記事一覧

続・カブト

(前の記事は朝、放送終了直後に書いた)
(↓ここから、夜帰宅後書いて追加した)

 ショックのあまりほぼ一日虚脱してました‥‥
 今日の大相撲の解説がデーモン小暮なので、ビデオ予約入れてこうと思ってたのもすかーんと忘れてた。←それに気付いたのもうち帰ってからだった。
 時間経ってからじわじわと涙がこみ上げてきてボロ泣きした。
(でもイグ中の人は鼻が弱いので、泣いたら大出血して着ていたフリースとTシャツと膝掛けを激しく血に染めてしまい、涙ぐみながら洗濯した)
 そんな訳で、まだビデオが見返せない。
 見たら絶対また泣いてしまうので‥‥←そしてまた流血(略)

 もうカブトの物語としての最終回とかはどうでもいいので、来週はアバレンジャーの最終回みたいなそっくりさん続々登場でいいから、兄貴と影山がちょこっとでも出てきてくれないかなと願っています‥‥

カブト

 うわああああああああああああああああーーーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!
 影山ぁああああああああああああああーーーーーーーーーーー!!!!!!!!!!!

 あんまりだ‥‥

中の人日記・驚愕編

 本題とは関係ないですが、レオパレスのCMに、カブトのぼっちゃまの中の人が出ていた。
 きっとあの大邸宅を売って借金を返し、じいやとつつましくレオパレスに住むことに‥‥とか一瞬思ってしまい、楽しかったです(笑)

 そして本題。
 プロフィールだの同人誌の後書きだのに散々書いていることなのですが、イグの中の人はメガテンと並んで「バロック~歪んだ妄想」というゲームが大好きです。
 最初セガサターンから出て、のちにPSに移植され、さらに、ゲーム発売前にセガサターンマガジンで連載していた「バロック前史」という小説が、PSで「バロック▲シンドローム」というノベルゲームになったくらい、マニアック、かつコアな人気を誇った隠れた名作ゲームです。
 それが何かいきなり、PS2でリメイクとかなんとか‥‥

 正気かよスティング!!!

(※スティング‥‥バロックの制作メーカー)
 だって、ゲームの原案とかをほぼ一人でやったような制作者の人が、もうその会社にいないんですよ。
 しかもゲーム雑誌の記事見たけど、何だよあの新しいキャラデザ‥‥
 かなり別人。
 絵柄、微妙に萌え系。

 ‥‥そんなもの、バロックには誰も求めてない!!!!
 ていうかキャラ絵を新たに書き起こす意味が解らん!!
 そもそもベタ移植でないリメイクを、PS2に持ってきてまでやる意味が解らん!!
 美麗なムービーなどいらん! ぐりぐり動きまくりの3Gレンダリングも要らん!!!
 あの煤けたような荒い画面が良かったんだ!
 はっきり判らないキャラグラフィックが、かえって世界観とかゲーム内の雰囲気に合ってたんだーーーー!!!

 何というかね‥‥「バロック」とは、かのFFシリーズとは全く対極にあるようなゲームなんですよ。
 用意された筋書きを辿るだけじゃない、自分で世界を歩き回り、謎を解いていく楽しみに満ち溢れているんです。
(そうして明かされていく世界にはまると、プレイ中はかなり鬱入りますが)
 でも、あの新しいキャラデザとか、半端に明るい背景グラフィック見たら、そういうところがちゃんと継承されるんだろうか、という激しい不安に駆られてしまいましたよ‥‥

 しかも新旧デザインを並べてみようと思ってメーカーサイト行ったら、旧作ページは移転作業中とかで見られなくなってるし。
 しょうがないので比較的イメージが近いと思われる「バロックシューティング(←こんなのも出た)」のページから「上級天使」とイメージ背景画像。
ttp://www.sting.co.jp/play/baroshu/image_pc/omake3_06.jpg

 これが、新作ではこんなことに‥‥
ttp://www.sting.co.jp/baroque/ps2/info/image/ss_02.jpg
ttp://www.sting.co.jp/baroque/ps2/chara/chara2/chara02.htm

 ‥‥違う。これ違うよ!!!

 激しく不安。
 興味持った人は、是非先にPS移植版を中古屋から掘ってきてプレイしておくことをお勧めしますよ‥‥いやマジで。

ジャークムーン!

 という訳で、リュウケンドー第51話「黒い月夜のクリスマス」ですよ。
 予告で「ジャークムーン復活か!」とわくわくしていたのですが、同時に「何故この内容にクリスマス‥‥」とちょっと思っていたのです。
(二週遅れのこっちと違って、東京では放送日がクリスマスだった)
 しかしいざ放送を見たら、これがまた見事な時事ネタ混ぜ込み具合でした!

