グーラー【ぐうらあ】

  種 族:魔族
  レベル:D
  得意技:魅了/集団


 グール(死体を喰らうアンデッド)の女性版。グールは墓場で死体を漁りその肉を喰らうが、生きた人肉を食す事もある。グールが死体好きなのに対してグーラーは生きた方を好む。グールが黒く醜い姿なのに対してグーラーはとても艶っぽい美女の姿で、男を誘惑しては「いただきまーす♪」しているらしい。男の方も夢見心地で食べられるに任せるから快感の中最後の一滴まですすり尽くされてしまう。
 
 グーラーはアンデッドの中ではとても弱い方で、そこそこの冒険者でも倒せる相手だ。魔力も自身を動かす事に多く割かれ、使って来る魔法も簡単な魅了魔法程度である。墓場等のおどろおどろしいステージにザコキャラとして登場し、特に大きな必殺技を使うでもなく実力は普通の女性と変わらない。
 
 しかしそれでも、一度死んだ者が意志を持って男を食べようとしているのだから、それなりに魔力もあり、それによって永遠の若さを備え、魅惑的な肢体を曝け出して冒険者に迫って来るのだから、油断は禁物である。月夜に映える白い身体に魅了されてしまうと一気に形勢が不利になる。
 
 魅了攻撃でハマッてしまうと、弱体化させられてしまう。好きな相手に気持ちよくして貰ってると考えるだけで漏らしてしまうかも知れない。グーラーは墓地で男を物陰に引っ張り込んで薄暗い中で精を絞る化け物だ。場所の観念もなくさせてしまうだけの力はある。彼女達は死体の代わりに精液をエネルギー源にしてそれを魔力に変えて活動している。食事の為の魔法には注意が必要だ。
 
 またグーラーは単独行動が少なく、冒険者は一度に複数、場合によっては大勢のグーラーと戦わなければならない。単独では弱くても、集団になると強みを発揮する。魅了魔法を次々かけられ、魅力的な相手が次々と群がって来る状態で気が緩めば、ますますイキやすくなってしまう訳だ。
 
 グーラーを相手にするにはまず、魅了魔法に気をつけよう。簡単な魔法防御で跳ね除ける事ができるのでやって置いた方がいいだろう。また集団を相手にするので精力の管理に注意すべし。それ以外は普通の人間を相手にするのと同じく、基本的な攻防を繰り返して全員を倒すしかない。
 


口裂け女【くちさけおんな】

  種 族:妖怪
  レベル:E
  得意技:丸ごとフェラ/ショタ、フェラ、集団


 昭和50年代以降に小学生たちの間で噂され、社会問題にまで発展した都市伝説。夕方の遭魔が時にマスクをした若い女性が道端にあらわれ、下校中の男子小中学生に「ねえ、私…キレイ?」と話しかけてくるという。「キレイ」と答えると、「…これでも?」とマスクをはずし、耳元まで大きく裂けた口を見せて、「キレイじゃない」と答えると、「なんだとー!」とブチキレて、人気のないところまで追いかけ追いつめて、誰もいないところで犯してしまう。

 「これでもキレイか」と言われたあとで、「きれい」と答えると、褒めてくれたお礼にその場でフェラで抜いてくれる。「やっぱりキレイじゃない」と言ってしまうと、隠れていた別の女性が出てきて「口裂け女の魅力を教えちゃるー」と三人がかりで物影で舌技三昧。口裂け女は3人姉妹なのだ。彼女の質問に答えずに逃げようとすると、100メートルを3秒で走る俊足ですぐに追いつかれ、物影に連れ込まれて姉妹全員でスマタとパイズリ。過激な都市伝説であるw

 口裂け女ははっきり言って子供ばかりをねらうショタコン妖怪なのではあるが、もちろん大人の冒険者に襲いかかることも可能。一応彼女の本領が発揮されるのは、冒険者がコドモの場合である。大人の男でも戦い方は同じなので、ここではショタコン妖怪の要望に応えることにしよう。

