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Let's just say.... ＞ 夕暮れ。最後の陽光が去ろうとする頃。 ＞ それはあるいは必然だった。 ＞ つまるところ、字瀬昏子は退屈だったのだ。 ＞ だから、普段は通らない裏通りを歩いて、その路地裏で数人に囲まれている少女を見ても、 ＞それがすでに予定されていた状況であるかのように、速やかに行動を開始できた。 ＞ ＞ 少女は今、物陰に隠れて様子をうかがっている。 よくよくと見れば、彼女は全く知らぬ人物でもなかった。少女は昏子と同級の女生 徒で、名前は確か大江聡子。物静かというより社交性がないと言った方が正しいタイ プで、口数も交流も少なく、親しい間柄とはとても呼べない相手だ。どこの部活にも 所属していなくて、しかも学校へは徒歩で通える距離に住む彼女が、こんな場所にこ んな時間まで居たのかはひどく疑問だが、その意味を推測できるほど、昏子は聡子と 親しくはない。 ＞「お、なんかクライマックスってカンジ？」 ＞“……『祟る』…ねぇ？” ただひとつだけ、明確に記憶している事柄がある。 「祟るのよ、あの子」 聡子と同じ中学出身のクラスメイトが、少年と同じ台詞を言っていた。具体にどう、 とは事細かに聞かなかったが、それでも不思議な印象を抱くには十分すぎる言葉だっ た。その旧友の発言はひどい嫌悪感に満ちていて、しかしその底には紛れもない恐れ がある。数日聡子に興味を持つ者もいるにはいたが、何を話しても曖昧に頷くだけの 彼女を結局のところ扱いかねて、皆離れてしまった。その大人しさも相まって、今で は軽いいじめの対象にすらなっている。 ＞「あ、今のぐー。顎をもってクイッて上向かせるの、なんか三流悪役ぽくてぐー。 ＞ フィストフィスト、かなりげんこつー。」 ＞“俺が思わせぶりなコト言ってんだから、一応なんか反応しろよ。” ＞「シラネ。」 ＞“うわ、反応短！” そうこうするうち、ぱん、威勢のいい音が響いた。唇を寄せようとした少年の頬を、 反射的に聡子が張ったのだ。諦念しきっているかに見えて、真実そうではなかったら しい。 「てめ・・・！」 瞬間的にかっとなったのか、彼は聡子を突き飛ばす。体重の軽い彼女は至極簡単に バランスを崩し、背後のブロック塀に背を打ちつけた。が、悲鳴も苦鳴も漏らさない。 あるいは苦痛への慣れ、耐性。それはそういった、同世代の少女にはありえない代物 と見えた。 「大人しく諦めちまえって、なぁ？」 倒れた聡子を片膝ついて覗き込み、少年は言う。言葉尻を受け、彼の仲間が薄く笑 った。 「来いよ」 肩よりも少し長い彼女の髪を無造作に掴み、袋小路のさらに奥、寂れた駐車場へと 引きずっていく。その過程で、 「っ！」 路面と擦れて、聡子の足に擦過傷が生じる。こんな痛みくらい大丈夫。なんて事は ない。必死にそう取り繕っていたふうな表情が、刹那痛みを垣間見せた。かすかにに じむ血。 その瞬間。 ぞくりと、昏子の肌が粟立った。何かがまずい。鈍感な少年達は気付いてすらいな いけれど今、何かひどく危険なものが作動する、そんな気配が在った。 静観していられる余裕は無くなった。割って入るか黙って失せるか。決断が遅れれ ば容易ならぬ事態が生ずるとだけ、強く確信できる。 大江 聡子 ／ 予兆 ＞仁 かなた様 「龍脈エネルギーの調和を守る」でエゴ判定を請求です。放っておけば、某 かよくない事が起こるとだけ直感している状態です。 聡子が昏子嬢と同級である事に問題はないのですが、「疎遠に扱われるい じめられっこ」「自分で誰とも関わらないと決めている祟られ」の設定なの で、「クラスメート：６（友情）」に当てはめるのはちょっと無理です。絆 の種類を変更するか、或いは絆を持たないがクラスメート、としてください。 後者の場合、この後で芽生え判定を行ってもかまいません。 あと設定を拝見してひとつ疑問に思ったのですが、サムライ・エッジとは ど ういう存在でしょうか？ データ上には見当たらないので、えらく気に なるのです。
＞ザーベルさん （追伸） 私はよく忘れてクリードの方に書いてしまうんですが、 ＰＬ（ＧＭ）向けの個人的な質問や返答は、出来る限りメールの方でやり取りする、 と言うのでどうでしょう？
