幽霊【ゆうれい】


性霊




誘惑ホログラム【ゆうわくほろぐらむ】

  種 族:トラップ
  レベル:D〜C
  得意技:幻覚を見せる、自慰を誘う、ドレインプログラム/属性なし
 
 ステージの中に仕掛けられた、視覚系の罠である。

 冒険者が足を踏み入れた場所にスイッチがあり、自動的に平面または立体のエロ画像が流れるという仕組みが基本形。そのことが、軽い刺激になる場合もあれば、かなり致命的なトラップに発展されている場合もある。

 多くの場合、床下に隠されたスイッチを踏むか、仕掛けが施された個室に入り込む、宝箱をよく調べずに開けるなどして、このようなトラップが発生することになる。

 冒険者の前に、魔族が仕掛けたエロ画像ないし動画が現れ、しばらく見せつけられる。これによって、性的な興奮がかき立てられ、いっそう射精しやすい精神状態に追い込まれてしまうこととなるのである。

 初級ステージにおいては、エッチな画像や動画が流されて興奮させられるという程度のトラップに留まり、単純にエロビデオを見せられましたという程度の軽い罠に過ぎないのだが、それが次の瞬間、実際の女性たちによって再現され、戦闘が著しく不利になることは十分考えられる。

 さらに、先のステージになると、この誘惑ホログラムのトラップにも様々な付加効果が加わるのであり、気をつけなければならないだろう。

 『とらわれペンギン』では、そのフロアのプチボスを倒したあとに二つの扉を選んでくぐらなければならない仕掛けになっており、間違った部屋に入った場合、この誘惑ホログラムが発動、なんと残り精力が必ず1になってしまうほどの、強烈なトラップになっているのだ。これは、ただホログラムの幻覚で興奮しただけとは考えられない。機械的な超科学技術や魔力によって、冒険者の自慰を誘い、さらには精力を直接吸い上げる効果も付与されていたことだろう。

 この状態で次の戦闘に突入すれば、瞬殺は間違いない。決して侮ることができない罠なのである。

 もっと先のステージでは、このホログラムに魅了されてしまっている間、経験値を吸い取られたり、防御力を吸い取られたり、はたまた魔族のレベルをドレインされてしまうという被害も報告されている。こうなるともはや、エッチな絵を見せられましたというだけでは済まない。もしレベルが格段に下がったところで、強力種族娘の集団が襲いかかってきたとしたら…想像するだけでもゾッとするではないか。

 一番良いのは、いうまでもなく罠に引っかからないことである。トラップのチェックは道具や魔法で簡単にできるはずなので、前もってきちんと調べてから、歩みを進めるようにしなければならない。

 また、万一引っかかってしまった場合、いち早く回復することをおすすめしたい。レベルドレインはやっかいなので、ステージを戻って修練し直すなど、温存を図る必要も生じるだろう。冒険者の行く手を阻み、射精を助けるのがトラップの役割。ついうっかりでは済まされないので、注意しながら進むことが大切である。


雪女【ゆきおんな】

  種 族:妖怪
  レベル:C
  得意技:凍えるキッス、淫夢めぐり、いてつくはどう、スローダウン/姉

 雪の妖怪。透き通るような白い肌を武器に、夜な夜な冬の山小屋に現れ、寝ている者の体力を奪う。彼女は音もなく夜中に忍び込み、まずは寝ている男の唇を奪う。するとその男の体温は限界まで下がり、凍死寸前になってしまう。そうなると目覚める力もなくなり、男は淫夢の世界で精子をさまよう。こうして、とめどなく溢れる冷たい精液を雪女は全て吸い取り、糧にするわけである。吸収が終ると氷漬けの柱が横たわっているという寸法だ。
 
 ある日、二人の親子の山男が山小屋に泊まった時、若者の父が同じ仕方で凍死させられた。雪女は息子の若者まで吸おうと思ったが、気が変わり、「このことを口外しない」約束で命を助けた。その後、若者は結婚し、幸せな家庭を築いたが、ふと雪女のことを妻に漏らしてしまう。すると妻は「口外するなって言ったじゃん」と、子供を連れて山に帰ってしまった。その妻こそ雪女だったという有名なお話である。
 
