妖怪百手【ようかいひゃくて】 nm

  種 族:トラップ
  レベル:C
  得意技:手技全般、粘液/手、集団
 
 女の手だけで構成された恐ろしいトラップ。

 「妖怪百手」という名前がついているが、厳密には妖怪ではなく、魔力によって合成された疑似生命体であり、機械に近い存在だ。ただし、その構成要素は完全に女性の肌と肉そのものであり、動力は魔の力であって、生きている女手とまったく変わらない状態になっている。

 迷宮の中に、特別な場所があったら要注意だ。四方の壁に無数の穴が開いていたら、トラップの可能性が高い。また、そこまで露骨に怪しい作りになっていなくても、蔦などでカムフラージュしている場合もあるので、注意深さが必要だ。

 冒険者がそのトラップに足を踏み入れると、警報音が鳴り、穴という穴から女の肘から先部分が無数に飛び出してくる。スベスベで柔らかな腕部分と、しっとりきめ細かい手の部分だけで構成された「手の怪物」が、数百本、一斉に冒険者に襲いかかる仕組みである。手だけの怪物なので、妖怪百手と称され、冒険者たちに恐れられる存在となったのだ。

 妖怪百手は無数の手だけの存在で、宙に浮くことができ、猛スピードで冒険者めがけて押し寄せてくる。そこには生物のようなそれぞればらばらの意志はなく、統一した意思もない。つまり妖怪百手には「本体」は存在せず、ある腕が本体でソレを倒せば大丈夫ということはないのである。

 無数の手はただひたすら、プログラムされたとおりの動きをするのみである。すなわち、冒険者を捕まえ、その場で精を抜き去る仕事である。

 子供の小さな手から大人のしなやかな女手まで大小さまざまに揃った数百本の腕は、一斉に冒険者につかみかかり、全身を覆い尽くして衣服をはぎ取り、そのまま宙に持ち上げてしまう。どんなに抵抗しても、振り払っても、魔法で焼いても、手は無数に出てきては冒険者をとことん追いかけ、捕まえ、持ち上げてしまうので、脱出や抵抗は不可能だ。

 無数の女手に持ち上げられ、全身を覆い尽くされたときには、冒険者は文字どおり丸裸にされてしまうはずである。アイテムも、装飾も、コンドームなどの防具も、女手たちは注意深く引きはがしてしまうのである。生でむき出しになったイチモツは、そのまま柔らかな手に覆い尽くされ、戦慄の“処刑”が始まってしまう。

 無数の手で撫でさする、くすぐる、揉むなど、ありとあらゆる手の技を百手は心得ており、部位ごとに分担して変幻自在の責めを一方的に仕掛けるのだ。スベスベで柔らかな腕ももちろん参戦する。冒険者の両脚の間を何本も滑り回って、その極上の肌触りをとことん刻みつけてくる。

 両乳首をこねくり回され、脇の下をくすぐられ撫でさすられ、冒険者の肩も腕も首筋も柔らかな手のひらや甲の餌食だ。背中もお腹も両脚も、足の裏までイタズラな指先がくすぐりまくる。子供とおぼしき小さな手が冒険者のお尻の穴をかき回し、どんなに暴れても決して引き抜いてくれない。口の中には白魚のような大人の指がねじ込まれ、強制的になめさせられるだろう。

 イチモツには数人もの手がはりつき、交代でしごく、撫でる、くすぐる攻撃だ。亀頭を手のひらで撫でさすられ、また尿道をかき分けられて小指でくりくりされたり、敏感なところを親指で強くこすられたりする。交代で様々な手コキ攻撃が襲いかかり、連携して大きな筒にしてしごくなどもお手のものだ。玉袋も会陰も女の手が揉み、指先がくすぐり、一斉に射精させようとしてくるのだ。

 全身をこのように女のすべすべの手が覆い尽くし、冒険者は宙に浮いたまま一方的に精を絞り尽くされてしまうというわけである。四肢は数本の手に掴まれて拘束されているので、まず身動きがとれないが、仮に動いたところで、どうにもならないだろう。振り払っても暴れても、次から次へと数え切れない手がはりつき、掴み、揉みさすりしごき立ててくる。射精するまで女手の群れは決して離れてくれない。しつこくしつこくつかみかかってきては、優しくも激しい愛撫を延々と続けるのである。

