性霊【せいれい】 nm

  種 族:ゴースト
  レベル:C〜A
  得意技:憑依、理想化、金縛り、部位攻撃/全属性対応


 性的に満たされずに若くして死んで行った怨念は、死後、霊として成仏できずに現世を彷徨う事になる。それが色情霊・性霊だ。性霊のみを扱った怪談本もいくつかあるが、そこに登場する大半は男性の色情霊だ。ごくまれにしか女性霊は登場しない。まあこれが現実だろう。女性は生きている内に性的に満たされないなどという事はめったになく、満たされずに想いを残して死んで行くのはほとんど男ばっかりだ。メスにありつけずに死んで行くオスが大量発生というのは自然界の厳しい掟。カエルだろうがネコだろうがヒトだろうが事情はまったく変わらないという訳だ。その為色情霊といえば男性霊と言うのがお決まりのパターンとなる。怪談本はそうした現実を反映したものと言える(それだけに女性霊は珍しいので重宝されて掲載されているのだろう)。
 
 それにも拘らず、セックスバトルRPGの世界では、現実の状況を一切無視して、登場する性霊は全員女性霊、その数も半端ではない。設定次第では随所に登場するが、多くはオカルト系のステージにあらわれる強敵だ。
 
 多くの場合性霊は芳香と共に姿を現し男を誘うが、それ以外でも人間とまったく同じように行動して幽霊と気付かれない場合もある。しかし交わってみれば人間を超えた実力に多くの冒険者が驚かされる事になる。ほとんどの場合全身が甘美な感覚に包まれて瞬殺の憂き目に遭う。
 
 また、霊は人間の脳に直接作用する事ができるので、射精を命令する視床下部を簡単に刺激する事ができる。こうして性霊は冒険者にとって一番萌える状態で出て来る上、霊の種類も千差万別、集団の事も多く、つまり全属性対応となる。脳に作用するので金縛り攻撃も得意で、動けない冒険者を一方的に搾り取る。
 
 最大の技が憑依攻撃、いつでもどこでもついて来て快感攻撃を繰り出す。性霊に取り憑かれると他の敵と戦っている時でもお構いなしに加勢してしまう為、日に日に衰弱し簡単に射精してしまうに違いない。
 
 また、自分の特異な体のパーツを強調し、たとえば胸だけを出現させるという事もできる。数体の性霊が襲い掛かって来た時はこの技が大ダメージになる。沢山のおっぱいや腰周りや手が効率的に冒険者に張り付くし、女性器部分だけを出現させた数体の色情霊が重なり合って一度に複数の挿入攻撃ができたりする。性霊との戦闘は熾烈を極めるだろう。
 
 理想化した姿と攻撃を繰り出すので簡単に魅了されてしまうし、霊力に応じて冒険者の脳を支配するので、男の側も簡単に感じてしまう。反撃をしようとしても霊力の高い性霊の場合はすり抜けてしまう事もある。
 
 彼女達は生前の欲求不満が爆発しているので、並大抵の事では満足しない。欲求不満の塊なので精力もかなり高い。性霊になりたてなら中堅冒険者にも倒せるが、時間が経てばそれだけ霊力も欲求も増し強力化する。そうなると高いレベルがなければ太刀打ちできないだろう。
 
 通常の性霊であればガンガン悦ばせて生前の想いを満たしてあげれば成仏してくれる。それが色情霊にとって最大の除霊となるだろう。また霊力の高い冒険者なら直接霊気をぶつけて除霊という荒っぽい攻撃も可能だ。その際にも霊力を快感に変えてあげるのがよい。性的満足のみが性霊を昇天させるのだから。
 
 憑依された状態の場合は相当高い霊力がないと除霊できないので、除霊屋に頼むとか、自分で解くにも高いレベルと霊力に自信がある人に限られるだろう。が、ほって置くとどんどん弱体化してしまうので一刻も早く除霊しないといけない。
 
 尚、性霊の中には強力な魔力を手に入れて怪物になっているものもいる。そうなるともはやゴーストと言うよりは魔族の仲間入りとなる。このような性霊相手に通常のゴースト相手のような対応は不適切だ。やはり「別の敵」と考えて本腰を入れるしかない。
 
