バスケ少女1−1


 階段を上る。

 「ぅわ!」

 下の階までとかなり装いが違ったのでびっくりした。下の階は狭い通路状になっていて、赤い絨毯が敷き詰められているんだけど、この階の床はなんか固い。しかも道が結構広い。

 これは…そうだ、かなり小さめの体育館と同じ感じだ。雰囲気は体育館そのものだ。大きさは普通の部屋位か。

 天井も結構広くて…あ、バスケットゴールまである。この塔にはこんな場所もあるんだなあ。

 まあいいや、この部屋には誰も居ないみたいだから、外へ出てみよう。奥の扉を開き、進んでみる。進んだ先はまた体育館。なるほど、この階はこういう体育館風の小さな部屋が沢山並んでできてるんだな。迷路である事には変わりなさそうだ。

 それにしても、こんな所でエッチな勝負とかするのかな。だとすると相手は誰だろう…?

 次の部屋に入る。

 ダム。ダム。ダム。ばさっ!

 この部屋には人がいた。バスケットボールをドリブルし、またゴールに入れている。バスケの練習をしているみたいだ。うんうん、邪魔しちゃ悪いよな。とっとと逃げ…部屋を出よう。

 「どこへ行くの?」

 バスケットをしている少女が声をかけて来る。やっぱり逃げられる訳ないよなあ。

 「いやぁ。練習の邪魔しちゃ悪いかなって思って。」「逃げる方がよっぽど悪いよ。」「そういうもんですか。」「うん。」「分かりました。んじゃ、練習がんばって下さいね。」

 僕は外に出ようと扉に手をかける。

 「待てっつーの!」どかっ!「ぐあ!」

 茶色くて硬いボールが僕の背中を直撃する。裸だからめっぽう痛い!

 「何するんだ!痛いじゃんか!」「逃げようとするからでしょ!」「だって…。やっぱり勝負しなきゃダメ?」「だめ。」「でもさあ、ココ体育館だよね。」「うん。バスケット。」「…。いや、床固いじゃん。ってかこんな状況でする訳?」「うん。」「遠慮できない?」「またボールぶつけられたい訳?」「それめっちゃ痛いんですけど。」

 キュッキュッと上履きの音を立てながらバスケ少女が近づいて来る。片手にあの巨大なボールを持ちながら。なんか怖いんだよなあ、あのバスケボールってヤツ。茶色い癖にやたらでかいし。よく見るとイボイボが付いてるし。

 「どぉぉ〜〜〜しても、ここでやるの?」「何かご不満でも?」「いや、体育館の床ってなんか苦手。下手にすべるとヒザがテカテカしてめっちゃ痛いし。」「?」「いや、こっちの事でっす。」

 「分かったわ。じゃあこうしましょう。私とバスケットして、あなたが勝ったら見逃してあげる。」「…思いっきり不利な気が…」「ハイハイつべこべ言わない!」「…」

 なんだか分からない内に僕と少女はバスケで勝負する事になった。

 「さあ、私からボールを奪ってごらん。」ドリブルをして突進して来る。

 それに裸で立ち向かう僕。…何やってんだろ。

 僕は彼女のボールを伸ばそうと手を伸ばすが、バスケ少女は巧みにボールを上にやったりする。僕も相手もジャンプして接戦。すれ違いざま女の子の汗の芳香が漂う。しかし彼女の方が上手で、ジャンプと共にボールをほうり、僕を通り越して行った。そのままあっという間にゴールを決められる。

 また彼女はドリブルしながら僕の方に突進して来る。もう一勝負って所か。よし、今度こそ!

