快感の椅子【かいかんのいす】

  種 族:魔法媒体
  レベル:D
  得意技:淫呪、淫夢/属性なし


 淫魔の呪いが掛かった椅子、または女体でできた椅子。女体でできているタイプの方が強力ではあるが、戦闘パターンはほとんど同じで肌触りの心地よさが加わる。
 
 魔力を注入して動かす事ができるようになっており、もちろん空も飛べる。ふわりと宙に浮いた状態で冒険者を待ち構え、素早く後ろに回り込んで冒険者を座らせる。女体タイプもヒザカックン状態で同じように座らせてから攻撃に入るので、不意打ちの要素も大きい。
 
 通常の木製の椅子も女体タイプの椅子も、座ると強烈な睡魔に襲われる。これは魔族の手で椅子自体に淫呪が掛かっている為であり、座った者を眠りに誘う効果がある。この魔力には相当上位の冒険者でないと抗えない。並の魔法バリア程度では防ぎ切れない。眠ってしまったらイクまで目覚めることがないので、冒険者は夢の世界で戦闘しなければならない。そもそも快感の椅子は眠った世界での戦闘が専門だ。
 
 淫呪によって眠らされた冒険者は椅子と共に夢の擬似空間に閉じ込められる。そして椅子のあちこちから女体が生えて来て冒険者の全身をまさぐり、愛撫してダメージを与えて来る。その間冒険者は椅子に縛り付けられており、逃げる事も叶わず反撃も大きく制限されてしまう。
 
 椅子から女の上半身や下半身がにょきっと飛び出し冒険者に絡み付く。また手だけの場合やおっぱいだけの場合、そして筒状の性器部分だけが生えて来て冒険者を悦ばせる場合もある。抵抗はできず、慣れていない冒険者だとそのまま夢精となる。夢の世界なので防御力が制限され、通常以上のダメージを蒙る事になる。
 
 木製の椅子の場合の攻撃パターンはそれだけだが、女体を媒体にする場合には現実世界での女の肌触りと手コキが加わる。女の肉を寄せ集めて融合させて作る強力タイプの椅子は、冒険者を座らせてその肌触りに包み込み、眠りの世界でもパーツが飛び出すが、その上現実の方でも腕だけは動かせるので、冒険者の背中に女体を押し付けつつ手コキ攻撃をして来るのだ。すると冒険者は夢の中で全身をかわいがられ現実でシコシコ手コキされるという二重のダメージを受ける事になる。もちろんうまく身動きも取れず防御力も低下させられるのは木製と同じだ。
 
 手足が動かせず感じやすくなっているので、闇雲に逃げようとせず(そもそも夢なので逃げ切れない)、精力値に気をつけながら腰の動きとイチモツの踏ん張りだけで対抗するしかない。腰の動きもそれ程激しくはできないので、股間に力を入れて硬化し、女性器攻撃など相手の動きに任せて男根の感触を椅子のパーツに刻み付けてあげよう。
 
 つまり夢の中で快感の椅子から飛び出した女体がイチモツに攻撃を加えている間椅子側もダメージを受けるので、そのまま自滅を誘う作戦という訳である。淫夢&全身攻撃は厄介だが、感じやすくできており、こちらがイかないように踏ん張り続けていれば椅子の方が比較的簡単に自滅してくれる。椅子に座らされたら『我慢の一手』に限る。慣れてしまえば短期間の淫夢ごとき簡単に乗り越えられるだろう。木製タイプも女体強化タイプも戦略は同じだが、強化タイプの方が攻撃力が高いのでその点だけ注意されたし。
 
 快感の椅子を倒せばすぐに淫呪が解け、目覚める事ができる。一定時間椅子の動きが止まるので、木製の場合はそのまま破壊してしまおう。そうすれば二度と襲っては来ない。ただし強化タイプは淫夢を克服された後破壊されるという欠陥を克服してあるので、動きが止まっている間にその場を離れるしかない。女体でできている椅子は破壊できない。その場所でまた次の冒険者が来るのを待ち構える訳だ。
 


