全てを注ぎ込んだ征服感の心地よい余韻に浸りながら、 勝俣は美和子の中から
肉の凶器を引き抜いた。
あれほど禍々しく強靭だったそれは、張りを失って情けないほどだらんと垂れていたが、
勝俣は傲然と彼女を見おろし、勝ち誇ったように言った。

「クックックッ・・・・ よかったぜえ、佐藤。想像以上だったよ」

息をぜいぜいと荒げ、顔をそむける美和子。犯されたことへの恥辱はもとよりだが、
それよりまして勝俣の責めに屈して自ら恥辱の声を上げて受け入れてしまった自分自身が
許せない。

「これで・・・・ 満足なの」
「何?」
「私を散々貶めて・・・・ それで犯して満足だっていうの」

だが、それに答えたのは勝俣ではなかった。

「満足なわけねえだろ」

この時を待ちかねていた園田・木島・蜂須賀がベッドによじ登り、美和子を取り囲んだ。

「たった一回犯されただけで終わりのわけないだろっ! 刑事さん、アンタは今から
ノンストップで犯され続けるんだよっ!」

3人が一斉に美和子の裸身に群がった。
まず美和子の両手の拘束具を外した。男3人がかりでいたぶり嬲るのだ。
もうこんなものは必要ないし、返って邪魔にしかならない。
園田は先ほど高木同様に美和子を座位させると、背後から腋下を通して乳房を鷲掴み、
荒々しく揉みこみ始めた。

「あうっ・・・・ い、いやっ・・・・ や、やめなさいっ!」

しっとりと手になじんで吸い付く肌の手触りは極上のシルクの感触。
瑞々しく張り切ってしこしことした乳房の手応えは揉む者を楽しくさせずにはいられない
絶妙の硬さと抵抗感。

「うおっ! いいパイオツだぜ、刑事さんよお。アンタこんな風に後ろから揉まれるのが
好きなんだろ? あの野郎にやられてあんあんいい声を上げてたもんな」

園田が美和子の乳房を弄ぶ一方で、木島と蜂須賀は彼女の左右の脚それぞれを肩に担ぎ、
大腿部に手を這わせながら、足先から脹脛を舐め回し始めた。

「あああっ、やめっ・・・・ いやぁっぁぁぁ!」

大量に注ぎ込まれたザーメンを淫部から垂れ流しながら、その身を蹂躙される美和子。
その被虐の姿を三脚で固定した2代のハイビジョンカメラが余すことなく写し撮っていた。
ベッド上で繰り広げられる蹂躙劇を横目で見ながら、勝俣はいったんボクサーパンツを
身に着け、高木の前に腰を落とした。
高木は目前で蹂躙され続ける婚約者に何もしてやることのできない己の無力さに打ちひしがれ
がっくりとうなだれていた。
そんな高木の顎を掴んで顔を上げさせ、勝俣は卑猥に笑った。

「よかったぜえ佐藤は。身体はもちろんだがあっちの蕩け具合も熱々のトロトロ、
その上、こうぎゅうっと俺のモンを締め付けてきてよお・・・・ めったに味わえない
抜群の名器だったよ。おっと、そんなことは巡査部長様は百も承知はずだよな。
クックックッ・・・・」

高木の目が大きく見開かれ、さらに勝俣が彼を愚弄する。

「俺は経験がないんもんでちょっと教えてくれよ、高木巡査部長。婚約者を目の前で
レイプされる男の気持ちってのはどんなもんなんだい?」
「うううっ!」

猿轡の高木が殺意のこもった目で勝俣を睨み付け、渾身の力を振り絞ってもがき暴れるが、
どれほどあがこうががっちりと固定された身体は身動きできない。
そんな高木をあざ笑うかのように勝俣が憐みの表情すら浮かべて言った。

「それにお前も見ただろう。佐藤のやつ、最後はとうとう腰まで使って俺に応えていたぜ。
自分の女が他の男に犯されながらイッチまったあげく、よがり悶えて喘ぎ声まで上げているんだ。
そりゃあ見てるのは辛いよなあ・・・・」