 僕がボールめがけて手を伸ばしたとたん、彼女はボールを大きく放り投げた。ボールは大きく弧を描いてスポッッと網に入ってしまった。

 「…すげえ。」「えっへん。」

 甘い香りが漂う。振り返るとボールを手放したバスケ少女が間近に来ていた。

 「あっ。」

 状況を飲み込む前に、バスケ少女は僕の首を抱き締めた。

 「うふふ。捕まえた。」「しまった」「さあ、別の勝負本番勝負しよ♪」

 僕は体勢を整える為に一度彼女から離れる。バスケ少女はジャージを脱いだ。

 ジャージの下はかなり無防備だ。下は股の短いぴっちりした半ズボンで、すらりと足が伸びている。上は、薄めの生地の小さなタンクトップだった。肩の所は紐のようになっていて、わきの下が良く露出されている。

 バスケ少女は僕と同じ位の背の高さ、あるいは僕よりもちょっと大きい位かな。全体的に華奢な感じを受けるがスポーツで鍛えた体がそれをカバーしてる。そしてさっぱりした顔立ちとショートヘア。かっこいい美少女って感じだ。

 何より目を引いたのは彼女がノーブラだった事だ。タンクトップの上部や左右から、谷間やふくらみがチラチラと見えている。結構エッチな格好だ。やっぱりこの塔の戦闘に叶っているという訳だな。

 「勝負するのに上履きも邪魔だね。」彼女は上履きと靴下を脱いだ。靴下を履いたまま体育館にいると滑る。

 「あのさぁ…。せめてこの床だけでも何とかなりませんか?」

 「バスケットボール敷き詰めた方がいい?」「絶対嫌です。もちっとやーらかい床の方がいいんですけど。これじゃあんまりだ。」「このままかバスケットボールのゴツゴツの上でやるか、二つに一つ!」「…このままでいいです(泣)。」

 やっぱりここの女はみんな変だ。

 「じゃ、始めよっ。せめて楽しもうよ。」「…。」なんだかなあ。

 とりあえず、自分も相手もその気にならないとな。こんな床じゃ雰囲気は出ないけど、逆に言えばその分僕が有利って事だ。

 二人は抱き合う。柔らかい感触が全身に広がる。僕は彼女の耳に軽く息を吹きかけてあげる。

 バスケ少女は後ろを向いて僕に寄り掛かって来た。僕は彼女の胸に手をやり、タンクトップの上から優しくさすったりしてあげる。「うん…いいよ。」彼女もそう悪くもないらしい。

 ゆっくりと、二人は腰を下ろす。僕が彼女の背中に張り付くような格好だ。二人ともぺたりと床にしりもちをついて足を投げ出す。

 僕は左手で胸を揉みながら、右手を半ズボンに伸ばす。上から指でなぞり、さすってダメージを与えようとした。

 「…。」所がバスケ少女はほとんど反応を示さない。これは…服の上からだからかな。ボタンをまさぐる。半ズボンを脱がせてしまおう。

 「なぁに、ここを触りたいの?いいけど、私あまりここは良くないのよね。」

 そう言って彼女は自分で半ズボンのボタンとチャックを外した。僕はすかさず手をパンツの中に入れ、茂みの奥をまさぐった。

 「…。」やっぱり彼女は感じていない。なるほど、感じやすいポイントは、オンナじゃないのか。別の場所という事か。それとも全般に感度が低いのかな。そうだとするとかなり手ごわい相手になりそうだが。

 一体どこが彼女の弱点なんだろう?

 僕は彼女の全身をまさぐってみた。胸はちょっと感じる。下半身はあまりよくないらしい。上半身で他に感じやすい所…。わき腹か。

 コチョコチョ

 「きゃーーー!くすぐらないでよ!」怒られました。

 「もしかして、私のウィークポイント探してるの?だったら教えてあげる。わきの下よ。」「…。そんなあっさりと情報教えてもいいのか?」「言ったでしょ、楽しみましょうって。」

 なるほど。それじゃあ、遠慮なく楽しませてあげようかな。

 僕は彼女の両わきの下を両手で掴んだり揉んだり、指先でさすったりした。

 「きゃはははは!あははは!やーめーてぇぇぇ!」

 コチョコチョコチョ

 「くすぐるなぁぁぁ!!」また怒られた。

 「…じゃあどうしろと?」「…こうするのよ!」

 くるりと彼女は僕の方を向き、一気に押し倒してきた。汗でちょっとぬめりを帯びたわきの下。汗臭さと共に奇妙なフェロモンが漂っている。その芳香にクラクラしてしまう。綺麗に腋毛も処理されていて、女性特有の柔らかさとスベスベ感を見せ付けられる。

