令嬢【れいじょう】

  種 族:人間
  レベル:E
  得意技:高級ファック/属性なし
 
 お嬢様である。何不自由なく育ち、高貴な物腰と慣習に支えられ、すっかり上品な令嬢として板についてしまった存在である。

 普通の娘と違って、私立の学校に通い、洋才教育を受けて大人になり、どこぞの御曹司と結婚して一生を終わる運命にある。世界の広さをどれだけ知ることができるかというのが、彼女たちの人生の幅を拡げられるチャンスとなる。かような運命というものは、大昔から世界中で行われてきたのであり、カゴの鳥の運命も、現代はまだ緩くなった方だというだけで、依然として強固なまま、家柄に拘束されてしまっている。

 本物の令嬢は、実は弱い。英才教育のせいで男を知らず、ウブな処女だからである。従って、彼女がSBRPGに駆り立てられる場合、冒険者の期待値が格段に高まり、弱体化して、うっかり射精してしまうという脅威だけが残るだろう。

 絶対に抱くことのできないお嬢様を犯せたという喜びが先立ってしまうと、あっさり感極まってしまうことになる。それでは冒険者失格だ。お嬢様かどうかなどという「皮」を一枚剥げば、ただのウブでものを知らない娘っ子にすぎないではないか。心を鬼にして打ち倒し、先に進むべし。

 実は、本物かどうかというより、お嬢様なキャラとしての令嬢こそが、本当の脅威である。

 おーっほっほ笑い、金髪、ツインテールまたはロール、取り巻きの存在…そういう”いかにも”な風貌と態度が、冒険者を惑わせ、弱体化させることがある。作り上げられたお嬢様増像を地で行く、本当にいたらちょっと痛いおにゃのこだが、そんな相手が現れたときに、冒険者はどん引きするか、お嬢様だーってな喜びで魅了され、実力が発揮しきれない状態に陥るかのどちらかである。

 キャラとしての令嬢は、実はけっこう手強い。令嬢らしさを前面に出し、高飛車な態度で冒険者を責めてくる。いかに皮を剥ごうとしても、完全にお嬢様キャラが根付いてしまって、なかなか違う側面を見ることができなければ、最終的にコロリとだまされ、その痛いキャラにほだされてしまうことになるのである。

 そうした高級な女性とのファックが、高飛車で“型どおり”の物腰となって、令嬢の攻撃力を押し上げてしまうのである。天条○○姫とか○○○ナギとか神無○○ぐみとか、そういったキャラの強敵は枚挙にいとまがない。

 だまされてはいけない。作られたキャラはなかなか剥がせないが、それにほだされて快楽に溺れることのないよう、気をつけたいところだ。令嬢らしさ(らしくないのもいるって?)に心奪われることなく、しっかりと実力を発揮して倒してしまおう。令嬢キャラという以外には、普通の女子たちなのだから。忘れてはいけない。彼女たちは肉体的には普通の娘と同じ身体であり、高級ファックなるものも、冒険者側の幻想にすぎない。気をしっかり持ってレベルを上げ続ければ、もはや令嬢なキャラにごまかされることもなくなっていくであろう。


レースクイーン【れえすくいいん】

  種 族:人間
  レベル:E
  得意技:特になし/姉
 
 サーキットの華、レースクイーン様である。ボディコンスーツまたはレオタードに広告を載せ、抜群のスタイルで日傘を差すお姉様である。細い手足、長身、スレンダーな体型が大好きな冒険者にとっては垂涎の的と言える存在だ。

 一方で、モデルと同じように、ひたすらスタイルと長身だけをそろえた女性たちであり、それを維持するために相当な努力が払われていることも知っておく必要はあるだろう。まともな食生活では実現できないほど“洗練”されてしまったスタイルは、現代の女性像を病理化せしめ、これにあこがれる女性たちをさらに異常なダイエットに駆り立ててしまうのである。本当に女性は、ああいったスタイルでなければいけないのか? それを正面から問い続けなければならないときに来ているように思えてならないのだが。

 レースクイーンといえば、ワシの若い頃、ずっと気になっていたことがあった。抜群のスタイルと細っこい脚は置いておくとしても、どうしてみんな、そろいもそろって、おば顔フケ顔なんだろうねえ。写真集では21歳とか書いてあるけど、どう見てもそれよりもはるかに上に見えてしまう。若い頃はそれが不思議で不思議でしょうがなかった。

 からくりは単純だった。38さいサマでも「21歳です!」と言い張ればよかったわけである。なんと既婚で子供を産んでいるレースクイーン様も相当混じっていたらしい。ビバ平成一桁!