 冒険者、ここでは子供にされてしまったかもともとその年なのか、かわいい美少年が主人公。そんないたいけな子に、マスクをした妖怪が現れる。そして「私、きれい?」とお決まりのセリフでたずねてきて戦闘開始だ。

 口裂け女は、その大きく裂けた口を利用してフェラ攻撃をするのが得意だ。これならコドモチンチンをタマまで含めて丸ごと飲み込むことが可能である。そして感じやすい股間全体を満遍なくなめ回し、未熟な冒険者に性戦の厳しさを教えてくれるわけだ。不慣れな冒険者はフェラチオという言葉さえ知らないで、大人の女の化け物になめられてだんだんアソコが気持ちよくなってきてしまう。お尻の穴までチロチロされてしまえば、わけの分からないくすぐったさに悶絶し、男の悦びを知ることとなる。

 戦闘途中で、口裂け女は仲間を呼ぶのが普通だ。すると彼女の姉と妹が登場し、三人がかりで攻撃が始まる。感じやすいところはすっぽり飲み込まれるし、また女の人に触られたことのないキレイな性器も、細くしなやかな指で弄ばれ、さらには挿入までして大人の味を思い知らされるのだ。少年冒険者は普通の冒険者以上にレベルが低い状態から出発するため、口裂け女の特殊攻撃に我慢ができず、つい漏らしてしまうことになる。大人の冒険者でもフェラ属性なら、理想的な口の形とこなれた舌の動きに悶絶してしまうことは確実だ。

 美少年冒険者なら、人外の快楽を味わう前に、まずは人間の娘で慣れておかなければいけない。そうしないといきなりの強烈な攻撃になすすべもない。ある程度慣れておけば、人間以上のフェラ、股間全体を飲み込まれる攻撃に驚いても、何とかこらえて反撃することもできるだろう。口裂け女自体がショタコン女だから、子供冒険者が反撃に出れば、案外弱く感じまくって、すぐに満足してしまう。

 丸ごとフェラにあっという間に射精しなければ、レベルが低くても勝ち目がある。大人の冒険者の場合でも、フェラ属性を克服して本番挿入で3人まとめて倒してしまえばよい。口が裂けていてフェラチオしやすいという以外は、ただの弱い女に過ぎない。普通に戦って倒せる相手である。
 


くのいち【くのいち】 nm

  種 族:超人
  レベル:C
  得意技:含み針、陰縫い、筒がらし、分身、アクロバット体位、射精の秘孔/全属性対応


 男性の忍者が刀や武術で相手を倒すのに対して、女の忍者、くのいちは、その肉体を性的に駆使する「くのいち忍法」によって相手を倒す。その為のえっちな忍術を一通り心得た女のシノビ達は、夜々影の者として暗躍して来た。敵を篭絡したり、世継ぎを絶やしたり、はたまた忍者同士の紛争の中弱体化させたり直接性的な攻撃で命を奪ったりする。くのいちとは「女」の字を「く」「ノ」「一」にばらした名称である。
 
 敵の元に潜り込み、重要な機密を聞き出すには身体で悦ばせるのが手っ取り早い。昔からスケベな高官達が重要な情報をくのいちに漏らしてしまい、敗因に繋がった例は枚挙に暇がない。また敵の親玉を腎虚にして世継ぎができないようにしたり、たとえば次男を世継ぎにしようと目論む一味がくのいちを長男に送り込んで一晩で一生分の精を抜き取って「不適格」にしてしまったり。くのいちの仕事は結構重要だし、また効果の面でも相当のものだった。
 
 誰にも見つけられないような山奥の一角、入り組んだ山道の先にそういうくのいち達が暮らす忍者の里がある。彼女達は女性だけで暮らしており、幼少の頃から男を射精に導くさまざまな秘伝の忍術を徹底的に仕込まれる。10になる頃には全員がすべてのアクロバット体位と快感のツボをマスターしていると言うから驚きだ。ソコから先は人間業を離れた脅威の忍術が訓練される。分身や影縫いなんかがそれだ。15の少女くのいちはもう上官の命をこなせられるという。くのいちは30で引退する決まりなので、修行は早い方がいいという訳だ。
 