＞びあだるさんへ ＞＞漫画じゃあるまいし、そいつらも人の家まで調べやしねえって」 ＞ ＞いいタイミングで振ってくれますね。だそうですが、登場しますか、尾翼殿？ それって登場する為の振りなんでしょうか？ 当人に確認した方が良いのでは？ まだ話とかあるんじゃなかろうかと。 ＞後、《監禁》等についてですが、今回と言うよりは、びあだるのシナリオでは ＞１シナリオにつき（レベル）人まで ＞とさせて頂きますので、そのつもりでよろしくお願いいたします。 つまり、レベル人に監禁使うともう使えない、という事ですね？ 私的には レベル人監禁しててもその人達が監禁する必要が無くなれば再び監禁できるようになる、 という見解ですが。 と言うのもこのワザは、監禁できる場所と、監禁する人が監禁される人を監禁状態に置ける能力を表すものだと思っているからです。 『1シナリオに●回』ではなく、『一度に●人』ですから。 しかし、ＧＭの決定なのでそれに従います。
Let's just say.... 「アンタが遅いんじゃない。俺が、早すぎただけさ」 〜"三流探偵"月夜 夕（"赤い月"夕月〜）/『電光石火』〜
＞ザーベルさん 参加表明ありがとうございます。 ＞ＰＣ１は五月雨さんが担当（予想）なので、ＰＣ２を希望の心積もりです。 えーと、私が思うに五月雨さんは忙しいのではと思います。 参加表明された記事も見ませんでしたし。 予想でも、少し早計な気もします。 気に障ったら申し訳ないのですが。 ＞許可を頂けるようでしたら、データも作ったのでキャラ板にあげた方がよろしいのでしょうか？ ザーベルさんの納得する方法をとって下さって構いません。 例えば、 ベーシック・コンビネーションならパーソナルデータのみをクリードの方に書く。 （他の参加者さんにも分かる方が良いので） セミスクラッチの場合は変更点、経験点を使った場合は増やした所、変更した所や数値を書く。 フルスクラッチならキャラ投稿するか、テキスト文書添付でメールを上記メールアドレスより送る。 Ｓpiel Ｍeister(GM)が知っていなきゃならない事は、絆とエゴ、性格などのキャラ設定くらいでしょうか。 しかし皆さんが 「俺のキャラをみろぉぉぉぉぉぉぉぉぉぉっ！！」 と萌えていらっしゃるなら、私にはそれを見届けなければならないので、どんどん送ってください（どこに？）
Let's just say.... フルオートでひたすら撃ちまくる牧島、撃ち尽くして一言 「うわ、可愛くねぇ避けるどころか受けもしないのか… あのな、知ってるか中尉？。銃で撃たれたら痛いんだぞ？」 「忘れたよ。そんな事はな」コツコツと靴音も高らかににじり寄る 「俺としては思い出して欲しかったとこだね」 「すまんね。では要求を言おう」 「…大統領夫人の靴下なら持ってるのはジーザスの方だぞ？」 「靴下…何の話だ？」 「アメリカンジョークさ、さもなきゃアンタの知らない世界の話」 「…話を続けていいかな？」「どうぞ」 「要求は三つ、一つは竜脈の巫女の所在を教える事、一つは君の守護する秘宝“竜牙封神剣”の引渡し、 最後は君の命だが、前の二つに協力的な態度を取るならば見逃してもいい」 「却下だ却下、やっと中学に上がったばっかの小娘売れるか!! 剣は借金のカタに質に出してるし、第一アンタごときに俺がやれるモンかよ!!」 「ほう、中学生だったのか？」 「………………聞かなかった事にして」「駄目だ」 「けち、じゃあアンタの口を封じるしかねぇな!!」 “死の舞踏”牧島 武＆“一人軍隊”ペドロ ガルシア／意味不明な戦闘中
Let's just say.... ＞「黒い白衣ですか、珍しいですね。それなら相手が分かるかも知れませんね。 調べて見ましょう」 ＞「頼む」 「何、すぐ分かります。我がマシンネットの情報網は世界一ですから」 “マシンネットエージェント”クロード／やっとネタばらし出来た（笑） 駄目？
Let's just say.... 「人間？、ああ好きだよ。よく食べる」 “美食家”ジョーイ／人間について聞かれた時の言葉 「管理が難しい。壊れやすく腐りやすいが高く売れる」 “能面”クロード／商品（人間）について聞かれた時の言葉 「女のほうが切り難いんだ」 “お留守番中”？？？／人間（獲物）について聞かれた時の言葉