怪盗【かいとう】


シーフ
 


格闘少女【かくとうしょうじょ】

  種 族:人間
  レベル:E
  得意技:アクロバット、寝技/思春期、おっぱい星人、密着、イメクラ


 柔道着を身にまとったスポーツ少女。柔術をはじめとして、剣術から空手まで、数多くの格闘技をマスターした女丈夫である。筋肉が発達していながらしなやかな体つきで、胸もそこそこに大きめ。背も低く、格闘技をしているにしては「ごつごつした感じ」をほとんど持たないのが特徴だ。

 格闘少女は体力のない初級冒険者にとっては天敵とも言える相手だ。格闘家の心得があるために、彼女たちはめったに暴力は振るわない。だからエンカウントしてすぐにボコボコにされるという心配はないので御安心を。ただし、それがSBに結びつく場合には、彼女の体術は存分に発揮される。また、冒険者が悪党で、女を力と暴力でねじ伏せて屈服させようとすれば、容易に懲らしめられてしまうだろう。

 格闘少女は特にひ弱そうな冒険者を見つけると、嬉々として近づいてくる。そしてすかさず柔道の寝技だ。柔道着の下はお約束の全裸。はだけやすい着物だけに、少し組み合っただけで固い生地と柔らかい肉のコラボレーションが楽しめる。こうして若々しい肌と形のいい乳房の感触を存分に愉しませてから、格闘少女はさまざまな難しいアクロバット体位で冒険者を追いつめるのである。

 冒険者は格闘少女の圧倒的な力の差に翻弄され、抵抗もできずもちろん逃げられず、一方的に高められてしまうだろう。試合をしているような、それでいてガちんこバトルファックで劣勢に立たされているような、気持ちいいうちに果ててしまうことになる。格闘マニアなだけに、SBも試合の一環と考えているふしがあり、絶対に負けたくない女の子は、持てる技をどんどん駆使して冒険者を悦ばせてくる。上に乗られる柔道技と連続アクロバット挿入の連携プレイに太刀打ちできなければ、初心者のままイキ果てることになるだろう。

 格闘少女には力ではまず敵わない。しなやかな筋力と巧みな技で、冒険者の力が入りにくい体勢にすぐ持っていかれてしまうからだ。もちろんねじ伏せようとか無理に抵抗しようなどしようものなら空手技が飛び出す。イタイ思いがイイというのなら…それでも射精して敗北だ。どっちみちヘタに逆らわない方が得策といえる。

 ここはあえて抵抗せずに、カウンターダメージに期待しよう。オッパイ密着攻撃にたいして乳首ナメで応戦し、女性主導のアクロバットではひたすらガマンして硬さをキープだ。そうすると、彼女好みのひ弱な冒険者が一生懸命戦っている様子で、格闘少女は酔ってしまい、どんどん精力を消費することになる。そうして相手の自滅を誘うのが最良の戦法といえるだろう。
 


片足上臈【かたあしじょうろう】

  種 族:妖怪
  レベル:D
  得意技:立位/思春期


 山の中に出没する片足だけの妖怪で、きらびやかな女官の服装に身を包み、髪の毛の長いかわいらしい小娘妖怪である。かかしのように一本足で立って猟師を驚かせ、置いていった獲物を奪うという。もちろんそれが彼女の食料調達方法なんである。

 また、彼女は熱心な草履コレクターで、秘密の家にはちゃんと棚があって「何月何日、どこそこの誰それの右足の草履」とラベルを貼って丁寧に保管している。なぜ草履なのかは分からないが、彼女は他人の草履が大好きな、多分靴フェチなのだろう。そこで彼女に草履を提供すると、お礼に男性にたいしては子種を吸い取り、女性にはその子種で懐妊させた。妊娠したい女性が草履をお供えすれば子供に恵まれるというわけである。