 見てない方に説明しますと、ジャークムーンとは、敵方の魔物でありながら、正義の味方ばりの武士道精神キャラだったのです。
 それで放送中盤にリュウケンドーと決闘して倒された時も、ちょっと扱いが他の魔物と違ってました。
 普段のリュウケンドーの決めゼリフが「闇に抱かれて眠れ」だったのが、ジャークムーンの時だけ「安らかに眠れ」だったんですよ‥‥

 で、作中における魔物というのはどうやら、一度死んでも身体のパーツが残っていて、さらに運が良ければ復活出来るっぽいのですね。
 それでブラッディがジャークムーンのかけらを回収し、しかし武士道精神のまんまじゃ邪魔くさいというので、意志のないロボット的「メカニムーン」として復活させたという。
 それ以降は全く只の便利ロボ扱いで、セリフも見せ場もない十数話を過ごし、ジャマンガ幹部総崩れの時にほぼ雑魚扱いのまま再び死亡。おかげでファンは、ジャークムーンは何のために復活したんだ‥‥ロッククリムゾンみたいに記憶が戻る日は来ないのか!と涙に暮れていたのでした。

 しかし大魔王を倒すという、普通なら最終回にやりそうな内容の後、いきなりジャークムーンが復活し、リュウケンドーに再び戦いと挑むという51話の予告を見て、イグアナちょっと涙ぐみましたよ。嬉しくて。
(ちなみに、何故今再復活?というのは、多分先週のパワースポット解放の影響なのではないかと。あと、ブラッディが回収したかけらは確か剣の半分だったので、その残り半分から復活したんだろうなあ)

 とはいえ状況はクリスマス。
 どこに絡むのかと思ってたら、大魔王を倒して浮かれてる(かも知れない)剣二を、パワーアップしてるっぽいジャークムーンと戦わせたくない天地司令が、適当な用事のふりして剣二を引き留めろ!と鈴に命令。それで鈴が、クリスマスにかこつけて剣二を映画に誘って出掛ける、という(笑)
 作中ではかねてより、鈴→剣二→かおりさん→白波、という片思い連鎖が描かれていたので、上司命令とはいえ剣二とデートする鈴は結構本気モードなのが微笑ましい(笑)
 でも剣二は映画の最中、「‥‥ジャークムーンが呼んでる!」と叫んで映画館を飛び出してしまい。
 最初は「気のせいだってば!」と言い張っていた鈴も、とうとう隠しきれずジャークムーンの一件を告白。案の定、剣二は鈴を置いて決闘の場へまっしぐら。鈴、ちょっと可哀想。

 しかしともあれ決闘です。
 最初は斬り合いと言うより、魔力と魔法力の必殺技をぶつけ合ってる感じだったのですが、やがて魔力が尽きた後は、ジャークムーンの「ここからは剣の腕のみで勝負だ」の一言で、雰囲気は一気に時代劇モードに。
 そして一撃必殺の斬り合いの後、倒れたのはジャークムーン。
「力の限り剣が振るえた‥‥悔いはない」
 というセリフにかぶる、クリスマスの町の賑わい。
 一瞬、ええ?!このシーンで? と思ったんですが、
ジャ「あれは‥‥」
剣二「クリスマスの音楽だよ。‥‥今日は、人間の世界ではプレゼントを贈り合う日なんだ」
ジャ「そうか‥‥じゃあ、これが私へのプレゼントだな」
剣二「‥‥プレゼント?」
ジャ「解放されたのかも知れん‥‥全ての宿命から。‥‥今度会う時は‥‥鳴神、お前と‥‥」
 という言葉の途中で力尽きるジャークムーン。
剣二「ジャークムーン!‥‥」
 思わす叫んだ剣二は、かなり本気で悲しそうでした。宿命のライバルだもんなあ‥‥
 ジャークムーンの言葉の続きって何だったんだろう。「仲間として会いたい」なのか「また戦いたい」だったのか‥‥多分どっちもなんだろうな。イオスとソードみたいに。
 とか思いながら、ジャークムーンの死にイグアナ滂沱‥‥でも、キャラも見る方もこれで悔いはない! みたいな、すごくいい終わり方でした‥‥

 ジャークムーンの消滅そのものは描かれず、視点を上げたカメラに映る流れ星、次いでクリスマスに賑わう町、と場面は動くんですが、その賑わいの中に一人立ち尽くす鈴の姿‥‥決闘で頭いっぱいで忘れてたよ! とは、多分剣二のみならず視聴者全員が思ったような気がします(^_^;)
(そして多分、剣二本人は鈴のことを忘れっぱなしで、真っ直ぐ家帰るんではないかと‥‥)
 鈴の手の中には、クリスマスプレゼントっぽいラッピングの小箱が。
 これは‥‥剣二が鈴に何かあげるような甲斐性はないから、多分本気モードの鈴が剣二に渡そうと用意してて、でも渡せなかったプレゼントなのでは‥‥切ない。
(剣士としての名誉ある死がクリスマスプレゼント、というジャークムーンもかなり切ないが)

 そんな訳で、ライバルとの最終決戦とクリスマス、というかなりありえない異素材が、恐ろしいほどにマッチしていた不思議、かつ感動の51話でございました‥‥
 次で最終回か‥‥寂しいなあ‥‥


 御礼‥‥パチパチありがとうございます(^_^)/

初夢・初特撮

 まずは初夢の話から。
 元旦は疲れてたせいか夢は見られず、多分3~4日辺りに見たやつだと思うのですが、その内容は何か微妙でした。
 ガラパゴスの従姉妹から電話がかかってきて、
「合コンあるんだけど、人数が足りなくてさー。それで美人連れて来いって言われてるんだよねー」
 とのこと。なのでイグは、
「んー、でもイグアナ美人じゃないからダメだなー」
 と断って電話を切ったのでした。
 ‥‥何を暗示してるんだ、この夢は。

