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#　妖精のクリード

投稿者：五月雨　投稿日：2001年11月08日(木)13時40分17秒 [reply to]

Let's just say....

＞ 「ま、あんな事はそうそう無いとは思うし……起こって欲しくないわ。」
「お仕事を熱心にし過ぎてもなるにょろよ・・・気をつけるにょろ」
ちょっと心配らしい。

＞ 「気が向いたら話すわ。それで良いでしょ？」
「うん♪それでいいにょろ～♪」
それでもうれしそうだ。

＞ 「う～ん、似てるからじゃない？
「似てるにょろか？・・・う～ん、あんまり似てない気がするにょろ」
姿かたちは仕方が無い

＞結局、あたしは「死を与えるモノ」だし。
＞その辺の方向性は伊達君と変わんないのよ。
＞ただ、その方向性への行き方が伊達君とは違うだけなのよ。
＞どう行き方が違うのかを聞かれると困るけど……」
「殺す事は同じでも、感情の入っている分・・・理解しやすいと僕は思うにょろよ」

＞ 「ま、その辺はあたしが心配することじゃないわね。」
「あははっ・・・そうにょろね、ただ抑制の無い殺し屋が増えるだけにょろね」
それは一般人にとってタチが悪かろう・・・っと気づいて嘆息。
「誰彼構わず殺せる殺し屋は怖いにょろよ・・・・・ターゲット以外が沢山死ぬことになるにょろからね」

＞ 「そうね……どこに持っていけばいいかしら？
＞お墓でもあるの？
＞無いなら無いで、あの場所に供えておくけどね。」
「あの場所しかないにょろよ・・・墓を建てる人がいないにょろから」

＞ 「まあ、そうよね。」
＞ 「そう言う奴が出てきてない以上は、無事って事か。」
「だと思うにょろよ・・・・」 
不満そうでは在る。
             
＞ 「基本的には選ばないわよ。
＞強さで選ぶ分、その辺の好き嫌いは無しで行かないと。」
「そうにょろか・・・」
それ以上は言わないが、ちょっとだけ寂しそうな表情をする。
「お姉さんは大事にょろ・・・」
今はそう言える。

＞ 「分からなくても良いと思うわよ。こういう事は。」
「ごめんにょろ～」
苦笑する。

＞後日

＞ 「どういたしまして。これくらいはやって置かないとね。」
「昔から、妖精はミルクがすきにょろ♪」
そして彼は「愛」を1点もらった（笑）

＞ 「じゃあ、人間になってお風呂に入れば良いじゃない。」
「ところが無理なんだにょろ・・・短期間に変身できる回数が決まっているにょろよ」
＃《人間変身》で変身しますので（笑）
「ほんと・・・どうやって入ろうかにょろ？・・・・困ったにょろ」

＞ 「さあ……」
＞こっちも首を傾げている。
＞ 「統計取ったわけじゃないから……」
「姿を見せるのが嫌いな死神だから統計は難しそうにょろ・・・・」

＞ 「陰気と言うより、陰険とか寡黙とか言うんじゃない？そういうのって。」
「僕にとっては似たようなものにょろ」
苦笑する。
妖精の思考では、陽気か陰気かの区別しか必要ないのかもしれない。

＞ 「さて、何を食べてるでしょう？
＞１：取れたての肉
＞２：取れたての血
＞３：虚無
＞さあ、ど～れだ？」
「１・・・は怖いし、2は吸血鬼だし・・・・・３にょろかねぇ？・・・あってるにょろか？」
首をかしげて聞いてくる。

＞ 「これでまずい状況になったら……笑うしかないわね。」
「・・・・意外性に賭けるにょろ」
こらこら・・・

＞「じゃ、書くことにしますか。」
＞そう言って書き始めた。

前略
お手紙ありがとう。
お土産は食べ物ですね？首じゃなくていいのが残念です。
カステラが好きなら、それを買っていきます。
そうそう、僕は少し前に子犬を拾いました。
他の人にはとっても人なつっこくて可愛いらしいけど、僕にはまだなれてくれません。
早くお友達になってお姉さんに見せに行きたいと思っています。

たくさんお仕事をしたので、そろそろ休みが貰えそうです。遊びにいける日を楽しみにしています。

  ～『忍び見習い』ヴィー＆『盲目の死神』神崎　聖　／　妖精の想いと、死神の思考　～

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