 片足上臈は初期の山ステージに登場する。片足が体の真ん中から伸びていて、足の真ん中にオソソがついている格好だ。彼女は冒険者を見つけると和服をまくりあげて誘ってくる。冒険者がその気になると抱きあって立位挿入だ。グニグニ蠢く妖怪のアソコの感触は甘美であり、慣れていない冒険者ではブルブル脱力して片足上臈にしがみついたまま発射となる。

 搾精に特化した器官だけあって、人間の女性に慣れていても片足上臈には通用しない。一旦入れるとどちらかがイクまで離してはもらえない。あどけない顔立ちながら、片足の力は絶大で、冒険者を持ち上げながら立位でガンガン責めることさえできる。

 片足上臈は、レベルの低い冒険者にとっては強敵だ。ツルツルのアソコを見せつけて誘ってくれるが、自信がないなら戦闘を拒否することができる。その場を立ち去れば追いかけてはこない。戦闘するとなったら、立位のテクニックを磨いておくことだ。もちろん人外に耐え切れる耐久力も必要となる。一定の実力があれば勝てる相手である。

 なお、片足上臈に自分の靴をあげるとイロイロ役に経つ情報を教えてくれたりプレゼントをくれたりすることがある。山ステージでは道しるべにもなるので、いらない靴を用意しておくのも手である。ただし、いつも有用なプレゼントや情報をくれるわけではなく、「わぁー、ありがとー☆」だけで終わってしまうこともあるし、「お礼にいい気持ちにしてあげるね」と強制戦闘になってしまう場合さえある。ある程度リスクは覚悟しなくてはいけない。それが妖怪というものだ。
 


片輪車【かたわぐるま】

  種 族:妖怪
  レベル:C
  得意技:執拗な女性上位/ショタ、姉、密着


 裸の女で、片方しか車輪がない車を妖力で動かしつつ、これに乗って徘徊しているという。人間の女性がその姿を見ると身近な男児を取られるとされるが、男性がその姿を見るとその男がさらわれる。さらわれた男は、炎に包まれた片輪車の上で妖怪と一晩中交わらされる。途中で精根尽き果てればそのまま命はないから、男は必死で片輪車を満足させ続けなければならない。相手が子供でも容赦はないが、母親が必死で息子を帰してほしいと念じると、命だけは助けて次の日返してくれる。

 片輪車は中盤ステージに登場する妖怪で、実力はかなりのモノ。その姿を見た男、すなわち冒険者は、容赦なく片輪車の中に引き込まれてしまう。この車、内部は一畳分の板になっており、片側に大きな車輪がある。その板の上に裸の美女がいるというわけだが、男が引き込まれるや否や、人気のない場所に車ごとワープし、あっという間に周囲が炎に包まれる。

 つまり出られなくなるわけで、冒険者は片輪車とのエンカウントで逃げる選択肢はない。美女妖怪を倒すか、こちらがイキまくって精根尽き果てるかしなければ外には出られない。冒険者なら生きて外に出たいものである。

 片輪車は炎の性格そのものであり、責めもひじょうに激しい。冒険者の上で大きく激しく動き続ける。妖気に満ちた女体が覆いかぶさって強くこすりつけながら、イチモツが大きくすばやく力強くしごかれ続ける。休むことのない執拗な女性上位の責めに、どんどん精力を消費してしまう。こちらが腰を突き上げても、かき消してしまうほど乱れる腰使いに、つい相手のペースのまま発射ということになりかねない。

 冒険者がコドモであっても責め方は変わらず容赦ない。それどころか性に未熟な男の子相手にますます激しく燃えるというものだ。出してしまったが最後、一晩中抜かれ続ける。日の出までに片輪車が満足して気を失うか、こちらが精根尽き果てて抜け殻になるか。炎の熱気がますます体の快感をアップさせるが、死にたくなければ必死で悦ばせるしかない。

