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中の人日記・冬の構想と幻のパン編

※日付が変わった頃、ふと思い出して下の方に追記した。

 まず構想の話。
 冬コミ受かったら、新刊は「FINAL COUNTDOWN(仮題)」かなあ‥‥という電波をおぼろげに受信中。
 まだまだおぼろげなので色々と曖昧ですが、何とはなしのイメージでは、近年続いてる最終回後シリーズのかなり後ろの方の時期で、「真・魔王転生」の前日譚みたいな話。
 多分、イオソ神双四人がメインの、大体オールキャラシリアス。
(何が「大体オール」かというと、多分ヴィシュヌとかグレートサタンとかの魔界方面の人が出てこない。ガーベラくらい?)
 カプ要素は薄いっぽいが、普段同じラインでホモを製造しているので以下省略。

 シェキルとミカエルのシーンはあるのが解ってる。あと、人間界(というか鳳凰学園)のキャラは大体出る。みずのと神楽坂と鬼門校長。乱封はどうかなあ‥‥他、もしかしたら薬味先輩。<このヒトは色々と小ネタを持ってくるのに便利。
 オフライン本の後書きにも度々書いてる通り、今までも「電波を受信してはいたけど、どこに入れるのか解らなかったシーン」がちょいちょいあったんだよね。じわじわとあちこちに入れ込んでは来たけど、まだまだ残っておりまして。それがいくつかはここに入れられるっぽい。
 とりあえずじわじわと構想中です。
 
―――
 
 でもってパンの話をば。
 過去の日記でも度々書いている通り、榊は夢の中でよく同じ街に行く。
 どこに行くかはコントロール不可能で、しかし夢の中では「ここは市の東側のあの辺だな‥‥」とか、「あー、行ったことないあの道路の向こうをずっと進むとここなのか」とかがはっきり解るのだ。

 そして以前こんな↓日記(※1)を書いたのだが、
http://karen.saiin.net/~kemonoya/cgi-bin/dk_diary/index2.cgi?no=930
 夢の中の街には、美味いということが何故か解っているパン屋がいっぱいある。
 もっとも、パンに限らず夢の中でものを食ったことは一度も無いので、何故美味いと知っているのかは謎である。<目が覚めてから「今回も食ってないのに‥‥」と首を傾げる。

 今回も、パン屋を三軒くらいはしごして、一件ずつ買い物をして歩いていた。
 一件目は確か前にも行ったことがある、むしろケーキがメインのパティスリーであった。一階が売り場で、二階にイートインの喫茶室があり、そこでパンも売っていたので、一つか二つ持ち帰りで包んでもらって店を出た。
 二件目も確か前に見た覚えがある店だった。ここでパン買ったかどうかは思い出せない。残念。
 その後少し電車で移動し、降りた駅の側に新しい店が出来ているのを発見!
  三件目はパン専門店で、菓子パンよりも食事パンがメインっぽかった。
 一斤丸ごとの山型食パンとか、バタールだのバゲットだのブールだのというフランスパン各種、あと名前のよく解らない、直径三十センチくらいありそうなふっかふっかの丸いパンとかがいっぱい並んでいた。
 その三十センチありそうなパンが焼きたてでものすごく美味そうだったので、「これ下さい!」と注文したところ、
「あー、これはたった今焼きたてで、まだ粗熱が取れてないので持ち運びに難が‥‥出来れば三十分お待ちいただけないでしょうか」
 という話だったので、「じゃあ一時間くらい他で買い物してからまた来ます!」と取り置きを頼んで店を出た。
 そして駅の待合室に待たせていた友達のところに戻ったら、そいつが何故かいなくなっていて、「勝手にどこ行ったんだよもー」と駅周辺をウロウロ探しているうちに目が覚めてしまった。
 ‥‥また食べそびれた‥‥‥

 何だよ。何なんだよ。何であの街の夢では頑なに物が食えんのだ!!
 もしかしてあれか。異世界のものを食べたら現世に帰って来れないとかいうアレか。あの夢は夢じゃなくどっかで意識が接続した異世界なのか。‥‥んな訳ねえだろ!

 大食い、もしくは食い意地の張ったキャラの描写として、何か食ってる夢を見て「もう食べられないー」って寝言を言う、ってのがあるじゃないですか。
 ああいうの書くヒトって、夢の中でもの食えてるのか? それが当たり前なのか?
 なんかすっげえ羨ましい‥‥
 
 いつか夢の中であのパンが食いたい‥‥
 と願いつつ、今日も安眠サプリと漢方を飲んで寝る。
 悔しい。
 
 
―――
 
 
※追記‥‥「夢の中でもの食ったこと無い」と書いたが、厳密にはあったのを思い出した。
 これ↓の5番め。
http://karen.saiin.net/~kemonoya/cgi-bin/dk_diary/index2.cgi?no=844
 味は覚えていないが、大量の肉を流し込むためのお茶が無くなって、近くにあった市役所(の給湯室)にお湯をもらいに行ったんだった。そうだったそうだった。あの時は食い過ぎで胸焼け起こしてたんだった。
(そして帰ってきたら横で遊んでた若者達が仲間殺しちゃって途方に暮れてた、という)
 でもこれは※1で書いてる「1.明らかに自分が主人公じゃない、映画っぽいもの(世界観はその都度バラバラ)」なので、厳密にはやはり「あの街の夢」ではもの食えてないのかも‥‥