 妖怪百手にも性感神経はあるので、その腕部分をしごくように撫でさすれば、しばらくかわいがっているうちに果ててくれるだろう。だが、ソレはあくまで一本の腕を倒したに過ぎず、数百の腕すべてを倒すには間に合わない。それに、ごっそり倒したところで、あとからあとから手は量産されて飛び出してくるのできりがないのである。

 魔法やプレジャーボルトで一斉に倒す手段もないわけではない。が、それも結局は一時しのぎ、瞬間的には解放されても、またどんどん手があふれてきて捕まってしまうことになる。

 つまり、妖怪百手を倒す手段はないのである。

 かなりのレベルを誇る冒険者でも、この怒濤の集団女手攻撃にはたまらず、全身愛撫されたまま無様にもみずみずしい手の中から白濁液を爆発させてしまう者も少なくはない。捕まったが最後、射精するまで決して解放されないのだから。

 妖怪百手はトラップである。解除のスイッチや機能が、必ずどこかにある。トラップを避けるアイテムや魔法を用いて事前に察知するか、トラップが発動してしまったら逃げられないので、解除スイッチを探すしかない。トラップは暴走防止のために、必ず解除の装置がどこかにあるものだ。それを探して、手でスイッチを切るか、届かないなら魔法で解除するしかない。

 解除したとたん、女手の群れは一斉に穴の中に引っ込み、何もなかったように静まりかえる。これでこのトラップは克服・解除完了である。早めにスイッチを見つけることだ。

 妖怪百手はかなり高度なトラップであり、中級ステージ行こうでなければ設置されない。上級の魔族の手が掛からなければ、このトラップを用意することができないからだ。

 そもそも、このトラップを用意するということは、かなり大がかりで負担も大きいもの。それでも用意しなければならないのには理由がある。敵の魔族がどうしても隠しておきたいアイテムや、自分自身が控えている可能性も高いということだ。冒険を進めるにあたってなくてはならないものか、かなり強力な武器防具、レアアイテムがそこに在る可能性が高い。あるいは、その高位魔族自身が冒険者を近づけまいとして自分の近くに妖怪百手を設置していることも考えられる。トラップを事前に察知し、魔法を発動させる準備をして、万全の体制で臨みたいところだ。


妖狐【ようこ】

  種 族:妖怪
  レベル:D〜B
  得意技:幻覚、魅了、変身、しっぽ攻撃、精気吸収、疑似絶頂/全属性対応

 ネコの妖怪が猫又なら、こちらは狐の妖怪だ。獣としての狐が修行を積み、力を蓄え、永遠の命を得たとき、人身を得て美しい女性の姿になるという。さらに修行を積み続けると、ただひとをだます妖怪から、神格を得る者まで現れ、数千年の修行の末最高峰に達すると言われる。そこまでくればもはや神とあがめられる存在となり、また、世の男性を虜にして精を吸い尽くす恐ろしい魔物と畏怖される存在となる。

 妖狐にはレベルに非常に大きな差異があり、妖怪になりたての初級妖狐から、神のレベルに達した九尾まで、様々な眷属を持っている。そのレベルに応じて、強さや技などに違いがある。

 初級の妖狐は、山に出没する妖怪として、通りすがりの男性に近づいてはだまして金品を巻き上げたり、身ぐるみを剥いだりしてイタズラをする程度だ。だが、その力が強大になると、一国の王をたぶらかして国を滅ぼすなど、その影響力は非情に大きなものとなる。また、妖狐のグレードは尻尾に現れるとされ、レベルが高い妖狐ほど尻尾の数は多く、9本にもなれば、もはや妖怪というよりも神魔の類と恐れられる。

 妖狐はすべて美しい女性の姿を取り、ターゲットは必ず男性となる。また、その力が強くなればなるほど、彼女たちの糧は男性の精となっていき、いや増す妖艶さに比例して吸精の能力も上がっていく。つまり初めのうちは獣としての習性から肉などを食べるが、神通力が上がればそういった栄養が必要なくなり、かわりに精の精神エネルギーがさらに神通力を高めるので、徐々にそっちがメインになっていくのである。