 片輪車はその気性の激しさから、執拗な極上の責めを得意とする。これに耐え切れなければ、実質燃え尽きてしまうことになる。攻撃力も高いし精力もそこそこにあるから、彼女を完全に満足させるのは簡単ではない。それでも、中盤ステージに来られるほどのレベルがあれば、何とか上に乗る美女を倒すことはできるだろう。

 相手が勢いに任せた激しい責めをくり出してくるのなら、こちらは繊細なテクニックで対抗しよう。ピンポイントを突いた絶妙な指裁きで細かい攻撃をくり返せば、硬い男根が自動的に相手にカウンターダメージになっているから、やがて片輪車も絶頂を迎えることになる。矢継ぎ早の攻撃に翻弄されることなく、炎をかき消す男になるべし。
 


彼女【かのじょ】


恋人
 


からかさ【からかさ】

  種 族:妖怪
  レベル:D
  得意技:足コキ、スマタ、全身舐め/足フェチ、フェラ


 古くなった傘が変化した妖怪。雨の日に突然あらわれ、長い舌とコミカルな動きで道行く人々を驚かすイタズラ大好きな困った君である。
 
 通常は一本足だが、女性型は二本足で普通に歩いてる。そして冒険者の前にあらわれるからかさは、えっちなイタズラが大好き。突然冒険者の腰元に張り付いたかと思うと長く大きな舌でイチモツを包み込んでしまう。フェラ属性の初心者はここでアウトになってしまう可能性がある。また自在に動く舌は男の全身を嘗め回して満遍なくダメージを与える能力を備えており、特に複数のからかさ相手の時にはその能力を十全に発揮する。
 
 また女性からかさは足技を得意とする。冒険者をフェラ攻撃で高めた後、あお向けにして腰に乗っかり足コキを繰り出す。ちょっと硬めの足の裏の心地よさに翻弄されやすい人は注意が必要。そしてトドメにふとももの間にイチモツを挟み込んでグリングリンしごきたてる。その足はとても触り心地がよくスベスベでふっくらしている。グロテスクな外見とミスマッチだがその足は男の精液を沢山吸い取って来た妖しき武器なのである。
 
 からかさには性器がなく、挿入で倒す事はできない。性感帯は足にあるので、スマタで出し入れしながら満遍なくスリスリさすってあげよう。その外観から愛される経験も少なく、足への愛撫攻撃に弱い。からかさの魅力的な足は武器であると同時に弱点でもある訳だ。そこを突けばある程度の経験がある冒険者なら難なく倒せるだろう。妖怪の中では初級なので、妖怪退治の初心者冒険者にはうってつけの相手とも言える。
 


カリギューラ【かりぎゅうら】

  種 族:魔族
  レベル:A
  得意技:夢幻時空/全属性対応

 かつて、神々の世界では、自由、奔放、陽気、そして悩まないで過ごすことが、普通の感覚だった。そこでは、神といえども怒り、嫉妬し、復讐することもあり、しかしそれが終わったら、すぐにでも水に流し、きれいさっぱり忘れるということも成り立っていた。いわば、理性のない状態であり、善も悪もなく、執着も悲愴もなく、死への恐怖さえもなかった。人間界もそのようであり、天上の楽園もそのようであった。自由奔放ではあったが、深く考えるということも、また存在しない時期だ。

 カリギューラは、そんな古い時代からずっと存在し続けてきた、性欲の女神である。セックスの快楽を肯定し、有性生殖をさらに推進して、これをとおして生命というものの賛歌、生きることのすばらしさ、この世に精を受けて転生し続けることの快楽を、本能に刻むということを司っていた、高位の女神だった。

 しかし、あるとき、唯一神を名乗る若い神が現れ、全ては一変した。自己を誇り、世界は自己の意のままでなければならないと、出し抜けに主張し始めたのだ。

 多くの神々は、その荒唐無稽な主張を前に死ぬまで笑い続けた。神々は笑い死にをしたのである。

 しかし、その唯一神は、きわめて大まじめであった。規律、厳格、契約、勤勉…そういう「まじめ」な努力をする鉄の格律こそ、彼の司るところだったからだ。

 彼は武力と理性とによって、神々の世界を支配した。楽園に安住する神々を押しのけ、反対者、邪魔な者すべてを徹底的に排除し尽くした。自分の子、自分が作った生き写しの存在、楽園に住んでいた“人間”でさえ、理性的ではないので知性を得させるべく、楽園から追放したのだった。