 もちろん、吸精は相手が寝ている時とは限らない。雪女を警戒した山男が夜更かしをするなど、彼女が訪れたときに起きてしまっていた場合、雪女は白い着物を脱いで男を誘い、女として鍛え抜かれたそのなまめかしい肢体で、男を抱きすくめてしまう。彼女の体はどこもかしこも氷のように冷たく(ただし状況に応じて体温調節可能)、肌を合わせようものなら、体力とともにどんどん性感以外の感覚まで奪われてしまう。すると体の自由が利かないので、雪女にやりたい放題され、精気を残らず吸い取られてしまうことになる。妖艶な大人のおんなの色気に包まれているので、冷え切った体のはずなのに、アソコだけは熱くたぎっているだろう。
 
 雪の精だけに熱さには弱く、フロに入れたりすると溶けてしまう。彼女が入るのは水風呂オンリーである。若者の妻になっても怪しまれないでいられたことから、ある程度の体温調節は可能ではあるが、それでもお湯に浸かるのは自殺行為というわけだ。好きな食べ物:アイスクリーム、冷やしタヌキ。キライな食べ物:おでん、グラタン。
 
 妖艶な白い肌、細身の身体で、山岳や極寒のステージに登場する。肌を磨くことに念入りで、触れるとそのあまりのみずみずしい吸い付く感触にゾッとしてしまうのだという。このステージにまでたどり着ける冒険者はかなりのレベルと言えるが、それにもかかわらず、抱き合っただけで、お姉さんの肌触りには大ダメージを食らってしまうのである。

 攻防ともにかなり高めで、ひととおりの通常攻撃でも苦戦を強いられる。透きとおるような白い肌でイチモツを撫でさすり、挟み込み包み込み、どの部位でこすっても射精に至らしむことが可能だ。手や舌や乳房だけでなく、脇の下、二の腕、お腹や背中や肩、足首からもダメージが行く。膝や生足もりっぱな搾精兵器だ。信じられないようなパーツで射精してしまうという情けない状況を、雪女はいともたやすく作り出すことができる。

 通常攻撃だけでも相当な強さだが、彼女は時折「凍えるキッス」を使ってくる。冒険者の体温を奪い、睡眠状態に持ち込む技だ。これによって数ターン動くことができず、反撃できなくなってしまう。しかもその間、冒険者は淫夢の世界に飛び込んでしまい、一方的に大ダメージを受け続けてしまうのだ。

 雪女が作り出す淫夢の世界では、攻撃無効、防御無効である。つまりいっさい反撃することができず、重い身体を動かせずになすがままになってしまうのだ。そして、どれほどレベルが高くても、完全に無防備な状態で、性感ダメージを受け続け、冒険者たちは夢の中で爆発、つまり夢精してしまうことになる。冒険者が寝ている間、こちらの攻撃を封じて一方的に犯しまくる雪女の身体と、脳内で作り出されるめくるめく悦楽の世界の相乗効果で、冒険者たちは天国を感じることになるだろう。股間に押し寄せる冷たい気持ちよさは、それこそ吸い尽くされる勢いなのである。

 淫夢の世界に入っても身体を強化しておきたい冒険者は、防御力強化の魔法などを使用することもあるはずだ。だが、彼女はいてつくはどうの使い手でもあり、強化系の呪文の効果を消し飛ばすこともできる。何者も淫夢の邪魔はできないのである。

 それでいて彼女の方は弱体化の呪文を使用する。あまりの冷たさに冒険者の身体の動きが鈍くなってしまうのだ。そればかりでなく、感覚が麻痺して、快感以外の感覚がほとんどなくなってしまうのも特徴だ。こうなると、冒険者は快感を一層強く感じるようになり、股間の心地よさに敏感になってしまう。そこへ怒濤の快感攻撃が迫ってくるわけだ。

 雪女はザコ敵でありながら、なかなか苦戦させられる存在。精力と回復に余念がない状態を作っておかなければ負けてしまう。凍えるキッスが成功してしまえば、それこそ数ターンは淫夢の世界をさまよい、弱体化した状態で一方的にダメージを受けてしまうので、目覚めたらすぐに回復しておく必要がある。通常ダメージがふくれあがり、淫夢によって二重に精力を消費してしまうからだ。雪女に夢精してはならない。

