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という訳で

 リュウケンドー第49話「大魔王復活!終わりなき戦い」
 復活した大魔王、いまいち魔物というイメージじゃなく思いっきり昆虫系なんですが!
 昆虫苦手なんです昆虫ーーーー!<イグアナ激しくビビリ中
 しかも大きさが妙に半端です。ウルトラマン的怪獣サイズよりはやや小さく、響鬼の大型魔化魍よりは大きいような、何かこうリアルな大きさ。そして何やら動きがウネウネしててキモい! 怪獣ともモンスターともつかない新機軸のキモさですよ!
 このキモさを見ては、そりゃあ魔弾戦士の皆さんも戦わねばなるまいな!
(まあ皆さんはそういう理由で戦ってる訳じゃないですが)
(しかし、敵があまりにかっこよかったり可愛かったり、同じ人型だったりした場合、いまいち侵略される恐怖を感じないのもまた確か。人間同士の戦争と、人外の異種族による侵略って、恐怖のレベルが違うよね多分)

 そういえばDr.ウォームのおじいちゃんもサソリ型のしっぽを持ってたし、リュウケンドーにおける魔物って基本的に昆虫系なんだろうか、あるいは‥‥
(明らかに形の違ったレディゴールドとブラッディ、ロッククリムゾンは、おじいちゃんが究極のキーの保管場所として作った疑惑を匂わせる演出もあったので、それでデザインコンセプトが違うのかも知れない)

 少し後のシーンでは、初見より怪獣サイズっぽくなった気がしましたが、やっぱ何かキモい。‥‥これはあれだ、這いずってって使徒を貪り食ってたエヴァのキモさにちょっと似ているような。
 そして一度倒された大魔王が、おじいちゃんを吸収合体して人間サイズで復活したら、やっぱりビジュアルがややキモい‥‥今度は昆虫系じゃなかったんだけど、顔が半分解けてパーツが移動しつつ混ざった感じというか!
 ていうか、気付けばおじいちゃんまで吸収されちゃって、もうジャマンガの人って誰も残ってないよ?!
(下っ端もその直前でほぼ全滅しちゃってて、おじいちゃん以下10人も残ってない、ってシーンがあった)
 大魔王だけ残っても人民がいないって、魔物の世界はそれでやっていけるんだろうか‥‥
 と思ったら、予告で「世界中の人々がジャマンガの使い魔に!」というナレーションがあった(笑)
 なるほど、人民は後から量産出来るのか‥‥謎深いぞ、魔物。

 そんなこんなで、コミケ行ってきます(^_^)/

カブト46話

 ぼっちゃまは‥‥ある意味予想通りというか、予想よりはましな死に方を‥‥したんだろうなあ、あれは。
 いや、脚本が例の人だったから、どんなボケかまされるか、あるいは「そりゃないだろー!」というくらいトラウマになりそうな死に方するかのどっちかでは、と怯えていたんです、爬虫類は‥‥
 乃木が再生するたび弱くなってないか? とか、結局ネイティブじゃないワームは全員撲滅しかないのか‥‥とか、とどめを刺したのが天道だったので、加賀美の十数話に渡る苦悩の意味って‥‥とか、ツッコミどころは多々ありますが!
 あれはあれで良しとするしかないのかなあ‥‥なんかいまいち釈然としませんが。

 そして今週の地獄兄弟。
 先週、何かいきなり「光を求めそうになる自分を戒める」みたいなことを言って自己緊縛してた二人。
(というか色々考えてたのは矢車さんだけで、影山は単純にそれ見て「兄貴格好いい! 俺も俺も!」モードだった気がする)
 今週、登場するなりいきなりワームの大群に遭遇!というシーンで、矢車さんが一言。
「もう一度求めてみるか‥‥光を」
 ‥‥何があっていきなりそう思ったんだあんた。
 影山は先々週、律儀に着替えてザビーになってたり、それでボロ負けしてはのうのうと兄貴の元に帰ってきたりと、元々居場所があれば何でもいいや、な感じもあったので、二つ返事でOKだった訳ですが。