 カリギューラのような、性の快楽を司る女神など、真っ先に排除の対象だった。彼女は邪神として糾弾され、神界から追放された。そして、彼の意に沿わぬ者が住まう広大な世界、魔界へと永遠に閉じ込めたのだった。

 カリギューラたち魔の者は、そんな横暴に抵抗するべく、人間界を支配し、それによって力を蓄えて、いつかは神界に攻め込み、唯一神の実権を転覆してやろうと、遥かに気の長い誓いを打ち立てたのだった。そのような存在を、魔王と呼ぶ。カリギューラはまさに、その魔王の典型と言える存在だ。

 このような事情を見れば、魔界から神界へのリベンジは、一種のクーデターのようである。だが、そこには存在意義をかけた、長い期間にわたる苛烈な争いがあり、魔王たちはその手段を選ばず人間を使い捨ての手段程度にしか考えない。方法を選ばない傍若無人ぶりは、もし神界が転覆せられたときにどんな状態になるか、想像に難くないほどである。自由奔放というよりは、まさに無秩序であり、人間界の成り立ちも機構もすべて崩壊し、理性が奪われ、肉欲と暴力の支配する地獄と化してしまうであろう。

 もし、すべての法律が悪魔によって禁止されたらどうなるか、平和な決まり事を作ることも守ることもできなければ…を考えれば、クーデターの成功は、我々人間にとってはきわめてゆゆしき事態であることが瞬時にして理解できる。神々の事情はさておいても、魔王どものクーデターは阻止しなければならないのだ。

 カリギューラは、「種の摂理」という方法を用いて、唯一神に一矢報いる作戦を立てた。3000年かけて、悪魔の種を熟成させ、年限が来たら一気に発芽し、世界を性に奔放な魔力であふれさせて、一気に人間界を支配下に置こうとしたのである。だが、ほんのわずかな計算ミスによって、カリギューラの種は、10歳の少年の肉体で発芽することになってしまった。そのため、唯一神が妨害する隙を作ってしまい、少年の強い意志と過酷な戦いによって、カリギューラの作戦は失敗に終わってしまったのである。

 その後彼女は、力を失い、魔界の永久凍土でくすぶっていたが、ヘルサという狡猾な魔王が彼女に接近、手を組んで人間界を支配しようともくろんでいた。それに応じたカリギューラは、組織の女王として復活、ナンバーツーの地位を与えられ、手を組んだヘルサはヘルサたん総統として組織の長となった。

 このように、カリギューラは魔王の中でもかなり別格の存在であり、その魔力実力ともに最高峰に達する。数多くの魔王たちの中でも群を抜いており、冒険者がカリギューラを攻略するのは並大抵なことではない。勇者クラスでも、彼女を倒すのは困難を極めるだろう。

 カリギューラは、そのあふれる魔力を用いて、夢幻時空を発生させる。世界に干渉し、冒険者の周囲に疑似時空を発生させ、淫気によって弱体化、その内部では性的にやりたい放題のことができる。また、男たちの夢の中に侵入して、淫夢によって弱体化させ、実際の戦闘を有利に進めることもできる。

 性的な戦闘の実力も群を抜いており、通常攻撃のやりとりだけでも、相当の消耗戦を強いられることだろう。彼女以上のクラスになれば、夢幻時空のような特殊攻撃を別としても、あれこれテクニックにバリエーションを持たせることがなくなってくるものだ。なぜなら、魔法や電撃などの手段を使わなくても、手、フェラ、足、性器の快感攻撃だけで、勇者どもを一挙に精液祭りにできる、真の実力を誇っているからだ。