 また、こうした性霊を専門に除霊する集団もいて、そういう組織に所属する冒険者は精霊達と戦うステージが用意される事になる。かれらは魔物化した色情霊まで相手にしなければならないので、高度な霊力を持っているか性力を持っていないとやっていけない。
 


精霊界の住人【せいれいかいのじゅうにん】


ニンフ
 


セイレーン【せいれえん】

  種 族:キマイラ
  レベル:C
  得意技:魅了の歌、幻影、水上ファック/おっぱい星人、美声


 上半身が美女、下半身が海鳥の化け物。ハーピーと違って空は飛べないし部位が違うので区別され、またマーメイドと違って下半身が魚でもないのでこれとも区別される。島や海に生息し、近くを船が通りかかると魅惑の歌を歌って男達を惑わし食料にする。その魔性の歌声に抗える男はおらず、聞けば必ず魅了されてセイレーンの元に吸い寄せられ、その豊かな乳房に抱きしめられてしまうという。そしてそのまま「いただきまーす♪」である。
 
 また、人間と同じ下半身に姿を変えた幻影を船に飛ばす事もでき、そうなると裸の美女が海からどんどん上がって来るように見えるから歌の魅力と女体の視覚攻撃ですべての男はノックダウンという訳である。
 
 セイレーンの誘惑に負けない為には体を縛り付けて吸い寄せられないようにする方法や強靭な精神力で誘惑されながらギリギリの覚醒状態の内に敵を倒す方法しかない。あるいは神の力が宿る楽器で撃退すると言う手もある。
 
 が、そんな立派な竪琴はオルフェウス位しか持っていないし、耳栓などと言う小賢しい手を使っても目の前の美女軍団に対しては焼け石に水のようなもの。ここはやはりセイレーン達を満足させまくって活路を開くしかないのである。
 
 セイレーンと戦おうとする冒険者はまず魅了の歌声に晒される。その歌声には魔力が込められ、マーメイドと同じように冒険者は魅了され、つい引き寄せられてしまう。が、ここで完全に心を奪われては未来はない。魅了と覚醒の狭間で何とか自分を保ち続ける精神力がカギだ。魅了されたままではセイレーンの求めるまま精を提供しておしまいである。
 
 特に水周りや海のステージに登場するセイレーンは、その歌声と上半身で冒険者をたぶらかし、さらに幻影を飛ばして女の色香に包み込む。誘い込まれた冒険者は水の中に引き込まれ、泳ぎながら結合する水上ファックで極限まで高められる。最後は自慢のパイズリでフィニッシュが常套手段。複数相手の場合は魅了の歌声が絶えず響き渡りしっかり魅了サポートする。
 
 セイレーンに対処するにはまず魅了攻撃を跳ね除けないといけない。強力な魔法なら永遠に魅了されっ放しになるが、セイレーンだったら一定時間で魅了が解ける。が、その代わり歌が媒体になるので次から次へと魅了の歌声が見舞われてすぐに魅了状態に戻される。
 
 そこで覚醒した短い時間を大切に使ってセイレーンに対抗するしかない。歌声と幻影に強い精神で抗い、また水の上ではセイレーンに有利になってしまうので何とか自分のペースに持ち込んで攻略するのがいいだろう。胸への愛撫も効果的だ。
 


セーラー【せえらあ】 nm

  種 族:人間
  レベル:E
  得意技:スマタ等足関係、レズプレイ/ショタ、思春期、妹、足フェチ、お尻、集団、イメクラ


 セーラー服に身を包んだピチピチギャル。女子高生の仲間ではあるが、本物だけでなくコスプレ娘も混ざっている。が、年が行ってからセーラー服を着るとイロイロ不都合があるらしく(かつて女教師が仮想リレーで学生時代のセーラー服を着たら婦警さんにタイホするーと言われた)、おおむね若い女の子達である。足は太め、お尻もむっちり。スレンダー好きにとっては下半身デブかも知れないがぷにぷに大好き冒険者にとってはたまらない相手だろう。
 
