ローレライ【ろおれらい】

  種 族:精霊
  レベル:C
  得意技:魅惑の歌、億の性器/美声

 上半身が美少女の妖精。マーメイドにも似ているが、下半身は必ずしも魚とは限らず、岩と融合していたり、水の塊のような物質だったりする。人間と同じ二本足のこともある。どうやら彼女たちの下半身は一定ではなく、色々な物と取り替えることができるらしい。
 
 ローレライはドイツのライン川に主に出没し、魅惑の歌を歌って船乗りたちを惑わし、船を沈めたといわれる。水辺に現れて船乗りたちを惑わすローレライは、マーメイドというよりセイレーンに近い性質を持っており、あるいはセイレーンの末裔がライン川に住み着いたとも考えられる。だが、セイレーンの姿が水鳥下半身なのに対して、こっちはもっと進化しているといえる。
 
 ローレライに触れることはめったに叶わない。彼女を求めてもその前に激流の藻屑と消えてしまうからだ。しかし運良くローレライに辿り着いたとしても、その先に待っているのは快楽の中での死だ。上半身で甘く抱きしめられ、様々な下半身でとっかえひっかえ挿入、全精力を放出して干からびるまで「億の性器」に翻弄されてしまう。まだ溺死の方がマシとも言える。
 
 セックスバトルRPGの世界では、中級冒険者でもローレライには勝てないといわれる、地味に強い敵だ。マーメイドやセイレーンの眷属の中でも強敵に分類され、使ってくる技や特殊技能のバリエーションが少ないにもかかわらず、実力だけで数多くの冒険者を海の藻屑に消してきたのである。

 ローレライはその美しい声を使って魅惑の歌を使ってくる。これは眷属らしい魔力が込められており、ほとんどの男性がこの美声に打ち抜かれ、心奪われてきた。ローレライもご多分に漏れず、男性の脳に作用し、その性的な魅力に心底惚れ込むように操作する力を持っている。好きな女性とのセックスが最高の快楽となることを知っているローレライは、その魔力を使って積極的に冒険者の心を奪い続けるのである。

 その歌声が度重なって冒険者の心に食い込みすぎてしまえば、もはや抵抗する気力も奪われ、彼女のいうがままに操られてしまうこととなるだろう。そうなれば最後、「射精しなさい」の一言で完全にノックアウトである。そうなる前に、魅了状態から一刻も早く脱出しなければならない。

 だがもちろん、中級ステージ以上の場所に出没するローレライに対峙する冒険者であれば、この魅惑の歌で操作されてしまうことはないはずだ。アイテムか魔法で魅了を解いてしまえばいい。何度か魅惑の歌声をかけてくるが、そのつど外しておいた方がいいことも分かりきっている。

 ローレライが地味に強敵であると恐れられているのは、むしろその下半身なのである。

 彼女は億の性器を持つ女として恐れられている。下半身を自分の意志で自由自在に変えることができるため、挿入戦において、変幻自在な膣攻撃を冒険者にお見舞いすることができるのだ。

 岩の下半身に姿を変えれば、硬く万力のような締め付けをもたらし、鳥の下半身に姿を変えれば羽毛のような優しく柔らかな心地よさをイチモツに叩き込むことになる。スライムの下半身になったときにはスライムのオソソが、人魚の下半身になったときにはマーメイドのオソソが、それぞれ冒険者を締めまくる。

 さらに、ゾンビの下半身になって、粘液したたる魔性の膣に姿を変えることも可能であり、幼女の下半身になってキツキツな未熟性器で冒険者をかわいがることもできる。冒険者の知っている人間女性の膣を強化したヴァージョンもたくさん用意されている。声を変えて、誰のオソソか分かるようにする演出つきだ。ヒダの数も締め方も冒険者の相性にぴったり合わせてくるので、そのダメージは計り知れないこととなる。

 ターンごとに膣を変えてくるなどというまどろっこしいことはせず、一ターンで何十もの下半身に姿を変え、高速でしごきながらありとあらゆるランダムなパターンの締め方を一気に刻みつけてくるのだ。

