催淫沼【さいいんぬま】

  種 族:トラップ
  レベル:E〜D
  得意技:催淫効果/属性なし


 催淫効果のある沼。催淫毒が混ぜられているだけの低級のものや魔力によって強化されたものがある。また、催淫沼は純粋にトラップとして落とし穴のように仕掛けられているものと、淫気に毒する目的でステージのそこかしこに配置されているもの、そして冒険者の弱体化を目的に道筋に仕掛けられているものもある。
 
 純粋にトラップとしての催淫沼は、隠れた場所にセットされ、気付かない冒険者が落ちる。催淫沼に落ちた冒険者はヌルヌルローションと催淫剤の効果で防御力を下げられてしまう。おまけに小さくダメージも受けてしまう。その直後に敵に遭遇したらその戦闘はかなり不利になってしまうので、トラップに嵌らないように注意されたい。が、このタイプのものは初級の罠であり、初心者だけが落ちる。簡単なトラップ探知で見抜ける範囲だ。
 
 淫気を発するタイプは、隠す必要もない(隠してもそれだけの中堅ステージならあっさり見破られる)ので、堂々とあちこちに不気味に湧き出ている。魔力が込められている事がほとんどで、後から後から霧状の淫気がメタンガスのように噴出している。これはステージ全体を淫気に毒する為の物で、基本的に防ぎようがない。淫気に堪えながら戦い続けるか、淫気防止のグッズを手に入れるしかない。
 
 厄介なのは、催淫沼の向こうに渡らなければいけない等、「催淫沼を通らなければ進めない」ようなステージだ。たとえば昇り階段の周りをぐるりと催淫沼が囲んでいて橋もなく、冒険者は深い催淫沼に入って進むしかない場合。ゲーム処理としては”毒沼”扱いだから、エンカウント率も高く、歩く度にダメージを受けながら進まなければならないし、精力と防御力をどんどん押し下げられながらやっと上がった所でプチボスとご対面なんて展開もある。
 
 またステージ全体が催淫沼というイジワルな所もある。道のすべてが催淫沼であり、ダメージを受ける毒沼の中を進み、ローション状のおどろおどろしい液体の中浸かりながら魅力的な敵達と肌を合わせないといけない。こういうステージでは圧倒的に不利になるので、ある程度歩いたらこまめに残り精力を確認し、また戦闘中は防御力が押し下げられているので細心の注意が必要だ。ターンごとに一定のダメージを受けるのも痛い。
 
 催淫沼の中を進むステージでは解毒剤は通用しない。一歩進んだり敵と戦うだけで再び毒されるからだ。だから冒険者はこまめに回復してこの毒ステージを攻略しないといけない訳である。
 


サイバー【さいばあ】

  種 族:サイボーグ
  レベル:B
  得意技:くのいち忍法、AI召喚、サイコアタック、バイブ攻撃/全属性対応


 未来からやって来た超科学忍者。古来より伝わる伝統の忍術と未来の超近代科学を使いこなす。彼女は専門くのいちとしての訓練はもちろんの事、その任務をこなす為に徹底した肉体改造を施し、脳以外のほとんどを作り変えたサイボーグだ。もちろん機械内臓でもあるが、たんなる機械人間ではなくちゃんと血の通った肉体を持っている。
 
 手は汗腺からローションが滲み出るようになっており、手のひらの柔らかさもぬくもりも「握っただけで射精させる」コンセプトのもと計算されて作り変えられている。そして最も感じるスピードでしごけるよう自動で手が動くよう機械が内蔵されている。
 
 足もおなかもお尻もわきの下も、肩や首筋さえ男の精を絞れるよう改造された搾精装置だ。全身のあらゆる部位を任意でバイブさせる事ができ、どこからでも催淫ローションを分泌させる事が可能だ。
 
 視力は9あり赤外線サーチ付き、跳躍力はバンパイア並、出せる力も相当で、鉄筋コンクリートの建物に隠れた男でも一人残らず見つけ出し壁を突き破って一滴残らず精を絞り尽くすのだ。サイバーが引き受けた任務は完全遂行があたりまえとなっている。
 
 筒がらし、分身、アクロバット体位、射精の秘孔といった、古来よりくのいちが使って来たすべての忍法を使いこなし、さらにそれらの術に超科学的な効果を加えるのがサイバーのやり口だ。筒がらしのうねりにバイブを加えるのなんてあたりまえ、性科学を究めたツボを的確に突いて男を悦ばせる。
 
 難易度の高い射精の秘孔も、普通のくのいち以上に正確だ。失敗する事もあるが、的中率が格段に上がっている。また未来の道具を駆使して一度に数人の男を一瞬にして絶頂に至らしめる事ができ、まさに未来の「男殺し屋」なのである。『とらわれペンギン』にも高レベルの忍者としてサイバーが登場する。手を使わずに自立して動かせる豊かな乳房がいつでも露出されている。
 
 サイバーに特徴的なのは、くのいち忍法がハイレベルになったというだけではなく、未来忍者ならではのテクニックを誇っている点である。彼女は電脳世界からいつでもAIを召喚し、現実世界に呼び出す事ができる。アニメのキャラでも何でも現実世界に呼び出し命令通り活動させられる。AIはサイバーの従順な従者という訳だ。その為しばしばサイバーとの戦いは集団戦になる。
 
 未来からやって来た敵が恐ろしいのは、人間の精神に直接入り込み、心の底から犯す事である。サイコアタックは、魅了・幻覚はもちろんの事、男の抵抗意志を削ぎ、また脳に直接作用して射精命令をひっきりなしにサイバーの意志で送る事ができる。
 
 彼女の目から出る赤い光線がサイコアタックの電波であり、これをまともに受けてしまうと前頭葉も中枢もサイバーに完全洗脳されてしまう。射精を我慢する意欲を完全に殺がれ、おあつらえ向きに射精命令の信号を出す状態だ。サイコアタックの抵抗に失敗する事は即座に負けを意味する。触れられていなくても冒険者はとめどなく白濁液を出し続ける事になる。しかも幻覚やらサイバー本体の攻撃がそれに加わっている訳だ。
 
 セックスバトルRPGでサイバーに与えられる任務は、一人でも多くの冒険者を射精に導く事だ。未来ステージや電脳ステージのみならず、召喚されるならどこにでも出現する強敵だ。彼女は冒険者がどんなに遠くにいても、どこに隠れていても、しつこく追いかけて来て極上の体術で悦ばせようとして来る。サイバーは任務遂行だけを生き甲斐にしている筋金入りの殺し屋、逃げ切れる訳がない。
 