Let's just say.... 時間はかなり戻る 人通りの無い夜の町の路上、男が二人話をしている 軽薄そうな笑みを浮かべた男が話しかける「よう、待たせたな」 「遅いですよ、何をしていたんですか？」能面の様に表情を消した男がそれに答える 「ちょっと腹の具合が悪くて…な」「大方、拾い食いでもしたのでしょう？」 「失敬な。狩りだよ。狩り。ハンティングさ」 「手負いの獲物を逃がしておいて狩りですか…」「…悪かったよ。いじめんなよ。ちょっと手強い相手に、 出会って不覚を取っちまった。黒い白衣を着た美人だった…電話番号知らないか？」 「黒い白衣ですか、珍しいですね。それなら相手が分かるかも知れませんね。 調べて見ましょう」「頼む」 “美食家”ジョーイ＆“能面”クロード／ちなみに二つ名の読み方は“グルメ”＆“クールフェイス”
Let's just say.... ＞「……そう言うことだ。」 「なるほど…そうでしたか」と首肯する ＞「確か、あいつはラフィとか言っていたな……」 「それがこの子の名前ですか？。ではこちらのお嬢さんのお名前は？」と昏子嬢の名前を聞く。 ＞「この出血量では、自力で動く事はほぼ不可能だな……人間なら。」 「その可能性はあると思います」 ＞「……無事である事を祈るしかない、な。」 「ええ」 ＞「ここで構わんならな。原崎病院の方で俺を呼んでいるらしい……正確には、医者の一人がな。 だから、手短に頼む。」 「そうですねぇ…いや、ちょっと引っ掛かるモノがあるんで先に病院の方に御一緒 しましょう」近くの職員に声を掛ける 「淡島君、運転手お願い」「へいへい」面倒臭そうに男は答える 「では、行きましょうか」 というわけで全体の流れは病院に行くと言うことで 五月雨殿へ 一つ提案があるのですが、流匠医師とこの死霊課刑事（今井 祥子） 知り合いだと楽なんですが駄目ですか？ 仁 かなた殿へ 七ヶ月に渡る放置プレイ申し訳無いです。ごめんなさい この後、やっと昏子嬢のシーンひとつ入れられそうなんですが…まだこちらのシナリオに 参加してやっていただけるんでしょうか教えて下さい。 って〜か、戦闘キャラの入るスロットにお気楽系キャラ入れちゃ駄目だよな〜 何やってんだろう俺？、大チョンボだ〜い。
Let's just say.... ＞漫画じゃあるまいし、そいつらも人の家まで調べやしねえって」 いいタイミングで振ってくれますね。だそうですが、登場しますか、尾翼殿？ 後、《監禁》等についてですが、今回と言うよりは、びあだるのシナリオでは １シナリオにつき（レベル）人まで とさせて頂きますので、そのつもりでよろしくお願いいたします。
Let's just say.... ＞「君も・・・何か飲むかね？」 「あ、では水を下さい」 李 小亀／でも、大出血中に水飲むと死ぬんですが（笑） 鋼鉄の亡霊について いや、申し訳ない…でもＧＭ殿も同罪なので許してください（オイ）
Let's just say.... 「馬鹿？無謀？それがどうした。 こちとらそんなに計算高く生きちゃいねぇんだ」 ――”荒ぶる舞い手”久我闘馬／大馬鹿
Let's just say.... ＞「・・・ひさしぶり。頂上は、見つかった？」 「見つかんね。 でも、道は分かったような気がするよ」 ＞「私は、変わらないよ。あの日々のことを唯々、いつまでも想い続ける」 「いつまでも、語ろう。鮮やかなる者達を鮮やかなるままに」 「変わらないってのと、忘れないってのは別の事さ。 生きてんだから、変わって当たり前だ。 もし変わっていく事で罪が生まれるってんなら・・・へっ、そんなもん、くそくらえだぜ」 ――”荒ぶる舞い手”久我闘馬／春は久しく遠く、冬が間近いある日の事 ＞Ｓｅｅ−Ｓｈｏｗさん どうも、お久しぶりです。 悪戯を見つけられた子供の気分です。 悔しいので、無理やり引っ張ってみました。