 そのために、効率よく快楽を与えられるよう、その肉体はますます妖艶さを増し、吸精のテクニックもどんどん高度化していく上、神通力で射精に至らしめる様々な方法を身につけていく。また、格が上がるにつれて、配下にする妖狐の数が増えていき、部下たちのグレードも上がっていく。最高峰になると一大帝国を築き上げるほどに組織が膨らむという。

 狙った男は確実に仕留めるのが妖狐の流儀だ。配下たちに集団で襲わせ、しつこく責め抜いては射精させるまで決して休まない。どんなに耐え抜いても、交代でイクまでいたぶり抜くので、結局精を奪われてしまう。そして、ことあるごとに同じ手でしつこくつきまとわれ、しまいには完全に骨抜きになるまでに絶頂させられまくることになる。

 彼女たちはターゲットの男性の属性を調べ上げ、これに合った配下を集めるか、変身するなどして、その男性好みの女性集団を襲わせる。中学生大好きな変態王子様なら、その年頃の娘たちを差し向けるか、変身した妖狐たちが押しかけるということである。

 骨抜きになった男性は、その妖狐の絶対的なペットとして魂まで飼われ、永遠の天国から抜け出せなくなるはずだ。洗脳した人間の女性たちを数多く従え、呼び寄せペットになった男たちを侍らせた妖狐は、酒池肉林のパーティが大好きだ。酩酊し催淫効果のある酒のプールに男女を泳がせ、部下の妖狐たちとともにボス妖狐も混じり、男たちの精気を一気に吸収することもある。宴が終わったころには、ボス妖狐とその配下、連れてこられた女性…つまり女しか残らない。男がすべて魂まで拘束されきるまで、抜き抜きの宴は続けられるというわけだ。

 セックスバトルRPGにおいては、初期の段階から、上級ステージまで、様々な場面で、妖狐の眷属たちが登場する。初めのうちは、一匹狐として行動する、誰の配下でもないただの妖狐がお相手だ。尻尾はもちろん一本。幻覚や魅了の攻撃をする以外は通常攻撃のみ。普通の女性よりもやや具合がよろしい。

 先のステージになってくると、妖狐はレベルアップし、尻尾の数も増えていく。また、集団化していき、徒党を組んで冒険者に襲いかかるようになるだろう。すると妖狐たちの攻撃も多彩になり、妖怪ならではの膣圧や肌のきめ細かさに悩まされるようになるはずだ。

 変身の能力も備わっており、冒険者好みに姿を変えるのもお手のものだ。場合によっては冒険者の恋人や妻、思い人などに変身して近づき、だましてセックスに持ち込んで精を絞る姑息な手段を用いる輩もいる。

 戦闘中は、裸の女たちが大勢、冒険者のまわりをぐるりと取り囲むようになる。高度な妖狐なら実際の配下であることも多いが、そのレベルになると冒険者もかなり強いので、実践には向かない。彼女たちは「見せ」担当だ。低級な妖狐ならそれを幻覚でまかなおうとする。冒険者たちは、自分好みの娘たちのあられもない裸を大勢目の当たりにしながら、妖狐と戦わなければならないわけだ。集団の宴の中で、冒険者のどんな属性にも対応できる妖狐集団を相手に、堪えきるだけのレベルが求められる。

 妖狐の肌はゾッとするほど滑らかできめ細かく、みずみずしい。抱き合っているだけでどんどん精気を奪われてしまいそうになる。その肉体で、手で、足で、胸で、尻で、脇で、ありとあらゆる部位で男の精を抜き取ることが可能だ。男の精を吸い取るために磨き上げられた様々な性技にも注意が必要だ。また、精気の吸収、つまりドレイン攻撃も使ってくるので、こちらの快感と引き替えに向こうが回復してしまうこともある。

 数本以上の尻尾を持つ妖狐たちで、特に油断ならないのは、ふさふさの尻尾を使った攻撃だ。太く変幻自在に動く尻尾で、冒険者のイチモツを撫でさするという単純な攻撃であるが、尻尾は妖狐のパワーの象徴。尻尾の毛の一本一本に神通力が凝縮されている。それが直接イチモツをかわいがるのだから、性感ダメージも深刻だ。柔らかなタッチで撫でさすっただけなのに、そのあまりの心地よさについ漏らしてしまうことになる。