 まぁそんな現実はさておいて、レースクイーンもSBRPGに駆り立てられる。見てくれのスタイルにほだされてしまう超初級冒険者を狩るためだ。その細すぎる足、くびれた腰、スレンダーな体型をこよなく愛し、スタイルのいい女性は高級だという認識から脱却しきれない坊やたちは、こぞってレースクイーンたちの毒牙に掛かり、あっさりと抜かれてしまうのである。自分ごときがこんなスタイルのいいお姉様を抱くことができる、そんな喜びが先走って、無様に体液を垂れ流すのだ。

 いうまでもないが、それで脈打っているようでは冒険者失格である。

 レースクイーンは長身で細いだけが取り柄であり、特殊な技能は何もない。セックスバトルでまともな戦闘に入れば、実に弱い敵なのである。見てくれや華やかさにだまされて気持ちがぶれてしまうような初心者でもない限り、たやすく倒せる相手である。もらえる経験値も少ない。30代後半のお姉様に抜かれて悦ぶのではなく、見た目の飾りを除いた実力勝負と割り切るべし。

 考えてもみたまえ。30代後半ならその年代なりの性的な魅力は十二分に出せる。それはそれで、冒険者たちにとってはかなりの脅威だ。『トワイライトゾーン3』の地下ステージでは、カヨ&サヨという30代の女性が敵として出てきていて、おっぱいはたれ脚は太く腹が出ていたが、その性的な魅力は相当なもので、高校生の主人公のレベルが十分でなければ、あっさりと彼女たちの虜になってゲームオーバーだったのだ。かなり強く、すてきな淑女たちなのであった。

 その年代であるにもかかわらず、年齢をごまかして若娘のフリをして戦うことほどみっともないことはなかろう。30代の良さを隠し、20代のハリと攻撃力を失った状態で、まさに自分から徹底的に弱体化しておいて、そんな敵に倒されるなど、無様のひとことではないか。

 あくまでこれは冒険だ。ごまかしに負けることなく、しっかりと腰とテクニックで乗り越えるべき相手と言えるだろう。

 なお、レースクイーンたちは本業としてはたいへん立派であり、尊敬はしている。SBの場へと駆り立てられたとたんに、そのゆがみとごまかしが裏目に出てしまうだけである。哀れむべき事態である。


レオタード【れおたあど】 nm

  種 族:人間
  レベル:E〜D
  得意技:生足攻撃、ヒット&アウェイ、リボン拘束、アナル棍棒、アクロバットファック/足フェチ、おもちゃ、ロリ、思春期、姉、集団

 新体操美少女である。体が細めでやわらかく、それでいて大切な部位はしっかり引き締まっている。妖精の名にまさにふさわしい体とテクニックの持ち主たちだ。

 白を基本としたレオタードに身を包み、生足をしっかり露出させた状態で行動する。単独または複数で登場し、新体操ならではの攻撃を得意とする。初心冒険者にとっては、なかなか苦戦する相手である。ただの水着娘とも違い、生足の快感攻撃を得意とするばかりでなく、高い運動能力を駆使した体術が自慢であるからだ。

 レオタード娘は、その細く引き締まった、それでいて膨らむところはしっかりと女性らしく膨らんでいるふとももを、第一の武器とする。両脚で冒険者の足をこすり、スベスベでフニッとした弾力を刻みつけながら、その極上の肌触りで精力を削り取っていく。女の脚に目がない冒険者であれば、その感触だけで感極まってしまうことだろう。

 運動能力が高いので、しっかり大きな動きで生足こすり付けができるし、身体が柔らかく、脚を高い位置まで持ち上げ固定させることもできるので、生足が冒険者の上半身に襲いかかることだって珍しくはない。

