キスメト【きすめと】

  種 族:神族
  レベル:A
  得意技:キスの嵐、魅了の魔法、運命の輪/密着


 運命を司る月の神。天地創造の前から存在し、すべてのものの運命を把握していたと言う。長身全裸の美女で、細い体と金色の長い髪が特徴。
 
 神族だけにその神々しく魅惑的な姿は男達を虜にする能力がある。神族が繰り出す魅了の魔法はかなり強力であり、抗うには相当の魔力かレベルが必要となる。時空を超えて存在する女神なのでその肌は永遠の若さとハリを誇り、触れ合うと細胞に食い込んで表皮のすべての性感帯を電撃のように刺激する。
 
 キスメトというだけあってキスが得意。それも只のキスではない。唇を重ねれば重ねる程冒険者の心がそっちに傾いて行くというおまけ付だ。精神的な魅了だけでなく肉体的にも防御力を下げて感じやすくなる。彼女のキスは男の全身に吸い付くがその度に体中の性感神経がどんどん敏感になり、最後には何かに触れたりしただけで激しい快感が全身をつきぬけ、そよ風が通っただけで身悶えするという。
 
 物事すべての運命を司るので、彼女の意思一つで冒険者の運命も決まってしまう。5分後に射精するという運命をキスメトに”設定”されれば、その設定通りに物事は展開する。そしてきっかり5分後に冒険者は射精してしまう。運命には逆らえず、キスメトの決めた通りになってしまう。彼女には運命の輪を自分の思い通りにする能力があるのだ。
 
 むき出しの性感神経が全身から敏感に飛び出すような状態にさせられて、弱体化した冒険者に極上の肌触りの女神様が迫って来る。それも冒険者の心を犯して完全に魅了させた上での攻撃だ。肉体の外側からも内側(神経)からも、そして精神的な部分(気持ち)からも三重に快感を送り込むので、やはり女神様の力は絶大と言わざるを得ない。しかも彼女は絶対的な運命を弄ぶのだから鬼に金棒、向かう所敵なしとさえ思えるかも知れない。わざわざ挿入せずとも冒険者の精を搾り取る力は十分にある。
 
 これ程の強力な女神様、攻略は不可能に思われるかも知れない。どんなにこちらが強くても弱体化され、抵抗する気力も奪われ、しかも運命が予め決められてしまっているのだから。キスと抱擁で男を射精に導く無敵の相手にどう立ち向かえばよいだろうか。もちろん最低限でもかなり高いレベルが要求されるが、それ以上の機知が必要だ。
 
 敵は運命を操作する。決まってしまった運命を変える事はできない。丁度ハズレの宝くじを買っていればそのくじが外れるしかないのと同じだ。ハズレの番号をいくら念を入れても魔法をかけても当たりにする事はできない。当たり番号はキスメトが決める。数字の操作はできないのである。射精が決まっていればその運命通りに射精するしかない。
 
 しかし運命に対して”解釈”を持ち出す事はできる。運命や未来を操作する強力な敵はキスメト以外にもいるが、頭を使って運命を自分に都合よく解釈し、必然的な未来を少しでも有利に運ぶ機知こそ、この手の敵の対処法である。未来に起こる結果を変える事ができない、これが運命なるものの中身なのだが、その『結果』というものは一つであるように見えて実はミラーボールのようなものなのだ。
 
 たとえばにっくき敵の眉間が銃で打ち抜かれる事が運命だとされて、その運命通り変えられない(勝利は明らか)としても、その眉間は「写真」の眉間かも知れない。そしてその写真を眺めていた自分自身に流れ弾が当たるという事も考えられる。「運命は絶っ!!…対!ひゃくパーセント」だとしても、その結果の本当の”中身”にはまだ多様性がある。そこを突けば例えキスメトの運命操作があっても恐れる事はない。
 
 「お前は5分後に射精する」と宣告されたら、キスメトを倒してから5分後と解釈して果敢に戦おう。たしかにそれで「5分後に射精する」が、それが即座に負けという事でもないのだから。尚キスメトさまは女神様なので軽々しく前言撤回できない。彼女は言葉によって運命を決定するので、解釈と機知で乗り切ろう。もちろんひたすら攻防を続け正攻法で倒すしかない。
 
 このように「結果」について決定していてもその中にさまざまな可能性があり、その中で自分に一番有利なものを選ぶように戦術を変えればキスメトにも勝てる。それでもキスメトはかなり手強い敵といえるだろう。相当のレベルと頭脳、そして”運”がなければ彼女の運命に翻弄されてしまう。
 
 では真に確定的な結果、たった一つのゆるぎない未来、本当の運命はどのように決定するのか。それは人生でもセックスバトルRPGでも同じだ。「自分自身で切り開く」しかないのである。
 


ギフト【ぎふと】

  種 族:人間
  レベル:E
  得意技:自分をプレゼント!/思春期


 全身を薄いリボンで包み、おおきな箱に入って冒険者を待ち構える女の子。リボン以外何も身に付けていないので登場時から既にあられもない格好だ。乳首もアソコもほとんど隠せてはいない。それもその筈、彼女のリボンは服と言うより只の装飾に過ぎず、冒険者の前に立ち裸るとするりと解いてしまう。そして「プレゼントは私っ!私を食べてー♪」なぁんて迫って来る、ちょっとアタマの緩い娘である。
 
 大きな箱があったら要注意だ。二つの小さな穴から絶えず外を伺い、冒険者が通りかかるとバ〜ンと箱から飛び出して「私の体をプレゼントオォォ!」って襲って来る。まぁそんな怪しげな箱があったらすぐにバレるのだが。
 