 それなりに高度なステージに登場したり、はたまたプチボス扱いになる位に厄介なサイバー、これまでに数多くの冒険者達が多彩なテクニックで天国送りにされて来た。弱点もなく防御力も精力も高い。この手の相手はとにかく覚悟を決めて全力で戦う勇気とレベルが必要である。
 
 くのいち忍法にてこずっているようではまず勝てないので、ひたすら攻防で相手の精力を削りつつ我慢我慢!AIが召喚されても臆する事無く立ち向かおう。そしてサイコアタックに対しては「サイコブロック」が必須だ。脳を冒す毒電波なので、それを防止する道具や魔法が欠かせない。そしてくのいちと同様一瞬で射精に至る秘孔があるので、しかもくのいち以上に成功率が高いので、やはり覚悟を決めて戦いに挑まなければならないだろう。
 


サイボうぐぅ003【さいぼおぐぜろぜろすりい】

  種 族:サイボーグ
  レベル:D
  得意技:癒し、透視、読心、パイズリ/おっぱい星人、しっとり癒し


 独特のブラウンの髪、赤い服、なびくスカーフ、おっとりした口調、きらきら瞳のサイボーグ。ふた昔位前のヒロインの物腰で、フランス人なのにミョ〜に日本人っぽさが滲み出ている。人体に特殊技能を加えて永遠の若さと超能力を発揮する美しき乙女だ。
 
 得意とする透視能力で、どこに隠れていても冒険者を見つけ出してしまう。闇討ちも不可能だ。そして持ち前の癒しテクニックで冒険者を骨抜きにしてしまう。しっとりした物腰にほだされて魅了されてしまう冒険者続出である。
 
 また吸い付くような乳房にイチモツを包み込まれるとそれだけで天にも昇る心地になり、「これは…いかがですか?」なんて潤んだ瞳で見上げられると次の瞬間胸の谷間に命の花を咲かせてしまう事間違いなしだ。特におっぱい星人な冒険者にとってはこのサイボーグはおあつらえ向きに作られてるといっていい。
 
 白人だけに真っ白い肌と北欧系の吸い付くようなきめの細かさが自慢で、つぶらな瞳で優しく頭を撫でられたりはたまた頼るような物腰で迫られると、ついつい心を許してしまいがちだ。癒しのパイズリ攻撃に十分注意しよう。
 
 彼女の一番の脅威はやはり読心術であろう。冒険者が作戦を立てても相手には筒抜け、次の攻撃がどう来るかを正確に読み、事前にそれに対処してしまうのでかなり戦いにくい。ここはやはり心を読まれてもどうにもできない位の実力の差を見せ付けてあげるしかないだろう。サイボうぐぅ003は透視や読心の特殊能力の他に乳房に改造を施して、マシュマロのような感触を実現してはいるが、それ以外は普通の女性と変わらない(多少精力値が高いが)ので、正攻法でやっつけるのが一番である。
 


サキュバス【さきゅばす】 nm

  種 族:魔族
  レベル:A
  得意技:淫夢を見せる、全身を使った幾多のテクニックと体位、蠕動搾精、肉体乗っ取り、幻魔召喚/全属性対応


 淫魔の代表格。元々「下に寝る者」という意味の魔物で、男達の夢の中にあらわれて淫らな行いを誘い、夢精に追いやる夢魔だった。彼女達は特に聖職者を淫夢に晒して堕落させるのを好み、多くの人に恐れられて、魔族としての市民権を得るようになった。その後さらにサキュバスの名は世界に轟き、淫魔と言えばサキュバスと言わしめる程に、実力においても数においても引けを取らない存在となったのである。
 
 黒い羽、黒い尻尾、長いサラサラした髪、尖った耳、ぞっとするような冷たい美しさを備えた顔立ち、豊かなバストに引き締まったおなか、丸く形よく膨らんだ臀部、細く長い足でありながらスマタ時にはみっちりと包み込む豊かな太もも、そして細胞に食い込む位しっとりスベスベの肌。。。彼女の体はどこをどう取っても極上の搾精装置となっており、素人が彼女の背中に亀頭をぺたっとちょっとくっついただけで数回分は精子が一度に噴き出してしまう。背中の肌触りと透き通るような美しいフォームが男をとめどなく欲情させ、体の機能まで狂ってしまい、サキュバスになら何度でも射精できるようになってしまうのである。
 
 黒や白、ピンクといったさまざまな色の薄々レオタードがサキュバスのユニフォームである。男を襲うサキュバスは大抵レオタードを着用している。背中部分は大きく開き、腕は露出され、胸元もちょとずらすだけで乳房が全部出る。わき腹も隠さず、股部分は細くTバックでお尻を際立たせるか、あるいは超ハイレグで横尻まで露出させた、何ともいやらしい格好だ。もちろんすぐに脱ぐ(と言うより魔法で消したりあらわれたり)事ができる。股をずらして入れるも全裸で入れるも自由だ。
 
 サキュバスは夢魔なので、多くの場合夢の中にあらわれる。夢を見ているホストの好みの女性に変身できるので、タイプの女性が夢の中でお相手してくれたり、場合によっては知っている相手がいやらしく迫ってくれたりする。好きな相手と交わるので、快感に抵抗するのは難しい。ほとんどの場合は気が付いたら射精が始まっていたという位、あっという間に抜かれてしまう。素人の夢の中なら、淫夢が始まってすぐに夢精してしまう。サキュバス相手では瞬殺されてしまうのだ。
 
 サキュバスはエンプーサに比べてしつこく底意地が悪い存在だ。一度餌食にした男は死ぬまで離さず、毎晩のように夢精させては衰弱死させてしまう。ホストが強い意志でサキュバスを追い払おうとしても、そんな程度で離れてくれる素直な相手じゃない。それ所か仲間を呼び、集団で餌食にしてしまうのである。淫夢は日を追うごとに強烈になり、夢精の量も回数も日増しに増えて行く。一刻も早く専門のハンターに追い払って貰わないと命が危ない(たまに淫夢を見て夢精する程度ならエンプーサの仕業でありサキュバスではない)。
 
 ハンターとしての冒険者はホストの夢の中に精神結合で乗り込み、淫夢のもとを断ち切らないといけない。夢ステージではホストの好みの女性達が大勢巣食っている事も多く、並のレベルでは返り討ちに遭ってしまう。ホストの属性を研究し乗り越えた上で手だれのハンターが乗り込まないといけない。特にサキュバス退治となると決死の覚悟が必要だ。
 