 さらに、内股の膨らみがしっかりしているのに全体が細くすらりとしているきれいな脚は、座ったときのもっちりした弾力が潰れ、実に触り心地がよい。そんな太ももが冒険者の全身を這い回るだけでなく、直接イチモツから精を搾り取る強力な武器となる。左右の脚でしっかり挟み込み、高い運動能力で大きく腰を素早く振って、一気に射精させようとしてくるだろう。運動系娘のスマタ攻撃で、初心者どもはあっさりと彼女たちの生足に果てていったのである。そのくらい、彼女たちの太ももの攻撃力は高いのだ。

 また、レオタード娘の年齢層は幅広い、ということも特徴である。小学生から大人まで揃っていて、いずれも生足の攻撃力が高く美しく、身体を鍛えているので脚も長い。全体的に長身の子が多いが、逆に小柄ながらちょこまかと機敏な動きで冒険者を翻弄するタイプもある。子供、10代、20代とグループを組んで、様々な年代の女体を愉しませるために徒党を組んで冒険者に襲いかかることもある。

 彼女たちはその新体操で鍛えたスタイルと、素早い動きを武器に戦う。さっと近づいては手で攻撃、すぐに離れて別の娘が太もも攻撃、捕まえようとしてもうまくいかずに別のレオタードが挿入など、素早く矢継ぎ早で交代攻撃をしてくるので、その怒濤のスピードについていくことができず、まんまとヒット&アウェイ戦法に打ち倒された男も数知れない。

 身体能力と機敏な動きは、しっかりこなれているので、近づいてはちょっと攻撃して離れていく戦法も得意技のひとつなのである。これを制御しきれなければ、冒険者側に勝ち目はない。

 レオタード娘たちはさらに、道具を使った攻撃も仕掛けてくる。グループで集団戦の場合、これがなかなかやっかいだ。新体操で使う武器のひとつであるリボンは、冒険者の手足を拘束して一方的に抜きに掛かるために役立つし、棍棒の取っ手の方はアナル責めに使える。道具攻撃に弱い、拘束系に弱い冒険者では、レオター娘にいいように抜かれてしまうばかりである。

 何より、彼女たちは本番挿入で実力を発揮する。柔軟で鍛え上げられた身体の柔らかさは異常で、片足をあげたまま挿入、反り返りブリッジを組みながら激しく腰を動かす、脚を交互にして女性側が上になって責めるなど、様々なアクロバット体位を難なくこなしてくる。締まり方が格段に強まり、少し経験を積んだくらいのレベルの冒険者ではたやすく絞られてしまうことになる。

 集団戦も多くなるため、ただ生足を露出している水着娘たちとは一線を画する、戦闘的運動娘たちなのである。その可憐な動きに魅了されないように気をつけたい。

 レオタード娘は、ヒット&アウェイ戦法を上手に制御し、生足とアクロバットに対抗することができれば、それなりのレベルだけで打ち倒すことができるだろう。特別なことはそれ以上にはなく、普通に身体を鍛えセックスの技術を身につけた人間の女性なのだ。彼女たちとの集団戦でも勝てるようでなければ、その先はなかなか望めなくなってしまうだろう。

 ただ、レオタード娘の中に、やや高レベルな相手がいることを忘れてはならない。眷属として、長身レオターが登場することがあり、これは初級冒険者では太刀打ちできない。

 17〜23歳くらいの若娘だが、細長い脚、それでいて内股まわりは太く柔らかな白いレオタード。横尻までしっかり露出されているハイレグがまぶしいが、その腰回りが冒険者のお腹あたりに来るくらいに背が高いのが特徴だ。細身の身体でありながらおっぱいは大きい。年齢的にはずっと若いのに、年長者のように見えるセックスの貫禄を具えている。

 彼女はレオターとしての経験を積んで、すでにあまたの冒険者たちを射精させてきた熟練なのである。その攻撃力も防御力も相当に強い。

 オソソの具合も、アクロバットでの体位攻撃も、太ももも、手足舌のテクニックも、並のレオターを凌駕している。そんな彼女の得意技は、騎乗位で先端だけを入れた状態で、腰を持ち上げたままゆっくりグラインドさせつつ強く強く引き締める大技である。この技を受けて射精を堪えられる初級冒険者は皆無だ。大柄な美少女に見下ろされながら激しく先端をいじめる体位で、数え切れない冒険者が散っていったのである。