 いやまあ、この人達、元々エリート上司とベタベタに甘やかされてる期待の部下、という関係だったんだよね。
 まず矢車さん、次いで影山が、色々あって組織からドロップアウトし、地獄兄弟として復活したものの、矢車さんは間宮麗奈に一目惚れ→ぶっ飛ばされて失敗。影山は再度ザビーになるも敗退、またザビーゼクターに捨てられて失敗、と、それぞれ光を求めては再びどん底へ叩き込まれたという経緯があった訳で。
 それが何とか這い上がるには、一人だけでは駄目で、二人一緒でないと上手くいかんということなのかなあ。
 まあ最終回に向けて戦線復帰するとしても、衣装はあのままでいてほしいものです(笑)


 御礼‥‥パチパチとコメント、ありがとうございます(^_^)/
 脱稿祝いありがとうー! &メリークリスマス!

イグアナ虚脱

 という訳で、中の人の原稿が上がったので帰ってきました爬虫類。
 なんか疲れてます。当たり前ですが。

 数日前にはしょった「覚えていれば後日書く」の辺りですが、実は思うところあって、飲んでた薬とかサプリメントとか栄養剤とかを、すっぱり休んでみたのでした。
 いや、どうもここしばらくの調子の悪さ・書けなさが、普通のスランプとなんか違うなあ、とずっと思っていたのですよ。
 そしてこの書けなさには覚えがある‥‥
 数年前も、病院で出されたとある薬を呑んだらば、電波は来てるネタはある、しかし何故か文章が出てこない! という謎の状態に陥ったことがありまして。
 七転八倒の後、そのもらった薬がどうやら脳内物質を抑制するタイプらしいと気付き、飲むのやめたらさくさく原稿が進んだ、ということがあったのです。
 そして今回はまさしくその時と同じ症状!
 ただ、今回は色々と手を出していたので、どの薬が問題なのかいまいち判断がつきにくく‥‥
 しょうがなく、飲んでたものを全部やめてみたら案の定、どかっと波が訪れました(笑)
 ちなみに休んだ薬&サプリは、病院の痛み止めと抗生物質?っぽい何か、QPゴールド、マルチビタミン&ミネラル(ネイチャーメイド製)、ビタミンB群・エゾウコギ(ファンケル製)。時々リコリスとアルフェミニ。
 どれが焦点なのかは自分では解らないんですが、ともあれ、スランプって気分の問題じゃなく、脳内物質の問題なんだなあ、となんかしみじみ思いました。

 そして全然関係ない余談ですが。
 ふと思い立って、矢車さんの名セリフ「どうせ俺なんか」を検索ワードにしてぐぐってみたら、カブト関係のブログやら何やらがものすごく沢山引っかかって大笑いしました(笑)
 大反響だなあ、地獄兄弟。

p.s.
 影サタン様は今頃、明日のクリスマスに向けてサンタの準備に忙しいに違いない。と何となく思った。
(デビページの「MERRY XMAS!」のあれですね)
 そして多分シバ(新)も付き合わされているに違いない。
 ‥‥シバのサンタコスは、想像するとやや怖い。


 御礼‥‥パチパチとコメント、ありがとうございます(^_^)/
 修羅場中に頂いた励ましやオフライン本の感想は、大変励みになりました。
 感謝の怪しきイグアナステップを捧げます。

中の人日記・完成編

 原稿上がりました(^_^)/
 これで無事冬コミに新刊出ます。
 長年寝かせた念願のシバ×サタン「バラ色の日々」完成ーーーー!!!
 ‥‥微妙シバ受風味入ってますが。
 エロ通り越してバイオレンスに踏み込んじゃってますが。
 ‥‥大丈夫だといいな。

 しかし今回ばかりは本気で「落ちるかも‥‥」と思ってたので、表紙の装丁全然考えてなかった‥‥
 これからその辺の雑務でてんやわんやですよ。
 でもまあ、何とかなるだろう、うむ。

 残る問題は、売り子頼んでた友達が一人、なんか調子悪くてこれなくなっちゃったってことだな‥‥
 もう一人頼んではいるんだけど、その人は1時で帰っちゃうのでその後は孤独地獄かよ!という。
 いいなあ、矢車さんは地獄でも影山がいて‥‥どうせ俺なんか‥‥
 と矢車モード入りつつ、版作り作業にかかります。