 カリギューラの場合、もともと神族だったので、神の力と悪魔の力の両方を使いこなせる。神族としての名器や、安らかなしっとり攻撃もできれば、魔族よろしく激しく一気にたたみかける攻撃もお手のものだ。

 だが、多くの場合、カリギューラと直接対決をすることは少ないだろう。権力闘争に敗れて自滅したり、唯一神の妨害に遭って実力を発揮しきれないまま終わってしまったり、種の摂理に大半の魔力を費やしきってしまっているので残りの魔力ではほとんど力を出し切れずに倒されたり、部下の女性にいじめられてふて寝をしたり、結局ろくな目に遭わずに滅ぼされてしまうことになるからだ。

 夢幻時空で、冒険者の身近な女性を始め、様々な女の怪物が襲いかかってくる。カリギューラの恐ろしいところは、その実力もさることながら、「ステージを作る側」であるということだ。あの手この手で性的な攻撃を配下に命じ、女をそこかしこに配置して、冒険者を射精させる、戦略に長けた一面が、冒険者を様々に悩ませることになるのだ。彼女のもとにたどり着く前に、その冒険者に合わせた数々のエッチな罠にほだされ、止めどなく精を奪われてしまうことになる。

 逆に言えば、彼女の作戦を乗り越えてしまいさえすれば、弱体化したカリギューラを克服し、彼女を封じたり、魔界の奥に引っ込ませてふてくされたままマンガを読む心理状態に追い込んだりができる。直接対決せずに勝つことができるのだ。

 彼女の気持ちも分からないではないが、やはり不遇な運命にあるのだろう。かわいそうなので、あんまりいじって泣かせないように気をつけたい。


カリぬす【かりぬす】

  種 族:魔族
  レベル:C
  得意技:必殺前後アナル/属性なし


 初期ローマ帝国皇帝。ぬめりアヌスと共同で国を統治するも、専制とあいつぐ戦争で国を乱し、残酷な性格で、性に奔放な暴君であった。乱暴狼藉が激しいため、ついに部下の軍人によって暗殺される。共同統治者ぬめりアヌスも、同じように部下の軍人に裏切られて暗殺されている。

 かれらの死後、二人とも地獄に落ち、そこでフタナリ妖魔となった。巨大な体、筋肉隆々、それでいて胸には膨らんだ乳房、股間には勇者もうらやむ巨大な黒光りが備わっており、体術にすぐれ、やがて地獄からよみがえってデビルサイダーとして世を乱すようになる。かれらはフタナリなので、男も女もこの二人に精根尽き果てるまで悦ばせられ、やがて地獄イキにされてしまうのだった。かれらの合い言葉は「われらは誰よりも強く…そして美しい」である。

 フタナリ大好き人間であっても、できればこの二人とは戦いたくはないだろう。女性ベースのフタナリなら大歓迎でも、カリぬすとぬめりアヌスはどう見ても筋骨隆々のホモ系なのだから。しかし時には、性の常識の垣根を超えて、快感を乗り越える戦いに臨まねばならぬ時があるのだ。

 カリぬすとぬめりアヌスは、もともと皇帝であり、とっても偉いお方。貫禄と権威があり、中級ステージのプチボスを務められるほどの実力者。彼らはいつも二人一緒に行動しており、ステージも共同統治だ。二人とももともと男性だっただけあって、男の感じやすい攻撃は心得ており、地獄で修行したためさらに徹底的に研究されている。その手技だけでも相当なダメージを余儀なくされるだろう。

 カリぬすの自慢は、その巨根である。長く太く反り返り、黒光りしている立派なイチモツだ。そしてぬめりアヌスは、どんなものでも飲み込むことができる開発されたアナルが自慢。どっちも名は体をあらわしている。戦闘はつねに二人一組であり、冒険者の感じやすいところを的確に責める前戯のあとは、いよいよかれらの本領発揮、お楽しみタイムである。