 制服大好き人間な冒険者はまずさまざまな格好のセーラー達に魅了されてしまう。女学生の制服も種類が多く、特に私立辺りでは中々カワイラシイ物も多い。そんないくつもの制服がごたまぜで集団で襲って来れば「さまざまな学校の生徒が一度にお相手」というシチュを楽しめる。
 
 こうした視覚に訴える作戦がセーラーの持ち味の一つではあるが、冒険者がそれを乗り越えると今度は自慢のシコシコ太ももが襲い掛かる。股こすりやスマタ等足を駆使した技に翻弄されてしまう。女の子の若々しい足がたまらないという足フェチな冒険者はセーラーに苦戦してしまうだろう。
 
 彼女達のイメクラ攻撃はそれに留まらず、冒険者を女の子に見立てて擬似レズプレイなんて戦法を採る事もある。あたかも女同士で絡み合っているというシチュを作り出して迫って来るのである。
 
 ここで冒険者がネコになればどうしても受身がちになりセーラーに一方的に攻撃されてしまうしタチになっても妹チックなイタズラ娘に翻弄されてしまう。冒険者がどっちに回ってもセーラーに有利に話が組まれてしまう。彼女達は女学生の良さを教える為なら非常にうまく立ち回るしたたかさを持っているのだ。
 
 彼女達の若々しい足を克服し、できればイメクラな世界にのめり込まない事が勝利へのカギとなる。制服大好きな冒険者なら特にセーラーは厄介に映るので、いち早く裸にひん剥いてしまおう。間違っても制服のままで交尾なんてやると鬼に金棒を持たせるようなものである。制服を脱げば普通の女の子なので、活路を見出すのもそれ程大変ではないと言える。
 


瀬女【せおんな】

  種 族:妖怪
  レベル:D
  得意技:子供化/姉、ショタ

 生まれつき子供のできない女性の怨念が、生き霊となって川に現れたとされる妖怪。川の上にたたずみ、人を驚かせるという。

 それ以上には何もしてこない妖怪ではあるが、彼女自身は、子供がいないことの悲しみに引き裂かれる思いでいるので、かなり苦しんでいると言える。既婚者もいれば未婚者も会って、その身体が子供を産めないと知った絶望が霊魂となって川に集まり、実体化して、瀬女になるのだ。あるいはむしろ、人を驚かせ恐れさせる以上に何もできないもどかしさが、彼女を苛み続けているのかもしれない。

 セックスバトルRPGの世界では、瀬女は初級から中級のステージに登場する。彼女は男性との成功を望みながらも、どこかで子をなしえない身体であることに引け目を感じており、その戦闘も消極的である。

 自分から積極的に仕掛けてくることは少なく、冒険者側の攻撃にわずかに感じるだけで、後はじっとたたずんで様子を見ている。上級冒険者なら、その段階で瀬女を瞬殺できるが、そうでない男たちが相手となるため、瀬女との攻防はわずかな精力の削りあいとなるのである。

 ただし、時として彼女は、妖力のほとんどを用いて子供化の呪いをかけることがある。

 これは、冒険者を10歳以下の子供に変えてしまう呪いであり、戦闘が終わるまでは決して呪いを解くことができない、恐るべきものである。

 中級冒険者であっても、時に瀬女に苦戦するのは、彼女がこの大呪法を用いるためである。

 記憶は残っているものの、身体は完全に幼少時のままになる。包茎で、まったく使われていない肌色の小さなイチモツになってしまい、攻撃力防御力精力ともに地に落ちてしまうのである。女性に触れられたこともない、その柔らかい手で握られたり刺激されたりという経験がない、小さな肉体に、いきなり大人のオソソが容赦なく襲いかかってくるのだ。

 性的な刺激に耐性のない身体に戻された冒険者は、瀬女の手、舌、生足、胸、そして性器に対する耐久性をまるで持たない。記憶はあるので、いつもどおり、慣れているはずの女手やフェラチオや本番挿入に、思った以上の大快感を味わってしまい、そのまま小さなイチモツがぴくぴく律動、初めての絶頂感覚を思い知らされることとなってしまうのである。

