幸 猫 レッドイグアナ ゾウガメハリー 長老亀アヅマ

その他の獣・関連人物

まだ物語で紹介されていない獣や、里に関わる人間の皆さんです。
【 ご隠居 】
「獣の里」と深い交流を持つ、一番近い人里の民宿&雑貨屋「さとむら」のご隠居。 かつておじいさんが里の住獣(じゅうにん)になったことでも知られており、人里と獣の里との交流のまとめ役でもあります。 獣の里の流通用に、人間名義での銀行口座を用意してくれたり、宅配の受け取りを店で代行してくれたりと御恩も多く、 里の獣はご隠居に頭が上がりません。 「犬」と書いて「ケン」という名の雑種犬の面倒を見ており、 この犬が時々里との連絡を引き受けたりしています。
【 女将さん&若旦那 】
「さとむら」の跡継ぎ夫婦。推定40代後半〜50代。女将さんは民宿の食事等を取り仕切る傍ら、 雑貨屋の一角で大衆食堂も営んでおり、和食洋食何でもござれの料理の達人。 その手打ちそばやオムライスは絶品で、獣の里にも沢山のファンを持っています。 おかげで若旦那は、今ひとつ影が薄いのが悩みの種と、村ではもっぱらの噂です。
【 ケン(犬)】
「さとむら」に住んでいる白い中毛の雑種犬。大叔父である白犬軍曹の命を受け、ご隠居の元で人里との橋渡しを勤めています。 いつか子供をもうけたらそのうちの一匹を後釜に据え、やがて里に帰る身でもあります。
【 白犬軍曹 】
ゾウガメにも劣らぬ長躯を誇る、紀州犬の血を引く中毛の雑種犬。いかつい風貌だが本名はチロ。(子犬の頃は小さくて愛らしかったらしい) 長く里の案内係を務めており、「さとむら」にいるケンの大叔父でもあります。
【 駄菓子屋ベン 】
元人間の狐。以前は売れないお笑い芸人だったらしく、ともかく口が達者。 「ベン」は本名が思い出せなかったので、その特性から呼ばれた「弁士」がそのまま通称になったもの。 肉体労働が苦手なので、仕入れた菓子で屋台の駄菓子屋を営み、紙芝居よろしく話を聞かせながら 子獣(こども)を日中預かるという副業もしています。 人間時代の記憶を頼りに、ドラマや小説を元にした話をするのですが、どうやらかなりうろ覚えらしく、 元人間の獣が聞くと「そんな話だったか?…」と首を傾げることもしばしば。 代表作は「魔界医師メキシコ」と「スターボーズ」。
【 白い虎 】
ある日突然里に現れた、謎の白い大きな虎。長老の古い知り合いらしいのだが、ともかく ものぐさでちゃらんぽらん。特に仕事もせずだらだらしている姿をよく見かけます。 どうやらその性格が災いして、何か重大な仕事を放り出して逃げ出し、 獣の里に雲隠れを決め込んだらしく、その後任を幸猫に押しつけようと度々勧誘している様子。 里に関する、何か重大な秘密を知っているらしい。
(未紹介の「里物語」第二部に登場予定)
【 赤い鳥 】
長老の古い知り合いらしい、大きくて赤い華やかな鳥(どうやら熟女)。南方にあるらしい「鳥の里」から 所用あって訪れた時、偶然そこらでだらだらしていた白い虎を見つけ、「何でアンタがこんなとこにいるのよ?!」 と謎の大喧嘩を繰り広げた気の強い女性。(その時虎の白い毛と雪原は、鋭いくちばしでつつかれ、 むしられた傷からの血で赤く染まったとか…)白い虎と同じく、里の重大な秘密を知る一人であるらしい。
(未紹介の「里物語」第二部に登場予定)
【 猫団の皆さん 】
最初は人間上がりの幸猫に喧嘩を売っていたものの、大喧嘩の末に完膚無きまでにボコられて以来、 幸猫をボスと認め、忠実な子分になった模様。今では幸猫には内緒で沢山の写真を隠し撮りし、 「僕らの団長」というファンサイトを内緒で開設していたりします。内容は「モップのふりをする団長」等の 日常のスナップの他、「冬毛と夏毛で変わる、縞模様の濃さの比較」のような、よく解らないページも… (幸猫の怒りを恐れる皆さんに口止めされているので、サイトのアドレスはお教え出来ません)
【 イグアナ団の皆さん 】
レッドイグアナを初めとする、イグアナ種で構成される団体。変温動物だけに冷静で情に厚く、 他団体の互助にも積極的。レッドも病に倒れた際は、皆さんに畑の世話や村役場の仕事を助けてもらいました。 皆さんネットが好きで、執務が終わっても役場のネットカフェで集っていることが多いのですが、 ある日オークションで「イグアナ酒(中国産キノボリトカゲの焼酎漬け)」が出品されているのを発見した時は 大騒ぎになり、「誰かあっちに親戚とかいない?…」と、連絡網を駆使しての情報収集が行われました。 (※「イグアナ酒」でグーグル検索すると、実際に恐ろしいものが色々出てきます…)
(2006.10.06up)
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