 まさに”億の性器”と呼ばれるにふさわしく、1分もあればかなりのオソソを味わってしまうこととなり、まるでひとこすりごとに違うオソソに挿入させられているかの錯覚さえ受けることもあるのだという。その変わり方もかなり不規則であり、冒険者側に読ませない工夫も施しているため、防御で対応しきれず、ついついダイレクトに甘美な名器の感触を受け続けてしまうのだ。全てのターンが「痛恨の一撃」を食らうものとイメージすれば分かりやすかろう。

 そこに魅了が加わって脱力してしまえば、中級冒険者程度ではひとたまりもないというわけだ。

 ローレライは、攻撃においては千変万化の挿入戦で冒険者の精力を根こそぎ奪い取る能力に長けている。防御に関しても、下半身を変化させてオソソで精を奪うことを得意とするだけあって、なかなかに固い。反撃するべく腰を振り続けても、それほどダメージを受けない。まさに化け物の下半身と言えるだろう。

 だが一方で、胸や脇の下など、上半身への愛撫は比較的弱いようである。下半身が強力な武器であり防具であるとするなら、それに比べれば上半身への攻撃で感じやすい性質があるのだ。従って、反撃は腰のイチモツを使うのではなく、そこはダメージ軽減に徹して、両手や舌での愛撫攻撃をメインに行うべきである。それによって、イチモツでの攻撃よりも遥かに大きなダメージを与え、倒しやすくなってくるはずである。

 ローレライは確かに強敵だが、性器耐性を強める修行には適切な相手とも言えるだろう。変幻自在なオソソに負けないような立派なイチモツに仕上げ、上級冒険者の道をさらに歩んで欲しいところだ。


ろくろ首【ろくろくB】

  種 族:妖怪
  レベル:D
  得意技:首拘束/フェラ

 夜になると数メートル首が伸びる妖怪。ただし妖怪といっても、ぬらりひょんのように根っからの妖怪ではなく、人間が一定時間だけ妖怪化する現象である。人間の霊魂が一時的に抜け出す現象とも、夜の間だけ邪霊が入り込んで一時的に肉体を改造するとも考えられる。彼女は夜以外は普通の娘であり、一人の女の子として生活している、紛れもない人間でもあるのだ。
 
 彼女は自分の特異体質を恨んでいる場合が多く、首が伸びることを苦にしているケースも珍しくない。そんなかわいそうな運命を背負っているので、優しくされるとどこまでも付いて行こうとする。しかし、ろくろ首は伊達に首が伸びるわけではなく、男の精を吸収する役割が備わっている。そのため、軽い気持ちから彼女と生活を共にしてしまうと、毎晩精気を吸い取られ、寿命を縮めてしまうことになる。
 
 夜になるとにゅるりと首が伸び、男の下腹部に向かう。ろくろ首に頼られた男は毎晩、彼女の口の中にイチモツを収めながら眠らなくてはならず、夢うつつで射精と夢精をくり返すことになる。昼間はやさしい人間の娘で、「あなたなしでは生きられないの」などとしおらしくしがみついてくるので情が移り、夜の地獄にもかかわらずおいそれとは捨てられない。また、ちょっと冷たくして捨てようとする程度では、彼女はどこまでも慕ってくるので、離れるのも至難のわざと言える。それに、毎夜の快楽が忘れられないでろくろ首と一緒に暮らす若者も少なくない。
 
 また、ろくろ首と愛し合う時にはフェラだけではなく、体中に首を巻きつけてスベスベの首の肌をこすりつけて快感を与えながら、男の下でイチモツを受け入れる。お尻を舐めてくれることもあるという。彼女はその男なしには生きられず、頼る相手も彼しかいないため、捨てられないように必死で悦ばせるのだ。けなげな娘である。
 
 セックスバトルRPGでのろくろ首は、昼夜関係なく首が伸びている状態で固定されている。彼女を駆り出した魔の者が、呪縛をさらに強めて、元に戻らないように仕立て上げたのだ。そして、首を元に戻し、永遠に伸びないようにするために、冒険者の精を吸い取れと命じているのである。

 彼女の舌技は妖怪らしく、効率よく精を吸い取るに適しており、唇も舌もとても柔らかく、素早い動きで初級冒険者のイチモツから子種を奪い取ってしまうのだ。

 数人分の精を奪うと、一時的に首が元に戻る。だが、少し経つとまた伸びたままになってしまう。魔の者は、量が足りないからだと言い張る。すると、純粋なろくろ首は、確かに精を吸えば元に戻りかけた証拠があるので、ころっとだまされてしまい、いよいよ激しく手当たり次第に男を襲う、本物の妖怪へと成り下がってしまうのである。

