Amekhayeh

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紫苑(@sion00)


禁断吸血鬼公式さま

この度は「禁断吸血鬼〜黒薔薇ノ皇帝〜」及び全シリーズリリース一周年おめでとうございます。
公式さまには度々Twitterで幾度とお世話になりまして、本当に心から感謝しております。
本当に…ご迷惑になっているんじゃないかと思うくらいにリプを飛ばしてしまっているものですから
それでも、そんなこちらの声にいつもきちんと答えて下さる公式さまが大好きです。

禁断吸血鬼の存在を知ったのは、シナリオと音楽を担当されている沙PさんとPUPIさんのニコ生からでした。じゃっくさんの歌声も、鈴ノ助さんのイラストも大好きでとても興味を惹かれました。
しかし、ダミーヘッドCDがどうにも苦手で、実はずっと避けていました。
製作工程の話をニコ生で聞く度に気になる、でもダミヘかぁ…と頭抱えて、気づいたら一年経っていました。そんなある日…正確には去年の春先、再び禁断吸血鬼と出会う機会がありまして。
演じている声優さんの中でも、特に安元さんが好きだったので「青薔薇ノ騎士」を手に取りました。
手に入れたはいいもの、ダミヘのハードルを悩んで、清水の舞台から飛びおりる如く勇気出して聞きました。 初回は内容より慣れないダミヘの感覚に悶絶した記憶しかありません。お恥ずかしい限り。
それでも聞き返すうちに物語に引き込まれ、彼らの抱えるものや血族の背景に惹かれていくようになりました。
西洋史を少し齧っていたのも相まって、青薔薇をきっかけに他の血族の方も聞いて、彼らの繋がりや抱えている悲しみを知って、より世界観にハマっていきました。時代背景を調べるために、ヨーロッパ史の参考書を読みふけったことも。 それと作品ごとに出てくる姫さまがみんな個性豊かで可愛らしくて、よりこの禁断吸血鬼が好きになりました。 背景を知る程に彼らに感情移入していき、CDを聞きながら何度も涙を流したことも、この作品が初めてです。

誰が好きかと聞かれてしまうと、一番最初に出会った青薔薇さまことルドルフさまが出てきてしまうのですが、みんなそれぞれに違う好きな部分があって正直選べません。薔薇姫さまも皆さん本当に可愛くて大好きです。 紫薔薇のお姫さまだけ設定を先にビーズログの方で見て、オスカーさまの抱えているものと合わせて考えるといつも涙が出てしまいます
みんなに幸せになって頂きたいからこそ、どうしたらそうなれるのかとぐるぐる考え込む時間が楽しくもあり、苦しくもあり。同時に、これだけ考えたり悩んだりできることこそが、この「禁断吸血鬼」の精密に作られた物語だからこそなのだと思います。 考え込むのが楽しい、というのは少々矛盾している気もいたしますが、そんな日々を楽しんでいたりもします

最後を飾る黒薔薇ノ皇帝・アレクサンダーさまの物語を聞いたときには、漸く見えた世界観の全容とそれまで考えていたことが覆された衝撃、そしてその壮大さに一瞬理解することができず、熱が出るのではないかと思うほどに頭を抱え込んだこと、そしてアレクサンダーさまの闇に触れて、号泣したことを、今でも鮮明に覚えています。 全体を知った上で聞き返すと、同じ言葉でも感じ方が変わり、より深く彼らに心を寄せるようになりました。 たったひとつの言葉で、その声に含まれた意味を噛み締める度、何度胸を締め付けられたかわかりません。
音だけで織り成されている物語の中で、演じている声優さんの声に含まれる感情や、背景を彩る沢山の音色たち、どれをとっても印象深くて、語り始めてしまうとキリがありません。 もう何度も彼らの物語を聞き返したかわかりません。本当に愛しくて大好きな作品たちです。

こんなにも美しく、悲しく、優しくて愛おしい素敵な物語たちと出会えたことが、とても嬉しくて、本当に幸せです。これ以上の言葉が浮かびませんが、心の底から愛してやまない作品です。
それでも最初は中々作品について語れる方がおらず、公式さまに構って頂くこともありました。その節は本当にありがとうございました。その時頂いたリプは、今でも大切に保存しています。
そのとき公式さまから頂いた「物語の旅」という言葉が大好きです。紅薔薇から始まり、黒薔薇まで繋がっていく物語をゆっくりと旅していく。「禁断吸血鬼」はそんな作品だと思います。
それからTwitterを介して、同じく禁断吸血鬼の世界に惹かれた方々と出会い、ヴァイセヘルデンブルク家や姫さまたちについて語るようになって、よりいっそこの世界に大好きになっていく。この作品がなければ出会えなかったかもしれない人たちと、こうしてご助力を頂いたりできるのも、こうした縁が繋がる機会を下さったのも、全ては「禁断吸血鬼」という素敵な作品を作って下さった公式さま、そして関係者の皆様のおかげです。本当に、本当にありがとうございます。

このシリーズが今後どうなっていくのかと考えると、正直なことを言えば期待と不安の異なる感情が入り混じります。
それでもこの「禁断吸血鬼」という作品が好きだという気持ちは、きっと今後もずっと変わりません。
何らかの形で続編があるのならとても嬉しいですが、どうか無理だけはなさらないでくださいませ。
そして、公式さまにはまたお時間があるときにTwitterで構って頂けたら幸いです。

素敵な物語を作ってくださったことを、その心から感謝をお伝えしたくて、この企画を立ち上げました。
私も含めた、この「禁断吸血鬼」という作品を愛する方たちの想いが伝わって頂けたらうれしいです。
これからも応援していきます。


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