 彼女の弱点はとにかく熱である。しっかり肌をこするように愛撫し性交し、その極上の肌を温めてあげよう。摩擦熱だけでも、彼女の妖気は下がってしまう。彼女の冷感を温かい愛で溶かしてあげれば、勝機も見えてくるはずだ。

 暖まった雪女にはもはや、淫夢を操る力はない。あとは実力で倒すのみである。

 なお、彼女に遭遇し、戦闘に入ったら、何が何でも戦って打ち勝たなければならない。逃げるという選択肢はとらない方が良い。彼女はどこまでも追いかけてきて、冒険者の四肢を氷で固定して捕まえ、大の字にさせられた状態で一方的に犯されてしまうことになるからだ。腰を振り返して反撃するしかなくなるが、そこへ淫夢が襲ってくれば確実に抜かれてしまうだろう。正攻法でいかなければならない。


雪娘【ゆきむすめ】

  種 族:妖怪
  レベル:C
  得意技:水風呂幻術、冷感締め、うるんだひとみ/思春期

 雪女の若いの。雪女がセクシーなおねえさん系なら、こっちは純情で素朴、いたいけな感じのあどけないおにゃのこ。でも吸精は可能。ただ、雪娘の方が情があって、相手の男を殺すことまではしない。せいぜいカゼを引かせる程度だ。

 雪女は夜中に山小屋に忍び込み、寝ている男性を襲って絶命させるが、雪娘たんはかわいいからそんな大胆なことはしない。姉に「アンタも夜這いかけなさいよ!」とか言われるが、「えっ…どうしよう…どうしよう……」とオロオロしてしまう。いぢめると泣く。おしとやかなショートカットのお嬢ちゃんなのだ。山男にとっては、比較的安全な存在と言える。
 
 それでも、雪娘だって食事をしないと生きられないので、ちょっとだけ精を頂くことになる。そのやり方も平和的だ。

 通常、彼女は水風呂に全裸で入っていて、幻術を使って露天風呂に見せかける。見てくれはあったかい露天風呂に一人、若いおとなしそうな娘が入っている構図になる。これで邪な心を出したスケベ野郎が入ってくる。幻術にかかっているので本人はあったかい温泉に入っている気分になるが、本当は雪混じりの氷水。男は決して気付かない。
 
 愚かな男は、水の中で雪娘をナンパするわけだが、そうすると彼女は、恥ずかしそうにうつむきながら、スベスベの肌でしなだれかかる。「おっ…ウマイ展開!」などと思って雪娘を抱き、あえなく発射。これで彼女の食事は完了である。雪娘は「あうっ…あのっ…そのぉ…。ごっごめんなさいですぅ…!」とそそくさと全裸で立ち去る。残されたスケベオヤジは、幻術が解けて極寒の水風呂に入っていることに気付く。風邪を引く。
 
 こんな具合で、雪娘たんは一発だけ抜いて立ち去るので、最後の一滴まで搾り取って殺す雪女よりも優しい性格と言える。ただ、お腹が空くので水風呂トラップをあちこちに仕掛けて、四六時中入っていたりする…露天風呂に若い娘ってシチュが好きな男は多く次から次へと入ってくるので、雪娘は人を殺さなくても食事は十分間に合っているみたいだ。水風呂トラップを選んだのは、殺したくないという思いと、雪娘の部類のフロ好き(お湯はNG)によるものと考えられる。
 
 時間が経てば彼女も雪女へと成長して、したたかさと残酷さを持つようになる。水風呂という面倒なトラップなんて仕掛けずに、直接夜這いをかけるようになってしまうわけだ。雪娘の段階ではあんまり大それたこともせず、スケベさんが来るのを待っている。邪な下心出したんだしぃ…ちょっとだけ精をくださいね♪という感じなのが、とても健気だ。
 