中の人日記・落胆編

 カブト45話。
 ‥‥‥‥。
 ‥‥‥‥‥‥‥‥。
 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。
 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。
 ‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥。

 ‥‥今回はなかったことに。
 いやマジで。
 先週の感動が一気に盛り下がりまくり。
 地獄兄弟もぼっちゃまも、元のギャグ要員に逆戻り。
 というかまあ、カブトって元々こうなんだよなあ、そういえば。たまたま先週が良すぎただけで。うん。
 ‥‥と思おうとしてもなんか釈然としない。兄貴のキャラ、結構違っちゃってなかったか、あれ。
 あと4~5話しかないはずなのに、この期に及んでこの内容に丸一話割いてどうすんだろ‥‥

 同日のボウケンジャーはクエスターの二人が死んじゃってちょっと残念。(←人外好き)
 でも高丘が律儀に墓作ってくれたのでそれは嬉しかった。(←意外と解り合ってる宿命の敵同士、というのも好き)


 御礼‥‥パチパチとコメント、ありがとうございます(^_^)/
 やっぱりイグアナ超能力は当たっていました(笑) 嬉しく原稿頑張ります!

中の人日記・原稿進捗編

 色々あってやや進みました。
 その辺の経緯は原稿が上がって覚えていれば後日書くだろう多分。
 描写の量は少ない割にドン引きされそうなエロ入る予感ですが、このままさくっと上がるといいな。

 ところで何故最近イグアナではなく中の人日記が続いているかというと、イグアナ文を書いてると、原稿の文章に支障が出るから。
 言葉のリズムとかセンテンスの長さとかが、イグと中の人は結構違うんで。
 そんな訳で、原稿中はしばらく爬虫類が不在ですが、まあ困る人はおらんと思うのでご了承下さい。


 御礼‥‥パチパチとコメント、ありがとうございます(^_^)/
 なんか一件文字化けしていたのがあったのですが、この字は多分「頑張れ」に違いない(注・意訳。元は推定半角4文字)。
 そういうことにして頑張ります、はい。

(いや、でも意外と当たるよイグアナ超能力は)
(役に立つことには使えないけどな)

中の人日記・電波ヤサグルマモード編

 実はここ三日ほど、盲腸っぽくなってへたばってました。
 五年にいっぺんくらいあるんだよなあ‥‥何日か吐き気と腹痛と目眩と微熱で、すわ盲腸か?!と病院行くんだけど、検査の結果「何ともありません」と言われるという。
(そして「婦人科方面かも」とそっちに回されるが、やっぱり「何ともありません」で終わる)
 案の定、今回も「何ともありません」だったんだが、おかげで原稿全然進んでねえ‥‥
 しかももらった痛み止め?がなんか脳の働きをブロックするタイプらしく、文章全然出てこなくなるという。

 そこで思わず、
「地べたを這いずり回ってこそ、見える光があるんだ」
 という矢車さんのセリフを思い出したりするんだが、問題はこのセリフ、
「だが、期待するな、俺たちには一生見ることは出来ない」
 と続くんだよなあ(爆)

 あー‥‥ホッパーゼクター欲しいなあ‥‥←中の人絶賛逃避中。
(問題は現状のウエストサイズだと太すぎて、あと2~3センチ削らないとベルト巻けないらしいということ)
(子供用のオモチャなんだからマジ装着しようとか思うなよ自分)


 そして今週のリュウケンドー、第47話「謎の龍戦士」。
 ‥‥何故フッくん。
 なんかそれで頭いっぱいの30分だった。
 いや、それが駄目だった訳では全然無いのだが。
 ついでに中身には全然関係ないけど、久し振りに見たフッくんは豊原功補に激似だと思った。

中の人日記・共通点編

 こんなん書いてないで原稿書けよ!と思うんだが、何かが間違ってて全然進んでないところに、その重大なヒントになる気がする特撮展開が怒濤の勢いで押し寄せちゃったんで、ちょっとメモってしておきたいと!