 ぬめりアヌスのお尻に冒険者のイチモツが飲み込まれ、地獄で鍛えた締めつけにさらす。ヌメヌメした感触に、つい倒錯した悦びを覚えてしまうだろう。そして同時に、カリぬすが後ろから冒険者の腸に届くほどアナル挿入を仕掛けてくる。これで冒険者の体は前後からお尻に、お尻で攻撃され、腰周りの性感帯すべてを刺激され、男3人禁断の快楽に包まれることになる。この二人連携の必殺前後アナルで、どんな女好きの冒険者も危ない快感にクセになってしまいそうだ。

 カリぬすとぬめりアヌスの二人を倒そうと思っても、相手は相当の修行を積んだ実力派で、力もあって脱出も抵抗も難しく、それでいて前後から責めまくられて一気に精力を削られてしまう。力ずくでなんとかしようとしてもサムソンな二人に対抗することはできない。

 しかし、鉄壁の連携プレイにも弱点がある。カリぬすは挿入する方が得意で、ぬめりアヌスは入れられる方が得意。だが、その逆はそれほどでもない。つまり、なんとかして二人の攻撃から脱出し、体の向きを変えて、カリぬすのアナルに挿入、ぬめりアヌスのイチモツを冒険者のお尻で締め上げれば、一気に形勢は逆転する。カリぬすは自分のケツに思わぬ快感を受けることになり、ぬめりアヌスは冒険者のお尻の感触に悶絶だ。これで二人まとめて倒すことができる。
 


河女【かわおんな】

  種 族:妖怪
  レベル:D
  得意技:憑依/密着
 
 東北地方の妖怪で、川辺に出没し、男性を逆ナンパしては取り憑いてくるという。川辺に一人でいるときは、若くて肌の真っ白い美女に話しかけられる。楽しく会話をすることができ、若い娘の露出度の高い肌を見ながら、男の方もまんざらではなくなって、つい時間の経つのも忘れてしまう。だが、河女はそんな男性に憑依し、四六時中セックスを求めては精液を奪い去っていく。
 
 憑依されると、河女は寝ても覚めてもずっと男性にぴったり張りつき、裸体を見せては興奮させ、裸のまま抱きついてきて生足やおっぱいの感触を刻みつけてくる。男性が着衣していても鎧に身を包んでも、河女はすり抜けてじかに白く柔らかなみずみずしい肌をこすりつけることができる。その男性にしか河女の姿は見えないので、人混みの中に異様と電車に乗っていようと家族と食事中であろうと、お構いなしに24時間誘惑は続く。

 勃起してしまえば、あとは抜かれるだけ。哀れな男性はトイレに駆け込んで、河女に射精してしまう。だが、行為が終わっても河女はしつこくセックスを求め続ける。出したばかりで再び興奮はできないけれども、少し時間が経ち、その間中裸体と肌触りを味わい続けていれば、再び勃起してしまう。そうしてまた、トイレへ駆け込むということになる。

 夜寝ていても、ずっと添い寝してはおっぱいを触らせたり、性器を触らせたり、ふとももを絡めたりして、出し尽して深い眠りに落ちるまでしつこくセックスが続けられる。男性はだんだん衰弱し、ついにはやせ細ってしまうのである。

 セックスバトルRPGの世界でも、河女は登場する。密着型の接近戦だ。彼女は冒険者を見つけると、ぴったり寄り添ってきて離れなくなる。そして自慢の白い肌を押しつけこすりつけて、精力を奪い続けるのだ。

 河女に出会ってしまったら、絶対に倒すほかに道は残されていない。逃げることは不可能である。なぜなら、河女が冒険者に出会うと、すぐに憑依され、逃げてもぴったり張りついてきて、しつこくセックスを求めるからである。

 どこへ逃げても、いつまでもぴったりくっついてくるため、イかせて倒す以外に引きはがす方法はないのである。普通の攻防で倒せる相手なので、逃げることなくしっかり立ち向かおう。敵としては、初級冒険者でも十分戦える相手である。ただし、曲がりなりにも妖怪であり、そのもっちりしたスタイルのいい肌触りは極上。気を抜くとすぐに射精させられてしまうので注意を要する。