 瀬女は子供が欲しいという強い怨念の固まりであり、それが冒険者を小さな男の子に仕立て上げてしまう。結果、コドモの身体を愛する瀬女の攻撃に、通常の数倍以上のダメージを受け続けてしまうこととなるのである。

 女の太ももにこすられたこともない少年の足が大人の生足の餌食になり、小さな上半身はすべすべの大きな女手が這い回る。そして、セックスをまったく知らない肉体に大人の熟練オソソが一気に覆い被さり、小さなイチモツが大人の女性器の餌食となってズリュズリュしごかれまくってしまう。

 よほどレベルが高い状態で子供化し、弱体化したといえども、なんとか初級冒険者並みの実力に抑えることまでできていなければ、瀬女に太刀打ちできないだろう。射精すらできず、ただ絶頂の脈打ちだけが襲いかかるほどの年端も行かぬ少年は、大人の女性の快感攻撃にどうすることもできず、下半身の強烈なくすぐったさに酔いしれて、いつまでも律動をくり返してしまうことになるのだ。

 瀬女の実力といえば、実のところたいしたことはなく、人間の女性とほぼ変わらない。ただ、その消極性がガードの堅さとなり、中級冒険者の快感攻撃をもってしても、少量のダメージしか与えられない。そのため、登場するステージも初級より中級に近いというわけである。そして極めつけが、この子供化の呪法であって、これにはまった冒険者たちは、年上のレディのオソソに感極まり、不慣れで肌色のイチモツを何度もイかされつつ、精液がまだ生産されない年齢のために、ただひたすら脈だけを打って強い快楽に包まれ続けることとなるのである。

 やはり、瀬女に子供化されていても、それでもまともに攻防できるほどには、ひたすらレベルを高め続けておくことが一番だ。すべてが弱体化しても、テクニックや思考能力は衰えるわけでもないので、また、子供化したとたんに瀬女は積極的に身体を開いてくるので、コドモのまま立ち向かい、瀬女をイかせてしまうべきである。

 このレベルのステージでは、瀬女の呪いをはじき返すアイテムは手に入らないだろう。魔法で解呪できるほどのレベルがあれば、そもそも子供化される前に瀬女を倒せる。したがって、子供化しても勝てるだけの、元々の実力が要求されるというわけだ。

 この先、冒険者をかように弱体化させてくる敵など、いくらでも出てくるのだ。それでも負けないという強さが、この戦いでは要求されるのである。快感の道は過酷だ。


石像【せきぞう】 nm

  種 族:魔法媒体
  レベル:D
  得意技:バイブ攻撃/おもちゃ


 白塗りの等身大石像。もちろん裸婦像だ。魔法の力によって動く事ができ、(口は動かないものの)言葉も話せる。魔法媒体として戦闘可能だが、トラップという意味合いも大きい。
 
 石像は各ステージの随所に置かれ、冒険者が通りかかると動き出して襲い掛かる仕組みとなっている。自ら意志を持つ事が多く、男性が近付くと眠りから覚め、スベスベの体で抱きついて来る。
 
 体は硬いが、アソコは挿入可能。石像に捕らえられた冒険者はがっしり抱き締められて強烈なバイブ機能に晒される事になる。冷たくスベスベの体も心地よい。締め付けと振動がひっきりなしに、しかも変化をつけて冒険者を悦ばせる。おもちゃに弱い冒険者では耐え切れずに美しい石像を硬く抱き締めたまま満足の汁を発射してしまうだろう。
 
 石像はまた、時々門番としての役割も持っており、ステージの次の段階や重要な場所の入り口で待ち構えている。さらに敵だと思わず何気なく通り過ぎたら襲われる事もあり、この魔法媒体はトラップとして設置される事もある。
 
 その場合でもやはり冒険者は石像を倒して先に進む事になる。場合によっては石像を倒す事が扉を開くカギとなっている事もあるので弱腰で逃げてばかりはいられないのだ。あえて石像の挑戦を受け、その甘美な感触に耐え続けるしかない。
 
 石像の魔力が尽きれば自動的に解放される。抱き合うと結合が始まり、その瞬間から石像は魔力を消費して行く。石像に注入された魔力によって長さは違うものの、いずれも一定時間が経てば魔力が尽きて崩壊するようになっている。
 