 ろくろ首は作り物ではないので、生身の女性らしい攻撃の曖昧さがある。そこが切れの鈍さを出してしまっているのだが、一方、どんな攻撃に出るか分からない読みにくさも持ち合わせている。とはいえ、それは百戦錬磨で戦ってきた冒険者ならいくらでも対処できるはずのものである。それができない不慣れな冒険者の場合、苦戦を強いられるだろう。

 長い首で巻きついての拘束攻撃はやっかいだ。身動きがとれない上に、スベスベで柔らかな首スジが冒険者の全身のあちこちを同時に責めることができるからだ。一刻も早く脱出して、反撃をしてしまおう。イラマチオ攻撃も有効だし、長い首の先にある「本体」を攻撃してもよい。首が長くフェラに長けている以外は普通の娘なので、無理なく倒すことができるだろう。

 ろくろ首をだましていいように襲わせる魔の者が必ず奥に控えている。汚い悪者を打ち倒すには実力が必要だ。修行を積み、かわいそうなろくろ首の代わりに一矢報いようではないか。


ロボット【ろぼっと】 nm

  種 族:メカ
  レベル:C〜B
  得意技:ファジィ機能、抱え込み、蠕動膣、バイブ膣、アナル触手、ローション噴霧、催淫剤噴霧、ドリル舐め、催眠電波/全属性対応

 女性型の人体ロボ。男を悦ばせるためだけに設計された、科学の最高芸術品である。

 元々は、生身の女性に相手にされなかった、さみしい男性向けに制作されたオナニーマシンであったが、多くの男性の人気を集め、近未来においては一人につき最低一体、人によっては数体所持するのが当たり前となっている。

 人体型のロボットが開発され、主に工業用、介護用などで使用されていたものが、性的な道具として転用されるのに時間は掛からなかった。むしろ、人体型のロボットをいかに制作するか、そこまでの道のりが長すぎたのである。歩行ひとつとっても、相手の意向を察知して動く繊細な反応ひとつとっても、生身の人間と変わらぬ動きをするということそのものが、きわめて複雑な計算と処理を必要としたからだ。そういう動きを機械で置き換えようとするにつけ、脳と神経、身体の各器官の完成度の高さに、あらためて驚かされるばかりである。

 しかし、開発が進み、人間と変わらぬ動きができるような技術水準に達してからは、さらなる工夫と低価格化、量産へとこぎ着けるのに時間が掛からなかった。労働力としての価値が高く、様々な分野に人体型のロボットが投入された。それまでもロボットが工場その他に導入されていたが、人体型のロボットが量産され、彼らが人間と同じように働くことができるようになって、時代は大きく変化したというわけである。そこに、性的な快楽を求める動きが出てくるのは、むしろまったく自然なことだったのである。

 どれほど強い快感をロボットが男性に与えられるか、その競争がしばらく続く。金属質のボディから人体と変わらぬ高分子構造の特殊ゴムが使用され、無機質な頭部ではなく柔和な表情を臨機応変につけることができるようになり、プログラムされた以上の言語機能を所持、男性の嗜好に合わせて物腰を変えることさえできるようになる。手も舌も足もお尻も膣も男性好みに変えることができ、それもロボット自身が計算してそうするので、男性はロボットを抱くにつけいい女に変わっていくことを実感できるのだという。

 労働力としての価値が高まるにつけ、失業問題など新しい社会問題が浮上。同様にして、あまりにも性能が高すぎるロボットは、軍事利用など、危険な側面を徐々に持ち始めるようになる。各国政府は、ロボットの軍事利用(兵隊として扱う)を厳しく制限する条約を結んだが、兵器生産などの補助的利用は相変わらず続いた。

 性的玩具としてのロボットも、徐々に危険度を増していく。兵隊としての使用は制限されたが、それは武器や武術で殺戮する使用の制限であり、性的な蹂躙に使用することは可能だったのだ。

 さらに、各国間の争いのみならず、他の星の侵略にも、ロボットが使用されるようになる。その星の男性から子種を強制的に奪い取り、子孫を絶えさせ、じっくり根絶やしにしてのっとってしまうのである。こうして、玩具としてのロボットは、セックスで敵を骨抜きにする立派な兵器に転用され量産され続けたのである。