 またサキュバスは、夢だけでなく現実世界にもあらわれる。ホストに淫夢を見せている時サキュバスはホストの夢の中にいるが、淫夢の途中で無理矢理起こしてしまったり、偶然ホストが目を覚ましてしまったりすれば、彼の近くにサキュバスが出て来る。ホスト一人の時は夢の続きを、淫魔退治等で周囲に人がいる場合はそこに居合わせた全員を快感地獄に晒す。また夢に関係なく随所に登場する事も多い。
 
 サキュバスがホストに淫夢を見せている時は、夢に入り込んだりする為に魔力を消費するので、サキュバスの実力は半分以下にしか発揮されない。もしホストが夢から覚めてしまい、または起こしてサキュバスを夢から追い出してしまった場合、その実力は100%発揮されてしまう。また現実世界のサキュバスは仲間を呼びやすい。だからハンターは極力ホストを起こさないように配慮しなければならない。さもないと余計な苦戦を強いられてしまうのである。
 
 夢の中の方が弱くなるのにサキュバス達夢魔が淫夢の手段に訴え出るのは、その方がホストが無防備な状態で精を吸う事ができるからである。魔力を消費し弱体化しはするが、日々精を吸い取るには淫夢の方が都合がよい。現実世界で精を抜く方がたしかに強力で、ホストは一晩で一生分の精エネルギーをサキュバスに提供する。その位の力は持ってはいるものの、その力を発揮する魔力に比べれば、夢の中に入り込む方がずっと楽なのである。200ポイントの魔力を消費して1000の精を得るより、10ポイントの魔力を消費して100ずつ吸い取った方が効率がよいという訳だ。
 
 ハンターがホストを起こす失態はめったにないが、ホストが一人でいる時に偶然目が覚めてしまうと悲劇である。現実世界に戻されたサキュバスは余計な魔力を消費した上目的を果たせずに途中で終わらせられ、自分の淫夢を台無しにされたという訳で、かなりご立腹だ。その怒りを露にはしないが、その分「夢の続き」は徹底して行われる。
 
 運悪く目が覚めてしまったホストは、至高の肉体を備えたサキュバス本体と肌を合わせる事になる。ほとんどは抱き合った瞬間射精、サキュバスの一方的な責めで水道を絞る如くひっきりなしに射精し続け、最後には人知を超えた感触を備える筒に収めて干からびるまで最後の一滴まで搾り取られてしまい、ホストは絶命する。
 
 それでもサキュバスの怒りは収まらず、ホストの魂をサキュバスの本拠地である「淫魔界」に送ってしまう。そこで幾千幾万のサキュバス達に無間に悦ばせられ、逃れられない快感地獄にて魂が完全消滅するその最後の瞬間まで狂おしい性感に晒し続けるのである。もっと酷く彼女を怒らせたホストは生きたまま淫魔界に送られる。絶命寸前まで抜いて衰弱した相手をそのままワープさせるのだ。すると魂の消滅もなく幽体として永遠に淫魔達のエサになってしまう。
 
 ただしサキュバスを怒らせなくても、たとえば相当彼女に気に入られた場合でも同じ目に遭うし、淫魔界の偉い人の命令で連れて来られるホストもある。淫魔界ではそうした人間や精霊や魔族からなる”エサ”達があらゆる世界から連れて来られ、淫魔達の食糧となっているのである。そしてその絶対数が不足しがち(それだけ淫魔が多い)なので、サキュバス達が現実世界や夢の世界に出て来てエサを探しているという訳だ。
 
 サキュバスをハンターの手で追い出さない限り、ホストは毎晩の淫夢で衰弱死するか、運が悪ければ淫魔界行きとなる。衰弱死の方が百億倍もましだが、昨今頓に食糧不足が深刻なようで、最近では淫魔界に連れて来られるホストが多くなったようである。ハンター達冒険者の仕事は増える一方と言える。
 
 もしハンターとして夢ステージに乗り込むのであれば、冒険者にはサキュバスの配下や仮想空間で作り出された女の子達を倒しながら進み、本体まで辿り着かないといけない。もちろん射精したらアウトで、今度はハンターの方がサキュバスの怒りを買って淫魔界送りにされてしまう。サキュバスに取り付かれたホストは麻薬のようにサキュバスを求め、魔性の快楽の虜になっている事が多く、そこから救出しようとするハンター冒険者を無意識の内に敵視し、ホスト自身の精神が冒険者に不利に働く。
 
 つまりサキュバス退治の夢ステージではホストの精神そのものが冒険者を快楽の淵に落とそうとするので、只歩いているだけでもジワリとくすぐったい快感に晒されたりステージ全体が淫気に包まれていたりする。サキュバスがそうさせている場合もあるがホストが多分に協力してそういうステージにしてしまうのである。もちろんホストの精神が作り出した幻影の美少女達も容赦なく冒険者に襲い掛かる。そして彼女達を乗り越えてサキュバスに辿り着いても、超強力なボスキャラに翻弄されてしまうのである。
 
 夢の中のサキュバスは本来の実力の半分以下だが、それでもその肢体は吸い付いたとたん射精を誘い、頭のてっぺんから足の先までが男に快感を与える為だけに存在している筋金入りの淫魔なのだ。人間が使うテクニックはもちろんの事、それ以外の人知を超えたさまざまなテクニックが冒険者を翻弄する。
 
 特に挿入したとたんに強く蠕動し、揉みしだきながら体の奥の快感の種を吸い出す「蠕動搾精」は、冒険者が最初に受けるサキュバスの洗礼と言える。生半可のレベルでは一瞬にして射精し果ててしまうだろう。まずはその人知を超えた感触に瞬殺されずに耐え抜く事が、最低限必要なのである。
 
 蠕動搾精に堪えた冒険者に容赦なくサキュバスは責める手を強める。玉袋もお尻の穴も手や尻尾でこねくり回し、膣の蠕動にバイブが加わる。前立腺がグリグリ刺激されながら絶妙なタイミングとスピードで腰をグラインドさせる。乳房が自立して蠢き冒険者の上半身を満遍なくかわいがる。サキュバスのお尻の穴や羽根部分から触手が出て全身の性感帯をとことん責めまくる。口から流し込まれる唾液は強力催淫剤だ。もちろん愛液にも男の性感を高める効果があるし、彼女の眼光には魅了効果がある。
 