 自分をプレゼントして好きなように食べてって迫って来る以外は、特に何の変哲もない、普通の美少女だ。Bカップ。只少しばかりアソコの具合がよく、名器程ではないがよく締まる。若さも溢れている。基本的にまな板の上の鯉状態だが、手負いの冒険者や超初心者、連続して大人数のギフトを相手にする場合などは、相次ぐプレゼント攻撃でマグロ相手に腰を振りながら自滅してしまう可能性がある。もっとも慣れてしまえばどうって事ない敵だ。
 
 ただしギフトは箱の中に潜んでいるだけではなく、サンタクライムと行動を共にする事も結構ある。サンタクライムのプレゼントの一つが、このギフトちゃんなのだ。そういう場合は、いわば「仲間を呼ぶ」効果に相当し、4次元ポケットのようなプレゼント袋から無尽蔵にギフトがあらわれる事になる。特に思春期属性な冒険者はこの複合攻撃には苦労させられるだろう。
 
 単独、またはギフトだけの場合は初級の冒険者でも倒せるが、ギフトがサンタクライムの供である場合はもう少し戦略が必要。倒しても倒してもプレゼント袋からギフトが”補充”されるので、ザコを相手にせず本体を倒してしまおう。補充されなければ残りはサクサク倒せる。
 


キャンペーンガール【きゃんぺえんがある】


レースクイーン
 


宮廷蜂蜜【きゅうてぃはにい】

  種 族:サイボーグ
  レベル:D
  得意技:蜂蜜閃光/おっぱい星人、お尻、イメクラ、美声(ふじこだから)


 どこかの天才科学者が精魂を込めて作り上げたアンドロイド。抜群のプロポーションを持つ。もちろん尻は小さい。戦う正義のヒロインである。人間の数倍の戦闘能力を持ち、変身能力もある。なんでも、空気から色々な物質が作れる機能が搭載されているらしく、それを悪の組織に狙われたこともあるのだそう。

 宮廷蜂蜜はサイボーグであるため、通常の人間よりも強力だ。少し進んだステージで初級冒険者を悩ませるだろう。その攻撃力はおよそ4倍というから、女体の感触に慣れていない冒険者では瞬時に高められてしまうであろう。

 彼女は身のこなしも軽やかで、冒険者が主導権を握るのが難しい。逃げようとしてもものすごいスピードで走れるのですぐ追いつかれてしまう。スピード手コキや4倍の締めつけ攻撃などで、サイボーグの恐ろしさを思い知らされることになるだろう。

 彼女の持ち技の蜂蜜閃光には、彼女を強化する力がある。ちなみにこの技をくり出すときに必ず全裸になる。さまざまな変身で色々エッチな服装になって冒険者を悩殺するのもお手の物だ。

 まぁSBRPGではイロモノなので、宮廷蜂蜜に敗北することはめったにないだろうけど、それでも相手は強化サイボーグ、油断は禁物で、戦闘能力の面では全身が武器であって、冒険者にはいつでも悶絶の危機がある。いわゆる”痛恨の一撃”の確率が高いことも忘れてはならないだろう。

 ただし、このアンドロイドを作った科学者が「心を持ったアンドロイドは人間と同じ肉体であるべき」とか考えたため、肉体そのものは普通の女の子と変わりない。つまり攻撃力については数倍の実力があっても、防御の面では普通の人間の女性と変わらないというわけだ。したがってある程度のレベルがあれば難なく勝てるだろう。SBRPGの世界では変身能力はあまり役に立たないし。コスプレ好きでもなければ。

 とりあえず田代はちゃんと亡命汁。
 


キューピット【きゅうぴっと】

  種 族:神族
  レベル:C
  得意技:魅了の矢、催淫の矢、大人化/ロリ、処女、集団


 愛の男性神エロスから遣わされた、恋を取り持つ天使。小さな翼で飛び、小さな矢を携えていて、服は着ていない。小さい存在なのにやけに肉感的なのはやはりエロティックなパワーを秘めているからなのだろう。キューピットは性の衝動を呼び覚ます能力も持っているのだ。キューピットの矢を射られた者同士で恋に落ち、結ばれる運命になると言う。ただしキューピットにもドジな娘がいて、矢が外れてとんでもない事になったりする場合もあるらしい。そうなると収拾付かない。
 
 キューピットは男女共にあり、神話では男の子として描かれる事が多いが、セックスバトルRPGに徴用されるキューピットは全員年端も行かぬ女の子だ。その為ロリ属性な冒険者にはたまらない愛欲の天使に映るだろう。
 
 キューピットは弓矢を放つ。矢には二種類あり、魅了の矢と催淫の矢を状況に応じて使い分ける。ただしその腕前は千差万別で、上手な子もいる事はいるが、大抵はヘタクソだ。それにドジが加わるととんでもない方向に矢が飛んで行ってしまう。恋を取り持つのは「魅了の矢」であるが、外れるととんでもない二人と結び付けてしまう。また恋を取り持とうとして間違えてもう一つの「催淫の矢」を使ってしまう事もある。こっちはオクテな二人に一線を越えさせ愛欲を促す効果がある。
 
 とかく失敗も多いキューピットだが、戦闘ともなるとナカナカ脅威である。その幼い体つきに似合わず神族だからそれなりの実力がある。神族の強みはテクニック云々よりもその肉体武器そのものが高度である点だ。ロリ属性なら尚更だが、そうでなくても汚れのないキメの細かい肌触り、つるぺただけど肉厚で絡み付いて来るずん胴の肉、イチモツをこれでもかとこねくり回す甘美な膣が冒険者を翻弄する。攻撃力防御力共に高めで、並の冒険者程度では相当苦戦するだろう。複数相手だとお手上げになる。
 
