ティーア王国の騎士であり、近衛兵長。
元はアーサラの地方領主の子息。
母ミルザがアーサラ王女シルヴィーナの乳母であり、輿入れの際にティーアに同伴する。
セファン26世の覚えもめでたく、若くして重用されるが、ルシェラに関して対立。
以後アーサラへの赴任を命じられる。
ティーアで数少ない、ルシェラにつく人物。
エイルとは公私共に仲が良かったが、性格は今ひとつ噛み合っていない様だ。
乳兄妹であったシルヴィーナのことを深く想っており、その息子であるルシェラに尽くそうとするが、ついには堪えられなくなる。
すらりとした立ち姿を持つ。エイルより多少背が高い。
黒髪に黒い瞳。
涼しげで精悍な顔立ちは、女性人気が高い。
横髪や前髪は少し伸ばしているが、後ろは短い。
質実剛健な堅物。
生真面目で面白みに欠ける。
また融通も利かず、冗談も通じない。