 このランクになると、出てくるステージもいくつか先ということになり、人間の女性は相当に乗り越えたという熟練度がなければ勝てないだろう。そんな長身レオターは、貫禄からして雰囲気が全然違うので、ただ背が高いだけのレオターと一緒にはできないはずだ。そんな子が混じっていたら、その戦闘はかなり苦戦を強いられると覚悟した方がいい。

 レオタード娘の有効な攻略はない。ひたすら腰のテクニックと愛撫テクニック、そして精力温存が命である。だがいずれにせよ、その先にはこうしたレオタードをも超えた異界の女が相手になることを思えば、是非とも克服し続けるべき相手と言えるだろう。


レズビアン【れずびあん】

  種 族:人間
  レベル:E
  得意技:執拗な愛撫、スマタ/手フェチ、密着
 
 同性である女性をこよなく愛する女性。

 通常、男性は相手にされないため、セックスバトルRPGに登場することはまれであるが、女どうしのバトルが繰り広げられるタイプであれば、どの敵であっても必ずレズということになり、そういうのを喜ぶ殿方も、少なからず世の中には存在するというわけである。

 しかしながら、ここではあくまで男女対抗であり、レズセックスバトルは世に数え切れないほどサイトやゲームがあるので、女どうしでのバトルに関してはそちらの方々の設定を参照されたい。

 魔の者を始め、冒険者たちを快楽の淵に沈めたいと考えている者どもが、部下の中にレズビアンを混ぜるケースが、まれにだが見受けられるのである。ここではそのタイプのレズ娘だけを取り扱うこととする。

 レズっ子を冒険者に襲わせる理由は、その肉体的テクニックの執拗さにある。女どうしで責めるとき、雰囲気を高め、身体の詳細なところまでを長時間丹念に、そして執拗に責めまくることが多い。その執拗な愛撫テクニックが男性に向かったとき、かなりの威力を発揮するはずとにらんだ魔の者らが、彼女たちを部下に召し抱えるのである。

 一カ所または数カ所を、女性が感じやすい部位を男性に置き換えて、指、手、舌、腕や脚、お尻やオソソ表面でしつこく愛撫し続けるのが、彼女たちの常套手段だ。それは通常愛撫に留まらずスマタ攻撃などにもおよび、とりわけ騎乗位スタイルで、オソソ表面をホットドックしての執拗なこすりあげは、冒険者に大ダメージを与えるばかりでなく、長時間にわたって延々と続くため、じわじわと追い詰められて昇天してしまうのである。

 指や舌などの愛撫攻撃は、じわりと感じるレベルでもずっとしつこく続けられることで、性感神経も開発され、いっそう射精しやすくなってしまう。ねちっこい愛撫を得意とするレズビアン娘のこなれたテクニックは、挿入をしないで快感を共有するセックスを置き換えたものであって、かなり高い攻撃力を持っている。注意が必要だ。

 また、女どうしでの貝合わせバトルで妖艶に腰をくねらせるテクニックを誇っており、その腰使いが忌憚なく、騎乗位スマタで発揮されることになる。これまであまたのオソソを、自分のオソソ表面でしつこくなまめかしくこすりあげ続けることで、絶頂に導いてきたのだ。それが男根になっただけで、柔らかなこすりあげの悩ましい動きは変わらないというわけだ。

 抱き合い慰め合うしっとりしたいやらしい動きに翻弄されてしまうと、「男なんて嫌だ」と本心では思っている相手に射精させられてしまうこととなり、男としては屈辱的な敗北となってしまうだろう。

 彼女たちは女を抱きたいのであって、上の者の命令で仕方なく冒険者と戦っているのである。そんな気持ちで挑んでくる女に負けている場合ではない。執拗な愛撫にもスマタ攻撃にも屈せず、しっかり反撃しよう。

 挿入戦には慣れていないため、入れてしまえば勝てると考えるのは素人の浅はかさである。レズビアンたちは男の身体に触れることをおぞましいと思っているのであり、そんな男を仕方なく責めているのであるからして、こちらの愛撫反撃もなかなか通じにくく、快楽よりも嫌悪感が先に来てしまう。つまりレズビアンは鉄壁の防御力を誇っているということだ。まして、挿入などしようものなら、おぞましさは一気に沸点に達し、もはや何をしてもノーダメージになって一方的にこすりあげられてしまうのがオチだ。