 でもって、東京では年末に放送が終わってるリュウケンドーは、こっちでは第50話「未来をひらく鍵」でした。
 前回、巨大昆虫っぽい姿だった大魔王グレンゴーストが、Dr.ウォームのおじいちゃんを取り込んで、今度は人間サイズの、しかし何か顔の恐い第二形態に変化!
 それが、リュウケンドーのパワーアップのおこぼれで、パワースポットのエネルギーを取り込み、さらなる第三形態に! しかしこの姿がまた妙にキモい‥‥
 何というか、サイズは巨大な怪獣レベルなんですが、人型でも怪獣型でもなく、蝶の骨組みというかスジだけ残して、羽毛ともモヤともつかない白っぽい何かをぶわぶわと発しているというか‥‥その片側に、巨大な目玉がひとつついてるんですよ。こんな感情移入の難しいデザインの敵も珍しい。単に悪役というより、やっぱり人知の及ばない異界の存在なのだなあ、としみじみ思ったですよ。

 一方、大魔王がその形態になる少し前、リュウガンオー不動さんと、リュウジンオー白波は、人間形態の魔王にボコられて捕まり、十字架にくくられちゃってました。
(リュウケンドー・剣二はその前に吹っ飛ばされて、からくも病院に運び込まれていたので捕まっていない)
 それで身動き取れない中、町の人の9割が大魔王の力の影響でジャマンガの使い魔と化しつつあるというゴウリュウガンの報告に、
「一か八か、魔法爆発でも起こして大魔王と差し違えるか!」
 とちょっとヤケ気味に言う不動さん。
 しかし隣でくくられていた白波が、
「早まるなオッサン!」と拘束を解こうともがきながら、「‥‥俺にも鳴神のバカがうつったみたいだ」
 今まで割とクールで、そういうことを言いそうになかった白波のセリフに不動さん茫然。
「白波、お前‥‥」
「あいつはどうしようもないバカだが、最後まで諦めずにあがくだろう! 兄貴分のお前が諦めてどうする!!」
 むちゃ格好いいぞ白波!
 この人は今までのキャラがキャラなので、この土壇場での絶叫がものすごく効いてました。
 そして気力を取り戻した不動さんと白波が、再び拘束を解こうと暴れている頃、剣二は過去魔弾戦士だった時の記憶を取り戻したゲキリュウケンから、大魔王を倒すためのパワーアップについての知識を得る。
 でもこれは、パワースポットのエネルギーを解放するというものなので、同時に大魔王もその力を得てしまう。それを覚悟の上で、それでもやる!と剣二=リュウケンドーはパワーアップ! その力で、大魔王だけでなく、リュウガンオー不動さんとリュウジンオー白波も力を取り戻し、十字架を引きちぎって参戦!
 それで強化した三人の魔弾戦士の皆さんが、それぞれ「魔弾戦士・魔弾龍・獣王」の三位一体×三=九位一体の総合攻撃で大魔王を撃破!
 この一連の流れはものすごい爆燃えでしたよ! 複数体いた獣王も、それぞれ究極合体して全員戦闘に参加してるし、見せ場的にとどめを刺したのはリュウケンドーなんだけども、三人の魔弾戦士が力を合わせてこその勝利!というのは間違いなく、「要らない子」が誰もいないというすんごい総力戦でした。

 また、この戦闘後、ゴウリュウガンが「大魔王グレンゴースト、完全消滅」と報告。
 変身を解いた三人は、アルティメットキーが消えるのを見ながら、
剣二「行っちまった‥‥」
不動「ついにやったんだな」
 そこでお調子者のザンリュウジンが、
ザン「ああ、オレと鋼一(白波)のおかげだぜ~」
 とか茶化すんだけど、白波がすんごい晴れ晴れした顔で不動さんを剣二を見ながら、
白波「違うぞザンリュウ。‥‥みんなで力を合わせたからだ」
 ‥‥白波ーー! お前なんて立派になって‥‥!と、思わずイグアナ涙ぐんじゃったよ。いやマジで。