 石像には性感帯はなく責めてもダメージは与えられない。必死で耐え抜き時間が過ぎるのを待つのが、石像に対する唯一の対処法なのである。上のステージになる程登場する石像の魔力は多くなり、冒険者が耐えなければならない時間も長くなる。
 
 場合によっては先に進む為の「テスト」のような意味合いもあり、また石像を作った魔物のレベルによってはもっと強力な攻撃を繰り出す事もある。それでもみずからの精力と防御力をフル稼働させ、石像が崩れるまで耐え抜く以外に冒険者が活路を開く事はできない。
 


関の寒戸【せきのさぶと】

  種 族:妖怪
  レベル:D
  得意技:神通力/思春期

 越後地方に出没したとされる妖怪狸。美少女に化けては、夜道を通る男をだまし、精を奪い続けていたという。

 伝説としては、ごくありきたりな化け狸の妖怪であるが、セックスバトルRPGの世界では、初級冒険者を次々とたらし込む天才であり、たかが狸妖怪と侮っていると、実にあっさりと敗北してしまう相手だ。

 それというのも、関の寒戸には大量の神通力が宿されており、妖怪としての位も実は高い存在なのである。普通の妖怪にはそれなりの妖力妖気が備わっているが、彼女に関しては、妖気ではなく神通力であり、存在としても神に近いのである。

 だが、単純に男をだましては精を奪うしか能のない妖怪のため、あふれる神通力の使い方を知らず、本来なら数々の天女技を駆使してもおかしくないのに、ほとんど使用されることがない。宝の持ち腐れ、とても残念な妖怪である。

 本能的に、神通力を流し込んで感じやすくする、神通力で防御・回復することができるので、全般的に強化されている。こちらの攻撃にかなり悦んでいるはずなのに、なかなか絶頂してくれず、そうこうしているうちにいつの間にか、こちらが感極まってしまい、あえなく敗北というパターンだ。

 神通力をわずかに使用する以外、特殊な攻撃は仕掛けてこないものの、単純な攻防だけであまたの冒険者を射精に導く、地味に強い敵である。彼女を克服するために、一定のレベルは要求されることだろう。

 多くの場合、関の寒戸は、単独で敵キャラで出てくるというより、より高次の存在、魔族に利用されるという形で登場する。使い道のない神通力を悪用できないかと、魔の者どもは考えているのである。奴らの犠牲になる前に、イかせて倒してしまう方が、彼女たちにとっては幸せとさえ言えることだろう。


石妖【せきよう】

  種 族:妖怪
  レベル:E
  得意技:マッサージ、睡眠按摩/手

 石工たちに恐れられていた妖怪で、仕事中に現れ、疲れているだろうからと、全身を心地よくマッサージしてくれる。そのあまりの心地よさに眠ってしまい、完全に脱力したところで、「ココも揉みますね♪」と、大切なところを按摩され、精を奪われてしまうのである。

 SBRPGの世界では、初級のステージに登場。山の中に姿を現すことが多い。

 石工に限らず、冒険者を見ればたちどころに襲ってくる低級妖怪である。

 石妖の得意技は、そのマッサージ術である。妖力を込めて冒険者の全身を愛撫し、もみほぐすと、そこが脱力してしまい、心も安心しきってしまう。そこへ女手のやわらかいしごき攻撃が容赦なくお見舞いされるというわけ。

 さらに、全身を素早く撫でさすりながら大事なところをちょみちょみっと揉んであげると、あまりの心地よさに冒険者は眠りに落ちてしまう。その間にも、女手の攻撃は続き、ついには眠りながら射精してしまうのだ。

 石妖は、実は弱い。

 愛撫反撃や、本番挿入には弱く、初級冒険者でも普通に倒すことができる相手だ。その女手に魔力がこもっているだけなのである。

 彼女が威力を発揮するのは、単独での出現というよりは、グループの中に混ざっている場合である。他の女敵たちに混じって石妖がいる場合、石妖のマッサージ攻撃で脱力している間に、他の女が挿入攻撃などを仕掛けてきて、防御できずに大ダメージを受けてしまう。また、睡眠攻撃で眠っている間に、集団でよってたかってイチモツを一方的にかわいがり、射精に至らしめることも多い。