 雪娘も雪女と同じく、白くキメの細かい肌の持ち主で、ほとんどの男は、彼女と抱き合うと我を忘れるという。アソコの感触も、流石に食事というだけあって、ひんやりと心地よく絞るように優しく蠢いてくれる。セックスの経験が長い男でも、抱いてすぐに射精というケースは珍しくない。あどけない顔立ちと、擦り寄る時などに背中に当たる貧乳の感触を受けて、それでも雪娘に欲情せずに抱きしめずに済ませられる男はいないだろう。あっという間に魅了されて食料提供という運びになる。
 
 山岳・氷雪ステージでは、雪女と共に雪娘もよく出没する。雪女の残忍さを嫌ってか、姉妹で冒険者に襲いかかることはなく、たいてい単独行動なのだが、彼女は冷たい水風呂に入り、幻術で温泉に見せかけて、冒険者を待ち構えているのである。

 寒いステージ、つい身体を温めたくなって、露天風呂に入りたくなってしまうが、そこに15〜18歳くらいの若娘がいたら要注意だ。雪娘の可能性が高い。

 考えてもみたまえ。山奥の極寒の地域で、若い女が一人全裸で小さな露天風呂に入っているというシチュは、とっても妖しいではないか。もとい、怪しいではないかっ! こんなトラップに引っかかっているようでは素人男性と変わらん。

 うっかり水風呂幻術にはまった冒険者は、体力を奪われ、身体の動きが鈍くなり、まともな反撃ができなくなる。攻撃力とスピードが殺された状態で、うら若く可愛らしい肌がしなだれかかってくる。その冷たくも滑らかな感触にほだされ、気を緩めてしまうこと請け合いである。

 結果、あっさり挿入を許してしまい、極上のオソソの感触に深いため息をついてしまうことになる。

 雪娘の小さな穴は、大人のイチモツをきっつきつに締め上げる。性感以外の神経が麻痺し、快感を数倍に感じるような股間になってしまったところへ、まだ幼いオソソが根元までしっかり咥え込んで、どこまでも深く冷たく締まってくるのである。愛撫や腰の突き上げで反撃しても、そのつどキツすぎる冷感締めがカウンターで襲いかかってくるため、あえなく雪娘に食料を提供してしまうことにもなりかねない。

 また、彼女は自分が劣勢であると分かれば、「おねがい…ゆるして…」といとけない目を潤ませてじっと見つめてくるのである。かわいいのである。いたいけなのである。ときめいてしまうのである。

 すると冒険者はさらに緩んでしまい、攻撃力と防御力を奪われてしまう。弱体化した状態で彼女がさらに締めてくれば、その華奢な身体をぎゅっと抱きしめたまま、ついついイッてしまう危険が大きい。

 長期戦になれば、水風呂幻術がスピードをどんどん殺しつつ感覚を快楽一色に染め上げてくるし、自信のあるレベルであってもうるんだひとみで攻防弱体化され、無防備に近い状態で若い女の子の身体がぎゅっと包み込んで精を絞り上げる。彼女の食事の常套手段なのだ。

 中級ステージだけにそこそこに精力もあり、雪女の熟練や妖術を体得していない代わりにぴちぴちのもち肌が冒険者にすり寄る。そのあどけなく健気な姿に惚れ込んで、うっかり脈打ってしまった山男冒険者は数知れず。それこそが彼女の武器なのである。

 雪娘の弱点は、雪女と同様、熱である。が、まずは幻術をなんとかしなければならない。

 その露天風呂がただの池であることを見抜くのはたやすい。幻術を解くアイテムや魔法があればなお良い。彼女の入っている風呂が実は氷水だと分かれば、対処しながら戦闘することも可能だ。一番手っ取り早いのは、彼女を水風呂から引きずり出してしまうことである。

 そうすれば、こちらの弱体化はある程度防ぐこともできるだろう。冷感締めはこちらの防御力で防ぐしかない。が、このステージに上がれる冒険者なら、耐えきれない圧迫でもないはずだ。

 問題はうるんだひとみ。どうしてもその可愛らしい瞳がいたいけに涙をこぼし始めたら、男は弱いものである。長期戦を避け、弱体化がひどくなる前にイかせて倒してしまおう。雪女よりも若くもっちもちの悩ましい身体ではあるが、一方で経験の差というものはどうしてもある。雪女を倒せる実力があるなら、雪娘も平らげることはできるはずだ。寒さに負けないように、情熱で溶かしてあげよう。