 まず、うちの方ではウルトラマンメビウスが第23話「時の海鳴り」の回でした。
 マリナ隊員の、失われた幼少時の記憶と、それに関するアンヘル星人・桐李との触れ合いの話。
 記憶の欠落が、実は時空を越えた出会いと別れに関わっていて、その出来事が現在のマリナ隊員の人間性や人生の目的に大きく関わっていました、というお話だったんだけど、これがすんごい良かった‥‥!
 未来が過去に干渉することによって、過去がその未来を構築するという時空SF。結局パラドックスはなかったというか、過去への干渉自体が正史であって、どうあってもそれは変えられない、死ぬことになってる人は助けられない、という無情さ。それでも大事な人はずっと心の中にいる、頑張って強く生きていくんだ、というマリナの決意が美しかった‥‥

 そしてリュウケンドーは、こっちは第46話「四人目の標的」の回。
 結束を強める主人公サイドとは逆に、敵であるジャマンガ側で内紛が起こって、というエピソード。
 色々あって増長したレディゴールドとブラッディにボコられ、彼岸を垣間見ちゃったDr.ウォーム。
(この人は敵役だけど、ある意味敵側の良心というか、愛すべきおじいちゃん的キャラでもある)
 それで夢の中?で死んだ盟友・ロッククリムゾンに会い、自分の弔いをやってくれ、そこに魔弾戦士も呼んでくれ、と頼まれる。
 おじいちゃんは盟友の頼み通り、弔いの儀式を行い、不意打ちとかは全く考えず本気で魔弾戦士に参列を頼むんだけど、それを裏切りじゃないかと勘ぐったブラッディとレディゴールドの手によって狙撃されてしまう。
 幸い、懐に入れてたロッククリムゾンのかけらが弾丸を受け止め、おじいちゃんはからくも助かるんだけど、事情を知らない魔弾戦士達には「俺たち本気で参列したのにやっぱり罠だったのか!卑怯者!」と言われてショック!
 でも事態を説明しようとしたら、死角からブラッディとレディゴールドが見ている!ここで迂闊なこと言ったらほんとに裏切り者扱いで抹殺される!
 おじいちゃんは苦悩の末、「引っかかったな愚か者めー!」的な、嘘八百の悪役を演じ、魔弾戦士には怒られながらも、レディとブラッディをごまかすことには成功し、何とか魔界に帰り着く。
 でももう同じ幹部といってもあいつら信用出来ないし、もう魔王様復活だけが自分の願いだ!とすまみまくるおじいちゃんが可哀想だった‥‥

 ボウケンジャーは多分地域で放送にズレはないと思われる「Task.41 メルクリウスの器」。
 前回クエスターのせいで石化してしまったボウケンシルバー・高丘ですが、その魂は時空の狭間で、アシュであるお母さんと一緒にいる、という。
 しかしあのお母さんは本物なのか?あれってほんとに魂がさまよってる場所なの?という疑問を匂わせる端々の演出が‥‥

 そしてカブトは前述の通り、爆燃え展開の第44話だったんですが。
 ‥‥これ全部ひっくるめて、なんで今まで書いたデビ話とか、これから書こうとしているデビ話、今書けずに苦しんでる話とテーマだのネタが被りやがりますか!!!!(爆)
 ‥‥まあ、そういうものが好きだからかぶるんだよね‥‥思考のパターンが一緒というかなんというか。

 正直、ボウケンジャーの高丘とお母さんの異世界での生活シーン見た時、「カナリヤ」で書いた、影様が作ったバーチャル天野家とイオス&騙されるソードじゃん!と思った。
 リュウケンドーの悪役ぶるおじいちゃん見て、今進まなくて困ってる「バラ色の日々」の、「もういいよ僕は悪役で‥‥シバが生きててくれるんならもうそれでいいよ‥‥」的な影様がかぶった。
 カブトでも、「自分ワームだから、あの世界にボクのいる場所ないから!」というひよりを必死で説得する天道のセリフが、まだ書いてない「BEAUTIFUL」とか「ローマの休日」で、影様を深く愛することになる新しいシバのセリフに被りまくりでした。
 大体カブトって、ワームが元の人間を殺して、その記憶から何からを丸ごとコピーして成り代わるので、普通の人には元の人間かワームかなんてほとんど区別がつかない訳ですよ。
 ましてや田所さんなんて、ネイティブワームでありながら人類と社会を守るという、崇高な理念を保ち続けている。でもワームである以上、どっかで元の人間の田所さんと入れ替わってるはず。そうなると、擬態ワームと元の人間の違いって、事故死した人をクローン再生する程度の違いしかないのか?って話になってくる訳で。
(ネイティブは既存の人間に擬態するんじゃなく、最初っからオリジナルな人間として社会に溶け込んでる、という可能性もあるけど、今のとこその辺は明示されてないので‥‥)