 キューピットは冒険者を見つけるとまず「魅了の矢」を放ち、冒険者を虜にしようとする。が、その矢は当たらない事が多い。当たってしまうと精神的にかなり弱体化する。キューピットに恋仲を取り持って貰ったらその愛は永遠となると言われる程、魅了の矢の効果は絶大だ。そうなると好きな相手に打ち勝つのは相当苦労させられる事になる。
 
 また、接近戦でキューピットは催淫の矢を突き刺して来る。これは魅了の矢程強力ではないが確実に冒険者の肉体が弱体化する。長期戦になれば催淫の矢に当てられる機会も増えるので注意が必要。
 
 そしてキューピットは単独行動も多いが数人で行動する事も多く、強力な神族の従者として一度に襲って来る事もある。補助の役割を担う者としてもキューピットは侮れない相手だ。
 
 彼女達はまれに大人の姿になる事がある。コンパクトミラーを持っているキューピットは鏡を開いてテクマク(ryと呪文を唱えると少女の精神のまま大人になってしまう。ロリ属性でなければキューピットは恐れるに足りないが、そう言う冒険者対策として大人化の魔法能力が加わったと考えられる。ちなみに変身を解く時はラミパスラミパス(ry
 
 少女キューピットも大人キューピットもそれ程能力は変わらないが、外見が変わる事で冒険者の好みに合わせる事もでき、特に複数相手の時に姉妹どんぶりの様相を呈するので相乗効果を発揮できる。
 
 キューピット対策は何より神秘の弓矢攻撃に気を付ける事だ。が、当たる確率も小さいので避けようと思えば避けられるだろう。後は正攻法でどんどん精力を削って倒してしまおう。神族の中でも従者レベルなので、ある程度の強さを持つ冒険者なら苦もなく倒せる相手だ。
 


清姫【きよひめ】

  種 族:妖怪
  レベル:D
  得意技:媚態、魔法無効化、変身、変身後はフェラとパイズリに妖性を得る/ロリ、おっぱい星人、フェラ


 昔、安珍という僧侶がいた。かれは紀州に修行に来ると必ず真砂家に宿を取っていた。その家に清姫という器量のよい娘がいて、安珍に一目ぼれした清姫は夜這いをかけたりしてこの若き修行者を誘惑する。で、妻にして奥州に連れて帰ろうと安珍がしかたなく言うと、清姫はそれを真に受け、早く連れて行けとしつこくつきまとった。安珍は帰りに連れて帰るからとなだめてひっそり家を出る。

 騙されたことに気づいた清姫は、怒って安珍のあとを追う。安珍は呪文で清姫を止めようとするが、彼女の怨念は呪文を弾き返し、それどころかその肢体を変化させて蛇となり、逃げる安珍を執拗に追いかける。安珍は道成寺の釣鐘の中に隠れて清姫の目を逃れようとしたが、清姫は釣鐘に巻きつき、釣鐘もろとも安珍を焼き殺してしまったという。

 それからというもの、妖怪と化した清姫は男を見つけてはつきまとい、冷たくされると下半身を蛇に変えて追いかけて捕まえては、死ぬまで精を吸い取ったという。こんな情念妖怪がSBRPGに登場しないはずはない。

 元祖女ストーカーである清姫は、冒険者を見つけるとしつこくつきまとい始める。その姿は昔風の村娘の着物であり、男を見つけるや帯を解いて半裸となって、冒険者にしがみついてくる。幼い感じの娘っ子に言い寄られて、つい気を許してしまうとその場で襲われちゃう♪

 が、これに抵抗しても逃げても、清姫はずっと追いかけてきて冒険者の手を握り、体を摺り寄せてくるのである。そこで冒険者があくまで抵抗しようとしたり逃げようとしたり、はたまたウザイのでとっととSBで倒してしまおうなどと考えると、その邪険な態度を察知した清姫は変身する。

 足部分を蛇に変え、舌の長さは三倍になる。おっぱいの大きさも特盛になり、さっきまでの小娘の風貌は消えうせる。若い女の子のもち肌がさらに吸い付くような魅力を増し、その上半身が冒険者を存分に責めまくる。

 膨れ上がった乳房は冒険者のイチモツを完全に飲み込んでやわらかい攻撃をお見舞いする。しつこく男の下半身に張り付いては執拗にこすりあげるので、精力はどんどん激減する。そして冒険者の腰周りを長い舌で責めまくり、気持ちいいところを的確に満遍なくナメ回してくれる。先っぽを包み込む細長い舌に締め付けられて身震いすることもしばしばである。しまいには、そんな体でパイズリされれば、吸い付く乳房のすばやい動きにあっという間に高められ、また長い舌が棒全体に絡みついて尿道までかき回されて昇天まちがいなしである。

 彼女は美少女の姿に戻ったり蛇に変身したりして、純朴小娘と人外蛇女の両方の魅力で冒険者を追いつめる。本来の姿では挿入攻撃が、変身後は上半身での攻撃がメインとなり、女体のいいところを丸ごと味わえるとあって、最後には冒険者が挿入体勢で清姫の足をさすりながら、彼女の”本懐”を遂げてしまうことになる。レベルの低い冒険者の多くが、この妖怪に精子をぶちまけたのである。

 また、清姫は密教修験道のありとあらゆる呪文を無効化する能力を持っている。もちろん西洋流の魔法も通用しない。魔法攻撃は清姫を激昂させ、その攻撃を激しいものにするだけ(安珍は使いすぎたので炎に巻かれた)なので避けたほうがいいだろう。