 もっとしなやかに、全身への愛撫で対抗して、じわじわ敵精力を削り、「こんな快楽があったなんて」と思い知らせてから倒してしまうのが吉である。そのためには、男らしい乱暴さや筋肉、挿入ではだめだ。しなやかに、繊細なテクニックを披露してあげることが肝心である。そうしたテクニックを磨ける相手だと思って、ガマンを重ねるのも大切な修行だと思うべし。


レスラー【れすらあ】

  種 族:人間
  レベル:E
  得意技:押さえつけ/姉
 
 レスリング着に身を包んだ屈強な美女。

 全体的に筋肉質で、強靱な防御力、精力、そして体育会系らしい激しい運動を伴う怒濤の攻撃を得意としている。女性らしい華奢な印象は薄れ、レスリングで鍛えた這うような体術で冒険者たちを翻弄する屈強な女性だ。

 初級のステージに出てくるが、肩幅が広く、脚も太い点で美しさに欠けるかもしれない。だが、その鍛え上げられた肢体は別の意味での肉体美を誇っているのであり、好みではないといって本腰を入れなければ、あっさりイかされてしまう手練れでもある。

 レスリング着というと通常、下半身がスパッツ型で、脇の下から露出されたウェアになるのだが、SBRPGの世界では、男性用の、上半身部分がひもになっていてきわどい露出度になっているタイプに身を包んだレスラーも珍しくない。股の部分が切れていて、レスリング着を脱がずに挿入も可能だ。

 レスラーは、性豪とまでは行かなくても、初心者では相当に苦戦し、射精させられてしまう可能性の方が高い強者である。それは、鍛え上げられた肉体の攻防や、体力自慢というだけではない。それ以上に、彼女たちの強引な責め方が、初心者たちを精液祭りに仕立て上げてしまうのである。

 レスラーは戦闘が始まると、レスリングの技を駆使して、無理矢理冒険者を組み伏せてくる。腕が太く、華奢な男性の腕よりも力自慢なので、ほとんどの場合力勝負では勝てず、結局組み伏せられてしまうのだ。そしていきなり騎乗位でハメ込んだら、体力の限りを尽くしてひたすら上下し続けるという、強引で圧倒的な力技の戦法をとるのだ。

 彼女に押さえつけられてしまったら、脱出はあきらめた方がいい。抵抗しようとしても、レスリングに慣れた彼女の拘束を振りほどくのは、きわめて困難なことだからだ、力ずくで押さえ込まれ続け、体力を失うばかりである。そして疲れてしまったところへ、鍛えられたオソソが入ってくるという算段なのだ。

 騎乗位のまま腰を突き上げて反撃するしか、道は残されていないだろう。周囲の筋肉を使って収縮し、本来の膣圧を倍に跳ね上げることも可能なレスラーに、小手先は通用しないはずだ。屈強な肉体とは裏腹に、どこまでも柔らかく甘美なオソソに負けないように、踏ん張りながら下から突き上げ続けるべし。

 しかしながら、一心不乱に激しく上下するリズミカルな運動、体力があるのでいつまでも上下が休むことなく続くしつこい扱き、そして鍛え上げられた肉体によって維持された高い精力を、乗り越えるのはたいへんだ。油断すれば、なかなか果ててくれない相手のオソソに負けて白濁液を吹き上げてしまうことになるだろう。

 比較的防御の方がおろそかになりやすい面があるので、会心の一撃を複数回繰り出せば、初心冒険者でもレスラーに勝つことはできる。何度か勝ち続ければレベルも上がり、強引なセックスに持ち込まれても柔軟に対処できるようになるだろう。その柔軟なテクニックこそ、力技でしか攻撃してこないレスラーをいいように平らげていく秘訣となるのだ。

 柔は剛を制す。しなやかな反撃で、レスラーのガンガン責めを受け流しながら、スマートに勝利を収められるようになりたいところだ。その意味でも登竜門と言える相手となるだろう。


レディース【れでぃいす】

  種 族:人間
  レベル:E
  得意技:組み伏せる、あざける、騎乗位、男体神輿/姉、集団

 スケバンのさらに強化版。

 『とらわれペンギン』では、女子高生も3年生が一番弱く、2年、1年と年齢が下がっていくにつけ、冒険者の期待値が上がり、格段に強くなっていく。だが一方で、性に奔放なまま男性経験を積み重ねていくタイプの娘の場合、年齢が上がるにつれレベルも上がって、強いオソソでイチモツを脈打たせることとなる。