 それでも冒険者が踏ん張ると、サキュバスは冒険者の体に「融合」し始める。結合したまま彼女の体がどんどん下に沈み、冒険者の細胞に重なって行く。サキュバスと重なった部分はすべての性感神経がひっきりなしに刺激され、最後には全身の性感帯が内側から責められてあえなく発射となる。この「肉体乗っ取り」が夢サキュバスの最大の技と言えるだろう。
 
 その上彼女は鉄壁の守り、簡単には感じてくれず、また感じさせたとしても高い精力を僅かに削ったに過ぎない事が多い。サキュバスを倒すには、例え夢であっても相当苦戦を強いられる。熟練した高度なハンターでなければ簡単に射精させられてしまうのがオチである。
 
 夢ステージでさえこんな状態なのだから、現実世界にあらわれたサキュバスはさらに強力だ。魔力のすべてを戦闘に使う事ができるので、攻撃力、防御力、精力共に夢の比ではない位に高まる。バイブつき蠕動搾精は標準、その上現実サキュバスは手でも肩でもおなかでも、どの部位にも女性器を出現させる事ができる。手コキをされていたと思いきや突然蠕動搾精に晒され、腰よりも激しいグラインドで悦ばせられる。手に挿入したり臀部の肉にワレメが出現して絞ったり、おへそで精を抜いたりと多彩な攻撃が可能となる。もちろん口もフェラから即座に挿入攻撃に移れる便利さがある。
 
 肉体の乗っ取りもお手の物だが、現実世界ではすぐにサキュバスの方から離れる事が多い。もっと大きな快楽に晒す事ができるからだ。淫魔が使う高等な技、「幻魔召喚」である。これは冒険者の動きを止め、彼の周りに半透明のニンフ色情霊や淫魔達が大勢たむろすような半幻覚を見せ、サキュバス自体は冒険者と結合して極上の快楽を与えながら精霊達に補助攻撃をさせる大技である。単なる幻覚と違うのは、本当に性感刺激がある点である。実際に精霊や色情霊等が召喚される事もある。
 
 幻魔召喚はその場にいたまま精霊界めぐりを受けているのと同じである。ただし幻魔達は冒険者の体の中にも入り込む。それが精霊界めぐりと違う点でありより強力な所だ。つまりサキュバスが肉体乗っ取りの技を使わなくても、夢ステージでなければ幻魔召喚で内側からも外側からもすべての性感帯を執拗に刺激できるという訳である。
 
 さらに、淫魔界でのサキュバスはもっと強力になる。これは淫魔界の淫気がサキュバスの元気のもとになっているからであり、本来の力よりも120〜150%の魔力が出せるという。淫魔界でのサキュバスは強烈な淫気や洗脳攻撃で、体の内側及び外側だけでなく、心の奥底からも、男の体に至高の快感を与える事ができる。
 
 ここまでの事をされては、素人や弱い冒険者では一瞬にして大量の精液を放出し続け、あっという間に廃人になってしまうだろう。永遠の幽体になってしまったら、そんな魔性の快楽が永遠に襲い掛かるのだ。狂う事さえできなくなるし廃人にもなれない。しかも淫魔界なら仲間のサキュバス達が大勢たむろしているのだから、その魔性の快楽も数千人分以上に膨れ上がってしまう。
 
 現実サキュバスや淫魔界サキュバスを相手にしようというなら、「勇者」と呼ばれる位、上級者の中でも特に名の知れた冒険者となっていなければまず太刀打ちできないだろう。それだけの強豪ならサキュバスを倒せる。魔性の快楽に立ち向かい、それでも射精せずに持ちこたえるばかりか、鉄壁の守りさえも打ち崩すレベルが必要だ。サキュバスに負けない位のテクニックや魔法攻撃で、なんとか彼女を満足させてあげる事ができれば、勇者として一人前と言えるだろう。
 
 これだけ強力なサキュバスではあるが、実を言うとサキュバスが最強なのではない。アスタロトの方が強力だし、淫魔界においては、サキュバスはこれでも使い魔扱いなのである。インプなどに比べれば断然強いサキュバスだが、強力ナイトメアには足元にも及ばず、従者として働かされる事が多いし、また淫魔界の真の住人、淫魔界の事を取り決め政治を行えるのはサキュバスではなくその主人たるリリム達なのだ。リリムは言うまでもなくサキュバスよりもずっと格上なのである。サキュバス達はリリムの使い魔として派遣される事も少なくないし、淫魔界といった最終ステージのような場所では完全にザコ扱いとなる。
 
 淫魔界ではリリスが形式上王となっており(ただしほとんど不在なので象徴以上の意味はない)、淫魔界の政治は数十万数百万のリリム達の中から選ばれた代表が決めている。一人一人のリリムが数多くのサキュバスを従者・使い魔にし、サキュバス達がさらに格下の魔物を従えている構図だ。そして直接政治には関わらず淫魔界内部で独自の空間を構成してその居城で悠々自適に暮らす「強力ナイトメア」がそこかしこにおり、彼女達は「貴族」扱いとなっている。もちろん彼女達も大勢のサキュバスを従えている。強力でないナイトメアもおり、そうした存在はサキュバスの手下として(レッサーサキュバスなどという名でも呼ばれる)働いている。
 
 サキュバスはリリムよりも格段に弱く、ナイトメアのように魔力や実力にばらつきがない。実力は大体みんな同じ位なので、従者として扱いやすいのである。淫魔界は概ねそういう世界構造となっており、そこに乗り込もうと言う勇者はその構造や力関係を知って置いた方がいいだろう。そしてサキュバスにてこずっているようでは先が思いやられると肝に銘じ、精進あるのみである。
 


座敷わらし【ざしきわらし】

  種 族:妖怪
  レベル:D
  得意技:スマタ、多幸フラッシュ/ロリ、処女


 家に住み着く子供の妖怪。座敷わらしタンが住む家は繁栄すると言われる。座敷わらしを目撃すると幸福になるとも言われ、何かと縁起の良い存在。だが彼女を邪険に扱ったりして追い出したり彼女が自分から出て行ったりするとすぐに没落が始まる。
 
 神出鬼没の妖怪であるが、彼女に出会えた冒険者は幸運と言える。もっとも彼女をイかせられればの話だが。座敷わらしにエンカウントするだけで幸運度が上がる事が多く、また倒した暁にはラッキーなグッズが手に入ったりする。
 