 何故かというと、白波という人は魔弾戦士の一人でありながら、元々敵でも味方でもない、ちょっとアンチなキャラとして登場してました。
 白波は子供の頃の両親の死を、ショットの天地指令(つまり不動さんと剣二の上司)のせいだと勘違いしていて、その復讐のためだけに生き延び、あけぼの町に辿り着いたという経緯があるんですね。
 だから最初のうちは、魔物に行きあえばとりあえず戦うけど、あくまで敵は天地指令。だから剣二と不動さんにはかなり非協力的でした。
 やがて敵は天地ではなく、ジャマンガ幹部のブラッディだと知っても、「だからってお前らの仲間になった訳じゃない」とか言ってて、協力して戦うのも状況が状況だからしょうがなく、って感じだった。
 それがそのうち、町の人と少しずつうち解けていき、剣二や不動さんが手一杯の時、この人達を守れるのは自分だけなんだ、と自覚するにつれ、常に仏頂面だったのが少しずつ笑顔を見せるようになり、やがて自主的に協力して戦うようになり。
 そうして第39話「光の翼が星に舞う」の頃には、衛星軌道にある敵の攻撃要塞グレンスターを撃破するため、剣二を宇宙まで打ち上げるブースター役を買って出て、「あとは任せた!」と剣二を残して成層圏に落ちていくシーンは鳥肌ものでしたよ。
(忙しい時だったので感想書けなかったけど、この回はリュウケンドー屈指の爆燃えエピソードでした!)
 そういう、周囲を顧みない復讐鬼→守るべきものを得たヒーローへ、という成長の奇跡が、作中で一番明確に描かれていたのが白波なんですね。
 剣二と不動さんは、魔弾戦士になる以前から既に警察官だったので、市民のために戦う、ということには元々疑問を抱いてない。面倒だとか、なんで俺がこんなことを、という思考自体が最初からない訳です。敵の攻撃メカの中に閉じこめられた鈴が、「私はいいから町を救うために攻撃して!」と言うシーンで、剣二は「リュウケンドーはみんなを守るヒーローだぞ! お前一人だからって見捨てられるか!」的なことを言ったりするシーンもあったし。
 でも白波はそうじゃない訳で。この人は下手すると、両親と一緒に死んだと思われていた小学生時代から、一切の社会生活から切り離されて、復讐の戦いのためだけに大人になった人なんだよね。まともな教育も多分事故以来受けてないだろうし、友達は意志を持つ変身アイテムであるザンリュウジンだけ。
 こういう人が、「みんなで力を合わせたからだ」と言えるようになったというのはすごいことなのではないかと思うのですよ。また、そこに至るまでの経緯もしっかり描かれてきたので、その白波のセリフはすごく説得力をもって響きました。
 大魔王を倒したのみならず、こういう人ももう不幸じゃないんだ! ってのは、特撮の描写としてすごく大事なことだよね。よかったよかった‥‥

 でもこんな大団円を迎えても、あと二話あります、リュウケンドー(笑)
 メカニムーンとして復活するも、感情を消されて便利ロボ扱いのまま再び倒されたジャークムーンが復活するらしいので、まだまだ楽しみです、残り二話。

 そして今週の地獄兄弟。
(もはや興味の焦点が「カブト」本筋では全くない)

 何やら白夜の写真を拾う矢車さんと、路地裏っぽいところで熱出してへたばってる影山。
(真冬に片袖の取れた服でうろうろしてるからだよ、と突っ込んではいけない)
 影山はこの少し前のシーンで、配布されてたワーム感知ペンダントを、兄貴の分もと二つぶんどってきていたんだけど、この発熱は何かそれと関係があるんだんろうか‥‥
「ひどい熱だな」
 と額に手を当てる兄貴に、ペンダントを見せつつ
「どうってことないよ。‥‥それより、兄貴の分も貰ってきたんだよ」
 という影山。でも兄貴は興味なさげに立ち上がり、
「いらねえよ」
 影山は急にその脚に取りすがり、
「兄貴!‥‥俺を見捨てないでくれよ‥‥!」
 ‥‥おいおい‥‥
 地獄兄弟になってからの影山って、本気でうんざりしてるっぽい兄貴とは裏腹に結構幸せそうなんだけど、それでもこの「見捨てられる」「自分は必要とされてない」って不安(※)は払拭されてないんだなあ‥‥何かすごく痛ましい。
 でも兄貴は笑って、
「バカ言うな。‥‥見ろ、俺たちにも掴める光がある」
 と例の白夜の写真を見せる。
「一緒に来い。真夜中の太陽を求めて。‥‥白夜の世界へと」
 ‥‥一見、すごくいいシーンなんだけど、何やら不吉な予感がひしひしと‥‥
 まず、かかってる音楽が、いつも何かが微妙な時に使われる曲だし、影山の発熱の原因も怪しい。ペンダント二つってのもますます怪しい。
 もともとカブトは、ことあるごとに「○○もワームなんじゃ?」「こいつももしかして途中からワームと入れ替わったんじゃ?」「ライダー全員ワームなんじゃねーの?」みたいな疑惑が囁かれていて、豹変して再登場した矢車さんも、ワーム疑惑ありと言えばありなんだよね‥‥
 あのペンダント、どうやらネイティブには反応しないらしいので、地獄兄弟がどっちもネイティブワーム、って可能性は払拭しきれない訳で。
 うう、次回が恐い‥‥

(※)‥‥そういえばまだ地獄にはまる前に、加賀美に「じゃあお前が友達になってくれよ!」って言うシーンがあったりした。
 まあ、天道に蓮華との料理対決させられるシーンで、名店お取り寄せの料理を「作りました」って嘘言って並べちゃうような、後先考えない小ずるいところが、影山が人に信用されない理由なんだけど。
 でも天道みたいなオレ様超人だの、後先考えない闇雲な(ある意味はた迷惑な)努力だけで事態かき回して突っ走るうちに何とかなっちゃう加賀美だの、組織の仕事として幼女誘拐までさせる三島なんてのに囲まれてたら、そりゃあまともな人間性育たないよなあ、と思わなくもない。
(そういう心弱い半人前だったからこそ、パーフェクト時代の矢車さんが甘やかしつつ手中に置いてたという可能性も‥‥)
 そういえば三島の脚にすがって「見捨てないで下さい!」って言ってたのも、なけなしの良心が発動して誘拐失敗した後だっけか? 確かあれも「仕事として命じられゴン誘拐」→「お前なんてことを!と天道・加賀美に呆れられる」→「この程度の仕事も出来ないのか、と三島にパワハラされる」というコンボだったような‥‥
 汚れ仕事を遂行するとまともな人間には軽蔑され、良心を優先すると上司に見捨てられ、と、今にして思えば影山には、兄貴に拾われる以外どう転んでも逃げ場も救いもなかったんだなあ。
 何だかなあ‥‥いまいち子供番組のキャラじゃないよ、この二人(汗)
 果たして最終回までに幸せになれるんだろうか、地獄兄弟‥‥