ユノ【ゆの】

  種 族:神族
  レベル:A
  得意技:女神技全般、風呂技全般/思春期、集団

 古代ローマ人にあがめられていた、最高位の女神。結婚、出産、女性性のすべてを一身に担う「女の化身」とも言うべき存在であり、男女の縁、セックス、性的ないっさいと、光や月(月経を含む)、生命、処女性、6月を象徴する。Juneはユノから来た命名であり、その月の結婚は幸福を授かるとされ重宝される(ジューンブライド)。

 スケスケのローブに草の神々しい冠を身にまとった裸足の女神サマであり、古来より多くの女性たちの崇拝の対象となり、美や魅力、母性などのあらゆる女性的特性の最高峰としてあがめられることとなった。ただし、女性的なもの、突発的なヒステリイや嫉妬、女どうしの上下関係や陰湿な嫌がらせ、自分に合った男性を選別するときの残忍な試練、グループにおける閉鎖的な仲間意識といった、負の側面をも背負っていることに注意しなければならない。美しきバラには棘があるのだ。この経緯から、のちにギリシア神話のヘラ(ゼウスの妻)と同一視されるに至る。

 英語のグラマーが大の苦手で、返ってきたテストのあまりの点数の低さにピシッと石になり、そのまま砂のようにサラサラと崩れたこともある。144センチという非常に低身長なのが男性の人気を集めるものの、本人はそれをたいへんコンプレックスにしている模様。ギザギザのショートヘアーに両側の“×”印の髪留めがアクセントのとってもキュートなおにゃのこである。

 無類の風呂好きであり、アニメにおける入浴シーンはすでに定番、垂涎の裸体を惜しげもなくさらけ出しては殿方を魅了し続ける。小柄なために胸もそれなりではあるが、その幼い肢体はしっかりと成長し、女性らしくなっており、若さはじける肌はさすが女神、逸品とみるほかはない。かわいさと天然が見事に融合しており、男心のすべてをくすぐる物腰や姿勢は庇護欲を500%かき立てる男好きのする肉体を誇っているのである。

 一方で、女性特有の残忍さもあわせ持っており、「お遊戯的なことは外でやれ」「お前がそう思うんならそうなのだろう…お前の中ではな」などの発言が記録されている。また、若娘大好きな男性をののしって「変態! 変態! 変態! 変態!」と本気でなじっている場面も目撃されている。それがまたイイのである。

 料理や創作が得意という女性らしい一面もあり、その内容にもこだわりを持っている。家庭的でもありながら、自己を確立した大人っぽい側面もあり、少女の肢体と内容の成熟度はまさに、女の化身、女神の中の女神というにふさわしい存在である。

 それほどの実力者であるゆのっち、当然上級の神界ステージで、プチボスを務めてもおかしくない地位にあると言っていい。ちいさいのにとてつもなく強いのである。ステージ奥の大神殿の、上品な浴場に全裸で入っており、ひよこを浮かべながら勇者が来るのを待ち構えている。

 女神としても最高峰に位置するので、様々な女神系の技を高度なレベルでマスターしている。魅了、脱力、恍惚、防御力低下、包茎化、子供化、うるんだひとみ(攻撃力低下)、スローダウンといった状態異常をかなりの成功率で駆使し、勇者レベルの冒険者をも徹底的に悩ませる。弱体化のコンボに加えて魅了や脱力といった行動不能系が重なり、怒濤の一方的攻撃で、運が悪ければ一度も手を出すことなく敗北ということもありうる。ゆのっちは容赦がまったくなく、敵に対して残忍性をとことん発揮する女性性を体現しているのである。

 それでいてあどけない顔立ちと小さな肢体を存分に駆使し、その媚態で男どもを惑わせ、一気に精液を搾り取る強力な攻撃力を誇っている。女神である以上、その手や足、胸や口、全身そのものに神性が具わっており、触れただけで神的な力によって男性の性感神経を強力に刺激することができる。その神々しいお姿と冠を目にしただけで、その若い香りを嗅いだだけで、素人男性は枯渇するまでイチモツを脈打たせることになるだろう。

