ダグヌ

ティーア王国の騎士であり、近衛兵長。

元はアーサラの地方領主の子息。
母ミルザがアーサラ王女シルヴィーナの乳母であり、輿入れの際にティーアに同伴する。
セファン26世の覚えもめでたく、若くして重用されるが、ルシェラに関して対立。
以後アーサラへの赴任を命じられる。
ティーア、アーサラを通し、その剣の腕は比する者が居ないとされる。
ティーアでは、15年連続の王室主催武術大会優勝者。あと五年で殿堂入りである。

ティーアで数少ない、ルシェラにつく人物。
セファン付きの間者エイルとは公私共に仲が良かったが、性格は今ひとつ噛み合っていない様だ。

乳兄妹であったシルヴィーナのことを深く想っており、その息子であるルシェラに尽くそうとするが、ついには堪えられなくなる。