 それで思うのが、天道に限らず、死んだ家族がワームとして帰ってきた時、人はどうするのか、という。
 加賀美は弟のワームを泣く泣く倒したけど、あれは弟ワームが、やっぱりこいつは弟の姿をしているだけの化け物なんだ、と思わせる言動をしたからであって、あれがあくまで人間らしさを失ってない田所さん的擬態だったら倒せただろうか。
 ネイティブワームと新参ワームは性質が違うから、と言おうにも、新参ワームだった間宮麗奈とドレイク風間のロマンスの一件がある。かなり前、神代がアレと知らずにほだされてた女ワームもいたし。
 その辺を思うと、影様の中での元シバと新シバとか、シバにとっての正様と影様の位置づけとかを、色々と考えてしまう訳ですよ‥‥
 そもそも影様ご自身が、元の正サタン様の双子の影であるので、元・新どっちであれ「シバ」にしてみれば、影様は「突然現れた、死んだ親友そっくりの双子の兄弟」「もしくは同じ身体を使ってる別人」なんだよね。
 その人に激愛された時、果たしてそれを恋愛対象として見られるのか?前のように友人になれるのか?といったらそりゃ微妙だよな。
 カブトにおけるワーム問題って、何かそれを思い出させるんだよなあ‥‥

 少し話戻ると、天道にとってのひよりって、実は加賀美の弟のケースとはちょっと違う。
 実際には妹はまだ生まれていなかった。ワームが妊婦に擬態したから、その家族としてワームの子供が生まれてきただけで、「既存の家族に」「ワームがすり替わった」訳ではない。
 でもよっぽど「生まれてこなかった・生まれてきたはずの妹」に心残りがあったのか、天道はひよりに元からいた妹の如く執着している。
 で、ダークカブトの擬態天道、あんなに元パーソナリティと顔だけ一緒・中身別人なワームって初めてでは。
 元の人間を殺していないから正確にコピーしきれてないのか、そもそもなんでエリアXに鉄仮面で監禁されてたんだとか、謎は色々あるけど、ともあれ、ひよりと一緒で、元の人間のパーソナリティとは関係ない、ポジションだけが共通の別存在、であることは間違いない。
 そんな状況で今回、オリジナル天道に説得されて、ひよりはとっとと異世界から現世に帰還。
 これってある意味、妹じゃないけど妹だ!と言い張ってひよりに執着する天道と、しょせんガワだけの擬態だしもうこれいらないや、と擬態天道をポイするひより、という恐ろしい対比のような気が‥‥
(仮に天道が死んで、中身も再現率100%コピーの擬態になったら、そん時ひよりはどう対処するんだろうなあ‥‥)

 振り返りもせず置いて行かれた擬態天道哀れ。あれはあれで、そこだけ本物と同じく本気でひよりが大事みたいだったのになあ‥‥。
 こうなると、来週から始まるっぽい擬態天道の復讐が俄然気になる。そして「所詮シバが大事なのは兄弟のサタンだけなんだ‥‥こんな世界いらない壊してやる!」な影様にかぶるという(笑)
 でも影様はその後、もういい、あのシバに愛されなくても僕が好きなんだからそれでいい、何があってもシバの力になろう、助けよう、というモードに入ります。それで新しいシバを得ても、元シバを無かったことにはしないんだよね。そういう、乗り越えた苦悩を大事に胸の中に抱えてるところが、今回のメビウスのマリナに(略)
 というかもしかして、擬態天道もそういう方向に行くのかなあ‥‥何だかんだ言って土壇場でひよりを助けて死にそうな気も‥‥うわあ(涙)
 そんな訳で、カブトに関しては地獄兄弟の幸せと、可哀想すぎる擬態天道の救済を祈ってます。

  ああ、この道はいつか来た道‥‥特撮大好き。たくさんの楽しき電波をありがとう魔王様。次は是非、上がってるネタを上手いことまとめる集中力を下さい‥‥
 考察しまくったから原稿頑張ろう‥‥色々あって、ちょっと危険な状況だけど(涙)

