ダイユーアにおいては、レグアルドから齎されたと言われる、全てを内包した詩集、または歌集。
現在は全十二部。
一部二十巻で構成され、各巻は100章に及ぶ。
そして、まだ増え続けている。
ダイユーアの創生からの歴史を主に綴っているが、原典はリーンディルにしか存在しない。
写しは全世界に広まり、曲をつけて演じられる。
その書かれた内容を口にするだけで力を受けると言い、初めの方の部と巻は、世界の成り立ちについて説明されており、それが主として魔術の呪文の基本、または、吟遊詩人の演目の中心となる。
筆者は、リーンディルの創始ラシェル。ファリアの手は一切入っていないのは、性格故だろう。口は出しているものだと思われる。