 蛇体の清姫は、怨念によって男を責めることだけに特化するため、この体を責めてもほとんどダメージにはならない。逆に妖性を得た上半身をさすろうものなら手に吸い付く柔肌の感触にダメージを受けてしまうだろう。蛇体変身後はひたすら防御に徹し、回復に努めて精力を温存させておこう。そして本来の清姫の姿になったときに一気に反撃する作戦が有効である。この姿なら、魔法無効化能力以外は普通の小娘であるから、大きなダメージを与えることができるわけである。


キョンシー【きょんしい】 nm

  種 族:魔族
  レベル:C〜B
  得意技:バック、パイズリ、アクロバット、子供に戻る魔法/ショタ、おっぱい星人


 正確には「僵尸」【きょうし】。死んだ後も動き回るアンデッドで、腐敗もせず生きた人間とほとんど変わらないと言う。ただし血が通っていないので顔色も体の色も非常に悪く、酷い場合には真っ青な体になっている。こうなるとキョンシーは一目みて分かる。活動時期は夜だけと限られているが、そのパワーはすさまじく、普通の人間に太刀打ちできる相手ではない。またキョンシーは時間が経つとさらにパワーを蓄積し、空を飛べるようにもなると言う。
 
 死後硬直のすぐは関節もうまく動かないで直立で跳ねるだけだが、慣れて来れば普通に動ける。キョンシーが動く目的は生前の生まれ故郷に帰る事らしいが、冒険者の元に送り込まれるキョンシー達の目的はどうやら故郷なんてどうでもいいみたいだ。男の精気を奪い去ってパワーアップを促進しようというキョンシー達が、死体なのにセクシーに襲い掛かって来るのだ。
 
 セックスバトルRPGに登場するアンデッドモンスターはほぼ例外なく男の精液を吸い取る事で強化し、またそれをエネルギー源にする。つまり彼女達が生きて行く為また強化する為にセックスが欠かせないという訳で、バンパイアにとってと同様キョンシーにとってもセックス=食事という訳である。その為エッチの能力はずば抜けている。
 
 中国産バンパイアとも言われるキョンシーだが、体術はバンパイア以上だ。見事で隙のない合理的な動きはまさにカンフーのようであり、その動きであっという間に冒険者を組み伏せてしまう。バンパイアと同じく人間には出せない強い力を持っており、力ずくではまず叶わない相手だ。
 
 キョンシーはアンデッドには珍しく成長型のモンスターだ。キョンシーになりたての娘は体の動きもぎこちなく、胸も小さい(生前の)ままだ。しかしバンパイア並の力は備わっているしある程度の魔力もある。成長する前に葬り去ってしまう方がよいので、額に札を貼り、タイコで誘導して移動させるのが一番のようだ。しかし誘導に失敗するとキョンシーは男の精を吸ってあっという間に成長してしまう。
 
 スケベな男の前で裸になれば、相手がアンデッドでも欲情してしまう。腐敗も何もないのだし、ぴょんぴょん跳ねながら迫って来るとつい精液を提供してしまう。キョンシー複数を一晩で相手にして自分も男キョンシーになってしまう例が後を絶たない。また逃げる男あればその圧倒的なパワーで組み伏せて精を奪う事もできる。その内力がついて来ると飛び跳ねなくても普通に動けるようになり、吸精もたやすくなる。
 
 キョンシーは成長するとまず胸が膨らむ。子供キョンシーも大人キョンシーも、吸精の遍歴として胸が大きくなる。爆乳キョンシーは相当の精を吸って来ただけあって超強力。そしてその豊かな乳房を駆使してさらに大量の精を吸い取るのである。つまりキョンシーは貧乳からスタートしてもパワーアップすればする程巨乳になるのであり、パイズリの技術も向上する。おっぱい星人には嬉しいモンスターかも知れないが。
 
 またキョンシーは力技が得意で、男をバックで突き上げ、そのまま持ち上げてしまう。グリグリ腰を動かして最後の一滴まで搾り取るまで決して離してくれない。パイズリの極上テクニックに加えてキョンシーのアソコは強烈に蠕動し、次から次へと精を搾り取ろうと蠢き続ける。うっかりハメてしまうとそのままキョンシーにさせられてしまうのは当然である。
 
 また強力になれば魔力も増大し、ある程度の魔法も使えるようになる。空を飛ぶのもその一環だ。ただし西洋のバンパイアの方が総合的には魔力が強いようだ。体術で負ける分西洋型は魔法能力に長けていると言えるだろう。しかし中国産はそのしなやかな動きと体位で男を翻弄し、西洋型には出せないアクロバットな快感攻撃で精を搾り取ってしまう。
 
 冒険者の前に登場するのは初期型キョンシーだけでなく、強力になってしまった超巨乳キョンシーまでさまざまだ。初期型なら息を止めるだけで気付かれずやり過ごせるが(目が見えないから)、爆乳になってしまっては視力も戻り望遠鏡並みになっているので通用しない。戦って倒す以外に道はない。
 
 初期型キョンシーはパイズリ能力がさほど発達しておらず、動きも死後硬直によってぎこちないまま。なので蠕動するアソコの感触にさえ耐性ができれば倒せる相手だ。まるで食事のようにモゴモゴと奥に溜まった精液を吸い出そうとするので、バックの体勢で漏らしてしまわないように注意したい。
 
 巨乳型はかなり強力だ。膣の蠢きは初期型と変わらないが、それをカバーして余りある巨乳攻撃と、複雑な体位と微妙なしなやかな動きが冒険者を翻弄する。初期型と違って力技に小刻みな動きと的確なうねりが加わっている。さらに空中ファックもこなし、極めつけは「子供に戻る魔法」を使って来る事だ。
 