中の人日記・特撮熱狂編

 年末に向けて、放送中の特撮がそれぞれあり得ないくらい神がかって来ていますよ!
 メビウスやリュウケンドーは元々安定して高いクオリティを保っていたので、普通にわくわくと楽しんでいたのですが、問題は落差が激しすぎるカブトでした。
 ところが最終回間近っぽいここに来て、今日のカブト第44話は今までのグダグダが嘘のように面白かった‥‥!!
 と言う訳で、今日はほぼビデオリプレイしまくりのカブト解説です。

 前回、田所さんにサビーゼクターを差し出され、またシャドウを率いてくれないか、と言われた矢車さんと影山。
 ゼクターを蹴り飛ばし、とっとと背を向けて立ち去った矢車さんに対して、影山はいつまでも蹴飛ばされた先のサビーを凝視してたので、今回脱・地獄でゼクト復帰するのか?とどきどきと見ていました。
 そして今回、文字通りイナゴのようなワームの大群に苦戦するゼクトの皆さんを影から見ていた地獄兄弟なんだけど、とっとと立ち去る矢車さんに、影山がほっといていいの?ほんとにいいの??と言う感じで食い下がったりして、案の定相当な温度差が。
 矢車さんがうんざりと溜息をつき、(以下再現↓)
矢「お前はいいよなあ‥‥正義の味方の燃えかすがまだあって」
影「でも兄貴だって昔は‥‥」
(ゆっくりと振り向きざま、影山を蹴り飛ばす矢車さん)
矢「‥‥そんなもん、蛆虫にでも食わしちまえ」
(倒れた影山に背を向けてそのまま立ち去りながら)
矢「‥‥生きてるって虚しいよな」
 ‥‥うわあ、地獄兄弟解散間近か?! でも荒んだ矢車さんはなんて素敵なんだ‥‥ヘタレ影山も可愛いなあ‥‥
(我ながら好みがねじくれています)

 その後、ここしばらくキャラ壊されまくりだった神代が、ここにきてようやく男っぷりを見せたり(岬さんとのフラグ成立っぽい。でもこれ同時に死亡フラグだったらどうしよう、な予感も‥‥)、天道不在の後を引き受けて苦戦しながらも踏みとどまるガタック加賀美とか、久しぶりに本来のライダー的爆燃え展開が!
 これだよ!ずっとこれを見たかったんだよ‥‥!とイグアナ滂沱。
 もういいよ、カブトは料理とかこだわらなくて!ずっと戦っててくれよ!と切に願ったりして。

 そうこうしているうちに、乃木の猛攻に危機一髪?!なガタック加賀美の元に、何故か昔ゼクト時代に着てたスーツに着替えた影山登場(笑) 律儀だ‥‥そうして、
「さあ来い!ザビーゼクター!」
 と、呼ばれて現れたはいいけど、微妙に影山にとまるのをためらってる風のザビーゼクターにちょっと笑った(笑)
 その後場面転換した天道のシーンを一瞬挟んだ後、戦闘シーンもそこそこに、乃木にボコられたらしく倒れ伏し、変身解除している影山(笑) 見せ場ねえーーー!
 さらに案の定、またも薄情に飛び立つザビーに「待ってくれ、ザビーゼクター!」と手を伸ばすものの、ザビーは「ダメダメ」とでも言うように空中で首?を振り、現れた矢車さんのそばへ‥‥
 しかし矢車さんは冷ややかにザビーを見、「‥‥行っちまえ」という仕草を。そして「ええ~‥‥」な感じでしゅんとしながらも、言うこと聞いて去るサビー。‥‥何だよサビー、前に矢車さん捨てたくせに! というか三島の件もあるし、ザビーの資格者って何がどうなって決まってるんだ‥‥。
 とか本筋に思いを馳せているうちに、またヘタレ弟モードに戻っちゃった影山が、
「兄貴‥‥!」と、歩み寄った矢車さんの脚に取りすがり、「俺の燃えかすも燃え尽きたよ‥‥カタキを取ってくれよ‥‥!」
 しかし矢車さんはうんざりした感じで、
「相棒‥‥」と、怪我したとこらしい影山の腕をねじ上げ、「お前まだそんなこと言ってんのか‥‥!」
 ‥‥同感です、はい。いや、影山可愛いじゃん、とちょっと思いましたが(笑)