 パチパチとコメント、ありがとうございます(^_^)/
 お正月は色んな方と連絡が取れて嬉しいなあ。

イグアナ余談その2・テレマガ編

 という訳で、テレビマガジンの話の続きをば。

 テレマガは、巻末4ページほどに「保護者向けのページ」がありました。
 後ろからめくっていく形式の1ページ目(漫画雑誌なら目次がある場所)には、まず最新映画や本の紹介があり、「○名様にプレゼント」の大人向けコーナーになっています。
 で、次の2~3ページ目が、目当ての徳山さんと内山さんの対談ページでした。
 内容はやっぱり大人向け、というか結構マニア向けでした。まずはお二人のブログの話に始まり、最近は私生活でも仲がいいという話とか、放送分のあのシーンにはこんな意味が、なんていう解説や撮影裏話が出るわ出るわ。
 最後はお二人が、今後役者としてどういう役をやってみたいか、という話で締められていて、2ページながらなかなか充実した内容でした。

 なお、対談中で徳山さん(矢車さんの中の人)が、小学校で空手、高校でボクシングをやっていたのでアクションにはこだわりがある、という話をしていてイグアナびっくり。リアル伊沢さんだったのかこの人は!
(注…伊沢さん/ヤングアニマル掲載作品「ホーリーランド」の副主人公的キャラ。路上のカリスマと異名を取る、路上ファイト最強っぽい人。多分18~19歳。小中と空手を習い、高校でボクシングに転向してインハイ行ったという設定のキャラ。徳山さんはホリランがドラマ化された時に伊沢役だった)

 それやこれやに感動しつつ、保護者向け最後のページをめくると、下半分には「親子アストロジー」という星占いのコーナーが。
 しかし問題はその上半分。
「テレマガカウンセリングルーム」という、要するに人生相談のコーナーがあり、
『Q1 義理の母の手助けが苦痛で、円形脱毛症に』
 ‥‥重いよ、おい(汗)
『Q2 子供が苛められていると聞きました』
 ‥‥‥‥‥‥。
 しかも投稿によると、そのいじめっ子は家庭では兄に苛められているらしい。これまた重い。

 ううむ、と気を取り直して、普通の子供向け誌面を冒頭からめくり直すと、少し版の小さい二色ページで、
『付録DVD対応 全スーパー戦隊ひみつ100大図鑑』
 おお、これは懐かしい! ゴレンジャーから最新のボウケンジャーまでを、ダイジェスト的に解説しているページですよ!
 コミケ会場だったので、売り子友人Aと「これ見てないんだよなー」「あーこれってそうだった、懐かしいー」「この解説はねえよおい(笑)」とか、「一緒に載ってるけど、ジャッカーってほんとは戦隊シリーズじゃないよねえ?」「制作会社違いますよ」と大いに盛り上がる。

 でもって、巻頭の目玉はカブトの後番になる「仮面ライダー電王」です。
 ‥‥電王。デンオウ。どういうネーミングだ? と思いつつページをめくると。

『未来から来た侵略者・イマジンが人間にとりつき、地球の歴史をかえようとあばれはじめた。むかえうつのは、野上良太郎が変身する超戦士、仮面ライダー電王だ!』

 時空改変ものかー。にしてもネーミングとかデザインが何か微妙だなあ。
 そして次のページには、

『正義のイマジン、モモタロスと一体化し、電王ソードフォームに変身だ!』

 ‥‥モモタロス?!
 もしかして「桃太郎す」?!? ナンダソリャー!(笑)
 と爆笑しながら読み進めると、

『電仮面‥‥電王の頭部に装着され、目の部分になるマスクだ』

 と書いてある顔面パーツは、どう見ても【桃】です。よく見ると、何かあるとそのパーツは真ん中から割れて開き、額の何だかかピカー!と光っている写真が横にあります。桃割れてるよ!!

『仮面ライダー電王 ソードフォーム‥‥野上良太郎がモモタロスの戦力・能力を身につけたすがた。剣を使った戦いがとくい』

 ‥‥剣で切れば桃が割れるという意味なんだろうか? ‥‥つか、関連はそれだけ?(汗)
 しかしよく見ると、それは「第一形態」であるらしい。
(最後まで見ると、続く新フォームは次号公開でとのことだった)
 でもってさらに次のページ。

『電王の連結武装!デンガッシャーソードモード』

 で、デンガッシャー?!
 見ると、ベルトのパーツを外して組み合わせることで剣になるらしいのだが、よく見るとパーツの横っ腹には「一」「二」「三」「四」と漢数字のマーキングが施されているではありませんか。
 一号車・二号車・三号車・四号車か‥‥
 この辺でイグアナも友人Aも、「‥‥バイクは?」という気持ちにちょっとなった(笑)
 そしてふと気付くと、下に小さく作中の敵らしい怪人のスチールがあり、