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Denei/2866/Let's just say.... 「これ、邪魔なんじゃない？」 「耐えろ。男には耐えなきゃいけない時があるんだ。しかも割と多く」 「でも、あたし女の子だし」 「ごちゃごちゃうるせぇっ！？」 というわけで、第三回ＢＢミニオフ会の第一回アンケートにご協力下さった皆さん有難う御座います。 募集の結果、日時の指定なしという方が全員でしたので、会場の方の都合を鑑みた結果、８月２４日が現在の開催最有力日と相成りました。 ですが、５月２４日にならないと会場を予約できないので、まだ確定ではありません。 ３日や１０日という案もあったのですが、夏のお祭り前は何かと忙しそうなので・・・。（苦笑） 以上、途中経過でした。 アンケートの募集は引き続き行いますので、 それじゃ都合が悪い、俺がＧＭ（スタッフ）をやるぜ、という方、どしどしメール下さいませ。
Let's just say.... 「別に難しい事なんて無いよ。 ムカデが自分の足の動かし方を迷わないのと一緒さ」 ――”放漫なる紅”梓縞亮／力の使い方 ちなみに、読みはしじま あきらです。
http://www.geocities.co.jp/Playtown-Denei/2866/Let's just say.... 「化け物？ 心外だな、君達に出来ない事が出来るだけじゃないか」 ――”放漫なる紅”梓縞亮／退魔部隊を前に 久しぶりにキャラ作ったら、えらい時間がかかりました。 てゆーか、異能者デフォルトきつ過ぎです。 １５才の高校一年生、異能の力は人狼。 ある人物から習った手技主体の武術を使って戦います。 ＞尾翼さん というわけで、参加希望なのです。 ＰＣ１は五月雨さんが担当（予想）なので、ＰＣ２を希望の心積もりです。 許可を頂けるようでしたら、データも作ったのでキャラ板にあげた方がよろしいのでしょうか？
Let's just say.... ＞「答えは、『正義の味方に倒される』だ！！ ＞残念だったな、化け物。我輩が来たからには、貴様の望みどおりにはいかせんぞ」 「はい、よく出来ましたね。それも一つの答えです。 しかし、賢い答えとは言えませんよ？ 貴方の答えが正しい答えではないかもしれません」 〜葛葉 虚真（"邪眼"カイン）／笑みを浮かべ〜 ＞えらい態度のでかいレスをつけてしまってすいません〜 いえいえ、レス感謝です。
Let's just say.... ＞「つまらん韜晦はやめてくれ。 ＞明日を見据えて生き抜く強さがあるのなら、お前さんは負け犬じゃあない」 「いーや、俺は負け犬さ。 何にもありやしない。過去から逃げて、ただ生きてるだけの間抜けな野良犬だ」 〜"三流探偵"月夜 夕（"赤い月"夕月〜）/生き抜く故〜 「と、アンタに愚痴ってもしょうがないけどな」
Let's just say.... ＞「傘もなく雨に濡れる、その程度の不幸でさえ無数にあるんだ・・・世界には。 ＞その全てに傘を差し出す事は不可能だ・・・ ＞その先は、自分の傘さえ無くし・・・お前が濡れる側に回るだけだ」 「…わかってる」 ＞「お前だけなら、それでもいい・・・・ ＞だが、本当に守りたい者にさえ・・・お前は傘を渡せなくなるぞ？」 「…そんな事はボクが一番分かってるさ!! でも、ボクは嫌だ。そんな理不尽認めない!! 目の前にいる人も助けられないで、大事な人を守れる訳が無い!!」 〜"お嬢ちゃん"水守 海里／理不尽と戦う者〜 「…ご免。君の言ってる事は正しいけど。ボクはそれを絶対に認める訳にはいかないんだ…」 うな垂れて、一人ごちる。 「…年下の女の子にこんな事諭されるから、僕はいつまでも『お嬢ちゃん』なんだよ…情けない」