 精子を絞りやすい体に冒険者を魔法で変えてしまう事で、より効率的に吸精しようという魂胆で、強力なキョンシーは冒険者を未熟なコドモにしてしまう。するとオンナのオの字も知らない男の子が百戦錬磨の化け物に襲われる格好になる。巨乳やバックの体勢や空中アクロバットで翻弄し、昇り棒に足を絡めるだけで呻くような男の子が最後の一滴まですべてを抜き取られてしまう。快感にまったく耐性のない冒険者が一瞬にして果ててしまう状況だ。
 
 初期型キョンシーなら、ある程度のレベルの冒険者でも倒せる。強い締め付けと蠕動を耐え抜き、ひたすらバックと胸愛撫で応戦し続ければよい。複数相手でも相手にはこちらの姿が見えないのだから作戦次第でサクサク全滅させられるであろう。
 
 成長してしまったキョンシーは厄介な相手だ。特に現在確認されている最強のキョンシーは「おてんてん」とか「おてぃんてぃん」とかいう名前だそうだ。キョンシーの首領にまでなった彼女はなんと子供!巨乳化する体がイヤで乳房の大きさを自在に変える魔力を身に付けているらしい。ここまで来るとアンデッドステージのボスを務めてもおかしくない強力な敵である。『とらわれペンギン』でもキョンシーは2階に登場する強敵だ。
 
 そんな高レベルのキョンシーを倒すには、こちらも相当の覚悟と実力が要求されるだろう。例え子供に戻る魔法でショタ属性がくすぐられても、その体のまま爆乳キョンシーを倒せる位の経験と自信がないのなら、迂闊に手を出さない方がよい。アンデッドにだけ効果がある聖アイテム等々、準備を万全にして臨むべし。
 


キラーマシーン【きらあましいん】

  種 族:メカ
  レベル:C
  得意技:連続攻撃、催淫の矢、複合攻撃/思春期、足フェチ、おもちゃ、密着


 四本足の対男性用殺人兵器。ロボットは元々男性の欲望を満たす為に商業用に開発されたシロモノだが、キラーマシーンはもっぱら魔の者が男を射精させる為だけに作った文字通り兵器であり、メカでありながらロボとは別系統に開発されたものである。
 
 女体には高分子システムが採用され女の肌を超えたやわらかさとぬくもり、スベスベ質感を実現。本物の女性やシリコンを越えた心地よい肌触りを備えている。もちろん顔立ちも表情もカワイイ女の子仕様だ。赤い眼光以外は人間のおにゃのこと大差がない点も冒険者の萌えポイントをくすぐる。特に思春期属性をゾクゾクさせる男好きする体型なので注意。
 
 彼女の頭上には赤外線サーチライト完備の赤丸アイが装着されており、360度遠くまで見渡せる。どこに隠れていても数キロ離れていてもキラーマシーンは正確に冒険者の所に超スピードでやって来るのだ。いつでも脱げる甲冑は鉄製の触手が内蔵されており、冒険者を捕らえる事ができる。その上伸縮も可能で、冒険者を取り込んだまま拘束してその肌に密着させる機能まで付いている。腰部分も着脱可能なブルマを穿いており、ブルマの下には毛の生えていない秘部が控えている。もちろんナマ足だ。
 
 キラーマシーンは4本の足で冒険者の足に絡み付いてふとももの肌をこすり付け、一連のスマタ技で悦ばせて来る。が、こんなのは彼女の初歩的な攻撃に過ぎない。足の裏にはジェットが付いていて飛ぶ事ができ、逃げる冒険者をどこまでも追いかけて来る。まさに殺人兵器にふさわしい徹底振りだ。
 
 彼女の左手には連射可能な矢がついており、矢からは催淫毒が流し込まれるようになっている。キラーマシーンは頻繁にこの特殊な催淫剤を流し込んで冒険者をどんどん弱体化させ、感じやすい体にしてしまう。長期戦は不利だが、メカの中では強力な方なので苦戦を強いられ、慣れない内はどうしても長期戦になってしまうだろう。
 
 彼女の右手はバイブ機能付きのしなやかな手がある。只の手ではなく、分子構造を変化させる事で筒になったり乳房になったり長く舌のように伸びたりできる。これによってスマタ攻撃+お尻攻撃の連携や催淫剤+オナホール攻撃等の複合技が可能だ。キラーマシーンは元々複数の男性を一度に瞬殺するよう設計されており、そのすべての機能を駆使して冒険者一人に襲い掛かるのである。単体だけでなく複数登場する事もあり厄介な相手だ。
 
 キラーマシーンの最大の武器は、やはりその秘部であろう。彼女のアソコは二つある。その器官は魔族の手で作られた”作り物”ではあるが、その威力は人知を超えた威力を誇っている。しごき、締め付け、バイブ、蠕動は当たり前、執拗にイチモツの感じる所を満遍なくこねくり回し揉みしだき、内蔵された突起が纏わり付いて根元から尿道までしつこくしつこく責めまくるよう設計されている。また一度ハメ込むと弁のように入り口が変化し、イキそうになって逃げようとしても抜けなくなる。キラーマシーンが計算ずくの上で自ら抜くか冒険者が抜かれるまではそのままの体勢だ。
 
 そんな秘部が二つ付いている。四本足と言う事で、前後に腰が二つある訳だ。後ろ側の胴体が伸ばせるので、キラーマシーン一体でクンニ+挿入騎乗攻撃ができる。もちろん催淫剤の粘液がひっきりなしに滴り続け、冒険者の射精を誘うのである。この体液が催淫の矢となってひっきりなしに発射されている訳だ。
 