 永遠の子供なので、ロリ属性にはたまらない存在と言える。もちろん彼女と肌を合わせるという発想が元々なかった為に、処女属性にとってもツボに嵌る相手だ。とはいっても邪険に扱ったり無理矢理犯すような横柄な態度では、彼女は嫌がって逃げてしまい、その後の冒険も不運続きになってしまう。あくまで優しく接するのが大切。
 
 座敷わらしは小さい体ながら健気に冒険者を悦ばせようと一生懸命頑張ってくれる。彼女にとって冒険者が感じてくれればそれはそれで与える幸福の一つなのだ。だが、その幸福に包まれて漏らしてしまったらそこで終了となってしまうので、可愛がりながらも快感には抵抗しないといけない。
 
 座敷わらしは純粋無垢な存在で、しかも怖がりだから、ちょっとした事でも逃げてしまう。驚かせたりいきなり乱暴したりすれば幸運と共に彼女を逃してしまうだろう。もちろんフェラチオだとかいったテクニックは知らない。咥えるという概念がないのでイマラチオ攻撃も通用しないだろう。
 
 彼女が勇気を振りしぼって繰り出して来るのはスマタ攻撃だ。イチモツをぷにぷにの太ももに挟み込んで亀頭を小さな手のひらでぎこちなく撫でつつ足に力を入れてくれる。かわいらしいヒップの感触を感じながら冒険者は自分で腰を前後させる訳だが、そのけなげな快感攻撃の姿に同情してしまってつい高められてしまう。その肌触りもナカナカで、こすれるツルツルのアソコの割れ目がいじらしい。ロリ属性でなくても高い攻撃力を持つのが彼女のスマタ攻撃である。
 
 また座敷わらしはその妖力を使って多幸フラッシュを繰り出す。これは彼女が感じて悦んだ時におのずと発散されるもので、多幸フラッシュを身に浴びると幸福感に包まれてしまう。その高まる感情と、内側から込み上げるあたたかい疼きが、冒険者の性感をジワジワと高めてしまう。そして幸福感に包まれたまま太ももの間から幸せな体液を放出して脱力してしまう。
 
 彼女に対しては乱暴な態度ではなくあくまで慈しむように接し、スマタの体勢のまま一心不乱に腰を前後させてあげるのが良いようだ。表面を擦るだけで彼女はどんどん感じ、多幸フラッシュを放出する。つまり座敷わらしにダメージを与えれば必ず冒険者の方も多幸感に襲われてしまう。それに耐えつつずっと腰を振り、大分精力を削った所でゆっくり優しく挿入してあげよう。そのとたん強烈なフラッシュが襲い掛かるが、残り精力に気を付け自分を保ちながらゆっくり突いてあげよう。間もなく座敷わらしは果ててくれる。
 
 何かとありがたく縁起の良い妖怪であるが、そのまま精を提供するのは真の幸福とは言えない。やはり座敷わらしに悦んで貰い、彼女を大事にする事でこそ、運気が上がり、その後の冒険を継続するにあたって栄光に近付く事ができるのである。
 


SADA【さだ】

  種 族:妖怪
  レベル:D〜C
  得意技:バイブフィンガー、淫呪、女体のっとり、映る物への瞬間移動/手フェチ


 元々人間だったが、その持って生まれた超能力故に人間社会に疎まれ、死に追いやられた。その後仮想世界と霊界を跨る邪悪な妖怪に転じている。古井戸に生息し、ビデオテープ・DVD・ハードディスクを媒介にして増殖する。興味本位で彼女に接触したり殺そうとする人間を容赦なく死に追いやる。
 
 特に男性が彼女に近づくと、邪悪な淫呪を受ける。この淫呪に掛かった男は一週間後に一生分の精を抜き取られ変わり果てた(恍惚の)表情で転がる死体になる。一週間後、テレビや鏡に古井戸が映り、そこから這い出すSADAが仮想世界から現実世界に抜け出し、男に襲い掛かると言われている。
 
 セックスバトルRPG世界でもこの邪悪な妖怪が長い髪を垂らして罠を張っている。うっかり古井戸に近づいてしまったり、増殖媒体を再生して見てしまったりすると、彼女の淫呪を受ける。「呪マース」という囁きと電話のベルでカウントダウン開始である。タイムリミットはきっかり一週間だ。
 
 また、より高度なゴーストや魔族等に操られたSADAが淫呪なしにその場で冒険者に襲い掛かる事もある。どっちにしろ彼女の淫呪を解くには並の解呪では無理で、仮想世界に乗り込むなりその場にSADAがあらわれているなら即座に戦って倒すなりしないといけない。彼女の淫呪は絶対で、一週間以内に対処しなければ強大な妖力と持ち前の超能力で有無を言わさず射精し続ける事になるだろう…死ぬまで。
 
 SADAの得意技は手によるテクニックである。しなやかな手が冒険者に伸び、敏感な部分に触れたかと思うと優しくさすりながら可愛がってくれる。そしてその手が妖気によってバイブし、極上の快感を送り込んで来るのだ。SADAの細い指先はイチモツだけでなく玉袋にもお尻の穴にも容赦なく襲い掛かる。増殖する妖怪なので一度に複数相手する場合もあり、そうなると敏感な下腹部が満遍なく優しい手触り+バイブでひっきりなしに感じさせられるハメに陥るだろう。
 
 彼女の力が最高潮に達するのは淫呪のタイムリミットである一週間後に限られるが、それ以前でもさまざまな妖力・超能力で冒険者を悩ませる。その一つが女体のっとりだ。特に身近な若い女性の精神をのっとったり、はたまたその場に居合わせた女性に突然乗り移ったりする。
 
 これによって女友達や恋人や姉妹や娘や憧れの人が豹変したようにセックスを求め、また隣にいた見ず知らずの女性が突然自分を知っているかのようなそぶりで体を摺り寄せその場で精を抜き取ってしまう。どっちであれ射精すればする程衰弱してしまう。冒険者の場合はゲームオーバーだ。SADAとは無関係な敵と戦っているようでいて、実は彼女が乗り移った敵だったりするかも知れない。そうなるとその敵オリジナルのテクニックの他にバイブフィンガーが加わったりして強化されてしまう。
 
 彼女から逃げようとしても無駄だ。SADAのスタンド能力は「映る物への瞬間移動」だ。映る媒体がありさえすればテレビだろうが鏡だろうが窓ガラスだろうが光の速さで移動してしまう。映る物などどこにでもあるので、結局世界の果てまでも追い付かれてしまうという訳だ。別に両手とも右腕な訳じゃあないが。
 