そこでいったん言葉を切り、さらにダメを押した。

「でもあんなものはまだまだ序の口、佐藤美和子の輪姦ショーはこれからが本番なんだ。
せいぜいお前はそこで大事な婚約者が肉奴隷に堕ちていく様を見学してるんだな」

勝俣が再びベッドに目をやれば、そこで繰り広げられる蹂躙劇がその激しさを増していた。
園田が相変わらず背後から乳房と乳首をかかりきりで弄ぶ一方、木島と蜂須賀は彼女の
身体の隅々にまでその魔手を伸ばしてまさぐり愛撫し、足の指先から耳たぶの裏まで、
舌を這わせて徹底的に舐め回して、まるでレーダーのように高木ですら知らない彼女の
敏感な部分を次々と暴き出すや、そこをピンポイントで集中的に責め立てている。
女1人の身体に男3人が群がっての徹底的な蹂躙。これではたとえどんな不感症の女でも
ひとたまりもないだろう。ましてや美和子を性的に敏感な性質(たち)であり、
さらにその美しく魅惑的な肢体がより男達の責めを淫惨苛烈なものにして彼女を地獄へと
追い込んでいく。

「あふっ・・・・ ひぃぃぃぃ だっ・・・・ だめぇぇぇ・・・・ も、もうっ・・・・
やめっ・・・・ あああんっ・・・・ こ、これい・・・・ はああんっ」

背筋がぞくぞくするような艶っぽい嬌声交じりの切ない喘ぎが、美和子の口からとめどなく
溢れ出している。

「ほうら聞こえるだろ。ホントいい声で鳴いてくれるよな。お前の時も佐藤はあんな
色っぽく喘いでくれるのかよ」

勝俣が高木の顔を覗き込む。
彼に言われるまでもなく、美和子の淫らな喘ぎ声が高木の耳に残酷に突き刺さっていた。
美和子は男達にその身を蹂躙されることによって明らかに感じ、高められ、そして
エクスタシーへと上り詰めようとしているのだ。
美和子を絶頂寸前にまで追い込んだのはほかならぬ自分自身であり、そこで勝俣の凄まじい
アタックを受け、さらに3人がかりの淫虐非道な蹂躙をその身に受けているのだ。
美和子が己の意思とは関係なしに感じ、高められ、イカサレてしまうのも無理はない。
だが・・・・ そう無理やり自分に言い聞かせ、不可抗力だと頭では分かっていても、
彼女のこの上なく淫らな姿態と切なくも悲しい喘ぎ声が高木の精神(こころ)を責め苛む。
たとえそれにどんな理由があり、やむをえない不可抗力だとしても、彼女が婚約者である
自分の目の前でレイプ魔達の淫惨非道な責めに屈し、性の喜悦を感じて悶え、声を上げている
という悲しい裏切りの事実に違いはないのだ。
そんな美和子の姿を見るに堪えず、うつむく高木。しかしその声だけは防ぎようがなく、
鋭い刃となって彼の精神をずたずたに切り裂いていく。
「(美和子さんっ!)」
だが今の高木にはその美和子の裏切りの嬌声をただただ聞き続ける以外に何もできることなど
ありはしないのだ。

3人は互いにその役割を交互に替えながら美和子の身体を情け容赦な蹂躙し続ける一方で、
一向に美和子を犯そうとはしなかった。
彼らは最初からこの前戯だけで美和子を絶頂へと追い込むつもりであり、そして彼女の見せる
反応から、その目的の達成がもはや目前であることを確信していた。
その確信に誤りではなかった。美和子は急激に高まりゆく官能の炎に身を灼かれ、
まさしく淫獄の極みへと追い込まれていたのだ。

「あああっ・・・・ だっ、だめなのっ・・・・ もうこれ・・・・ これ以上・・・・
ああんっ! お、お願いっ・・・・ もうやめっ・・・・ ううっ・・・・ ああんっ!」

勝俣が高木の髪を掴んで顔を上げさせた。

「そうらよく見ろ色男。そろそろ佐藤のやつイッチまいそうだぜ」

そう言って、ベッドの上を改めて凝視させた直後にそれは来た。

「ああああっ!」

美和子はひときわ高い絶叫を轟かせて身を震わせると同時にがっくりと頭を垂れた。
3人の苛烈極まる蹂躙の連続にとうとう絶頂に到達し、失神してしまったのだ。

「おいおい、イッチまったあげくに失神かよ。なかなか淫乱な刑事さんだぜ」

目的を達成した3人は顔を見合わせてにやりと笑い、木島と蜂須賀がベッドから降りた。
ただ一人ベッド上に残った園田がうつぶせに倒れ伏している美和子を見おろし、
チノパンとブリーフを脱いで下半身を露わにした。

「それじゃあ、本番といきますか」



待ちきれないとばかりに飛び出した園田の一物は、すでにはちきれんばかりん怒張して
雄々しく天を衝き、青筋を立てて引くひくと痙攣している。
園田は美和子の背後に立つとぐったりとした彼女の腰を掴んで臀部を持ち上げ、
自らは立膝になってその強靭な肉刃を花園へと照準を合わせた。