 尻尾の数が最高峰に達する妖狐は、特に九尾と称され、玉藻前のように、絶世の美女の姿に変身して一国を滅ぼす神として恐れられる。九尾レベルになると、上位ステージのザコか、中堅上位ステージのプチボスとして扱われる。あふれる色香で男をたぶらかす腕前は天下一品、その妖力も半端ではなく、見た者すべてを虜にする力がある。

 プチボスとしての九尾は、配下の大勢の妖狐たち、娘たちを縦横無尽に操り、知略で冒険者を翻弄して、射精に追い込もうとする。あるいは、腕に覚えのある冒険者を相手に策略で絶頂直前に追いやってから、じっくり九尾自身でいたぶることを好む。どっちにしても、正攻法では返り討ちに遭ってしまう相手なので、相手の策に踊らされることなく、頭を使ってステージを切り抜けるしかない。

 九尾レベルの妖狐は、勇者クラスなら倒せる相手だが、そこそこのレベルでは太刀打ちできない。8本以上の尻尾を持つ妖狐は、もはや対峙しているだけでどんどん精気を奪われ、玉袋にパンパンに溜め込まれていくことになる。そこへ極上の快感攻撃が怒濤のように押し寄せるので、形勢はどんどん不利になり、仕上げに尻尾集中攻撃で爆発してしまう。

 神クラスの妖気によって、九尾は冒険者を徹底的に追い詰める方法を知っている。上級の敵が使用する反則的な大技、疑似絶頂を、ごくまれにだが使用してくるのである。見た目は非常に地味な攻撃だが、地味なだけによく効く。男根部分の全神経を痙攣させ、射精時の脈打ちと同じリズムで強制的に律動させるのである。

 このとき冒険者は、射精直前のあの最高に心地よい快感を股間に感じるため、それに耐え続けるのはかなり難しい。通常射精前の多幸感は2〜3秒であり、その直後精液が飛び出す仕組みになっている。それを飛び出させずに数十秒耐えなければならないのである…しかもオソソに出し入れさせられたまま!

 通常、このじわりと心地よすぎる感覚が持続したら、すぐにでも精液が飛び出してしまうはずだ。これを意志の力で抑えつけるのはきわめて困難である。射精が反射に属する生理反応だからだ。

 前立腺から肉棒までを強制的に魔力や妖力で律動させ、ドーパミンを放出させるように錯覚させる技だ。これによって、一発で射精にいたらせることができてしまうのである。射精するまいと踏ん張ればそれだけ、射精圧が高まるので、多幸感もいや増していく。堪えきれないまでに強まる快感に、冒険者はどうすることもできない。

 この技は、射精の秘孔のように一発で絶頂に至るタイプのザラキ技であるが、成功率が格段に高いという点で特異である。神魔や九尾しか使えない大技であるのは、冒険者側のいかなるガードも魔法防壁も無視し無効化した上で、確実に律動させることができるゆえである。地味ながら、着実に敗北させられてしまうので、恐ろしい技と言える。

 もちろん、冒険者の防御無視魔法無視で神通力ないし魔力を男性の体内に侵入させ、擬似的に脈打たせてしまうからには、その一点に集中させるパワーは相当に高いのだ。並の魔力ではそこまでできず、ラストステージに登場してくるほどの、勇者が苦戦するような相手でなければ繰り出せないのだ。派手ではないが、そこにつぎ込まれるパワーは、魔王クラスの魔力が一発で枯渇してしまうほどである。勇者ほどにもなれば、そんな簡単に体内に力を進入させるはずはなく、それを打ち破るなら、次元を超越するくらいの魔力が必要なのだ。

 従って、もし妖狐がこれを使ってきたとしたら、それは彼女にとって捨て身の攻撃でもあるわけだ。全身全霊で冒険者を射精させ、失敗すれば自分もただでは済まないという覚悟で出してくる大技となる。逆に言えば、妖力も精力もほぼ0の状態になってまで、あの九尾が疑似絶頂を仕掛けてきて、これに耐え抜くことができれば、もはや妖狐は勝手に絶頂してくれるだろう。

 とはいうものの、リスクが高すぎるこの大技は、数千年を費やしてきた神通力のすべてを捨てることを意味する。九尾になった存在、妖狐の王となった身で、その座を捨て、完全に無に帰することまで覚悟しなければならない。気軽には放たない技なので、むやみに怖がる必要はないだろう。疑似絶頂が出てくる前に倒してしまった方がいいに越したことはないが。