 だから、グループの中に石妖がいた場合、その補助攻撃がやっかいなので、真っ先に狙い撃ちして、彼女から倒さなければならない。それがちゃんとできれば、グループ戦で石妖が脅威になることはないだろう。

 単独の敵が複数人出てくるという「集団戦」と、集団戦の中でも何種類もの女敵が混じって登場する「グループ戦」というものがある。グループ戦では、効率よく冒険者をイかせるためにおあつらえ向きの敵の組み合わせになっていることも多いので、倒す順番や、防御の仕方などに工夫が必要なのだ。石妖はそのいい例ということで、初級冒険者によい学習の機会を与えることだろう。


セクシートング【せくしいとんぐ】

  種 族:キマイラ・トラップ
  レベル:E
  得意技:舐めまわす/フェラ、集団


 女の舌だけの存在。常に大勢で行動し、冒険者を見つけるとぺちょぺちょ音を立てながら飛び跳ねて近付いて来る。数百体も纏まるとドドドドっと波打ちながら襲って来るのでナカナカ不気味だ。そのまま敵として登場する他、スイッチを踏むと天井から大量に降って来たりするトラップの役割も持っている。
 
 モンスタータイプとしてはかなり初期の段階で登場するコミカルでグロテスクな相手だ。セクシートングはそのまま舌なので、もちろん攻撃は舐める事だけだ。彼女達(?)は冒険者に集団で飛び付くと全身を満遍なく舐めまわす。絶えず粘液を舌全体に滴らせているから、冒険者もどんどん感度がよくなってしまう。
 
 特に冒険者の股間やお尻の穴は数十もの舌で埋め尽くされて真っ赤になってしまう。舌のテクニックも相当なもので絶妙なピンポイントを的確に責めまくる。乳首も背中もくすぐったい舌先に舐られ、耳の穴まで容赦なくかわいがられる。フェラ属性な冒険者ならあっという間に全身真っ赤に群がられて交代ディープキスを味わいながら発射となるだろう。
 
 女の舌のやわらかさとぬくもり、そしていやらしく蠢いて感じる所を正確に責める連携のよさ、滴る粘液、何より一匹ではなく数十から数百の大連隊なのが、セクシートングの魅力となるだろう。が、所謂フェラチオと違うのは責める動きが舌だけに限定され、唇での扱きや内頬、吸引の良さなんかは味わえない。それでも大勢の舌に包み込まれるので「舌の塊に締め付けられる」特別な快感を味わう事ができ、口がない分のフォローは十分できてると言えるだろう。
 
 舌を一本一本悠長に責めていたのでは間に合わない。これだけ大勢の舌を統率しているリーダートングが必ずいるので、そいつを捜して捕まえ、もにゅもにゅ手で揉んであげよう。長く尖った魔性の舌が一本混じっているのでそいつがボスだ。例えリーダーでも揉みしだけば思ったより簡単に果ててくれる、つまり弱い。
 
 リーダーを倒すと統率が取れなくなり、セクシートング達はばらばらになってしまう。秩序を取り戻す為に舌達はすぐに新たなリーダーを決め始め、リーダーになった舌は魔力を集めて長く伸びる事になる。
 
 しかし彼女達が新しいリーダーを選出する際に、セクシートング達は立候補届出、公示、選挙運動、政見放送を経て投票という手続きを経なければならない。何だか知らないが「ベロ63号です、ベロ63号、ベロ63号です!どうかみなさまの清き一票を!」とか「ベロ142号です、最後のお願いに参りました!私が当選した暁には…」なんてやってる。媚びた口調がうざったい。もちろん全員がそうとも限らず中には自分に対立する候補者を地獄の火の中に投げ込むとか言っちゃうベロもいたりする。
 
 こんな状態なのでリーダーはすんなりは決まらず、暫く時間が掛かる。ひとたびリーダーを倒してしまえば体制を立て直すまで時間が掛かるので、その間に冒険者はその場から立ち去ればよい。彼女達のこうした習性と弱点さえ知っていれば大した相手ではない。
 