「(美和子さんっ!)」

声にならない声で絶叫する高木。

「ほらほら起きるんだよ、刑事さん」

園田が美和子の尻たぶを強くひっぱたき、その刺激で美和子が意識を取り戻した。

「お目覚めかい?、刑事さん」
「えっ?」

後頭部から降ってくる言葉に首をひねって自らの屈辱的な体位を知り、そのあまりの
恥辱に裸身が硬直した瞬間、抗う間もなく園田がずいと腰を進めて美和子の中に侵入させた。

「あぐぅっ!」

園田は侵入させると同時に美和子の両肩を押さえつけるようにして腰を進めている。
バックスタイルの変形で「つぶし駒掛け」と呼ばれる体位だ。

「うおっ、うおっ、うおっ!」

獣じみた雄叫びを挙げながら、硬直した亀頭をぐいぐいと美和子の媚肉に食い込ませていく。

「あああっ! だっ・・・・ だめっ・・・・ いやぁっぁぁ!」
「おおっ! いい締りをしてるぜ、刑事さん」

園田も勝俣同様、全てを収めきってもすぐに出し入れを始めずに、まずは美和子の蜜壺の
妙味をじっくりと味わった。

「(うおっ! これが女刑事さんの・・・・ こりゃあ・・・・)」

その味わいはまさに格別だった。
もちろん処女孔を引き裂く時のようなある種特別な新鮮味にこそ欠けているが、
緻密に層を重ねる媚肉は若々しい弾力と張りがあり、処女肉にひけをとらない
初々しさだ。それでいて経験豊富な熟女のような妖しい粘り気も兼ね揃えた蜜壺は
極上の感触。さらに肉襞が熱く蕩けて侵入者に絡みつき、ぎゅっと締め付けて放さず、
まるでそれ自身が意志をもって男の性を搾り取るかのように蠕動している。
自らの手でソープに堕とした女を含めて、園田はこれまで百を超える様々な女──
女子高生・女子大生・OL・人妻などなど──を喰らってきたが、これほど男を
歓喜させる蜜壺の持ち主は豊富な経験の中でもほとんど記憶にない。
確かにこれはすぐに放出してしまうにはあまりに惜しすぎる名器だ。
ここに至って勝俣があれだけ時間をかけた理由がようやく分かった。
だがそんな園田の気も知らず、木島と蜂須賀が急かす。

「園田さん、早く犯っちゃってくださいよ。後がつかえてるんすから」

自分も勝俣に散々焦らされ、待たされたのだ。同じくお預けを食っていた身としては
2人の気持ちはよくわかる。

「分かってる」

園田は小さくうなずき、おもむろに腰を振るって出し入れを開始した。
ずんと突き込むたびに、眼下の美和子の臀部がびくんと痙攣し、卑猥に揺れる。
そしてすっと引くたびにに美和子の口から零れる喘ぎと悲鳴が奏でる響き。

「あうっ! だっ・・・・ だめっ・・・・ あああっん!」

臀部の卑猥な動きと艶っぽいハーモニーを聞きながら園田は少しずつストラスのピッチを早め、
その振幅も大きくしてより強く深く美和子を抉っていく。

「いいぜ、いいぜ、刑事さんよぉ!」

屈辱的な体位で背後から貫かれ、苦悶に呻く美和子の表情が高木の真正面に捉えられた。
美和子の視線が高木のそれと交錯し、美和子はいやいやをするように首を振った。
澄子を人質に取られた時点で犯される、いや輪姦されるということは覚悟していた。
しかし、愛する婚約者の目の前でその身を弄ばれ、徹底的に辱められてエクスタシーに
追い込まれるという恥辱の極みを味あわされたあげくに自ら開いた身を刺し貫かれたのだ。
これほどまで女として、いや人間としての屈辱があるだろうか。
もはや美和子は自分の身体をコントロールする術を失っていた。これから先はこの男達の
思うがままに蹂躙され、彼らの期待通りの反応をしてしまう自分が容易に想像でき、
そんな恥辱の姿だけは愛する男の目だけにはさらしたくはない。

「(高木君・・・・ み・・・・ 見ないで・・・・)」

その思いが通じたのか、高木が顔をうつむいた。
しかしすぐさま、勝俣が髪を掴んで顔を上げさせる。

「ちゃんと佐藤が犯られるところを見るんだっ!」
無理やり顔を上げさせられた高木は、目をぎゅっと閉じていた。はたから見れば何とも
滑稽な姿だが、これが今の高木にできる唯一の抵抗だ。
勝俣がからかうように言った。