 弱い妖狐はそのまま実力で倒すべし。力のある妖狐は、弱体化と尻尾に注意しながら、着実に反撃を加えよう。九尾ほどの相手なら、残り精力を温存させながらも、高い攻撃力でしっかり絶頂まで導いてあげれば良い。精気を吸収して回復してくるので、少なくともそれ以上のダメージを与えられるだけの実力が必要だ。


幼稚園児【ようちえんじ】

  種 族:人間
  レベル:E
  得意技:スマタ、集団いじり/ロリ、集団

 4〜6さいのお子様がたである。

 生まれてからまだまだ年数が経たず、言葉を覚え始めて舌足らずな言語を話すだけの、周囲からの保護がありとあらゆる場面で必要となる少女たちである。もはや、髪型と性器以外はメスとしての性質を保持しておらず、性的な何かをまったく持っていない。「感じる」という感覚さえも分からないだろう。

 今日、彼女たちがセックスバトルRPGに登場することはまずない。ないと・めあにも出てこない。幼すぎて敵としては扱えないのだ。

 ただ、『トワイライトゾーン3』の初期ステージには出てきて、主人公のレベル上げに供されたこともあり、この辞典に掲載されることとなったに過ぎない。『トワイライトゾーン3』では高校生の主人公が始めに相手にする少女たちであり、レベル1の若いティーン少年で女に耐性がない状態なら、たしかに幼稚園児の性的攻撃でさえもダメージを受けてしまうことだろう。それとて、レベルが少し上がると、あっさりと敵ではなくなってしまう次第である。

 『トワイライトゾーン3』でも、幼稚園児たちは”夢の中に出てきた存在”であって、本物ではない。ゲームの敵として成り立たせるには、様々な面で不十分な相手と言える。性的に感じることを知らず、行為そのものを見聞きしたことがなく、たとえ父母のそれを目の当たりにしたところでナニをしているのかまったく理解できない存在が、バトルはできないはずだ。ステージをうろつくだけの体力やサバイバル能力もない。ステージに出すのは正直無理だろう。

 それでも、そういう世代が大好きな変態おにいさん☆もいないわけではないらしいが。

 無理にこの世界に登場させるなら、夢の世界や、魔族による変身、幼稚園児と同じ体型の魔物、魔族による操作など、何らかの特殊な設定が必要となる。冒険者を悩ませるだけの設定にするには、それなりの設定力と表現力が求められる。その点ではなかなか難しい敵キャラだ。商業ベースでは御法度だし。

 変身するにしても、そういう魔物だということにするにしても、操って夢遊病のように人間の園児を動かすにしても、やはり冒険者にとっては有利な設定となるだろう。あるいは、冒険者を思いきり若くするくらいしか手立てはないはずだ。

 だとすると、魔族が変身するうまみもないし、ロリっぽい外見にする魔物を登場させるならもっと年齢を引き上げた方が強くなるはずだ。操作も魔力の無駄遣いになるだけだろう。なかなか難しい。

 何か特殊な事情があって、彼女たちを敵キャラに仕立て上げるには、特別な事情が欲しいところだ。

 もしそんな事情があって、彼女たちをステージに登場させるとすれば、単独での行動は無理。狭い屋内迷宮ステージか、集団行動する幼稚園ステージか、若い保護者つきで登場するくらいしかできそうもない。それも、ごく初期のステージだ。先のステージになれば冒険者もレベルアップするので、幼くしすぎることのメリットがまったくなくなってしまう。

 さもなくば、幼稚園児をもっとも魅力的に仕立て上げる特殊ステージが用意されることとなろう。それはすなわち、”男湯”にほかならない!

 男湯は、いうまでもなく女人禁制だ。そんなメス率の極端に少ない空間だからこそ、ツルツルのオソソを幼いままむき出しにした幼女が男湯に駆け込んできたら、その性的な魅力は2〜3倍以上にふくれあがることになる。きれいな肌色のワレメ、ぷっくり膨らんだお尻、小さな身体ながら少女らしい髪がしっとり濡れている。元気にはしゃいで走り、お風呂に入って「気持ちいい〜!」と歓声を上げ、無防備にも未発達の股間を目の前に見せつけられる。いうまでもないが、そんなことくらいでオニンニンがついうっかりしてしまってはならぬぞ。修行が足りぬぞい?