 このように逃れられない淫呪の絶大なパワーを誇る妖怪SADAだが、手の攻撃に気を付ける事とタイムリミットを過ぎない事だけを守りさえすれば、倒せない相手ではない。攻撃力は妖気のお陰でかなり高いが、防御力の面ではそれ程高くもなく精力値もずば抜けてはいないので、通常挿入攻撃で倒せる。
 
 もちろん彼女はそういう自分の弱点を知っているので、中々入れさせてはくれない。無理にねじ込もうとしても超能力者相手では難しいだろう。まずは相手の手の攻撃を受け、それに耐え抜いて、手コキでは射精させられない事をSADAに思い知らせる必要がある。その時彼女は冒険者に乗っかって来るのだ。その膣もバイブ機能。ソコで精を抜き取ろうと最後の賭けに出て来る訳だ。その為ダメージも大きいが、入れたらひたすら突き上げて感じさせるのが一番である。性感帯もバイブするという事はSADA自身も感じてしまうという事だ。
 
 万一一週間を過ぎてしまうと、SADAのパワーが全開になり、超能力によって全身の性感帯が「睨まれただけで」満遍なく刺激されてしまう。こうなると並みの冒険者ではどうにもできずゲームオーバーだ。相当高度な冒険者が魔法障壁等で彼女の超能力攻撃を跳ね返すなりしなければ、じわりと強烈に込み上げる全身の快感に悶え一生分の精がとめどなく溢れ返る事になる。もっとも、そうした攻撃を常套手段とする高等魔族もあるので、勇者クラスなら完全体SADAにも普通に対処できるだろうが、やはりそうなる前に倒してしまう方が得策と言えるだろう。
 


サラスバティ【さらすばでぃ】

  種 族:神族
  レベル:C
  得意技:抱擁、歌/しっとり癒し、密着、美声


 所謂弁財天。学問と音楽を司る女神。また川の象徴でもある為水全般を司る。透き通るような白い肌で琵琶を携えた美人。インドの創造神ブラフマンに見入られ、その妻となった。なのでインドの女神の中では最高級と言える。水と知を司るので農耕にご利益があり、豊作と蓄財をもたらすと言う。
 
 グラマーな肢体で冒険者を誘惑し、豊かな乳房で包み込んでくれる。その魅力は彼女をかたどった肖像画を見ただけで四六時中オナニーを誘い、痩せこけるまで抜き果てる程である。本体がご登場となればさらに心奪われ、我を忘れて彼女に抱かれ安心してしまうだろう。
 
 パイズリやフェラチオといったテクニックは使って来ないが、心の底から包み込んでくれる優しい包容力だけで十分冒険者を天国行きにできる実力者、肌触りがこすれるだけで最後の一滴まで搾り取られてしまう。男の体も息子も包み込まれて恍惚のうちに果てるだろう。
 
 また彼女は冒険者を優しく抱き寄せたまま耳もとで美しい歌を歌う。その囁くような甘いメロディに脳天がしびれてしまい、ますます恍惚に陥り、抵抗できずに発射となる。
 
 サラスバティは通常攻撃だけで高い攻撃力・防御力を誇る強敵だが、魅了攻撃に気を付ければ一方的に絞られる事態は避ける事ができるだろう。またその肌触りは人間のそれを超えた超もち肌なので、できるだけ触れる面積は小さい方が良い。従ってベストな体位はバックだ。彼女は座位系を求めて来るがそれに応じると敵に有利に進んでしまう。バックかせめて松葉崩しで責めればこちらに有利にことを運べる。また弁財天の名の通り豊作と富を齎すありがたい女神様なので、倒した暁には良いアイテムや沢山のお金を手にできるだろう。稼ぎたいなら是非彼女を探すようにしよう。
 


サルガタナース【さるがたなあす】

  種 族:魔族
  レベル:A
  得意技:癒し技全般、射精オペ、透明淫魔を操る、読心術、カウンター攻撃/全属性対応


 看護婦系の最強淫魔で、淫魔界の大公の異名をとる強力な魔神。いでたちは羽の生えた清楚なナースだが、その内面は魔王に引けをとらないほど淫乱にして強力だ。元々天使だった彼女はその後堕天使となり、淫魔たちの間で重鎮と目される地位を築いている。天使の姿をとどめているため、白く美しい羽と純白のナース服に身を包み、あどけない顔立ちと清純な雰囲気を醸し出している。しかしその外見にごまかされると大変なことになる。
 
 サルガタナースは特にアスタロトとの関係が深く、その右腕として評価も高い。主に淫魔界とアスタロトとのパイプ役を務め、秩序維持やエサの獲得に大きく貢献している。また、淫魔たちの精力回復やその他医療全般にも携わり、看護婦なのに淫魔界の名医とされたりする。強大な力を持ちながら淫魔界では謙虚で、決して威張らず、与えられた仕事をこなす女の子である。もちろん政治に口出しして権力の中枢におさまろうという考えはまるで持ち合わせていない。
 
 アスタロトとの交流が深い彼女だが、普段はあまりアスタロトと行動をともにしない。淫魔界に住み、リリム達の依頼を受けて軍を派遣したり非常時に備えたりし、またアスタロトとの連絡役を務めている。拠点はあくまで淫魔界なのだ。基本的に小柄で童顔、清楚な物腰とコロコロかわいい声で、日夜忙しく動き回っている。
 
 基本的にアスタロトの戦いにはタッチしないので、冒険者がアスタロトを攻略しているときにサルガタナースは動かない。それは「手を貸すということはアスタロトの実力を見くびっている証拠。そんなことをしなくてもアスタロトは倒されない…参戦は却って無礼」ということを知っているからである。したがってアスタロトと繋がりが深くても基本的に一緒になることはないだろう。
 
 彼女はいく千もの伝説の勇者たちを天国送りにした実績がある相手であり、一筋縄で行かないのは当然である。淫魔界を相当攻略したあとに登場する相手であることが多い。したがってサルガタナースのステージは相当終盤に近いものとなる。挑むのはもちろん勇者クラス以上だ。それでも大苦戦を免れることはできない。アスタロトと同等か、場合によってはそれ以上の魔力を誇る相手だからだ。
 
 サルガタナースがボスを務めるステージでは、すべてが透明になる。壁も床も透きとおり、冒険者は白い空間の中を手探りで進まなければならなくなる。目印が何もなければ自分がどこにいるのかまるで掴めなくなる。サルガタナースが戦いに挑む場合には必ず、自身の周りの空間を透明化して待ち構えるためである。彼女はあらゆるものを透明化する能力を持っている。
 