『バットイマジン‥‥イマジンとは、人間にとりついて実体化し、れきしをかえようとする悪の未来人だ』

 ええええ(笑) 友人Aはここで一気に盛り上がり、
「イマジンですよ、ラスボスはジョンレノンですよ!!」
「いやそれはないだろう‥‥最終形態として一度倒された後復活して、真のボスはオノヨーコだよ多分!」
「最終決戦の後は全員で肩組んで『イマジン』大合唱ですね!」
「ヤな特撮だなー(^_^;)」
 ‥‥二人ともこの時点で、疲労と、とあるプレッシャーへの対抗モードで、異常にハイになってました(笑)
 そして電王特集の最終ページをめくると。

『電王をのせて時をさかのぼる、不思議な電車・デンライナー』

 ‥‥だからバイクはどうしたんだよ!(笑)
 しかもよく見るとこの電車がまたすごい。

『猿に似た車両は、メカアームで敵にサルダンゴをなげる』
『犬の顔に似た車両から、イヌバズーカを撃ち出す』
『キジミサイルをはっしゃし、巨大な敵を爆破するぞ』

 ‥‥もうどこから突っ込んでいいのか解りません(笑)
 もうこの辺になると、イグもAもすっかり壊れモードで大爆笑してました。

 その後は、普通に特撮他作品のページやアニメのページとかがあり、ほうほうと読んでいたのですが、中にひとつ、電王に次ぐツッコミどころが。
 それは『轟轟戦隊ボウケンジャーVSスーパー戦隊』という、三月発売のオリジナルビデオ映画(多分レンタルオンリー)のページ。
 記事によると、戦隊の最新作ボウケンジャーをメインに、歴代戦隊のレッド達が力を合わせて敵と戦う、という、戦隊30周年記念作品であるらしいのですが、問題はそのオリジナルキャラ。

『クロノスにたちむかうこの戦士の名は‥‥アカレッド!』

 ‥‥アカレッドってあんた(笑)
 日本語で言うと「猫キャット」とか「犬ドッグ」みたいな感じ?<それはちょっと日本語と違う。
 このアカレッド、普通の戦隊キャラが属する組織のマークを付けている位置に、30周年記念ロゴの「30V」をモチーフにしたエンブレムをつけてて、頭部メットもそれに準じたVデザイン。これはこれでけっこう格好いい。でもアカレッド。‥‥何だかなー(笑)

 このページのスチールに、そのアカレッドを中心にして歴代レッドが並んでるのがあって、そういえば!と思いつく。
 いや、最近おもちゃ売り場で、戦隊のレッドだけ集めた豪華フィギュアセットを見かけたのを思い出したんですよ。
 それで「明らかに大人向けだし、どういうコンセプトなんだろうこれ‥‥」と思っていたんですが、そうか、あれはこの流れだったのか‥‥

 という訳で、多分コミケの間三時間くらいは、このテレマガのネタで笑い倒したような気がします。
(友人Aと会場後二時間くらい笑い、Aのリタイア後は紫のバラの人を拉致して、またこの話をしてたから)
 一日でこんだけ長時間笑ったのは何年ぶりだろう、って感じでした。
 恐るべしテレマガ! でも面白かった! ありがとうテレマガ!(笑)


御礼‥‥パチパチとコメント、ありがとうございます(^_^)/
 体調は全然大丈夫です。血なんか飾りです。多少無くなろうが(略)偉い人にはそれが(略)<かなり違う。

閑話休題

 コミケ前日編その2を書こうとして、今日は挫折したイグアナです。

 何があったかというと、まず、昨日初詣に行ったのです。
 そしてお札とお守りを買って帰ってきたところ、台所が水浸しになってて、イグ母がわたわたと床を拭いてました。
 取るものもとりあえず床拭きを手伝いながら、浸水の訳を聞いたらば。
 イグ宅は井戸水を自家ボーリングしているので、蛇口をひねって出てくるのは井戸水なのです。
 しかし昨今は井戸水を生で飲むなと保健所に言われて、殺菌機というものをつけました。
 その殺菌機の、薬剤混合用のタンク(漬け物樽サイズのホーロー引き)に、いきなり針穴レベルの穴が空き、ものすごい勢いで水が噴き出したという‥‥しかもイグが帰宅する10分くらい前に。
 ‥‥イグアナ、ナイスタイミング帰宅。
(しかしその間10分の割にはすごい水量だった)

 で、二日は業者がまだ休みなので、穴はアルミテープでセルフ補修。三時間くらいかけて床の水を拭き、ついでに、大掃除の時には掃除機だけで拭き掃除をサボっていた冷蔵庫や洗濯機の下も、濡れていたのでみっしり拭きました。
 なのでその日は、まあ大変だったけど大掃除の仕上げも出来たし、これで一年分の厄が落とせたぜ! とか脳天気に思っていたのです。

 ところが。
 今日、朝起きて朝食を摂っていたらば、いきなり鼻血がポタポタと。
 元々鼻の弱いイグは結構流血に慣れているので、地道に止血を待って鼻を冷やしたりしておりました。
 しかし食欲はなくなるわ、なんか失血でへれへれするわで、今日予定していた親戚一同での会食とかは欠席することに。
 そんな訳で今は、ちょっと赤みが褪せてピンクイグアナになりかかっています。
 あるいは魔王様を信仰しているのに、神社仏閣にお参りしたのがいけなかったのだろうか‥‥<多分違う。