 ベテランくのいちは30を超えても活躍するが、多くはその前に命を落とす事になる。引退後も外に出て活動したければ構わないが(一応別格の引退者扱いになる)、やる人は少ないらしい。敵が熟女マニアだとかそういう場合位だろう。生き残った残りのベテランには、幼いくのいちの卵達を訓練し指導する仕事が待っている。先生となるくのいち達は「中忍」という階級に属する。さらに中忍の中で特に優れた人が、死んだリーダーの後釜になる。このリーダーが上忍であり、総責任者という序列だ。
 
 上忍は終身その身分で、中忍・下忍達を統括し、また自分の組織の仕事について把握し適切に指導する。仕事を取って来たりくのいちを配分するのは中忍達の仕事だが、それを承認したりアドバイスしたりするのが上忍。要するにハンコを押す係のような感じだ。が、何かあった時の責任は彼女に降りかかる。
 
 くのいちは女だけで組織されたシノビの組織であるが、直接外部から仕事の依頼をされる事はなく、提携する男性忍者組織から委託を受ける形を取る。敵を弱体化させる隠密の仕事の中で、くのいちにやらせた方がよいと判断したら初めて忍者同士で連絡を取り合って報酬等の協議の末「仕事」となるのである。くのいちの里はごく限られた忍者組織にしか知られず、厳重に秘密が守られているので、そういう形式になる。だから直接彼女達の元に行こうとしたり、女ばかりと聞いてハァハァ言いながら探し当てようものなら、逆に捕まって望み通り”教材”にさせられてしまう。
 
 そういう訳で、くのいちに仕事を頼もうと思うなら、くのいちの紹介も取り扱っている忍者組織に頼むしかない。忍者はあくまでも影の者、掟を破ったり裏切ったりすれば厳しい報復を受ける。男性忍者達はくのいちの実力を知っているので、彼女達を怒らせる事はめったにしない。何しろ裏切り者の処刑方法の一つとしてくのいちの里に教材として引き渡すというのがある位だ。引き渡された裏切り男は一晩で大勢のくのいち達の練習台や超強力技”筒枯らし”の実験台になって事切れてしまう。
 
 男を射精させる為のさまざまな忍術を心得ているくのいち達は、セックスバトルRPGでもソコソコに高度なステージに登場する。第一線で活躍するくのいちは屈強な男性忍者をあっさり処刑できる実力の持ち主だ。ステージによっては完成前の忍者の卵達も敵として加わるが、コドモでも難しい体位を難なくこなせるので、もはや化け物だと考えて本気で戦うようにしたいものだ。
 
 くのいちは足も速く身体も柔軟で、狙われたら逃げ切れない。忍者服から乳房をはだけさせ、吸い付かんばかりの磨き抜かれた肌触りが冒険者を苛む。その肢体のすべてが武器になる。どんな場所や体勢でも挿入できしかもなまめかしく腰を動かせる程柔軟な身体で、くのいち達は容赦なく冒険者を飲み込んでしまう。
 
 また、彼女達が使う含み針には催淫剤が塗り込められているし、魔法かと思える幻の忍術「影縫い」や「分身」もできる。冒険者の動きを一定時間封じ、只でさえ強力なくのいちが一方的に責めるのが影縫い。分身は一人なのに10人以上に分かれ、全員別々に動いて冒険者を悦ばせる技だ。
 
 挿入や道具攻撃の他にも、手コキ、パイズリ、尻ズリ、スマタなんでもござれのテクニシャンだ。特にいつでもすぐ露出できる乳房は肌触りから柔らかさまで徹底的に訓練されていて、包まれるだけで射精する冒険者も珍しくない。その上スピードや角度や幅も一番気持ちいい状態で擦ってくれる。
 