 左手の催淫の矢や、右手のねっとりしたシゴキやオナホール攻撃、頭部の内頬フェラ攻撃やディープスロート、四本足を駆使した足こすりやスマタ攻撃、これらの補助的な攻撃だけでも相当強力なのに、これに加えて本番挿入の脅威が冒険者に迫って来る。トドメは大抵この魔性の擬似性器なのだが、騎乗位タイプと立位タイプのパターンが多い。
 
 仰向けの冒険者に跨ったキラーマシーンは、体を回転させながら前の腰後ろの腰交代で代わる代わる挿入するか(微妙に前後で感触が違うようにできていて新鮮さを誘う)、騎乗+クンニでトドメを刺す。冒険者を押し倒せない場合は、上半身の甲冑を開いて冒険者を抱き寄せ、甲冑の中に取り込んでしまう。すると冒険者は膨張した鎧の中に閉じ込められ、上半身をぬる付いたキラーマシーンの貧乳に密着させられる。甲冑が冒険者を拘束して捕らえてしまうともう逃げられない。女体上半身が蠢いてダメージを与えながら巧みにイチモツを魔性の筒に飲み込んでしまう。密着属性の冒険者の多くがキラーマシーンと抱き合ったまま彼女のほお擦りに脱力して冒険を終わらせて来たのである。
 
 巧みに補助攻撃を加えながら挿入で男達を昇天させるキラーマシーンは、直接魔の者の命で動くので相当レベルの高いステージに登場する。セックステクニックだけでなくその素早い動きや移動が買われ、そんじょそこらのロボットよりも役に立つと重宝されている。魔族の便利機械のようなものだ。攻撃力も防御力も高く、精力もソコソコにあり、なによりスピードがずば抜けているので、キラーマシーンは上級ステージに足を踏み込んだばかりの冒険者たちを悩ませる脅威のメカなのである。
 
 それだけの素早さの故に一度に二回攻撃する「連続攻撃」を度々繰り出す。しつこさと執拗さを全面に押し出した絶妙なテクニックが2ターン分持続する為、精力の維持が困難だ。ちゃんと先を見越して余裕のある回復維持をして置かないとあっさり勝負が決まってしまう事になるだろう。
 
 総合的に強い敵と言えるキラーマシーン、これといった弱点もないので、ひたすら責めてイかせて倒すしか道はない。魔性のメカの攻撃に耐え抜き、かつ鉄壁の防御を打ち破って敵精力を削る。シンプルだが王道のない相手と心得るべし。それに、そんなキラーマシーンでも上級ステージ内では弱い方であり、キラーマシーン軍団をサクサク打ち破れるようでなければ、奥に控えている伝説の魔物にはまったく太刀打ちできないだろう。果敢に立ち向かって自分を磨くしかない。
 


キルケー【きるけえ】

  種 族:超人
  レベル:C
  得意技:誘惑、魅了、ペット化/しっとり癒し


 アイアイエーという幻の島に住む魔女。彼女は島に訪れた男達を誘惑し、魅了された男達は彼女の魔法でペットにされ、死ぬまで可愛がられたとか。その昔冒険者オデュッセウスの部下達を虜にしてみんな動物のようにしてしまったが、首領オデュッセウスだけは誘惑を撥ね退けて逆に彼女の方をペットにした。キルケーなしには彼の成功はなかったと言われる。
 
 キルケーの魅力はすさまじく一目見て抗える男は数少ない。キルケーの方も一目惚れし易いので「本気で好かれた」男達は彼女の魅了には逆らえないのである。そして彼女の魔法にかけられた男は動物のように見境なく交わる。魅了された上理性のタガがなくなるのだから快感と堕落の中で男達はキルケーの従順なペットになってしまう。
 
 あられもない服装、まぶしい肌、醸し出される妖しい色気、しなやかな物腰、すべてが男を魅了に誘う。モテる術を心得ており、また魔力によって自分の魅力を倍増させているので、キルケーに出くわした冒険者の多くが彼女に一目惚れしてしまうのだ。惚れてしまえば冒険者は弱体化させられてしまう。それだけの魔性の魅力がキルケーにはある。ちょっとしたレベルの冒険者辺りには脅威である。
 
 何より彼女をして魔女たらしめているのが、「ペット化」の魔法である。男をたぶらかして動物にしてしまう話は古今東西によくあるらしいが、キルケーもその一人である。といってもこういったステージの場合はそのまま文字通り動物にしてしまうというより、動物の本能を目覚めさせ、理性を失わせる事によってまんまとキルケーのペットにするという意味合いの方が強い。
 
 つまり分別や道徳観、そして異質なものへの許容といった”人間らしさ”が奪われ、只発情しただけのオスにしてしまうと言う事だ。それ程の魔性の魅力で我を忘れてしまった冒険者はまさに動物のように生殖行為ばかり考え、キルケーの誘うがままに精を提供してしまうだろう。
 
 特にこういった人間らしさが希薄で、欲望に忠実な了見の狭い現代人ばかりが増えた状況下では、キルケーの存在は”駄目押し”のペット化魔法と言えるだろう。かれらは元々動物的なので、あっさりと理性も分別も忘れ去ってしまう。むしろペット化しているのに素行が大して変わらないなんて冒険者までいるのかも知れない。
 
 ペット化の魔法はキルケーに魅了されれば間違いなく掛かる。というよりは、人間らしさを失っている中で只欲望だけの存在にするなどたやすく、ほんの一押し、それも惚れた相手が背中をそっと押すだけで、この魔法は完成してしまう。そしてペット化してしまえば射精を抑えようなどと言う本能などないのだから、そのまま間違いなく射精し果てる訳である。ペット化してしまったらもはや射精したも同然と考えるべし。
 