 御礼‥‥パチパチとコメント、ありがとうございます(^_^)/
 おかげさまで、上記のドタバタにもかかわらず、正月から幸先いいなあ!とか現金にも思ったりいたしました(笑)

イグアナ余談その1・前日編

 元旦二回目の日記です(笑)
 そんな訳で、直接コミケとは関係ない方面の話をば。

 コミケ前日。
 イグアナは事前に頂いた情報を元に、「うどんや風邪一夜薬本舗」のしょうが飴を買いに、池袋の東急ハンズに出掛けてみました。
 この薬、初めて聞いた名前だったのでぐぐって見たらば、どうやら東北方面では売ってないもののようで。
 しかし検索して出てきたメーカーサイト(※)を見てみたら、何だか寒い時に食べたいような美味しそうな感じ。
(※ http://www.kazeichiyakusuri.co.jp/index.htm
 そんな訳で、どの辺にあるのか解らぬままにハンズの中をうろうろしていると、ついネイルとか入浴剤とか化粧品のコーナーに引っかかる。
 他にも革靴の手入れ用のクリームとクリーナーだの、壊れたマスカラコームの新しいのとか、地元で扱いがないメーカーのものをなんやかやと買い込んだ後、ようやく目当てのしょうが飴を発見、購入!
 後で食べてみたら、これがまたリアルなしょうがの辛みでたいそう美味しかったです。少し辛さのマイルドな「中辛」を買ったんだけども、もっと辛めの「辛味絶佳」の方でも良かったかも知れない。
(しかし中辛の方でも、売り子友人Aは辛くて苦手だと言っていた。味覚それぞれだなあ)

 その後は、池袋東武の地下にある「飲々菜々」というとこで昼食。
 カウンター7席くらいしかない店で、おかげですごく混むんだけども、量が多すぎず手頃&薄味気味でしつこくないので、上京したら一回はここでメシ食うのが常でして。
 ただ、実は同じ場所には以前、ほとんど同じ内容の違う店「陶陶居」というのが入ってました。それが何年か前、コミケ上京で半年来ない間にテナントの入れ替えがあって「飲々菜々」になっていて。
 それで味やメニュー内容はやや変わってしまったんですが、基本的に「少なめのラーメンかお粥のセット」で「しつこくない」という点が同じだったので、そのまま気にせず通っているのでした(笑)

 でもって栄養を摂った後は、東武と西武の化粧品フロア・ロフト・書店を爆撃。
 ‥‥と思ったんだですが。
 実際売り場を回りはしたんですが、ハンズで金を使いすぎたのと、思うところあって化粧品は断念。
 イグの中の人は黒いマスカラが全くもって似合わず、紺より明るく水色より暗い、青紫のマスカラを愛用しているのですが、数年前に限定で出た、マックスファクターの青紫を越えるものがなかなか見つからず。
 ディオールのは少し明るいとはいえ、やっぱりどっちかというと紺に近く。
 ブルジョワのは青みが足りず赤紫すぎ。
 ジバンシィのは悪くはなかったけど、もうちょっと明るさが欲しい‥‥
(あくまでマックスの色を基本とした比較ですが)
 そんな訳で、地元にないメーカーのカウンターを中心に探し歩き、ポール&ジョーのがたいそういい感じだ! と発見したのですよ。
 しかし。
 ‥‥似たような青紫のマスカラばっか何本持ってるんだ‥‥新しいのはどれか使い切ってからにしろよ! と我に返りまして(汗)
 やっぱ次の機会にしよう‥‥と諦めたのでした。

 そしてふらふらとロフトを回った後、玩具売り場をうろつくと、キックホッパー&パンチホッパーの塩ビフィギュアセットを発見。
 ‥‥いや待って下さい、これは地元にも普通に売ってますよ、しかも多分アマゾンで買う方が安いですよ? とイオス変換された心の中の天使が囁く。
 いや、いつだろうが金と勢いがある時に買えばいいじゃんよ、これ買ってってコミケでスペースに飾ろうぜー! とソード変換された悪魔が(略)
 うあああ!と葛藤していたら、シバ変換された大人心が「‥‥お前、歳はいくつだ」と冷ややかに(略)
 そうこうしていたら魔王様が「どうでもいいけど、どうせならもっと楽しいスポットを回って、僕とシバ(新)のほのぼの話のネタにでもしたまえよ」とか言ってきた(ような気がした)ので、何か訳解んなくなって結局買わずに帰った。
(そして後で激しく後悔した)

 その後、というか朝からその合間ずっと、通りすがりにある本屋をのぞいてみて、今月号の「テレビマガジン」を探したり。
 何故かというと、保護者向けらしいページの一角に、地獄兄弟の中の人・矢車役の徳山さんと影山役の内山さんの対談があるという情報を得たからです(笑)
 しかし、イグが東京で立ち寄るような、ある意味オタク向けの書店では、幼児雑誌の取り扱いが無く、なかなかテレマガを発見出来ず。結局、泊まってるホテルの最寄り駅の本屋でようやく発見・購入し、わくわくと対談だけ読んでその日は早寝しました。

 ところが。
 テレビマガジンの恐ろしい真価は、翌日コミケ会場で暇つぶしに読んだ、それ以外のページに秘められていたのでした。
(続く)


 御礼‥‥パチパチとコメント、ありがとうございます(^_^)/
 今年もじわじわと頑張りつつ、皆様のサイトに楽しく通わせていただきます!