「こんな極上の輪姦ショーを見ねえつもりかよ。ギャラリーがそんなんじゃ、
犯るほうも燃えないってもんだぜ、なあ」

勝俣が園田にを向けたが、

「別にそんなのはいいっですって」

園田は一向に気にした風もなく、ひたすらリズミカルに出し入れを繰り返す。
熱く滾った肉刃が容赦なく美和子の蜜壺を掻き回し、蹂躙の限りを尽くしていた。

「あああっ・・・・ だっ、だめっ・・・・ い、いやぁぁぁぁ・・・・」
「うおっ、うおっ、うおっ」

美和子の悲鳴と園田の雄叫びの二重奏がオクターブを徐々に上げていくのと同時に、
園田の打ち込むピッチも加速度を増し、息も荒げて、限界が迫ってきていた。

「はあっ! はあっ! はあっ!」

美和子の息遣いも荒くなってきていた。蕩けた媚肉は侵入者を貪るように絡みついて
捕えて離さず、それが園田と美和子自身をも追い込んでエクスタシーへと駆り立てている。

「だ・・・・ あああっ! いっ・・・・」

絶頂を目前に迎えながらも、喘ぎを必死にこらえる美和子。だが園田はフィニッシュに
持っていくべくスパートをかけた。
インサートの角度を変えて、より強く深く美和子を抉り、バンバンと打ち込んでいく。

「ああっ、あがっ・・・・ だっ・・・・ だめっ・・・・ 壊れ・・・・ちゃう!」
「壊れちまいなっ!」

そして園田が渾身の一撃を美和子に打ち込んだ瞬間、

「ひぃぃぃぃ!」「うぉぉぉぉ!」

美和子の屈辱と園田の歓喜、その二つの絶叫が交差した瞬間、園田はその獣欲の熱い滴りを
一気に迸らせ、そのすべてを美和子の中に注ぎ込んでいた。

「ふう・・・・」

園田が抜き出すと同時に美和子が崩れ落ちる。
園田は勝俣を振り返り、感極まったように言った。

「いやあ・・・・ マジにこの刑事さん、最高っすよ。俺も今までいろんな女を
喰ってきたけど、こんなにいいのはホント久しぶりな感じですね」

園田がベッドを降りると、木島がハイタッチで迎えた。

「今の体位、いかにもレイプって感じでよかったすね」
「今度はお前が犯るのか」
「ええ。だけど俺は先に上の口をいただきますよ」
「ふうん。まあ好きにすればいいさ」

木島がベッドに上った。もちろん後でこの極上の生贄をたっぷりと犯るつもりだが、
とりあえずはまだ手つかずのオーラルセックスを楽しみたい。それにこの美貌の女刑事を
フェラチオプレイでとことん嬲り弄んで屈服させたいという、サディスティックな気持ちの
昂りもあった。
木島はぐったりと倒れたままの美和子の髪を乱暴に掴んで引っ張り上げた。

「いっ、痛いっ」
「お疲れのところ悪いが、今度は上の口でご奉仕してもらおうか」

美和子の顎に手をかけ、顔を上げさせる。

「わかるよなあ、刑事さん。フェラしろって言ってるんだ、フェラチオだよ、フェラチオ」

美和子の顔からたちまち血の気が引いて蒼白となった。

「何だよその顔は? さっきあれだけ派手なクンニを披露してくれたんだ。
まさかフェラチオを知らないわけじゃないだろうが」

もちろん知らないわけじゃない。だが美和子はことオーラルセックスに関しては、
クンニされることは許しても、自らフェラチオをしたことはなかった。
矛盾しているようだが、自ら男性器を口に含むという行為はどうしても生理的に
受け付けなかったのだ。
実際、高木に以前求められた時に一度は挑戦したもののやはりできずに拒み、
それ以来彼があえて求めることはなくなったのだ。
美和子は首を振って拒否の意を示した。だがそれを木島は勘違いしたのか
口の端を歪めていやらしく笑った。

「そりゃ知らねえわけないよな。どうせ・・・」

言葉を切り、高木に目をやる。

「あの男の竿も舐めまくってんだろ。それと同じように俺にもご奉仕してくれれば
いいんだよ。ほらとっととしゃぶりな」

美和子は再度首をぶんぶんと振り、拒絶した。

「いやっ・・・・ それは絶対にいやっ!」

一瞬顔色が変わった木島だったが、平然と続けた。

「そうか、いやなのか。じゃあしょうがねえな」

そこで未だ意識を取り戻さない澄子に目をやった。

「そんじゃあ刑事さんの代わりにあっちの先生にしてもらうとするか。
女教師のフェラチオプレイってのもなかなかそそるし、俺はそれでもかまわないんだぜ」
「だっ、だめよっ! 小林先生には手を出さないっで!」