 もちろん魅力的なご主人様にかわいがられながら精を放ち、動物としての至福の一時を過ごすのも悪くはないのかも知れない。しかしステージをクリアして目的を達成すると言う、ヒトとしての崇高な理性を保っていれば、キルケーに翻弄される事もなく、また彼女のペットに進んでなろうとはしないであろう。オデュッセウスの場合は首領としての意地と旅の完成という崇高な目的があった為に、キルケーの誘惑に屈しなかった。従者達が揃って人間である事を”みずから”捨てたのに、彼はそれを捨てなかったのである。
 
 これがまたキルケー対策でもある。彼女の魅力的な姿や誘惑に屈せず、先へ進むのだという人間としての強い意志を持つ事、これによってのみ、冒険者はキルケーを跳ね除ける事ができる。彼女の誘惑に打ち勝つ事ができれば、そこからはほとんど苦もなくキルケーを倒す事ができるであろう。キルケーは、自分の魅力に心を奪われてしまう男をペットのように低く見る。これに対して自分の誘惑に靡かない男を男らしい男と感じ、心底惚れてしまうのだ。つまり誘惑に失敗すれば今度はキルケーの方が魅了されてしまう訳だ。オデュッセウスはそうやってキルケーの協力を得た。
 
 キルケーはまた博識でもある。もし彼女を惚れさせる事ができ、その結果瞬殺できたとしたら、冒険がずっとたやすくなるだろう。先のステージの特徴や気をつけるべき事、また隠された宝のありか等についてアドバイスしてくれるだろう。強い意志に適切な助言があれば冒険者にとっては鬼に金棒と言える。
 


キングスライム【きんぐすらいむ】

  種 族:魔法媒体
  レベル:B
  得意技:どこでも挿入、体内に取り込む、変身/全属性対応

 ステージも先に進み、相当にレベルが上がったところに、ザコ中のザコ、スライムの集団に出くわした場合、冒険者は警戒しなければならない。

 なぜならその魔法媒体どもは、ただのザコではなく、より強固な意志を持った戦闘マシーンに他ならないからだ。

 冒険者を見つけると、スライムどもはいきなり寄り集まり、合体してしまう。そうして、スライムなどとは天と地ほどの差がある巨大なモンスター、キングスライムに変身するのである。

 もともと、スライムだって初心冒険者では全く歯が立たない強敵である。しかし、熟練冒険者であれば、スライムなど魔法で一発だ。だが、そのスライムが寄り集まって形成されたキングスライムは、この熟練冒険者を圧倒するパワーを持つ。すでにスライムとは別物と考えなければならないだろう。

 そもそもこのスライムはふつうのスライムではなく、成長しすぎたために分裂した「部品」なのであり、はじめから強力な魔力を秘めている。これを十分に発揮するために、冒険者の前で再び合体するのである。

 キングスライムは、体長が5〜7メートルの巨大な球体であり、そこに飾り程度の女の顔と乳房がついている。それはもはや、美しい女体のフォルムにとらわれず、もっぱら機械的に男の精を搾り取ることに特化した搾精マシーンとなっている。

 スライム特有の、どの部分でも挿入できる特徴は備えている。すべてが名器である。レベルの高い冒険者でも耐えきるのは難しい蠕動と振動、そして激しいしごきを奏でることができる。

 だがそれでも、スライム慣れをしている冒険者なら、そのセクシーさを欠いた無機質でグロテスクな外見も手伝って、ものともせずにはねのけることはできる。問題はその先だ。

 キングスライムは突然、冒険者にのしかかり、彼の頭部を残して、首から下をすべて体内に取り込むことができる。しかも巨大なため、もがいても脱出不可能となる。他の種類のスライムも、体内取り込みの技を使うことができるが、キングスライムのそれは遙かにレベルが違うのである。

 力でもがくこともできず、ゲル状のプールの中で手足をバタつかせるばかりで脱出できない。たいていの魔法は跳ね返してしまうし、電気系統の技もわずかしか効かない。仲間に助けてもらおうとすればそいつまで取り込まれて餌食になる。勇者クラスの冒険者でさえ、脱出は困難を極めるのである。

 体内に取り込まれた冒険者は、体表のすべてを女性器に包まれたような圧迫感を覚える。服や鎧で防御していてもスライムはわずかな隙間から進入してくるので無駄だ。さらにそうした邪魔なものはあっという間に溶かされてしまう。全裸で、しかも体表の毛まで溶かされ、スライム成分が皮膚からじわじわ進入してくる。

 ただのスライムとは比べものにならないほど、魔力が内在されているスライムだ。特別に性感の魔法などを駆使する必要が全くない。触れるだけでそれを遙かにしのぐ効果をもたらすことができるのだ。

 皮膚から毛穴からアナルから、じわりとスライムが進入し、神経を伝って、いくつもの効果を及ぼすことが自動的に行われる。

 まずは神経を過敏にさせ、全身の性感神経がむき出しになり、わずかな刺激で激しく感じる体になってしまう。防御が全く役に立たなくなる。

 性欲も増強され、しばらく抜いていないのと同じ、射精しやすい体に改造されてしまう。

 そして、無機質な球体であるキングスライムの魅力を脳にたたき込まれ、心底惚れ込んでしまうよう、し向けることができる。

 おまけに脳への進入から、思考を読みとり、冒険者の属性を割り出すこともできてしまう。考えていることが筒抜けになるため、先回りも可能だ。

 大勢の裸の女が幻覚として現れ、視覚的な刺激もばっちり完備している。

 それらのことが、1ターンも使わずに、すべて同時に行われてしまうのである。冒険者は、徹底的に弱体化され、体内まで丸裸にされた状態のまま、キングスライムと闘わなければならなくなる。