 性器もかなり訓練されている。簡単にはイかないように鍛えられているし、締め付けも自由自在、その絡み付く感触は長年研究されて来た伝統の逸品ばかりだ。蠢くように蠕動させながら激しく上下に動き、押し潰さんばかりに締め付け続ける「筒枯らし」は秘伝の忍術の中でも最高峰のひとつだ。この技はその名の通り一回で一生分の精液を搾り取ってしまい、これ以上は二度と出なくなる(腎虚になる)程の至高の感触で、これを受けた男は大抵イチモツ(筒)が枯れ果ててしまう。それでも引き続き抜かないでいるとショックで快楽の中命まで落としてしまうという何ともオソロシイ技なのである。
 
 中でも彼女達が一番得意とするのがお尻の穴と会陰を指で突いて射精に至らしめる「射精の秘孔」だ。これは経絡秘孔を絶妙なタイミングで突く事によって、触っていなくても勝手に神経が射精命令として処理してしまって射精してしまうという技である。その気持ちよさは頭の中が真っ白になって全身が快感以外何も分からなくなってしまう程。イチモツが刺激されながらこの秘孔を突かれると快感も倍増だ。
 
 射精の秘孔は突く角度、強さ、タイミング、場所、順番がとても難しく、少しでも外れたり両手の息がちょっとでも外れると成功しない。それだけに「秘孔の突き方」はくのいち全員が心得、訓練も受けているが、必ず成功する訳ではないようだ。つまり射精の秘孔は成功に一定の確率があるという訳。前立腺の方向めがけて会陰(外側)とお尻(内側)に当てられた細い指先がきちんと順番通りの強さとタイミングで揉むように秘孔を突くのでなければならない。しかも結合中だったりすると目で見て確認しながら突く事はできず勘と経験を頼りにしないといけない。ウルトラC技という事である。
 
 これ程強力な攻撃力と多彩な技を組み合わせながら駆使し、精力も相当高く、感度が低くなるように訓練を受けてもいるので、レベルの低い冒険者ではまず敵わない。『とらわれペンギン』でも数多くのくのいち達が登場しているが、彼女達の攻撃力の高さや精力の高さに苦戦し、射精の秘孔で一発でゲームオーバーになったプレイヤーも多いだろう。
 
 残念ながらくのいちに弱点はない。乳首を責めようとアソコを責めようと、感じないように子供の頃から訓練されて来たのだ、並の責めでは音を上げない。そして多彩で強力な攻撃が冒険者を翻弄し、磨き抜かれた肌触りと筒を枯らせる絶妙なテクニックが大勢の冒険者を昇天させる。スタンダードに強い敵と言えるだろう。
 
 分身や影縫いといった特殊な技に引っかからないように注意し、まずは自由に動ける&分身を破る状態にして置こう。後は防御力と精力に気を付けながら、ひたすら全身を責めるしかない。ナカナカ感じてくれず、イッてくれない相手なので、執拗な愛撫と腰ふりが要求される。そして、一定の確率で瞬殺される可能性があるので、命がけで戦うしかない。射精の秘孔を防御する手段はないので、偶然「ハズレ」になるのを期待するしかない。
 
 また、ステージによってはくのいち集団を一度に相手にせざるをえない苦境に立たされる事もあるだろう。連携の術もきちんとこなす事ができるので、くのいち集団は生半可なレベルではまったく太刀打ちできない。秘孔を突かれなくても一発でKOだ。人間技を超えた彼女達はもはや超人と呼ぶにふさわしい。が、それでも魔族や神族の強力な力には及ばない。そう考えて、いかにつわもの揃いのくのいち集団でも、勇猛果敢に立ち向かって行こう。経験とレベル、そして勇気が、冒険者の活路を開くのである。
 