期待通りの美和子の反応。木島が内心ほくそえんだ。
もとより彼女に今フェラチオしてもらうつもりはなく、あくまで美和子に言うことを
きかせる手段に過ぎない。それにあの女教師は美和子を一通り全員で輪姦した後、
真っ先に犯らせてもらうことを事前に確約してあるのだ。
だがそんなことはおくびにも出さず、美和子に引導を渡すように言った。

「そんなにあの先生を犯られたくなかったら、刑事さん、あんたが俺を満足させるだけの
パフォーマンスを見せてくれよ」

木島が勝ち誇ったようにジーンズとブリーフを下げおろして下半身を露わにし、
ペニスを美和子の鼻先に突き付けた。
既に勃起し切ったそれは長さ10センチ強とほぼ平均サイズだったが、亀頭の張り出しは
やや大き目で亀頭冠が大きく開いた姿が禍々しい。

「さあ、咥えてもらおうか」
それでも美和子は動けない。もはや抵抗の余地はなく、この男の言う通りにしなければ
ならないと頭では分かっていても、身体がどうしても動かないのだ。それほどまでに
フェラチオに対する生理的嫌悪感は強烈で、顔をそむけ、思わず弱音を漏らした。

「そ・・・・ それだけは・・・・・ 許して。私・・・・ したこと・・・・ない」

木島は大きく目を見開き、心底驚いた表情になった。

「『したことないって』・・・・ マジかよ」

だが、その驚愕の表情はすぐに一転し、口の端を歪めて卑猥に笑った。

「そうか、経験がないのか。それなら俺が一から教えてやるから言う通りにするんだ」

木島は予想外のサプライズに返って歓喜した。この美貌の女刑事を自分の好みのままに操り、
フェラチオプレイを楽しめるのだ。
木島は美和子の前に立つと命じた

「ほら、まず俺の前に跪いてペニスを握るんだ」
突き出された肉棒を無理やり握らされた。熱い幹が掌の中でどくどくと脈打ち様は、
まるでそれそのものが意志を持つ生き物のようだ。

「ようしいいぞ。そしたら亀頭の先だけを口に含んで舐めるんだ」

もはや観念するしかない。美和子は嫌悪感に必死に耐えながら恐る恐る口を開くと、
肉棒の先端部分に唇を押しかぶせ、舐め上げ始めた。

「い・・・・ いいぞっ、その調子だ」

木島はその心地よい刺激に陶酔しつつ、さらに命令を追加した。

「おいっ、手でペニスをしごくのも忘れるなっ!」

言われた通りに、熱い肉棒をしごき始める美和子。
何しろフェラチオ初体験なのだ、舐め上げ方もしごき方もどうしてもぎこちない。
テクニック的にはむしろ稚拙と言ってもよかったかもしれないが、木島にはそれで十分だった。
この気丈で勝気な女刑事が自らの前に跪いて屈服し、一物を口に含んで舐め上げているのだ。
そのサディスティックな感情を十二分に満足させ、まだフェラチオの導入段階にもかかわらず、
放出への欲望が昂り滾ってくる。
一瞬、このまま続けて欲望のままに放出し、美和子の顔面に白濁のシャワーを浴びせかけて
やりたいという欲望に駆られたが、それを抑えて次の段階へと移行した。

「ようし、今度はペニス全体を口に咥え込め。おっと先に言っておくが歯を立てたり、
妙なまねをしようと思うなよ」

一瞬動きを止めて、抗議の視線を上目づかいで送った美和子だが、すぐにあきらめたように
口を大きめに開いて木島のペニスを咥え込んでいく。

「うおっ!」
木島が思わず呻いた。根元まですっぽりと美和子の生温かい口腔に含まれたのだ。

「ほら、口をすぼめて全体でシェイクしろ。舌を絡めて舐め回すんだよ」

木島の言う通り、おずおずと舌を幹に這わせて舐め回し始める美和子。

「うおっ、うおっ、うおっ!」

感極まって思わず声を出す木島。さらにより深く奥へと侵入させた。
硬い陰毛が美和子の顔面に直接触れる。肉棒の先端が喉奥に突き刺さり、
吐き戻しそうになって思わず歯を立てた。
その瞬間、美和子の頬が張られた。

「歯を立てるんじゃねえ! それにそんなお上品に気取ってないで、顎を突き出して
吸い上げるように咥えこむんだ。もっと舌も使えっ! べろんべろんと舐めて、
音が出るくらいしゃぶるんだ」