川姫【かわひめ】

  種 族:妖怪
  レベル:D
  得意技:催淫ローション、足技全般、魅了攻撃/思春期、足フェチ、しっとり癒し


 自然豊かな日本の川に出没する娘妖怪。元々地方民話でちょこっと出てくる場末の妖怪だったが、某映画のおかげで一躍有名になった。肩と胸、背中とおなかだけを隠す着物を着て、ナマ足と横尻が露出されている。もちろんパンツはいてな(ry

 とても美しい足が自慢で、色は真っ白く、夜でも輝いているといわれる。若々しい肉体であるのに遠くからでも分かる強烈な色気が放出されている。その絶世の美貌と美しい足を見せて男を誘惑し、これに引っかかって少しでも心奪われようものなら、その場で精気を抜かれるという。

 川姫はそうやって男たちの精を搾り取って快感のうちに絶命させ、それを糧にして生きているドスケベ妖怪なのである。男でありさえすれば少年相手でも容赦はない。決して正義のヒロインたり得ないはずである。

 ともかく、川が近くにあるステージでありさえすれば、川姫が登場する可能性がある。彼女の全身の毛穴からは緑色に透き通ったぬるぬるのローションが絶えず滲み出ており、あまりに美しい足の白さを隠せはしないものの、そのローションにはたっぷり催淫効果が含まれていて、それが川姫の色気を遠くまで運んでいるのである。もちろん直接触れようものならあっという間に精巣の精子がパンパンになる強力なローションだ。

 その色気と美貌で、川姫は冒険者を魅了しようとしてくる。心奪われればその分だけ精神的に無防備になり、川姫の妖しい色香に自動的に精力をぐんぐん消費することになる。慣れない冒険者なら触れることなく近づくことなく、その場で果ててしまうだろう。

 なんとかエンカウント時の川姫の魅了攻撃に抵抗しても、そのあと彼女に攻撃を加えるということは、催淫ローションのにゅるにゅるを全身に浴びることになり、ぬるついたもち肌を相手に美貌と戦わなければならない。遠くまで届く香りだけで素人の精を抜き取れる緑色の妖液が、直接にゅるにゅる女体とともに冒険者の体に刻み付けられるのだ。何とか魅了に抗って抱きつくことに成功しても、その瞬間果ててしまう場合も少なくない。

 しかも川姫は足技の達人だ。催淫ローションをたっぷり含んだナマ足が冒険者の足にこすられただけで果ててしまうこともある。そんな彼女の強烈スマタ攻撃に晒されればひとたまりもないであろう。そのピチピチした肌にかわいがられ、ゆっくりローションを刻みつけられると、魅了効果も加わって心安らかに昇天ということにもなりかねない。川姫は、川辺の敵の中でも案外強い方なのである。思わず触ってしまうピチピチの太ももこそ、川姫の最大の武器と心得るべし。

 川姫のローション攻撃やベビーフェイス、それに似合わぬ妖しい色気はたしかに脅威だ。何より自慢の足でスリスリされては初級冒険者では太刀打ちできない。が、彼女はこれまで、催淫ローションの妖気で簡単に男の精を吸ってきたため(男を近づける前に全精力を抜き取ってきた)、SBRPGのような精力を削りあう勝負自体には慣れておらず、つまり本番にはさほど強くないのが特徴だ。だから、彼女の足攻撃を喰らう前に挿入に持ち込めれば勝てる相手である。

 精力も低めなのでがんばれば比較的短時間で倒すことができ、催淫ローションの餌食になる時間を短縮することもできるだろう。魅了に抗い、足技を克服して、本番勝負に持ち込めば、中身は生娘の風体、イかせることは難しくないだろう。
 


看護婦【かんごふ】


ナース
 




 

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