クモ娘【くもむすめ】


アルケニー
 


クラスメート【くらすめえと】


同窓生
 


グラビアアイドル【ぐらびああいどる】

  種 族:人間
  レベル:E
  得意技:パイズリ、スマタ/足フェチ、おっぱい星人、集団


 アイドルの中でも特にグラビア写真撮影に専念する人達。有名アイドルの登竜門であり、アイドルを目指す誰もが一度は通る現場だ。もちろん人気が出てからもグラビアや写真の仕事はあるが、待遇がまったく違う。有名アイドルは海外撮影とかがあるが、そうでないなら予算の都合で近場で済ませるのが相場。
 
 写真を撮ればそれで済む話ではなく、何百枚の中で良質のものを何枚か選ぶ作業、事務所確認、そして”CG加工”ナドナド、裏方も仕事も多くて大変らしい。加工技術も進んでムダ毛もツルツルにしてしまうとか。コラが流行る訳だ。
 
 とにかく売り出して覚えて貰うには水着っ!と言う訳でグラビアの仕事は当然通るべき道という事になり、しかも大勢の名もなき水着ギャル達が雑誌に出ては消えて行くんである。何かと苦労の多い彼女達だが、その中でほんのごく僅かだけが有名になれるという厳しい世界だ。
 
 冬でも水着っ!雪の中でも水着っ!水槽の中でも水着っ!寒くて鳥肌立ってもCG加工でなんとでもなるわい!熱湯の中でも水着っ!若者集う町の中でも水着っ!劣化ウラン弾が飛び交う中でも水着っ!…誰とは言わないがおっぱいがデカいだけで(ryな娘が有利になるグラビアアイドルの世界、何はともあれいつでもどこでも水着っ!なんである。
 
 と言う訳で、このセックスバトルRPGの世界にもグラビアアイドルが登場する。アイドルの眷属ではあるが、ビキニの水着をユニフォームにしいつでもどこでも肌を露出している特異性がある為、ここでは別枠にした。
 
 比較的初期のステージに登場する彼女達は、どんな場所にでも出没し、必ずビキニの水着姿で冒険者に迫って来る。山の中だろうが吹雪の中だろうが自慢のおっぱいをブルブル震わせながら冒険者めがけて走って来る。ビキニなのでもちろんナマ足!おへそ丸出し!谷間強調!
 
 彼女達の得意技はその露出した肢体をフル活用する事だ。特にスマタとパイズリ攻撃が目立つ。巨乳が多く肌の露出が激しいので、特におっぱい星人な冒険者にとっては苦戦を強いられるかも知れない。というより随所に登場するという点が厄介だ。それだけ多くのグラビアアイドル達と肌を合わせなければならないのだから。
 
 彼女達は単独で登場する事も多いが、複数でグラビアアイドルグループを形成する事も多い。単独相手にも集団相手にも慣れて置かないとグラビアアイドル攻略は完成しないと言えるだろう。初級の敵とはいえ、素人よりも多少は経験も多く、肌を露出しているから攻撃も大胆だ。揺れる乳房に心を奪われないよう気をつけたい。
 


グラマーサンバ【くらまあさんば】


ダンサー
 


グリーンレディ【ぐりいんれでぃ】

  種 族:超人
  レベル:D
  得意技:魅了、快感魔法、変身、弱体化魔法/ロリ、思春期、姉、妹


 夜に活動する魔女。昼間は寝ていて、夜になるとあちこちをさまよい歩き、人間などを見つけてはいたずらし放題。変身して人を騙したり、家畜をいじめて嘲笑したり、裸で現れては鼻の下を伸ばした与太者を誘い込み、あと一歩で断崖絶壁というところに追い込んで驚かせたりする。また、相手の持っている武器が何であるかを知ったグリーンレディは、魔法でその武器を使い物にできなくしてしまう。ピストルを隠し持っていることがばれると、銃口がぐるぐる巻きになってしまったりするわけだ。

 一般にグリーンレディはいたずらを好む魔女であり、深刻な実害は及ぼさないのが特徴だ。人間をおちょくって楽しんでいるだけの妖怪みたいな存在といえる。グリーンレディの先祖は冬の魔女ベーラとされている。