 冒険者の属性は筒抜けなので、たとえばロリ属性なら子供の裸が幻覚として現れるし、おねいさん好きなら妖艶な女性が大勢現れることになる。おっぱい星人であれば、冒険者を包み込むスライム形状はすべて乳房型に変化し、彼は全身を大きなオッパイの集団に包み込まれて天国を味わうことになる。

 足フェチであれば全身に太股がまとわりつくし、手が大好きならしなやかな指や手のひらや甲が全身にはりつくのと同じ感触となる。感触だけでなく幻覚によって実際の女手やおっぱいなどが自分をかわいがっている錯覚に陥ることにもなる。

 弱体化したところへ一気に大好きなパーツや女体が襲いかかるのだから、冒険者たちはあっという間に、強烈な刺激にさらされて、キングスライムの餌食となってしまうだろう。

 さらにイチモツには、オソソと女手と内股と乳房の感触を同時に味わわされ、アヌスまでかき混ぜられ、全身ありとあらゆる性感神経を同時に刺激されることになるのだ。脱出できないスライムの中で、多くの勇者たちが志し半ばで散っていった。

 キングスライムに取り込まれた状態で勝つのは難しい。やはり何らかの方法で、スライムから脱出できなければ、まず勝ち目はないだろう。電気系統の魔法はわずかだが有効なので、これを駆使して隙をついて脱出するか、スタンガンなど電気系のアイテムを溶かされる前に使用して脱出する他はない。

 脱出できても、再び近づけば取り込まれてしまう。プレジャーサンダーなどの電気系の魔法で、少しずつ敵精力を削っていこう。

 ある程度ダメージを与えたら、キングライムは突然変身する。すでに冒険者の弱点や好みを知り尽くしたキングスライムは、その冒険者のタイプである女性の姿へと変身するのだ。自分好みにぴったりの姿となり、魅了効果もばっちりだ。

 ロリ属性なら好みの年齢の幼女に変身し、姉属性ならきれいどころのお姉ちゃんの姿になる。顔立ち、背の高さ、胸の大きさなど、すべてを冒険者の好みに変幻自在にカスタマイズ可能だ。妻や恋人などとそっくり同じにすることもできる。もちろん、性格や物腰など、冒険者にとって最高のコピーにすることができる。

 変身したといっても、人間の女性と同じように弱くなったわけでは決してない。むしろ逆に、スライム成分が凝縮したボディとなっており、その細胞一つ一つに膨大な魔力が詰まっている、触れるだけでの弱体化や魅了、性感ダメージなどは健在である。

 キングスライムの変身体は、魔族顔負けのテクニックを誇る強豪であり、膨大な魔力によって優れた攻防を発揮する。その肢体のどこに触れても、もちろん触れられても、冒険者の触れた部位は魔力によって弱体化されたあげく、じわりと染み込む刺激によって性的なダメージを受ける。抱き合っているだけで冒険者は自動的に射精に至ってしまうことも十分にあり得る。

 そんな肉体によってイチモツが包まれ挟まれしごかれようものなら、たとえ勇者クラスといえどもただでは済まない。どれほど熟練していたとしても大ダメージは避けられないだろう。

 ましてや本番挿入となれば、集中した魔力の餌食になるようなものであり、内壁の細胞すべてがイチモツの性感神経を強烈に余すところなく刺激する。入れているだけで締めも蠕動もしごきもないのに、急激に精力が奪われていく。

 しかも、完璧に冒険者好みの女となるため、あそこの形状や具合も、冒険者の形状や好み(性感ポイント)にしっかり合わせてある。ヒダの数、柔らかさ、位置、締まり具合など、すべてが冒険者の一番感じるようにしつらえてあるのだ。

 先端が感じやすいなら先っぽにヒダが集中し、うねうねと先端を揉みしだくように甘美な刺激を与えてくるし、真ん中のスジが好きならそこを集中攻撃できるような形状となる。彼にとっては最高の名器となるのである。

 その上で、その冒険者が一番好む体位で、絶妙なタイミングで腰がうねり、激しい出し入れしごきが一気に襲いかかることになる。

 おまけに膨大な魔力によってキングスライムの精力は底なしであり、鉄壁の防御力でたいていの攻撃を跳ね返してしまう。魔力の障壁により、性感神経を通る刺激がブロックされ、なかなか先へと通っていかないのだ。

 これらの強烈な攻防を前に、「最高の女」を抱いて射精せずに倒さなければならない。まさにスライムの王にふさわしい強敵である。

 たかがスライムと侮っていると、勇者クラスの冒険者でも大苦戦を強いられてしまうことになる。

 また、この眷属でクイーンスライムというのもあり、こちらはもっと強力だ。魔界の住人にふさわしい女王である。

 キングスライムにこれといった弱点はない。捕らえられたらわずかに通用する電気で脱出を続け、変身体を実力で倒すしかない。これを乗り越えた勇者こそ、魔王を倒す素質があるとみて、努力を重ねるべし。

 なお、キングスライムはアイテムの宝庫でもある。かなりの高確率で、特殊金属の冠を落としてくれる。これを集めて溶かすと、強力なバイブやコンドームを作ることができ、素材として高く売れるのも何かとお得だ。経験値も相当もらえるので、勇者クラスのレベル上げ、資金稼ぎにもってこいの相手である。後込みせず、果敢にチャレンジしたい相手だ。




 

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