Let's just say.... ＞ 翌日。待ち合わせの喫茶店に着いた君に、すでに着座していた彼女が片手を上げる。 ＞「君の事だ、もう“クビトリ”の話は聞き及んでいるだろう？」 ＞ ほらきた。君は心中で小さく笑った。 「しってるよ。知ってる。それで、それで…おっと」 あふれ出そうになる言葉を押さえつける。ともすれば、業を使ってしまいそうな自分を心の中で戒める。まずは、相手の話を聞いてから。 やれやれ、魔物としての性質が色濃いのはいい事なのか、悪いことなのか… 相手ににっこりと微笑みかけると、相手の目を見つめて先を促す。 “ユメミガチ” 辰灯 ココロ ／／ まずは、話を ＞エゴ：情報が欲しい：８を発動させますが、絆：観察対象：１０でとめます ＞前回より能力値に若干の変更ができました。 【知性】情報が欲しい（欲求）8 傷つけるのは嫌（人としてのエゴ：禁忌）5 【感情】情報を与えたい（欲求）1 【肉体】移動したい（欲求）7 絆は 【知性】観察対象（魔物：好奇心）10 【感情】過去に何らかの事件で知り合った存在（共感）9 【肉体】人間生活での付き合いのあるもの（同郷）9 職業は、大学生。 行動範囲は、基本的に家で寝て、大学に通っています。大学のない日（時にはある日でも）の昼間は東京の街のあちこちをさまよっています。 夜は、かなり長い時間、家の周囲の散歩をしてすごします。 ところで、知性の絆の対象に“彼女”にしてよろしいでしょうか？ ＞たなかじんさま＆五月雨様 お二人のキャラクターを感情か肉体の絆のいずれかの対象にさしていただきたいのですが、よろしいでしょうか？ 愛1罪１（ちなみに愛はキャラメイキングで使い切りました）
Let's just say.... 夕暮れ。最後の陽光が去ろうとする頃。 それはあるいは必然だった。 つまるところ、字瀬昏子は退屈だったのだ。 だから、普段は通らない裏通りを歩いて、その路地裏で数人に囲まれている少女を見ても、 それがすでに予定されていた状況であるかのように、速やかに行動を開始できた。 少女は今、物陰に隠れて様子をうかがっている。 “いや、そりゃダメだろう（；´д｀）” 「ぇー。だって、助けるにしろ、加わるにしろ、登場するタイミングってあるじゃん？」 傍から見れば、路地裏にしゃがんで独り言をしている危ない少女に見えなくもないが、幸い 周りに少女を見ているモノは無いので安心だ。 “っつーか、加わってどーするよ？” 「そりゃ、もう、あの手この手で…うっへっへっへ…（｀ー´）。」 “もうね……死んでしまえと。” 指をワキワキと蠢かしながら、昏子は彼女にしか聴こえない声と話す。 ＞「やっぱマズイんじゃねぇの？ こいつ、『祟る』っていうしよ」 ＞「じゃあよ、祟られてもお釣りのくるようなコト、しとこうぜ」 ＞ 少女が騒がぬ事で気が大きくなったのか、彼らの声は欲情すら帯びて醜い。そして ＞そんな劣情に晒されて尚、彼女は下を向いたままだった。まるで世に起きる全てに諦 ＞念しているかのように。 「お、なんかクライマックスってカンジ？」 “……『祟る』…ねぇ？” ＞ 首領格と思しき少年が、ぐいと彼女の頤を掴んだ。無理やりに上向かせる。 ＞「涙目になってるぜ？ 顔がいいぶん、そそるよなぁ」 ＞ 幸か不幸か、人通りはまるで無い。 「あ、今のぐー。顎をもってクイッて上向かせるの、なんか三流悪役ぽくてぐー。 フィストフィスト、かなりげんこつー。」 “俺が思わせぶりなコト言ってんだから、一応なんか反応しろよ。” 「シラネ。」 “うわ、反応短！” バカなことやってる間に女の子ダイピンチ。 〜“サムライエッジ”字瀬 昏子/ダメ少女の一日（地獄変）。 そんなわけで字瀬昏子でござる。 年齢高校生。職業高校生。多分今まさに１８禁な危機におちてる少女と同級だといいカンジっぽいです。 行動範囲は特になし、基本的に神出鬼没。しいて言うのなら騒動のあるところか。 一応キャラギャラにあるのより少し経験点使ってます。 エゴの内容は変わっていません。 そんなカンジ。 絆関連は他の人待ちということで了承ください。 ではではよろしくお願いします。
＞理由と致しましては、連作に参加したいと言う書き込みを見つけたからです。 ＞その方々が参加して下さるかは分かりませんが、 ＞都合など鑑み、一ヶ月間の募集期間を設けた次第です。 （追記） 勿論、参加したいと言う方は誰でも歓迎です。
Let's just say.... ＞「人形であるほうが楽なこともある ＞だから、真実に目を開けろと ＞しつこくいうのは、われわれの傲慢かもしれない」 「真実など星の数、視点の違いで万華鏡の様に代わるものだ。 “幸せな真実”を見る権利を奪い、ワザワザ辛い道を押し付けるのは傲慢・・・かもな」 「ただ、傲慢覚悟で言わせてもらうと・・・ 人形で居ること、それは仕えているのではなく・・・利用されているか、護られているだけです」 〜“渡部家の姉妹”渡部 真理音＆真理遠 ／／ 我が身に返る言葉だが 〜