 SBRPGに登場するグリーンレディは、男の精力を奪ういたずらをする厄介者である。序盤ステージから夜限定であらわれ始め、魔力を駆使して冒険者を高める。魔法の力で自分の魅力を高め、惚れさせやすくしてあり、耐性のない冒険者ではすぐに魅了されてしまう。何種類かの快感魔法を心得ており、体の中からじわりと感じさせられてしまう。それでも、一発で射精に至るほどの威力もなく、冒険者の下腹をじわりと疼かせる程度の威力しかない。

 グリーンレディの得意技は、快感魔法よりもむしろ、その変身能力である。彼女は冒険者好みの姿に変身することができ、ロリ属性なら幼女グリーンレディが、熟女好きなら30代の妖艶なグリーンレディが相手をする。また、冒険者の恋人などに変身してぞっこんにさせることも可能だ。これだけでも相当冒険者はメロメロになってしまって、弱体化はなはだしい。

 グリーンレディのさらに恐ろしいところは、武器をだめにしてしまう能力が備わっていることである。SBRPGではいうまでもなく、男の武器は黒光りするイチモツだ。こいつが魔法でだめになってしまう、つまりふにゃふにゃで敏感なコドモチンチンに変えられてしまい、長さも2、3センチ、太さ1センチ、ちょっといじっただけでイッちゃうほど弱々しくなってしまうのである。

 グリーンレディはみずからの肢体を駆使して冒険者を悦ばせることはあまりない。エンカウントは単独で、仲間とともに登場することはないが、それでも彼女は魅了と変身で冒険者の油断を誘い、簡単な快感魔法でちょっとずつ精力を奪い、数ターンのちに弱体化魔法で武器をダメにしてしまう。それ以上の攻撃はしてこない。さっさと魔法をかけたら逃げてしまうのである。

 グリーンレディの目的は冒険者を自分の手で射精させることではなく、弱体化して嘲笑のうえ、とっとと逃げてしまうイタズラをしたいだけなのである。だから彼女は、イタズラ完了の時点でどこかにいなくなってしまう。取り残された冒険者は、次のエンカウントで別の女敵にあっさり抜かれてしまうことになる。グリーンレディの脅威は、その後のエンカウント時に致命的な状況に冒険者が追い込まれることなのである。

 武器が使い物にならない以上は、しかも徹底的に弱体化してしまっては、指先でコチョコチョされただけで大ダメージ、あっという間に精液を噴き出してしまう。それを遠くから見て笑い転げることが、グリーンレディの目的であり、楽しみなのである。ものすごく性格が捻じ曲がっているといわざるをえない。

 グリーンレディに対しては、魅了や変身で心を奪われないよう、気をシッカリ持つことが大切である。相手のペースにはまってしまったら大変なことになる。快感魔法は弱いので気にしなくてよいが、弱体化魔法にだけは注意しなければならない。彼女が出てくるステージにいる冒険者では、魔法障壁はなかなか築けないだろうから、イチモツが弱体化されてしまってはその先の冒険は絶望的である。

 そうなる前に先手必勝、グリーンレディを押し倒して入れてしまおう。魅了されてボサッとしていると武器をだめにされてしまうので、その前に攻撃あるのみである。入れてしまえば弱体化魔法は使えない(接触部も弱体化してしまうらしい…つまり自分も無事ではすまない)。実力的には大したことがなく、普通の娘がイク分の倍程度の快感を与えれば簡単に果ててしまう。

 もし万一、弱体化魔法でチンチンがだめになってしまったら、逃げるグリーンレディを深追いしてはいけない。執拗に追いかけようものなら、逆上したグリーンレディに裸で抱きつかれ、股間をふとももでスリスリでもされればそれだけで射精してしまうはずだ。それよりもまずは、魔法屋あたりに急いで出向き、弱体化魔法を解いてもらうことが先決だ。グリーンレディの弱体化魔法は、簡単な呪文で解くことができる。自分に一定の魔力があるのなら、自分で解呪することもできるが、初心冒険者なら、大急ぎで誰かに解いてもらう必要がある。そのまえにエンカウントしたら必死で逃げなければならない。逃亡失敗したらおしまいである。
 