 ある日突然、異性から大量の女性型ロボットが送り込まれ、子供から老人まで強制的にセックスに持ち込み、四六時中子種を奪い続ける。出しても出しても、催淫効果のある強力な薬剤が噴射され続け、疲労や痛みがなくなっていつでも勃起しっぱなしになってしまうため、男たちは次から次へと射精し続け、イチモツを律動しない瞬間がないほどにまで快楽漬けとなってしまう。やっとそのロボットから解放されても、すぐさま次のロボット集団が彼に襲いかかり、決して逃げることができない。年端のいかぬ少年であっても、男根がついている以上ロボットの餌食であり、もはや枯れ果てた老人であっても、強制的に性欲がぶり返す状態に持ち込まれるため、若娘ロボットのいいように弄ばれてしまうのだ。

 武力でロボットを駆除しようとしても、自己修復機能を持ち、さらに量産も甚だしいため、そして戦う兵士もセックスの虜となって戦意を失うため、結局その星は完全に侵略されきってしまうことになるのだ。

 科学の進みすぎた異星のロボットはきわめて危険であり、その最高峰は、宇宙を股にかける搾精兵器、ファティマとして恐れられている。

 そういう甘く危険な兵器を、魔の者が見逃すはずはない。『とらわれペンギン』にも数種類のロボットが登場し、冒険者を快楽に苦しめ続けた。科学技術の最高峰が結集したロボットの怒濤の攻撃に、多くのクローンが太刀打ちできず、精を散らせていったのである。

 セックスバトルRPGにおいては、中級〜上級ステージに登場する強敵である。ロボットごとに特殊な攻撃特性を持っているが、そのバリエーションや強力さは、ステージが進むごとに強化されている。

 子供型から大人型まで様々な大きさのロボットが量産されており、美人系カワイイ系などなんでも取りそろえられている。センサーで男性の好みを計算し、ぴったりのロボットがあてがわれることが多い。ロリコンだったら子供型のロボばかりが集団で押し寄せ、若娘大好きなら中高生と同じ肉体を持つロボット集団が襲いかかる。細身の娘が好きならスレンダータイプが、長身が好きなら大型のロボがあてがわれる。胸の大きさもパーツによって好きなように変えられる。完璧を期する科学技術は、まさにその男性好みのロボットを取りそろえることに関しては、これ以上の改善の余地がないほどに洗練されているのだ。

 機械とは思えないほど、女性としての反応が鋭く、センサー計算ですぐにでも男性の好みや、快感のポイントを探り当て、微妙に変えながら嗜好に合わせつつ、ファジィな反応で、様々な媚態を心得ているので、決して性的に飽きさせないように作られているのだ。型どおりの言葉ではなく、感情があるようなそぶりで様々に臨機応変な反応を示すので、ロボットに本気で恋してしまう冒険者も続出してしまう。

 ロボットとして低級な存在であっても、このファジィ機能センサーは搭載されているため、冒険者たちは相手が生身の人間と同じではないかと錯覚してしまう。ロボットの肉体はセラミック製かもしれないが、表面は高分子特殊ゴム製であり、柔らかくてスベスベ。みずみずしいしっとりもち肌を具え、人肌のぬくもりも持っている。そうして、おっぱい大好きな冒険者なら胸で責め、脚が大好きな冒険者なら生足スリスリ攻撃から始めてくるのである。どんなにごまかそうとしても、センサーは一発で冒険者の属性を見抜いてしまうだろう。

 性的な機能はほぼ完璧であり、手コキ、フェラ、スマタ、尻ズリ、脇の下、どんな愛撫や前戯でも完璧にこなす。しかも冒険者が感じやすい部位はセンサーで見抜かれているので、そこを重点的に責める機能もある。挿入前に出してしまう危険性も十分にある。

 そして、いざ挿入に持ち込んでよりのちは、ロボットの本領発揮である。体術も物腰も人間の女性と変わらないが、唯一、挿入戦に関しては、人間の女性では決して出せない様々な機能があるのだ。

 多くのロボットが、挿入後は手や足でがっちり冒険者を抱え込み、強力なロボットになれば脇腹部分から柔らかいワイヤーのような触手が伸びて冒険者の腰に巻きつき、決して挿入から脱出できないようにしてくる。腰を振ることはできても、引き抜くことができないよう計算されている。そして、計算され尽くした怒濤の膣攻撃が始まるのである。