Let's just say.... ＞傘を差し出すことしか出来ないなんて、そんなの…悲し過ぎるじゃないか!!」 「傘もなく雨に濡れる、その程度の不幸でさえ無数にあるんだ・・・世界には。 その全てに傘を差し出す事は不可能だ・・・ その先は、自分の傘さえ無くし・・・お前が濡れる側に回るだけだ」 淡々とした口調に苦いものが混じる。 「お前だけなら、それでもいい・・・・ だが、本当に守りたい者にさえ・・・お前は傘を渡せなくなるぞ？」 〜“銃弾と硝煙の姫”渡部 真理遠／ 救えるものは多くない 〜 ＞妙なレスつけてすみません。 いえいえ、おかげで続けられました。
Let's just say.... 「つまらん韜晦はやめてくれ。 明日を見据えて生き抜く強さがあるのなら、お前さんは負け犬じゃあない」 照峰 桐人（「無音」のキリヒト）／ 定義外
Let's just say.... 最近の夜は物騒だ。 ナントカというシリアルキラーが出歩いているらしい。ただの人間相手ならひけを 取る気などないけれど、どうもそいつの犯行からは、魔物の気配が強く漂う。関わら ないのが一番だ。自分は不安定な存在で、迂闊に実力を振るって本性をさらけ出して しまおうものなら、今の平穏を丸ごと失ってしまいかねない。 トラブルが向こうから転がってきたのは、そう自重していた矢先だった。 やまれぬ事情で夜道を歩いていた君の前に、比喩ではなく少年が転がる。薄汚れた 学生服にはアスファルトによる擦過傷だけではなく裂傷がいくつも走り、鋭利な刃物 か何かの斬撃に、幾度となくさらされた事は明白だった。出血がその下のシャツを赤 くまだらに染め、しかしそれでも少年には意識があった。 「逃げろッ！」 彼は必死に君を押しやろうとし、次の瞬間動きを止めた。 こつり、こつり。闇の奥から靴音が響く。 「こんなところに通りかかるとは、不運な」 長身に豪奢な金髪。氷の美貌を備えたその男は、しかし人間ではない。周囲に漂う 奈落の気配。顔半分を覆う白金の仮面。普通の人間ならそれだけで気死しそうな濃密 度の瘴気が辺りに生じる。 そして数秒。ふと、そいつが笑みを浮かべた。冷たい、相手を嘲るだけの笑み。 「なるほど、ただの人間ではないらしいですね。急く事でもないですから、君の命は 預けておきましょう、千里」 君を見、そして少年を一瞥して。 「今夜のところは、ね」 言うなり長衣を翻し、その存在は闇向こうに溶ける。 「アンタも、なのか・・・？」 問いつつも、敵の消失に安堵したのか、少年はそのまま意識を失った。 君は深くため息をつく。どうも巻き込まれてしまったようだ。あれが世に聞く“ク ビトリ”だろうか。まあ、詮索は後だ。目の前で失血死しそうな人間を放り出してお く訳にもいくまい。 ／ 危うい牙
Let's just say.... このところは、退屈な毎日だった。退屈が平和の同義語であるならば良い。 だが世間は、通り魔殺人の話題で姦しい。頻発しているのはマスコミ好みの猟奇殺 人。被害者は異常な力で首をもぎ取られ、頭蓋を砕かれる。さらには頭の中身、つま りは脳の凡そが持ち去られる、というおまけつきだ。ジャーナリストはこの殺人者を “クビトリ”とあだ名し、日々熱の入った報道を続けていた。 遺憾ながらそれは犯人逮捕への努力協力ではなく、ただ話題を煽る行為でしかない のだけれど。彼らは自身が絶対安全だと信じ、視聴者たちも己には危害が及ばぬと盲 信して、ただ被害者たちの不幸を楽しんでいる。 君が彼女から連絡を受けたのは、丁度そんな折だった。 「君に頼みがあるのだけれど、時間が空いてはいないかな？」 すぐに君はぴんと来た。電話の相手は物好きな世話好きで、この猟奇殺人者を追っ てみようと思っているのだろう。そしてこちらに連絡をとってくるからには、それな りの情報をつかんでいると決まっている。 常に一銭にもならない彼女の依頼だけれど、それを果たした後のなんとはない満足 感が、君は決して嫌いではなかった。 翌日。待ち合わせの喫茶店に着いた君に、すでに着座していた彼女が片手を上げる。 「君の事だ、もう“クビトリ”の話は聞き及んでいるだろう？」 ほらきた。君は心中で小さく笑った。 ／ 物好きなる正義の味方