 まして、抱き合ったり、神聖な小さい手でイチモツを握られたりすれば、高レベルな冒険者でもひとたまりもない。おずおずと握りしめる柔らかい手は、股間の芯までじわりとくすぐったくさせ、一気に射精させることさえ可能だ。触れ合ったところから性感神経が刺激され、生足をスリスリし合うだけで全身を快楽が駆け巡り、それが一斉に冒険者の股間へと走り寄ってきて、イチモツに大ダメージを与える。ちいさなお尻も胸も口も、ありとあらゆる部位が、女神ならではの攻撃力を持っているのである。

 女神様のオソソはまさに戦慄そのものだ。入れたとたんに、若いつぼみのきゅんきゅんした締まりがイチモツをかわいがる。天使やエルフが「天にも昇る」心地なら、最高峰女神のソレは「天そのもの」であって、その膣圧の締まる感触だけで多くの勇者が道半ばにして斃れたのである。小さくて狭く、それでいて根元までしっかり受け入れて決して離さない。引きちぎりそうなほど強い締まりなのに、どこまでも柔らかで、相手の感じやすいところすべてを刺激できるようにヒダや具合を瞬時にして調節し、高速で蠢いては一気に絞りに掛かってくる、まさに抱擁女神の極上品なのだ。

 手足や腰の動きはまさに逸品で、ちいさくかわいらしい若娘の身体なのに信じられないような高度な動きをするので、スローセックスでも激しい動きでも難なく対応できる。女神なのですべての体位を心得、冒険者が一番ダメージを受けやすい体位を瞬時に探り当てて駆使してくる。ここに弱体化や状態異常が加われば、まったく太刀打ちできないのもうなずける。

 また、ゆのっちは風俗技全般にも長けており、とくにソープテクニックは神界随一である。男性をとろけさせる特殊な石けんで全身を泡立て、前立腺や尿道の奥まで徹底的に洗い上げてくれる。ほんの数秒できれいさっぱり、身体の中のすべての虫まで掻き出されてしまうだろう。この石けんは女神様の攻撃力を倍以上に跳ね上げるので注意が必要だ。

 極めつけは、ゆのっちが得意とする風呂技の中でももっともパワーを使って繰り出される大技、「ゆのさまスペシャル」だ。一定ターンの間、数十人に分身し、泡まみれになってあらゆる技を駆使しつつ勇者一人に集団で群がるのである。その頃には勇者といえども徹底的に弱体化されているので、ゆのさまスペシャルを身に受けた場合、徹底的に精を放ちきってしまうことになる。絶命はいうまでもなく、魂まで永遠に射精の瞬間のみを味わい続け、女神の庇護のもと絶頂だけをし続ける“永遠の囚われ人”になること必至である。

 中高生くらいの若い肢体で神性と石けんを身につけた若娘の極上風俗技を、数十人の集団から一斉に受ければ、大魔王をも駆除できる勇者も撃沈してしまうのだ。これほどの大技が出る女神は、神界でもまれである。

 これほどの相手であるため、プチボスどころかラスボスでもいいだろう。倒すのは至難の業だ。

 弱体化しても耐えきれるほどのレベルがまずは欠かせない。勇者クラスになっているのはもちろんのこと、回復、状態異常回避などは常に発動できるようにしなければならない。それでも弱体化は避けきれず、長期戦になればなるほど不利になっていくだろう。そしてこれほどの相手であれば、短期決戦はあり得ないので、はじめから苦戦することは覚悟しなければならない。戦いの直前でセーブして、何度も失敗しながら挑むような相手である。

 女性性の体現であり、女神の中でも最高峰の相手であるため、簡単には絶頂してくれない。精力も神レベル、ガードも固い。それでも、勇者のイチモツを信じて、若いつぼみの狭さに耐えながら腰の一振り一振りに命をかけてしのぎを削り合うほかはないだろう。何度もチャレンジし、長時間戦い抜いて、最後に勝利を掴み取ったとき、その感動もひとしおである。長い戦いに終止符が打たれた瞬間なのだから。

 包み込む快楽と風俗技、弱体化を克服した勇者こそ、真の王者の称号にふさわしい。




 

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