ゼノビア【ぜのびあ】

妖狐
 


セレーナ【せれえな】

  種 族:魔族
  レベル:D
  得意技:しがみつき、波打つ締めつけ、精気吸収、体力吸収/思春期、しっとり癒し、密着


 ひじょうに美しい少女の姿をした魔族。上半身は裸の若い娘で、下半身が魚になっている。貧乳。何を想うか、彼女はいつも水辺に座ってサラサラの髪を櫛で梳かしている。男性がその姿を見るだけで体力を奪われ、また彼女に見つけられるとかわいらしく微笑んで誘われ、吸い寄せられてしまう。しかし彼女と交わると精気を吸い取られ、寿命が縮んでしまう。

 セイレーンニクシーマーメイドと似ているが、セレーナは歌が下手だし(ジャ●アン並)、ニクシーと違って単独行動である。また、マーメイドと違って下半身が魚のクセに泳ぎが下手で、しょっちゅう川や湖から海へともがき、沖までどんどん流されておぼれている。ちょっとアホっぽい女の子である。

 セレーナは漁師たちの天敵とも言うべきで、彼女がいると魚が逃げてしまって漁はできず(どうも魔力を帯びた尾びれを、クセでべちべち水辺に叩きつけていて、お魚さんがびっくりしてしまうらしい)、それどころか、おぼれかけの彼女を網ですくってしまおうものなら「お礼♪」といって全員をカラになるまで射精させてしまう。もちろん寿命は縮みまくり、数日のうちに力尽きてしまうことになる。

 セレーナは水辺ステージに登場する雑魚キャラだが、腐っても魔族、なかなかの強さがある。その上半身はつねにみずみずしく、冒険者を見つけると自慢の上半身で抱きつきしがみついてきて、耳元でセックスを求める。甘えた年頃の娘の誘惑には抗えず、不利な状態のまま戦闘開始となる。

 貧乳なのでパイズリ攻撃は得意としないが、がんばってスリスリしてくることはある。フェラはヘタ。手コキもぎこちない。つまり上半身技はさほど得意ではないということだ。それでも彼女の魔性の肌触りは、冒険者の上半身からどんどん精力を削り取る力があるので侮れない。彼女と抱き合っている間中、冒険者は自動的にわずかずつ精力を消費する。その体が心地いいというだけでなく、彼女の魔力がジワジワと冒険者の体細胞を刺激しているのである。長く抱き合っていれば勝手に発射してしまいかねない。

 また、彼女の姿に見とれ、快感を感じている間中、自動的に体力が奪われてしまう。これもセックスのほかに魔力が働いている。挿入時はこの吸収が激しくなる。オソソの攻撃以外に自動的な精力・体力吸収が冒険者をひっきりなしに疲労させることになる。これがセレーナによって寿命が縮むメカニズムだ。

 また、魔性のオソソにも注意が必要で、根元から先端にいたるまで筒が波のように蠕動し、高速で蠕動し続けている。イチモツを出し入れしていなくても強い波打つ締めつけにひっきりなしに悦ばされ、魔族に慣れていない冒険者では耐え切れずにスベスベの上半身にしがみついて残りの寿命を彼女に提供してしまうことになる。

 セレーナと戦闘中はひっきりなしに精力と体力を吸い取られてしまうので、長期戦は禁物だ。といっても、ターンごとに吸収される量は毒ダメージ程度の微々たるものではある。ただ、体力が奪われるということは、激しい体位や愛撫攻撃が使えなくなるということであるから、戦闘が長引けばかなり不利となるので注意。

 彼女にしがみついて若い娘の魅力を上半身で満喫したら、早い段階で挿入に持ち込んで一気に敵精力を削ろう。魔族のなかでは弱い方なので、初級冒険者にとっていい修行相手とも言える。

 セレーナはもともと人間の娘で、罪を犯して水におぼれ、半身魚人となった魔族である。だから、冒険者に自信がなくどうしても戦闘を避けたいなら、彼女と戦う前に水の中に落としてしまえば逃げられる。彼女は泳げないのでそのまま海まで流されてしまう。かなり鬼畜な戦線離脱法なので、多用すると相当恨まれることになる。まちがっても流されているセレーナを追いかけ、助けて助けてと言ってるのに指差して笑い、遠くまでおぼれ流されるサマを見送ったりしてはならない。絶対報復されるから。
 