 センサーで計算された、極上のオソソが冒険者を包み込む。キツキツ幼いオソソが好みならそのような形状に変わり、熟練オソソに弱い冒険者ならそのように内部構造が変わる。そうして、揉みしだくように蠕動しながら、幾種類もの(高度になればそのバリエーションは増える)バイブ機能で、イチモツの芯や、その奥の前立腺までもヴヴヴヴヴッと振動させ、射精に至らしめるのである。

 超なま感覚のシリコンに蠕動とバイブが加わり、膣部分全体がイチモツをしごくように様々なスピードで前後してくれる。そこに、ロボット自身の悩ましい腰振りが妖艶にくねってくるので、一秒も途切れることなく強い快感の波が冒険者をむさぼり続けることになるのだ。冒険者は、脱出できずに抱きしめられ拘束されたまま、変幻自在に振動し続けしごき立てるオソソの名器にとことんまで搾り取られ続けることになる。

 ステージが進むにつれ、超科学的な機能もロボットに備わってくる。ローションでにゅるにゅるの身体になる機能(それでいて触手拘束で抜け出せない)。触手でアナルや乳首など感じやすい部位が責めてくる機能。膣内がヒダ扱きではなく、口腔内部と同じ状態に変容し、無数の柔らかな舌がイチモツを回転しながら舐め尽くすドリル舐め機能。オソソ部分であるにもかかわらず、フェラや手コキと同じ感触が刻みつけられ、次々と変わっていく内部の感触についていくことができず、あっさりと精を奪われてしまう冒険者も少なくない。

 極めつけは、上級ステージに登場するロボットである。ここまでくると、彼女たちはもはやオナニーマシンではなく、完全に侵略兵器だ。催淫剤の噴霧により、快楽に弱くなり、何ヶ月も射精していないのと同じようにたまりに溜まった状態に瞬時にして高められてしまう。そこに、変幻自在すぎる膣が襲いかかるのだ。レベルの高い冒険者であっても、弱体化しきった状態でロボットから脱出できずに蠕動振動を受け続ければ、やがて精力が尽きてしまうことだろう。

 催眠電波により、冒険者の脳内を犯すことさえできてしまう。それにより、このロボットに射精しなければならない気分になってしまったり、幻覚を見せられて好きな娘とセックスをしているような錯覚を受けたりする。脳が脱力を促し、防御が効かなくなってしまうことさえある。勝手に動くおっぱいで男性の胸板がズリズリされると、冒険者も抱かれたまま安心しきってしまい、そこに延々と絞るオソソが気持ちよくしてくれるので、いつまでも律動し続け、精根尽き果ててしまうのである。

 かようなロボットは、防御力も高く制作されている。とはいうものの、よほどでなければ快感攻撃を受けるようになっている。いくら責めてもまったく感じない状態にするのはファジィ機能に反し、男性の欲を萎えさせてしまうことが分かっているからだ。魔性のロボで性感機能を持たないものもあるが、こういうものはまれであり、電気系統を破壊すればあっさりと機能を停止する。

 ロボットの動力はあくまで電気であり、へまをしなければ電気系統の攻撃、プレジャーボルトなどが有効となる。ただし暴走の危険もあるので注意は必要だ。

 また、作り物であるため、魔法にも弱い。搦め手でロボット集団を打ち倒す方が、簡単ではある。

 むろん、通常攻撃実力勝負にも応じてくれるので、高レベルな冒険者ならぜひ、生身そっくりであっても所詮作り物のメカの快楽に負けることなく、腰のテクニックで倒してしまおう。電気や魔法に安易に頼らず、実力でロボットを倒せないようで、どうして神族や魔族に太刀打ちできるのか。厳しい選択ではあるが、そうやってロボットを乗り越えるほどの実力が、先々は要求されるのである。

 なお、ロボットから採取できるレアアイテムも少なからずあり、ロボットを形成している各種素材も高く売れるものもあるので、経験値やお金を稼ぐという意味合いでも、ロボットを大量に倒すことには価値がある。妊娠が決してあり得ない、快感だけのよこしまな機械に負けないよう、鍛錬を積み重ねるべし。

 




 

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