美和子はどんな無理な要求だろうと従うしかない。
口内を占拠し暴虐を振るう熱く不気味にうごめく肉棒を舐め、しゃぶる。

「ようし、初めてにしては上出来だ。だがまだ足りねえな。もっと心を込めて
裏筋も舐めるんだ。先っぽだけをくるんで、ねっとりと舐め回せ」

次々と注文が飛んでくる。美和子は目に涙を浮かべ舐めしゃぶっていた。

「(ああ・・・・ どうして、どうしてこんな・・・・)」

再びハイビジョンカメラを肩に担いで2人の真横に陣取り、凄絶美すら漂わせる
美和子のフェラチオ奉仕を余すことなく撮影していた蜂須賀が感嘆の声を上げる。

「すげぇ・・・・ その表情、もう最高だぜ」

その声に美和子の羞恥は極致に達し、顔を撮られないように伏せようとしたが、
木島がそれを許さず、美和子の後頭部を抑えると、強制イラマチオへと移行した。
美和子が苦しげに呻くが、がっちりと頭を押さえられては逃げられない。

「ほら、もっとピッチを上げろ。もっと激しく、もっとべろんべろんと舐めまくるんだ。
そんなもんじゃ出ないぞっ! お前の中に全部吐き出して呑み込ませてやるからな」
「(うそっ!・・・・)」

男の精液を口内に発射され、それを飲み干せと言うのか。覚悟はしていたが、改めて
言葉にされるとそのおぞましさに慄然となる。
木島の命令はさらに続く。

「そうじゃねえ、言ったろうが。もっと吸い上げるように咥えこめ。舌を絡ませて
ぴちゃぴちゃと舐め回せ。唇をもっと突き出して、ペニスを唇で締め上げるんだ」

命じられるままに淫らな性技を続ける美和子。その屈辱と恥辱に塗れた淫らな性奉仕は
もう10分以上続いている。
2人の男に相次いで犯された直後のこの恥辱的な奉仕で、美和子の気力体力ともにもはや
限界に近づいていた。

「(ああ・・・・ もう・・・・)」

そして美和子が力尽きる寸前、木島が彼女の頭を掴み、絶叫した。
「うぉっ、うおっ、うおっ! ようし、いいぞ、いいぞ。出してやるから
全部呑むん・・・」

言い終わらないうちに、美和子の口内で一段と膨張した肉棒が、あっという間に破裂し、
彼女の口内に白濁の毒液をまき散らしていた。

「ううっ・・・・」

思わず吐き出しそうになるが、木島はそれを許さず、肉棒を突き込んだまま美和子の頭と
顎を押さえつけている。
口内にあふれる精を吐き出すことも許されず、鼻腔に流れ込む耐え難い異臭と息苦しさに
耐え切れなくなった美和子は口内にあふれる精をすべて飲み下すしかなかった。
ドロリとした苦い液体が喉と食道を灼きながら胃の腑へと流れ落ちていく。
そのすべてを飲み下し終えた時、美和子は内臓の全てが腐り爛れ落ちていくような錯覚に
襲われていた。

「(ああ・・・・ 私はもう・・・・)」

絶望と諦観のないまぜになった表情を浮かべる美和子を木島が満足そうに眺めていた。


「よっしゃ、やっと俺の番か。待ちくたびれたぜ」

蜂須賀がベッドへよじ上り、代わりに降りようとした木島に声をかけた。

「ちょっと手伝ってくれよ。俺はあの体位で犯りたいんだ、あれでさ」
「ああ、あれね」

木島はそれが何を意味するかをすぐに察し、苦笑した。
園田・木島・蜂須賀の3人は互いの性癖などを知り尽くしている。
中でも蜂須賀はとにかくマニアックな体位が好みで、特にレイプの場合はよりその傾向が
顕著になる。
蜂須賀は精根尽き果てて倒れ伏し、身動き一つしない美和子の髪を掴んで引き起こした。

「ほうらまだお休みには早いんじゃねえか、刑事さん」

美和子はぐったりとして抵抗のそぶりも弱々しくしくされるがままだ。

「ちょっと頼む」

蜂須賀は木島に美和子を任せると、もどかしげにズボンとトランクスをずり下し、
下半身を露わにした。
そこに露わになったもの、それはまさしく異形としか言いようのない代物だった。
すでに怒張し、屹立しきったその長さは20センチはあるだろうか。さらにグランスの
張りもたっぷりで5センチ近くはありそうだ。
そのサイズだけでも十分脅威だが、さらに異様なのはその形状だ。
全体的にごつごつとして極端に彫りが深く、カリの部分は鎌首をもたげた蛇のようであり、
まさしく女の肉路を責め苛むためだけに特別に作られたようなおぞましい姿だった。
勝俣や園田にしてもその一物は十分標準以上ではあったのだが、今傲然と姿を現した
異形の巨砲に比べれば小児のそれのようにさえ可愛く思えてしまう。
そんな傑物がその先端をカウパーで濡らして怪しく光らせ、青筋を立ててひくひくと
不気味にうごめいていた。