Let's just say.... 夕暮れ。最後の陽光が去ろうとする頃。 それは本当に偶然だった。気まぐれの近道で通りかかった裏通り。その路地で、君 は数人に囲まれている少女を見かける。何れも制服、おそらくは高校生であろうと思 えるが、そこに漂う雰囲気は明らかに友人同士のものではない。少女を取り囲む数名 は、さまざまに髪を染め服を着崩し、悪党ぶっているのが明白だ。小突くようにして 少女を袋小路に追い込み、野卑な笑みを浮かべている。 対して彼女は無言。うつむいたまま、助けを呼ぶ気配すらない。じき夜闇が訪れる 頃合とはいえ、数ｍ先にはまだ人通りもある。大声を出せば飛んでくる物好きだって いるだろうに。 震えているのか、怯えているのか。遠目にはまるで判断がつかない。 「やっぱマズイんじゃねぇの？ こいつ、『祟る』っていうしよ」 「じゃあよ、祟られてもお釣りのくるようなコト、しとこうぜ」 少女が騒がぬ事で気が大きくなったのか、彼らの声は欲情すら帯びて醜い。そして そんな劣情に晒されて尚、彼女は下を向いたままだった。まるで世に起きる全てに諦 念しているかのように。 首領格と思しき少年が、ぐいと彼女の頤を掴んだ。無理やりに上向かせる。 「涙目になってるぜ？ 顔がいいぶん、そそるよなぁ」 幸か不幸か、人通りはまるで無い。 ／ 寄る辺なき子
そんなこんなで、本日よりシナリオを展開をしていきたいと思います。「まだキャ ラクター作成終わってない」とか言われてもスタートです。なんだかテンションハイ なのは、ついさっきまでチャンピオンズリーグ準決勝（録画）を見てたからです。き っと寝て平静な頭になったら後悔するのでしょうけれど、後悔なぞ後でしかできぬも のだから良いのです。 さて、退屈な前口上は切り上げまして、まずシナリオ上の処理関係に関する追記な ぞを。 ・「能力値を○倍する」とあるワザによって乗算処理される「能力値」は、技である ならば人間能力値、業であるならば魔物能力値が対象となるものとする。例えば魔物 状態において≪超覚醒≫を使用しても、魔物能力値には一切効果は及ばない。 また乗算処理が行われる複数のワザをひとりのキャラクターが使用した場合、倍数 が最も大きいものの効果のみが残留するものとする。例えば≪突撃行軍歌≫と≪魔的 危険物：≫が同時に使用された場合、全ての人間能力値が３倍される事になる。ただ し乗算効果を発揮しなくともワザ自体は発動しているので、現在効果を発揮している ワザの持続時間が切れた場合、下位の効能のワザの効果が現れる。例に挙げた状況で 言うならば、１Ｄ６分間の間は人間能力値が３倍となり、≪魔的危険物：≫持続時間 終了後は、戦闘終了まで≪突撃行軍歌≫が効果を発揮する。また重複しない効果（逃 亡不能、絆の消失、人間性の減少など）は、そのワザの乗算処理が効果を発揮してい るかどうかには関わらず発生するものとする。 ・クラードの生死は、基本的にＰＣの任意。血と肉が０になった際、死んだのか行動 不能になったのかは、攻撃したＰＣの恣意となるという事。ただし「血が吸いたい」 などのエゴの判定をこちらから要請する場合はある。それに流された際どうなるかは、 各位の想像にお任せします。 ・キャラクターデータとして、人間としての年齢、職業、主な行動範囲（繁華街とか 図書館とか飲み屋とか、その程度で結構です）を併記してください。 この記事の後に、導入３編を投稿します。キャラクターに似合うと思われる導入に 返信する形での参入をお願いします。希望導入が被ってしまった場合は基本的に早い 者勝ち、或いはＰＬ間でも相談で解決してください。 またオープニング開始と同時に「愛」６点をそれぞれに配布します。ＰＣ間で絆を 取得して知己という事にするもよし（絆がなければ知り合いではない、という訳では ありませんので、「絆はないけど顔見知り」という関係でもＯＫ）、とっておいてＮ ＰＣとの絡みに使うもよしです。 質問疑問ございましたら、返信の末尾に併記するか、「裏方作業＠ＫＳＫ」の形で 投稿をお願いします。俺へのメールやメッセも可（笑）。 俺も目一杯楽しんでいく心づもりですので、どうぞよしなにお願いします。 それでは本日これより開幕〜。