 不良や暴走族、果てにはヤクザの肉棒まで咥えまくって射精させ続けてきた若娘、それがスケバンであり、そんな彼女がさらに経験を積んでレディースとなるのである。スケバンの一部は正義の使者となり、刑事としてヨーヨーや折り鶴などの武器で戦う更正娘もあるにはあるが、鉄仮面をかぶせられるなど、その運命は数奇というほかはない(話が古いなぁ)。

 レディースはかような更正の機会が得られなかった女たちであり、すでにその経験はかなりのものである。そして、徒党を組んでやりたい放題のことをしつつ、徒党内部では厳格な鉄の掟で縛られている。

 特攻服を羽織り、ブラはせずにさらしを巻いて胸の半分までを出し、上部の谷間と肩と脇の下は露出させている。下着は硬派ほど褌だ。生地をずらしてすぐに挿入できる上、お尻をほとんど露出させることができるためである。すべすべした若い肌がまぶしいコワイ姉集団なのである。

 初級ステージに登場するとはいえ、初心冒険者ではまるで歯が立たない。弱い人外娘を倒せる冒険者程度になっていなければ、彼女たちに太刀打ちできないまま、一方的に搾り取られてしまうことだろう。

 彼女たちはバイクなどで移動しながら、冒険者を始め、男性を見つけ次第追いかけてきて取り囲み、集団でねじ伏せて強制セックスに持ち込んでくる。その言動は常に攻撃的・暴力的であり、組み伏せて身動きがとれないようにしては手や舌やオソソで蹂躙、一気に射精させて去っていくのである。

 弱い男ほど彼女たちの標的になり、多勢に無勢で、暴力と性力で一方的にやられてしまうことになる。凶暴なレディース集団は山賊と同じであり、身ぐるみを剥がされて金品と精液を根こそぎ奪われてしまうことだろう。

 冒険者は、そんな彼女たちを返り討ちにして、性力を見せつけて全員を倒し、改心させることが求められる。そのための実力をつけるために、血のにじむ努力が必要だ。人助けの勇者となるための一歩でもある。

 セックスバトルの世界なので、暴力はキツくはないものの、性的な戦闘における性的な攻撃は相当なものである。すぐに組み伏せてきて、口汚くののしり、若い肢体を駆使してイチモツの律動を強制的に促してくるだろう。行動不能にさせられて一方的に責められるので、そこそこの経験値程度では太刀打ちできないのだ。十分な精力と回復ができなければ、レディースの集団には勝てないだろう。

 また、あざけり笑うことも得意であり、冒険者の自信を喪失させて攻撃力を半減させることも少なからずある。そうして、経験深いレディースたちの怒濤の攻撃を受けまくってしまうのだ。

 騎乗位または正常位での結合を彼女たちは強要してくるだろう。騎乗位に持ち込まれた場合、交代挿入の憂き目に遭う。様々なオソソに交代で飲み込まれ、文字どおりマワされてあっさり射精である。

 正常位の場合は、一人の相手と最後まで結合して攻防することになるが、必ず冒険者の腰を蟹挟みしてきて、挿入からの脱出はできなくなる。そして周囲のレディースたちが暴言を吐きながら無理矢理冒険者の腰をゆり動かし、オソソの締まりを高めて精液を吐き出させるのである。

 正常位レディースの得意技が、周囲のレディースたちと息を合わせて冒険者の全身を激しく上下させ、無理矢理にオソソにピストンさせる“男体神輿”だ。威勢のいいワッショイワッショイのかけ声とともに、冒険者の身体を神輿のように担ぎ上げるようにしてとことん上下させてくるのである。空中で正常位結合した冒険者はさらに強制的に上下させられ、回復のいとまも与えられずに高められてしまうことになる。

 力技でレディースに対抗することも、彼女たちに背中を向けることも不可能に近いだろう。それなら、高度なテクニックで、彼女たちを感じさせてやるほかはない。繊細な指・舌使い、深く丁寧な腰振りで、おもわぬ快楽を女体にたたきつけ、きめ細かい技術を見せつけてやることで、多くの暴力的な肉棒を飲み込んできた女体に新鮮な快楽を与え、絶頂させ続ければよい。