 この後は、ひよりを連れ戻した天道が戦闘復帰し、ズタボロの加賀美とタッグ!
天道「俺たちが力を合わせれば、誰にも負けない」
乃木「‥‥笑わせるな」
 というやりとりに、
「‥‥俺の相棒を笑ったのはお前か」
 兄貴登場ーーーーー!!!
「俺も笑ってもらおう。‥‥変身」
 うわーー!と感動しながらも、「‥‥ドレイクってどうしてたっけ」とちょっと思った(笑)
 ヘタレっぷりを強調した、ある意味おいしい影山とは裏腹に、今回出番そのものがなかった‥‥いや、ここに四人並んでも狭苦しいというか、話のバランス的にはいなくて正解だったんだけど、多分。
(あと実際、ザビーとドレイクが変身してたら、各ゼクターを使った決め技が使えないせいもある)

 その後、乃木とワームの大群は、三人の合わせ技とハイパーカブトの大技で無事全滅。
 加賀美と天道がようやっと対等の仲間っぽく、肩を貸しつつの友情モードで帰っていく一方、一人背を向ける矢車さんの元に、「兄貴!」と駆け寄ってくる地獄弟衣装の影山。また律儀に着替えを‥‥スーツどこにしまってきたんだか(笑)
 それ見て「ハァ‥‥」と溜息をつきながらも、「待ってれよ、兄貴!」と追っかけてくる影山を蹴飛ばしたりはせず、無言で一緒に帰る矢車さん。‥‥ダメすぎ!そして可愛すぎ!!(笑)
 なんかこの二人の関係性は、萌えを越えて色々と深いものを秘めてるなあ‥‥この後絡んで来るであろうあれこれが、この二人にどんなヒビを入れるやら、今から何となく鬱になってます。

中の人日記・祈り編

 うちの場合、魔王様というとメガテンのあのお方と、デビデビの影サタン様のどちらかです。
 そして今祈っているのは影様の方。

 冬コミの予定はシバ×サタン本「バラ色の日々」なのですが、これが何かもう遅々として進まず。
 進まない原因は、夏の本やらデビページやらにも書いたけど、多分影サタン様の拒否モード。
 どんだけトラウマ深いんだ、影様‥‥
(内容としては「紫の空」の前後ネタに当たります)

 それでしばらく前に買った吉井和哉(元イエモンのボーカルの人)の新譜「39108」をたらたら聞いていると、「BEAUTIFUL」で影様とシバ(新)のほのぼのネタが浮かんだり、タイトル未定だった神田川ソード家出編が「BELIEVE」であることが判明したりしたのですが、今書きたいのはそれじゃないんだ! という‥‥。

(そもそも「BEAUTIFUL」は「影様の一日」シリーズのひとつで、あれはどれも短編というよりSSレベルの長さなので、一作では新刊にならない)
(そして「BELIEVE」も、元々は共著のつもりでいたんだけど、その相手が遠い世界に行ってしまったので、二人分を一人で書かねばならず、やるとしたら相当苦労しそうな気が‥‥<それであんまり手を出したくない)

 いや、同人誌なんだからいつ何を出したって、リストの中のどれをどんな順で出したっていいんだが。
 実際、どうにも正しい展開が掴めなくて、試行錯誤しながら五年寝かせてやっと出た「セルリアの丘」みたいな本もうちにはある訳で。そしてあれに関しては、寝かせた甲斐は確かにあった出来になったんですが。
 でもなんか、影様の話は早めに出さないと、キャラの中であの件がうやむやになってしまいそうというか、影様ご自身が早く忘れたいと思ってる節があるので、忘れないうちにかたちにしてきっちりカタをつけないと、トラウマが解消されず結局次の話に行けない気がするというか何というか。
 すみません訳の解らん話で。こんな感じでイグ中の人も混乱してて、物語と折り合いをつけるのに四苦八苦してます。

 そんな訳なので、どうにか「バラ色の日々」が書けるよう、模索しながらひたすら魔王様に許可を願っている今日この頃です。
 何だかなー。


 御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/