 そんな幼女たちは、魔族の影響を受けてか、おにいさん☆のイチモツに興味津々! 「私にないのがついてる〜!」っておもむろに掴んでくるだろう。いうまでもないが、そんなことくらいでオニンニンがついうっかりしちゃってはならぬぞえ。

 隣の冒険者と形が違って、「こっちのお兄ちゃんのって、先っぽがアサガオみたいだね☆」と皮先端をつまんでキャッキャしてくる。いうまでもないが、そんな光景だけでオニンニンがついうっかりしちゃってはイカんのでゲソ。「みてみて、私のは何にもついてないよ? どうして? って、私のココにすっごく小さいおちんちんついてる〜!」って惜しげもなく目の前に幼いワレメとクリを見せつけてくる。何ともツルツルだ。いうまでもないが、そんなのを見たくらいでオニンニンがついうっかりなどというは武士の恥と心得よ。

 うっかりするに決まってんだろ!!!

 すべて彼女たちの作戦である。洗脳された幼稚園児たちは、男湯で冒険者の油断を突いてオニンニンをうっかりさせ、「わぁ! 大きくなったー」と興味津々でさらにいじくってくるのである。一人の時もあれば、集団で男湯に入ってくる場合もある。その時仲間の冒険者がいれば良いが、一人のところを狙ってくることも少なくないため、注意が必要だ。

 彼女たちはイチモツへの興味が尽きず、そこばっかりを重点的に攻撃してくる。集団の場合、みんなでよってたかってつついてきたり、撫でてきたり、掴んできたりして、小さな小さな手で性感ダメージを与えてくる。玉袋にも幼女の手がお構いなしに伸びてくる。女手としてはまったく発達しておらず、柔らかさもしなやかさもない状態ではあるが、ついうっかりしちゃって彼女たちの術中にはまっている状態であれば、十分ダメージを受けてしまうことになる。油断大敵だ。

 冒険者が幼い場合であれば別だが、通常は挿入は不可だ。サイズが合わない。そこで彼女たちは、魔族に本能へと叩き込まれた動きで、次第に大胆になっていくのである。「パパとママは毎晩こうしてたよ?」と、仰向けの冒険者の上に乗り、イチモツを表面のワレメに挟み込んで扱きあげる。本番挿入という概念自体がないため、騎乗位はホットドッグスマタであると根本的に勘違いするのだ。

 また、ぷにっぷにの生足で挟み込んで締め上げ、腰を前後させて「うちのパパママはこうしてたよ〜」とバックをスマタと勘違い。

 みんなでまねをしようとするため、冒険者の腕も足もお腹も幼女たちが乗っかり、しきりにオソソ表面をこすりつけてくる。こうした攻撃がたまらない冒険者であれば、つるっつるのオソソ表面の感触にしごかれ、集団でこすりあげられて、今度は白濁液をついうっかりしてしまうこととなるのである。

 挿入戦に持ち込めない以上、愛撫攻撃で倒すしかない。発達していないので、ワレメの敏感なところを指で撫でさすり、初めての快感を教えてあげよう。程なくして、あっさり絶頂してしまうはずだ。精力が相当に低いのは、不慣れな心地よさでピンポイント攻撃されるためである。

 極度なロリコンでもない限り、だまし討ちに遭っても、バトルで負けることはないはずである。集団であっても、一人一人しっかりかわいがって倒してしまおう。

 魔力を帯びた幼稚園児であったり、夢の世界で挿入可能となっている相手であった場合、多少勝手は違ってくる。魔性化した幼女は、簡単な愛撫では倒れてくれず、スマタ攻撃も苛烈を極める。ややレベルを上げた冒険者でなければ、ロリ属性を開発されて一巻の終わりだ。挿入可能な相手であれば、しっかり締め付けるオソソの感触に負けないよう、踏ん張らなければならなくなる。

 いずれにしても、それほど強敵にはならないので、その魅力に心奪われることなく、年端もいかぬ少女までかり出す魔族への怒りの炎を燃やす方がいい。さらにレベルを上げ、先のステージに向かうべし、である。




 

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