 このステージの壁はやわらかい女肉のような素材なのでぶつかっても痛くはない。ただし多少ダメージを受けることにはなる。このステージの壁は男を食べる。生きているのだ。壁に寄りかかったりぶつかったりすればたちまち吸い付き、万一局部が触れれば愛撫したり締め付けたりしてくる。中にはぐっと柔らかい壁部分があり、そこに嵌ると全身包み込まれてしまう。慎重に進まなければ危ない。
 
 床も透明であり、落とし穴があっても気づかずにトラップにはまることも少なくない。一歩先に床があるかどうかまったく保証がないのだ。ただし、事前に神秘の道具を手に入れ、ステージ攻略前に使うと、ステージの透明度を僅かに下げることはできる。完全に何も見えない状態よりは、うっすらと壁や床が見えたほうがまだいいだろう。それでもサルガタナースの魔力を超える物はなく、慎重に進まなければいけないことに変わりはない。どうにか手探り状態から脱出できる程度と考えるべし。
 
 このステージでは、壁のトラップ、落とし穴のトラップ、幻覚やフィールドのトラップなどがある以外は、ほとんどエンカウンター戦闘がない。サルガタナースが従える淫魔たちがこのステージに大量にひしめいているにもかかわらず、戦闘にはならないのである。彼女たちはサルガタナースによって透明化され、冒険者に認識できないようになっている。
 
 ただの透明人間と違って、サルガタナースの強力な魔力が淫魔たちを覆い、レーダーも魔力もその姿を追跡できないのだ。透明人間なら跳ね返ってきた超音波をキャッチして位置を掴むことができるが、魔力も超音波も淫魔たちの体を通過してしまうので位置を掴むことができないのだ。そして配下たちは冒険者に戦いを挑むのではなく、ヒット&アウェイ攻撃で突然襲い掛かってはすぐに隠れてしまうのである。
 
 突然扱かれたり、口に含まれたり、先っぽだけ挿入したりしては離れる。透明人間と違って強力な淫魔たちの身のこなしは華麗であり、まず捕まえることはできない。そして、サルガタナースは物体を瞬間移動させる力も持っているため、万一冒険者が透明淫魔を捕まえても、捕まったときには自動的にワープできるようになっているためにあっという間に消えてしまうのである。
 
 したがって、このステージでひしめいている淫魔たちは、戦闘相手というよりはむしろトラップの意味合いが強い。捕まえられないので倒せない。ただ一方的にチョロッと攻撃しては逃げていくだけである。もちろん冒険者側の精力はジワジワ削りとられる。淫魔の攻撃力は透明人間の比ではない。勇者になったばかりの冒険者のなかにはサルガタナースまで辿り着けずに透明空間の中で追い詰められ抜かれてしまう者が出てくる。慎重に進まなければならないステージなので淫魔たちにやりたい放題されるのだ。透明の空間の中にクスクス笑いが絶えずこだましている。
 
 やっとの思いでサルガタナースのところに辿り着くと、ナース服を着た可愛らしい女の子がお出迎えしてくれる。天使のようなあどけない表情、清楚可憐な雰囲気、自慢のベビーフェイスを存分に発揮した笑顔。純白の羽とナース服、小さな体をぴっちり包むミニスカート、そこからちょこんと伸びるかわいい脚。そんなかわいい美少女の外見なのに全身から絶えず放出される強烈な淫気があっという間に冒険者を包み込む。
 
 癒しテクニックのプロでもあるサルガタナースはあっという間に冒険者を安心させ、魔性の手技で可愛がってくれる。つぶらな瞳はずっと男の目の奥を覗き込んだままだ。彼女の乳房は自由に大きさを変えることができ、もちろん手を使わずに自在に動くし、催淫効果のあるミルクを放出できる。ナース服をはだけたとたんに強烈な淫気が放出される。おっぱいが好きな勇者はその時点で彼女の胸に吸い寄せられて抱き締められながら昇天である。自分の一番好きなオッパイの大きさと形に包み込まれる天国を味わうことになる。
 
 彼女の全身からさまざまな効果を持った体臭が振りまかれ、冒険者はひっきりなしに色々な状態異常に襲われる。動けなかったりイキやすくなったり幻覚を見たりする。纏わりつく粒子がヌルヌルのローションとなって冒険者の全身を濡らす。男の性感帯を直接刺激する戦慄の射精オペが始まる。手技足技、ぷるぷるの唇、乳房や足、道具まで使って、ありとあらゆる方法で、冒険者は一方的に手術される。その間冒険者は動けなかったり催淫効果でジワジワ高められ続ける。
 
 サルガタナースは読心術も心得ていて、冒険者がして欲しいことを的確に読み取り、そのとおりにしてあげる。アソコの実力も天下一品、強力な淫魔のオソソに耐え抜いた冒険者を秒殺してしまう。もちろん冒険者の戦術や次の攻撃を事前に読み取って対処してしまう。
 
 何よりも厄介なのは、サルガタナースにダメージを与えると、同時にその数倍の快感が男の性感神経に襲い掛かることだ。首を責めれば冒険者の首が、乳房を責めれば彼の上半身が、腰を振って彼女の性器にダメージを与えればイチモツの感じやすいところが、ジワリとくすぐったくなり、次いですかさず波打つような快感に晒されていく。
 
 きわめて高い精力を誇るサルガタナースを責めればこっちが数倍のダメージを受けてしまうのだ。一心不乱に責めてしまうと途轍もないカウンターダメージが一気に襲い掛かってあえなく果ててしまう。しっかり計算してかからねばならないが、もちろんその計算は彼女の読心術で筒抜けになる。そこへ彼女のあどけない笑顔と細めた瞳が向けられ、一気に魅了されてしまうわけだ。
 
 サルガタナースを倒すのは容易ではないが、彼女を乗り越えられればラストは近い。場合によっては彼女がラスボスとなる。それだけの相手であるからこそ、これまで培ってきたすべての実力を出し切り、祈るような気持ちで戦わなければならない。カウンターに注意し、動けなくなるターン(射精オペ)に抜かれないよう準備し、その清純な美少女の外見に惑わされず、最強の魔神を相手にしている自覚を持って全力で戦うしかないだろう。
 