 思いも寄らなかった繊細なテクニックの数々を披露してやることで、さらなる世界や、奥の深さを理解させれば、彼女たちは、このままでは頭打ちになることを嫌でも思い知らせれることになり、このままの状態を続けることを断念することとなるだろう。

 こうした経験を積み重ねることで、冒険者もレベルをあげていくことになるのだ。一つ一つをクリアする地道さが要求されるのである。


レディスケルトン【れでぃすけるとん】

  種 族:魔族
  レベル:C
  得意技:幻影肉攻撃/ロリ、思春期、姉、おっぱい星人、集団

 スケルトンの女性版。本体はガイコツだが、男スケルトンと違って戦士タイプではなく、幻影の肉をまとって若く美しい姿で現れ、男の精をむさぼる。

 骸骨に魔力が与えられ、生者と同じように動くのがスケルトンであり、アンデッドとして生を受けた者の宿命よろしく、魔力を与えた者の命令どおりに動くことになる。男スケルトンはもっぱら戦闘のために用いられ、剣と盾を手に果敢に攻める戦士となる。痛みを感じることもなく死ぬこともないため、スケルトンの戦闘はいつでも捨て身であり、倒しても倒してもまた起き上がって骨も元通り、そして特攻してくるというわけで、やっかいな相手である。

 レディスケルトンは、いささか趣を異にする。レディスケルトンの目的は、もっぱら男性から精液を奪い取るためだけであり、本能的にセックスに興じるように作られている。ただし、本体は骨だけの存在であるため、そのままでは男性を射精させることができない。そこで、魔力によって幻影の肉をまとわりつかせ、生身の全裸女性と同じ外観を持つようになる。

 彼女たちの意識の根底に、肌が触れ合う快楽へのあこがれが植え付けられており、みずから積極的に魔力を使って願望を満たそうとする。肉がなければ妊娠もできないのだが、それでも子を産むことを求めて精液を搾り出そうとする。ガイコツなので願望はある程度しか満たされず、彼女たちは延々と、願望を満たすために彷徨い続けることになる。レディスケルトンも、一応セックスの快感を得ることはできるが、幻影の範囲内のことであって、いくら精子を受けても妊娠しない。

 もっと大きな悦びがあると信じて疑わないレディスケルトンは、次々と男たちをむさぼって行く。いつまでも願望が満たされないので、いつまでも男を追い続ける因果なモンスターである。

 彼女たちは命令されずとも、本能から肉欲の虜となっており、24時間一秒も休まずにセックスのことだけを考えている。その渇望は、見つけた男性を手当たり次第襲って射精させる貪欲さである。そこに魔の者が、特定の男性、たとえば冒険者に襲いかかれと命じれば、集団で一人の冒険者めがけて殺到するであろう。

 骨格の制約は受けるものの、レディスケルトンたちの肌や肉体は魔力で合成されたものであり、実体ではないため、その形状をいくらでも作り替えることができる。幼い娘の骨から作られたスケルトンは、子供の姿を取るが、幼女とは思えない巨乳で登場することも可能であり、ロリ巨乳にパイズリされて果てるという倒錯した快楽に男性を陥れることも可能だ。

 冒険者の好みに合わせて、若くしたり、熟女にしたり、貧乳にしたり巨乳にしたり、スレンダーにしたり太目にしたり、顔立ちも極力冒険者好みに仕立て上げようとする。幻影の肉は変幻自在なのだ。

 性器の形状も、外観が幼くても大人の女性と同じようにすることもできれば、固くスレンダーな外見なのにオソソだけ子供のきつきつに仕立てることもできる。本体はあくまでホネであり、肉など飾りなのだ。しかしその飾りこそ、冒険者にとっての脅威となるのである。

 レディスケルトンは、洞窟や墓地、霊界・冥府、地獄や魔界といった、ダークサイドのステージに登場する。単独または集団で登場し、攻略しようとする冒険者を襲うよう命じられているため、彼女たちは真っ先に冒険者を見つけては怒濤の勢いで襲いかかってくるであろう。会話や説得はまったく無意味である。なぜなら彼女たちは、外見こそ人間の女性だが、精神も理性も失ったアンデッドモンスターだからである。

