を悶えさせていた。
しばらくするとランディの表情にうっすらと笑みが上がる。
表情の乏しい彼には珍しいことだ。
不二子が呻く。

「んっ……あ、うむう……」



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