Let's just say.... 「本当に大事なものは、閉じ込めて誰の目にも晒したくないんだ。 だって僕は魔物だから。 心底から大切だから、君は陽の下で微笑んでいて欲しい思うよ。 だって僕は、人間だから」 安部 羯摩（「暗愚」のアペーモシュ）／ ただ静かに微笑んで ＞五月雨様 参加を表明いただき、大変嬉しく思います。 久々故の粗忽迂闊もあるとは思いますが、最後までお付き合いいただければ 幸いです。 それから質問の件ですが、魔物の姿を持たない＝人間アーキタイプのみとい う意味であるならば、全く問題ありません。転生者の魔物の姿は「前世の姿」 であるとアーキタイプ解説にはあるので、その意味で「魔物の姿を持たない」 とされたのであったならば、「キャラクターの色づけ味付けは自由です」とお 答えする次第です。 ただ留意いただきたいのは、人間キャラクターは死に易い事（≪来世≫があ るなら大丈夫？）と、以前投稿した理由から転生者らしい情報系のワザが機能 しない場合がある、という事のみになります。 以降でも何か質問がありましたら、どうぞ忌憚なく問うてくださりますよう。
Let's just say.... 「あの時こうしていれば。こっちを選んでさえいたら。 そんな選択の後悔は、長く生きれば多々あるさ。 だが選ばなかった事だけ悔いて、選んで得たものを侮るな」 照峰 桐人（「無音」のキリヒト）／ 後悔のない選択などなく ＞Kei様 折角参加表明をいただきながらお断りする運びとなってしまい、慙愧の念に 堪えません。俺にもう少しの余裕があれば、シナリオ２本同時進行などと嘯い たのですが、状況的にそれは出来そうにもなく・・・。 申し訳ない事です（謝）。
Let's just say.... 「経験として自家薬籠中のものにできるなら、過ちはきっとマイナスじゃない。 ただ忘れてしまうだけだと、大損害もいいところだけど」 「巫」北上 涼 ／ 前向きに ＞仁 かなた様 参加表明に感謝いたします。 できるだけ楽しめるものを提供していく所存ですので、ご協力をお願い いたします。キャラクター作成が完了されましたら、裏方作業＠ＫＳＫを ご参照くださいませ。
Let's just say.... 「運命は冷酷冷徹な計算だ。 お前さんが築き上げてきた数字が、如実に結果に影を落とす。 “こんな状況”を導いちまった自分を悔いな」 “食わず嫌い”のシュリ ／ 嵌めた相手に ＞しゃん様 参加表明、誠にありがとうございます。 能う限りで努めますので、よろしくお付き合いの程をお願いします。 今後の詳細に関しましては、裏方作業＠ＫＳＫをご覧ください。
Let's just say.... 「『またね』って言葉は、とても好き。 約束ほどつよくはなくても、信じていられる気持ちになるから」 経津波 砂子（「月待ち」スナコ）／ 別れの言葉ではなくて ＞雑草屋本舗様 参加表明いただきながらお断りする次第になってしまい、誠に申し訳あり ません。次のシナリオ、或いはザーベルさんのオフ会にて、またご一緒でき ればと思っていますので、その折にはどうぞよろしくお願いいたします。
Let's just say.... ＞「少し位の不幸に立ち止まってなんかいられねぇ。 ＞壁があろうが、ぬかるみがあろうが、目指しているものがあるなら突っ走るだけだ」 「・・・ひさしぶり。頂上は、見つかった？」 「私は、変わらないよ。あの日々のことを唯々、いつまでも想い続ける」 「いつまでも、語ろう。鮮やかなる者達を鮮やかなるままに」 “無腕（Armless）”さくら／懐旧 ＞ザーベル様 おひさしぶりです。
＞『ラフメイカー』九木 隆夫／電話なんかしたら……（ガタガタ) じりりりりりりっ、じりりりりりっ（電話掛かる音） ぷっ（繋がる音） 「……はい、スタッフサービスです。 ……ご希望のスタッフで標的を撲殺します」 −撲殺天使？ ベルちゃん／電話交換手（古）を交替してみたり− ＞宗一郎さん 真夏のミステリー（草摩撥春の口調で言うのがベストキッド） として流してください（笑）。