仙女【せんにょ】

  種 族:超人
  レベル:D
  得意技:あわおどり、癒し、回復、まれに精霊界めぐり/ショタ、姉、処女、おっぱい星人、集団、しっとり癒し、密着


 仙人の女版。天女にも似ているが、天女は人間ではないが仙女は修行によって神通力を獲得したという違いがある。男の仙人は容姿にこだわらない為か、はたまたそういう容姿でハクを付けたいのか、大抵長い白ひげの老人の姿だが、仙女は容姿が気になるので若い美女の姿になっている。神通力が彼女の肉体を若々しく保ち続け、そのまま不老不死になっているのである。
 
 白いローブか羽衣に身を包み、山やその上の世界で優雅に暮らしている。厳しい修行の末永遠の命と超能力を獲得したので、あまり下界には興味がなく、静かにゆっくり流れる時を楽しんでいる。ただし時々は里の男性が恋しくなり、婿を求めて降りてくる事があると言う。さらに部類の風呂好きでも有名。これは修行期間中唯一気が休まるのが入浴時だったという事に由来し、仙女専用の温泉まであったとか。
 
 彼女達は聖なるステージに登場する事が多い。また童貞好きでも知られ、下界に童貞狩りに赴く事もしばしばである。それというのもウワサでは一定年齢まで童貞でい続けた男は魔法使いになれるので、仙女達はかれらの童貞を奪って魔法使いが徒に増加するのを防いでいるらしいのだ。なぜか童貞狩りに赴く仙女達はチャイナドレスに身を包む事が多い。
 
 ともあれSBRPGに出て来る仙女はソープテクニックも心得ており、特にあわおどりは流石天上の快楽である。特殊な天界の石鹸と吸い付くような肌でグニグニ全身を駆使して冒険者を悦ばせる。修行によって肌のきめの細かさも男の性感を引き出すテクニックも相当のものとなっている。例え挿入していなくてもその肌触りだけで男達を昇天させる事は、厳しい修行を乗り越えて来た彼女達には朝飯前の事なんである。
 
 近くに浴槽がある場合さらに仙女の攻撃力は増すであろう。仙術で浴槽をいつでもヌルヌルローションに変える事もできるし、フロこそが彼女達の本領を発揮できる舞台なのだから。並の冒険者では丁度よい湯加減の中で浴槽内で結合して桜色の女体に包み込まれたままゲームオーバーとなる。
 
 また彼女達の仙術は癒しパワーを得意とし男の脱力と安心感を誘い弱体化させる他、自分の精力を一定程度回復させる事もできる。攻撃だけでなく防御にも回復にも造詣が深いのである。戦闘が長引けば、彼女達の仙術で仙女はどんどん強力になり、対して冒険者はどんどん弱体化する。おまけに回復技まで使って来る。初級の冒険者にとってはかなりの強敵となるだろう。
 
 彼女達は集団で行動している事も多い。共に苦行を乗り越えた仲間だから仲もよい。只でさえ強力な仙女達が集団となってお互いに助け合いながら冒険者の精を奪おうと迫って来るのである。もちろん集団あわおどりに晒されたり大勢いる”女湯”に入らされたりして興奮度も倍増だ。
 
 仙女はごくまれに精霊界めぐりを繰り出す事もある。精霊界の住人達によってたかって集中的に責められる快感の坩堝に相手を送りつける大技だ。が、この技は人間業ではなく、強力な分だけ消費MPも高いし成功しにくい。失敗すれば自分が巻き込まれてしまう恐れもある。こんな大技を人間の分際で仕掛けた方も只では済まない捨て身の攻撃だ。
 
 彼女達は一定ターンごとに回復してしまうので、それが追い付かない程激しく責め、彼女の癒しと石鹸攻撃に耐え抜けば活路が開ける。一見神々しく人間離れした超人であるが元々は普通の人間、ごまかされる事なくしっかり戦うべし。
 


専門学校生【せんもんがっこうせい】


裸の未成年
 




 

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