「いつもながらたいしたもんだ。まったくお前のそいつを見ると、羨ましいを通り越して、
こっちの自信がなくなっちまうよ」

園田がカメラのレンズ越しから半ば感心し、半ば自嘲気味に言う。
蜂須賀はベッドの上でやや膝を開き気味にして正座し、股間からその強靭な肉刃をまるで
高射砲のように天に向かって斜めに突き出した。

「よっしゃ、準備完了。頼むぜ」

木島が園田に目配せし、園田もまたその意を察して

「しょうがねえな」

と苦笑しつつベッドに上り、蜂須賀に訊いた。

「で、前か? それとも後ろか?」

蜂須賀は少し思案してにやりと笑った。

「とりあえず後ろかな」
「オッケー、後ろだとよ、サブ」

2人がそれぞれ片手で美和子の両肩を掴み、もう片手で膝裏を刈るようにして、
ちょうど幼子におしっこをさせるような格好で左右から抱えながら、蜂須賀のもとへと
運ぼうとした時、美和子の目に蜂須賀の股間から突き出した肉刃が捉えられ、
そのあまりにおぞましい姿に背筋を戦慄が走った。

「(うっ・・・・ 嘘っ・・・・)」

高木のものを含め、今まで自分を刺し貫いてきたペニスとはとうてい同じものとは
思えないほどの異形の姿。あんなものが自分の中に突き込まれるとは信じられない、
いや信じたくない。

「いやあっぁぁぁぁっぁ!」

園田と木島に抱えられながら必死にもがき暴れる美和子。

「くそっ、今更抵抗するんじゃねえよ。観念しな、刑事さん」
「そうそう、なあに大丈夫。最初は少しばかりきついがハチにいったんハメられたら、
もうほかの男のじゃあ満足できなくなっちまうからよ」
「おいおい、それじゃあ俺達の2回目以降はどうなるんだよ」

2人は軽口を叩きながら、美和子を後ろ向きの体勢で禍々しくそそり立つ巨砲の上に
連れてきた。
そして両側から大股をぐっと引き開いて淫裂を露わにすると、そこへ蜂須賀の熱く滾った
凶器の切っ先がすっとあてがわれた。

「あっ、いやっ!」

そのおぞましい感触に美和子が声を上げたその瞬間、蜂須賀が腰をくっと浮かせて一気に
押し込んできた。

「ぎゃぁぁっぁぁっ!」

美和子はその凄まじい衝撃に獣のように絶叫し、背筋が反り返った。
その衝撃の大きさは高木はもちろん勝俣や園田とも比較にならない激烈さだ。
まるで灼けついた鉄柱を股間に突き込まれ、そのたった一撃でそこから身体が
ばらばらに引き裂かれてしまったかのような錯覚に襲われたほどだ。
蜂須賀は一撃で美和子の中に大方埋まったのを確認すると、さらに美和子の脇の下から
手を回して乳房を鷲掴みつつ彼女の身体を引きつけた。
美和子の臀部と蜂須賀の腰が密着し、彼女の上半身がやや反って、両手が万歳を
したような格好になった。さらにその両手を園田が掴んで、背後からまるで手綱を
取るようにして引っ張ると、美和子の上半身がさらに反り返り、美しい乳房がより
突き出されて強調される姿となった。
これは「抱えどり」と呼ばれる後背座位の一種で、女が腰を後ろに突き出し、
身体を反らして胸を前に突き出した姿が鶴の形に似ていることから、別名
「鶴の羽返し」とも言われる体位だ。
蜂須賀は美和子の乳房を弄びながら若干前かがみになって、さらに深く美和子の中へと
侵入させ、ついにはその強靭凶悪な肉刃を根元まで埋め込んでしまった。

「ああっ・・・・ だっ、やめてっ・・・・ いやあっぁぁぁ」

あまりの苦痛に涙を流して悲鳴を上げ、身をよじる美和子。
だがどんなに泣き叫ぼうが、完全にインサートされた状態で背後からがっちりと抱え込まれては
どうにもならない。