 手足のある全裸女性の姿で登場することもあるが、手足がなく、腕の一部、太ももの一部までだけで切り取られ、胴体とおっぱいと頭部だけで空中に浮遊しているタイプのレディスケルトンもある。頭蓋骨から腰骨までの一連の骨だけがあればレディスケルトンを魔力で作り出すことが可能であり、一方で、指先まですべての骨をそろえることは存外難しいことが多く、量産するのであれば胴体の骨までで十分、したがって手足のないタイプのレディスケルトンがたくさん出てくることとなる。

 彼女たちの攻撃は、手足がある場合はその部位を使うこともあるが、多くは口、胸、そしてオソソである。彼女たちは性に狂わんばかりに興奮しきっており、いきなり挿入ということもザラである。また、自在に動く胸の攻撃も得意としている。

 その柔らかな肉質や性器はすべて、魔力によって生み出された幻影の肉であるが、その弾力、肌触り、締まり具合、みずみずしさは、もはや幻影というレベルではなく、完全に実感を伴っている。しかも、すべてのパーツが冒険者好みに仕立て上げられ、イチモツを様々な部位でしごいて射精にいたらせようと躍起になっているので、彼女たちの感触の絶品さに、つい漏らしてしまう冒険者も数え切れないのである。

 もっちもちの肌でパイズリされ、尻ズリされたあげく、すぐにでも冒険者と相性のいいオソソで包み込んでくるだろう。レディスケルトンの疑似肉の感触は極上であり、えもいわれぬ心地よさに負けてしまう危険性が高いのだ。

 一方、レディスケルトンのモチベーションを上げるために、彼女たちは性に敏感になっており、こちらが責めればすぐにでも大声であえいで悦んでくれる。与えられるダメージも相当に大きく、会心の一撃も出やすい。彼女たちは射精させたい、妊娠したい、絶頂したいという本能のみで、命令に従うだけなので、防御力はほとんどないのである。

 強力すぎる攻撃力に翻弄されなければ、反撃はたやすいだろう。反撃する前にイッちゃったなどという失態のないようにしたい。

 ただし、レディスケルトンが感じやすいという弱点は早くから指摘されてきたことであり、そのままでは戦力にもなりにくいので、魔の者どもは残酷にも、レディスケルトンの精力をギリギリ限界まで魔力で高めてしまっている。彼女たちは一刻も早くイキたいのに、なかなかイク点に達せられないよう作られてしまっているのだ。

 つまり、毎ターンごとに大ダメージを受け、会心の一撃を受け続けているのに、なかなか果ててくれないということである。そして、我を忘れたように積極的に冒険者を一心不乱に責めまくってくるというわけだ。ガマンを重ねていたのに、なかなか彼女がイッてくれないから、ついに根負けして射精してしまう、というケースも十分に考えられる。

 彼女たちの脅威は、ロリ巨乳や熟女きつマンコといった冒険者好みの外見にでき、極上の肌と名器で射精させようとしつこく積極果敢に責めまくる攻撃性と、どんなに責めてもなかなか絶頂してくれない精力の高さにある。そして、大人数で一気に取り囲まれた場合、好みの娘たちにまとわりつかれることになるため、ガマンしきれるかどうか怪しくなる点も見逃せないだろう。

 こちらの精力を温存させ、回復を図りつつ、長時間の攻防を覚悟して、一体一体レディスケルトンを倒すのが王道であろう。幻影肉攻撃はやっかいだが、それ以外の特殊技能もあまりないので、攻防はシンプルになるはずである。

 魔力の塊とも言える存在なので、高度な魔法なら通用する。が、逆に簡素な魔法であればすべて弾かれてしまうはずである。レベルの高い冒険者であれば、強力な魔法で彼女たちの魔法防御を打ち破って大ダメージを与え、一気に全滅させることもできる。しかし、そこまでのレベルにないのなら、地道に攻撃を続け回復し続けるほかはないのである。

 骨を使用し、残りの肉と言葉とはすべて魔法の産物だ。まさに死体を冒涜するような行為であって、目的のために手段を選ばぬ魔族を許すことはできない。ぜひ彼女たちを絶頂させ、魔力を引きはがして、もとの骸骨に戻してあげよう。安らかな眠りを与えてやることも、冒険者の義務なのである。
 




 

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