元旦!

 あけましておめでとうございます(^_^)/
 今年もよろしくお願いいたします。
 里の獣の皆様と、人里の理解ある人間の皆様にとって、幸多き年になりますように。
 そしてデビファンももう少し増えますように(笑)


 御礼‥‥パチパチとコメント、ありがとうございます。
 差し入れ写真をご所望ですか! しかし食べ物は食べてしまったので、美しいものの方をちょこりとな。
 写真写りが悪くて申し訳ないですが、実物はもっと美しい、紫のバラのストラップです。

ファイル 132-1.jpg

そんなこんなで

 コミケ行ってきました(^_^)/
 前日の話とかは後日に回して、まずは会場の話だけ。
 事前に「東京が妙にあったかい」という話を聞いていたのですが(実際、前日は結構暖かかった)、いざ当日行ってみたらこれが寒いのなんの。
 たまたま前日、嫌な予感に駆られて目についたユニクロに飛び込み、ヒートテックとかいう防寒肌着を買って着込んでいったのが大正解! いつもよりフカフカめの若作りなコートを着ていったのに、それでもちょっと肌寒く、一日中カイロをもにもにしてました。
 しかも、配置されたスペースは東館の一番内側の島角という、シャッターからは最も遠い場所にも関わらず、遠くからの寒風が吹き込んできて寒さ倍増。シャッターに近いスペースの人は大丈夫だったんだろうか、という感じでした。
(早朝の入場直後なんかは、シャッター側に近い会場の向こう半分くらいのスペースの配布チラシの山が風で飛ばされてえらいことになっていたしなあ‥‥)

 でもって、交通事情で遅れると懸念されていた売り子友人Aも無事到着し、開場。
 ちょうど会場の真ん中の大通路に近い位置だったので、開場前から出来ていた行列(大手男性向けサークル行きらしい)の怒濤の男波が、島ひとつ?向こうを駆け抜けていくのが見えた(笑)
 そしてお知り合いはほとんどが二日目参加で会えないのが解っていたので、とあるネタ(※)でバカ笑いしつつも孤独に過ごす。人来ねえー。
 と思ったが、後で見たら売り上げはいつもと変わらなかった。客数は不変のまま、ただただ知り合いが来なかっただけだったらしい。
(※後日、イベント無関係の東京ネタ日記で書きます)

 話は戻りますが、前日、デパートの玩具コーナーを通りかかった時、カブトのキックホッパー&パンチホッパーのフィギュアを見かけたのですよ。で、それを買ってってスペースに飾ろうかとものすごく悩んだんだけど、流石に断念。‥‥したのが果てしない後悔の始まり。
 いざ開場し、ふと周辺を見回したら、卓上にセイザーXのライオセイザーとブレアードのフィギュアを飾ってるサークルさんを発見!<しかも別に特撮本がある訳でもなさそうだった。
 おかげで、うわあ、たっくんだブレさんだーーー! と意味もなく何度も振り返り、赤とオレンジのフィギュアを見詰めるイグアナの図がそこに(^_^;)
 うちもやっぱりホッパー兄弟買ってくればよかったかも‥‥やはり爬虫類として、人間の恥なんか考えるべきではなかった! と深く後悔しました(笑)

 そしてイグアナはとある事情(※2)でスペースから出られないので、トイレに行く以外はひたすらスペースでぼーっと過ごす。
(※2 以前のコミケで、今回来れなかった売り子友人Bが、何やら不愉快なことをされたらしい。イグが席を外した隙を狙われたのか?と思い、それ以来極力外出を控えるようにしている)
 しかし売り子友人Aは、元からの所用と体調不良で一時に退場。
 うわーこれからどうしよう! 居心地悪ィー! と思っていたらば、そこに紫のバラの人が!
 美しい差し入れに感動しつつも、これ幸いとスペースに連れ込み、デビと特撮の話に花を咲かせる。あまつさえ撤収後も、そのまま拉致ってお茶に付き合わせてしまいましたよ(^_^;)
 ありがとう紫のバラの人! おかげで楽しい一日になりました。いやマジで。
 そして会話の中で何となく出た結論→シバは多分猫くさい。
(低体温、かつ拾ったばかりで小さいコウモリネコを、保温のため懐に入れてるから)
 あとはようやくお知り合いが一人来て下さり、何となくホッとする。でもイオソの方なのに、差し上げた新刊はシバサタン‥‥すみません(汗)

 すごい余談ですが、会場では「黒髪肩下ストレート横分け・銀縁眼鏡・黒いロングコート」という、何の変哲もない普通のスタイルの女性を何人も見かけました。
 が、イグにはそれが全員、カッシスワームの乃木(第一形態)に見えてしょうがありませんでした(笑)

 そんな訳で、寒かったけども総合すると楽しい一日でした。
 残念だったなゼクトの諸君!←誰ですか。
 来て下さった方、差し入れを下さった方、ありがとうございます。
 美しいものはイグアナの巣を美しく飾り、食べ物は帰宅してから貪り食いました(^_^)/

 そんな訳で、後日のイベント無関係のネタに続きます。

 御礼‥‥パチパチとコメント、ありがとうございます(^_^)/
 お知らせ頂いた件に関しては、さほど影響はありませんでした。イグアナ一安心。