グレモリー【ぐれもりい】

  種 族:精霊・魔族
  レベル:B
  得意技:フェロモントラップA・B/集団


 ラクダに跨った赤髪の貴婦人。元々精霊のような存在だったが、後に魔族に数え入れられるようになり、最終的に魔界の公爵の地位を得る。特に召喚した男に大勢の女を惚れさせる能力がある。グレモリーに頼めばどんな女性の愛でもゲットできるので、恋する男が堕落するにはもってこいの悪魔と言える。
 
 精霊としての力に魔族としての邪悪なコーティングがなされ、強力な魔力を作り出す事のできるグレモリーは、攻撃力・防御力共に高レベルであり、簡単に倒せる相手ではない。彼女の通常快感攻撃だけでも大ダメージを食らってしまう。グレモリーから充満し溢れ出している魔力に淫気が含まれており、また彼女自身から強力なフェロモンが体液と共に滲み出ている。グレモリーと交わる男は常に魅了され、高められながら戦う事を余儀なくされる。
 
 しかしグレモリーの恐ろしさは、そのフェロモンを自由自在に操れる特殊能力である。溢れ出して止められないフェロモンが冒険者を翻弄するだけでなく、その淫気の質を自由に変化させ、男性も女性も虜にできる。特に女性の精神を犯し、望みの男性に心底惚れさせメロメロにする能力は魔界随一と言われる。
 
 その為グレモリーは、魔界ステージの居城で大勢の女性従者を従えている。従者達はフェロモンに毒されて自らグレモリーに心底忠誠を誓った者どもであり、人間も超人も精霊も魔族までいる。そしてグレモリーの命令に従順であり、全員が冒険者めがけてグレモリーの為に体を投げ出すのである。
 
 冒険者がグレモリーを退治しようとするなら、まずは既に従者となっている女性達を全員平らげないといけない。最後の一人になってもご主人様の為に従者達は総力玉砕攻撃を仕掛けて来るからだ。全員を倒してもまだ油断はできない。グレモリーはどこからか呼び寄せた女性達をひっきりなしに虜にし続けている。新手の従者達がひっきりなしに召喚されるので、親玉に対峙しても従者達と集団戦になるしかないのである。
 
 グレモリーはフェロモンを自在に操れるだけに、フェロモントラップAフェロモントラップBの両方を仕掛けたりその場で駆使したりできる。つまり女性に敏感になって誰にでも魅了されやすくなり(A)、また自分もフェロモン体質になって敵を呼び寄せてしまう(B)。特にトラップBの障害が大きく、彼女に歯向かった時点でグレモリーの呪いを受け、ありとあらゆる女敵を遠くからでも呼び寄せる程の超フェロモン体質になってしまうのである。
 
 厄介なのはグレモリーを倒してもフェロモン体質の淫呪は解かれない点である。あちこちから次々と女達が冒険者に吸い寄せられてしまう。それだけ射精の確率が上がってしまう為、グレモリーを倒したらすぐにでも解呪しないといけない。が、魔界の公爵程の強力な淫呪、簡単な解呪方法では通用せず、特殊な方法を用いる事になる。
 
 たとえば魔界のある洞窟に行って淫呪を持続させる(鏡のような)道具を破壊し、その足で天界に赴いて高尚な神族の手で解呪を頼む、といった具合だ。その為の冒険も余儀なくされ、解呪が完了するまでいくつものステージでフェロモン体質の冒険者が高いエンカウント率の中を進まなければいけなくなる。グレモリーを倒せる程のレベルの持ち主でも、そのステージはどうしても苦戦を強いられるであろう。
 




 

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