サンゴ【さんご】

  種 族:キマイラ
  レベル:D
  得意技:パイズリ/おっぱい星人


 腰から上がうら若き女性、下が珊瑚になっている怪物。海のステージに登場し、泳ぐ冒険者にしがみついてパイズリ攻撃を繰り出す。一度彼女にしがみつかれると、その手は冒険者のお尻にがっしり回り、イチモツはしっかり豊満な谷間に収められてしまう。その力は強く引き離すのは難しい。
 
 サンゴの胸は自分の意志で動かす事ができる。手を使わなくても上下に蠢き、また左右交互に素早く動いてアソコをしごきたてる。彼女の主な武器はこの魔性の乳房であり、両側から乳圧強く押し付けながら波打つようにうねり、もの凄いスピードで執拗に擦り続ける。抵抗できなければ腰周りをサンゴに捕らえられたままその谷間の攻撃に果ててしまうだろう。
 
 サンゴは基本的に移動する事ができず、岩に張り付いて冒険者が来るのを待ちわびている。それだけに一度捕らえたらそう易々と餌を離そうとはしない。逃れたければ彼女を倒す以外に道はないのだ。時折サンゴは冒険者のお尻に廻したしなやかな指先でアナルや玉袋をかわいがってくれる事がある。また亀頭にキスをする場合もある。下半身がないので本番挿入という訳には行かないが、その分上半身特におっぱい攻撃には自信がある。
 
 パイズリの感触にどんどん精力を消費してしまうが、それに負けずに必死で腰をこちらから前後させ続ければ、彼女を倒す事ができる。サンゴの精力値はそれ程高くなく、そのぷるぷる乳房は同時に性感帯でもある。頭を撫でながらイチモツを擦り続けてあげよう。
 
 尚、サンゴに捕らえられた状態で他の敵が泳いで襲い掛かって来る事がある。そうすると連携のうまいサンゴは冒険者のお尻を左右に開き、無防備なお尻の穴を仲間に晒す。こうなるとお尻の穴や玉袋が容赦なく責められてしまうので、早めにサンゴを倒して拘束を解いた方が良い。基本的にザコキャラとして登場するので、初級ステージで人外娘に慣れて置く為のいい練習相手と考えたい。
 


サンタクライム【さんたくらいむ】

  種 族:超人
  レベル:D
  得意技:対男性用武器、自分をプレゼント/ショタ、思春期、足フェチ、おもちゃ、集団


 元々はカップルと子供達の為に尽くした聖女だが、のちに伝説化し超人として不動の地位を築いている。サンタの女性版。赤いもこもこしたミニスカワンピースに、大きな白いプレゼント袋、長い髪にパッチリした瞳、ずんと伸びた魅惑的な太もも。そんないでたちで颯爽と冒険者の前に登場する。
 
 サンタクライムの最大の武器は、何と言ってもその四次元ポケット並みのプレゼント攻撃だろう。彼女はその白い袋からほとんど無尽蔵にプレゼントを取り出す。その多くは大人のおもちゃであり、対男性用武器を駆使して冒険者を悦ばせるのが、彼女の「プレゼント」なのである。
 
 特殊シリコンと滲み出るローションでナマ感覚を実現、バイブレーター標準装備の、フェラマシーンやらオナホールやらが次々と冒険者に襲い掛かる。アナル攻撃等と複合して責めて来たり、はたまた一定時間(または開錠するまで)取り外す事のできない武器なんてのもある。
 
 また彼女は、ギフトを袋から取り出し、集団攻撃を繰り出す。ギフト達はサンタさんの言う通りに自分をプレゼントする。長期戦になればそれだけ彼女がギフトを取り出す(人数が増える)ので、集団属性の冒険者は短期決戦を心がけるようにしたい。
 
 サンタクライムのプレゼントは無限に取り出せるが、おもちゃ攻撃やギフトがあまり通用しないと分かるといよいよ本体が自分の肢体を駆使し始める。しかし捨て身の攻撃ではなく「自分をプレゼントする」彼女の戦略である。
 
 彼女の最大の肉体武器はそのむっちりしたふとももであり、10代さながらピチピチの肌である。彼女のスマタ攻撃は絶品で、一見おもちゃ攻撃からスマタへという流れは攻撃力が落ちたような錯覚を受けるが、じわりと締め付ける温かい肉の感触は、おもちゃのような直情型の快感ではなく奥から込み上げるような真綿で締め付ける感覚であり、また高速道路から一般道に降りた時にスピード感覚が狂う如く「攻撃が甘くなった」ようでいて着実にダメージを受け続け、気が付いたら射精寸前に追いやられていたりするのである。
 
 もちろん彼女の肉体を駆使したプレゼント攻撃はスマタに限らず、冒険者の望むありとあらゆる部位を使ってプレゼントして来る。スマタで気付かない内に相当高められてイキナリ挿入、その瞬間果てる冒険者も珍しくはない。
 
 またサンタクライムが袋から取り出す武器で一番厄介なのは、魔法の小槌である。この小槌、種類によっていくつか効果がある(包茎化、子供化、短小化等)が、彼女が用いるのは子供に戻る小槌である。これを一心不乱に振り続ける(ニターン分とか)と、冒険者は感じやすい年端も行かぬ男の子に戻されてしまう。
 
 女性に免疫がない状態でサンタやらギフトやらと対峙しなければならないのだから、子供化は弱体化系としてはかなり厄介な部類に入る。ちょっとした刺激でイッてしまう男の子がお姉さん達にいいようにかわいがられてしまうのだ。元々サンタなのだから子供相手が得意というのは分かるが、一刻も早く脱出しないと危ない。
 
 サンタクライムは多彩なプレゼント攻撃が厄介な相手だが、不思議と自分がプレゼントされるのは苦手のようだ。つまり攻撃力が高くても防御力も精力も低く、自慢のイチモツをプレゼントしてあげると思ったより簡単に絶頂してくれるのである。ただしギフト等仲間がいる場合は引き剥がされたりして本体に手を出すのが難しくなる為、まずはギフトを簡単に倒せる位のレベルの差を見せ付け、またサンタが繰り出すおもちゃ攻撃に瞬殺されない耐久性が必要と言える。
 
 「そんなプレゼントじゃあ満足しない」と自信を持って言えればサンタは小槌攻撃に移り、しかる後にスマタ→本番というパターンが多い。なので彼女の太い足にもめげず、挿入攻撃に移った時に一気に突き倒してしまおう。もちろんその前に十分愛撫攻撃で相手を高めて置くのがよい。対男性用武器は強力だが、それに耐え切れればサンタクライムは恐れるに値しない。後は彼女の低い防御力を突いて反撃するのが吉である。
 




 

← →

データベース・トップへ