「おおっ!、いい格好だぜ、刑事さん。どうだいハチのデカまらの味は?
そんなに涙が出るくらい嬉しいのかい」

木島がハイビジョンカメラを肩にかついで、美和子被虐の姿を正面から余すことなく
撮影しながら軽口をたたく。

「ああ・・・・ いやっ・・・・ こんな姿・・・・ 撮らないでっ・・・・」

満を持して蜂須賀が腰を使いだした。テンポよくリズミカルに、だが振り幅はやや小さく、
まるでボクシングのジャブのように小刻みに突く。

「ああっ、ああっ、ああっ! だっ・・・・ だめぇ・・・・ いやぁぁ・・・・」

美和子は突かれるたびに身体をひくひくと痙攣させ、声を上げる。

「嫌じゃねえだろ。お前のお○○こは俺のモンにがっちりと絡みついて吸い付いてきやがるぜ」
「うっ・・・・ 嘘よっ・・・・・ そ、そんなの嘘っ!」
「嘘じゃねえよ」

羞恥と恥辱に震える美和子の肉の温もりの中で、熱く蕩けた肉襞はまるで生きた貝のように
収縮しながら凶暴な侵入者を絞り上げている。
蜂須賀は言葉では到底言い尽くせないその至高の感触を存分に貪り味わいながら
徐々にストラスのピッチを上げていく。小刻みだったものをより大きく深く、
そしてスピードも上げて情け容赦なく、美和子を抉っていく。

「ひぃっ! あああっ・・・・ だっ、だめっ・・・・・ やめてっ・・・・」

乱暴に乳房を揉み砕きながらバンバンと腰を打ち付け、豪快に美和子を刺し貫く蜂須賀。

「ぐおっ・・・・ いいぜ、いいぜ、刑事さんよおっ!」

いつの間にか蜂須賀は膝立ちになり、美和子も両膝でマットレスに踏ん張るような形で
立っている。
蜂須賀が突き込むたびに、美和子の口から漏れだす悲鳴とも喘ぎとも区別のつかない
淫猥な響き。

「あふっ・・・・ ああんっ・・・・ だっ・・・・ もう・・・・」

潤みきった膣洞が凶悪ともいえる巨大な肉塊に占拠されている。
激しいファックの連続に、息をすることすら苦しい。
蜂須賀の肉刃の恐ろしさはそのサイズのせいだけではなかった。
極端に彫りの深いごつごつとした表皮が、美和子の繊細な粘膜を容赦なく蝕んでいるのだ。
しかもそれを今まで経験したことのない恥辱的な体位で受け入れさせられてしまっている。
そのせいなのか美和子の今まで身体の奥底で眠っていた淫らなピンポイントが呼び醒まされ、
始めはただただ苦痛でしかなかった蜂須賀のファックが、しだいに甘美な奔流となって
美和子を呑み込み、性の喜悦の海に溺れさせていく。

「(う・・・・ 嘘っ・・・・ こ、こんなの嘘・・・・ よっ・・・・)」

犯されながら歓喜する──図らずも自らの身体の変化を自覚した美和子は必死に心の内で
否定した。だがいくら心で否定しようと、身体はもういうことを聞かない。
その証拠に、美和子の蜜壺からは淫蜜が恥ずかしいくらい湧き出して、股間でちゃぷちゃぷと
恥ずかしい音を立てている。その淫らな音を聞いた瞬間、美和子の中で何かが崩れた。

「も・・・・ もう・・・・ だめっ・・・・ ああんっ!」

そして・・・・ 美和子は拳を握りしめ、ついに三度(みたび)屈服し、
黒髪を振り乱して絶叫した。

「いっ・・・・ いくっ・・・・ いっちゃう・・・・ た、高木君!
うあああああっ!」

新たな性感を開発された美貌の女刑事の肉体が身体の内より押し寄せる目も眩まんばかりの
快感に打ち震えたその時、

「イッチまいなっ、刑事さんよおっ!」

蜂須賀がひときわ強く膣奥を抉り、子宮口を楽々突き破った。

「うおぉぉぉぉぉ!」「ぎゃぁぁぁっ!」

獣の体位のまま大量の熱いザーメンが美和子の中へと注ぎ込まれ、彼女は虚脱の底へと
沈み込んでいった。
蜂須賀は繰り返し腰を振るってようやく全てを出し切り、美和の中から抜き出すと、
美和子はそのまま今夜二度目の失神をしてベッドにうつぶせに倒れ伏した。

「ふう・・・・ こりゃあマジ最高、犯りがいのある刑事さんだぜ」

満足気に笑い、美和子を見下ろす蜂須賀。
そこに倒れているのは警視庁のアイドルとまで呼ばれる有能な美人警部補ではなく、
ケダモノ達の手によって肉奴隷に堕とされた哀れな雌の姿であった。



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