 「結構女の子のわきの下って興奮するでしょ。タンクトップとか半袖とかでチラッと脇が見えたりすると嬉しいでしょ。」「まぁ、たしかに。」「今たっぷり見せてあげる。私のワキは綺麗でしょ?」「うん。」「ここがウィークポイントなのと同じく、ここが私のチャームポイントよ。」

 僕はじっくりバスケ少女のわきの下を見た。胸が丸見えじゃないけど、その分何か興奮して来る。まるで秘密の花園を垣間見ているような気分だ。

 「じゃあ、さっきの体勢に戻って。でも手でくすぐっちゃ嫌よ。ね、後ろから…お願い。」

 段々彼女の要求が分かって来た。バスケ少女は再び後ろを向いて座った。僕のペニスはさっきのわきの下で勃起していた。

 僕は立ち上がった。多分、ペニスをわきの下で擦るんだ。そうしないと彼女は感じてくれない。倒すにはそれしかないって訳だ。

 「…。」「どうしたのよ。」「いや、あの、高さが合わないっていうか…」

 僕が立ち上がると、ペニスは相手の頬辺りの位置に来る。これだとうまく行かない。

 「…(なるほど、その方が得ね)。…じゃあ、私がバスケットボールの上に座る。」取り出した大きいボールの上に彼女は座った。ボタンが外された半ズボンが邪魔になったのか、ズボンは脱いでしまった。パンツとタンクトップという組み合わせもなかなか淫靡だ。

 ともあれ高さは何とか調節できた。僕は右ななめ後ろから、ペニスを彼女のわきの下に入れた。そして前後にゆっくりと動かし始めた。棒の部分がワキをこすり、亀頭が横からおっぱいを刺激する攻撃だ。

 「ん…ん。」バスケ少女は感じ始めた。この作戦は成功だ。

 キュッ。「!」

 ペニスに柔らかい感触が包む。バスケ少女のわきの下のぬくもり、湿気、柔肉がペニスを締め付けている!しかもスベスベした二の腕が動かされ、更なる刺激になっている!彼女が感じると共に、この攻撃は諸刃だ。自分にもダメージが行く。

 挿入攻撃程ではないかも知れないが、それと同じように考えて置いた方が良さそうだ。

 彼女は両腕をきつく閉じて、ペニスをさらに圧迫する。そんな中を前後する為、結構きつい。でも彼女がこれで楽しんでるんだったら、この攻撃が一番有効だって事だ。

 バスケ少女はどんどん汗ばんで来る。わきの下のぬくもりと湿り気がさらに強くなる。これは早めに決着をつけないとこちらが不利になりそうだ。

 「じゃあ、もっと楽しみましょう。」バスケ少女は不意に右腕を持ち上げ、すかさず小さなスプレーで自分のわきの下をシュッと一吹き。「さ。続けよっ。」「ああ。」

 戦闘続行。また同じように彼女のわきの下にペニスを挟み込む。そして前後にリズミカルに腰を動かす。

 「むっ!」「さっきよりイイでしょ?」

 さっきまでのと感触が違う。柔らかさ、暖かさ、湿り気に加え、強い芳香とヌルヌル感が増していた。まるで本物のオンナに入れているような錯覚に陥りそうになる。

 「お前、一体何をした?!」「ヌルヌルスプレー。これをかけるとローションが一杯になるのよ。凄いでしょ。」

 ヤバイ、一気に不利になった。スムーズに出し入れされるペニスに纏わり付くローションが僕の性感をどんどん高めて行く。僕は思わず腰の動きを止めた。

 「…どうしたの?もしかしてさっきよりずっと気持ちよくなっちゃったの?」

 バスケ少女は腕を前後に激しく動かした!そのムニムニした感触がペニスに纏わり付き、こすり付け、包み込まれる!

 スプレー前の状態で互角だった。が、今はこちらが不利だ。相手はわきの下が感じる。だからワキへの攻撃を止める訳には行かない。さて、どうしたものか。
 

−選択肢−
バスケ少女1−2 このまま右側から出し入れする
バスケ少女1−3 左側に場所移動
バスケ少女1−4 様子を見る
 


メニューに戻る(ノーフレーム用)